JP3280687B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP3280687B2 JP3280687B2 JP04852592A JP4852592A JP3280687B2 JP 3280687 B2 JP3280687 B2 JP 3280687B2 JP 04852592 A JP04852592 A JP 04852592A JP 4852592 A JP4852592 A JP 4852592A JP 3280687 B2 JP3280687 B2 JP 3280687B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、送信側の電話番号やＩ
Ｄ番号などの発信元情報を画情報の先頭に付加すること
が可能なファクシミリ装置に関する。
Ｄ番号などの発信元情報を画情報の先頭に付加すること
が可能なファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【発明の背景】最近のファクシミリ装置は、送信側の電
話番号、ＩＤ番号、会社名、送信時刻などの発信元情報
を画情報の先頭に付加するようになっているものが多
い。これによって、原稿の送信者が会社名などを記入し
忘れたような場合でも、受信側ではどこから送信された
のか判断できるので便利である。この発信元情報の付加
方法としては、画情報のページ内に付加する内付けと、
画情報のページ外に付加する外付けとがある。
話番号、ＩＤ番号、会社名、送信時刻などの発信元情報
を画情報の先頭に付加するようになっているものが多
い。これによって、原稿の送信者が会社名などを記入し
忘れたような場合でも、受信側ではどこから送信された
のか判断できるので便利である。この発信元情報の付加
方法としては、画情報のページ内に付加する内付けと、
画情報のページ外に付加する外付けとがある。
【０００３】発信元情報の内付けにおいては、送信する
原稿の１ページ分の範囲内に発信元情報を付加するもの
である。したがって、例えばＡ４サイズの原稿を送信す
る場合、受信側では発信元情報と画情報を合わせて最大
でもＡ４サイズの情報を受信することになる。
原稿の１ページ分の範囲内に発信元情報を付加するもの
である。したがって、例えばＡ４サイズの原稿を送信す
る場合、受信側では発信元情報と画情報を合わせて最大
でもＡ４サイズの情報を受信することになる。
【０００４】これに対して発信元情報の外付けにおいて
は、送信する原稿の１ページ分の範囲外に発信元情報を
付加するものである。したがって、Ａ４サイズの原稿を
送信する場合、受信側では発信元情報と画情報を合わせ
ると最大の場合には、Ａ４より大きいサイズの情報を受
信することになる。
は、送信する原稿の１ページ分の範囲外に発信元情報を
付加するものである。したがって、Ａ４サイズの原稿を
送信する場合、受信側では発信元情報と画情報を合わせ
ると最大の場合には、Ａ４より大きいサイズの情報を受
信することになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】発信元情報を内付けで
付加する場合には、図６（ａ）に示すように原稿Ｄの上
端縁から所定の範囲Ｘ内に画情報が記載されていると、
この範囲Ｘの画情報が送信されずに発信元情報が送信さ
れてしまい、同図（ｂ）に示すように受信側では先頭が
欠落した画情報が記録紙Ｋに記録されるようになる。
付加する場合には、図６（ａ）に示すように原稿Ｄの上
端縁から所定の範囲Ｘ内に画情報が記載されていると、
この範囲Ｘの画情報が送信されずに発信元情報が送信さ
れてしまい、同図（ｂ）に示すように受信側では先頭が
欠落した画情報が記録紙Ｋに記録されるようになる。
【０００６】また、発信元情報を外付けで付加する場合
は、図７（ａ）に示すような原稿Ｄを送信する際に長さ
Ｘの発信元情報と画情報が送信される。したがって、受
信側の記録紙Ｋがカット紙の場合には、原稿Ｄの下端縁
から所定の範囲Ｘ内に画情報が記載されていると、同図
（ｂ）に示すようにこの分だけ欠落した画情報が記録紙
Ｋに記録されることになる。
は、図７（ａ）に示すような原稿Ｄを送信する際に長さ
Ｘの発信元情報と画情報が送信される。したがって、受
信側の記録紙Ｋがカット紙の場合には、原稿Ｄの下端縁
から所定の範囲Ｘ内に画情報が記載されていると、同図
（ｂ）に示すようにこの分だけ欠落した画情報が記録紙
Ｋに記録されることになる。
【０００７】そこでこの発明は上述したような課題を解
決したものであって、原稿に記載されている画情報を欠
落することなく、発信元情報を付加することが可能なフ
ァクシミリ装置を提案するものである。
決したものであって、原稿に記載されている画情報を欠
落することなく、発信元情報を付加することが可能なフ
ァクシミリ装置を提案するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るファクシミリ装置は非メモリ送信及
びメモリ送信の設定に応じて送信側の電話番号やＩＤ番
号などの発信元情報を画情報に付加するファクシミリ装
置において、画情報を読み取る原稿読み取り手段と、こ
の原稿読み取り手段によって読み取られる画情報に関し
て非メモリ送信又はメモリ送信を設定する操作部と、こ
の操作部によって設定された内容に基づいて送受信制御
を管理する制御装置と、この制御装置の送受信制御によ
って発信元情報、画情報及び制御信号を送信すると共
に、相手側から制御信号を受信する送受信手段とを備
え、制御装置は操作部によって非メモリ送信が設定され
た場合あって、原稿読み取り手段によって読み取られた
原稿の先頭から所定範囲内に画情報があるか否かを検出
し、原稿の先頭から所定範囲内に画情報がない場合は当
該画情報に発信元情報を内付けするように送信処理を
し、原稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合は非
縮小のままの当該画情報に発信元情報を外付けするよう
に送信処理し、操作部によってメモリ送信が設定された
場合あって、原稿読み取り手段によって読み取られた原
稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合は、受信側
の記録紙に依存した長さに縮小した画情報に発信元情報
を外付けするように送信処理をすることを特徴とするも
のである。本発明に係るファクシミリ装置において、原
稿読み取り手段によって読み取られた画情報を記憶する
記憶手段と、この記憶手段に記憶された画情報の長さを
検知する画情報長検知手段と、送受信手段によって受信
された制御信号を解析して受信側の記録紙の長さを検知
する相手側記録紙長検知手段と、この相手側記録紙長検
知手段によって検知された記録紙の長さから発信元情報
の長さを引いた値を画情報の長さで除算して画情報の縮
小率を算出する画情報縮小率算出手段と、この画情報縮
小率算出手段によって算出された画情報縮小率で画情報
を縮小する縮小手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
めに、本発明に係るファクシミリ装置は非メモリ送信及
びメモリ送信の設定に応じて送信側の電話番号やＩＤ番
号などの発信元情報を画情報に付加するファクシミリ装
置において、画情報を読み取る原稿読み取り手段と、こ
の原稿読み取り手段によって読み取られる画情報に関し
て非メモリ送信又はメモリ送信を設定する操作部と、こ
の操作部によって設定された内容に基づいて送受信制御
を管理する制御装置と、この制御装置の送受信制御によ
って発信元情報、画情報及び制御信号を送信すると共
に、相手側から制御信号を受信する送受信手段とを備
え、制御装置は操作部によって非メモリ送信が設定され
た場合あって、原稿読み取り手段によって読み取られた
原稿の先頭から所定範囲内に画情報があるか否かを検出
し、原稿の先頭から所定範囲内に画情報がない場合は当
該画情報に発信元情報を内付けするように送信処理を
し、原稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合は非
縮小のままの当該画情報に発信元情報を外付けするよう
に送信処理し、操作部によってメモリ送信が設定された
場合あって、原稿読み取り手段によって読み取られた原
稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合は、受信側
の記録紙に依存した長さに縮小した画情報に発信元情報
を外付けするように送信処理をすることを特徴とするも
のである。本発明に係るファクシミリ装置において、原
稿読み取り手段によって読み取られた画情報を記憶する
記憶手段と、この記憶手段に記憶された画情報の長さを
検知する画情報長検知手段と、送受信手段によって受信
された制御信号を解析して受信側の記録紙の長さを検知
する相手側記録紙長検知手段と、この相手側記録紙長検
知手段によって検知された記録紙の長さから発信元情報
の長さを引いた値を画情報の長さで除算して画情報の縮
小率を算出する画情報縮小率算出手段と、この画情報縮
小率算出手段によって算出された画情報縮小率で画情報
を縮小する縮小手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
【０００９】
【作用】本発明に係るファクシミリ装置によれば、非メ
モリ送信及びメモリ送信の設定に応じて送信側の電話番
号やＩＤ番号などの発信元情報を画情報に付加する場合
に、図１に示す原稿読み取り手段３によって画情報が読
み取られ、この原稿読み取り手段３によって読み取られ
る画情報に関して非メモリ送信又はメモリ送信が図３に
示すような操作部２１によって設定され、この操作部２
１によって設定された内容に基づいて制御装置の一例と
なるＣＰＵ１１が送受信制御を管理する（図３及び４参
照）。送受信手段１ではＣＰＵ１１の送受信制御によっ
て発信元情報、画情報及び制御信号を送信すると共に、
相手側から制御信号を受信するようになされる。これを
前提にして、ＣＰＵ１１では操作部２１によって非メモ
リ送信が設定された場合あって、原稿読み取り手段３に
よって読み取られた原稿の先頭から所定範囲内に画情報
があるか否かが検出される。そして、原稿の先頭から所
定範囲内に画情報がない場合は当該画情報に発信元情報
を内付けするように送信処理される。また、原稿の先頭
から所定範囲内に画情報がある場合は非縮小のままの当
該画情報に発信元情報を外付けするように送信処理され
る。更に、メモリ送信が設定された場合あって、原稿読
み取り手段３によって読み取られた原稿の先頭から所定
範囲内に画情報がある場合は、受信側の記録紙に依存し
た長さに縮小した画情報に発信元情報を外付けするよう
に送信処理される。例えば、原稿読取り手段３で読み取
られた原稿Ｄ（図５）の画情報が、画情報記憶手段４に
１ページ分記憶される。この画情報の長さが画情報長検
知手段５で検知され、これが画情報縮小率算出手段７に
供給される。また、相手側から受信したＤＩＳ信号が解
析されて相手側の記録紙Ｋの全長Ｌ１（図２）が検出さ
れ、これも画情報縮小率算出手段７に供給される。この
画情報縮小率算出手段７には発信元情報付加手段６か
ら、発信元情報も供給される。
モリ送信及びメモリ送信の設定に応じて送信側の電話番
号やＩＤ番号などの発信元情報を画情報に付加する場合
に、図１に示す原稿読み取り手段３によって画情報が読
み取られ、この原稿読み取り手段３によって読み取られ
る画情報に関して非メモリ送信又はメモリ送信が図３に
示すような操作部２１によって設定され、この操作部２
１によって設定された内容に基づいて制御装置の一例と
なるＣＰＵ１１が送受信制御を管理する（図３及び４参
照）。送受信手段１ではＣＰＵ１１の送受信制御によっ
て発信元情報、画情報及び制御信号を送信すると共に、
相手側から制御信号を受信するようになされる。これを
前提にして、ＣＰＵ１１では操作部２１によって非メモ
リ送信が設定された場合あって、原稿読み取り手段３に
よって読み取られた原稿の先頭から所定範囲内に画情報
があるか否かが検出される。そして、原稿の先頭から所
定範囲内に画情報がない場合は当該画情報に発信元情報
を内付けするように送信処理される。また、原稿の先頭
から所定範囲内に画情報がある場合は非縮小のままの当
該画情報に発信元情報を外付けするように送信処理され
る。更に、メモリ送信が設定された場合あって、原稿読
み取り手段３によって読み取られた原稿の先頭から所定
範囲内に画情報がある場合は、受信側の記録紙に依存し
た長さに縮小した画情報に発信元情報を外付けするよう
に送信処理される。例えば、原稿読取り手段３で読み取
られた原稿Ｄ（図５）の画情報が、画情報記憶手段４に
１ページ分記憶される。この画情報の長さが画情報長検
知手段５で検知され、これが画情報縮小率算出手段７に
供給される。また、相手側から受信したＤＩＳ信号が解
析されて相手側の記録紙Ｋの全長Ｌ１（図２）が検出さ
れ、これも画情報縮小率算出手段７に供給される。この
画情報縮小率算出手段７には発信元情報付加手段６か
ら、発信元情報も供給される。
【００１０】そして、原稿Ｄの先頭から所定の範囲Ｘ内
に画情報があり、且つ記録紙Ｋの全長Ｌ１から発信元情
報の長さＸを引いた値より画情報が長い場合は、画情報
縮小率算出手段７で画情報の縮小率が算出される。すな
わち、記録紙Ｋの全長Ｌ１から発信元情報の長さＸを引
いて記録可能長Ｌ２が算出され、この記録可能長Ｌ２を
画情報の長さで除算することにより、画情報の縮小率が
算出される。この縮小率に基づいて縮小手段８で画情報
が縮小される。そして、発信元情報を含めた画情報が形
成されて送信される。これによって、画情報が欠落する
ことなく相手側の記録紙Ｋに記録される。
に画情報があり、且つ記録紙Ｋの全長Ｌ１から発信元情
報の長さＸを引いた値より画情報が長い場合は、画情報
縮小率算出手段７で画情報の縮小率が算出される。すな
わち、記録紙Ｋの全長Ｌ１から発信元情報の長さＸを引
いて記録可能長Ｌ２が算出され、この記録可能長Ｌ２を
画情報の長さで除算することにより、画情報の縮小率が
算出される。この縮小率に基づいて縮小手段８で画情報
が縮小される。そして、発信元情報を含めた画情報が形
成されて送信される。これによって、画情報が欠落する
ことなく相手側の記録紙Ｋに記録される。
【００１１】
【実施例】続いて、本発明に係るファクシミリ装置の一
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】図１は本発明の機能ブロックを示す。同図
において１は送受信手段であり、通信回線に接続され
て、発信元情報、画情報、制御信号などを送信すると共
に、相手側から制御信号を受信する。２は相手側記録紙
長検知手段であり、相手側から受信したＤＩＳ信号（デ
ィジタル識別信号）を解析して相手側に備えられている
記録紙の長さを検知する。
において１は送受信手段であり、通信回線に接続され
て、発信元情報、画情報、制御信号などを送信すると共
に、相手側から制御信号を受信する。２は相手側記録紙
長検知手段であり、相手側から受信したＤＩＳ信号（デ
ィジタル識別信号）を解析して相手側に備えられている
記録紙の長さを検知する。
【００１３】３は原稿読取り手段であり、通常の原稿に
記載された画情報を読み取る。４は画情報記憶手段であ
り。原稿読取り手段３で読み取られた画情報を少なくと
も１ページ分記憶する。５は画情報長検知手段であり、
１ページ分の画情報の長さを検知する。６は発信元情報
付加手段であり、画情報と一緒に発信元情報を送信す
る。発信元情報としてはこのファクシミリ装置の電話番
号、ＩＤ番号、ファクシミリ装置の所有者名、送信時
刻、そのページのページ数など各種のものを付加するこ
とができる。
記載された画情報を読み取る。４は画情報記憶手段であ
り。原稿読取り手段３で読み取られた画情報を少なくと
も１ページ分記憶する。５は画情報長検知手段であり、
１ページ分の画情報の長さを検知する。６は発信元情報
付加手段であり、画情報と一緒に発信元情報を送信す
る。発信元情報としてはこのファクシミリ装置の電話番
号、ＩＤ番号、ファクシミリ装置の所有者名、送信時
刻、そのページのページ数など各種のものを付加するこ
とができる。
【００１４】７は画情報縮小率算出手段であり、図２に
示すように相手側の記録紙Ｋの長さＬ１から発信元情報
の長さＸを引いて記録可能長Ｌ２を算出する。次にこの
記録可能長Ｌ２を画情報の長さで除算することにより、
画情報の縮小率を算出する。すなわち、ここでは画情報
に発信元情報を外付けした場合でも、画情報を欠落する
ことなく相手側の記録紙Ｋに記録でき、しかも必要以上
に画情報を縮小しないような縮小率を算出するものであ
る。
示すように相手側の記録紙Ｋの長さＬ１から発信元情報
の長さＸを引いて記録可能長Ｌ２を算出する。次にこの
記録可能長Ｌ２を画情報の長さで除算することにより、
画情報の縮小率を算出する。すなわち、ここでは画情報
に発信元情報を外付けした場合でも、画情報を欠落する
ことなく相手側の記録紙Ｋに記録でき、しかも必要以上
に画情報を縮小しないような縮小率を算出するものであ
る。
【００１５】さて、図１において８は画情報の縮小手段
であり、縮小率算出手段で算出された縮小率で画情報を
縮小し、これを送受信手段１に供給する。そして、この
送受信手段１でまず発信元情報が送信され次に画情報が
送信される。これで相手側の記録紙Ｋにはまず発信元情
報が記録され、次に画情報が欠落することなく記録され
るようになる。
であり、縮小率算出手段で算出された縮小率で画情報を
縮小し、これを送受信手段１に供給する。そして、この
送受信手段１でまず発信元情報が送信され次に画情報が
送信される。これで相手側の記録紙Ｋにはまず発信元情
報が記録され、次に画情報が欠落することなく記録され
るようになる。
【００１６】図３はこのファクシミリ装置の構成を示
す。同図において１１は送受信制御を管理するＣＰＵ、
１２は送受信用プログラム等の各種制御プログラムが格
納されたＲＯＭ、１３は送信すべき画情報などが格納さ
れたＲＡＭである。原稿読み取り部１４で読み取られた
画情報は、インタフェイス１５を介してＲＡＭ１３に格
納された後もしくは直接、送受信手段として機能するモ
デムおよび網制御回路（ＮＣＵ）１６に供給される。
す。同図において１１は送受信制御を管理するＣＰＵ、
１２は送受信用プログラム等の各種制御プログラムが格
納されたＲＯＭ、１３は送信すべき画情報などが格納さ
れたＲＡＭである。原稿読み取り部１４で読み取られた
画情報は、インタフェイス１５を介してＲＡＭ１３に格
納された後もしくは直接、送受信手段として機能するモ
デムおよび網制御回路（ＮＣＵ）１６に供給される。
【００１７】また、通信回線より入力した画情報は、こ
のモデムおよびＮＣＵ１６を経てメモリ２３に格納され
るか、もしくは直接インタフェイス１７を経てプリンタ
として機能する記録部１８に供給されてその内容が記録
される。送信相手先の電話番号などは、インタフェイス
１９を介して表示部２０に供給されることによってこれ
が表示される。操作部２１には、複数のキー（図示しな
い）が設けられており、これらのキーを操作するとその
内容がインタフェイス２２を経てＣＰＵ１１に取り込ま
れる。そして上述した各手段２〜８は所定のプログラム
によって、ソフト的に達成される。
のモデムおよびＮＣＵ１６を経てメモリ２３に格納され
るか、もしくは直接インタフェイス１７を経てプリンタ
として機能する記録部１８に供給されてその内容が記録
される。送信相手先の電話番号などは、インタフェイス
１９を介して表示部２０に供給されることによってこれ
が表示される。操作部２１には、複数のキー（図示しな
い）が設けられており、これらのキーを操作するとその
内容がインタフェイス２２を経てＣＰＵ１１に取り込ま
れる。そして上述した各手段２〜８は所定のプログラム
によって、ソフト的に達成される。
【００１８】図４はこのファクシミリ装置における送信
処理３０の手順を示すフローチャートである。まず、メ
モリ送信か否かを示すフラグが「０」すなわちメモリ送
信でないほうに設定される（ステップ３１）。次に送信
か否かが判断され（ステップ３２）、送信でない場合は
ステップ３１、３２でフラグの設定処理と送信か否かの
判断が行なわれる。ステップ３２で送信であると判断さ
れた場合は、次にメモリ送信であるか否かが判断される
（ステップ３３）。
処理３０の手順を示すフローチャートである。まず、メ
モリ送信か否かを示すフラグが「０」すなわちメモリ送
信でないほうに設定される（ステップ３１）。次に送信
か否かが判断され（ステップ３２）、送信でない場合は
ステップ３１、３２でフラグの設定処理と送信か否かの
判断が行なわれる。ステップ３２で送信であると判断さ
れた場合は、次にメモリ送信であるか否かが判断される
（ステップ３３）。
【００１９】ここで例えば操作者がメモリ送信モードを
設定した場合は、メモリ送信であると判断され、次に上
述のフラグが「１」に設定され（ステップ３４）、続い
て原稿の先頭から所定範囲Ｘ内に画情報があるか否かを
検出するために、画情報のライン数のカウント値が
「０」に設定される（ステップ３５）。ステップ３３で
メモリ送信ではないと判断された場合は、次にステップ
３５でライン数のカウント値が「０」に設定される。こ
のステップ３５に続いて画情報が１ライン読み取られ
（ステップ３６）、次にこのラインに黒データが有るか
否かが判断される（ステップ３７）。
設定した場合は、メモリ送信であると判断され、次に上
述のフラグが「１」に設定され（ステップ３４）、続い
て原稿の先頭から所定範囲Ｘ内に画情報があるか否かを
検出するために、画情報のライン数のカウント値が
「０」に設定される（ステップ３５）。ステップ３３で
メモリ送信ではないと判断された場合は、次にステップ
３５でライン数のカウント値が「０」に設定される。こ
のステップ３５に続いて画情報が１ライン読み取られ
（ステップ３６）、次にこのラインに黒データが有るか
否かが判断される（ステップ３７）。
【００２０】ここで黒データがないと判断された場合
は、次にライン数のカウント値が「ｎ」になったか否か
が判断される。この「ｎ］は発信元情報の長さＸに合わ
せて適宜設定可能である。ライン数のカウント値が
「ｎ］でない場合は、次にそのカウント値が「１」だけ
インクリメントされ（ステップ３９）、続いてステップ
３６で次のラインが読み取られ、以下上述と同様な処理
が行なわれる。ステップ３８でカウント値が「ｎ］であ
ると判断された場合は、次に発信元情報が内付けで付加
された画情報が送信され（ステップ４０）、これでこの
送信処理３０が終了する。
は、次にライン数のカウント値が「ｎ」になったか否か
が判断される。この「ｎ］は発信元情報の長さＸに合わ
せて適宜設定可能である。ライン数のカウント値が
「ｎ］でない場合は、次にそのカウント値が「１」だけ
インクリメントされ（ステップ３９）、続いてステップ
３６で次のラインが読み取られ、以下上述と同様な処理
が行なわれる。ステップ３８でカウント値が「ｎ］であ
ると判断された場合は、次に発信元情報が内付けで付加
された画情報が送信され（ステップ４０）、これでこの
送信処理３０が終了する。
【００２１】ステップ３７で所定範囲内のラインに黒デ
ータがあると判断された場合は、次にフラグが「１」か
否かが判断される（ステップ４１）。フラグが「１」で
ない場合は、次に発信元情報が外付けされた画情報が送
信され（ステップ４２）、これでこの送信処理３０が終
了する。ステップ４１でフラグが「１」と判断された場
合は、次に読み取られた画情報が１ページ分記憶され
（ステップ４３）、次に相手側の記録紙Ｋの長さＬ１が
検知される（ステップ４４）。次に上述の方法で画情報
の縮小率が算出され（ステップ４５）、続いて図５に示
すように記憶されていた画情報が縮小され、これに発信
元情報が外付けされて送信される（ステップ４６）。こ
れによってこの送信処理３０が終了する。
ータがあると判断された場合は、次にフラグが「１」か
否かが判断される（ステップ４１）。フラグが「１」で
ない場合は、次に発信元情報が外付けされた画情報が送
信され（ステップ４２）、これでこの送信処理３０が終
了する。ステップ４１でフラグが「１」と判断された場
合は、次に読み取られた画情報が１ページ分記憶され
（ステップ４３）、次に相手側の記録紙Ｋの長さＬ１が
検知される（ステップ４４）。次に上述の方法で画情報
の縮小率が算出され（ステップ４５）、続いて図５に示
すように記憶されていた画情報が縮小され、これに発信
元情報が外付けされて送信される（ステップ４６）。こ
れによってこの送信処理３０が終了する。
【００２２】上述のようにこの送信処理３０では、原稿
Ｄの先頭から所定範囲Ｘ内に画情報がない場合は、メモ
リ送信であるかないかに係わらず発信元情報が内付けで
付加される。また、メモリ送信でない場合に原稿Ｄの先
頭から所定範囲Ｘ内に画情報がある場合は発信元情報が
外付けで付加されると共に、画情報が縮小されずに送信
される。これに対してメモリ送信の場合に原稿の先頭か
ら所定範囲Ｘ内に画情報がある場合は（図５）、画情報
が適宜縮小されてこれに発信元情報が外付けで付加され
るようになる。これによって、画情報を欠落することな
く発信元情報を付加できるようになる。
Ｄの先頭から所定範囲Ｘ内に画情報がない場合は、メモ
リ送信であるかないかに係わらず発信元情報が内付けで
付加される。また、メモリ送信でない場合に原稿Ｄの先
頭から所定範囲Ｘ内に画情報がある場合は発信元情報が
外付けで付加されると共に、画情報が縮小されずに送信
される。これに対してメモリ送信の場合に原稿の先頭か
ら所定範囲Ｘ内に画情報がある場合は（図５）、画情報
が適宜縮小されてこれに発信元情報が外付けで付加され
るようになる。これによって、画情報を欠落することな
く発信元情報を付加できるようになる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、非メモリ
送信又はメモリ送信の設定に基づいて送信側の電話番号
やＩＤ番号などの発信元情報を画情報に付加する場合
に、送受信制御用の制御装置を備え、この制御装置は非
メモリ送信が設定された場合あって、原稿読み取り手段
によって読み取られた原稿の先頭から所定範囲内に画情
報があるか否かを検出し、この原稿の先頭から所定範囲
内に画情報がない場合は当該画情報に発信元情報を内付
けするように送信処理をし、原稿の先頭から所定範囲内
に画情報がある場合は非縮小のままの当該画情報に発信
元情報を外付けするように送信処理し、メモリ送信が設
定された場合あって、原稿読み取り手段によって読み取
られた原稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合
は、受信側の記録紙に依存した長さに縮小した画情報に
発信元情報を外付けするように送信処理をするものであ
る。
送信又はメモリ送信の設定に基づいて送信側の電話番号
やＩＤ番号などの発信元情報を画情報に付加する場合
に、送受信制御用の制御装置を備え、この制御装置は非
メモリ送信が設定された場合あって、原稿読み取り手段
によって読み取られた原稿の先頭から所定範囲内に画情
報があるか否かを検出し、この原稿の先頭から所定範囲
内に画情報がない場合は当該画情報に発信元情報を内付
けするように送信処理をし、原稿の先頭から所定範囲内
に画情報がある場合は非縮小のままの当該画情報に発信
元情報を外付けするように送信処理し、メモリ送信が設
定された場合あって、原稿読み取り手段によって読み取
られた原稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合
は、受信側の記録紙に依存した長さに縮小した画情報に
発信元情報を外付けするように送信処理をするものであ
る。
【００２４】この構成によって、画情報の上側（原稿紙
の先頭部分）に余裕がある場合も余裕がない場合も、画
情報を欠落することなく発信元情報を付加できるので、
非メモリ送信及びメモリ送信のいずれの場合にも、受信
側で所定の大きさの記録紙に発信元情報と共に欠落の無
い画情報を記録することができる。
の先頭部分）に余裕がある場合も余裕がない場合も、画
情報を欠落することなく発信元情報を付加できるので、
非メモリ送信及びメモリ送信のいずれの場合にも、受信
側で所定の大きさの記録紙に発信元情報と共に欠落の無
い画情報を記録することができる。
【図１】本発明に係わるファクシミリ装置の機能ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】画情報の記録範囲を説明する説明図である。
【図３】本発明に係わるファクシミリ装置の構成図であ
る。
る。
【図４】送信処理の手順を説明する説明図である。
【図５】メモリ送信の場合の送信処理を説明する説明図
である。
である。
【図６】従来例に係わる発信元情報の内付け処理を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図７】従来例に係わる発信元情報の外付け処理を説明
する説明図である。
する説明図である。
１ 送受信手段 ２ 相手側記録紙長検知手段 ３ 原稿読取り手段 ４ 画情報記憶手段 ５ 画情報長検知手段 ６ 発信元情報付加手段 ７ 画情報縮小率算出手段 ８ 縮小手段 １１ ＣＰＵ １２ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ １４ 原稿読取部 １６ モデムおよび網制御回路 １８ 記録部 ２０ 表示部 ２１ 操作部 Ｄ 原稿 Ｋ 記録紙 Ｘ 発信元情報の長さ
Claims (2)
- 【請求項１】 非メモリ送信及びメモリ送信の設定に応
じて送信側の電話番号やＩＤ番号などの発信元情報を画
情報に付加するファクシミリ装置において、前記画情報を読み取る原稿読み取り部と、 前記原稿読み取り部によって読み取られる画情報に関し
て非メモリ送信又はメモリ送信を設定する操作部と、 前記操作部によって設定された内容に基づいて送受信制
御を管理する制御装置と、 前記制御装置の送受信制御によって前記発信元情報、画
情報及び制御信号を送信すると共に、相手側から制御信
号を受信する送受信手段とを備え、 前記制御装置は、 前記操作部によって非メモリ送信が設定された場合あっ
て、 前記原稿読み取り部によって読み取られた原稿の先頭か
ら所定範囲内に画情報があるか否かを検出し、 前記原稿の先頭から所定範囲内に画情報がない場合は当
該画情報に発信元情報を内付けするように送信処理を
し、 前記原稿の先頭から所定範囲内に画情報がある場合は非
縮小のままの当該画情報に発信元情報を外付けするよう
に送信処理し、 前記操作部によってメモリ送信が設定された場合あっ
て、 前記原稿読み取り部によって読み取られた原稿の先頭か
ら所定範囲内に画情報がある場合は、受信側の記録紙に
依存した長さに縮小した前記画情報に発信元情報を外付
けするように送信処理をする ことを特徴とするファクシ
ミリ装置。 - 【請求項２】 前記原稿読み取り部によって読み取られ
た画情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された 画情報の長さを検知する画情
報長検知手段と、前記送受信手段によって受信 された制御信号を解析して
受信側の記録紙の長さを検知する相手側記録紙長検知手
段と、前記相手側記録紙長検知手段によって検知された 記録紙
の長さから前記発信元情報の長さを引いた値を前記画情
報の長さで除算して前記画情報の縮小率を算出する画情
報縮小率算出手段と、前記画情報縮小率算出手段によって算出された 画情報縮
小率で前記画情報を縮小する縮小手段とを備えることを
特徴とする請求項１に記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04852592A JP3280687B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04852592A JP3280687B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05252383A JPH05252383A (ja) | 1993-09-28 |
| JP3280687B2 true JP3280687B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=12805784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04852592A Expired - Fee Related JP3280687B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3280687B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11155043A (ja) | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Brother Ind Ltd | 画像入出力装置 |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP04852592A patent/JP3280687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05252383A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
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