JP2006311065A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、原稿画像の向きやサイズの異なる混載原稿を指定の印刷サイズに納めて印刷するときには、回転や縮小を行うため、印刷物を見るときにページを回転させないといけない、あるいは文字が縮小されすぎて読みにくくなったりするといった問題があった。
【解決手段】 複数の画像配置手段を備え、各原稿画像毎に、複数の画像配置手段からいずれかの画像配置手段を選択する選択手段を備えることにより、用途やドキュメントに応じて好ましいページレイアウトが得られることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像形成装置に関する。詳しくは、サイズの異なる複数の原稿画像からなる混載原稿を予め定められた一つのサイズの記録媒体に画像形成する画像形成装置に関する。
複写機、プリンタなどの画像形成装置において、画像の方向(縦長あるいは横長)あるいはサイズの異なる複数の原稿画像からなる混載原稿を元にして画像形成することが増えてきた。そういった場合、原稿自体が、様々な向きやサイズを持っていても、出力される印刷画像は、同一のサイズに納めたいという要求があった。特に、両面印刷やNin1(Nin1とは、Nページ分の画像を1ページに配置する処理のことである)などでは、同じ印刷サイズに納めることが必須になってくる。
こういった要求に対して、画像のサイズを検出し、サイズの一致する記録媒体(以下、用紙あるいは印刷用紙という)を選択、縦横の向きが合わない場合は回転させて用紙の表面に画像を記録した後、裏面への記録では選択された用紙に合わせて原稿の拡大・縮小および回転を行って記録する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、認識された原稿画像のサイズが印刷領域のサイズより大きい場合にのみ、当該原稿画像を印刷領域に収まるように縮小して配置し、原稿画像のサイズが印刷領域のサイズと同じであるか小さい場合には、等倍で配置する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−328428号公報 特開2001−197286号公報
特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、印刷物を見るときに、ページ毎に用紙を回転させないといけない場合や、文字が縮小されすぎて読みにくくなったりするといった場合がある。
そこで本発明は、原稿画像の回転や、変倍を行うかどうかの組み合わせについて、複数の選択肢を持ち、実際の混載原稿の印刷時に、その目的や原稿の状況に応じて、望ましい画像配置が選択されるようにして、印刷物を見るときに用紙を回転させなくてもよいという使い勝手と、文字の読みやすさなどを自動的に切り替え、用途やドキュメントに応じて好ましいページレイアウトが得られることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明における画像形成装置は以下の特徴を有する。
(請求項1)
原稿画像を入力する原稿入力手段と、原稿画像のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づく画像を、記録媒体上の指定された一つの領域に形成する画像形成手段と、複数の原稿画像についてそれぞれ、前記原稿入力手段で入力された原稿画像を、前記原稿サイズ検知手段で検知されたサイズ及び前記画像形成手段で画像形成される記録媒体上の指定された領域のサイズに基づいて画像処理する画像処理手段とを有し、サイズの異なる複数の原稿画像からなる混載原稿を前記記録媒体上の指定された一つの領域に納まるよう画像形成する画像形成装置であって、前記画像処理手段は、前記原稿入力手段で入力された原稿画像を回転させ、前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズを、前記記録媒体上の指定された領域のサイズに納まるように変倍する第1の画像処理モード、前記原稿入力手段で入力された原稿画像を、前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズが前記記録媒体上の指定されたサイズに納まるように変倍する第2の画像処理モード、及び前記原稿入力手段で入力された原稿画像を前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズ通りにする第3の画像処理モードのうち、少なくとも二つの画像処理モードを備え、複数の原稿画像それぞれについて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択する画像処理モード選択手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記原稿入力手段で入力された原稿画像又は前記画像処理手段で処理された画像に含まれる文字サイズを検知する文字サイズ検知手段を有し、前記画像処理モード選択手段は、前記文字サイズ検知手段で検知された文字サイズに基づいて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
画像形成された記録媒体に対して後処理する後処理手段と、前記後処理手段における後処理を設定する後処理設定手段とを有し、前記画像処理モード選択手段は、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定に基づいて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記原稿入力手段で入力された原稿画像又は前記画像処理手段で処理された画像に含まれる文字サイズを検知する文字サイズ検知手段と、画像形成された記録媒体に対して後処理する後処理手段と、前記後処理手段における後処理を設定する後処理設定手段とを有し、前記画像処理手段は、前記第1の画像処理モードと前記第2の画像処理モードと前記第3の画像処理モードとを備え、前記画像処理モード選択手段は、前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズより大きい場合は前記第2の画像処理モードを選択し、前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズ以下の場合であって、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定が、前記後処理手段で実行不可能な設定である場合に、前記第1の画像処理モードを選択し、前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズ以下の場合であって、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定が、前記後処理手段で実行可能な設定である場合に、前記第3の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を前記画像形成手段により2回以上繰り返して実行するに先だって、前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を1回行う試しプリントモードを有し、前記画像処理モード選択手段は、試しプリントモードにおける1回目の画像形成では前記第1の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記画像形成手段で画像形成される記録媒体の用紙種類を検知する用紙種検知手段を有し、前記画像処理モード選択手段は、前記用紙種検知手段により検知された用紙種類がOHPシートの場合、前記第2の画像処理モード又は前記第3の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
(請求項7)
前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づいて、原稿画像における文字画像を識別する文字画像識別手段を有し、前記画像処理モード選択手段は、前記文字画像識別手段で識別された文字画像比率に基づいて画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
(請求項8)
前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づいて、原稿画像の種類を識別する画像種識別手段を有し、前記画像処理モード選択手段は、前記画像種識別手段で識別された原稿画像の種類に基づいて画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
(請求項9)
前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を前記画像形成手段により2回以上繰り返して実行する場合に、1回目の画像形成において前記画像処理モード選択手段で選択された画像処理モードは、2回目以降の画像形成において変更可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
請求項1に記載の発明によれば、原稿画像を回転及び変倍させる第1の画像処理モードと、原稿画像を回転させずに変倍させる第2の画像処理モードと、原稿画像を回転も変倍もさせない第3の画像処理モードとのうち少なくとも二つの画像処理モードを備え、各原稿画像毎に、画像の回転や縮小を行うかどうかの組み合わせについて、前記画像処理モードを選択するようにしたので、実際の印刷時に、その目的や原稿の状況に応じて、望ましい画像配置が選択されるようにできる。
また、印刷物を見るときに用紙を回転しなくてもよいという使い勝手優先や、文字の読みやすさ優先などの用途や、文字主体や写真主体などの原稿の状況に応じて好ましいページレイアウトが得られる画像形成装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、原稿の文字サイズに応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、文字の読みやすさを優先しながら、使い勝手のよい、好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項3及び4に記載の発明によれば、指定した後処理設定が実行可能であるかどうかに応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、後処理の可能性を優先しながら、使い勝手や文字の読みやすさも考慮された、好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、試しプリントする場合の1部目であるかどうかに応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、例えば、試しプリントする場合の1部目は文字を読みやすくし、2部目以降のプリントは使い勝手を考慮するといったように、それぞれのプリントの目的に応じた好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、印刷する用紙がOHPシートであるかどうかに応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、例えばOHPシートに印刷する場合は画像の向きを揃え、見やすくするとともに、文字を読みやすくするように、好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、文字文書と写真や図形が混載した原稿の場合には、見た目(画像的要素)が重要な写真や図形であるかどうかに応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、例えば、文字文書は読みやすく、写真や図形は向きを揃えて見やすくするように、好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、写真やDTPが混載した原稿の場合には、原稿の種類(忠実再現の求められる写真やDTPであるかどうか)に応じて、望ましい画像処理モードが選択されるようにして、例えば、写真やDTPは向きを揃えて忠実に再現し、文字文書は読みやすくするように、好ましいページレイアウトを得ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、複数部数印刷する場合の、2部目以降の画像処理モードは、ユーザ指定により望ましい画像配置が選択されるようにして、1部目はユーザの意図に沿った確認用印刷が行えるので、それぞれ好ましいページレイアウトを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明は、複写機、多機能型プリンタ(以下、MFPと称する)などの画像形成装置において実施することができる。実施形態の例として、MFPを用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施形態である多機能型プリンタ(MFP)の制御系のブロック図である。
MFP10は、原稿を読み取る画像読み取り部11、複数のシート状原稿を自動的に1枚ずつ給送するADF12、読み取る原稿のサイズと向きを検出する原稿状態検出センサ13、当該MFP10をネットワークを通じて外部機器(図示せず)と接続するための外部インタフェースユニット14、各種の設定を入力するための操作パネル15、プログラムやデータを記憶するメモリ16、画像データに各種の処理を施す画像処理部17、画像データを印刷ジョブ(コピージョブまたはプリントジョブ)に従って用紙上に出力するプリンタエンジン18、出力された用紙を後処理する後処理部19および制御部(CPU)20を有する。
上記各部11〜19は、制御部20によって総合的に制御される。なお、ここで、「コピージョブ」とは、複写機として機能する場合の印刷ジョブのことであり、「プリントジョブ」とは、プリンタとして機能する場合の外部から受信した印刷ジョブのことである。プリンタとして機能する場合には、外部インタフェースユニット14を通じて「プリントジョブ」を受信する。また「印刷ジョブ」とは、MFP10で画像形成を行う際に、ネットワークを介して接続された外部機器やMFP10の制御部20で生成される、印刷を実行するための一連の制御命令のまとまりのことをいい、印刷要求に対する処理及び実行は印刷ジョブを単位として行われる。
MFP10が複写機として機能する場合について説明する。
MFP10では、操作パネル15からの指示をもとに制御部20が各部を制御し、これによって、原稿が原稿入力手段として機能する画像読み取り部11で読み取られ、読み取って得られた原稿画像データ(以下、単に原稿画像ともいう)が、操作パネル15で指定された印刷条件(用紙サイズ、倍率、枚数、濃度、複写部数、両面/片面、Nin1、試しプリントモード、後処理など)に従って画像形成手段として機能するプリンタエンジン18で印刷される。ここで、Nin1とは、Nページ分の画像を1ページに配置する処理のことである。
なお、MFP10がプリンタとして機能する場合は、外部インタフェースユニット14が原稿入力手段として機能するものとなる。
メモリ16は、図示しないROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とからなり、ROMには、制御プログラムが記憶されている。RAMは、図2に示すように、画像データを記憶する画像記憶部16aと、管理データを記憶する管理データ記憶部16bとを有する。管理データは、印刷条件の設定内容や現在の処理状況を記録し管理する管理テーブルとして構成されている。
管理テーブルには、印刷ジョブを管理するジョブ管理テーブル16b1や、給紙カセットの情報を管理する給紙口管理テーブル16b2などがある。ジョブ管理テーブル16b1は、設定された印刷条件(用紙サイズ161a、用紙の向き161b、用紙種別161c、原稿サイズ162a、原稿の向き162b、原稿種別162c、文字画像比率162d、複写濃度163a、複写部数163b、両面/片面設定163c、Nin1設定163d、プリントモード164a、カラー/白黒種別164b、後処理設定165)や画像データの記憶場所(図示せず)などの情報を含んでいる。
図1に戻り、操作パネル15には、図示しないスタートキーやテンキーをはじめとする各種の操作キーの他に、メッセージの表示が可能なタッチパネル型のディスプレイが設けられている。ディスプレイに表示される管理テーブルの内容には、現在処理している印刷ジョブ(カレントジョブ)における印刷(複写)条件と蓄積中のジョブリストとがあり、両者は、ユーザの選択によって切り替えられる。ジョブリストは、各ジョブに対する設定内容と進行状況を示す画面である。
操作パネル15を用いて印刷条件の設定を行うことができ、制御部20は、用紙サイズ、倍率、枚数、濃度、複写部数、両面/片面、Nin1、試しプリントモード、後処理などの設定条件を操作パネル15から受けて、管理データ記憶部16bに記憶させる。すなわち、操作パネル15は後処理設定手段として機能する。なお、MFP10がプリンタとして機能する場合は、外部インタフェースユニット14を通じて接続された図示しないホストコンピュータ等の外部機器が後処理設定手段として機能するものである。
図2に、管理データ記憶部16bに印刷条件、原稿状況データなどが記憶される流れを示す。操作パネル15で設定された印刷条件は、制御部20を通じて管理データ記憶部16bのジョブ管理テーブル16b1に記憶される。また原稿状態検出部13からは、後述の画像処理モード選択処理に必要な原稿状況データなどが、同じく制御部20を通じて管理データ記憶部16bのジョブ管理テーブル16b1に記憶される。
原稿状態検出部13は、図2に示したように、原稿の向きとサイズを検知する原稿サイズ検知手段131、画像データに含まれる文字のサイズを検知する文字サイズ検知手段132、原稿画像の文字部と画像部の比率を求める文字画像識別手段133、原稿画像の画像種類を識別する画像種識別手段134、出力する用紙の種類を検知する用紙種検知手段135などからなる。各手段によって得られた原稿状況データがジョブ管理テーブル16b1に記憶される。
本発明における画像処理手段として機能する画像処理部17には、図3に示すように、実施する画像配置を選択するための画像配置選択部17aと、その選択に従い画像配置を実行する画像配置処理部17bとが含まれる。
画像配置選択部17aは、本発明における画像処理モード選択手段として機能する。画像配置選択部17aには、文字の読みやすさ重視、使い勝手重視等の目的や、文字文書、写真、DTP等の原稿画像種、試しプリントモード等のプリントモード、普通紙やOHP等の用紙種などに応じて複数の選択手段17a1、17a2、・・・を切り換え可能に有していてもよい。複数の選択手段を有する場合は、後述の複写条件に基づくか、もしくは複写条件設定時にユーザが指定する、などの方法で実施する選択手段を定めることができる。
画像配置処理部17bには、本発明における画像処理モードが予め実行可能に含まれている。本実施の形態において画像処理モードは、原稿画像の回転処理と変倍処理の組み合わせにより、下記表1に示す如く3つのモードがある。下記の画像処理モードはそれぞれ、第1画像配置手段17b1、第2画像配置手段17b2、第3画像配置手段17b3により実行される。
Figure 2006311065
表1の回転処理は、原稿画像の方向を指定した印刷領域の方向に一致させるための処理であり、変倍処理は原稿画像を指定した印刷のサイズ内に納めるための処理である。
原稿画像を回転させないときの方向(基準方向)は、ユーザーによって予め指定される。例えば、コピーの場合は操作パネルで選択した印刷用紙の方向に対する原稿の載置方向により原稿画像の基準方向が定まる。またパソコンなどから画像形成装置に原稿画像データを送信してプリントする場合には、プリンタドライバ上で設定した印刷用紙の方向に対する原稿画像の方向によって原稿画像の基準方向が定まる。
通常、原稿画像および印刷領域の形状は長方形をしており、原稿画像の基準方向が縦長方向か横長方向かによって定まる長方形の縦方向と横方向の一対の辺が、それぞれ対応する印刷領域の一対の辺と等しいかそれ以下になるように変倍処理は行われる。すなわち、原稿画像のサイズが指定された印刷領域のサイズに納まるように変倍することになる。
図4は、図1に示したMFP10の概略構成を示した断面図である。図1と同じ構成要素に対しては、同じ符号を付してその説明を省略する。
原稿入力手段として機能する画像読み取り部11は、自動原稿送り装置(ADF)12により搬送されている原稿dを光学的に読み取る。
画像読み取り部11には、原稿サイズ検知手段131として、例えば図示しないLED発光部と受光部とから構成されている原稿状態検出センサ131が設置されている。
画像読み取り部11により入力された原稿画像は、操作パネル15により設定された印刷条件に基づき、画像処理を施された後、画像形成手段として機能するプリンタエンジン18により、給紙部181から搬送された記録媒体としての用紙Pに印刷出力される。
後処理設定手段として機能する操作パネル15により後処理が設定されている場合は、後処理手段として機能する後処理装置(フィニッシャー)19が、出力された用紙に予め設定されたステープル処理などの仕上げ処理を行う。後処理装置19では例えば、印刷出力された用紙Pが処理トレイ191で積載してそろえられ、積載された用紙Pの束の所定位置でステイプラ192によりステイプルされて、第2排紙トレイ193に束で排出されたり、用紙Pの所定位置に図示しないパンチャにより穿孔されて、第1排紙トレイ194に排出される。
本実施の形態に係るMFP10においては、混載原稿に対して印刷のサイズと方向が指定されると、原稿に関する情報や画像形成の条件などに基づいて、用意された複数の画像配置のうちから適用する画像配置が選択され、指定した印刷サイズに納まるように原稿画像の回転や縮小の配置処理を行う。以下、その動作について説明する。
(処理動作のフロー)
図5は、MFP10で複写処理を行う場合の動作の流れを示すフローチャートである。
MFP10の制御部20は、操作パネル15によって指示された複写条件を設定する(ステップS1)。複写条件には、用紙サイズ、倍率、濃度、両面/片面、Nin1、ソート/ノンソート等の指示が含まれる。
両面、Nin1といった複写条件設定では、指定印刷サイズに納める必要が生じてくる。また、それ以外にもユーザから印刷サイズ指定を受ける場合もある。これらの複写条件の設定により、印刷の向きとサイズが指定された状態を想定して、以下のフローを説明する。
ステップS1で設定された複写条件は、指定された印刷の向きとサイズを含め、管理データ記憶部16bに記憶される(ステップS2)。続いて、複写条件に基づいてコピージョブが、そのMFP10で実行できるか否かが判断される。コピージョブが実行可能であれば、コピージョブの受付けを許可する旨が操作パネル部15に通知され、通知を受けた操作パネル15は表示を変化させる(ステップS3)。その結果、ユーザは、コピージョブの受付けが許可されたことを知ることができる。
操作パネル15にあるスタートキーが押されると、ADF12は、原稿を画像読み取り部11に順次搬送する。画像読み取り部11は、搬送された原稿を順次読み取り、原稿画像データを作成する(ステップS4)。ステップS4で作成された各原稿画像データは、画像記憶部16aに記憶される。
一方、原稿状態検出センサ131が、ステップS4で読み取られた原稿のサイズおよび向きを検出する(ステップS5)。ステップS5で検出された原稿のサイズおよび向きは、管理データ記憶部16b1の所定領域(原稿サイズ162a及び原稿向き162b)にそれぞれ記憶される。この検出された原稿サイズおよび向きが、後述の画像配置選択工程と画像配置処理工程で、同じく管理データ記憶部16b1に記憶された印刷(用紙)の向き161b及び印刷(用紙)サイズ161aと比較されることになる。
画像処理部17は、管理データ記憶部16bに記憶されている複写条件(例えば、用紙サイズ161a、用紙の向き161b、用紙種別161c、複写濃度163a、複写部数163b、両面/片面設定163c、Nin1設定163d、プリントモード164a、カラー/白黒種別164b、後処理設定165)、および原稿状態検出部13で検知された原稿状況データ(例えば、原稿サイズ162a、原稿の向き162b、原稿種別162c、文字画像比率162d、カラー/白黒種別164b)を参照し、複写条件に合うように原稿画像データを編集し、新たな出力画像データを作成する。すなわち、画像処理部17は、複数の原稿画像に基づいてそれぞれ、画像配置の選択を行い(ステップS201)、次いでステップS201で選択された画像配置による画像配置処理を実行する(ステップS202)。
ここで、画像配置の選択手段17a1などがステップS201の画像配置の選択工程を、また各画像配置手段17b1〜17b3がステップS202の画像配置処理工程を実行することになる。これらの処理の詳細は、後述する。
これらの工程の結果、出力される用紙のサイズが統一されて、印刷物が読みやすくなる。新たに作成された出力画像データは、画像記憶部16aに再度蓄積(スプール)される(ステップS6)。なお、管理データ記憶部16bは、ジョブ毎の進行状況を示すデータを管理テーブルとして記憶する。
続いて、印刷開始の要求がされ(ステップS7)、印刷開始を許可するか否かが判断される(ステップS8)。具体的には、図2に示した管理テーブル16b1又は16b2が参照され、MFP10における先行して実行されている印刷ジョブの処理の進行状況等が判断される。
今回受け付けた印刷ジョブが直ちに実行できる場合(ステップS8:YES)、印刷開始が許可され、プリンタエンジン18は印刷を開始する(ステップS9)。一方、先行する印刷ジョブが処理中である場合等の理由によって、直ちに印刷開始を許可できない場合(ステップS8:NO)、ステップS7の処理に戻って、印刷開始が許可されるまで待って印刷が開始される(ステップS9)。
なお、後処理の設定がなされている場合は、プリンタエンジン18によって印刷がされた後、後処理装置19により、紙折り処理、ステープル処理、およびパンチ処理といった仕上げ処理を行うことができる(ステップS10)。
図5のフローチャートでは、MFP10が複写機として機能する場合について説明したが、プリンタとして機能する場合には、ステップS1乃至ステップS3は図示しない外部機器において行われ、ステップS4の原稿読み取りに代えて、プリントジョブが外部インタフェースユニット14から入力されるものである。
(画像配置の選択および画像配置処理)
上述の画像配置選択と画像配置処理は、ステップS4において原稿画像が入力される毎に行われる。処理の実行に当たっては、適宜、管理データ記憶部16bを参照することによって、指定印刷サイズおよび向きと原稿サイズ、向きが抽出される。
例えば、まず、前記管理データ記憶部16bから、複写条件の一つである指定印刷サイズに関するデータ(例えば、用紙サイズ161a、用紙の向き161b)が参照され、指定印刷サイズおよび方向が抽出される。次に、複数の原稿画像の中から原稿画像を選択し、管理データ記憶部16b(例えば、原稿サイズ162a、原稿の向き162b)を参照することによって、選択された原稿画像サイズを検出する。
なお、画像配置処理は、メモリ16上で行うことができる。すなわち、出力される印刷サイズに対応するデータ領域がメモリ16上に設定され、このデータ領域上で原稿画像がレイアウトされて、出力画像データが作成される。
画像配置の選択は、用意された複数の画像配置のうちから選択する。複数の画像配置とは、すなわち、必要ならば回転や縮小を行う第1の画像配置と、回転は行わず必要ならば縮小のみを行う第2の画像配置と、回転も縮小も行わない第3の画像配置とからなる(表1参照)。
画像配置の選択方法は、例えば、文字の大きさがどうなるか、画像の向き、後処理(以後、フィニッシング処理と呼称する)、原稿の種類、記録材の種類、印刷の部数など、想定できる様々なケースに応じて、サイズを優先する、向きを優先する、あるいは原稿通りを優先するといった考え方で、様々なバリエーションが考えられる。それらは、処理例1から4として後述する。
実際の画像配置処理は、選択された画像配置に基づき、実施される。
(画像配置処理のフロー)
図5のステップS202において説明した画像配置処理する工程について説明する。図6は、図5のステップS202で実行される画像配置処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図5のステップS201で選択された画像配置が第1の画像配置であるかどうかが判定される(ステップS211)。第1の画像配置が選択されている場合(ステップS211:YES)には、ステップS212の処理が実行される。第1の画像配置が選択されていない場合(ステップS211:NO)には、ステップS214に進み、図5のステップS201で第2の画像配置が選択されているかどうかが判定される。
ステップS214で、第2の画像配置が選択されている場合(ステップS214:YES)には、変倍処理を行うためにステップS215に進む。第2の画像配置が選択されていない場合(ステップS214:NO)には、第3の画像配置が選択されたとして、原稿画像の配置のままで画像配置処理を終了する。
ステップS212では、図5のステップS5で検知された原稿画像の方向が、ステップS1で指定されステップS2で記憶された印刷方向と一致するかどうかが判定される。
ステップS212においては、図2に示した管理データ記憶部16bから参照された、原稿画像の方向162bと指定印刷領域の方向161bとが比較される。通常、原稿画像および印刷領域の形状は、長方形をしており、原稿画像および印刷領域の各長方形状の方向が一致するか否かが判断される。ここで、原稿画像の方向162bおよび印刷領域の方向161bが共に縦向きであるか、共に横向きであれば、原稿画像の方向と印刷領域の方向とが一致することになる。
原稿画像の方向162bと指定された印刷方向161bとが一致していない場合(ステップS212:NO)には、ステップS213で原稿画像の90°又は270°回転処理が行われ、原稿画像の方向と指定された印刷方向とが一致させられる。原稿画像の方向162bと指定された印刷方向161bとが一致している場合(ステップS212:YES)には、ステップS213の処理が省略され、ステップS215の処理が実行される。
ステップS215では、図2に示した管理データ記憶部16bを参照し、図5のステップS5で検知された原稿の画像サイズ162aが、ステップS1で指定された印刷サイズ161aより大きいかどうかが判定される。サイズの判定は、画像の向きが異なる場合も考慮して、縦、横両方向で判定して、比率の大きい方を適用する。
原稿画像のサイズ162bが指定された印刷サイズ161aより大きい場合には(ステップS215:YES)、ステップS216で原稿画像の縮小倍率を算出し、縮小処理を行い、原稿画像のサイズを印刷サイズに一致させて、画像配置処理を終了する。ステップS216では、原稿画像の縦、横、どちらの方向も印刷領域に収まるように縮小処理が行われる。
原稿画像のサイズ162bが指定された印刷サイズ161a以下の場合には(ステップS215:NO)、既に印刷領域に納まるサイズであるので、原稿画像をそのまま等倍で配置するべくステップS216の処理が省略され、画像配置処理を終了する。
全ての原稿画像について、以上の処理が行われた後、1つの印刷ジョブにおける画像配置の処理は終了する。
図7に各画像処理モードでの画像配置処理の実例を示す。
原稿のサイズは、A4縦原稿31とA4横原稿32である。これをA4の半分、つまりA5縦の印刷サイズに納めて印刷する。
コピー33は、原稿31をA5縦の印刷サイズに納めるため、そのまま縮小したものである。コピー34も、原稿32を同じくそのまま縮小したものである。但し原稿がA4横サイズなので、同じ縮小率だと横方向がはみ出して納まらない。より縮小して横の辺同士が合うように納めており、縦方向にはむしろ余裕が生じている。
コピー33と34は、いずれも変倍処理のみで回転処理を行っておらず、第2の画像配置による画像配置処理である。
コピー35は、原稿31をやはりA5縦の印刷サイズに納めるため、そのまま縮小したものである。コピー36は、原稿32を印刷サイズの向きと合わせるため、270°回転処理してから同じく縮小したものである。この場合原稿がA4横サイズなので、270°回転させるとコピー35と同じ縮小率で同じサイズに納まる。
コピー35と36は、いずれも回転処理と変倍処理を行う第1の画像配置による画像配置処理である。コピー35の場合は縦横の方向が一致しているため、回転処理が省略されたケースである。
(画像配置選択のフロー)
図5のステップS201で実行される、画像配置を選択する工程について説明する。
<処理例1>
図8は、図5のステップS201で実行される画像処理モード選択処理の流れの第1の実施の形態、すなわち処理例1を示すフローチャートである。
処理例1は、文字の読みやすさを損なわないことと、フィニッシング処理の可能性とを重点にした画像配置の選択処理である。また、試しプリントとしての文字の読みやすさと、2部目以降の原稿の忠実再現とを重点にした画像配置の選択処理である。
ステップS31では、試しプリントモードであるかどうかを判定する。ステップS31での判定が、試しプリントモードである場合(ステップS31:YES)は、ステップS32を実行する。ステップS31での判定が、試しプリントモードでない場合(ステップS31:NO)は、ステップS33へ進む。
ステップS32では、試しプリントの1部目であるかどうかを判定する。試しプリントの1部目は確認用として読みやすいことを重視するためである。
ステップS32での判定が、試しプリントの1部目である場合(ステップS32:YES)は、第1の画像配置を選択する(ステップS39)。すなわち、文字の読みやすさを保つため、回転および縮小して印刷サイズに納め、縮小率をできるだけ大きくならないようにする。
ステップS32での判定が、試しプリントモードの2部目以降である場合(ステップS32:NO)は、ステップS33へ進む。
ステップS33では、第2の画像配置とした場合の文字サイズを計算する。第2の画像配置は、回転せず、必要に応じて縮小を行う配置であり、この縮小した場合の縮小率とステップS5で文字サイズ検知手段132により検知された原稿画像の文字サイズとから、第2の画像配置とした場合の文字サイズを求める。
ステップS34では、ステップS33で算出した文字サイズが所定の文字サイズ以上であるかどうかを判定する。所定の文字サイズとは、印刷後の読みやすさを考慮して、どの程度以上の文字サイズが必要かを予め設定しておくものである。
ステップS34での判定が、所定の文字サイズ以上である場合(ステップS34:YES)は、第2の画像配置を選択する(ステップS35)。すなわち、文字の読みやすさを保てるならば、回転せず同一方向に縮小して印刷サイズに納め、合わせて後述のフィニッシング処理も可能にする。
例えば、所定の文字サイズを5ポイントとした場合、回転しないで縮小した後の画像内の最小の文字サイズが5ポイント以上と計算されれば、回転せずに同一方向で印刷サイズに納まるように縮小するとよい。ここで、文字サイズを計算する場合の対象とする文字は、最小の文字に限らず、最大の文字にしてもよいし、原稿画像内の平均の文字サイズに基づくようにしてもよい。また、回転しないで縮小した後に所定の文字サイズ以上になる文字数が、予め定めた割合以上になるかどうかで判定してもよい。
ステップS34での判定が、所定の文字サイズ未満である場合(ステップS34:NO)は、ステップS36へ進む。
ステップS36では、フィニッシング処理が指定されているかどうか判定する。ステップS36での判定が、フィニッシング処理が指定されている場合(ステップS36:YES)は、ステップS37を実行する。
ステップS36での判定が、フィニッシング処理が指定されていない場合(ステップS36:NO)は、第1の画像配置を選択する(ステップS39)。
ステップS37では、指定されたフィニッシング処理が可能であるかどうか判定する。これは、例えば、装置によってはA3サイズの短辺側はステープル可能だが、長辺側ではステープルできない、といった例があることによる。
ステップS37での判定が、フィニッシング処理が可能である場合(ステップS37:YES)は、第3の画像配置を選択する(ステップS38)。ステップS37での判定が、フィニッシング処理が可能でない場合(ステップS37:NO)は、第1の画像配置を選択する(ステップS39)。すなわち、フィニッシング処理が可能であるならば、回転、縮小せずに原稿通りを保ち、フィニッシング処理が可能でないならば、回転して縮小することによりフィニッシング処理を可能にするようにしている。
すなわち、フィニッシング処理を可能にするため、縮小処理が必要な場合でも、文字の読みやすさを保てるならば、回転せず同一方向に縮小して印刷サイズに納め、文字の読みやすさを保てないならば、回転して縮小することにより縮小率を大きくしすぎないようにしている。
<処理例2>
図9は、図5のステップS201で実行される画像処理モード選択処理の流れの第2の実施の形態、すなわち処理例2を示すフローチャートである。
処理例2は、処理例1と同様に、文字の読みやすさを損なわないことと、フィニッシング処理の可能性とを重点にした画像配置の選択処理である。処理例1と相違する点は、試しプリントとしての文字の読みやすさと、2部目以降の原稿の忠実再現に代えて、OHPシート(OverHead Projecter用の印刷用紙である)への印刷に対する忠実再現および文字の読みやすさを重点にした点である。したがって、図9のフローチャートにおいては、図8に示した処理と同様の処理には同符号を付してその説明を省略し、相違する点のみ説明する。
ステップS41では、印刷する用紙がOHPシートであるかどうかを判定する。ステップS41での判定が、印刷する用紙がOHPシートである場合(ステップS41:YES)は、第2の画像配置を選択する(ステップS35)。すなわち、OHPシートはプレゼンテーション用原稿として用いられるので、見にくくなる回転を行わないためである。
ステップS41での判定が、印刷する用紙がOHPシートでない場合(ステップS41:NO)は、ステップS33の処理を実行する。
すなわち処理例2においては、フィニッシング処理を可能にするため、縮小処理が必要な場合でも、文字の読みやすさを保てるならば、回転せず同一方向に縮小して印刷サイズに納め、文字の読みやすさを保てないならば、回転して縮小することにより縮小率を大きくしすぎないようにしている。
ステップ33以後の工程は、処理例1と同様である。
図10は、図8および図9のフローチャートで示した処理を実施した具体例を示す。用紙がOHPシートではなく、試しプリントの1部目でもない場合の実例である。
図10(a)において、41はA4横サイズの第1原稿であり、42はA3縦サイズの第2原稿である。この画像の向きとサイズの異なる第1原稿41と第2原稿42をコピーして、ステープル処理する四通りのケースを画像配置43から画像配置46に示す。
図10(b)における画像配置43と図10(c)における画像配置44は、ともに指定された位置(上側綴じ)でステープル可能な場合の画像配置である。画像配置43は文字サイズが大きい場合であり、第1原稿41はそのまま、第2原稿42も向きを変えず縮小して、第1原稿と同じサイズに納めている。文字サイズの小さい場合の画像配置44では、第1原稿41はそのままだが、第2原稿42もそのままで原稿のサイズをそのまま保持している。これは、ステープルに不都合がないため、縮小せず、文字の読みやすさの方を優先したものである。
図10(d)における画像配置45と図10(e)における画像配置46は、ともに指定された位置(左側綴じ)でステープルできない(第2原稿)場合の画像配置である。画像配置45は文字サイズが大きい場合であり、第1原稿41はそのまま、第2原稿42は縮小して、第1原稿と同じサイズに納めている。文字サイズの小さい場合の画像配置46では、第1原稿41はそのままだが、第2原稿42は回転して縮小し、第1原稿と同じサイズに納めている。文字サイズの縮小率をできるだけ大きくしない配慮である。
このようにして、フィニッシング処理の可能性と文字の読みやすさを損なわないことを重点にして、画像配置の選択を行う。
<処理例3>
図11は、図5のステップS201で実行される画像処理モード選択処理の流れの第3の実施の形態、すなわち処理例3を示すフローチャートである。
処理例3は、文字の読みやすさを損なわないことと、フィニッシング処理の可能性とを重点にした画像配置の選択処理である。また、文字の読みやすさと、写真や図形の見やすさと、いずれも損なわないこと、さらに写真やDTPの原稿を忠実再現することを重点とした画像配置の選択処理である。
ステップS51では、第2の画像配置とした場合の文字サイズを計算する。第2の画像配置は、回転せず、必要に応じて縮小を行う配置であり、この縮小した場合の縮小率とステップS5で文字サイズ検知手段132により検知された原稿画像の文字サイズとから、第2の画像配置とした場合の文字サイズを求める。
ステップS52では、ステップS51で算出した文字サイズが所定の文字サイズ以上であるかどうかを判定する。所定の文字サイズとは、印刷後の読みやすさを考慮して、どの程度以上の文字サイズが必要かを予め設定しておくものである。
ステップS52での判定が、所定の文字サイズ以上である場合(ステップS52:YES)は、第2の画像配置を選択する(ステップS60)。すなわち、文字の読みやすさを保てるならば、回転せず同一方向に縮小して印刷サイズに納める。
ステップS52での判定が、所定の文字サイズ未満である場合(ステップS52:NO)は、ステップS53へ進む。
ステップS53では、原稿が上記写真やDTPに該当するかどうかの判定を行う。この画像種の判定については、先行して画像種識別手段134にて実施し、管理データ記憶部16bに原稿状況データとして一旦記憶させ、必要時に参照してもよい。
ステップS53での判定が、写真やDTPに該当する場合(ステップS53:YES)は、第3の画像配置を選択する(ステップS58)。これは画像の向きを変えることなく、画像として忠実に再現することを優先するものである。
このようにして、写真やDTPが混載した原稿の場合には、写真やDTPの向きを揃えて忠実に再現することを重点にして、画像配置の選択を行う。
ステップS53での判定が、写真やDTPに該当しない場合(ステップS53:NO)は、ステップS54へ進む。この場合、忠実再現というより読めればよい原稿であると考えられ、文字を読みやすく、且つ同一サイズに納めることを優先するからである。
ステップS54では、各原稿画像毎に文字数の計算を行う。文字数を求める理由は、文字数の少ない原稿は、写真や図形が含まれることが多く、見た目(画像的要素)が重要な場合が多いからである。文字数の計算は先行して文字画像識別手段133にて実施し、管理データ記憶部16bに原稿状況データとして一旦記憶させ、必要時に参照してもよい。
ステップS55では、ステップS54で計算した、あるいは参照した文字数が所定値以上であるかどうかの判定を行う。
ステップS55での判定が、所定値未満である場合(ステップS55:NO)は、第3の画像配置を選択する(ステップS58)。これは画像の向きを変えることなく、画像として見やすいことを優先するものである。
このようにして、写真や図形が混載した原稿の場合には、写真や図形は向きを揃えて見やすくすることを重点にして、画像配置の選択を行う。
ステップS55での判定が、所定値以上である場合(ステップS55:YES)は、ステップS56へ進む。
ステップS56では、フィニッシング処理が指定されているかどうか判定する。ステップS36での判定が、フィニッシング処理が指定されていない場合(ステップS56:NO)は、第1の画像配置を選択する(ステップS59)。これは、文字主体の原稿の文字を読みやすく、且つ同一サイズに納めることを優先するものである。
ステップS56での判定が、フィニッシング処理が指定されている場合(ステップS56:YES)は、ステップS57を実行する。
ステップS57では、指定されたフィニッシング処理が可能であるかどうか判定する。これは、例えば、装置によってはA3サイズの短辺側はステープル可能だが、長辺側ではステープルできない、といった例があることによる。
ステップS57での判定が、フィニッシング処理が可能である場合(ステップS57:YES)は、第3の画像配置を選択する(ステップS58)。ステップS57での判定が、フィニッシング処理が可能でない場合(ステップS57:NO)は、第1の画像配置を選択する(ステップS59)。すなわち、フィニッシング処理が可能であるならば、回転、縮小せずに原稿通りを保ち、フィニッシング処理が可能でないならば、回転して縮小することによりフィニッシング処理を可能にするようにしている。
すなわち、フィニッシング処理を可能にするため、縮小処理が必要な場合でも、文字の読みやすさを保てるならば、回転せず同一方向に縮小して印刷サイズに納め、文字の読みやすさを保てないならば、回転して縮小することにより縮小率を大きくしすぎないようにしている。
<処理例4>
図12は、図5のステップS201で実行される画像処理モード選択処理の流れの第4の実施の形態、すなわち処理例4を示すフローチャートである。
処理例4は、処理例3と同様に、文字の読みやすさを損なわないことと、フィニッシング処理の可能性とを重点にした上で、写真や図形の見やすさと、写真やDTPの原稿を忠実再現することも重点とした画像配置の選択処理である。
処理例3と相違する点は、試しプリントとしての文字の読みやすさと2部目以降の原稿の忠実再現、そしてOHPシートへの印刷に対する忠実再現、および作成する複数部数の1部目と2部目以降とで、画像配置の選択をユーザの指定で変更できることをさらに重点として考慮し、追加した点である。したがって、図12のフローチャートにおいては、図11に示した処理と同様の処理には同符号を付してその説明を省略し、相違する点のみ説明する。
ステップS61では、印刷する用紙がOHPシートであるかどうかを判定する。ステップS61での判定が、印刷する用紙がOHPシートである場合(ステップS61:YES)は、第2の画像配置を選択する(ステップS60)。すなわち、OHPシートはプレゼンテーション用原稿として用いられるので、見にくくなる回転を行わないためである。
ステップS61での判定が、印刷する用紙がOHPシートでない場合(ステップS61:NO)は、ステップS62の処理を実行する。
ステップS62では、試しプリントモードであるかどうかを判定する。ステップS62での判定が、試しプリントモードである場合(ステップS62:YES)は、ステップS63を実行する。ステップS62での判定が、試しプリントモードでない場合(ステップS62:NO)は、ステップS64へ進む。
ステップS63では、試しプリントの1部目であるかどうかを判定する。試しプリントの1部目は確認用として読みやすいことを重視するためである。ステップS63での判定が、試しプリントの1部目である場合(ステップS63:YES)は、第1の画像配置を選択する(ステップS59)。すなわち、文字の読みやすさを保つため、回転および縮小して印刷サイズに納め、縮小率をできるだけ大きくならないようにする。
ステップS63での判定が、試しプリントモードの2部目以降である場合(ステップS63:NO)は、ステップS64へ進む。
ステップS64では、複数部数の1部目の作成であるかどうかの判定を行う。ステップS64での判定が、1部目の作成である場合(ステップS64:YES)は、第3の画像配置を選択する(ステップS58)。すなわち、複数部数の1部目はとにかく原稿通りのサイズのコピーを作成することになる。
ステップS64での判定が、2部目以降の作成である場合(ステップS64:NO)は、ステップS51へ進む。
このようにして、複数部数を作成する場合には、1部目と2部目以降とで画像配置の変更を可能にし、ユーザの意図に沿った部数作成をも可能にすることを重点にして、画像配置の選択を行う。
ステップS51以後の工程は、処理例3と同様である。
図5で説明した混載原稿の複写のフローでは、上記の各処理例で示されるような任意の一つの事例が実行されるものとした。従って、これらの処理例に該当する複数の画像配置選択手段を有していなければならないというわけではない。予め定められた一つの画像配置選択手段を有していてもよいし、あるいは複数の画像配置選択手段を有していて、設定された複写条件により選択、あるいはユーザが指定するようにしてもよい。また、これらの処理例を複数組み合わせた処理を行うように、画像配置の選択手段は修正することが可能である。
なお、以上説明した実施形態の例では、図1における画像形成装置(MFP)10の構成要素である読み取り装置11により、原稿画像を読み取り、プリンタエンジン18を用いてコピーを印刷する場合、すなわち複写機として機能する場合について説明した。
しかしながら、外部より原稿画像のデータを受信して、プリンタエンジン18を用いて印刷出力する、すなわちプリンタとして機能する場合も、同様の処理を行い、同様の効果を得ることができる。異なる点は、外部I/Fユニット14を通じて、ネットワークで接続された外部機器から原稿画像のデータを受信するという点であり、一旦画像形成装置内のメモリ16に画像データが取り込まれた後の、画像配置の選択と画像配置処理の工程については、上記実施形態例に述べた説明がそのまま該当する。
また、上記実施形態の例では、画像形成装置(MFP)10の構成要素である画像処理部17により、画像配置の選択および画像配置処理を行ったが、これらの工程はプログラム化されて、内蔵の、あるいは外部接続されたCPUを用いて実行されてもよい。
本発明は、上記の実施形態例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、様々な変更された形態もその範囲に含むものである。
本発明に係る画像形成装置の例であるMFPの制御系ブロック図である。 図1のメモリ、原稿状態検出部の1部構成図である。 図1の画像処理部の1部構成図である 図1のMFPの全体構成を示す断面図である。 図1のMFPで複写処理を行う場合の処理動作を示すフローチャートである。 画像配置処理の実行手順を示すフローチャートである。 画像配置処理の実行結果の具体例を説明する図である。 画像配置選択の処理例1の手順を示すフローチャートである。 画像配置の選択の処理例2の手順を示すフローチャートである。 画像配置選択の処理例1あるいは2を実施した具体例を説明する図である。 画像配置の選択の処理例3の手順を示すフローチャートである。 画像配置の選択の処理例4の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置(MFP)
11 画像読み取り部
12 ADF
13 原稿状態検出部
14 外部インタフェースユニット
15 操作パネル
16 メモリ
16a 画像記憶部
16b 管理データ記憶部
16b1 ジョブ管理テーブル
17 画像処理部
17a 画像配置選択部
17a1 選択手段1
17a2 選択手段2
17b 画像配置処理部
17b1 第1画像配置手段
17b2 第2画像配置手段
17b3 第3画像配置手段
18 プリンタエンジン
19 後処理部
20 制御部(CPU)

Claims (9)

  1. 原稿画像を入力する原稿入力手段と、原稿画像のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づく画像を、記録媒体上の指定された一つの領域に形成する画像形成手段と、複数の原稿画像についてそれぞれ、前記原稿入力手段で入力された原稿画像を、前記原稿サイズ検知手段で検知されたサイズ及び前記画像形成手段で画像形成される記録媒体上の指定された領域のサイズに基づいて画像処理する画像処理手段とを有し、サイズの異なる複数の原稿画像からなる混載原稿を前記記録媒体上の指定された一つの領域に納まるよう画像形成する画像形成装置であって、
    前記画像処理手段は、
    前記原稿入力手段で入力された原稿画像を回転させ、前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズを、前記記録媒体上の指定された領域のサイズに納まるように変倍する第1の画像処理モード、
    前記原稿入力手段で入力された原稿画像を、前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズが前記記録媒体上の指定されたサイズに納まるように変倍する第2の画像処理モード、及び
    前記原稿入力手段で入力された原稿画像を前記原稿サイズ検知手段で検知された原稿画像のサイズ通りにする第3の画像処理モードのうち、少なくとも二つの画像処理モードを備え、
    複数の原稿画像それぞれについて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択する画像処理モード選択手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記原稿入力手段で入力された原稿画像又は前記画像処理手段で処理された画像に含まれる文字サイズを検知する文字サイズ検知手段を有し、
    前記画像処理モード選択手段は、前記文字サイズ検知手段で検知された文字サイズに基づいて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成された記録媒体に対して後処理する後処理手段と、
    前記後処理手段における後処理を設定する後処理設定手段とを有し、
    前記画像処理モード選択手段は、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定に基づいて、前記画像処理手段により実行される画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿入力手段で入力された原稿画像又は前記画像処理手段で処理された画像に含まれる文字サイズを検知する文字サイズ検知手段と、
    画像形成された記録媒体に対して後処理する後処理手段と、
    前記後処理手段における後処理を設定する後処理設定手段とを有し、
    前記画像処理手段は、前記第1の画像処理モードと前記第2の画像処理モードと前記第3の画像処理モードとを備え、
    前記画像処理モード選択手段は、
    前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズより大きい場合は前記第2の画像処理モードを選択し、
    前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズ以下の場合であって、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定が、前記後処理手段で実行不可能な設定である場合に、前記第1の画像処理モードを選択し、
    前記文字サイズ検知手段により検知される、第2の画像処理モードにより変倍される画像の文字サイズが、所定のサイズ以下の場合であって、前記後処理設定手段で設定された後処理の設定が、前記後処理手段で実行可能な設定である場合に、前記第3の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を前記画像形成手段により2回以上繰り返して実行するに先だって、前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を1回行う試しプリントモードを有し、
    前記画像処理モード選択手段は、試しプリントモードにおける1回目の画像形成では前記第1の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段で画像形成される記録媒体の用紙種類を検知する用紙種検知手段を有し、
    前記画像処理モード選択手段は、前記用紙種検知手段により検知された用紙種類がOHPシートの場合、前記第2の画像処理モード又は前記第3の画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づいて、原稿画像における文字画像を識別する文字画像識別手段を有し、
    前記画像処理モード選択手段は、前記文字画像識別手段で識別された文字画像比率に基づいて画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記原稿入力手段で入力された原稿画像に基づいて、原稿画像の種類を識別する画像種識別手段を有し、
    前記画像処理モード選択手段は、前記画像種識別手段で識別された原稿画像の種類に基づいて画像処理モードを選択することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像処理手段で処理された画像に基づく画像形成を前記画像形成手段により2回以上繰り返して実行する場合に、
    1回目の画像形成において前記画像処理モード選択手段で選択された画像処理モードは、2回目以降の画像形成において変更可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
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