JP2000050012A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000050012A
JP2000050012A JP10212498A JP21249898A JP2000050012A JP 2000050012 A JP2000050012 A JP 2000050012A JP 10212498 A JP10212498 A JP 10212498A JP 21249898 A JP21249898 A JP 21249898A JP 2000050012 A JP2000050012 A JP 2000050012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面記録時又は両面読取時において原稿を確
認する必要がなく画像処理を実行することができる画像
処理装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも2つの画像データの画像をそ
れぞれ記録紙の両面に記録する場合に、上記2つの画像
データにそれぞれ、記録紙の両面に画像が記録されてい
ることを示す識別マークである両面記録マークの画像デ
ータを挿入して、挿入された両面記録マーク付きの2つ
の画像データの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録する
ことを特徴としている。また、パターン認識部9は、画
像読取部2によって変換された画像データに、上記両面
記録マークが含まれているか否かを判断し、YESのと
きは、原稿を反転機構100を用いて反転した後、画像
読取部2は、上記原稿の裏面の画像をも自動的に読み取
って画像データに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面記録機能又は
両面読取機能を有するコピー機又はコピー機能付きファ
クシミリ装置などの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー機やコピー機能付きファク
シミリ装置においては、片面原稿又は両面原稿をそれぞ
れ記録紙の両面に記録する両面記録機能を有し、この機
能では、記録紙の第1の面の記録後に、当該記録紙を反
転機構を用いて記録紙を反転させた後、その第2の面に
記録を行っている。また、両面原稿を記録紙の片面又は
両面に記録する場合においては、イメージリーダーにお
いて反転機構を有し、この場合、原稿の第1の面を読み
取った後に、原稿を反転機構を用いて反転させた後、そ
の第2の面を読み取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、裏紙を
使用した原稿の場合は、両面に印字されており、どの面
をコピーするかを確認した上でその片面のみを読み取っ
てコピーする。また、両面に印字された原稿において
も、両面原稿であることを確認した上で、コピー操作を
する必要がある。すなわち、どちらにしても、原稿をい
ちいち確認する必要があるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、両
面記録時又は両面読取時において原稿を確認する必要が
なく画像処理を実行することができる画像処理装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の画像処理装置は、2つの画像データの画像を記録紙
の両面に記録し又は送信する場合に、上記2つの画像デ
ータにそれぞれ、両面に画像が記録されていることを示
す識別マークの画像データを挿入する挿入手段と、上記
挿入された識別マーク付きの2つの画像データの画像を
それぞれ記録紙の両面に記録し又は両面画像データとし
て送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る請求項2記載の画像処
理装置は、原稿の画像を読み取って画像データに変換す
る画像読取手段と、上記画像読取手段によって変換され
た画像データに、両面に画像が記録されていることを示
す識別マークが含まれているか否かを判断する認識手段
と、上記認識手段によって識別マークが含まれていると
判断されたとき、上記原稿の裏面の画像データを読み取
って画像データに変換するように上記画像読取手段を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、本発明に係る請求項3記載の画像
処理装置は、原稿の画像を読み取って画像データに変換
する画像読取手段と、所定の識別マークが付加された原
稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場合に、
上記画像読取手段によって変換された画像データから上
記識別マークの画像データを削除する削除手段と、上記
削除手段によって識別マークが削除された画像データの
画像を記録し又は送信する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、コピー機能を有するファクシミリ装置20の
構成を示すブロック図である。この実施形態のファクシ
ミリ装置20は、少なくとも2つの画像データの画像を
それぞれ記録紙の両面に記録する場合に、上記2つの画
像データにそれぞれ、記録紙の両面に画像が記録されて
いることを示す識別マークである両面記録マーク(図3
参照。)の画像データを挿入して、挿入された両面記録
マーク付きの2つの画像データの画像をそれぞれ記録紙
の両面に記録することを特徴としている。また、パター
ン認識部9は、画像読取部2によって変換された画像デ
ータに、上記両面記録マークが含まれているか否かを判
断し、YESのときは、原稿を図2の反転機構100を
用いて反転した後、画像読取部2は、上記原稿の裏面の
画像をも自動的に読み取って画像データに変換すること
を特徴としている。さらには、上述のように両面記録マ
ークが付加された原稿を片面原稿として記録し又は送信
する場合に、画像読取部2によって変換された画像デー
タから上記両面記録マークの画像データを削除した後、
上記両面記録マークが削除された画像データを画像記録
部3を用いて記録紙に記録し又はファックスモデム10
を用いてファクシミリ送信することを特徴としている。
【0010】図1において、ファクシミリ装置20は、
コピー機能付きファクシミリ装置であって、従来のG3
方式等のファクシミリ通信機能を備えるとともに、両面
記録機能及び両面読取機能を備えている。主制御部1は
具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して
以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御
するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行す
る。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原
稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデー
タを出力する。ここで、画像読取部2は両面読取りのた
めに原稿を反転させるための、図2の反転機構100を
備えている。
【0011】図2の反転機構100では、両面読取時に
おいて、経路変更爪81が実線の位置に位置し、原稿台
60上に載置された原稿60が送りローラー71,72
及びベルト76により矢印101に示すようにプラテン
ガラス62上に導かれた後、プラテンガラス62の直下
に配置されたCCDリニアセンサ70が副走査方向に移
動することにより、原稿50の第1の面(おもて面)の
画像が読み取られる。次いで、経路変更爪81は若干回
転して破線の位置に位置し、また、経路変更爪82は実
線の位置に位置し、このとき、プラテンガラス62上の
原稿は、送りローラー71,72の逆の回転及びベルト
76の逆方向の移動により,矢印102に示すように反
転ローラー73,74に向かって移動した後、これら反
転ローラー73,74の矢印201,202の方向の回
転により、矢印103に示すように、反転ホルダー61
上に導かれる。次いで、経路変更爪82,81はともに
破線の位置に位置し、反転ホルダー61上の原稿は、反
転ローラー73,74の矢印203,204の方向の回
転により、矢印104,105に示すように、反転台6
3に導かれた後、送りローラー77の回転及び送りロー
ラー71,72の回転及びベルト76の移動により、矢
印106に示すように、プラテンガラス62に上に導か
れる。そして、CCDリニアセンサ70が副走査方向に
移動することにより、原稿50の第2の面(裏面)の画
像が読み取られる。従って、反転機構100では、原稿
50の第1の面を読み取った後、原稿を反転して、原稿
50の第2の面を読み取るように構成されている。
【0012】画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ
装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通
信により受信したイメージデータをハードコピーとして
プリントアウトして記録する。ここで、画像記録部3は
両面記録のために記録紙を反転させるための、上記反転
機構100と同様の構成を有する記録紙の反転機構を備
えている。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はC
RTディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシミ
リ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の
イメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を
行う。
【0013】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーのうちの一部又は全部を代用するように構成
してもよい。
【0014】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図4のコピー処理、並びに
図5及び図6のコピー処理及びファクシミリ送信処理の
プログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシ
ュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリア
として使用されてプログラムの実行時に発生する一時的
なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュ
メモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のため
に電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われ
ない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべ
きイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶す
る。なお、RAM7及び画像メモリ8をハードディスク
メモリで構成してもよい。
【0015】図3(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)及び(f)はそれぞれ図1のファクシミリ装置2
0で使用される両面記録マークの一例を示す図である。
これらの両面記録マークは、両面記録時に、例えば、記
録紙の右上、左上、右下、又は左下に記録され、これら
の両面記録マークは記録紙が例えば90度回転して読み
取る場合であっても、そのパターンを読み取りやすい白
黒の変化パターンとなっている。この両面記録マークの
画像データは、マークパターンメモリ9aに予め記憶さ
れる。なお、図3においてハッチングで示している部分
は例えば黒で塗りつぶしてもよい。この両面記録マーク
の記録は、主制御部1の画像処理により、読み取った原
稿の画像データに対して、マークパターンメモリ9a内
の両面記録マークの画像データを原稿画像データの所定
の位置に重ね書きにより挿入することにより挿入した
後、両面記録マークが付加された画像データの画像を画
像記録部3により記録紙に記録することにより行われ
る。
【0016】パターン認識部9は、公知のパターン認識
方法を用いて、画像読取部2によって変換された原稿画
像データの中の両面記録マークの画像データと、マーク
パターンメモリ9aに予め記録されている両面記録マー
クの画像データとを比較することにより、所定の画像デ
ータの画素値の一致の度合いが所定のしきい値以上であ
るときに、原稿画像に両面記録マークが記録されている
と判断し、その判断結果を主制御部1に知らせる。
【0017】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、ファクシミリ通信用のファックスモデムの
機能を有するモデムであり、特に、独自モードで両面の
ファクシミリ送信であることを、例えば、非標準機能識
別信号(NSF)に独自コマンドで受信側のファクシミ
リ装置に報知して両面のファクシミリ送信を行う機能を
有し、この機能では、ページ番号情報に代えてページ番
号とおもて又は裏の情報を伝送して行う。NCU(ネッ
トワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナ
ログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放
の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェ
ア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公
衆電話回線Lに接続する。なお、NCU11を所定のタ
ーミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digi
tal Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式の
デジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するよう
にしてもよい。
【0018】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、コピー機能を有している。ファクシ
ミリ通信機能において、画像読取部2により読み取られ
たドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定
められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従っ
てソフトウェアにより符号化された後、相手先のファク
シミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミ
リ装置から受信した符号化データもソフトウェアにより
イメージデータに復号化されて画像記録部3からハード
コピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメー
ジデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶している
イメージデータを必要に応じて出力する。また、コピー
機能においては、画像読取部2により読み取られたドッ
トイメージデータは画像メモリ8に一旦記憶された後、
画像記録部3に出力されて記録紙に記録される。
【0019】図4は、図1のファクシミリ装置20の主
制御部1によって実行されるコピー処理を示すフローチ
ャートである。図4において、まず、ステップS1にお
いて原稿枚数パラメータNに1をセットし、次いで、ス
テップS2において両面コピーか否かが判断され、YE
SのときはステップS3に進む一方、NOのときはステ
ップS11に進む。ステップS3においては、画像読取
部2によりN枚目の原稿を読み取って画像データに変換
して画像メモリ8に記憶し、ステップS4において上記
画像データの右上に、マークパターンメモリ9a内の両
面記録マークの画像データを挿入した後、画像記録部3
により上記両面記録マーク付きの画像データの画像を記
録紙に記録する。次いで、ステップS5において記録紙
を反転機構を用いて反転し、ステップS6において画像
読取部2により2N枚目の原稿を読み取って画像データ
に変換して画像メモリ8に記憶する。そして、ステップ
S7において上記変換された画像データの右上に、両面
記録マークの画像データを挿入した後、画像記録部3に
より上記両面記録マーク付きの画像データの画像を記録
紙に記録し、ステップS8に進む。
【0020】一方、ステップS2でNOのときは、ステ
ップS11において画像読取部2によりN枚目の原稿を
読み取って画像データに変換して画像メモリ8に記憶し
た後、ステップS12において画像記録部3により上記
変換された画像データを記録紙に記録し、ステップS8
に進む。ステップS8では、すべての原稿をコピーした
か否かが判断され、NOであるときは、ステップS9で
原稿枚数パラメータNを1だけインクリメントした後、
ステップS2に戻り、上述の処理を繰り返す。一方,ス
テップS8でYESのときは、当該コピー処理を終了す
る。
【0021】図5及び図6は、図1のファクシミリ装置
20の主制御部1によって実行されるコピー及びファク
シミリ送信処理を示すフローチャートである。この処理
は、原稿に両面記録マークが記録されている可能性があ
るときに、コピー又はファクシミリ送信する場合に実行
される。図5において、まず、ステップS21において
原稿枚数パラメータNが1にセットされ、ステップS2
2において画像読取部2により原稿のおもて面を読み取
って画像データに変換して画像メモリ8に記憶する。次
いで、ステップS23においてパターン認識部9により
上記変換された画像データに両面記録マークが含まれて
いるか否かについて判断され、YESのときは両面記録
マークを検出して原稿が両面記録されているので、両面
コピー又は両面ファクシミリ送信するための処理を行う
ためにステップS24に進む。一方、ステップS23で
NOのときは、原稿は片面記録なので、片面コピー又は
片面の通常のファクシミリ送信するための処理を行うた
めにステップS26に進む。
【0022】ステップS24では、図2の反転機構10
0を用いて原稿を反転し、ステップS25において画像
読取部2により原稿の裏面を読み取って画像データに変
換して画像メモリ8に格納して、図6のステップS31
に進む。また、ステップS26においてコピーか否かが
判断され、YESのとき(コピーのとき)は、ステップ
S27においてN枚目の記録紙に、上記ステップS22
で画像メモリ8に記憶した画像データの画像を記録した
後、図6のステップS39に進む。さらに、ステップS
26でNO(ファクシミリ送信)のときは、ステップS
28において,上記ステップS22で画像メモリ8に記
憶した画像データを、ファックスモデム10を用いて第
Nページとしてファクシミリ送信し、図6のステップS
39に進む。
【0023】図6のステップS31において片面出力か
否かが判断され、YESのときはステップS32に進む
一方、NO(両面出力)のときはステップS41に進
む。ステップS32では、おもて面の画像データから両
面記録マークを削除し、ステップS33では、裏面の画
像データから両面記録マークを削除した後、ステップS
34においてコピーか否かが判断される。ステップS3
4でYESのときはステップS35に進む一方、NO
(ファクシミリ送信)のときはステップS37に進む。
【0024】ステップS35では画像記録部3によりN
枚目の記録紙のおもて面に、両面印字マークが削除され
たおもて面の画像データの画像を記録し、ステップS3
6において画像記録部3により2N枚目の記録紙の裏面
に、両面印字マークが削除された裏面の画像データの画
像を記録した後、ステップS39に進む。一方、ステッ
プS37では、ファックスモデム10を用いておもて面
の画像データを第Nページとしてファクシミリ送信し、
ステップS38において裏面の画像データを第2Nペー
ジとしてファクシミリ送信した後、ステップS39に進
む。
【0025】ステップS41においてコピーか否かが判
断され、YES(コピー)のときは、ステップS42で
画像記録部3によりおもて面の画像データをN枚目の記
録紙のおもて面に記録し、ステップS43で反転機構に
より記録紙を反転し、ステップS44において画像記録
部3により裏面の画像データをN枚目の記録紙の裏面に
記録し、ステップS39に進む。一方,ステップS41
でNO(ファクシミリ送信)のときは、ステップS45
でファックスモデム10を用いておもて面の画像データ
を第Nページのおもてとしてファクシミリ送信し、ステ
ップS46において裏面の画像データを第Nページの裏
としてファクシミリ送信した後、ステップS39に進
む。
【0026】ステップS39において、すべての原稿を
読み取ったか否かが判断され、NOのときは次の原稿を
読み取るために、図5のステップS29において原稿枚
数パラメータNを1だけインクリメントして、ステップ
S22に戻り、上述の処理を繰り返す。一方,ステップ
S39でYESのときは、当該コピー及びファクシミリ
送信処理を終了する。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、少なくとも2つの画像データの画像をそれぞれ記録
紙の両面に記録する場合に、上記2つの画像データにそ
れぞれ、記録紙の両面に画像が記録されていることを示
す識別マークである両面記録マークの画像データを挿入
して、挿入された両面記録マーク付きの2つの画像デー
タの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録するので、記録
が裏面も有効であることが一目瞭然であり、表裏どちら
を見ても裏に記録があることがわかる。
【0028】また、パターン認識部9は、画像読取部2
によって変換された画像データに、上記両面記録マーク
が含まれているか否かを判断し、YESのときは、原稿
を図2の反転機構100を用いて反転した後、画像読取
部2は、上記原稿の裏面の画像をも自動的に読み取って
画像データに変換するので、裏面に記録がある原稿を自
動的に両面読取りすることができ、操作者の操作を必要
とせず、操作性を向上させることができる。
【0029】さらには、上述のように両面記録マークが
付加された原稿を片面原稿として記録し又は送信する場
合に、画像読取部2によって変換された画像データから
上記両面記録マークの画像データを削除した後、上記両
面記録マークが削除された画像データを画像記録部3を
用いて記録紙に記録し又はファックスモデム10を用い
てファクシミリ送信するので、両面記録原稿を片面に記
録や送信する場合において、両面記録マークを削除する
ので、片面原稿を両面と誤解することを防止することが
できる。
【0030】<変形例>以上の実施形態の図4のコピー
処理では、画像読取部3により読み取った原稿画像に対
して、両面コピーのときに両面記録マークを記録してい
るが、本発明はこれに限らず、両面ファクシミリ送信の
ときに、画像読取部3により読み取った原稿画像に対し
て両面記録マークを記録してもよい。もしくは、両面フ
ァクシミリ受信のときに、ファックスモデム10を用い
て受信された画像データに対して両面記録マークを記録
してもよい。
【0031】以上の実施形態の図5及び図6のコピー及
びファクシミリ送信処理においては、画像読取部3によ
り読み取った原稿画像について両面記録マークの検出を
行ってステップS25以降の処理を行っているが、本発
明はこれに限らず、ファックスモデム10により受信さ
れた画像データについて両面記録マークの検出を行って
ステップS25以降の処理を行ってもよい。
【0032】以上の実施形態においては、両面記録マー
クは、記録紙の両面とも同一の識別マークを記録してい
るが、本発明はこれに限らず、おもて面と裏面を識別で
きるように互いに異なる識別マークを記録するようにし
てもよい。
【0033】以上の実施形態においては、ファクシミリ
装置20の例について述べているが、本発明はこれに限
らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網
に接続された、例えば電話機、データ通信装置などを含
む通信端末装置や、コピー機などの画像処理装置に適用
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の画像処理装置によれば、2つの画像データの画
像を記録紙の両面に記録し又は送信する場合に、上記2
つの画像データにそれぞれ、両面に画像が記録されてい
ることを示す識別マークの画像データを挿入する挿入手
段と、上記挿入された識別マーク付きの2つの画像デー
タの画像をそれぞれ記録紙の両面に記録し又は両面画像
データとして送信する手段とを備える。従って、記録が
裏面も有効であることが一目瞭然であり、表裏どちらを
見ても裏に記録があることがわかる。
【0035】また、本発明に係る請求項2記載の画像処
理装置によれば、原稿の画像を読み取って画像データに
変換する画像読取手段と、上記画像読取手段によって変
換された画像データに、両面に画像が記録されているこ
とを示す識別マークが含まれているか否かを判断する認
識手段と、上記認識手段によって識別マークが含まれて
いると判断されたとき、上記原稿の裏面の画像データを
読み取って画像データに変換するように上記画像読取手
段を制御する制御手段とを備える。従って、裏面に記録
がある原稿を自動的に両面読取りすることができ、操作
者の操作を必要とせず、操作性を向上させることができ
る。
【0036】さらに、本発明に係る請求項3記載の画像
処理装置によれば、原稿の画像を読み取って画像データ
に変換する画像読取手段と、所定の識別マークが付加さ
れた原稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場
合に、上記画像読取手段によって変換された画像データ
から上記識別マークの画像データを削除する削除手段
と、上記削除手段によって識別マークが削除された画像
データの画像を記録し又は送信する手段とを備える。従
って、両面記録原稿を片面に記録や送信する場合におい
て、両面記録マークを削除するので、片面原稿を両面と
誤解することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、コピー機能を
有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1のファクシミリ装置20に備えられる反
転機構100の構成を示す断面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び
(f)はそれぞれ図1のファクシミリ装置20で使用さ
れる両面記録マークの一例を示す図である。
【図4】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行されるコピー処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行されるコピー及びファクシミリ送信処理の第
1の部分を示すフローチャートである。
【図6】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行されるコピー及びファクシミリ送信処理の第
2の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 3…画像記録部、 6…ROM、 7…RAM、 8…画像メモリ、 9…パターン認識部、 9a…マークパターンメモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 20…ファクシミリ装置、 100…反転機構、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの画像データの画像を記録紙の両面
    に記録し又は送信する場合に、上記2つの画像データに
    それぞれ、両面に画像が記録されていることを示す識別
    マークの画像データを挿入する挿入手段と、上記挿入さ
    れた識別マーク付きの2つの画像データの画像をそれぞ
    れ記録紙の両面に記録し又は両面画像データとして送信
    する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取って画像データに変
    換する画像読取手段と、上記画像読取手段によって変換
    された画像データに、両面に画像が記録されていること
    を示す識別マークが含まれているか否かを判断する認識
    手段と、上記認識手段によって識別マークが含まれてい
    ると判断されたとき、上記原稿の裏面の画像データを読
    み取って画像データに変換するように上記画像読取手段
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取って画像データに変
    換する画像読取手段と、所定の識別マークが付加された
    原稿の画像を片面原稿として記録し又は送信する場合
    に、上記画像読取手段によって変換された画像データか
    ら上記識別マークの画像データを削除する削除手段と、
    上記削除手段によって識別マークが削除された画像デー
    タの画像を記録し又は送信する手段とを備えたことを特
    徴とする画像処理装置。
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