JP2950269B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2950269B2
JP2950269B2 JP9002078A JP207897A JP2950269B2 JP 2950269 B2 JP2950269 B2 JP 2950269B2 JP 9002078 A JP9002078 A JP 9002078A JP 207897 A JP207897 A JP 207897A JP 2950269 B2 JP2950269 B2 JP 2950269B2
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真司 久米
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
係り、特にテキストデータと画データとが混在したミク
ストデータを受信でき、コンピュータとインタフェース
を持ち、受信した情報をコンピュータへ転送又は記録出
力するファクシミリ装置に関する。
【0002】ファクシミリ装置は、国際電気通信連合電
気通信標準化セクタによるITU−Tの勧告により、従
来のテキストデータを含むビットマップ形式情報以外
に、画データすなわちバイナリファイル形式情報を通信
できるようになり、ワードプロセッサ文書や表計算デー
タの伝送に利用される機会が多くなってくる可能性があ
る。この場合、ファクシミリ装置でワードプロセッサ文
書や表計算データを受信しても、ファクシミリ装置自体
でこれらデータを処理することは実際には少なく、何ら
かの方法でコンピュータにこれら情報を受け渡す手段を
持つことになる。
【0003】
【従来の技術】テキストデータと画データとが混在した
ミクストデータを受信でき、受信した情報をコンピュー
タへ転送又は記録出力する従来のファクシミリ装置とし
て、判定手段により受信文書情報の形式を判定し、判定
手段により判定されたテキストデータをテキスト出力手
段によりパターン展開して表示出力し、判定手段により
判定された画像データを画像出力手段により表示出力
し、受信した文書がミクストデータでないとき、テキス
ト出力手段あるいは画像出力手段を起動して像出力を行
わせる手段とを備えたものが知られている(特開平1−
146459号公報)。
【0004】すなわち、この従来のファクシミリ装置の
動作について、図3のフローチャートと共に説明する
に、情報を受信すると(ステップ301)、ファクシミ
リ装置は受信した文書の属性がテキストデータと画デー
タとが混在したミクスト文書かそうでないかを判断し
(ステップ302)、ミクスト文書のときはそれを記憶
装置に蓄積し(ステップ303)、ミクスト文書でない
ときはテキスト文書であるか否か判定し(ステップ30
4)、そうでないとき(画データのとき)はそれを伸長
した後(ステップ305)、テキスト文書のときはそれ
をビットマップ変換した後(ステップ306)、画像メ
モリへ蓄積する(ステップ307)。
【0005】このように、従来のファクシミリ装置では
ミクスト文書形態を採るファクシミリ受信情報に対し
て、テキストデータの部分と画データの部分を受信中に
リアルタイムに分析し、それぞれに最適な処理を実行
し、また最終的にはプリント記録するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のファクシミリ装置では、受信した情報が画データ、す
なわちビットマップ形式情報であっても、テキストデー
タを含むバイナリファイル形式情報であっても情報の扱
い方は装置機能、あるいは装置設定によって一意的に決
定されている。このため、装置の設定が記録出力の場
合、バイナリファイル形式情報を受信した時、送信側が
作成したファイル形式を解読可能な機能を具備していな
い限り、正しく記録出力することは不可能であり、一
旦、装置内のメモリに蓄積され、改めて人手を介してコ
ンピュータに転送する必要がある。
【0007】反対に、コンピュータへ転送する設定の場
合に、上記の従来のファクシミリ装置では、ビットマッ
プ情報を受信し、これを一意的にコンピュータに転送し
た場合、実際には見易さの観点から紙に記録出力してい
るケースが大半である。その理由は、コンピュータに転
送するのか、記録出力するのかを装置設定でのみ決定し
ていたためである。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ビットマップ形式情報とバイナリファイル形式情報が混
在して通信される場合、効率良く各々の情報を受取者に
渡すことのできる、操作性を向上したファクシミリ装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、コンピュータとインタフェースを持つファ
クシミリ装置において、受信した情報がバイナリファイ
ル形式情報かビットマップ形式情報かを、ファクシミリ
手順信号の中から判別する判別手段と、入力された情報
を記録出力する記録出力手段と、入力された情報を前記
コンピュータへ転送するインタフェース手段と、判別手
段によりバイナリファイル形式情報と判別された時は、
インタフェース手段に受信情報を供給してコンピュータ
へ転送させ、判別手段によりビットマップ形式情報と判
別された時は、記録出力手段に受信情報を供給して記録
出力させる受信情報切替手段と、外部からの操作によ
り、記録出力手段及びインタフェース手段の一方に固定
的に受信情報を出力するように設定したときのみ、判別
手段の判別結果に関係なく、設定した記録出力手段又は
インタフェース手段に受信情報を出力するように受信情
報切替手段を制御する操作制御手段と、操作制御手段に
より受信情報を記録出力手段に出力するように設定さ
れ、かつ、受信情報切替手段にバイナリファイル形式情
報が受信情報として入力された時は、受信情報切替手段
から出力された受信情報を蓄積する蓄積手段とを有する
構成としたものである。
【0010】本発明では、操作制御手段により設定操作
が行われないときは、判別手段により受信情報がバイナ
リファイル形式情報と判別された時は、インタフェース
手段にその受信情報を供給してコンピュータへ転送さ
せ、判別手段によりビットマップ形式情報と判別された
時は、記録出力手段にその受信情報を供給して記録出力
させ、他方、操作制御手段により設定操作が行われたと
きには、判別手段による判別結果に無関係に、設定した
記録出力手段又はインタフェース手段に受信情報を出力
する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は本発明になるファクシミリ装置の一
実施の形態のブロック図を示す。同図において、ファク
シミリ装置100は、回線からの着信応答を行う回線制
御部101と、ファクシミリ信号の変復調を行うモデム
部102と、通信制御部103と、システム制御部10
4と、受信情報切替部105と、コンピュータインタフ
ェース制御部106と、圧縮されたビットマップ形式情
報を伸長するコーデック部107と、プリントデータの
記録制御を行う記録制御部108と、記録用紙に情報を
印刷するプリンタエンジン部109と、操作制御部11
0と、蓄積部111からなる。
【0013】通信制御部103は、相手機からの情報の
受信に先立ち、相手機から送られてくる手順信号の中か
ら受信情報の属性を検出し、システム制御部104に通
知する。システム制御部104は、受信情報切替部10
5に対して情報の方向制御を行う。コンピュータインタ
フェース部106は、コンピュータ120に受信情報を
転送する。操作制御部110は、受信情報の属性にかか
わらず、受取人の意志で一意的に受信情報の方向性を決
定する。蓄積部111は、操作制御部110で受信情報
を常に記録出力する指定になっていた場合、実際に受信
した情報がバイナリファイル形式情報である時に一時的
に受信情報を蓄積する。
【0014】次に、この実施の形態の動作について、図
2のフローチャートを併せ参照して説明する。
【0015】まず、装置の通常の動作について説明する
に、相手機からの発呼により、交換機からのリンガ信号
に対し回線制御部101が応答する。呼が成立し、ファ
クシミリ手順信号はモデム部102により変復調制御を
される(ステップ21)。モデム部102を経由した手
順信号は、通信制御部103に入力される。ここで、受
取人が操作制御部110を操作しているかどうか判断し
(ステップ22)、ここでは通常動作時であり操作され
ていないので、通信制御部103は、情報の受信に先立
ち、相手機から送られてくる上記の手順信号の中のディ
ジタル命令信号(DCS:Digital Command Signal)か
ら受信情報の属性を検出し、システム制御部104に通
知する(ステップ23)。
【0016】システム制御部104は、通信制御部10
3から通知された受信情報の属性に基づき、それがバイ
ナリファイル形式情報と判定した場合は、受信情報切替
部105に対してコンピュータインタフェース制御部1
06に受信情報を送るように指示する(ステップ2
4)。受信情報切替部105は、回線制御部101、モ
デム部102、通信制御部103を経由して入力された
受信情報(すなわち、バイナリファイル形式情報)を、
上記の指示に従いコンピュータインタフェース制御部1
06よりコンピュータ120に転送させる(ステップ2
5)。
【0017】一方、システム制御部104は、通信制御
部103から通知された受信情報の属性に基づき、それ
がビットマップ形式情報と判定した場合は、受信情報切
替部105に対して、圧縮されたファクシミリ信号を記
録出力可能な信号に伸長する機能を持つコーデック部1
07に受信信号を送るように指示する(ステップ2
6)。受信情報切替部105は、回線制御部101、モ
デム部102、通信制御部103を経由して入力された
受信情報(すなわち、ビットマップ形式情報)を、上記
の指示に従いコーデック部107に供給して伸長させた
後、記録制御部108に供給させる。記録制御部108
は、入力された伸長後の受信情報を印刷可能データに変
換してプリンタエンジン部109に供給し、ここで紙に
印刷させる(ステップ27)。
【0018】次に、受信情報の属性に拘らず、受信した
情報をコンピュータに転送させるか記録出力させるかを
受取人の操作により一意的に決定した場合の動作につい
て説明する。この場合は、受取人が操作制御部110を
制御して、受信情報をコンピュータ120に転送させる
かプリンタエンジン部109に記録出力させるかの情報
の方向性を決定し、その決定結果を受信情報切替部10
5に供給する(ステップ22、28)。
【0019】ここで、受信情報切替部105は記録出力
が設定されかどうか判定し(ステップ28)、記録出力
が設定された場合は、受信情報がバイナリファイル形式
情報かどうかシステム制御部104からの情報により判
断し(ステップ29)、ビットマップ形式情報のときは
上記の通常動作時と同様の動作により、受信情報をプリ
ンタエンジン部109により印刷することができる(ス
テップ26、27)。
【0020】しかし、受信情報がバイナリファイル形式
情報である場合は(ステップ29)、記録出力が不可能
であるため、受信情報切替部105は一時的に蓄積部1
11に受信情報(すなわち、この場合はバイナリファイ
ル形式情報)を蓄積させる(ステップ30)。蓄積部1
11に受信情報が蓄積されると、図示しない何らかの手
段(例えば、表示手段、音声出力手段など)により受取
人によりその旨が報知され、それにより受取人は蓄積部
111に受信情報が蓄積されたことを知ることができ、
蓄積情報を受け取ることができる。
【0021】なお、受信情報をコンピュータ120に転
送させるように設定された場合は(ステップ22、2
8)、受信情報がビットマップ形式情報及びバイナリフ
ァイル形式情報のいずれの場合も、通常動作時と同様の
動作によりコンピュータ120に受信情報を転送するこ
とができる(ステップ23〜27)。すなわち、この実
施の形態は受信情報がビットマップ形式情報及びバイナ
リファイル形式情報のいずれの場合も、蓄積部111に
蓄積することなく、コンピュータ120に転送すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信情報がバイナリファイル形式情報の場合は自動的あ
るいは装置設定により任意にコンピュータに転送でき、
ビットマップ形式情報の場合は自動的あるいは装置設定
により任意に記録出力することができるため、バイナリ
ファイル形式情報とビットマップ形式情報を受取人にと
って最適な形態で情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【図3】従来の一例の動作説明用フローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置 101 回線制御部 102 モデム部 103 通信制御部 104 システム制御部 105 受信情報切替部 106 コンピュータインタフェース制御部 107 コーデック部 108 記録制御部 109 プリンタエンジン部 110 操作制御部 111 蓄積部 120 コンピュータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータとインタフェースを持つフ
    ァクシミリ装置において、 受信した情報がバイナリファイル形式情報かビットマッ
    プ形式情報かを、ファクシミリ手順信号の中から判別す
    る判別手段と、 入力された情報を記録出力する記録出力手段と、 入力された情報を前記コンピュータへ転送するインタフ
    ェース手段と、 前記判別手段により前記バイナリファイル形式情報と判
    別された時は、前記インタフェース手段に前記受信情報
    を供給して前記コンピュータへ転送させ、前記判別手段
    により前記ビットマップ形式情報と判別された時は、前
    記記録出力手段に前記受信情報を供給して記録出力させ
    る受信情報切替手段と、 外部からの操作により、前記記録出力手段及びインタフ
    ェース手段の一方に固定的に前記受信情報を出力するよ
    うに設定したときのみ、前記判別手段の判別結果に関係
    なく、設定した前記記録出力手段又はインタフェース手
    段に前記受信情報を出力するように前記受信情報切替手
    段を制御する操作制御手段と、 前記操作制御手段により前記受信情報を前記記録出力手
    段に出力するように設定され、かつ、前記受信情報切替
    手段に前記バイナリファイル形式情報が前記受信情報と
    して入力された時は、該受信情報切替手段から出力され
    た該受信情報を蓄積する蓄積手段とを有することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記記録出力手段は、前記受信情報切替
    手段を介して入力された前記受信情報を伸長するコーデ
    ック部と、該コーデック部からの信号を記録制御する記
    録制御部と、該記録制御部からの信号を紙に印刷するプ
    リンタエンジン部とからなることを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
JP9002078A 1997-01-09 1997-01-09 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2950269B2 (ja)

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JP2001292272A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Toshiba Tec Corp ファクシミリシステムとこのファクシミリシステムで使用されるファクシミリ端末装置およびフォーマット変換装置ならびに記憶媒体

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