JP3075817B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3075817B2
JP3075817B2 JP03358994A JP35899491A JP3075817B2 JP 3075817 B2 JP3075817 B2 JP 3075817B2 JP 03358994 A JP03358994 A JP 03358994A JP 35899491 A JP35899491 A JP 35899491A JP 3075817 B2 JP3075817 B2 JP 3075817B2
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聡 細田
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置において一定の
規格サイズに裁断されたカット紙を記録紙として使用す
るものがある。この場合、受信側においては、印字品質
を確保するために、記録紙の周縁部を除いた一定の範囲
を有効印字領域としている。すなわち、例えば図3
(a)に示すように送信原稿がA4サイズであれば、受
信側では同図(b)に示すようにA4サイズの記録紙が
選択されて印字が行われるが、A4の全面よりも小さい
有効印字領域(ハッチングで示す領域)A内でのみ印字
が行われる。
【0003】このようなファクシミリ装置においては、
受信側の有効印字領域Aの外側の領域に対応する送信原
稿の領域の画像データを受信側の記録紙に印字させるか
否か、ということが問題となる。
【0004】この問題に対しては、図3(c)に示すよ
うに受信側の有効印字領域A外の領域に対応する送信原
稿の領域(破線の外側の領域)Eの画像データを無視
し、受信側の記録紙に印字しない方法が考えられる。
【0005】この方法では、受信側の有効印字領域A外
の領域に対応する送信原稿の領域の画像が受信側で印字
されないので、正確な情報伝達ができない。
【0006】また、受信側の有効印字領域Aの横方向
(主走査方向)外側の領域に対応する送信原稿の領域の
画像データを無視し、受信側の有効印字領域Aの横方向
(主走査方向)内側の領域に対応する送信原稿の縦方向
(副走査方向)の画像データは頭から受信側の有効印字
領域Aの縦方向の領域が満ちるまで印字させ、受信側の
有効印字領域Aの縦方向下側の領域にはみ出す画像デー
タを無視し、無視した画像データに対応する印字をしな
い方式が考えられる。
【0007】この場合には、送信原稿のうち、受信側の
有効印字領域Aの横方向外側の領域に対応する送信原稿
の領域の画像データと、受信側の有効印字領域Aの縦方
向下側の領域にはみ出す画像データとが欠けた情報が受
信者に伝達されることになり、正確な情報伝達ができな
い。
【0008】特に、受信側の有効印字領域Aの縦方向上
側の領域に対応する送信原稿の上部領域にはみ出す画像
データ、例えば発信元情報が付加されている場合には、
送信原稿の下部の画像データが大きく削除されることに
なる。
【0009】そこで、図4(a)に示すように、受信側
の有効印字領域Aの横方向外側の領域に対応する送信原
稿の領域Eにある画像データは無視するが、受信側の有
効印字領域Aの縦方向下側の領域にはみ出す画像データ
を次の用紙に分割して印字する方式が考えられる。
【0010】この場合、受信側の有効印字領域Aの横方
向(主走査方向)内側の領域に対応する送信原稿の画像
データは2枚の用紙に分割されて全て印字されるが、受
信側の有効印字領域Aの横方向(主走査方向)外側の領
域に対応する送信原稿の画像データが欠けた情報が受信
者に与えられることになり、正確な情報伝達ができな
い。また、1枚の原稿に対して2枚の記録紙が必要とな
るので、不経済であるとともに、受信者が記録を読む上
で不便に感じられる。
【0011】そこで、ファクシミリ装置に間引き機能を
与え、図4(b)に示すように、送信原稿の横方向及び
縦方向の画像データを記録紙の有効印字領域Aの大きさ
になるまで均等に間引きして印字する方式が提案されて
いる。
【0012】この場合、例えば図5のブロック図に示す
ように、ライン数検出部11と間引き回路部12とを設
け、原稿読み取り部1で読み取った画像データ、あるい
は、ファクシミリ受信した画像データのライン数をライ
ン数検出部11で検出して間引き回路部12に伝送し、
間引き回路部12よりページメモリー部8に原稿読み取
り部1で読み取った画像データ、あるいは、ファクシミ
リ受信した画像データを縦方向及び横方向に等間隔で間
引く制御信号を出力する。ページメモリー部8は圧縮デ
ータからページ展開された画像データを記憶し、間引き
回路12から入力した制御信号にしたがって、画像デー
タの間引きを行う。
【0013】なお、図5のその他の部分については後に
実施例の説明において詳細に説明するので、ここでは重
複を避けるためこれらの説明は省略する。
【0014】
【発明が解決しょうとする課題】間引き機能を利用する
従来例においては、送信原稿の全面の画像データの大部
分が記録紙に印字されるが、画像データを縦及び横に間
引きして印字するため、いわゆる、文字つぶれや文字か
すみ等が発生し、記録紙に印字された記録が読みづらく
なる。
【0015】本発明は、文字つぶれや文字かすみ等を発
生させることなく、送信原稿の全面の画像データを記録
紙の有効印字領域A内に印字できるファクシミリ装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のファクシ
ミリ装置は、画像データから画面の上下全体にわたって
縦方向に走る縦白ライン及び画面の左右全体にわたって
横方向に走る横白ラインを検出する手段と、検出された
縦白ライン及び横白ラインを均等に間引きする制御信号
をページメモリー部に出力する白ライン間引き回路部を
備えることを特徴とする。
【0017】本発明の第2のファクシミリ装置は、本発
明の第1ファクシミリ装置に加えて、白ラインの間引き
後の画像データが有効印字領域を超えて展開されるか否
かを判定する手段と、白ラインの間引き後の画像データ
が有効印字領域を超える場合に白ラインの間引き後の画
像データのライン数を検出するライン数検出部と、ライ
ン数検出部から伝送されるライン数に基づき画像データ
を縦方向及び横方向に等間隔で間引く制御信号をページ
メモリー部に出力する間引き回路部とを備えることを特
徴とする。
【0018】
【作用】本発明の第1のファクシミリ装置においては、
原稿読み取り装置で読み取った画像データあるいはファ
クシミリ受信した画像データのうち縦及び横の白ライン
を検出し、縦及び横の白ラインを均等に間引きされる。
これにより、印字すべきデータのある部分を除いて画像
データが圧縮される。
【0019】本発明の第2のファクシミリ装置において
は、白ラインの間引き後の画像データが有効印字領域を
超えて展開されるか否かが判定され、白ラインの間引き
後の画像データが有効印字領域を超えて展開される場合
には、白ラインの間引き後の画像データのライン数が検
出され、白ラインの間引き後の画像データから更に縦及
び横に均等に画像データが間引きされる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置を
図面に基づき具体的に説明すれば、以下の通りである。
【0021】このファクシミリ装置は、基本的な構成と
して、公知のファクシミリ装置と同様に、原稿読み取り
部1、シェーディング補正2値化回路2、制御部3、ダ
イヤル制御部4、FAXモデム部5、カセットサイズ検
出部6、圧縮データ記憶部7、ページメモリ部8、プリ
ンター部9及び操作部10を備え、制御部3がフアクシ
ミリ装置全体の制御を行う。
【0022】送信側では、原稿を原稿読取台に原稿を置
き、キースイッチ及び表示回路を備える操作部10のキ
ースイッチを操作することにより、制御部3がダイヤル
制御部4を作動させて相手先にダイヤル発信し、網制御
をして相手側との回路を形成させ、この後、原稿読み取
り部1に原稿を読み取らせる。
【0023】原稿読み取り部1は、ファクシミリ−送信
する原稿の画像を読み取り、アナログデータからなる画
像データをシェーディング補正2値化回路2に出力する
ように構成され、具体的には例えばCCDイメ−ジセン
サ−等で構成される。
【0024】シェーディング補正2値化回路が、原稿読
み取り部1から出力される画像データにシェ−ディング
補正を行い、デジタル信号に2値化して制御部3に入力
すると、制御部3はデジタル信号化された画像データを
FAXモデム部5に伝送し、FAXモデム部5は入力し
た画像データをアナログ信号に変換し、ダイヤル制御部
4を介して電話回線に出力する。
【0025】受信側では、発信側からのダイヤル発信を
ダイヤル制御部に受信し、網制御をして相手側との回路
形成をした後、送信側から送られてくるアナログ化され
た画像データがFAXモデム部5に伝送され、FAXモ
デム部5では画像データをデジタル信号に変換し、制御
部3に出力する。
【0026】制御部3は、カセットサイズ検出部6によ
り検出されたA4、B4、レター、リーガル等のカセッ
トサイズのデータをカセットサイズ検出部6より入力
し、送信側の原稿サイズに対応するサイズのカット紙を
収納するカセットであることを確認した後、圧縮データ
記憶部7に画像データを送り、MH/MRの圧縮データ
にして一時的に記憶させる。
【0027】この後、圧縮データをページ展開してペー
ジメモリ部8に記憶させ、更に、この記憶内容をプリン
ター部9に伝送し、カセットから取り出されたカット紙
からなる記録紙に印字させる。
【0028】ところで、例えば図2に示すように、送信
原稿画像データには文字や絵に対応するデータが有る領
域(ハッチングで示す領域)Dと、ない領域(空白で示
す)Wとがあり、データが送信原稿の横方向全幅にわた
って存在しない横白ライン部分WLと、データが送信原
稿の縦方向全高にわたって存在しない縦白ライン部分W
Vとが存在することがある。
【0029】そこで、このような送信原稿の画像、すな
わち、文字や絵を1枚の記録紙の有効印字領域A内に印
字させるため、このファクシミリ装置には、更に、縦及
び横の白ライン数を検出する白ライン数検出部13と、
白ライン間引き回路部14と、ライン数検出部10と、
間引き回路部11とが設けられる。
【0030】上記制御部3は白ライン検出部13を、読
み取り部1で読み取った画像デ−タまたは、FAX受信
した画像デ−タの縦、横方向の白ライン数を検出し、そ
の検出結果を白ライン間引き回路部13に出力するよう
に制御する。
【0031】また、制御部3は、白ライン間引き回路部
13を、記録紙の有効印字領域Aに応じて、原稿読み取
り部で読み取った画像デ−タまたはFAX受信した画像
デ−タの縦、横の白ラインをそれぞれ等間隔で間引く制
御信号をペ−ジメモリ部8へ伝送するように制御する。
【0032】ペ−ジメモリ部8は、この制御信号に基づ
きペ−ジ展開された画像デ−タから縦及び横の白ライン
の間引きを行うように制御される。
【0033】制御部3は上記のようにして白ラインの間
引きを行った後、白ラインの間引き後の画像データが有
効印字領域Aを超えて展開されるか否かを判定し、白ラ
インの間引き後の画像データが有効印字領域Aを超える
場合には、ライン数検出部10に白ラインの間引き後の
画像データのライン数を検出させて間引き回路11に伝
送させ、検出されたライン数に基づき白ラインの間引き
後の画像データを縦方向及び横方向に等間隔で間引く制
御信号を間引き回路11からページメモリ部8に出力さ
せるように構成してある。
【0034】したがって、このファクシミリ装置では、
受信側の記録紙の有効印字領域A外に対応する送信原稿
の領域に画像データが記入されている場合には、まず、
縦、横の白ラインを等間隔に間引きされ、この白ライン
の間引きにより記録紙の有効記録領域内に上記画像デ−
タを圧縮して記録できる場合には、白ラインを間引きし
た画像データに基づく印字が行われる。この印字におい
ては、例えば行間の空白、文字間の空白など文字や絵の
大きさ、形状に影響が無い部分が縦横に均等に圧縮され
た印字が行われ、文字や画像は原稿と同じ大きさで印字
され、忠実に再現される。
【0035】また、このファクシミリ装置では、縦及び
横の白ラインを間引いた後の画像デ−タのデ−タ領域が
記録紙の有効印字領域Aに対応するデータ領域よりも大
きい場合には、ライン数検出部10及び間引き回路11
によって白ライン間引き後の画像デ−タから更に縦及び
横にそれぞれ等間隔の間引きが行なわれる。したがっ
て、送信原稿の画像データから直接に縦横の間引きをす
る場合に比べると文字や画像の部分で画像データが間引
かれる量ないし割合が少なくなるので、従来よりもつぶ
れやかすれ等が発生し難くなり、忠実に文字や絵を再現
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のフ
ァクシミリ装置によれば、送信原稿の文字や絵に対応す
るデータを間引きすることなく、空白部分を等間隔に間
引きして1枚の記録紙の有効印字領域に印字するので、
送信原稿の文字や絵を縮小されたり、かすれたり、潰れ
たりすることなく、忠実に記録紙に再現する事ができ
る。
【0037】また、本発明の第2のファクシミリ装置で
は、白ラインの間引きをしただけでは有効印字領域内に
収まらない画像データを等間隔に間引きするので、送信
原稿の画像データを直接間引く従来に比べると、送信原
稿の文字や絵に対応するデータが間引かれる量ないし割
合が少なくなり、つぶれやかすれ等の発生率が低くな
り、忠実な文字や絵の再現が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック回路図である。
【図2】送信原稿の画像データのメモリーパターン図で
ある。
【図3】従来の送信原稿と記録紙との関係を示す。
【図4】従来の送信原稿と記録紙との関係を示す。
【図5】従来例のブロック回路図である。
【符号の説明】
3 制御部 8 ページメモリー部 10 ライン数検出部 11 間引き回路部 12 白ライン検出部 13 白ライン間引き回路部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データから画面の上下全体にわたっ
    て縦方向に走る縦白ライン及び画面の左右全体にわたっ
    て横方向に走る横白ラインを検出する手段と、検出され
    た縦白ライン及び横白ラインを均等に間引きする制御信
    号をページメモリー部に出力する手段とを備えることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 白ラインの間引き後の画像データが有効
    印字領域を超えて展開されるか否かを判定する手段と、
    白ラインの間引き後の画像データが有効印字領域を超え
    る場合に白ラインの間引き後の画像データのライン数を
    検出する手段と、検出されたライン数に基づき画像デー
    タを縦方向及び横方向に等間隔で間引く制御信号をペー
    ジメモリー部に出力する手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のファクシミリ装置。
JP03358994A 1991-12-28 1991-12-28 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP3075817B2 (ja)

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JPH05183762A JPH05183762A (ja) 1993-07-23
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