JP2003182189A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2003182189A
JP2003182189A JP2001386668A JP2001386668A JP2003182189A JP 2003182189 A JP2003182189 A JP 2003182189A JP 2001386668 A JP2001386668 A JP 2001386668A JP 2001386668 A JP2001386668 A JP 2001386668A JP 2003182189 A JP2003182189 A JP 2003182189A
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JP2001386668A
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Inventor
Shinichiro Hara
伸一郎 原
Taro Seki
太郎 関
Kazunori Ozeki
一徳 大関
Yuji Nakane
祐二 中根
Koichi Sato
弘一 佐藤
Osamu Igarashi
攻 五十嵐
Koichiro Mino
浩一朗 三野
Hidetomi Murashita
英富 村下
Hideaki Sugimoto
英明 杉本
Tomoe Yamakawa
智絵 山川
Yoshio Hasegawa
佳男 長谷川
Tatsuo Fukushima
達夫 福島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションデータの印刷を容易にし、
また、その印刷における利用者の利便性の向上を図るこ
とのできる印刷システムを提供する。 【解決手段】 アプリケーションデータから印刷データ
を生成して印刷する機能及び、印刷データに基づき印字
を行う機能を有するプリンタ装置1と、このプリンタ装
置1に接続されたクライアント装置2からなる印刷シス
テムであって、クライアント装置2にて、印刷対象とな
ったアプリケーションデータがプリンタ装置1にて印刷
データに変換可能か否かが判断され、変換可能と判断さ
れたときには、アプリケーションデータがプリンタ装置
1へ送信され、変換可能でないと判断されたときには、
クライアント装置2側でアプリケーションデータから印
刷データが生成され、その印刷データがプリンタ装置1
へ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
によって作成されたアプリケーションデータを印刷する
印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置は通常、所定の印刷制御言
語(アドビ社のPostScript(登録商標)など)にて印刷
データを受信し、当該印刷制御言語を解釈して印刷処理
を実行する。何らかのアプリケーションプログラムにて
作成されたアプリケーションデータを印刷データ(プリ
ンタドライバの出力)に変換するのは、これらプリンタ
装置に印刷指示を出力するクライアント装置である。
【0003】クライアント装置は例えばパーソナルコン
ピュータや、PDA(Personal Digital Assistants)
などの携帯端末などがある。これらのクライアント装置
は、印刷対象となるアプリケーションデータを、そのア
プリケーションデータを作成したのと同じアプリケーシ
ョンに読み込ませ、当該アプリケーションを操作して印
刷の指示を行う。これにより、当該アプリケーション
は、印刷対象となったアプリケーションを所定のグラフ
ィックルーチンを介して描画し、これをオペレーティン
グシステム側(プリンタドライバ)にて印刷制御言語へ
変換させて印刷指示としてプリンタ装置へ送信させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクライアント装置側の処理では、次のような問題点
がある。すなわち、近年、電子メール等の発展に伴い、
アプリケーションデータにより重要な書類データをやり
とりする場合が増えてきたが、送信元のユーザが当該ア
プリケーションデータの生成に用いたアプリケーション
を、受信側のユーザが所有しているとは限らないのであ
る。この場合、受信側のユーザは当該アプリケーション
データを印刷することはできないことになる。
【0005】そこで、特定のアプリケーションで作成さ
れたアプリケーションデータ(予め定められたアプリケ
ーションデータ)を自ら解釈して印刷データへ変換し、
印刷を実行するプリンタ装置を用意し、クライアント装
置側が、このプリンタ装置へアプリケーションデータを
そのまま送信することにより、クライアント装置側に当
該アプリケーションを用意することなしに印刷を行うこ
とは可能となる。つまり、プリンタ装置側にアプリケー
ションとプリンタドライバとをインストールしておき、
適宜起動して利用するのである。
【0006】ところが、プリンタ装置側にて対応可能な
アプリケーションデータを複数にすることは可能である
が(その数だけアプリケーションをインストールすれば
よい)、必ずしもすべてのアプリケーションを対応可能
なアプリケーションとして設定できるものでもない。そ
のため、対応可能なアプリケーションでなかった場合、
利用者は、改めてアプリケーションを起動して印刷指示
を実行する必要があって利便性が低くなる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、アプリケーションデータの印刷を容易にすることが
でき、また、その印刷における利用者の利便性の向上を
図った印刷システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記従来例の
問題点を解決するために、本発明は、予め定められたア
プリケーションデータについて当該アプリケーションデ
ータを印字データ形式のデータに変換して印刷する機能
及び、印刷データを印字データ形式のデータに変換して
印刷する機能を有したプリンタ装置と、前記プリンタ装
置に、アプリケーションデータ又は印刷データを送信す
るクライアント装置と、を含む印刷システムであって、
印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
定められたアプリケーションデータであるか否かの判断
が行われ、当該判断の結果に基づき、前記クライアント
装置が、前記印刷対象のアプリケーションデータをその
まま前記プリンタ装置に送信する処理と、当該アプリケ
ーションデータを印刷データに変換して前記プリンタ装
置に送信する処理とのどちらを行うかが決定されること
を特徴としている。
【0009】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、予め定められたアプリケーションデータに
ついて当該アプリケーションデータを印字データ形式の
データに変換して印刷する機能及び、印刷データを印字
データ形式のデータに変換して印刷する機能を有したプ
リンタ装置に接続され、前記プリンタ装置に、アプリケ
ーションデータ又は印刷データを送信するクライアント
装置であって、印刷対象となったアプリケーションデー
タについて、当該アプリケーションデータが前記プリン
タ装置にて予め定められたアプリケーションデータであ
るか否かを判断し、当該判断の結果に基づき、前記印刷
対象のアプリケーションデータを印刷データに変換する
か否かを決定することを特徴としている。
【0010】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、予め定められたアプリケーションデータに
ついて当該アプリケーションデータを印字データ形式の
データに変換して印刷する機能及び、印刷データを印字
データ形式のデータに変換して印刷する機能を有したプ
リンタ装置に接続され、前記プリンタ装置に、アプリケ
ーションデータ又は印刷データを送信するクライアント
装置であって、印刷対象となったアプリケーションデー
タについて、当該アプリケーションデータが前記プリン
タ装置にて予め定められたアプリケーションデータであ
るか否かを判断し、当該アプリケーションデータが前記
プリンタ装置で予め定められたアプリケーションデータ
であり、かつ当該アプリケーションデータがクライアン
ト装置側で印刷データに変換可能であるときには、前記
印刷対象のアプリケーションデータを印刷データに変換
するか否かを、所定の条件に基づき決定することを特徴
としている。ここで、前記所定の条件は、事前に設定さ
れた優先順位情報に基づく条件であることとするのも好
ましい。
【0011】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、クライアント装置側から受信したデータ
が、予め定められたアプリケーションデータであるとき
には、当該アプリケーションデータを印字データ形式の
データに変換して印刷し、クライアント装置側から受信
したデータが印刷データであるときには、その印刷デー
タを印字データ形式のデータに変換して印刷するプリン
タ装置であって、印刷対象となったアプリケーションデ
ータに関連する関連情報をクライアント側から受信し、
当該受信した関連情報に応じて前記印刷対象となったア
プリケーションデータが、前記予め定められたアプリケ
ーションデータであるか否かを判断し、当該判断の結果
を前記クライアント側へ伝達することを特徴としてい
る。ここで、前記関連情報は、印刷対象となったアプリ
ケーションデータのファイルタイプに関する情報である
こととするのも好ましい。
【0012】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、予め定められたアプリケーションデータに
ついて当該アプリケーションデータを印字データ形式の
データに変換する機能及び、印字データ形式のデータを
印刷する機能を有したプリンタ装置に接続され、前記プ
リンタ装置に、アプリケーションデータ又は印字データ
形式のデータを送信するクライアント装置であって、印
刷対象となったアプリケーションデータについて、当該
アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め定
められたアプリケーションデータであるか否かを判断
し、当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のアプリケ
ーションデータを印字データ形式のデータに変換するか
否かを決定することを特徴としている。
【0013】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、予め定められたアプリケーションデータ
について当該アプリケーションデータを印字データ形式
のデータに変換して印刷する機能及び、印刷データを印
字データ形式のデータに変換して印刷する機能を有した
プリンタ装置と、前記プリンタ装置に、アプリケーショ
ンデータ又は印刷データを送信するクライアント装置
と、を用いる印刷方法であって、印刷対象となったアプ
リケーションデータについて、当該アプリケーションデ
ータが前記プリンタ装置にて予め定められたアプリケー
ションデータであるか否かの判断を行い、当該判断の結
果に基づき、前記クライアント装置が、前記印刷対象の
アプリケーションデータをそのまま前記プリンタ装置に
送信する処理と、当該アプリケーションデータを印刷デ
ータに変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのど
ちらを行うかを決定することを特徴としている。
【0014】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、予め定められたアプリケーションデータ
について当該アプリケーションデータを印字データ形式
のデータに変換する機能及び、印字データ形式のデータ
を印刷する機能を有したプリンタ装置と、前記プリンタ
装置に、アプリケーションデータ又は印字データ形式の
データを送信するクライアント装置と、を用いた印刷方
法であって、印刷対象となったアプリケーションデータ
について、当該アプリケーションデータが前記プリンタ
装置にて予め定められたアプリケーションデータである
か否かの判断を行い、当該判断の結果に基づき、前記ク
ライアント装置が、前記印刷対象のアプリケーションデ
ータをそのまま前記プリンタ装置に送信する処理と、当
該アプリケーションデータを印字データ形式のデータに
変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのどちらを
行うかを決定することを特徴としている。
【0015】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、印刷ユーティリティプログラムであっ
て、予め定められたアプリケーションデータについて
は、当該アプリケーションデータを印刷データに変換し
て印刷する機能及び、印刷データに基づき印刷する機能
を有したプリンタ装置に接続されるコンピュータに、印
刷対象となったアプリケーションデータについて、当該
アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め定
められたアプリケーションデータであるか否かを判断す
る手順と、当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のア
プリケーションデータをそのまま前記プリンタ装置に送
信する処理と、当該アプリケーションデータを印刷デー
タに変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのどち
らを行うかを決定する手順と、を実行させることを特徴
としている。
【0016】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、印刷ユーティリティプログラムであって、
予め定められたアプリケーションデータについては、当
該アプリケーションデータを印刷データに変換して印刷
する機能及び、印刷データに基づき印刷する機能を有し
たプリンタ装置に接続されるコンピュータに、印刷対象
となったアプリケーションデータについて、当該アプリ
ケーションデータが前記プリンタ装置にて予め定められ
たアプリケーションデータであるか否かを判断する手順
と、当該アプリケーションデータが前記プリンタ装置に
て予め定められたアプリケーションデータであり、かつ
当該アプリケーションデータがクライアント装置側でも
印刷データに変換可能であるときには、前記印刷対象の
アプリケーションデータをそのまま前記プリンタ装置に
送信する処理と、当該アプリケーションデータを印刷デ
ータに変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのど
ちらを行うかを決定する手順と、を実行させることを特
徴としている。
【0017】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、印刷ユーティリティプログラムであっ
て、予め定められたアプリケーションデータについて
は、当該アプリケーションデータを印字データ形式のデ
ータに変換する機能及び、印字データ形式のデータを印
刷する機能を有したプリンタ装置に接続されるコンピュ
ータに、印刷対象となったアプリケーションデータにつ
いて、当該アプリケーションデータが前記プリンタ装置
にて予め定められたアプリケーションデータであるか否
かを判断する手順と、当該判断の結果に基づき、前記印
刷対象のアプリケーションデータをそのまま前記プリン
タ装置に送信する処理と、当該アプリケーションデータ
を印字データ形式のデータに変換して前記プリンタ装置
に送信する処理とのどちらを行うかを決定する手順と、
を実行させることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る印
刷システムは、図1に示すように、プリンタ装置1と、
クライアント装置2とから基本的に構成され、これらは
ネットワークを介して互いに通信可能に接続されてい
る。プリンタ装置1は、通信部11と、制御部12と、
描画処理部13と、印字部14とを含んで構成されてい
る。またクライアント装置2は、一般的なパーソナルコ
ンピュータであり、制御部21と、記憶部22と、ハー
ドディスク23と、操作部24と、表示部25と、通信
部26とを含んで構成されている。
【0019】プリンタ装置1の通信部11は、ネットワ
ークに接続され、ネットワークを介して受信されるデー
タを制御部12に出力する。また、この通信部11は、
制御部12から入力される指示によりデータをネットワ
ークを介して送出する。
【0020】制御部12は、アプリケーションデータを
解析して印刷データを生成する解析処理と、印刷データ
を処理して描画処理部13を制御する印刷処理と、を行
っている。ここで印刷データは、所定のページ記述言語
(PDL;Page DescriptionLanguage)で記述され、制
御部12は、印刷処理として、このページ記述言語によ
り記述された指示の入力を受けて、当該記述に従って描
画を実行し(この描画の結果得られるイメージデータが
本発明における「印字データ形式」に相当する)、印刷
を行わせる。また、この制御部12が行う解析処理につ
いては、後に詳しく述べる。描画処理部13は、制御部
12から入力される指示に従って印刷すべき画像をイメ
ージメモリ(図示せず)に描画する。印字部14は、こ
のイメージメモリに形成された画像を用紙面に印字す
る。
【0021】ここで制御部12が行う解析処理について
説明する。本実施の形態では、制御部12は、アプリケ
ーションがインストールされたコンピュータであって、
受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケ
ーションがインストールされているか否か(予め定めら
れたアプリケーションデータであるか否か)を判断し、
インストールされていれば、当該アプリケーションを起
動して、アプリケーションデータを読み込み、アプリケ
ーションに印刷の指示を送信して印刷データを生成させ
る。そして制御部12は、印刷処理を起動し、この生成
された印刷データに基づく印刷処理を開始する。
【0022】また、制御部12は、受信されたアプリケ
ーションデータに対応するアプリケーションがインスト
ールされていないときには、解析できない旨のデータを
通信部11を介してクライアント装置2側へ送信する。
【0023】クライアント装置2の制御部21は、ハー
ドディスク23にインストールされたプログラムを実行
する。本実施の形態では、この制御部21は、ハードデ
ィスク23にインストールされたプリンタユーティリテ
ィプログラムを実行し、印刷指示処理を行う。この印刷
指示処理については、後に詳しく述べる。記憶部22
は、制御部21のワークメモリとして動作する。ハード
ディスク23は、制御部21によって実行されるプログ
ラムや、制御部21が利用するデータ等を格納してい
る。操作部24は、マウスやキーボード等であり、利用
者の操作内容を制御部21に伝達する。表示部25は、
制御部21から入力される指示に従って、情報を利用者
に提示する。通信部26は、制御部21から入力される
指示に従い、データをネットワークを介して送信する。
また、この通信部26は、ネットワークを介して到来す
るデータを受信して制御部21に出力する。
【0024】ここで制御部21の印刷指示処理について
説明する。制御部21は操作部24から、プリンタユー
ティリティプログラムを起動する指示を受けて図2に示
す印刷指示処理を開始する。そして印刷対象となるアプ
リケーションデータを含んだファイルの指定の操作を受
けて(S1)、当該指定されたファイルの内容(アプリ
ケーションデータ)がプリンタ装置1にて解析可能であ
るか否か(当該アプリケーションデータに対応するアプ
リケーションが、制御部12にインストールされている
か否か)を判断する(S2)。通常、ファイルには、ア
プリケーションデータを生成したアプリケーションに固
有のファイルタイプが設定されるので、この判断は、プ
リンタ装置1にて解析可能なファイルタイプの一覧を記
憶部22やハードディスク23に保持し、指定されたフ
ァイルのファイルタイプが、当該一覧に含まれているか
否かにより判断することができる。なお、この判断(解
析可否の判断)の手法は、これだけではないので、後に
さらに別の例について述べることにする。
【0025】ここで、指定されたファイルに含まれるア
プリケーションデータが、プリンタ装置1にて解析可能
であると判断されると(Yesであれば)、制御部21
は、アプリケーションデータをそのまま通信部26に出
力し(S3)、プリンタ装置1宛に送信させ、処理を終
了する。このとき、当該アプリケーションデータに対応
するアプリケーションは、クライアント装置2側で起動
される必要はなく、また、クライアント装置2にインス
トールされている必要もない。
【0026】一方、処理S2にて、指定されたファイル
に含まれるアプリケーションデータが、プリンタ装置1
にて解析できないと判断されると(Noであると)、制
御部21は、アプリケーションデータに対応するアプリ
ケーションをハードディスク23から検索し(S4)、
検索の結果、対応するアプリケーションが見いだされた
ときには(インストールされていれば、図2においてY
esならば)、そのアプリケーションを起動して、アプ
リケーションデータを印刷する処理を実行させ(S
5)、処理を終了する。この処理S5は、具体的には、
アプリケーション間のメッセージ通信等により実装で
き、このような実装は広く知られるものであるので、そ
の詳細な説明を省略する。
【0027】このように、アプリケーションを起動して
印刷させる場合、指定されたファイルに含まれるアプリ
ケーションデータは、それに対応するアプリケーション
の処理によって印刷データに変換され、当該変換後の印
刷データが通信部26を介してプリンタ装置1へ送信さ
れることになる。
【0028】また、検索の結果、アプリケーションデー
タに対応するアプリケーションが見いだされない場合
(処理S4にてNoであると)、制御部21は、表示部
25に、印刷ができない旨のエラーを表示させ(S
6)、処理を終了する。
【0029】本実施の形態において特徴的なことは、印
刷指示処理の際に、アプリケーションデータや印刷デー
タの送信時に、プリンタ装置1の設定情報が併せて送信
されることである。すなわち制御部21は、事前に、又
は印刷指示処理の過程で、図3に示すようなダイアログ
を表示部25に表示して、印刷条件等の設定を利用者に
入力させる。具体的に、図3に示すダイアログでは、印
刷範囲(印刷するページの指定)と、印刷部数と、プリ
ンタ装置1で用いる用紙のサイズ、用紙の種類(性
状)、両面印刷の有無、両面印刷の態様(とじしろの向
きなど)、省エネルギーの設定(空白の用紙を排紙しな
い、トナーをセーブする、など)、を利用者に入力さ
せ、この入力の内容を設定情報としてプリンタ装置1に
送信する。
【0030】また、図2に示した処理では、まずプリン
タ装置1側でアプリケーションデータを解析可能である
か否かを判断し、解析できない場合に、クライアント装
置2側でアプリケーションデータに対応するアプリケー
ションがインストールされているか否かを判断している
が、まずクライアント装置2側でアプリケーションデー
タに対応するアプリケーションがインストールされてい
るか否かを判断し、インストールされていない場合に、
プリンタ装置1側でアプリケーションデータを解析可能
であるか否かを判断するようにしても構わない。前者
(以下、「プリンタ優先」と呼ぶ)によれば、クライア
ント装置2側でアプリケーションをなるべく起動しない
こととなるため、クライアント装置2側の処理負荷が軽
減され、後者(以下、「クライアント優先」と呼ぶ)に
よれば、アプリケーションデータから印刷データへの変
換をなるべくクライアント装置2側で行うようにするの
で、プリンタ装置1側の処理負荷が軽減される。
【0031】さらに、プリンタ装置1側でアプリケーシ
ョンデータを解析可能であるか否かを判断するととも
に、まずクライアント装置2側でアプリケーションデー
タに対応するアプリケーションがインストールされてい
るか否かを判断し、プリンタ装置1側で解析可能であ
り、かつクライアント装置2側に対応するアプリケーシ
ョンがインストールされている場合(両者ともに印刷デ
ータへの変換を行うことができる場合)、所定の条件に
従って、プリンタ装置1側へアプリケーションデータを
送信するか、又はクライアント装置2側で印刷データへ
変換した後、当該変換後の印刷データを送信するかのい
ずれかを選択的に実行するようにしてもよい。ここで所
定の条件には、例えば、印刷を行う時間帯や、プリンタ
装置1の利用状況、クライアント装置2側の処理負荷状
況(空きメモリの量や、プロセッサの利用率など)、事
前に定められた優先順位(例えばアプリケーションごと
に設定される)、その他の条件がある。
【0032】[動作]次に、本実施の形態の印刷システ
ムの動作について、(1)プリンタ優先の場合と(2)
クライアント優先の場合とに分けて説明する。
【0033】(1)プリンタ優先の場合 利用者がプリンタユーティリティプログラムを起動する
指示を行うと、制御部21がプリンタユーティリティプ
ログラムをハードディスク23から読み込み、その指示
に従って、利用者に対し、印刷対象となるアプリケーシ
ョンデータが含まれているファイルを選択するよう促す
ダイアログを表示する。そして利用者がファイルを選択
すると、そのファイルのファイルタイプを参照し、その
ファイルタイプがプリンタ装置1にて解析可能であるか
否かを設定した一覧に含まれているか否かを調べる。こ
こでプリンタ装置1にて解析可能であると判断される
と、制御部21は、図3に示したような印刷条件の設定
のダイアログを表示し、印刷条件の入力を受け付ける。
この入力された印刷条件と、アプリケーションデータと
が、そのまま通信部26に出力され、通信部26がネッ
トワークを介して印刷条件とアプリケーションデータと
をプリンタ装置1宛に送信する。
【0034】プリンタ装置1側の通信部11は、この印
刷条件とアプリケーションデータとを受信して制御部1
2に出力する。制御部12は、入力されたデータが印刷
データであるか否かを判断し、印刷データでないので、
解析処理を起動する。そして制御部12は、解析処理と
して、当該受信したデータ(アプリケーションデータ)
に対応するアプリケーションを選択して起動する。そし
て、当該アプリケーションに対して当該受信したアプリ
ケーションデータから印刷データを生成させる。ここで
アプリケーションデータとともに受信された印刷条件が
参照され、その印刷条件に従って、印刷データが生成さ
れる。
【0035】印刷データが生成されると、制御部12は
印刷処理を起動し、その印刷データを処理して描画処理
部13を制御する。そして描画処理部13が、制御部1
2から入力される指示に従って印刷すべき画像をイメー
ジメモリ(図示せず)に描画し、印字部14が、このイ
メージメモリに形成された画像を用紙面に印字する。
【0036】一方、利用者が指定したファイルのファイ
ルタイプが、プリンタ装置1にて解析可能であるか否か
を設定した一覧に含まれていないと判断されたときに
は、制御部21は、ハードディスク23から当該ファイ
ルタイプのアプリケーションデータに対応するアプリケ
ーションを検索し、当該アプリケーションを起動して指
定されたファイルの印刷を指示する。
【0037】するとアプリケーションが印刷処理を開始
して、アプリケーションデータに基づく描画を行い、そ
の描画の結果をプリンタドライバに出力し、プリンタド
ライバに印刷データを生成させる。そして制御部21が
この印刷データを通信部26を介してネットワークへ送
出する。
【0038】プリンタ装置1の通信部11は、この印刷
データを受信して制御部12に出力する。この場合制御
部12は、受信したデータが印刷データであると判断す
るので、印刷処理を起動し、その印刷データを処理して
描画処理部13を制御する。そして描画処理部13が、
制御部12から入力される指示に従って印刷すべき画像
をイメージメモリ(図示せず)に描画し、印字部14
が、このイメージメモリに形成された画像を用紙面に印
字する。
【0039】(2)クライアント優先の場合 次に、クライアント優先の場合の動作について説明す
る。この場合、クライアント装置2の利用者は、操作部
25を操作し、アプリケーションデータが含まれている
ファイルについて、そのファイルを選択し、印刷する指
示を行う。この指示は、例えばWindows(登録商標)オ
ペレーティングシステムが動作している環境では、ファ
イルのアイコンをクリックし、次いでファイルメニュー
から「印刷」を選択する操作に相当する。Windows(登
録商標)では、ファイル名の末尾に付された「拡張子」
を参照し、その拡張子に、当該拡張子のファイルを解析
できるアプリケーションを関連づけて格納しているの
で、この操作により指定されたファイルの拡張子に対応
するアプリケーションが関連づけられていれば(インス
トールされていれば)、当該アプリケーションが起動さ
れ、印刷の指示がWindows(登録商標)オペレーティン
グシステム側から行われ、アプリケーションが起動され
て印刷処理が開始され、アプリケーションデータに基づ
く描画を行い、その描画の結果をプリンタドライバに出
力し、プリンタドライバに印刷データを生成させる。こ
の印刷データは、通信部26によりネットワークへ送出
され、プリンタ装置1により印刷が行われる。
【0040】一方、 関連づけられたアプリケーション
がないときには、印刷指示されたファイルのファイルタ
イプを参照する。そしてそのファイルタイプがプリンタ
装置1にて解析可能であるか否かを設定した一覧に含ま
れているか否かを調べる。ここでプリンタ装置1にて解
析可能であると判断されると、制御部21は、図3に示
したような印刷条件の設定のダイアログを表示し、印刷
条件の入力を受け付ける。この入力された印刷条件と、
アプリケーションデータとが、そのまま通信部26に出
力され、通信部26がネットワークを介して印刷条件と
アプリケーションデータとをプリンタ装置1宛に送信
し、プリンタ優先の際に説明したのと同様に、プリンタ
装置1にてアプリケーションデータから印刷データが生
成され、その印刷データにより描画及び印字が行われ
る。
【0041】また、ここまでの第1の実施の形態の説明
においては、プリンタ装置1の制御部12にアプリケー
ションがインストールされ、プリンタ装置1がアプリケ
ーションデータをページ記述言語で記述された印刷デー
タに変換して描画処理部13に出力し、描画処理部13
にて印刷データを印字データ形式のデータ(イメージデ
ータ等、印字用のデータ)に変換して、印字部14にて
印字を行うようにしていたが、制御部12がアプリケー
ションデータを直接印字データ形式に変換するようにし
てもよい。すなわち、本発明の第2の実施の形態に係る
印刷システムは、図1に示された、第1の実施の形態に
係るものと同様の構成をとるものであるが、プリンタ装
置1の構成が若干異なる。
【0042】本実施の形態のプリンタ装置1は、図4に
示すように、通信部11と、制御部15と、描画処理部
13と、印字部14とを含んで構成されている。なお、
第1の実施の形態と同様の動作をするものについては、
同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】制御部12は、アプリケーションデータを
解析して印字データ形式に変換し、印字部14に出力す
る直接印刷処理と、印刷データを処理して描画処理部1
3を制御する印刷処理と、を行っている。制御部12
は、印刷処理として、ページ記述言語により記述された
指示の入力を受けて、当該記述に従って描画を実行し、
印刷を行わせる。また、この制御部12が行う直接印刷
処理は、次のようなものである。
【0044】本実施の形態では、制御部12は、予め定
められたアプリケーションデータから印字データ形式の
データを生成することのできる、パーサ機能を有してい
る。制御部12は、受信されたアプリケーションデータ
を印字データ形式に変換可能か否か(予め定められたア
プリケーションデータであるか否か)を判断し、変換可
能であればアプリケーションデータを読み込み、当該読
み込んだアプリケーションデータを印字データ形式のデ
ータに変換する。そして制御部12は、当該印字データ
を図示しないイメージメモリに書き出して、印字部14
に印字させる。
【0045】また、制御部12は、受信されたアプリケ
ーションデータを印字データ形式に変換できないときに
は(当該アプリケーションデータが予め定められたもの
でない場合)、当該アプリケーションデータを取扱うこ
とができない旨のデータを通信部11を介してクライア
ント装置2側へ送信する。
【0046】本実施の形態においても、クライアント側
からの印刷指示処理の際に、アプリケーションデータや
印刷データの送信時に、プリンタ装置1の設定情報が併
せて送信されることである。
【0047】本実施の形態の印刷システムは上記のよう
に構成されているので、第1の実施の形態におけるのと
同様に、まずプリンタ装置1側でアプリケーションデー
タを変換処理可能であるか否かを判断し、解析できない
場合に、クライアント装置2側でアプリケーションデー
タに対応するアプリケーションがインストールされてい
るか否かを判断して、インストールされていれば、当該
アプリケーションを起動して、アプリケーションデータ
をクライアント装置2側で処理する、プリンタ優先の処
理を行う。
【0048】また、まずクライアント装置2側でアプリ
ケーションデータに対応するアプリケーションがインス
トールされているか否かを判断し、インストールされて
いない場合に、プリンタ装置1側でアプリケーションデ
ータを変換処理可能であるか否かを判断、クライアント
優先の処理を行うようにしてもよい。
【0049】さらに、プリンタ装置1側でアプリケーシ
ョンデータを変換処理可能であるか否かを判断するとと
もに、まずクライアント装置2側でアプリケーションデ
ータに対応するアプリケーションがインストールされて
いるか否かを判断し、プリンタ装置1側で変換処理可能
であり、かつクライアント装置2側に対応するアプリケ
ーションがインストールされている場合(両者ともに印
刷データへの変換を行うことができる場合)、所定の条
件に従って、プリンタ装置1側へアプリケーションデー
タを送信するか、又はクライアント装置2側で印刷デー
タへ変換した後、当該変換後の印刷データを送信するか
のいずれかを選択的に実行するようにしてもよい。ここ
で所定の条件には、例えば、印刷を行う時間帯や、プリ
ンタ装置1の利用状況、クライアント装置2側の処理負
荷状況(空きメモリの量や、プロセッサの利用率な
ど)、事前に定められた優先順位(例えばアプリケーシ
ョンごとに設定される)、その他の条件がある。
【0050】これら第1、第2の実施の形態で示したよ
うに、プリンタ装置1がアプリケーションデータを受け
付けて印刷するにあたっては、プリンタ装置1側にアプ
リケーション及びプリンタドライバに類するソフトウエ
アを備えて、これらによりアプリケーションデータを印
刷データに変換し、さらに当該印刷データを印字データ
形式に変換してイメージメモリに書き込み、印字する処
理(第1実施形態の処理)や、プリンタ装置1にアプリ
ケーションデータを印字データに変換する専用ソフトウ
エア(パーサ)を備えて、これによってアプリケーショ
ンデータを印字データ形式に直接変換してイメージメモ
リに書き込み、印字する処理(第2実施形態の処理)等
がある。
【0051】[複数のプリンタがある場合]なお、ここ
までの説明では、プリンタ装置1がネットワーク上に一
台接続されている場合を例として説明したが、ネットワ
ーク上には、複数のプリンタ装置が接続されていてもよ
い。この場合、印刷指示されたアプリケーションデータ
を解析可能なプリンタ装置1を当該複数のプリンタ装置
1の中から検索することとすればよい。この場合、検索
の結果、当該印刷指示されたアプリケーションデータを
解析できるプリンタ装置1が見いだされたときには、当
該プリンタ装置1を識別する情報(ネットワーク上の名
称やアドレスなど)を表示するダイアログ(図5)を表
示するのも好ましい。
【0052】[解析可否の判断方法の例]また、プリン
タ装置1側でアプリケーションデータが解析可能である
か否かを判断する方法として、上述の例では、利用者に
よりクライアント装置2側に解析可能なアプリケーショ
ンデータに対する関連情報としてのファイルタイプの一
覧が設定されている場合を例として説明していた。ここ
でファイルタイプとは、ファイル名に記述される拡張子
等である。
【0053】しかし、このファイルタイプの一覧をプリ
ンタ装置1から取得するようにしてもよい。例えば、プ
リンタ装置1を起動したときに、プリンタ装置1の制御
部12が、インストールされているアプリケーションに
対応する拡張子の一覧をネットワークを介してクライア
ント装置2へ報知し、クライアント装置2が当該報知を
受けて、拡張子一覧を記憶部22等に格納して利用す
る。また、この報知のタイミングは、プリンタ装置1の
起動時ではなく、ネットワークにプリンタ装置1が接続
された時であってもよいし、クライアント装置2側から
取得要求があったときであってもよい。クライアント装
置2が取得要求を送信する場合、クライアント装置2
は、利用者から印刷の指示があったときに当該取得要求
を行うようにしておくことも好ましい。なお、これらの
ように、ファイルタイプの一覧を保持する場合、当該フ
ァイルタイプの一覧は、プリンタ装置1ごとに保持して
おく必要がある。
【0054】さらに、別の例としては、印刷指示を受け
たクライアント装置2が、指定されたファイルのファイ
ルタイプを示す情報(拡張子など)をプリンタ装置1へ
送信し、プリンタ装置1の制御部12が当該拡張子に対
応するアプリケーションがインストールされているか否
かを判断して、その判断の結果をクライアント装置2に
送信するようにしてもよい。この場合、クライアント装
置2は、上述のようなファイルタイプの一覧を保持する
必要がない。このようにしたときには、複数のプリンタ
装置1が接続されている場合、各プリンタ装置1に対し
て拡張子などの情報を送信し、各プリンタ装置1からの
応答に従って、各プリンタ装置1で印刷対象として指定
されたアプリケーションデータを解析できるか否かをク
ライアント装置2が判断することになる。またここでは
ファイルタイプの情報としたが、ファイルのヘッダ部分
などの情報から判断できる場合には、当該部分を関連情
報として送信し、プリンタ装置1にて解析処理可能か否
かを判断させてもよい。
【0055】[プリンタ優先の別の処理例]さらに、こ
こまでの説明において、プリンタ優先の処理を行う場
合、利用者がプリンタユーティリティプログラムを起動
してから印刷対象のアプリケーションデータを選択する
ようにしているが、プリンタの設定などにおいて、クラ
イアント装置2側の設定として、プリンタ優先の処理を
行う設定となっている場合、クライアント装置2の制御
部21がプリンタ装置1側で変換処理可能なアプリケー
ションデータ(を含んだファイル)をプリンタユーティ
リティプログラムに関連づけ、当該アプリケーションデ
ータを含んだファイルをユーザインタフェース画面から
開く操作(当該ファイルのアイコンをダブルクリックす
る等の操作)が行われたときに、プリンタユーティリテ
ィを起動して当該アプリケーションデータを読込ませる
ようにしてもよい。
【0056】[クライアント側の処理の別の例]さら
に、ここまでの説明では、プリンタ装置1にてアプリケ
ーションデータを処理せず、クライアント装置2にて処
理する場合、アプリケーションデータからページ記述言
語で記述された印刷データを生成して、この印刷データ
をプリンタ装置1へ送信するようにしていたが、クライ
アント装置2は、アプリケーションデータから、プリン
タ装置1のイメージメモリに書込むことのできる、印字
データ形式のデータを生成して、これをプリンタ装置1
へ送信するようにしてもよい。この場合、プリンタ装置
1は、当該受信した印字データ形式のデータをそのまま
イメージメモリに書込んで、印字の処理を開始すること
になる。
【0057】また、クライアント装置2における印字デ
ータ形式のデータの生成は、一旦ページ記述言語で記述
した印刷データを生成してから、印字データ形式のデー
タへ変換するようにしてもよいし、アプリケーションデ
ータに対するパーサを備えて、アプリケーションデータ
から直接印字データ形式のデータを得るようにしても構
わない。
【0058】
【発明の効果】本発明によると、予め定められたアプリ
ケーションデータについては、当該アプリケーションデ
ータを印刷データに変換して印刷する機能及び、印刷デ
ータに基づいて印刷する機能を有したプリンタ装置と、
そのプリンタ装置へアプリケーションデータと印刷デー
タのいずれかを送信するクライアント装置と、を含む印
刷システムが、印刷対象となったアプリケーションデー
タについて、当該アプリケーションデータがプリンタ装
置で予め定められたアプリケーションデータであるか否
かの判断が行われ、当該判断の結果に基づき、クライア
ント装置が、印刷対象のアプリケーションデータを印刷
データへ変換するか否かが決定される。これにより、利
用者の手を煩らわせることなくプリンタ装置とクライア
ント装置とのいずれかが処理可能であれば、アプリケー
ションデータの印刷が行われ、印刷が容易になり、ま
た、その印刷における利用者の利便性の向上が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る印刷システ
ムの構成ブロック図である。
【図2】 クライアント装置での処理の一例を表すフロ
ーチャート図である。
【図3】 印刷条件の設定ダイアログの一例を表す説明
図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係るプリンタ装
置の構成ブロック図である。
【図5】 プリンタ装置の検索結果の表示例を表す説明
図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置、2 クライアント装置、11,26
通信部、12,15,21 制御部、13 描画処理
部、14 印字部、22 記憶部、23 ハードディス
ク、24 操作部、25 表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大関 一徳 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 中根 祐二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 佐藤 弘一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 五十嵐 攻 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 三野 浩一朗 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 村下 英富 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 杉本 英明 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 山川 智絵 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 長谷川 佳男 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 福島 達夫 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2C061 HJ06 HJ08 HP00 HS07 5B021 AA01 AA02 BB01 CC05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換して印刷する機能及び、印刷データを印
    字データ形式のデータに変換して印刷する機能を有した
    プリンタ装置と、 前記プリンタ装置に、アプリケーションデータ又は印刷
    データを送信するクライアント装置と、を含む印刷シス
    テムであって、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かの判断
    が行われ、当該判断の結果に基づき、前記クライアント
    装置が、前記印刷対象のアプリケーションデータをその
    まま前記プリンタ装置に送信する処理と、当該アプリケ
    ーションデータを印刷データに変換して前記プリンタ装
    置に送信する処理とのどちらを行うかが決定されること
    を特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換して印刷する機能及び、印刷データを印
    字データ形式のデータに変換して印刷する機能を有した
    プリンタ装置に接続され、前記プリンタ装置に、アプリ
    ケーションデータ又は印刷データを送信するクライアン
    ト装置であって、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    し、当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のアプリケ
    ーションデータを印刷データに変換するか否かを決定す
    ることを特徴とするクライアント装置。
  3. 【請求項3】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換して印刷する機能及び、印刷データを印
    字データ形式のデータに変換して印刷する機能を有した
    プリンタ装置に接続され、前記プリンタ装置に、アプリ
    ケーションデータ又は印刷データを送信するクライアン
    ト装置であって、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    し、当該アプリケーションデータが前記プリンタ装置で
    予め定められたアプリケーションデータであり、かつ当
    該アプリケーションデータがクライアント装置側で印刷
    データに変換可能であるときには、前記印刷対象のアプ
    リケーションデータを印刷データに変換するか否かを、
    所定の条件に基づき決定することを特徴とするクライア
    ント装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のクライアント装置であ
    って、 前記所定の条件は、事前に設定された優先順位情報に基
    づく条件であることを特徴とするクライアント装置。
  5. 【請求項5】 クライアント装置側から受信したデータ
    が、予め定められたアプリケーションデータであるとき
    には、当該アプリケーションデータを印字データ形式の
    データに変換して印刷し、クライアント装置側から受信
    したデータが印刷データであるときには、その印刷デー
    タを印字データ形式のデータに変換して印刷するプリン
    タ装置であって、 印刷対象となったアプリケーションデータに関連する関
    連情報をクライアント側から受信し、当該受信した関連
    情報に応じて前記印刷対象となったアプリケーションデ
    ータが、前記予め定められたアプリケーションデータで
    あるか否かを判断し、当該判断の結果を前記クライアン
    ト側へ伝達することを特徴とするプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプリンタ装置であっ
    て、 前記関連情報は、印刷対象となったアプリケーションデ
    ータのファイルタイプに関する情報であることを特徴と
    するプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換する機能及び、印字データ形式のデータ
    を印刷する機能を有したプリンタ装置に接続され、前記
    プリンタ装置に、アプリケーションデータ又は印字デー
    タ形式のデータを送信するクライアント装置であって、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    し、当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のアプリケ
    ーションデータを印字データ形式のデータに変換するか
    否かを決定することを特徴とするクライアント装置。
  8. 【請求項8】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換して印刷する機能及び、印刷データを印
    字データ形式のデータに変換して印刷する機能を有した
    プリンタ装置と、前記プリンタ装置に、アプリケーショ
    ンデータ又は印刷データを送信するクライアント装置
    と、を用い、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かの判断
    を行い、当該判断の結果に基づき、前記クライアント装
    置が、前記印刷対象のアプリケーションデータをそのま
    ま前記プリンタ装置に送信する処理と、当該アプリケー
    ションデータを印刷データに変換して前記プリンタ装置
    に送信する処理とのどちらを行うかを決定することを特
    徴とする印刷方法。
  9. 【請求項9】 予め定められたアプリケーションデータ
    について当該アプリケーションデータを印字データ形式
    のデータに変換する機能及び、印字データ形式のデータ
    を印刷する機能を有したプリンタ装置と、前記プリンタ
    装置に、アプリケーションデータ又は印字データ形式の
    データを送信するクライアント装置と、を用い、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かの判断
    を行い、当該判断の結果に基づき、前記クライアント装
    置が、前記印刷対象のアプリケーションデータをそのま
    ま前記プリンタ装置に送信する処理と、当該アプリケー
    ションデータを印字データ形式のデータに変換して前記
    プリンタ装置に送信する処理とのどちらを行うかを決定
    することを特徴とする印刷方法。
  10. 【請求項10】 予め定められたアプリケーションデー
    タについては、当該アプリケーションデータを印刷デー
    タに変換して印刷する機能及び、印刷データに基づき印
    刷する機能を有したプリンタ装置に接続されるコンピュ
    ータに、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    する手順と、 当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のアプリケーシ
    ョンデータをそのまま前記プリンタ装置に送信する処理
    と、当該アプリケーションデータを印刷データに変換し
    て前記プリンタ装置に送信する処理とのどちらを行うか
    を決定する手順と、 を実行させることを特徴とする印刷ユーティリティプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 予め定められたアプリケーションデー
    タについては、当該アプリケーションデータを印刷デー
    タに変換して印刷する機能及び、印刷データに基づき印
    刷する機能を有したプリンタ装置に接続されるコンピュ
    ータに、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    する手順と、 当該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予
    め定められたアプリケーションデータであり、かつ当該
    アプリケーションデータがクライアント装置側でも印刷
    データに変換可能であるときには、前記印刷対象のアプ
    リケーションデータをそのまま前記プリンタ装置に送信
    する処理と、当該アプリケーションデータを印刷データ
    に変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのどちら
    を行うかを決定する手順と、 を実行させることを特徴とする印刷ユーティリティプロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 予め定められたアプリケーションデー
    タについては、当該アプリケーションデータを印字デー
    タ形式のデータに変換する機能及び、印字データ形式の
    データを印刷する機能を有したプリンタ装置に接続され
    るコンピュータに、 印刷対象となったアプリケーションデータについて、当
    該アプリケーションデータが前記プリンタ装置にて予め
    定められたアプリケーションデータであるか否かを判断
    する手順と、 当該判断の結果に基づき、前記印刷対象のアプリケーシ
    ョンデータをそのまま前記プリンタ装置に送信する処理
    と、当該アプリケーションデータを印字データ形式のデ
    ータに変換して前記プリンタ装置に送信する処理とのど
    ちらを行うかを決定する手順と、 を実行させることを特徴とする印刷ユーティリティプロ
    グラム。
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