JP4092709B2 - 情報処理装置及びそれを動作するプログラム,原稿読取装置,原稿読取システム - Google Patents

情報処理装置及びそれを動作するプログラム,原稿読取装置,原稿読取システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置及びそれを動作するプログラム,原稿読取装置,原稿読取システムに関する。
近年、原稿の両面から画像の読取りが可能な両面読取対応の原稿読取装置が実用化されている。両面読取対応の原稿読取装置は機種によって両面読取方式が異なる。ある両面読取対応の原稿読取装置は、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder)により原稿を搬送し、原稿搬送路の途中に存在する読取走査ユニットにて原稿の第1面を読取ることで、原稿の第1面をデータ化した画像データを生成し、さらに原稿の上下面を反転してから第1面の読取りに使用した読取走査ユニットにて再度読取りを行うことで、原稿の第2面をデータ化した画像データを生成する。また、ある両面読取対応の原稿読取装置は、自動原稿搬送機構により原稿を搬送し、原稿搬送路の途中に存在する1対の読取走査ユニットにて原稿の第1面と第2面を読取ることで、原稿の第1面をデータ化した画像データと原稿の第2面をデータ化した画像データとを生成する。
特開平5−232760号公報 特開平4−259163号公報
ところで、上記のような両面読取対応の原稿読取装置では、読取方式によって、第1面を読取る場合と第2面を読取る場合とで読取走査ユニットの読取方向(主走査方向)が入れ替わったり、原稿の搬送方向(副走査方向)が入れ替わったりして、第2面の画像データが上下や左右に反転して読取られることがある。そのため、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置側にインストールされる当該原稿読取装置専用のスキャナドライバには、第2面の画像データに反転処理を行って向きを是正する機能が付加されている。
ここで、読取られる第2面の画像データがどのように反転するかは原稿読取装置の読取方式によってそれぞれ異なることから、当該原稿読取装置専用のスキャナドライバであれば、反転に係る情報が予め組込まれて、第2面の画像データに対して適切な反転処理を施すことができる
しかしながら、PCの使用者には、使用するPCにて使用中の原稿読取装置とは異なる種類の原稿読取装置を使用したいとき、異なる原稿読取装置専用のスキャナドライバをインストールするという手間がかかることになる。
また、原稿読取装置側で読取った第2面の画像データに対して適切な反転処理を行い、反転処理後の第2面の画像データを情報処理装置に送信することも考えられるが、画像データを反転させるには相当のメモリや高速なプロセッサが必要となる上、画像データの容量は増加傾向にあることから、原稿読取装置にそのような機能を搭載することはコスト面において非常に不利になる。
本発明は、上記問題を鑑みて為されたものであり、画像データに対して適切な反転処理を行うことが可能な情報処理装置及びそれを動作するプログラム,原稿読取システム,原稿読取装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
(1)請求項1記載の情報処理装置は、
型式の異なる複数種の原稿読取装置と接続可能な情報処理装置であって、
接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の型式情報を受ける型式受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に、読進方向を基準読進方向に揃えるために、型式受取手段が受け取った型式情報から、当該型式情報に対応する型式の原稿読取装置における裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の裏ページの可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す読取り方向情報を参照し、少なくとも当該読取り方向情報を基に、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
基準可読方向を上方向、基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し、決定された内容の反転処理を実施する反転手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項11に記載のプログラムは、
コンピュータを、
該コンピュータに接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の型式情報を受ける型式受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に、読進方向を基準読進方向に揃えるために、型式受取手段が受け取った型式情報から、当該型式情報に対応する型式の原稿読取装置における裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の裏ページの可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す読取り方向情報を参照し、少なくとも当該読取り方向情報を基に、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
基準可読方向を上方向、基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し、決定された内容の反転処理を実施する反転手段と、
として機能させる。
可読方向および読進方向について、図16を用いて説明する。図16(A)に示すように、文字や図形が正しい方向であると人に認識されるように付された原稿があるとする。この原稿の可読方向は、文字や図形の下側から上側へ向かう矢印A1で示す方向である。また、この原稿の読進方向は、可読方向と直交し、文字や図形の左側から右側へ向かう矢印A2で示す方向である。
また、図16(B)に示すように、文字や図形が正しい方向であると人に認識される状態とは180度回転させた状態で付された原稿があるとする。この原稿の可読方向は矢印B1で示す方向であり、読進方向は矢印B2で示す方向である。ここで、図16(A)の原稿と図16(B)の原稿とは可読方向が反対である。また、図16(A)の原稿と図16(B)の原稿とは読進方向が反対である。
また、図16(C)に示すように、図16(A)の原稿を原稿読取装置が読取って生成した画像データをコンピュータやプリンタがそのままの方向でディスプレイや可視媒体上に形成した画像があるとする。この画像の可読方向は矢印C1で示す方向であり、読進方向は矢印C2で示す方向である。図16(A)の原稿と図16(C)の画像の元になった画像データとは可読方向が同じである。また、図16(A)の原稿と図16(C)の画像の元になった画像データとは読進方向が同じである。
また、図16(D)に示すように、図16(A)の原稿を裏返しにし、文字や図形が配置されたページを裏ページとして、図2および図3に示す原稿読取装置が両面読取りして生成した裏ページの画像データを、コンピュータやプリンタがそのままの方向でディスプレイや可視媒体上に形成した画像があるとする。この画像の可読方向は矢印D1で示す方向であり、読進方向は矢印D2で示す方向である。すなわち、図2および図3に示す原稿読取装置で原稿を両面読取すると、原稿読取装置が表ページを読取って生成した画像データと裏ページを読取って生成した画像データは、可読方向が反対の関係にあり、読進方向が反対の関係にある。
請求項2に記載の情報処理装置は、
請求項1に記載の情報処理装置において、
原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段を備え、
反転内容決定手段は、型式情報に対応する読取り方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第3の可読方向判定手段を備え、第3の可読方向判定手段により、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿のページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、上下反転を実施することを決定するとともに、型式情報に対応する読取り方向情報を基に、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第3の読進方向判定手段を備え、第3の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、左右反転を実施することを決定するものである。
上記本発明によると、原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを上下反転することで、裏ページの画像データの可読方向が表ページの画像データの可読方向と異なる場合に、両者の可読方向を揃えることができる。
一方、上記本発明によると、原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを左右反転することで、裏ページの画像データの読進方向が表ページの画像データの読進方向と異なる場合に、両者の読進方向を揃えることができる。
長辺開き及び短辺開きについて、図17を用いて説明する。図17(A)は、長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)を示している。長辺開きの両面原稿は、表ページに付された文字や図形が正しい方向であると人が認識する状態で原稿の長辺を軸に180度回転させると、裏ページに付された文字や図形が正しい方向であると人が認識する状態となる原稿である。他方、図17(B)は、短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)を示している。短辺開きの両面原稿は、表ページに付された文字や図形が正しい方向であると人が認識する状態で原稿の短辺を軸に180度回転させると、裏ページに付された文字や図形が正しい方向であると人が認識する状態となる原稿である。
請求項3に記載の情報処理装置は、
請求項2に記載の情報処理装置において、
両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを示す読取り方向情報を型式情報に対応して記憶した第2の記憶手段を備え、
第3の可読方向判定手段は、型式情報に対応して第2の記憶手段に記憶されている読取り方向情報が、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると記憶されている場合に、両面原稿の裏ページ画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定する。
上記本発明によると、第2の記憶手段に型式情報に対応して記憶させている、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるか否かを示す情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
請求項4に記載の情報処理装置は、
請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置において、
両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるか否かを示す読取り方向情報を型式情報に対応して記憶した第4の記憶手段を備え、
第3の読進方向判定手段は、型式情報に対応して第4の記憶手段に記憶されている読取り方向情報が、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると記憶されていれば、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページに対して反対であると判定する。
上記本発明によると、第4の記憶手段に型式情報に対応して記憶させている、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるか否かを示す情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
請求項16に記載の原稿読取システムは、
両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、自身の型式情報を出力する型式出力手段と、
を備える原稿読取装置と、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によると、型式情報を出力することで、この型式情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えさせることができる。
また、上記本発明によると、型式情報を出力することで、この型式情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えさせることができる。
さらに、上記本発明によると、原稿読取装置が型式情報を出力し、情報処理装置がこの型式情報を基に画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿読取装置が型式情報を出力し、情報処理装置がこの型式情報を基に画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の型式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
(2)請求項5に記載の情報処理装置は、
両面読取機構の方式が異なる複数種の原稿読取装置と接続可能な情報処理装置であって、
接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の読取方式情報を受ける読取方式受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に、読進方向を基準読進方向に揃えるために、少なくとも読取方式受取手段が受け取った読取方式情報を判断基準として用いる形で、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
基準可読方向を上方向、基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し、決定された内容の反転処理を実施する反転手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項12に記載のプログラムは、
コンピュータを、
該コンピュータに接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の読取方式情報を受ける読取方式受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に、読進方向を基準読進方向に揃えるために、少なくとも読取方式受取手段が受け取った読取方式情報を判断基準として用いる形で、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
基準可読方向を上方向、基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、画像データ受取手段が受け取った画像データの裏ページの画像データに対し、決定された内容の反転処理を実施する反転手段と、
として機能させる。
請求項6に記載の情報処理装置は、
請求項5に記載の情報処理装置において、
原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段を備え、
反転内容決定手段は、読取方式情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第2の可読方向判定手段を備え、該第2の可読方向判定手段により、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページに対し、上下反転を実施することを決定するとともに、読取方式情報を基に、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第2の読進方向判定手段を備え、該第2の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、左右反転を実施することを決定するものである。
上記本発明によると、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)を示し、読取方式毎に異なる値となる読取方式情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の読取方式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを上下反転することで、裏ページの画像データの可読方向が表ページの画像データの可読方向と異なる場合に、両者の可読方向を揃えることができる。
一方、上記本発明によると、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)を示し、読取方式毎に異なる値となる読取方式情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の読取方式に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを左右反転することで、裏ページの画像データの読進方向が表ページの画像データの読進方向と異なる場合に、両者の読進方向を揃えることができる。
請求項7に記載の情報処理装置は、
請求項6記載の情報処理装置において、
両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを示す情報を読取方式情報に対応して記憶した第1の記憶手段を備え、
第2の可読方向判定手段は、読取方式情報に対応して第1の記憶手段に記憶されている情報が、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると記憶されている場合に、両面原稿の裏ページ画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定する。
上記本発明によると、第1の記憶手段に読取方式情報に対応して記憶させている、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるか否かを示す情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
請求項8に記載の情報処理装置は、
請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置において、
両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるか否かを示す情報を読取方式情報に対応して記憶した第3の記憶手段を備え、
第2の読進方向判定手段は、読取方式情報に対応して第3の記憶手段に記憶されている情報が、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると記憶されていれば、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定する。
上記本発明によると、第3の記憶手段に読取方式情報に対応して記憶させている、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるか否かを示す情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
請求項17に記載の原稿読取システムは、
両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
前記原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、自身の読取方式情報を出力する読取方式出力手段と、
を備える原稿読取装置と、請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によると、読取方式情報を出力することで、この読取方式情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えさせることができる。
また、上記本発明によると、読取方式情報を出力することで、この読取方式情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えさせることができる。
さらに、上記本発明によると、原稿読取装置が読取方式情報を出力し、情報処理装置がこの読取方式情報を基に画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿読取装置が読取方式情報を出力し、情報処理装置がこの読取方式情報を基に画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の読取方式(読取機構の方式)に応じて、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
(3)請求項9に記載の情報処理装置は、
原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、原稿読取装置が出力した可読方向整列用情報として受ける可読方向整列用情報受取手段と、
可読方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第1の可読方向判定手段と、
原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段と、
基準可読方向を上方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向になるように、第1の可読方向判定手段により裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを上下反転する上下反転手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項13に記載のプログラムは、
コンピュータを、
該コンピュータに接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、原稿読取装置が出力した可読方向整列用情報として受ける可読方向整列用情報受取手段と、
可読方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第1の可読方向判定手段と、
原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段と、
基準可読方向を上方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向になるように、第1の可読方向判定手段により裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを上下反転する上下反転手段と、
として機能させる。
上記本発明によると、裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に揃えるための可読方向整列用情報を基に、裏ページの画像データを上下反転することで、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの上下が逆になっている場合、すなわち可読方向が逆となっている場合に、両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、ページ毎の画像データの可読方向がページ毎の原稿の可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
さらに、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを上下反転することで、裏ページの画像データの可読方向が表ページの画像データの可読方向と異なる場合に、両者の可読方向を揃えることができる。
請求項14に記載の原稿読取装置は、
両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、可読方向整列用情報として出力する可読方向整列用情報出力手段と、
を備えることを特徴とする。
上記本発明によると、可読方向整列用情報を出力することで、この可読方向整列用情報を受けた情報処理装置に、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えさせることができる。
また、上記本発明によると、可読方向情報を出力することで、この可読方向情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えさせることができる。
請求項18に記載の原稿読取システムは、
請求項9記載の情報処理装置と、請求項14記載の原稿読取装置と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によると、原稿読取装置が可読方向整列用情報を出力し、情報処理装置がこの可読方向整列用情報を基に裏ページの画像データを上下反転することで、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿読取装置が可読方向情報を出力し、情報処理装置がこの可読方向情報を基に画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるページの画像データを上下反転することで、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの可読方向が逆となっている場合に両者の可読方向を揃えることができる。
請求項10に記載の情報処理装置は、
請求項9に記載の情報処理装置において、
表ページの画像データの読進方向を基準読進方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が基準可読方向に揃った状態での裏ページの画像データの読進方向を基準読進方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向がページ毎の原稿の裏ページの読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる読進方向情報を、原稿読取装置が出力した読進方向整列用情報として受ける読進方向整列用情報受取手段と、
読進方向情報を基に、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第1の読進方向判定手段と、
基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの読進方向が右方向になるように、第1の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを左右反転する左右反転手段と、
を備える。
上記本発明によると、裏ページの画像データの読進方向を基準読進方向に揃えるための読進方向整列用情報を基に、裏ページの画像データを左右反転することで、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの左右が逆になっている場合、すなわち読進方向が逆となっている場合に、両者の読進方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、ページ毎の画像データの読進方向がページ毎の原稿の読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる読進方向情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
さらに、上記本発明によると、原稿が長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)であるか短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)であるかを示す原稿開き情報を基に、裏ページの画像データを左右反転することで、裏ページの画像データの読進方向が表ページの画像データの読進方向と異なる場合に、両者の読進方向を揃えることができる。
請求項15に記載の原稿読取装置は、
請求項14に記載の原稿読取装置において、
表ページの画像データの読進方向を基準読進方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が基準可読方向に揃った状態での裏ページの画像データの読進方向を基準読進方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向がページ毎の原稿の裏ページの読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる読進方向情報を、原稿読取装置が出力した読進方向整列用情報として出力する読進方向整列用情報出力手段を備える。
上記本発明によると、読進方向整列用情報を出力することで、この読進方向整列用情報を受けた情報処理装置に、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えさせることができる。
また、上記本発明によると、読進方向情報を出力することで、この読進方向情報を受けた情報処理装置に、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えさせることができる。
請求項19記載の原稿読取システムは、
請求項10記載の情報処理装置と、請求項15記載の原稿読取装置と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によると、原稿読取装置が読進方向整列用情報を出力し、情報処理装置がこの読進方向整列用情報を基に裏ページの画像データを左右反転することで、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
また、上記本発明によると、原稿読取装置が読進方向情報を出力し、情報処理装置がこの読進方向情報を基に画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるページの画像データを左右反転することで、原稿読取装置の読取方式に依存することなく、表ページの画像データに対して裏ページの画像データの読進方向が逆となっている場合に両者の読進方向を揃えることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(1)原稿読取システムの構成
図1は、本発明の原稿読取システムの構成の一例を表すブロック図である。原稿読取システム100は、情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)20と、原稿読取装置10と、を備えて構成される。ここで、PC20には、複数種類の原稿読取装置(原稿読取装置(1),(2)等)の制御が可能な汎用のスキャナドライバプログラム2Pがインストールされている。また、原稿読取装置(1),(2)等は、原稿の両面から画像の読取りが可能な両面読取対応なものである。
(1−1)情報処理装置
図1の左図は、本発明の情報処理装置であるパーソナルコンピュータ(PC)の電気的構成の一例を表すブロック図である。PC20は、CPU201,ROM202,RAM203,入出力ポート(I/Oポート)204がバス205を介して接続されたマイクロプロセッサを有する。また、ローカルエリアネットワーク(LAN)を構築する通信線LBと内部のバス205とは、LANインターフェース(I/F)24を介して接続されている。ROM202は、CPU201が実行するプログラム及びそれに必要なデータを記憶している。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際に作業領域として利用される。入出力ポート204には、液晶ディスプレイ等の表示部22及びマウスやキーボード等の操作部23が接続されている。
バス205には、インターフェース206を介してHDD(Hard Disk Drive)装置21が接続されている。HDD装置21には、図示しないOS(Operating System)プログラムや各種アプリケーションプログラムに加えて、図1に示す原稿読取装置(1),(2)などの複数種類の原稿読取装置の制御が可能な汎用のスキャナドライバプログラム2Pがインストールされている。
ここで、CPU201は、本発明に係る第1の可読方向判定手段,第1の読進方向判定手段,上下反転手段,左右反転手段として機能する。また、CPU201は、本発明に係る画像データ受取手段,可読方向整列用情報受取手段,読進方向整列用情報受取手段として機能し、LANインターフェース24を介して各種データを受け取る。また、CPU201は、本発明に係る原稿開き情報受取手段として機能し、操作部23およびI/Oポート204を介して各種データを受け取る。
(1−2)原稿読取装置
本発明の原稿読取装置10は、スキャナ機能を始めとして種々の機能を有する複合機として構成されている。図2は、原稿読取装置10のスキャナ部の断面構造を概略的に表す図である。
原稿読取装置10は、フラットベッド機構(FB:Flat Bed)及び自動給紙機構(ADF:Automatic Document Feeder)の双方を備えたタイプのものであり、フラットベッド部10bに対してカバー部10aを開閉可能に取り付けてなる構造となっている。フラットベッド部10bには、読取走査ユニットである密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)12,プラテンガラス14などが設けられており、カバー部10aには、原稿供給トレイ16,原稿搬送装置18,原稿搬出トレイ19などが設けられている。
フラットベッド部10bのCIS12は、図示しない受光部(光電変換素子),セルフォックレンズ及び光源を備えており、読取対象位置に存在する原稿に対して光源から光を照射し、原稿からの反射光をセルフォックレンズによって受光部に結像することで画像を読取るように構成されている。また、CIS12に限らず、CCD(Charge Coupled Device)等の縮小光学系のイメージセンサを用いても良い。
また、CIS12は、図示しない駆動機構によって図における左右方向に往復移動するようになっており、ADFを利用して原稿を読取る際には、受光部が読取対象位置の真下となる位置へ移動する。
カバー部10aの原稿搬送装置18の内部には、原稿供給トレイ16から原稿搬出トレイ19へと原稿を搬送するための搬送経路が形成されており、この搬送経路に沿って搬送ローラ15及び切替爪17が設けられている。搬送経路を搬送される原稿は、プラテンガラス14の読取対象位置を通過し、その下方に待機するCIS12によって画像を読取られる。
また、原稿搬送装置18は、搬送ローラ15及び切替爪17の動作により、原稿の両面をCIS12に読取らせることが可能な搬送機構とされている。すなわち、原稿を搬送して、搬送経路の途中に存在するCIS12に原稿の第1面を読取らせた後、原稿を反転し、再び搬送経路を搬送させることでCIS12に原稿の第2面を読取らせる。本実施形態では、CIS12に最初に読取られる第1面を表面とし、次に読取られる第2面を裏面とする。
図3に、原稿搬送装置18による原稿の搬送工程の説明図を示す。なお、図ではカバー部10aのみを示している。搬送工程は、主に3つのステップからなる。第1には、図3(a)に示すように、原稿供給トレイ16に載置された原稿(表面が上側を向いた状態)を搬送経路に取り込み、CIS12に表面を読取らせて、反転用口13に排出する。第2には、図3(b)に示すように、反転用口13から用紙を搬送経路に取り込むことで、搬送方向に直交する軸を中心に原稿を反転させ、CIS12に裏面を読取らせて、反転用口13に再び排出する。第3には、図3(c)に示すように、反転用口13から用紙を搬送経路に取り込むことで原稿を反転させ、表面が下側を向いた状態で原稿を原稿搬出トレイ19へ排出する(この際、CIS12は原稿を読取らない。)。
図4は、原稿読取装置10としての複合機の電気的構成を表すブロック図である。複合機では、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)121に、複合機の動作を制御する制御部120や、プリンタ機能を実現するプリンタ部123、スキャナ機能を実現するスキャナ部124などが接続されている。
制御部120は、CPU101,ROM102,RAM103,フラッシュメモリ104がバス105を介して接続されたマイクロプロセッサとして構成されている。ROM102は、CPU101が実行するプログラム及びそれに必要なデータを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際に作業領域として利用される。
CPU101は、ASIC121を介して、スキャナ部124のCIS12に対し、光源から光を照射させるための電気信号や光電変換素子から画像データを出力させるためのタイミング信号を出力する。CIS12は、これらの信号を受けて、所定のタイミングで原稿に光を照射するとともに、光電変換素子によって読取った画像データを出力する。
また、CPU101は、ASIC121を介して、搬送ローラ15のモータ143を駆動するドライバ142や分岐爪17のソレノイド145を駆動するドライバ144に対して動作信号を出力する。他にも、CIS12を往復移動させる駆動機構のモータ(図示せず)に対しても動作信号を出力する。
ASIC121には、他にも、LANに接続されたPC20等とLANケーブル(通信線LB;図1参照)を介してデータの送受信を行うためのLANインターフェース(I/F)135が接続されている。また、USBインターフェース(I/F)136も接続されており、USBケーブルを介してPC20等とデータの送受信を行ってもよい。
また、ASIC121には、装置外面の操作パネル(図示せず)に設けられた操作キー131及びLCD(Liquid Crystal Display)132が接続されている。詳細には、操作キー131は、キーの押下を検出して所定のコード信号を出力するパネルゲートアレイ(図示せず)を介してASIC121に接続されており、LCD132は、表示制御を行うLCDコントローラ(図示せず)を介してASIC121に接続されている。ユーザは、操作キー131の操作によって複合機を動作させることができる。
その他、ASIC121には、パラレルケーブルを介してコンピュータとデータの送受信を行うためのパラレルインターフェース(I/F)137や、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)133及びMODEM134が接続されている。
ここで、CPU101は、本発明に係る画像データ出力手段,可読方向整列用情報出力手段,読進方向整列用情報出力手段として機能し、LANインターフェース135を介して各種データを出力する。
原稿の両面からの画像の読取り方式について、図5を用いて説明する。読取り方式は、大別して、読取り方式(2),(4)と読取り方式(1),(3)との2種類に分けることができる。なお、図中の矢印Mは、画像の読取り方向(主走査方向)を示し、図中の矢印Sは、原稿の搬送方向(副走査方向)を示す。また、原稿Pの隅マークは、第1面(表面)に係る左上隅の位置を表す。
読取り方式(2),(4)は、上述した本実施形態の原稿読取装置10のように、自動原稿搬送機構(ADF)により原稿Pを搬送し、搬送経路の途中に存在する読取走査ユニットLSで原稿Pの第1面(表面)を読取った後、原稿Pを反転させて、同じ読取走査ユニットLSで原稿Pの第2面(裏面)を読取る方式である。この場合、原稿Pの第2面(裏面)を読取る際の副走査方向S(用紙Pの上下方向)が第1面(表面)を読取る場合と反対になる。
読取り方式(2)と(4)との違いは、読取走査ユニットLSにおいて画像の読取り方向(主走査方向)Mが原稿の第1面(表面)を読取る場合と第2面(裏面)を読取る場合とで切り替わるか否かに依る。すなわち、読取走査ユニットLSにおいて、読取り方向に沿って配列している受光素子から、受光量に応じて蓄えている電荷を順次放出させる場合に、いずれの側から電荷を放出させるかによって読取り方向が切り替わる。
他方、読取り方式(1),(3)は、自動原稿搬送機構(ADF)により原稿Pを搬送し、搬送経路の途中に存在する1対の読取走査ユニットLS1,LS2で原稿Pの第1面(表面)と第2面(裏面)とを読取る方式である。この場合、原稿Pの第2面(裏面)を読取る際の副走査方向S(用紙Pの上下方向)が第1面(表面)を読取る場合と同じである。ここで、読取り方式(1)と(3)との違いは、1対の読取走査ユニットLS1,LS2において画像の読取り方向(主走査方向)Mが互いに同方向であるか逆方向であるかに依る。
以上の読取り方式(1)ないし(4)により原稿の両面を読取って生成した画像データの例を、図6および図7の左側に示す。図6は、長辺開きの両面原稿(ロングエッジ原稿)の場合であり、図7は、短辺開きの両面原稿(ショートエッジ原稿)の場合である。ここでは、例として、文字「あ」の画像が第1面(表面)と第2面(裏面)の両方に付されている原稿が読取られた場合を示す。
図6の最上図は、ロングエッジ原稿の両面を長辺(ロングエッジ)LEに対して展開した図である。ロングエッジ原稿は、表面の文字「あ」を読んでいた読者が長辺(ロングエッジ)LEを軸に原稿を反転して裏面を読むことを前提とした原稿であり、読者が裏面を読んでみたとき、裏面の文字も「あ」と読めるようにするためには裏面にも表面と同じ可読方向および読進方向で「あ」を描画しておく必要がある原稿である。
換言すると、ロングエッジ原稿では、図5のように原稿の長辺に沿った方向(長手方向)が搬送方向(副走査方向)Sとされている場合、副走査方向S(図5参照)に沿った軸に対して展開すると、各面に付された文字や画像の可読方向(文字の下側から上側へ向かう方向)および読進方向(文字の左側から右側へ向かう方向)が一致する。
図7の最上図は、ショートエッジ原稿の両面を短辺(ショートエッジ)SEに対して展開した図である。ショートエッジ原稿は、表面の文字「あ」を読んでいた読者が短辺(ショートエッジ)SEを軸に原稿を反転して裏面を読むことを前提とした原稿であり、読者が裏面を読んでみたとき、裏面の文字も「あ」と読めるようにするためには裏面には表面と反対の可読方向および読進方向で「あ」を描画しておく必要がある原稿である。
換言すると、ショートエッジ原稿では、図5のように原稿の長辺に沿った方向(長手方向)が搬送方向(副走査方向)Sとされている場合、主走査方向M(図5参照)に沿った軸に対して展開すると、各面に付された文字や画像の可読方向(文字の下側から上側へ向かう方向)および読進方向(文字の左側から右側へ向かう方向)が一致する。
そして、図5のように原稿の長辺に沿った方向(長手方向)が搬送方向(副走査方向)Sとされている場合、読取り方式(1)ないし(4)により原稿の両面を読取って生成した画像データは、図6および図7の左側に示す状態となる。なお、ここでは、第1面(表面)の画像データが、正しい方向であると人に認識される状態(図にあるように、可視媒体上に形成した場合に正しい方向であると人に認識される状態)となるように読取られて生成されたことを前提として、この場合に読取られて生成された第2面(裏面)の画像データの状態を示している。
このように、読取り方式(1)ないし(4)により読取った画像データは、第2面(裏面)の画像データが正しい方向であると人に認識される状態に対して上下や左右に反転しており、これをそのままPC20の表示部22に表示すると、ユーザが手動で向きを修正しなければならず大変煩雑である。そこで、原稿読取システム100を構成する原稿読取装置10およびPC20は、以下に説明する動作によって第2面(裏面)の画像データに対して適切な反転処理を施す。
(2)原稿読取システムの作動
原稿読取システム100を構成する原稿読取装置10およびPC20の動作について説明する。図10は、PC20が行う処理を表すフローチャート、図11は、原稿読取装置10が行う処理を表すフローチャートである。
(2−1)情報処理装置
PC20は、プリンタドライバプログラム2Pの実行を開始すると、まず、図9に示すような読取りパラメータを設定変更させるユーザインタフェース(UI)3を表示部22の画面に表示する(S1)。
UI3は、画像の読取りに必要な種々のパラメータ(読取りパラメータ)を設定可能なものであり、その中には、両面読取りに関する読取りパラメータを設定するための両面読取設定部31が設けられている。両面読取設定部31は、両面読取りを行うか否かを入力するチェック欄33と、読取る原稿がロングエッジ原稿であるかショートエッジ原稿であるかを選択させる選択欄35とを有する。
次に、PC20は、操作部23が操作されることによってUI3の読取り開始ボタン37が押されたことを検知すると(S2:YES)、UI3で設定された読取りパラメータを取得してRAM203に記憶する(S3)。これによって、PC20は、原稿がロングエッジ原稿であるかショートエッジ原稿であるかを示す原稿開き情報を取得する(原稿開き情報受取手段としての機能)。
次に、PC20は、記憶した読取りパラメータから読取り要求指示コマンドを作成して(S4)、それを原稿読取装置10に送信する(S5/→T1)。なお、読取り要求指示コマンドを受信した原稿読取装置10の動作については後述する。
次に、PC20は、原稿読取装置10が出力した読取り方向情報を取得する(S6(可読方向整列用情報受取手段および読進方向整列用情報受取手段としての機能)/T4,T9,T15→)。ここで、読取り方向情報とは、可読方向整列用情報である可読方向情報と、読進方向整列用情報である読進方向情報と、を含む概念である。
可読方向情報は、画像データの可読方向が原稿の可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となるものであり、換言すると、図5に示すように原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)に同じであるか反対であるかで異なる値となる。また、読進方向情報は、画像データの読進方向が原稿の読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となるものであり、換言すると、図5に示すように原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかで異なる値となる。
その後、PC20は、原稿読取装置10が原稿を読取って生成した画像データを取得する(S7(画像データ受取手段としての機能)/T6,T11,T17→)。
ここで、原稿読取装置10において片面読取りの場合(T4)や両面読取りにおける表面側の場合(T9)、PC20が取得する読取り方向情報は、通常の読取りである旨の情報、すなわち画像データが上下方向にも左右方向にも反転していないという情報であることから、PC20は、画像データの取得後(S7)、画像データに対して反転処理を行うことなく(S8,S10:NO)、S12以降の処理に移る。
他方、原稿読取装置10において両面読取りにおける裏面側の場合(T15)、読取り方向情報は、第2面(裏面)の読取り方向に係る情報、すなわち図5に示すような画像データが上下や左右のどの方向に反転しているかという情報を含んでいることから、PC20は、画像データの取得後(S7)、UI3で設定した読取りパラメータの内容(具体的には選択欄35の設定内容(原稿開き情報))および当該読取り方向情報に基づいて画像データに反転処理を施す(S8ないしS11)。
反転処理は、図8の説明図に示すように、読取り方向情報と原稿開き情報に基づいて行う。具体的には、読取り方向情報の因子については、原稿読取装置の読取り方式が(1)であれば左右反転,(2)であれば上下反転,(3)であれば反転なし,(4)であれば上下左右・左右反転とする。また、原稿開き情報の因子については、読取った原稿がロングエッジ原稿であれば左右反転,ショートエッジ原稿であれば上下反転とする。これら該当する因子同士を掛け合わせたものが行うべき反転処理の内容となる。PC20は、この内容に基づき、左右反転が必要か(S8),上下反転が必要か(S10)をそれぞれ判断し、必要に応じて画像データの反転を行う(S9,S11)。
画像データの反転は、例えば、画像データを構成する画素がF[Xi,Yj]という座標で表されるとき(X:左右方向,i:1〜imax,Y:上下方向,j:1〜jmax)、上下反転させる場合には画素をY方向に入れ替えたF[Xi,Yjmax+1-j]の画像データを生成し、左右反転させる場合には画素をX方向に入れ替えたF[Ximax+1-i,Yj]の画像データを生成することで実現できる。
ステップS8ないしS11について、詳細に説明する。
ステップS8において、PC20は、取得した読取り方向情報に含まれる読進方向情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかを判定する(第1の読進方向判定手段としての機能)。反対であると判定され、さらに、取得した原稿開き情報がロングエッジ原稿であることを示している場合、画像データを左右に反転させる必要があると判断する。
そして、左右に反転させる必要がある場合(S8:YES)、ステップS9において、PC20は、裏面の画像データを左右反転する(左右反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの読進方向が、表ページの画像データの読進方向(基準読進方向:右方向)に揃えられる。
ステップS10において、PC20は、取得した読取り方向情報に含まれる可読方向情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)に同じであるか反対であるかを判定する(第1の可読方向判定手段としての機能)。反対であると判断され、さらに、取得した原稿開き情報がロングエッジ原稿であることを示している場合、画像データを上下に反転させる必要があると判断する。
そして、上下に反転させる必要がある場合(S10:YES)、ステップS11において、PC20は、裏面の画像データを上下反転する(上下反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの可読方向が、表ページの画像データの可読方向(基準可読方向:上方向)に揃えられる。
以上の反転処理を行った後、PC20は、原稿読取装置10から次ページ有無の情報を取得すると(S12/T12,T19→)、次ページがある場合は(S13:YES)、次ページの読取りを要求する次ページ要求指示を原稿読取装置10に対して送信する(S14/→T13,T20)。他方、次ページがない場合は(S13:NO)、読取った画像データ(反転処理が施された場合は反転後の画像データ)を保存するか、若しくは上位のアプリケーションに渡して(S15)、処理を終了する。
(2−2)原稿読取装置
原稿読取装置10は、まず、PC20から読取り要求指示コマンドを受信すると(T1:YES/S5→)、その読取り要求指示コマンドに両面読取り指示が含まれているか否かを判断する(T2)。ここで、両面読取り指示は、PC20の表示部22に表示されるUI3(図9参照)において両面読取設定部31のチェック欄33が選択されていた場合に、読取り要求指示コマンドに含まれる。
読取り要求指示コマンドに両面読取り指示が含まれていない場合、すなわち片面読取り指示の場合(T2:片面指示)、原稿読取装置10は、原稿供給トレイ16から原稿を取り込み(T3)、読取り方向情報をPC20へ送信するとともに(T4/→S6)、原稿の片面に付された画像の読取りを行って(T5)、読取って生成した画像データをPC20へ送信し(T6/→S7)、原稿を原稿搬出トレイ19へ排紙する(T7)。ここで、ステップT4の読取り方向情報には、通常の読取りである旨の情報、すなわち画像データが上下方向にも左右方向にも反転していないという情報が含まれる。
他方、読取り要求指示コマンドに両面読取り指示が含まれている場合(T2:両面指示)、原稿読取装置10は、原稿供給トレイ16から原稿を取り込み(T8)、読取り方向情報をPC20へ送信するとともに(T9/→S6)、原稿の第1面(表面)に付された画像の読取りを行って(T10)、読取って生成した第1面の画像データをPC20へ送信する(T11/→S7(画像データ出力手段としての機能))。ここで、ステップT9の読取り方向情報には、通常の読取りである旨の情報、すなわち画像データが上下方向にも左右方向にも反転していないという情報が含まれる。
読取った第1面の画像データを送信した後(T11)、原稿読取装置10は、次ページ有り情報をPC20へ送信する(T12/→S12)。これは、PC20に新たな画像データを受け入れる準備をさせるために仮に送信するものである(図11参照;S13→S14→S6)。
そして、原稿読取装置10は、次ページ要求指示をPC20から受信すると(T13:YES)、上述したように原稿を反転させて(T14)、読取り方向情報をPC20へ送信するとともに(T15/→S6(可読方向整列用情報出力手段および読進方向整列用情報出力手段としての機能))、原稿の第2面(裏面)に付された画像の読取りを行って(T16)、読取って生成した第2面の画像データをPC20へ送信する(T17/→S7(画像データ出力手段としての機能))。ここで、ステップT15の読取り方向情報には、第2面(裏面)の読取り方向に係る情報、すなわち図5に示すような画像データが上下や左右のどの方向に反転しているかという情報が含まれている。読取った第2面の画像データを送信した後(T17)、原稿読取装置10は、原稿を原稿搬出トレイ19へ排紙する(T18)。
原稿を原稿搬出トレイ19へ排紙した後(T7,T18)、原稿読取装置10は、次ページ有無の情報をPC20へ送信する(T19/→S12)。すなわち、原稿読取装置10は、原稿供給トレイ16に次の原稿が有ることを図示しない用紙センサで検出している場合には次ページ有り情報をPC20へ送信し、次の原稿が無い場合には次ページ無し情報をPC20へ送信する。
そして、原稿読取装置10は、PC20から次ページ要求指示を受信したか否かを判断し(T20/S14→)、次ページ要求指示があれば(T20:YES)T2に戻って読取りを再開し、次ページ要求指示がなければ(T20:NO)処理を終了する。
以上の原稿読取システム100によれば、プリンタドライバプログラム2PがインストールされたPC20により動作させることが可能な両面読取方式の異なる複数の原稿読取装置(10等)が含まれている場合に、特に有効である。すなわち、複数の原稿読取装置(10等)がそれぞれ両面読取方式の異なるものであっても、これら複数の原稿読取装置(10等)は、原稿の第2面(裏面)を読取って画像データを送信する際に、両面読取方式に係る情報である読取り方向情報も併せて送信することから、PC20側ではそれを基に第2面の画像データに対して適切な反転処理を施すことができる。
(3)変形例
以下、本発明の変形例について説明する。なお、主に上述の実施形態と異なる箇所について述べ、重複する箇所については図中に同番号を付して説明を省略する。
(3−1)第1変形例
図12に、第1変形例に係る原稿読取システム100Aの構成を示す。原稿読取装置(10A等)は、自身の読取方式を示す読取方式情報をPC20Aへ出力するように構成されている。この読取方式情報は原稿読取装置の読取方式毎に異なる値であるため、原稿読取装置10Aと同じ値を出力する原稿読取装置は、原稿読取装置10Aと同じ読取方式であり、原稿読取装置10Aと異なる値を出力する原稿読取装置は、原稿読取装置10Aと異なる読取方式である。他方、PC20Aは、複数種類の原稿読取装置(10A等)について読取り方式に対応付けて読取り方向情報がリスト化された読取り方向リスト2LをHDD装置2(本発明の第1の記憶手段および第3の記憶手段)に記憶しており、原稿読取装置(10A等)から受信した読取方式情報に基づいて第2面(裏面)の画像データに反転処理を施す。
PC20Aおよび原稿読取装置10Aの具体的な処理について、既出の図10および図11に示すフローチャートを基に説明する。
PC20Aは、スキャナドライバプログラム2PAの動作として、図10のフローチャートにおいて、読取り開始ボタンが押された後(S2)から読取り要求指示コマンドを送信する(S5)までの間に、原稿読取装置10Aに対して読取方式情報を出力するように要求するとともに、出力された読取方式情報を取得して読取り方向リスト2Lから対応する読取り方向情報を参照するステップを実行する(可読方向整列用情報受取手段および読進方向整列用情報受取手段としての機能)。
読取り方向リスト2Lには、複数種類の原稿読取装置(10A等)について読取り方向情報が読取方式情報に対応付けてリスト化されている。読取り方向情報は、裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す情報、すなわち、図5に示すように原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)・左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかを示す情報とされ、これらが読取方式情報(例えば、読取方式1〜4)に対応付けて記憶されている。
そして、PC20Aは、読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報と読取りパラメータの内容(原稿開き情報)とに基づいて画像データに反転処理を施す(S8ないしS11)。
ステップS8において、PC20Aは、原稿読取装置10Aから取得した読取方式情報によって読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかを判定する(第2の読進方向判定手段としての機能)。また、併せて、取得した原稿開き情報を基に、読取った原稿が表ページと裏ページとで同じ読進方向である原稿(ショートエッジ原稿)であるか、読取った原稿が表ページと裏ページとで反対の読進方向である原稿(ロングエッジ原稿)であるかを判定する。これらによって、画像データを左右に反転させる必要があるか否かを判断する。
そして、左右に反転させる必要がある場合(S8:YES)、ステップS9において、PC20Aは、裏面の画像データを左右反転する(左右反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの読進方向が、表ページの画像データの読進方向(基準読進方向:右方向)に揃えられる。
ステップS10において、PC20Aは、原稿読取装置10Aから取得した読取方式情報によって読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)に同じであるか反対であるかを判定する(第2の可読方向判定手段としての機能)。また、併せて、取得した原稿開き情報を基に、読取った原稿が表ページと裏ページとで同じ可読方向である原稿(ロングエッジ原稿)であるか、読取った原稿が表ページと裏ページとで反対の可読方向である原稿(ショートエッジ原稿)であるかを判定する。これらによって、画像データを上下に反転させる必要があるか否かを判断する。
そして、上下に反転させる必要がある場合(S10:YES)、ステップS11において、PC20Aは、裏面の画像データを上下反転する(上下反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの可読方向が、表ページの画像データの可読方向(基準可読方向:上方向)に揃えられる。
なお、第1変形例では、PC20Aは、読取り方向リスト2Lから読取り方向情報を取得することから、ステップS6(読取り方向情報を取得するステップ)は存在しない。
他方、原稿読取装置10Aは、図11のフローチャートにおいて、読取り要求指示コマンドを受信したかを判断するステップT1の以前に、上記したようなPC20Aからの要求に応じて読取方式情報をPC20Aへ出力するステップが設けられる(可読方向整列用情報出力手段および読進方向整列用情報出力手段としての機能)。また、ステップT4,T9,T15(読取り方向情報を送信するステップ)は存在しない。
(3−2)第2変形例
図13に、第2変形例に係る原稿読取システム100Bの構成を示す。原稿読取装置(10A等)が読取方式情報をPC20Bへ送信する点については、第1変形例と同様である。複数種類の原稿読取装置(10A等)について読取り方式に対応付けて読取り方向情報がリスト化された読取り方向リスト2Lが、インターネット上のデータサーバDSに記憶されている点が第1変形例と異なる。PC20Bは、原稿読取装置(10A等)から取得した読取方式情報がいずれの読取り方向情報に対応するかをデータサーバDSに問い合わせて、返答を取得する。そして、取得した返答に含まれる読取り方向情報に基づいて第2面(裏面)の画像データに反転処理を施す。
PC20Bの処理は、読取り方向情報をデータサーバDSに問い合わせる点以外は、上述の第1変形例と同様である。すなわち、PC20Bは、スキャナドライバプログラム2PBの動作として、図10のフローチャートにおいて、読取り開始ボタンが押された後(S2)から、読取り要求指示コマンドを送信する(S5)までの間に、まず、原稿読取装置10Aに対して読取方式情報を送信するように要求し、それを取得するステップを実行する。次に、取得した読取方式情報がいずれの読取り方向情報に対応するかをデータサーバDSに問い合わせるステップを実行する。そして、PC20Bは、問い合わせた読取り方向情報および読取りパラメータの内容(原稿開き情報)に基づいて画像データに反転処理を施す(S8ないしS11)。
(3−3)第3変形例
図14に、第3変形例に係る原稿読取システム100Cの構成を示す。原稿読取装置(10C等)は、自身の型式を示す型式情報をPC20Cへ出力するように構成されている。この形式情報は原稿読取装置の型式あるいはモデルシリーズ毎に異なる値であるため、原稿読取装置10Aと同じ値を出力する原稿読取装置は、原稿読取装置10Aと同じ型式あるいはモデルシリーズであり、原稿読取装置10Aと異なる値を出力する原稿読取装置は、原稿読取装置10Aと異なる型式あるいはモデルシリーズである。他方、PC20Cは、複数種類の原稿読取装置(10C等)について型式情報に対応付けて読取り方向情報がリスト化された読取り方向リスト2LをHDD装置2(本発明の第2の記憶手段および第4の記憶手段)に記憶しており、原稿読取装置(10C等)から受信した型式情報に基づいて第2面(裏面)の画像データに反転処理を施す。
PC20Cおよび原稿読取装置10Cの具体的な処理について、既出の図10および図11に示すフローチャートを基に説明する。
PC20Cは、スキャナドライバプログラム2PCの動作として、図10のフローチャートにおいて、読取り開始ボタンが押された後(S2)から読取り要求指示コマンドを送信する(S5)までの間に、原稿読取装置10Cに対して型式情報を出力するように要求するとともに、出力された型式情報を取得して読取り方向リスト2Lから対応する読取り方向情報を参照するステップを実行する(可読方向整列用情報受取手段および読進方向整列用情報受取手段としての機能)。
読取り方向リスト2Lには、複数種類の原稿読取装置(10C等)について読取り方向情報が型式情報に対応付けてリスト化されている。読取り方向情報は、裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す情報、すなわち、図5に示すように原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)・左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかを示す情報とされ、これらが型式情報に対応付けて記憶されている。
そして、PC20Cは、読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報と読取りパラメータの内容(原稿開き情報)とに基づいて画像データに反転処理を施す(S8ないしS11)。
ステップS8において、PC20Cは、原稿読取装置10Cから取得した型式情報によって読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報を基に、画像データの読進方向が原稿の読進方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が左右方向(主走査方向M)に同じであるか反対であるかを判定する(第3の読進方向判定手段としての機能)。また、併せて、取得した原稿開き情報を基に、読取った原稿が表ページと裏ページとで同じ読進方向である原稿(ショートエッジ原稿)であるか、読取った原稿が表ページと裏ページとで反対の読進方向である原稿(ロングエッジ原稿)であるかを判定する。これらによって、画像データを左右に反転させる必要があるか否かを判断する。
そして、左右に反転させる必要がある場合(S8:YES)、ステップS9において、PC20Cは、裏面の画像データを左右反転する(左右反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの読進方向が、表ページの画像データの読進方向(基準読進方向:右方向)に揃えられる。
ステップS10において、PC20Cは、原稿読取装置10Cから取得した型式情報によって読取り方向リスト2Lから参照した読取り方向情報を基に、画像データの可読方向が原稿の可読方向に対して反対であるかどうか、すなわち、原稿の表面の読取り方向に対して裏面の読取り方向が上下方向(副走査方向S)に同じであるか反対であるかを判定する(第3の可読方向判定手段としての機能)。また、併せて、取得した原稿開き情報を基に、読取った原稿が表ページと裏ページとで同じ可読方向である原稿(ロングエッジ原稿)であるか、読取った原稿が表ページと裏ページとで反対の可読方向である原稿(ショートエッジ原稿)であるかを判定する。これらによって、画像データを上下に反転させる必要があるか否かを判断する。
そして、上下に反転させる必要がある場合(S10:YES)、ステップS11において、PC20Cは、裏面の画像データを上下反転する(上下反転手段としての機能)。これにより、裏ページの画像データの可読方向が、表ページの画像データの可読方向(基準可読方向:上方向)に揃えられる。
なお、第3変形例では、PC20Cは、読取り方向リスト2Lから読取り方向情報を取得することから、ステップS6(読取り方向情報を取得するステップ)は存在しない。
他方、原稿読取装置10Cは、図11のフローチャートにおいて、読取り要求指示コマンドを受信したかを判断するステップT1の以前に、上記したようなPC20Cからの要求に応じて読取方式情報をPC20Cへ出力するステップが設けられる(可読方向整列用情報出力手段および読進方向整列用情報出力手段としての機能)。また、ステップT4,T9,T15(読取り方向情報を送信するステップ)は存在しない。
(3−4)第4変形例
図15に、第4変形例に係る原稿読取システム100Dの構成を示す。原稿読取装置(10C等)が型式情報をPC20Bへ送信する点については、第3変形例と同様である。複数種類の原稿読取装置(10C等)について型式情報に対応付けて読取り方向情報がリスト化された読取り方向リスト2Lが、インターネット上のデータサーバDSに記憶されている点が第3変形例と異なる。PC20Dは、原稿読取装置(10C等)から取得した型式情報がいずれの読取り方向情報に対応するかをデータサーバDSに問い合わせて、返答を取得する。そして、取得した返答に含まれる読取り方向情報に基づいて第2面(裏面)の画像データに反転処理を施す。
PC20Dの処理は、読取り方向情報をデータサーバDSに問い合わせる点以外は、上述の第3変形例と同様である。すなわち、PC20Dは、スキャナドライバプログラム2PDの動作として、図10のフローチャートにおいて、読取り開始ボタンが押された後(S2)から、読取り要求指示コマンドを送信する(S5)までの間に、まず、原稿読取装置10Cに対して読取方式情報を送信するように要求し、それを取得するステップを実行する。次に、取得した型式情報がいずれの読取り方向情報に対応するかをデータサーバDSに問い合わせるステップを実行する。そして、PC20Dは、問い合わせた読取り方向情報および読取りパラメータの内容(原稿開き情報)に基づいて画像データに反転処理を施す(S8ないしS11)。
(3−5)その他
上述の原稿読取システム100(100A〜D)では、PC20(20A〜D)の表示部22の画面に表示されるユーザインタフェース(UI)3の選択欄35によって(図9参照)、読取る原稿がロングエッジ原稿であるかショートエッジ原稿であるか(原稿開き情報)をユーザに選択させ、PC20(20A〜D)はその原稿開き情報に基づいて反転処理を行っていたが、これに限らず、例えば原稿読取装置10(10A,C)側において、図示しない操作パネルに設けられた操作キー131によりユーザに選択させるように構成することもできる。この場合、原稿読取装置10(10A,C)は読取った画像データとともに読取り方向情報(または、読取方式情報や型式情報)及び原稿開き情報をPC20(20A〜D)へ送信する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの形式に限定されるものではなく、これらに具現された発明と同一性の範囲内において適宜変更して実施し得る。例えば、原稿読取装置としてスキャナ機能・プリンタ機能・ファクシミリ機能などを備えた複合機を例示したが、スキャナ機能のみを備えたスキャナや、スキャナ機能とプリンタ機能のみを備えた複合機であってももちろん良い。
本発明の原稿読取システム及び情報処理装置の電気的構成を概略的に表す図 本発明の原稿読取装置の断面構造を概略的に表す図 図2の原稿読取装置において用紙の両面から画像を読取る工程図 本発明の原稿読取装置の電気的構成を概略的に表す図 用紙の両面から画像を読取る例を表す図 ロングエッジ原稿の場合における画像データを表す図 ショートエッジ原稿の場合における画像データを表す図 反転処理の説明図 読取りパラメータの設定変更が可能なユーザインタフェースの表示例を表す図 情報処理装置が行う処理を表すフローチャート 読取装置が行う処理を表すフローチャート 本発明の原稿読取システムの第1変形例を表す図 本発明の原稿読取システムの第2変形例を表す図 本発明の原稿読取システムの第3変形例を表す図 本発明の原稿読取システムの第4変形例を表す図 可読方向および読進方向に関する説明図 長辺開きの両面原稿および短辺開きの両面原稿に関する説明図
符号の説明
10,10A,10C 原稿読取装置
10a カバー部
10b フラットベッド部
12 密着型イメージセンサ
16 原稿供給トレイ
18 原稿搬送装置
19 原稿搬出トレイ
101 CPU(画像データ出力手段,可読方向整列用情報出力手段,読進方向整列用情報出力手段)
135 LANインターフェース
2 HDD装置(第1ないし第4の記憶手段)
20,20A,20B,20C,20D PC
21 HDD装置
22 表示部
23 操作部
24 LANインターフェース
2P,2PA,2PB,2PC,2PD スキャナドライバプログラム
201 CPU(第1ないし第3の可読方向判定手段,第1ないし第3の読進方向判定手段,上下反転手段,左右反転手段,画像データ受取手段,可読方向整列用情報受取手段,読進方向整列用情報受取手段,原稿開き情報受取手段)
204 I/Oポート
100,100A,100B,100C,100D 原稿読取システム
DS データサーバ

Claims (19)

  1. 型式の異なる複数種の原稿読取装置と接続可能な情報処理装置であって、
    接続された前記原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した前記原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の型式情報を受ける型式受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に、読進方向を前記基準読進方向に揃えるために、前記型式受取手段が受け取った前記型式情報から、当該型式情報に対応する型式の原稿読取装置における裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の裏ページの可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す前記読取り方向情報を参照し、少なくとも当該読取り方向情報を基に、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
    前記基準可読方向を上方向、前記基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し、決定された前記内容の反転処理を実施する反転手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段を備え、
    前記反転内容決定手段は、前記型式情報に対応する前記読取り方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第3の可読方向判定手段を備え、前記第3の可読方向判定手段により、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、上下反転を実施することを決定するとともに、前記型式情報に対応する前記読取り方向情報を基に、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第3の読進方向判定手段を備え、前記第3の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、左右反転を実施することを決定するものである請求項1記載の情報処理装置。
  3. 両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを示す前記読取り方向情報を前記型式情報に対応して記憶した第2の記憶手段を備え、
    前記第3の可読方向判定手段は、前記型式情報に対応して第2の記憶手段に記憶されている前記読取り方向情報が、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると記憶されている場合に、両面原稿の裏ページ画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるか否かを示す前記読取り方向情報を前記型式情報に対応して記憶した第4の記憶手段を備え、
    前記第3の読進方向判定手段は、前記型式情報に対応して第4の記憶手段に記憶されている前記読取り方向情報が、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると記憶されていれば、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページに対して反対であると判定する請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 両面読取機構の方式が異なる複数種の原稿読取装置と接続可能な情報処理装置であって、
    接続された前記原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    前記原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した前記原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の読取方式情報を受ける読取方式受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に、読進方向を前記基準読進方向に揃えるために、少なくとも前記読取方式受取手段が受け取った前記読取方式情報を判断基準として用いる形で、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
    前記基準可読方向を上方向、前記基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し、決定された前記内容の反転処理を実施する反転手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段を備え、
    前記反転内容決定手段は、前記読取方式情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第2の可読方向判定手段を備え、該第2の可読方向判定手段により、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページに対し、上下反転を実施することを決定するとともに、前記読取方式情報を基に、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第2の読進方向判定手段を備え、該第2の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、及び、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対でないと判定された短辺開きの原稿の裏ページの画像データに対し、左右反転を実施することを決定するものである請求項5記載の情報処理装置。
  7. 両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを示す情報を前記読取方式情報に対応して記憶した第1の記憶手段を備え、
    前記第2の可読方向判定手段は、前記読取方式情報に対応して第1の記憶手段に記憶されている情報が、両面原稿の裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると記憶されている場合に、両面原稿の裏ページ画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるか否かを示す情報を前記読取方式情報に対応して記憶した第3の記憶手段を備え、
    前記第2の読進方向判定手段は、前記読取方式情報に対応して第3の記憶手段に記憶されている情報が、両面原稿の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると記憶されていれば、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定する請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、前記原稿読取装置が出力した可読方向整列用情報として受ける可読方向整列用情報受取手段と、
    前記可読方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第1の可読方向判定手段と、
    原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段と、
    前記基準可読方向を上方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向になるように、前記第1の可読方向判定手段により裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを上下反転する上下反転手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 表ページの画像データの読進方向を基準読進方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が前記基準可読方向に揃った状態での裏ページの画像データの読進方向を前記基準読進方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向がページ毎の原稿の裏ページの読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる読進方向情報を、前記原稿読取装置が出力した読進方向整列用情報として受ける読進方向整列用情報受取手段と、
    前記読進方向情報を基に、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であるかどうかを判定する第1の読進方向判定手段と、
    前記基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの読進方向が右方向になるように、前記第1の読進方向判定手段により、裏ページの画像データの読進方向が原稿の裏ページの読進方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを左右反転する左右反転手段と、
    を備える請求項9記載の情報処理装置。
  11. コンピュータを、
    該コンピュータに接続された前記原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した前記原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の型式情報を受ける型式受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に、読進方向を前記基準読進方向に揃えるために、型式受取手段が受け取った型式情報から、当該型式情報に対応する型式の原稿読取装置における裏ページの画像データの可読方向・読進方向が原稿の裏ページの可読方向・読進方向に対して反対であるか否かを示す読取り方向情報を参照し、少なくとも当該読取り方向情報を基に、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
    前記基準可読方向を上方向、前記基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し、決定された前記内容の反転処理を実施する反転手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、
    該コンピュータに接続された前記原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    前記原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、画像データ受取手段が受け取った画像データを生成した前記原稿読取装置が出力する、当該原稿読取装置自身の読取方式情報を受ける読取方式受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向、読進方向を基準読進方向とし、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に、読進方向を前記基準読進方向に揃えるために、少なくとも前記読取方式受取手段が受け取った前記読取方式情報を判断基準として用いる形で、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し実施する反転処理の内容を、上下反転、左右反転、上下・左右反転、及び反転なしのいずれかから決定する反転内容決定手段と、
    前記基準可読方向を上方向、前記基準読進方向を右方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向、読進方向が右方向になるように、前記画像データ受取手段が受け取った画像データの前記裏ページの画像データに対し、決定された前記内容の反転処理を実施する反転手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、
    該コンピュータに接続された原稿読取装置が両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを受ける画像データ受取手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、前記原稿読取装置が出力した可読方向整列用情報として受ける可読方向整列用情報受取手段と、
    前記可読方向情報を基に、裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であるか否かを判定する第1の可読方向判定手段と、
    原稿が長辺開きの両面原稿であるか短辺開きの両面原稿であるかを示す原稿開き情報を受ける原稿開き情報受取手段と、
    前記基準可読方向を上方向とした場合に、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が上方向になるように、前記第1の可読方向判定手段により裏ページの画像データの可読方向が原稿の裏ページの可読方向に対して反対であると判定された長辺開きの原稿の裏ページの画像データを上下反転する上下反転手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  14. 両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
    表ページの画像データの可読方向を基準可読方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向を前記基準可読方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの可読方向がページ毎の原稿の裏ページの可読方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる可読方向情報を、可読方向整列用情報として出力する可読方向整列用情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする原稿読取装置。
  15. 表ページの画像データの読進方向を基準読進方向として、表ページに対する裏ページの画像データの可読方向が前記基準可読方向に揃った状態での裏ページの画像データの読進方向を前記基準読進方向に揃えるための情報として、ページ毎の裏ページの画像データの読進方向がページ毎の原稿の裏ページの読進方向と同じであるか反対であるかで異なる値となる読進方向情報を、前記原稿読取装置が出力した読進方向整列用情報として出力する読進方向整列用情報出力手段を備える請求項14に記載の原稿読取装置。
  16. 両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
    原稿読取装置の型式を示し、型式毎に異なる値となる型式情報のうち、自身の型式情報を出力する型式出力手段と、
    を備える原稿読取装置と、
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置と、を備える原稿読取システム。
  17. 両面原稿を読取って生成したページ毎の画像データを出力する画像データ出力手段と、
    前記原稿読取装置に搭載の両面読取機構の方式を示し、両面読取機構の方式毎に異なる値となる読取方式情報のうち、自身の読取方式情報を出力する読取方式出力手段と、
    を備える原稿読取装置と、
    請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置と、を備える原稿読取システム。
  18. 請求項9記載の情報処理装置と、請求項14記載の原稿読取装置と、を備える原稿読取システム。
  19. 請求項10記載の情報処理装置と、請求項15記載の原稿読取装置と、を備える原稿読取システム。
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