JP2001144947A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001144947A
JP2001144947A JP32676299A JP32676299A JP2001144947A JP 2001144947 A JP2001144947 A JP 2001144947A JP 32676299 A JP32676299 A JP 32676299A JP 32676299 A JP32676299 A JP 32676299A JP 2001144947 A JP2001144947 A JP 2001144947A
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Osamu Kimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取った画像データは粗い画像データであ
るときに、従来例に比較して通信時間を短縮することが
できるファクシミリ装置などの通信端末装置を提供す
る。 【解決手段】 相手先で受信可能な線密度能力より低い
読み取り線密度で原稿を読み取って送信するときに(図
3のステップS3でYES)、複数の原稿の画像データ
を所定の1枚の送信画像サイズに収まるようにかつ読み
取った画像データの画素を減ずることなく合成して送信
する(図4のステップS22、S26、S27)。ここ
で、上記合成された1枚の画像データの画像において、
図6に示すように、送信元を示す画像を各原稿の画像に
対してそれぞれ挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数N枚の画像デ
ータを1枚の画像データに合成して送信する(以下、N
in 1送信という。)原稿合成送信機能を備えたフ
ァクシミリ装置などの通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信側のファクシミリ装置で読み取った
複数枚の送信原稿の画像データの線密度が粗い場合に、
従来、当該読み取った線密度と同一の線密度で、相手先
のファクシミリ装置に対して1枚ずつ送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読み取
った画像データは元々粗い画像データであるので、送信
時間、特に、ページ間の手順時間が余計にかかり無駄で
あるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、読
み取った画像データは粗い画像データであるときに、従
来例に比較して通信時間を短縮することができるファク
シミリ装置などの通信端末装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信端末装置は、相手先で受信可能な線密度能力よ
り低い読み取り線密度で原稿を読み取って送信するとき
に、複数の原稿の画像データを所定の1枚の送信画像サ
イズに収まるようにかつ読み取った画像データの画素を
減ずることなく合成して送信する合成送信手段を備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置は、相手先で受信可能な線密度能力と、相手先で
記録可能な線密度能力とに基づいて、複数の原稿の画像
データを所定の1枚の送信画像サイズに収まるようにか
つ読み取った画像データの画素を減ずることなく合成し
て送信するか否かを判断する判断手段と、上記合成して
送信すると判断したときに上記合成された画像データを
送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3記載の通信端末装置は、
請求項1又は2記載の通信端末装置において、上記合成
された1枚の画像データの画像において、送信元を示す
画像を、各原稿の画像に対してそれぞれ挿入する手段を
さらに備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、N in 1送信で送信する原稿合成送信機
能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック
図である。この実施形態のファクシミリ装置20は、相
手先で受信可能な線密度能力より低い読み取り線密度で
原稿を読み取って送信するときに(図3のステップS3
でYES)、複数の原稿の画像データを所定の1枚の送
信画像サイズに収まるようにかつ読み取った画像データ
の画素を減ずることなく合成して送信する(図4のステ
ップS22、S26、S27)ことを特徴としている。
また、相手先で受信可能な線密度能力と、相手先で記録
可能な線密度能力とに基づいて、複数の原稿の画像デー
タを所定の1枚の送信画像サイズに収まるようにかつ読
み取った画像データの画素を減ずることなく合成して送
信するか否かを判断し(図3のステップS3)、合成し
て送信すると判断したときに(図3のステップS3でY
ES)上記合成された画像データを送信する(図4のス
テップS22、S26、S27)ことを特徴としてい
る。ここで、上記合成された1枚の画像データの画像に
おいて、図6に示すように、送信元を示す画像を各原稿
の画像に対してそれぞれ挿入する。
【0010】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、原稿合成送信機能を備えている。主制御部1は具
体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以
下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御す
るほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行す
る。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原
稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデー
タを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリン
タ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ
通信により受信したイメージデータをハードコピーとし
てプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示
装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置で
あり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示した
り、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイ
メージデータの表示を行う。
【0011】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。操作部5はさらに、
表示部4に表示された質問に対して操作者の回答を入力
するためのYESキー及びNOキーを備えている。な
お、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることによ
り、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用
するように構成してもよい。
【0012】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図3乃至図5の発信処理の
プログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシ
ュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリア
として使用されてプログラムの実行時に発生する一時的
なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュ
メモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のため
に電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われ
ない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべ
きイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶す
る。なお、RAM7及び画像メモリ8をハードディスク
メモリで構成してもよい。
【0013】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0014】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、例えば4in1送信の原稿合成送信
機能を有している。ファクシミリ通信機能において、画
像読取部2により読み取られたドットイメージデータは
ファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,
MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号
化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一
方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化
データもソフトウェアによりイメージデータに復号化さ
れて画像記録部3からハードコピーとして出力される。
なお、画像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記
憶し、また逆に記憶しているイメージデータを必要に応
じて出力する。
【0015】図2は、図1のRAM7内の短縮ダイヤル
テーブル7aの一例の表を示す図である。図2に示すよ
うに、短縮ダイヤルテーブル7aには、各短縮番号毎
に、相手先のファクシミリ装置の電話番号と、画像受信
能力(ファクシミリの通信手順で、符号化された画像デ
ータを復号化して受信できる能力をいう。)と、画像記
録能力(画像記録部3の能力をいう。)と、1枚の用紙
に表面と裏面の両面にそれぞれ送信された画像データを
記録可能であるか否かを示す両面受信能力とが予め操作
部5を用いて入力されている。ここで、後者の相手先の
3つの能力については、相手先からの手順信号に格納さ
れた能力情報に基づいて格納し又は更新してもよい。
【0016】図3乃至図5は、図1のファクシミリ装置
20の主制御部1によって実行される発信処理を示すフ
ローチャートである。図3において、まず、ステップS
1において相手先の短縮番号を操作部5を用いて入力
し、ステップS1Aにおいて自機の画像読取能力(画像
読取部2の能力をいう。)を操作部5を用いて設定す
る。ここで、例えば次のうちからいずれかを選択する。 (1)400×400dpi (2)200×200dpi (3)200×100dpi
【0017】次いで、ステップS2において短縮ダイヤ
ルテーブル7aから相手先の画像受信能力と画像記録能
力と両面受信能力を読み出し、ステップS3において自
機の画像読取能力200×200dpiでかつ相手先の
画像受信能力及び画像記録能力は400×400dpi
であるか否かが判断され、NOであるときはステップS
7に進み、4in1送信を行わない通常の画像データの
読み取り及び送信処理を実行した後回線開放して当該発
信処理を終了する。一方、ステップS3でYESである
ときは、ステップS4において“4in1送信しますか
(YES/NO)?”と表示部4に表示し、ステップS
5においてYESキーがオンされたか否かが判断され、
YESのときはステップS9に進む一方、NOのときは
ステップS6に進み、ステップS6においてNOキーが
オンされたか否かが判断され、YESのときはステップ
S7に進む一方、NOのときはステップS5に戻る。ス
テップS9において相手先のファクシミリ装置は、短縮
ダイヤルテーブル7aに基づいて両面受信が可能か否か
が判断され、YESのときはステップS10に進む一
方、NOのときは図4のステップS21に進む。さら
に、ステップS10において“両面送信しますか(YE
S/NO)?”と表示部4に表示し、ステップS11に
おいてYESキーがオンされたか否かが判断され、YE
SのときはステップS13に進む一方、NOのときはス
テップS12に進み、NOキーがオンされたか否かが判
断され、YESのときは図4のステップS21に進む一
方、NOのときはステップS11に戻る。そして、ステ
ップS13においてDIS信号に“両面送信モードの設
定”のデータを挿入して、図4のステップS21に進
む。
【0018】図4のステップS21において、制御パラ
メータであるページ番号を1にリセットし、ステップS
22において原稿を200×200dpiで読み取って
画像データを画像メモリ8に格納した後、ステップS2
3で制御パラメータのページ番号を1だけインクリメン
トする。次いで、ステップS24においてすべてのペー
ジの読み取り及び格納の処理が完了したか否かが判断さ
れ、NOであるときはステップS22に戻って上記の処
理を繰り返す。一方、ステップS24でYESのとき
は、ステップS25において制御パラメータのページ番
号を1にリセットし、ステップS26において4枚の画
像データに基づいてヘッダー付き4in1の画像データ
を、図6に示すように、画像メモリ8内の一時メモリ領
域で展開して生成した後、ステップS27において生成
した4in1画像データを画像メモリ8内の送信メモリ
領域に格納し、ステップS28において次のページの画
像データがあるか否かが判断される。ここで、YESで
あるときは、S29において制御パラメータのページ番
号を4だけインクリメントしてステップS26に戻って
上記の処理を繰り返す。一方、ステップS28でNOで
あるときは、図5のステップS31に進む。
【0019】図5のステップS31において相手先に発
呼し、ステップS32においてDIS信号を送出し、ス
テップS33において自機の画像送信能力と相手先での
指定画像記録能力とを含むDCS信号を送出した後、ス
テップS34において両面送信モードの設定か否かが判
断され、YESのときはステップS35に進む一方、N
OのときはステップS36に進む。ステップS35で
は、画像メモリ8内画像データの奇数ページを表面とし
て送信し、偶数ページを裏面として送信することにより
両面送信モードで順次ページ番号順(このページ番号
は、4in1合成の処理後のページ番号であり、4枚の
原稿に対して1つのページ番号が付与されたページ番号
である。)で送信してステップS37に進む。一方、ス
テップS36において画像メモリ8の画像データを通常
の片面送信モードで全ページ送信した後、ステップS3
7に進む。ステップS37では、回線開放し、次いで、
ステップS38において送信完了時、画像メモリ8内の
第1ページの画像の少なくとも一部を付加して送信完了
レポートを画像記録部3を用いてプリントして当該発信
処理を終了する。
【0020】図6は、図1のファクシミリ装置20によ
って両面送信モードで送信される画像データの画像を示
す図であって、(a)はそのおもて面を示す正面図であ
り、(b)は裏面を示す正面図である。図6は7枚の原
稿画像A乃至Gを両面送信モードで送信したときの一例
であり、図6(a)及び(b)に図示されたおもて面及
び裏面において、送信すべき1枚の画像は、主走査方向
(横方向)に2分割し、かつ副走査方向(縦方向)に2
分割することにより4つの領域に分割して、各分割され
た領域の各頭部に、送信元と原稿の通しページ数とを示
すいわゆるヘッダー画像101乃至104、105乃至
107が挿入されている。この例では、原稿が7枚であ
るので、図6(b)の裏面の右下部の領域は白紙となっ
ている。すなわち、4in1送信で、原稿枚数が4の倍
数でないときは、対応する領域が白紙となる。
【0021】この実施形態における4in1送信では、
送信側の画像読取能力が200×200dpiである一
方、受信側の画像受信能力及び画像記録能力が400×
400dpiであるので、主走査方向及び副走査方向と
も、読み取った原稿画像データの画素を欠落することな
く、合成することができる。
【0022】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、相手先で受信可能な線密度能力より低い読み取り線
密度で原稿を読み取って送信するときに(図3のステッ
プS3でYES)、複数の原稿の画像データを所定の1
枚の送信画像サイズに収まるようにかつ読み取った画像
データの画素を減ずることなく合成して送信する(図4
のステップS22、S26、S27)。従って、解像度
を低下することなく、すなわち画素を欠落することなく
(画質の劣化を生じることなく)送信することができ、
ページ間の通信手順を省略することができ、これにより
通信時間を短縮して効率に送信できる。
【0023】また、本実施形態によれば、相手先で受信
可能な線密度能力と、相手先で記録可能な線密度能力と
に基づいて、複数の原稿の画像データを所定の1枚の送
信画像サイズに収まるようにかつ読み取った画像データ
の画素を減ずることなく合成して送信するか否かを判断
し(図3のステップS3)、合成して送信すると判断し
たときに(図3のステップS3でYES)上記合成され
た画像データを送信する(図4のステップS22、S2
6、S27)。従って、解像度を低下することなく、す
なわち画素を欠落することなく(画質の劣化を生じるこ
となく)送信することができ、ページ間の通信手順を省
略することができ、これにより通信時間を短縮して効率
に送信できる。
【0024】さらに、本実施形態によれば、上記合成さ
れた1枚の画像データの画像において、図6に示すよう
に、送信元を示す画像を各原稿の画像に対してそれぞれ
挿入する。従って、受信側のファクシミリ装置におい
て、受信された画像のチェックを容易にすることがで
き、操作性を向上できる。
【0025】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0026】また、図2の短縮ダイヤルテーブル7aで
は、画像受信能力及び画像記録能力は、主走査方向と、
副走査方向の1インチ当りのドット数で表記している
が、本発明はこれに限らず、少なくとも副走査方向の能
力(副走査線密度ともいう。)であってもよい。
【0027】さらに、送信側の画像読取能力と、受信側
の画像受信能力及び画像記録能力との関係は、少なくと
も次式を満たせば、Nin1送信することができる。
【数1】送信側の画像読取能力の2倍≦受信側の画像受
信能力≦受信側の画像記録能力
【0028】以上の実施形態においては、4in1送信
の例について述べているが、受信側の画像受信能力及び
画像記録能力が例えば1200×1200dpiである
ときに、送信側の画像読取能力が400×400dpi
であれば、解像度を低下させることなく、すなわち画素
を欠落させることなく、9in1で合成して送信でき
る。また、受信側の画像受信能力及び画像記録能力が例
えば800×800dpiであるときに、送信側の画像
読取能力が200×200dpiであれば、解像度を低
下させることなく、すなわち画素を欠落させることな
く、16in1で合成して送信できる。このように、受
信側の画像受信能力及び画像記録能力の主走査方向又は
副走査方向の線密度が送信側の画像読取能力の主走査方
向又は副走査方向の線密度の2倍以上であれば、Nin
1で合成して送信することができ、2の倍数であれば、
図6又は図7に示すように、原稿枚数が倍数でないとき
の白紙部分の形成を除いて、白紙部分を形成することな
く受信側で記録できる。
【0029】図7は、変形例のファクシミリ装置によっ
て両面送信モードで送信される画像データの画像を示す
図であって、(a)はそのおもて面を示す正面図であ
り、(b)は裏面を示す正面図である。図7の変形例で
は、図6の実施例に比較して、4in1合成された画像
の各ページの頭部に、合成後の画像のページ数(PP
1、PP2で示す。)と送信元を含む情報のヘッダー画
像201,202を挿入したことを特徴としている。こ
れにより、受信側のファクシミリ装置において、受信さ
れた画像のチェックを容易にすることができ、操作性を
向上できる。また、各分割された領域の頭部には、図6
の例と同様に各原稿ページのページ数を示すヘッダー画
像301乃至304、及び305乃至307を挿入して
いる。この変形例では、各送信ページの各頭部の分だけ
領域が狭くなるので、元の原稿画像の上部又は下部を所
定の長さだけ削除する必要がある。なお、後者のヘッダ
ー画像301乃至304、及び305乃至307は挿入
しなくてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の通信端末装置によれば、相手先で受信可能な線
密度能力より低い読み取り線密度で原稿を読み取って送
信するときに、複数の原稿の画像データを所定の1枚の
送信画像サイズに収まるようにかつ読み取った画像デー
タの画素を減ずることなく合成して送信する合成送信手
段を備える。従って、解像度を低下することなく、すな
わち画素を欠落することなく(画質の劣化を生じること
なく)送信することができ、ページ間の通信手順を省略
することができ、これにより通信時間を短縮して効率に
送信できる。
【0031】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置によれば、相手先で受信可能な線密度能力と、相
手先で記録可能な線密度能力とに基づいて、複数の原稿
の画像データを所定の1枚の送信画像サイズに収まるよ
うにかつ読み取った画像データの画素を減ずることなく
合成して送信するか否かを判断する判断手段と、上記合
成して送信すると判断したときに上記合成された画像デ
ータを送信する送信手段とを備える。従って、解像度を
低下することなく、すなわち画素を欠落することなく
(画質の劣化を生じることなく)送信することができ、
ページ間の通信手順を省略することができ、これにより
通信時間を短縮して効率に送信できる。
【0032】さらに、請求項3記載の通信端末装置によ
れば、請求項1又は2記載の通信端末装置において、上
記合成された1枚の画像データの画像において、送信元
を示す画像を、各原稿の画像に対してそれぞれ挿入する
手段をさらに備える。従って、受信側のファクシミリ装
置において、受信された画像のチェックを容易にするこ
とができ、操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、複数N枚の画
像データを1枚の画像データに合成して送信する原稿合
成送信機能を有するファクシミリ装置20の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 図1のRAM7内の短縮ダイヤルテーブル7
aの一例の表を示す図である。
【図3】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される発信処理の第1の部分を示すフローチ
ャートである。
【図4】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される発信処理の第2の部分を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される発信処理の第3の部分を示すフローチ
ャートである。
【図6】 図1のファクシミリ装置20によって両面送
信で送信される画像データの画像を示す図であって、
(a)はそのおもて面を示す正面図であり、(b)は裏
面を示す正面図である。
【図7】 変形例のファクシミリ装置によって両面送信
で送信される画像データの画像を示す図であって、
(a)はそのおもて面を示す正面図であり、(b)は裏
面を示す正面図である。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 3…画像記録部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…短縮ダイヤルテーブル、 8…画像メモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先で受信可能な線密度能力より低い
    読み取り線密度で原稿を読み取って送信するときに、複
    数の原稿の画像データを所定の1枚の送信画像サイズに
    収まるようにかつ読み取った画像データの画素を減ずる
    ことなく合成して送信する合成送信手段を備えたことを
    特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 相手先で受信可能な線密度能力と、相手
    先で記録可能な線密度能力とに基づいて、複数の原稿の
    画像データを所定の1枚の送信画像サイズに収まるよう
    にかつ読み取った画像データの画素を減ずることなく合
    成して送信するか否かを判断する判断手段と、上記合成
    して送信すると判断したときに上記合成された画像デー
    タを送信する送信手段とを備えたことを特徴とする通信
    端末装置。
  3. 【請求項3】 上記合成された1枚の画像データの画像
    において、送信元を示す画像を、各原稿の画像に対して
    それぞれ挿入する手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の通信端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013781A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像処理装置

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JP2007013781A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像処理装置
JP4618020B2 (ja) * 2005-07-01 2011-01-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び画像処理装置

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