JP2001080142A - 印刷装置、印刷システム、印刷制御方法、及び印刷制御プログラムが記録された情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のページだけをリプリントすることので
きる印刷装置を提供すること。 【解決手段】 プリンタのリプリントスイッチが押下さ
れると、プリンタのハードディスクにおける文書の保存
の有無を確認し（Ｓ１）、更に複数存在する場合には
（Ｓ２）、ユーザーに所望の文書を選択させる（Ｓ
３）。次に、当該文書が複数ページから構成されている
か否かについて確認し（Ｓ４）、複数ページから構成さ
れている場合には、ユーザーに所望のページを選択させ
る（Ｓ５）。そして、選択させたページについてリプリ
ント処理を実行する（Ｓ６）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リプリント可能な
印刷装置、印刷システム、印刷制御方法、及び印刷制御
プログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の印刷装置としては、所謂
スプール機能と呼ばれるデータの保存機能と、リプリン
トスイッチとを備えたプリンタが知られている。このプ
リンタにおいては、スプールした印刷データの最終ペー
ジの印刷データを、リプリントスイッチを押下する毎に
印刷することができる。従って、印刷データの再度の送
信を行う必要がないため、効率の良い繰り返し印刷を行
うことができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタにおいては、１ページ単位、あるいは１文書単
位でのリプリントは可能であったが、文書中の特定ペー
ジ、例えば文書中に入っている目次だけをリプリントす
るというような処理を行うことができなかった。従っ
て、このような場合には、結局、改めて文書をプリンタ
に送信し直して全ての文書をプリントするか、あるいは
必要なページのデータのみをプリンタに送信してプリン
トを行う必要があり、リプリント機能を十分に生かすこ
とができなかった。

【０００４】そこで、本発明は、このような問題を解決
し、所望のページだけをリプリントすることのできる印
刷装置、印刷システム、印刷制御方法、及び印刷制御プ
ログラムが記録された情報記録媒体を提供することを課
題としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の印刷装
置、及び請求項８記載の印刷制御方法、並びに請求項１
５記載の情報記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載し
たように構成されているので、請求項１記載の印刷装置
または請求項８記載の印刷制御方法によれば、あるいは
請求項１５記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュー
タに読み取らせることにより、次のような処理が行われ
る。まず、通常の印刷処理の終了後におけるスイッチ手
段の押下に応じて、前記印刷データのページ単位での再
印刷処理対象としての指定が可能となる。これに対して
使用者による当該指定が行われると、当該指定が入力さ
れ、当該指定に係るページ単位の印刷データについて再
印刷処理される。従って、印刷処理済みの印刷データの
うち、所望のページの印刷データのみが再印刷処理され
ることになる。

【０００６】請求項２記載の印刷装置、及び請求項９記
載の印刷制御方法、並びに請求項１６記載の情報記録媒
体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成されて
いるので、請求項２記載の印刷装置または請求項９記載
の印刷制御方法によれば、あるいは請求項１６記載の情
報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読み取らせるこ
とにより、前記指定に係るページ単位の印刷データが、
再印刷処理対象として取り扱われると共に、当該印刷デ
ータの印刷順序が設定される。従って、印刷処理済みの
印刷データのうち、所望のページの印刷データのみが再
印刷処理だけでなく、所望の順序で印刷されることにな
る。

【０００７】請求項３記載の印刷装置、及び請求項１０
記載の印刷制御方法、並びに請求項１７記載の情報記録
媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成され
ているので、請求項３記載の印刷装置または請求項１０
記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項１７記載
の情報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記指定に係るページ単位の印刷データ
以外の印刷データについては、前記記憶手段からの消去
される。従って、前記記憶手段の記憶領域が有効に利用
されると共に、同一データについての再指定の煩雑さが
解消される。

【０００８】請求項４記載の印刷システム、及び請求項
１１記載の印刷制御方法、並びに請求項１５、１８記載
の情報記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したよう
に構成されているので、請求項４記載の印刷システムま
たは請求項１１記載の印刷制御方法によれば、あるいは
請求項１５記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュー
タに読み取らせ、請求項１８記載の情報記録媒体を印刷
制御装置のコンピュータに読み取らせることにより、次
のような処理が行われる。まず、通常の印刷処理の終了
後にて、印刷制御装置からの指示に応じて、前記印刷デ
ータのページ単位での再印刷処理対象としての指定が可
能となる。これに対して使用者による当該指定が行われ
ると、当該指定が入力され、印刷制御装置から印刷装置
へ出力される。そして、印刷装置にて当該指定が入力さ
れると、当該指定に係るページ単位の印刷データについ
て再印刷処理される。従って、印刷処理済みの印刷デー
タのうち、所望のページの印刷データのみが再印刷処理
されることになる。

【０００９】請求項５記載の印刷システム、及び請求項
１２記載の印刷制御方法、並びに請求項１６、１９記載
の情報記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したよう
に構成されているので、請求項５記載の印刷システムま
たは請求項１２記載の印刷制御方法によれば、あるいは
請求項１６記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュー
タに読み取らせ、請求項１９記載の情報記録媒体を印刷
制御装置のコンピュータに読み取らせることにより、印
刷制御装置においては、前記指定に係るページ単位の印
刷データが、再印刷処理対象として取り扱われると共
に、当該印刷データの印刷順序が設定される。そして、
この印刷順序は印刷制御装置から印刷装置に出力され、
印刷装置においては、印刷処理済みの印刷データのう
ち、所望のページの印刷データのみが、所望の順序で印
刷されることになる。

【００１０】請求項６記載の印刷システム、及び請求項
１３記載の印刷制御方法、並びに請求項１７記載の情報
記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成
されているので、請求項６記載の印刷システムまたは請
求項１３記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項
１７記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読
み取らせることにより、印刷装置においては、前記指定
に係るページ単位の印刷データ以外の印刷データについ
ては、前記記憶手段からの消去される。従って、前記記
憶手段の記憶領域を有効に利用されると共に、同一デー
タについての再指定の煩雑さが解消される。

【００１１】請求項７記載の印刷システム、及び請求項
１４記載の印刷制御方法、並びに請求項２０記載の情報
記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成
されているので、請求項７記載の印刷システムまたは請
求項１４記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項
２０記載の情報記録媒体を印刷制御装置のコンピュータ
に読み取らせることにより、印刷制御装置においては、
表示手段に、印刷データがページ単位で縮小または簡略
表示される。そして、当該縮小または簡略表示に係るデ
ータのいずれかについて、使用者が選択指示を行うと、
当該選択指示は入力され、前記指定として印刷制御手段
から印刷装置へと出力される。従って、再印刷処理に係
るページ単位での印刷データの指定が容易になる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。

【００１３】（第１の実施形態）まず、本発明の第１の
実施形態を、図１乃至図４に基づいて説明する。本実施
の形態は、プロトコルとしてＴＣＰ／ＩＰ（Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol）を用いたネ
ットワークによってコンピュータとプリンタを接続した
印刷システムに本発明を適用したものである。

【００１４】本実施の形態においては、印刷装置として
のプリンタ１０には、ＮＩＣ（Network Interface Car
d）が備えられており、ハードウェアの階層においてプ
リンタ１０をネットワークＷ上に接続している。また、
プリンタ１０のＲＯＭ１２には、印刷制御プログラムが
記憶されており、コンピュータから送信される情報の解
釈、あるいは、以下に説明するリプリント処理がプリン
タ１０において可能となっている。

【００１５】また、各ＮＩＣ１にそれぞれ異なる識別デ
ータとしてのＩＰアドレスが割り当てられており、前記
コンピュータ６０からＩＰアドレスを指定してコマンド
を送信することにより、各ＮＩＣ１に接続された所望の
プリンタにコマンドを送信することができる。

【００１６】次に、本実施の形態の印刷システムＳの構
成について、図１を用いて説明する。

【００１７】図１に示すように、本実施の形態の印刷シ
ステムＳは、コンピュータ６０，７０，８０と、電話回
線またはＬＡＮ等のネットワークＷと、インターフェー
ス装置としての複数のＮＩＣ（Network Interface Car
d）１とプリンタ本体１０，３０，及び４０とからなる
印刷装置としてのプリンタとにより構成されている。こ
こで、プリンタ本体１０、３０及び４０は同じ機種であ
る。

【００１８】コンピュータ６０は、コンピュータ本体５
６と、マウス５３と、ＣＲＴ５４を備えており、コンピ
ュータ本体５６は、ＣＰＵ５０と、ＲＯＭ５１と，ＲＡ
Ｍ５２と、ハードディスク５５とを備えている。コンピ
ュータ６０のハードディスク５５には、ワードプロセッ
サソフトウェア等の印刷に係る文書等を作成する汎用ソ
フトウェアの他、プリンタを制御するためのプリンタド
ライバソフトウェア等がインストールされている。印刷
データの送信を実行するためのプログラムはこのプリン
タドライバソフトウェアの一部としてハードディスク５
５にインストールされている。このプログラムは、フロ
ッピーディスクあるいはＣＤ（CompactDisc）等の情報
記録媒体に記録されているものであるが、インストール
処理により、前記コンピュータ６０上で起動可能な状態
で前記ハードディスク５５に格納されている。なお、図
示を省略するが、コンピュータ７０及びコンピュータ８
０は、コンピュータ６０と同様の構成であり、ネットワ
ークＷに接続されている。

【００１９】次に、プリンタ本体１０は、ＣＰＵ１１
と、ＲＯＭ１２と、ＲＡＭ１３と、バス１４と、出力イ
ンターフェース（出力Ｉ／Ｆ）１５と、スイッチ手段と
してのリプリントスイッチ１６と、印字部１７と、記憶
手段としてのハードディスク（ＨＤＤ）１８と、操作ス
イッチ１９と、ＬＣＤパネル等からなる表示部２０とを
備えている。ＰＣＭＣＩＡカードとしてプリンタ本体１
０に着脱可能なＨＤＤ１８には、コンピュータ６０，７
０，８０から送信される印刷データが、ジョブと呼ばれ
る処理単位で格納される。

【００２０】プリンタ本体１０の外観を図２に示す示
す。リプリントスイッチ１６、操作スイッチ１９、及び
表示部２０は、図２に示すように、プリンタ本体１０の
上面パネル部に設けられている。本実施形態における表
示部２０は、例えば１６キャラクタ分の表示が可能であ
り、操作スイッチ１９を操作することにより、ジョブの
選択、あるいはページの選択等を行うことができる。

【００２１】以上のようなプリンタ本体１０，３０，４
０には、バス１４に接続されたコネクタ２１及び接続ラ
イン９を介してＮＩＣ１が接続されている。ＮＩＣ１
は、トランシーバ２と、ＬＡＮコントローラ３と、バス
４とを備えている。

【００２２】次に、本実施形態におけるリプリント処理
を図３及び図４のフローチャートに基づいて説明する。

【００２３】リプリント処理は、通常のプリント処理が
行われた後に実行されるものであり、本実施形態におい
ては、コンピュータ６０からプリンタ本体１０に対して
予め印刷データが送信され、当該印刷データについての
プリントが完了しているものとする。従って、プリント
本体１０のＨＤＤ１８には、当該印刷データがスプール
されている。

【００２４】以上のような状態で、リプリントキー１６
が押下されると、プリンタ本体１０のＣＰＵ１１は、Ｈ
ＤＤ１８に文書、即ちプリンタ本体１０における処理単
位としての印刷データ、が保存されているか否かを判定
する（図３：ステップＳ１）。保存されていない場合に
は（ステップＳ１；ＮＯ）、そのまま処理を終了する
が、保存されている場合には（ステップＳ１；ＹＥ
Ｓ）、文書が複数個あるか否かを判定する。コンピュー
タ６０から文書単位で送信される印刷データは、プリン
タ本体１０のＣＰＵ１１により、文書毎に管理されてお
り、いくつの文書が送信されたかの情報についても、例
えばＲＡＭ１３に記憶されている。従って、ＣＰＵ１１
は、ＲＡＭ１３を参照して、現在保存されている文書数
を確認する。その結果、複数の文書が保存されている場
合には（ステップＳ２；ＹＥＳ）、ユーザーに文書を選
択させるためのメッセージを表示部２０に表示させる。
ユーザーは、これに応じて、操作スイッチ１９を操作し
ながら、文書を選択する（ステップＳ３）。本実施形態
における表示部２０は、上述したように１６キャラクタ
分程度の小さな表示部なので、文書を特定するための表
示は、例えば文書の登録順序を示す番号等により行われ
る。また、同時に、その番号の下部等にカーソル表示を
行い、操作スイッチ１９により所望の番号を選択させる
ようにすれば良い。あるいは、操作スイッチ１９により
直接ページ番号を入力するようにしても良い。

【００２５】次に、ユーザーによる文書の選択が終了し
（ステップＳ３）、あるいは一つの文書しか保存されて
いなかった場合には（ステップＳ２；ＮＯ）、当該文書
が複数ページあるか否かの判定を行う（ステップＳ
４）。このページ数についての情報も、コンピュータ６
０からプリンタ本体１０に送信されており、ＲＡＭ１３
等に記憶されているものとする。前記判定の結果、前記
文書が複数ページある場合には（ステップＳ４；ＹＥ
Ｓ）、ページ選択処理に移行する（ステップＳ５）。

【００２６】図４にステップＳ５のページ選択処理の具
体例のフローチャートを示す。

【００２７】まず、ＣＰＵ１１は、表示部２０に、ペー
ジ選択を行うか否かのメッセージを表示させ、ユーザの
選択入力があるまで待機する（図４：ステップＳ１
０）。そして、ユーザーが操作スイッチ１９を操作する
ことにより、ページ選択処理を選択しなかった場合には
（ステップＳ１０；ＮＯ）、前記のように選択された文
書の全ページのデータをＨＤＤ１８から読み出し、ＲＡ
Ｍ１３上に形成されるリプリントページテーブルに、当
該全ページのデータを登録する（ステップＳ１７）。リ
プリントページテーブルとは、リプリントの対象になる
データを格納する領域であり、一旦このテーブルにデー
タを格納しておけば、その後は当該テーブルに格納され
たデータを読み出すだけでリプリントを行うことが可能
になる。なお、リプリントページテーブルに格納したデ
ータについては、一定期間後、あるいは指定日時に消去
するように構成しても良い。

【００２８】一方、ユーザーがページ選択を選んだ場合
には（ステップＳ１０；ＹＥＳ）、ＣＰＵ１１は前記リ
プリントページテーブルをクリアする。リプリント処理
を行う場合には、一度通常の印刷が完了した状態である
から、ユーザーの手元には、前記文書の全ページがあ
り、ユーザーは任意のページを参照することができる。
従って、ユーザーは、リプリントの必要があるページが
どのページかを確認した上で、ページ番号の指定を行う
ことができる。そこで、ユーザーは前記文書を参照し、
最初にリプリントしたページ番号を選択する（ステップ
Ｓ１２）。すると、ＣＰＵ１１は、前記選択されたペー
ジをＨＤＤ１８から読み出して、リプリントページテー
ブルに追加する（ステップＳ１３）。次に、ＣＰＵ１１
は、さらにリプリントページの追加を行うかどうかのメ
ッセージを表示部２０に表示する。ここで、ユーザーは
操作スイッチ１９を操作することにより、ページの追加
する方を選択した場合には（ステップＳ１４；ＹＥ
Ｓ）、以上のページ追加処理を繰り返す（ステップＳ１
２〜Ｓ１４）。従って、単一のページのみではなく、複
数のページに亘って所望のページを選択することができ
る。また、リプリントは、リプリントページテーブルに
登録された順序に従って実行されるので、前記操作によ
りリプリントの順序も設定されることになる。

【００２９】一方、ページ追加をしない方を選択した場
合には（ステップＳ１４；ＮＯ）、リプリントページテ
ーブルに登録しなかったデータをＨＤＤ１８から消去す
るか否かのメッセージを表示部２０に表示する。このよ
うな消去処理を設けたのは、リプリントページテーブル
に登録しなかったページについては、今後もリプリント
を行う必要のないページであることが予想されるため、
これらを消去することにより、ＨＤＤ１８の記憶領域を
効率良く使用することができ、また、当該ページについ
ての再選択が不要となり、作業効率をより一層向上させ
ることができるからである。

【００３０】ユーザーが操作スイッチ１９を操作するこ
とにより、消去処理を選択しなかった場合には（ステッ
プＳ１５；ＮＯ）、そのまま処理を終了するが、消去処
理を選択した場合には（ステップＳ１５；ＹＥＳ）、リ
プリントページテーブルに登録しなかったページのデー
タをＨＤＤ１８から消去する（ステップＳ１６）。

【００３１】以上のようなページ選択処理が終了する
と、ＣＰＵ１１はリプリントページテーブルに登録され
た印刷データを読み出し、印字部１７に出力することに
より、リプリント処理を実行する（図３：ステップＳ
６）。

【００３２】なお、次にリプリントキー１６が押下さ
れ、且つ、同じ文書が選択された場合には、データはリ
プリントページテーブルに登録されているため直ちにリ
プリントを実行することができる。

【００３３】以上のように、本実施形態によれば、ユー
ザーが希望するページのみをリプリントすることができ
るので、プリント処理の効率化をより一層図ることがで
きる。

【００３４】なお、本実施形態は、コンピュータとプリ
ンタとをネットワークを介して接続した例について説明
したが、本発明はこのような構成に限定されるものでは
なく、コンピュータとプリンタとをケーブル等を用いて
直接接続する場合にも適用可能である。

【００３５】また、本実施形態においては、上述したよ
うな内容の制御プログラムが、プリンタ本体１０のＣＰ
Ｕ１１にて実行されることにより、特許請求の範囲に記
載された、指定入力手段、制御手段、順序設定手段、及
び印刷データ消去手段が実現されることになる。

【００３６】（第２の実施形態）次に、本発明の第２の
実施形態を、図５乃至図９に基づいて説明する。なお、
第１の実施形態との共通箇所には同一符号を付して説明
を省略する。

【００３７】本実施の形態は、プロトコルとしてＷＷＷ
（World Wide Web：ネットワーク上にハイパーテキスト
を構築し、あらゆる情報に対してアクセス可能にした広
域情報システム）を用いて管理されるネットワークによ
ってコンピュータ６０とプリンタを接続した印刷システ
ムに本発明を適用したものである。

【００３８】ここで、前記ＷＷＷについてその概要を説
明すると、当該ＷＷＷは、本実施の形態におけるプリン
タのような端末装置のネットワーク管理情報を、他のコ
ンピュータで一元的に管理するための情報システムであ
る。この情報システムにおいては、前記端末装置の設定
状態等を端末装置毎に順次閲覧するためのＷＷＷブラウ
ザと呼ばれるプログラムが当該他のコンピュータにイン
ストールされており、当該ＷＷＷブラウザを用いること
により、各コンピュータにおいて各端末装置の状態を閲
覧して把握し、これによりネットワークを管理すること
ができる。

【００３９】前記各端末装置の状態は、ハイパーテキス
トと呼ばれるプログラムを用いることにより、画像や文
字情報として表現される。このハイパーテキストを表現
する言語としては、例えば、ＨＴＭＬ（Hyper Text Mar
kup Language）と呼ばれる言語が用いられる。また、コ
ンピュータと各端末装置との間の通信に使用されるプロ
トコルとしては、所謂ＨＴＴＰ（Hyper Text Transfer
Protocol）が用いられる。

【００４０】また、本実施の形態においては、前記端末
装置に相当する印刷装置としてのプリンタ１０のＲＯＭ
１２には、図５に示すようにプログラムとしてＣＧＩ
（Common Gateway Interface）１２ａがインストールさ
れている。当該ＣＧＩ１２ａはコンピュータからの指定
により当該指定に対応するＨＴＭＬを構成したり、コン
ピュータから送信される一般にフォームと呼ばれる情報
を解釈する。例えば、コンピュータの使用者が、プリン
タにおけるプリント枚数を「５」と設定した場合に
は、”ＣＯＰＩＥＳ＝５”というフォームがコンピュー
タからプリンタのＣＧＩに送信される。

【００４１】コンピュータからのプリンタの識別と指定
は、ＵＲＬ（Universal Personal Telecommunication
）と称される識別情報に基づいて行われる。コンピュ
ータ及びプリンタには固有のＵＲＬが設定されており、
各プリンタのＵＲＬを指定することにより、プリンタの
指定を行うことができる。本実施の形態においては、各
プリンタに異なるＩＰアドレスが割り当てられており、
ユーザーは各プリンタのＩＰアドレスを認識しているも
のとする。従って、本実施の形態においては、ＵＲＬの
指定にはＩＰアドレスを用いる。

【００４２】次に、本実施形態の印刷システムＳにおけ
るリプリント処理を図６乃至図９を用いて説明する。な
お、以下に説明するリプリント処理用の制御プログラム
は、コンピュータ６０においてはＨＤＤ５５にインスト
ールされており、プリンタ本体１０においては、情報記
録媒体としてのＲＯＭ１２に記憶されている。インスト
ールを行う際には、制御プログラムを情報記録媒体とし
てのＣＤ−ＲＯＭ、あいるはフロッピーディスク等に記
憶させておき、コンピュータ６０においてはこれらの情
報記録媒体から制御プログラムを読み出し、ＨＤＤ５５
に起動可能に格納すれば良い。

【００４３】リプリント処理を実行するには、コンピュ
ータ６０においてワードプロセッサソフトウェア等のア
プリケーションを起動させ、当該アプリケーション上で
印刷メニューを選択する。これにより、コンピュータ６
０のＣＲＴ５４上には、プリンタを選択したり、あるい
は印刷の開始等を指示するための印刷用のダイアログが
表示される（図６：ステップＳ２０）。通常の印刷時に
おいては、ユーザーは、このダイアログにおいてプリン
タの選択を行う。

【００４４】また、このダイアログには、リプリント処
理を選択するボタンが含まれており、このボタンを選択
することにより（ステップＳ２１；ＹＥＳ）、リプリン
ト処理に移行する。なお、それ以外の時は（ステップＳ
２１；ＮＯ）、その他の処理が行われる（ステップＳ２
７）。リプリント処理を行う際には、コンピュータ６０
のＣＰＵ５０は、プリンタ１０のＣＰＵ１１に対して、
プリンタ１０のＨＤＤ１８にスプールされている文書を
特定するためのデータＩＤ、当該文書の送信者を示すユ
ーザ名、保存日時、ページ数等の情報を、コンピュータ
６０に送信するようにリクエストする（ステップＳ２
２）。

【００４５】プリンタ本体１０においてこのリクエスト
が受信されると（図７：ステップＳ３０；ＹＥＳ）、Ｃ
ＰＵ１１ｆは、その内容を解釈する。その結果、リプリ
ント処理用の初期表示についてのリクエストである場合
には（ステップＳ３１）、ＨＤＤ１８からリクエストに
係るデータを読み出し（ステップＳ３２）、コンピュー
タ６０に送信する（ステップＳ３３）。一方、プリンタ
１０のＣＰＵ１１から前記各情報が送信されてくると、
コンピュータ６０のＣＰＵ５０は、送信されてきた前記
各情報を用いて、図８に示すようなリプリント処理用の
表示画面１００を表示手段としてのＣＲＴ５４に表示す
る（図６：ステップＳ２３）。

【００４６】図８に示すように、各文書は、サムネイル
１１０ａ〜１１０ｃとして表示され、各サムネイルの横
には、前記各情報が表示される。また、表示画面１００
に表示し切れない場合には、スクロールバー１０１ある
いは次のページを選択するボタン１０２をドラッグまた
はクリックすることにより、他の文書について同様の表
示を行うことができる。

【００４７】ユーザーは、この表示画面１００に表示さ
れた情報を参照しながら、リプリントする文書のサムネ
イルをクリックして選択する（ステップＳ２４）。そし
て、印刷ボタン１０３をクリックする。

【００４８】すると、例えば、データＩＤ：データａが
選択されたとすると、図９に示すように、データａを構
成する全てのページが、サムネイル１１１ａ〜１１５ａ
としてページ表示画面１２０に一覧表示される。従っ
て、ユーザーは、このページ表示画面１２０に表示され
たページを見ながら、リプリントしたいページを１枚づ
つ選択することができる（ステップＳ２５）。この時、
選択した順序が、リプリント実行の際の順序となる。選
択する際には、該当するページのサムネイルをクリック
する。なお、全てのページがページ表示画面１２０に表
示できない時は、図８のようにスクロールバーを表示す
るようにすれば良い。

【００４９】また、次の文書を選択したい時には、次の
文書を選択するボタン１２１をクリックすることによ
り、例えば図８に示すデータＩＤ：データｂの全ページ
がページ表示画面１２０に一覧表示される。

【００５０】次に、ページを選択した後に、印刷ボタン
をクリック１２２すると、コンピュータ６０のＣＰＵ５
０は、選択された文書のデータＩＤと、選択されたペー
ジ番号を、リクエストによってプリンタ１０のＣＰＵ１
１に送信する（ステップＳ２６）。

【００５１】そして、このリクエストを受信したプリン
タ１０のＣＰＵ１１は（ステップＳ３０；ＹＥＳ）、リ
クエストを解釈し、その内容がリプリント処理である場
合には（ステップＳ３４；ＹＥＳ）、コンピュータ６０
から送信されるデータを受信して（ステップＳ３５）、
第１の実施形態と同様にリプリントページテーブルの内
容を書き換える（ステップＳ３６）。そして、リプリン
トページテーブルの内容を参照しながらリプリント処理
を行う（ステップＳ３７）。なお、コンピュータ６０か
ら送信されたリクエストの内容がその他の内容である場
合には（ステップＳ３４；ＮＯ）、その他の処理が行わ
れる（ステップＳ３８）。

【００５２】以上のように、本発明は、コンピュータ側
からの選択によっても、所望のページをリプリント処理
することができる。

【００５３】なお、本実施形態においても、リプリント
処理の実行前に、リプリントデータとして選択されなか
ったページを消去するか否かを、コンピュータのＣＲＴ
に表示された画面上にて確認するようにしても良い。

【００５４】また、本実施形態においては、上述した制
御プログラムがコンピュータ６０のＣＰＵ５０により、
あるいはプリンタ本体１０のＣＰＵ１１により実行され
ることで、特許請求の範囲に記載された、指定入力手
段、制御手段、順序設定手段、印刷データ消去手段、表
示制御手段、及び選択指示入力手段が実現されることに
なる。

【００５５】また、前記第１の実施形態及び第２の実施
形態においては、記憶手段として、ＲＡＭあるいはＨＤ
Ｄを用いた例について説明したが、本発明はこのような
構成に限定されるものではなく、例えば、電気的に書き
換え可能なＲＯＭ、不揮発性のＲＡＭ、その他の記憶媒
体を用いることができる。

【００５６】以上、実施形態に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。

【００５７】

【発明の効果】請求項１記載の印刷装置、及び請求項８
記載の印刷制御方法、並びに請求項１５記載の情報記録
媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成され
ているので、請求項１記載の印刷装置または請求項８記
載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項１５記載の
情報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読み取らせる
ことにより、印刷処理済みの印刷データのうち、所望の
ページの印刷データのみを再印刷処理することができ
る。従って、印刷作業の効率性を著しく向上させること
ができる。

【００５８】請求項２記載の印刷装置、及び請求項９記
載の印刷制御方法、並びに請求項１６記載の情報記録媒
体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成されて
いるので、請求項２記載の印刷装置または請求項９記載
の印刷制御方法によれば、あるいは請求項１６記載の情
報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読み取らせるこ
とにより、印刷処理済みの印刷データのうち、所望のペ
ージの印刷データのみを、所望の順序で再印刷すること
ができるので、印刷作業の効率性をより一層向上させる
ことができる。

【００５９】請求項３記載の印刷装置、及び請求項１０
記載の印刷制御方法、並びに請求項１７記載の情報記録
媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成され
ているので、請求項３記載の印刷装置または請求項１０
記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項１７記載
の情報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読み取らせ
ることにより、前記指定に係るページ単位の印刷データ
以外の印刷データについては、前記記憶手段から消去す
ることができるので、前記記憶手段の記憶領域を有効に
利用できると共に、同一データについての再指定の煩雑
さを解消することができる。

【００６０】請求項４記載の印刷システム、及び請求項
１１記載の印刷制御方法、並びに請求項１５、１８記載
の情報記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したよう
に構成されているので、請求項４記載の印刷システムま
たは請求項１１記載の印刷制御方法によれば、あるいは
請求項１５記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュー
タに読み取らせ、請求項１８記載の情報記録媒体を印刷
制御装置のコンピュータに読み取らせることにより、印
刷処理済みの印刷データのうち、所望のページの印刷デ
ータのみを再印刷処理することができる。従って、印刷
作業の効率性を著しく向上させることができる。

【００６１】請求項５記載の印刷システム、及び請求項
１２記載の印刷制御方法、並びに請求項１６、１９記載
の情報記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したよう
に構成されているので、請求項５記載の印刷システムま
たは請求項１２記載の印刷制御方法によれば、あるいは
請求項１６記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュー
タに読み取らせ、請求項１９記載の情報記録媒体を印刷
制御装置のコンピュータに読み取らせることにより、印
刷処理済みの印刷データのうち、所望のページの印刷デ
ータのみを、所望の順序で再印刷することができるの
で、印刷作業の効率性をより一層向上させることができ
る。

【００６２】請求項６記載の印刷システム、及び請求項
１３記載の印刷制御方法、並びに請求項１７記載の情報
記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成
されているので、請求項６記載の印刷システムまたは請
求項１３記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項
１７記載の情報記録媒体を印刷装置のコンピュータに読
み取らせることにより、印刷装置においては、前記指定
に係るページ単位の印刷データ以外の印刷データについ
ては、前記記憶手段から消去することができるので、前
記記憶手段の記憶領域を有効に利用できると共に、同一
データについての再指定の煩雑さを解消することができ
る。

【００６３】請求項７記載の印刷システム、及び請求項
１４記載の印刷制御方法、並びに請求項２０記載の情報
記録媒体は、前記特許請求の範囲に記載したように構成
されているので、請求項７記載の印刷システムまたは請
求項１４記載の印刷制御方法によれば、あるいは請求項
２０記載の情報記録媒体を印刷制御装置のコンピュータ
に読み取らせることにより、印刷制御装置においては、
表示手段に、印刷データをページ単位で縮小または簡略
表示することができ、当該縮小または簡略表示に係るデ
ータの選択指示により再印刷処理の対象を指定できるの
で、再印刷処理に係るページ単位での印刷データの指定
を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態における印刷システム
の概略構成を示すブロック図である。

【図２】図１のシステムに用いられるプリンタの外観を
示す斜視図である。

【図３】図１の印刷システムのプリンタにおけるリプリ
ント処理を示すフローチャートである。

【図４】図３のリプリント処理中におけるページ選択処
理を示すフローチャートである。

【図５】本発明の第２の実施形態における印刷システム
の概略構成を示すブロック図である。

【図６】図５の印刷システムのコンピュータにおけるリ
プリント処理を示すフローチャートである。

【図７】図５の印刷システムのプリンタにおけるリプリ
ント処理を示すフローチャートである。

【図８】図５の印刷システムのコンピュータに表示され
る画面にスプール文書をサムネイル表示させた状態を示
す図である。

【図９】図５の印刷システムのコンピュータに表示され
る画面に選択文書の構成ページをサムネイル表示させた
状態を示す図である。

【符号の説明】

１ ＮＩＣ １０，３０，４０ プリンタ １１ ＣＰＵ １６ リプリントスイッチ １８ ＨＤＤ １９ 操作スイッチ ２０ 表示部 ３０，４０ プリンタ ５０ ＣＰＵ ５５ ＨＤＤ ６０，７０，８０ コンピュータ Ｓ 印刷システム Ｗ ネットワーク

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記憶手段に記憶されている印刷処理済み
   の印刷データを、印刷装置に設けたスイッチ手段の押下
   に応じて再印刷処理する印刷装置であって、 前記印刷データのページ単位での再印刷処理対象として
   の指定を入力する指定入力手段と、 前記指定に係るページ単位の印刷データについて再印刷
   処理を行う制御手段と、 を備えることを特徴とする印刷装置。
2. 【請求項２】 前記指定に係るページ単位の印刷データ
   の印刷順序を設定する順序設定手段を更に備えることを
   特徴とする請求項１記載の印刷装置。
3. 【請求項３】 前記指定に係るページ単位の印刷データ
   以外の印刷データについて、前記記憶手段から消去する
   印刷データ消去手段を更に備えることを特徴とする請求
   項１または２記載の印刷装置。
4. 【請求項４】 印刷データを出力する印刷制御装置と、
   該印刷制御装置に接続され、記憶手段に記憶されている
   印刷処理済みの印刷データを、前記印刷制御装置からの
   指示に応じて再印刷処理する印刷装置とを備える印刷シ
   ステムであって、 前記印刷制御装置は、前記印刷データのページ単位での
   再印刷処理対象としての指定を入力する指定入力手段を
   備え、 前記印刷装置は、前記指定に係るページ単位の印刷デー
   タについて再印刷処理を行う制御手段を備える、 ことを特徴とする印刷システム。
5. 【請求項５】 前記印刷制御装置は、前記指定に係るペ
   ージ単位の印刷データの印刷順序を設定する順序設定手
   段を更に備えることを特徴とする請求項４記載の印刷シ
   ステム。
6. 【請求項６】 前記印刷装置は、前記指定に係るページ
   単位の印刷データ以外の印刷データについて、前記記憶
   手段から消去する印刷データ消去手段を更に備えること
   を特徴とする請求項４または５記載の印刷システム。
7. 【請求項７】 前記指定入力手段は、文字または画像を
   表示する表示手段と、印刷データをページ単位で前記表
   示手段に縮小または簡略表示させる表示制御手段と、前
   記縮小または簡略表示に係るデータの選択指示を入力す
   る選択指示入力手段とを含むことを特徴とする請求項４
   ないし６のいずれか１記載の印刷システム。
8. 【請求項８】 記憶手段に記憶されている印刷処理済み
   の印刷データを、印刷装置に設けたスイッチ手段の押下
   に応じて再印刷処理する印刷制御方法であって、 前記印刷データのページ単位での再印刷処理対象として
   の指定を入力する工程と、 前記指定に係るページ単位の印刷データについて再印刷
   処理を行う工程と、 を備えることを特徴とする印刷制御方法。
9. 【請求項９】 前記指定に係るページ単位の印刷データ
   の印刷順序を設定する工程を更に備えることを特徴とす
   る請求項８記載の印刷制御方法。
10. 【請求項１０】 前記指定に係るページ単位の印刷デー
    タ以外の印刷データについて、前記記憶手段から消去を
    実行する工程と、を更に備えることを特徴とする請求項
    ８または９記載の印刷制御方法。
11. 【請求項１１】 印刷制御装置から印刷装置に印刷デー
    タを出力し、当該印刷装置にて印刷処理を行うと共に、
    当該印刷装置の記憶手段に記憶されている印刷処理済み
    の印刷データを、前記印刷制御装置からの指示に応じて
    再印刷処理する印刷制御方法であって、 前記印刷制御装置にて、前記印刷データのページ単位で
    の再印刷処理対象としての指定を入力する工程と、 前記印刷装置にて、前記指定に係るページ単位の印刷デ
    ータについて再印刷処理を行う工程と、 を備えることを特徴とする印刷制御方法。
12. 【請求項１２】 前記印刷制御装置にて、前記指定に係
    るページ単位の印刷データの印刷順序を設定する工程を
    更に備えることを特徴とする請求項１１記載の印刷制御
    方法。
13. 【請求項１３】 前記印刷装置にて、前記指定に係るペ
    ージ単位の印刷データ以外の印刷データについて、前記
    記憶手段から消去する工程を更に備える、ことを特徴と
    する請求項１１または１２記載の印刷制御方法。
14. 【請求項１４】 前記指定を入力する工程は、前記印刷
    制御装置にて、文字または画像を表示する表示手段に、
    印刷データをページ単位で縮小または簡略表示させる工
    程と、前記縮小または簡略表示に係るデータの選択指示
    を入力する工程とを含むことを特徴とする請求項１１な
    いし１３のいずれか１記載の印刷制御方法。
15. 【請求項１５】 記憶手段に記憶されている印刷処理済
    みの印刷データを、印刷装置に設けたスイッチ手段の押
    下に応じて再印刷処理する印刷装置のコンピュータで読
    み取り可能な印刷制御プログラムが記録された情報記録
    媒体であって、前記コンピュータを、 前記印刷データのページ単位での再印刷処理対象として
    の指定を入力する指定入力手段、 前記指定に係るページ単位の印刷データについて再印刷
    処理を行う制御手段、 として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム
    が記録された情報記録媒体。
16. 【請求項１６】 前記コンピュータを、前記指定に係る
    ページ単位の印刷データの印刷順序を設定する順序設定
    手段として機能させることを特徴とする請求項１５記載
    の印刷制御プログラムが記録された情報記録媒体。
17. 【請求項１７】 前記コンピュータを、前記指定に係る
    ページ単位の印刷データ以外の印刷データについて、前
    記記憶手段から消去する印刷データ消去手段として機能
    させることを特徴とする請求項１５または１６記載の印
    刷制御プログラムが記録された情報記録媒体。
18. 【請求項１８】 記憶手段に記憶されている印刷処理済
    みの印刷データを、印刷制御装置からの指示に応じて再
    印刷処理する印刷装置に接続され、前記印刷データを出
    力する印刷制御装置のコンピュータで読み取り可能な印
    刷制御プログラムが記録された情報記録媒体であって、
    前記コンピュータを、 前記印刷データのページ単位での再印刷処理対象として
    の指定を入力する指定入力手段、 として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム
    が記録された情報記録媒体。
19. 【請求項１９】 前記コンピュータを、前記指定に係る
    ページ単位の印刷データの印刷順序を設定する順序設定
    手段、として機能させることを特徴とする請求項１８記
    載の印刷制御プログラムが記録された情報記録媒体。
20. 【請求項２０】 前記コンピュータを、文字または画像
    を表示する表示手段に印刷データをページ単位で縮小ま
    たは簡略表示させる表示制御手段、前記縮小または簡略
    表示に係るデータの選択指示を入力する選択指示入力手
    段、として機能させることを特徴とする請求項１８また
    は１９のいずれか１記載の印刷制御プログラムが記録さ
    れた情報記録媒体。