JP3799828B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面記録機能又は両面読取機能を有するコピー機又はコピー機能付きファクシミリ装置などの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コピー機やコピー機能付きファクシミリ装置においては、片面原稿又は両面原稿をそれぞれ記録紙の両面に記録する両面記録機能を有し、この機能では、記録紙の第1の面の記録後に、当該記録紙を反転機構を用いて記録紙を反転させた後、その第2の面に記録を行っている。また、両面原稿を記録紙の片面又は両面に記録する場合においては、イメージリーダーにおいて反転機構を有し、この場合、原稿の第1の面を読み取った後に、原稿を反転機構を用いて反転させた後、その第2の面を読み取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、裏紙を使用した原稿の場合は、両面に印字されており、どの面をコピーするかを確認した上でその片面のみを読み取ってコピーする。また、両面に印字された原稿においても、両面原稿であることを確認した上で、コピー操作をする必要がある。すなわち、どちらにしても、原稿をいちいち確認する必要があるという問題点があった。
【0004】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、両面記録時又は両面読取時において原稿を確認する必要がなく画像処理を実行することができる画像処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理装置は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、原稿の両面に画像が記録されていることを示す識別マークである両面記録マークが付加された原稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場合に、上記画像読取手段によって変換された画像データから上記両面記録マークの画像データを削除する削除手段と、上記削除手段によって上記両面記録マークが削除された画像データの画像を記録し又は送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0009】
<実施形態>
図1は、本発明に係る実施形態である、コピー機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。この実施形態のファクシミリ装置20は、少なくとも2つの画像データの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録する場合に、上記2つの画像データにそれぞれ、記録紙の両面に画像が記録されていることを示す識別マークである両面記録マーク(図3参照。)の画像データを挿入して、挿入された両面記録マーク付きの2つの画像データの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録することを特徴としている。また、パターン認識部9は、画像読取部2によって変換された画像データに、上記両面記録マークが含まれているか否かを判断し、YESのときは、原稿を図2の反転機構100を用いて反転した後、画像読取部2は、上記原稿の裏面の画像をも自動的に読み取って画像データに変換することを特徴としている。さらには、上述のように両面記録マークが付加された原稿を片面原稿として記録し又は送信する場合に、画像読取部2によって変換された画像データから上記両面記録マークの画像データを削除した後、上記両面記録マークが削除された画像データを画像記録部3を用いて記録紙に記録し又はファックスモデム10を用いてファクシミリ送信することを特徴としている。
【0010】
図1において、ファクシミリ装置20は、コピー機能付きファクシミリ装置であって、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとともに、両面記録機能及び両面読取機能を備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。ここで、画像読取部2は両面読取りのために原稿を反転させるための、図2の反転機構100を備えている。
【0011】
図2の反転機構100では、両面読取時において、経路変更爪81が実線の位置に位置し、原稿台60上に載置された原稿60が送りローラー71,72及びベルト76により矢印101に示すようにプラテンガラス62上に導かれた後、プラテンガラス62の直下に配置されたCCDリニアセンサ70が副走査方向に移動することにより、原稿50の第1の面(おもて面)の画像が読み取られる。次いで、経路変更爪81は若干回転して破線の位置に位置し、また、経路変更爪82は実線の位置に位置し、このとき、プラテンガラス62上の原稿は、送りローラー71,72の逆の回転及びベルト76の逆方向の移動により,矢印102に示すように反転ローラー73,74に向かって移動した後、これら反転ローラー73,74の矢印201,202の方向の回転により、矢印103に示すように、反転ホルダー61上に導かれる。次いで、経路変更爪82,81はともに破線の位置に位置し、反転ホルダー61上の原稿は、反転ローラー73,74の矢印203,204の方向の回転により、矢印104,105に示すように、反転台63に導かれた後、送りローラー77の回転及び送りローラー71,72の回転及びベルト76の移動により、矢印106に示すように、プラテンガラス62に上に導かれる。そして、CCDリニアセンサ70が副走査方向に移動することにより、原稿50の第2の面(裏面)の画像が読み取られる。従って、反転機構100では、原稿50の第1の面を読み取った後、原稿を反転して、原稿50の第2の面を読み取るように構成されている。
【0012】
画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。ここで、画像記録部3は両面記録のために記録紙を反転させるための、上記反転機構100と同様の構成を有する記録紙の反転機構を備えている。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。
【0013】
操作部5は、当該ファクシミリ装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーのうちの一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0014】
ROM6は、当該ファクシミリ装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当該プログラムは、少なくとも図4のコピー処理、並びに図5及び図6のコピー処理及びファクシミリ送信処理のプログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RAM7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成してもよい。
【0015】
図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)はそれぞれ図1のファクシミリ装置20で使用される両面記録マークの一例を示す図である。これらの両面記録マークは、両面記録時に、例えば、記録紙の右上、左上、右下、又は左下に記録され、これらの両面記録マークは記録紙が例えば90度回転して読み取る場合であっても、そのパターンを読み取りやすい白黒の変化パターンとなっている。この両面記録マークの画像データは、マークパターンメモリ9aに予め記憶される。なお、図3においてハッチングで示している部分は例えば黒で塗りつぶしてもよい。この両面記録マークの記録は、主制御部1の画像処理により、読み取った原稿の画像データに対して、マークパターンメモリ9a内の両面記録マークの画像データを原稿画像データの所定の位置に重ね書きにより挿入することにより挿入した後、両面記録マークが付加された画像データの画像を画像記録部3により記録紙に記録することにより行われる。
【0016】
パターン認識部9は、公知のパターン認識方法を用いて、画像読取部2によって変換された原稿画像データの中の両面記録マークの画像データと、マークパターンメモリ9aに予め記録されている両面記録マークの画像データとを比較することにより、所定の画像データの画素値の一致の度合いが所定のしきい値以上であるときに、原稿画像に両面記録マークが記録されていると判断し、その判断結果を主制御部1に知らせる。
【0017】
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、ファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムであり、特に、独自モードで両面のファクシミリ送信であることを、例えば、非標準機能識別信号(NSF)に独自コマンドで受信側のファクシミリ装置に報知して両面のファクシミリ送信を行う機能を有し、この機能では、ページ番号情報に代えてページ番号とおもて又は裏の情報を伝送して行う。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0018】
以上のように構成された本実施形態のファクシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ通信機能に加えて、コピー機能を有している。ファクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアによりイメージデータに復号化されて画像記録部3からハードコピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力する。また、コピー機能においては、画像読取部2により読み取られたドットイメージデータは画像メモリ8に一旦記憶された後、画像記録部3に出力されて記録紙に記録される。
【0019】
図4は、図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるコピー処理を示すフローチャートである。図4において、まず、ステップS1において原稿枚数パラメータNに1をセットし、次いで、ステップS2において両面コピーか否かが判断され、YESのときはステップS3に進む一方、NOのときはステップS11に進む。ステップS3においては、画像読取部2によりN枚目の原稿を読み取って画像データに変換して画像メモリ8に記憶し、ステップS4において上記画像データの右上に、マークパターンメモリ9a内の両面記録マークの画像データを挿入した後、画像記録部3により上記両面記録マーク付きの画像データの画像を記録紙に記録する。次いで、ステップS5において記録紙を反転機構を用いて反転し、ステップS6において画像読取部2により2N枚目の原稿を読み取って画像データに変換して画像メモリ8に記憶する。そして、ステップS7において上記変換された画像データの右上に、両面記録マークの画像データを挿入した後、画像記録部3により上記両面記録マーク付きの画像データの画像を記録紙に記録し、ステップS8に進む。
【0020】
一方、ステップS2でNOのときは、ステップS11において画像読取部2によりN枚目の原稿を読み取って画像データに変換して画像メモリ8に記憶した後、ステップS12において画像記録部3により上記変換された画像データを記録紙に記録し、ステップS8に進む。ステップS8では、すべての原稿をコピーしたか否かが判断され、NOであるときは、ステップS9で原稿枚数パラメータNを1だけインクリメントした後、ステップS2に戻り、上述の処理を繰り返す。一方,ステップS8でYESのときは、当該コピー処理を終了する。
【0021】
図5及び図6は、図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるコピー及びファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。この処理は、原稿に両面記録マークが記録されている可能性があるときに、コピー又はファクシミリ送信する場合に実行される。図5において、まず、ステップS21において原稿枚数パラメータNが1にセットされ、ステップS22において画像読取部2により原稿のおもて面を読み取って画像データに変換して画像メモリ8に記憶する。次いで、ステップS23においてパターン認識部9により上記変換された画像データに両面記録マークが含まれているか否かについて判断され、YESのときは両面記録マークを検出して原稿が両面記録されているので、両面コピー又は両面ファクシミリ送信するための処理を行うためにステップS24に進む。一方、ステップS23でNOのときは、原稿は片面記録なので、片面コピー又は片面の通常のファクシミリ送信するための処理を行うためにステップS26に進む。
【0022】
ステップS24では、図2の反転機構100を用いて原稿を反転し、ステップS25において画像読取部2により原稿の裏面を読み取って画像データに変換して画像メモリ8に格納して、図6のステップS31に進む。また、ステップS26においてコピーか否かが判断され、YESのとき(コピーのとき)は、ステップS27においてN枚目の記録紙に、上記ステップS22で画像メモリ8に記憶した画像データの画像を記録した後、図6のステップS39に進む。さらに、ステップS26でNO(ファクシミリ送信)のときは、ステップS28において,上記ステップS22で画像メモリ8に記憶した画像データを、ファックスモデム10を用いて第Nページとしてファクシミリ送信し、図6のステップS39に進む。
【0023】
図6のステップS31において片面出力か否かが判断され、YESのときはステップS32に進む一方、NO(両面出力)のときはステップS41に進む。ステップS32では、おもて面の画像データから両面記録マークを削除し、ステップS33では、裏面の画像データから両面記録マークを削除した後、ステップS34においてコピーか否かが判断される。ステップS34でYESのときはステップS35に進む一方、NO(ファクシミリ送信)のときはステップS37に進む。
【0024】
ステップS35では画像記録部3によりN枚目の記録紙のおもて面に、両面印字マークが削除されたおもて面の画像データの画像を記録し、ステップS36において画像記録部3により2N枚目の記録紙の裏面に、両面印字マークが削除された裏面の画像データの画像を記録した後、ステップS39に進む。一方、ステップS37では、ファックスモデム10を用いておもて面の画像データを第Nページとしてファクシミリ送信し、ステップS38において裏面の画像データを第2Nページとしてファクシミリ送信した後、ステップS39に進む。
【0025】
ステップS41においてコピーか否かが判断され、YES(コピー)のときは、ステップS42で画像記録部3によりおもて面の画像データをN枚目の記録紙のおもて面に記録し、ステップS43で反転機構により記録紙を反転し、ステップS44において画像記録部3により裏面の画像データをN枚目の記録紙の裏面に記録し、ステップS39に進む。一方,ステップS41でNO(ファクシミリ送信)のときは、ステップS45でファックスモデム10を用いておもて面の画像データを第Nページのおもてとしてファクシミリ送信し、ステップS46において裏面の画像データを第Nページの裏としてファクシミリ送信した後、ステップS39に進む。
【0026】
ステップS39において、すべての原稿を読み取ったか否かが判断され、NOのときは次の原稿を読み取るために、図5のステップS29において原稿枚数パラメータNを1だけインクリメントして、ステップS22に戻り、上述の処理を繰り返す。一方,ステップS39でYESのときは、当該コピー及びファクシミリ送信処理を終了する。
【0027】
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくとも2つの画像データの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録する場合に、上記2つの画像データにそれぞれ、記録紙の両面に画像が記録されていることを示す識別マークである両面記録マークの画像データを挿入して、挿入された両面記録マーク付きの2つの画像データの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録するので、記録が裏面も有効であることが一目瞭然であり、表裏どちらを見ても裏に記録があることがわかる。
【0028】
また、パターン認識部9は、画像読取部2によって変換された画像データに、上記両面記録マークが含まれているか否かを判断し、YESのときは、原稿を図2の反転機構100を用いて反転した後、画像読取部2は、上記原稿の裏面の画像をも自動的に読み取って画像データに変換するので、裏面に記録がある原稿を自動的に両面読取りすることができ、操作者の操作を必要とせず、操作性を向上させることができる。
【0029】
さらには、上述のように両面記録マークが付加された原稿を片面原稿として記録し又は送信する場合に、画像読取部2によって変換された画像データから上記両面記録マークの画像データを削除した後、上記両面記録マークが削除された画像データを画像記録部3を用いて記録紙に記録し又はファックスモデム10を用いてファクシミリ送信するので、両面記録原稿を片面に記録や送信する場合において、両面記録マークを削除するので、片面原稿を両面と誤解することを防止することができる。
【0030】
<変形例>
以上の実施形態の図4のコピー処理では、画像読取部3により読み取った原稿画像に対して、両面コピーのときに両面記録マークを記録しているが、本発明はこれに限らず、両面ファクシミリ送信のときに、画像読取部3により読み取った原稿画像に対して両面記録マークを記録してもよい。もしくは、両面ファクシミリ受信のときに、ファックスモデム10を用いて受信された画像データに対して両面記録マークを記録してもよい。
【0031】
以上の実施形態の図5及び図6のコピー及びファクシミリ送信処理においては、画像読取部3により読み取った原稿画像について両面記録マークの検出を行ってステップS25以降の処理を行っているが、本発明はこれに限らず、ファックスモデム10により受信された画像データについて両面記録マークの検出を行ってステップS25以降の処理を行ってもよい。
【0032】
以上の実施形態においては、両面記録マークは、記録紙の両面とも同一の識別マークを記録しているが、本発明はこれに限らず、おもて面と裏面を識別できるように互いに異なる識別マークを記録するようにしてもよい。
【0033】
以上の実施形態においては、ファクシミリ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装置などを含む通信端末装置や、コピー機などの画像処理装置に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る画像処理装置によれば、原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、原稿の両面に画像が記録されていることを示す識別マークである両面記録マークが付加された原稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場合に、上記画像読取手段によって変換された画像データから上記両面記録マークの画像データを削除する削除手段と、上記削除手段によって上記両面記録マークが削除された画像データの画像を記録し又は送信する手段とを備える。従って、両面記録原稿を片面に記録や送信する場合において、両面記録マークを削除するので、片面原稿を両面と誤解することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、コピー機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のファクシミリ装置20に備えられる反転機構100の構成を示す断面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)はそれぞれ図1のファクシミリ装置20で使用される両面記録マークの一例を示す図である。
【図4】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるコピー処理を示すフローチャートである。
【図5】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるコピー及びファクシミリ送信処理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図6】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるコピー及びファクシミリ送信処理の第2の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、
2…画像読取部、
3…画像記録部、
6…ROM、
7…RAM、
8…画像メモリ、
9…パターン認識部、
9a…マークパターンメモリ、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
20…ファクシミリ装置、
100…反転機構、
L…公衆電話回線。
Claims (1)
- 原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、原稿の両面に画像が記録されていることを示す識別マークである両面記録マークが付加された原稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場合に、上記画像読取手段によって変換された画像データから上記両面記録マークの画像データを削除する削除手段と、上記削除手段によって上記両面記録マークが削除された画像データの画像を記録し又は送信する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
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