JP3131002B2 - 画像複写装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像複写装置及び画像形成方法

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JP3131002B2 JP04036166A JP3616692A JP3131002B2 JP 3131002 B2 JP3131002 B2 JP 3131002B2 JP 04036166 A JP04036166 A JP 04036166A JP 3616692 A JP3616692 A JP 3616692A JP 3131002 B2 JP3131002 B2 JP 3131002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取った画像情報を
記録媒体の両面に複写する画像複写装置及び画像形成方
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の両面複写可能な画像複写
装置では、原稿から読み取った画像情報を用紙の片面に
複写し、その用紙を反転した後、次の画像情報を用紙の
裏面に複写することで両面複写を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の画像複写装置では、例えば、図28(a)に示
すような原稿を両面複写する場合、原稿を図28(b)
のように原稿台に縦向きに置いて両面複写し、その片側
を綴じた場合、図28(c)に示す状態で複写される。
また、図28(d)のように、原稿を横向きに置き、横
方向に設けた用紙にて両面複写し、片側を綴じた場合、
複写は、図28(e)に示す状態となり、結果として偶
数ページが逆さまになるという不都合が生じるという問
題がある。本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、原稿の置き
や出力媒体の方向及びサイズが変わっても、その複写
状態が正規の状態にて両面コピーが行なえる画像複写装
及び画像形成方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像複写装置は、原稿から画像情報
を読み取り、該画像情報を出力媒体上に形成する画像複
写装置において、前記原稿の方向性を検出する手段と、
前記出力媒体の方向性を検出する手段と、前記出力媒体
のサイズを検出する手段と、前記原稿の方向性、前記出
力媒体の方向性及びサイズに基づいて、前記出力媒体の
第1面に形成すべき画像情報に所定の回転を施すための
回転角、及び前記出力媒体の第2面に形成すべき画像情
報に所定の回転を施すための回転角、夫々決定する
手段と、前記出力媒体の第1面の為の前記決定手段に
より決定された回転角にて回転後の画像情報を前記出
力媒体の第1面に形成する第1の画像形成手段と、前記
第1の画像形成手段にて第1面に画像形成された前記出
力媒体を反転させる手段と、前記出力媒体の第2面の為
の前記決定手段により決定された回転角にて回転後の画
像情報を前記反転後の出力媒体の第2面に形成する第
2の画像形成手段とを備えることを特徴とする
【0005】又、本発明に係る画像形成方法は、原稿か
ら画像情報を読み取り、該画像情報を出力媒体上に形成
する画像形成方法であって、前記原稿の方向性を検出す
る第1検出工程と、前記出力媒体の方向性を検出する第
2検出工程と、前記出力媒体のサイズを検出する第3検
出工程と、前記原稿の方向性、前記出力媒体の方向性及
びサイズに基づいて、前記出力媒体の第1面に形成すべ
き画像情報に所定の回転を施すための回転角、及び前記
出力媒体の第2面に形成すべき画像情報に所定の回転を
施すための回転角を、夫々決定する決定工程と、前記出
力媒体の第1面の為の前記決定工程にて決定された回転
角にて回転後の画像情報を、前記出力媒体の第1面に形
成する第1画像形成工程と、第1面に画像形成された前
記出力媒体を反転させる反転工程と、前記出力媒体の第
2面の為の前記決定工程にて決定された回転角にて回転
後の画像情報を、前記反転後の出力媒体の第2面に形成
する第2画像形成工程とを備えることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。図1、及び図2は、本発
明の実施例に係る画像複写装置の概略内部構成の一例を
示す図である。同図に示す画像複写装置の主要構成とし
て、その上部にデジタルカラー画像を読み取るデジタル
カラー画像読取装置(以下、「カラーリーダ」と称す
る)1、下部にデジタルカラー画像を印刷出力するデジ
タルカラー画像プリント装置(以下、「カラープリン
タ」と称する)2、そして、画像記憶装置3を有する。
【0007】本装置のカラーリーダ1は、後述する色分
解手段と、CCD等で構成される光電変換素子とにより
読取り原稿のカラー画像情報を色別に読み取り、電気的
なデジタル画像信号に変換する装置である。また、カラ
ープリンタ2は、出力すべきデジタル画像信号に応じて
カラー画像を色別に制限し、記録媒体のシート材、すな
わち、被記録紙にデジタル的なドット形態にて複数回、
転写して記録する電子写真方式のレーザビームカラープ
リンタである。画像記憶装置3は、カラーリーダ1にて
読み取られたデジタル画像情報を記憶する装置である。
以下、各部毎に、その詳細を説明する。
【0008】<カラーリーダ1の説明>まず、カラーリ
ーダ1の構成を説明する。図1のカラーリーダ1におい
て、999は原稿、4は原稿を載置するプラテンガラ
ス、5はハロゲン露光ランプ10により露光走査された
原稿からの反射光像を集光し、等倍型フルカラーセンサ
6に画像入力するためのロッドアレイレンズである。ロ
ッドアレイレンズ5、等倍型フルカラーセンサ6、セン
サ出力信号の増幅回路7、そして、ハロゲン露光ランプ
10が一体となって原稿走査ユニツト11を構成し、原
稿999を矢印(図中、A1)方向に露光走査する。
【0009】原稿999の読み取るべき画像情報は、原
稿走査ユニツト11を露光走査することにより、1ライ
ン毎に順次読み取られる。読み取られた色分解画像信号
は、増幅回路7により所定電圧に増幅された後、信号線
501によりビデオ処理ユニツト12に入力され、ここ
で信号処理される。なお、信号線501は信号の忠実な
伝送を保証するために、同軸ケーブルにて構成される。
【0010】信号線502は、等倍型フルカラーセンサ
6の駆動パルスを供給する信号線であり、必要な駆動パ
ルスはビデオ処理ユニツト12内で全て生成される。
8,9は、画像信号の白レベル補正、黒レベル補正のた
めの白色板、及び黒色板であり、ハロゲン露光ランプ1
0で照射することにより、それぞれ所定の濃度の信号レ
ベルを得ることができ、ビデオ信号の白レベル補正、黒
レベル補正に使われる。
【0011】12は後述するビデオ処理ユニツトであ
り、13は、マイクロコンピュータを有する、本実施例
に係る装置を構成するカラーリーダ1全体の制御を司る
コントロールユニツトである。このコントロールユニツ
ト13は、バス508を介して操作パネル20における
表示、キー入力の制御、及びビデオ処理ユニツト12の
制御などを行なう。また、コントロールユニツト13
は、ポジションセンサS1,S2により、信号線50
9,510を介して原稿走査ユニツト11の位置を検出
する。
【0012】信号線503を介して、ステッピングモー
タ14を制御するための制御信号がステッピングモータ
駆動回路15に送られ、ステッピングモータ駆動回路1
5は、ステッピングモータ14をパルス駆動するための
パルス信号を信号線506を介して出力する。ステッピ
ングモータ14の回転駆動は、プーリ17に伝達され、
さらに、ワイヤー18によって原稿走査ユニツト11に
伝達されて、原稿999を走査する。また、信号線50
4を介して、露光ランプドライバ21によりハロゲン露
光ランプ10のON/OFF制御、光制御が行なわれ、
信号線505を介して、デジタイザ16、及び表示部の
制御など、カラーリーダ部1の全ての制御を行なってい
る。
【0013】20は、カラーリーダ部1の操作パネルで
あり、タッチパネルを兼用した液晶表示パネル、及び各
種の指示を与えるためのキーを含む。また、原稿露光走
査時に、上述した原稿走査ユニツト11によって読み取
られたカラー画像信号は、増幅回路7、信号線501を
介してビデオ処理ユニツト12に入力される。次に、上
述した原稿走査ユニツト11、ビデオ処理ユニツト12
の詳細について説明する。
【0014】図3は、本実施例に係る画像複写装置の原
稿走査ユニツト、及びビデオ処理ユニツトの内部構成を
示すブロック図である。同図において、71は、基本パ
ルスを発振する水晶発振器(O.S.C)を示し、70
は、O.S.C71から出力される基本パルス、及び水
平同期信号に基づいて、後述するCCDドライバ41と
S/H43に所定のパルスを出力するパルスジェネレー
タを示している。41は、等倍型フルカラーセンサ6を
駆動するCCDドライバであって、パルスジェネレータ
70からのパルスに基づいて駆動する。そして、コント
ロールユニツト13において、その内部のCPU22
は、制御プログラムを格納しているROM23のプログ
ラムを、ワークエリアとして使用するRAM24上で実
行する。また、25は、外部とのデータの入出力を行な
うI/Oポートである。
【0015】ビデオ処理ユニツト12に入力されたカラ
ー画像信号は、サンプルホールド回路(S/H)43に
より、G(グリーン),B(ブルー),R(レッド)の
3色に分離される。分離された各カラー画像信号は、A
/D変換器44でアナログ/デジタル変換されてデジタ
ル・カラー画像信号となる。本実施例では、原稿走査ユ
ニツト11内の等倍型フルカラーセンサ6は、図3にて
も示されるように、5領域に分解した千鳥状に構成され
ている。この等倍型フルカラーセンサ6とズレ補正回路
45とを用いて、先行走査している2,4チャネルと、
残りの1,3,5チャネルの読取り位置ずれを補正して
いる。そして、ズレ補正回路45からの位置ずれ補正済
みの信号は、黒補正/白補正回路46に入力され、前述
の白色板8、黒色板9からの反射光に応じた信号を利用
して、等倍型フルカラーセンサ6の暗時ムラやハロゲン
露光ランプ10の光量ムラ、センサの感度バラツキなど
が補正される。等倍型フルカラーセンサ6の入力光量に
比例したカラー画像データはビデオインターフェース2
01に入力され、このビデオインターフェース201
は、画像記憶装置3と接続される。
【0016】図4、及び図5は、ビデオインターフェー
ス201の機能を説明する図である。すなわち、 (1)黒補正/白補正回路46からの信号559を画像
記憶装置3に出力する機能(図4) (2)画像記憶装置3からの信号559を色変換回路4
7に出力する機能(図5) (3)画像記憶装置3とカラーリーダ1との間の制御ラ
イン207(HSYNC,VSYNC,画像イネーブル
ENなどのライン)、及びCPUとの通信ライン561
の接続。特に、CPU通信ライン561はコントロール
ユニツト13内の通信コントローラ162に接続され、
各種コマンド、及び領域情報のやりとりを行なう。
【0017】以上の3つの機能の選択は、CPU制御ラ
イン508によって、図4、及び図5に示すように切り
換わる。このように、ビデオインターフェース201は
3つの機能を有し、その信号ライン205,207は双
方向の伝送が可能となっている。かかる構成により、双
方向伝送が可能となり、信号ライン数の削減、ケーブル
の細線化ができるとともに、装置を安価にすることがで
きる。
【0018】また、図3において、黒補正/白補正回路
46からの画像信号559は、色変換回路47に入力さ
れるが、この色変換回路47の働きについては、後述す
る。色変換回路47からの出力信号563は、人間の目
の比視感度特性に合わせるための処理を行なう対数変換
回路(以下、「LOG」と称す)48に入力される。こ
こでは、白=00H,黒=FFH(Hは、16進数を示
す)となるべく変換される。また、各B,G,Rに対し
て出力されるデータは、出力画像の濃度値に対応してお
り、B(ブルー),G(グリーン),R(レッド)の各
信号に対して、それぞれイエロー,マゼンタ,シアンの
トナー量に対応するので、以後のカラー画像データは、
Y,M,Cに対応づける。
【0019】なお、色変換回路47は、入力されるカラ
ー画像データR,G,Bより特定の色を検出して他の色
に置き換える回路である。例えば、原稿の中の赤色の部
分を青色や他の任意の色に変換する機能を実現するもの
である。LOG48からの画像データは、信号線564
を介して色補正回路49に入力され、原稿画像からの各
色成分の画像データ、すなわち、イエロー成分、マゼン
タ成分、シアン成分に対して、色補正回路49にて、下
記のごとく色補正を行なう。
【0020】図6(a),(b)、及び図7(a),
(b)は、本実施例に係る装置における色補正方法を説
明するための図である。カラー読取りセンサに一画素ご
とに配置された色分解フィルタの分光特性は、図6
(a),(b)において斜線部にて示すような不要透過
領域を有している。一方、例えば、転写紙に転写される
色トナー(Y,M,C)も、図7(a),(b)のよう
な不要吸収成分を有することはよく知られている。な
お、図6(a),(b)、及び図7(a),(b)で
は、それぞれB,GとY,Mについてのみ示されてい
る。そこで、各色成分画像データYi,Mi,Ciに対
し、
【0021】
【数1】
【0022】なる各色の一次式を算出し、色補正を行な
うマスキング補正がよく知られている。さらに、Yi,
Mi,Ciにより、Min(Yi,Mi,Ci)(Y
i,Mi,Ciの内の最小値)を算出し、これをスミ
(黒)として、後に黒トナーを加える(スミ入れ)操作
と、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下
色除去(UCR)操作がよく行なわれる。
【0023】次に、原稿上の黒い文字や細線の黒再現、
及び黒文字、黒細線のエッジ部の色にじみを改善する黒
文字処理回路69について説明する。図8は、本実施例
に係る画像複写装置における、Y,M,C,Bkの入出
力特性を示す図である。図3に示す黒補正/白補正回路
46によって、黒レベル、白レベル補正されたR,G,
B(レッド,グリーン,ブルー)の各色信号559R,
559G,559Bは、LOG48、色補正回路49に
てマスキング・下色除去を受けた後、プリンタに出力す
べき色信号が選択され、選択された色信号が信号線56
5に出力される。これと並行して、信号R,G,Bより
原稿の無彩色部分で、かつ、エッジ部分、すなわち、黒
文字、黒細線である部分を検出するために、輝度信号
Y,色差信号I,Qを算出する。
【0024】これらY,I,Q信号により、黒のエッジ
部に対し黒トナー量を増加し、また、その部分に対する
Y,M,Cのトナー量を減らすことにより、黒部をより
黒く表現する。そして、黒文字処理回路69からの信号
589はAND回路90に入力される。このAND回路
90は、入力信号589を、次段の濃度変換回路116
に伝達するかどうかのスイッチの働きをする。なお、A
ND回路90は、領域発生回路72により制御される。
【0025】濃度変換回路116(図3)は、図8の特
性図に示すように色ごとに濃度や階調が変えられるよう
になっており、例えば、LUT(ルックアップテーブ
ル)などで構成される。濃度変換回路116からの出力
信号610は変倍回路117に入力され、変倍回路11
7は1ライン分のメモリを持ち、メモリへの書き込み周
波数と読み出し周波数とをそれぞれ変えることにより、
変倍を行なう。これにより、主走査方向の変倍が行なわ
れるが、副走査方向の変倍は、原稿走査ユニツト11の
スキャンスピードを変倍率に応じて変えることにより行
なう。
【0026】変倍回路117からの出力信号611は、
次段の繰り返し回路118に入力される。この回路は、
図9に示すように、FIFOにて構成される。図9は、
繰り返し回路118の詳細構成を示すブロック図であ
り、また、図10は、繰り返し回路118の出力例を示
す図である。図9において、609はHSYNC信号で
あり、ラインごとに1回のL0 パルスがライン同期信号
として入力され、FIFO内部のWR(ライト)ポイン
タ(不図示)を初期化する。また、611は入力画像デ
ータ、612は出力画像データであり、リピート信号6
16は、FIFOのRD(リード)ポインタを初期化す
る信号である。すなわち、毎ラインで同一に形成された
リピート信号616をFIFOに与えることにより、図
10に示すような同一画像の繰り返しを行なわせること
ができる。ビデオ処理ユニツト12で処理された画像情
報は、プリンタインターフェース56を介してカラープ
リンタ2に出力される。
【0027】<カラープリンタ2の説明>次に、カラー
プリンタ2の構成を説明する。図2に示すカラープリン
タ2の構成において、711はスキャナであり、カラー
リーダ1(図1)からの画像信号を光信号に変換するレ
ーザ出力部、多面体(例えば8面体)のポリゴンミラー
712、ポリゴンミラー712を回転させるモータ(不
図示)、及びf/θレンズ(結像レンズ)713などを
有する。714は、図中、一点鎖線で示されるスキャナ
711よりのレーザ光の光路を変更する反射ミラー、そ
して、715は感光ドラムである。
【0028】レーザ出力部711から出射されたレーザ
光はポリゴンミラー712で反射され、f/θレンズ7
13、及び反射ミラー714により感光ドラム715の
面上を線状に走査(ラスタースキャン)し、原稿画像に
対応した潜像を形成する。また、717は一次帯電器、
718は全面露光ランプ、723は転写されなかった残
留トナーを回収するクリーナ部、724は転写前帯電器
であり、これらの部材は感光ドラム715の周囲に配設
されている。726は、レーザ露光によって感光ドラム
715の表面に形成された静電潜像を現像する現像器ユ
ニツトであり、731Y(イエロー用),731M(マ
ゼンタ用),731C(シアン用),731Bk(ブラ
ック用)は、感光ドラム715と接して直接現像を行な
う現像スリーブ、730Y,730M,730C,73
0Bkは予備トナーを保持しておくトナーホッパー、7
32は現像剤の移送を行なうスクリューである。これら
のスリーブ731Y〜731Bk,トナーホッパー73
0Y〜730Bk、及びスクリュー732により現像器
ユニツト726が構成され、これらの部材は現像器ユニ
ツト726の回転軸Pの周囲に配設されている。
【0029】例えば、イエローのトナー像を形成すると
きは、現像器ユニツト726は、図2に示す位置でイエ
ロートナー現像を行なう。また、マゼンタのトナー像を
形成するときは、モータ530によって現像器ユニツト
726を図の軸Pを中心に回転させ、マゼンタ現像器内
の現像スリーブ731Mを感光ドラム715に接する位
置に配設させる。シアン,ブラックの現像についても、
同様に、現像器ユニツト726を図の軸Pを中心に回転
させて行なう。
【0030】716は、感光ドラム715上に形成され
たトナー像を用紙791に転写する転写ドラムであり、
719は転写ドラム716の移動位置を検出するための
アクチュエータ板、720は、このアクチュエータ板7
19と近接することにより転写ドラム716がホームポ
ジションに移動したことを検出するポジションセンサ、
725は転写ドラムクリーナ、727は紙押えローラ、
728は除電器、729は転写帯電器であり、これら
は、転写ローラ716の周囲に配設されている。
【0031】一方、735,736は用紙(紙葉体)7
91を収拾する給紙カセット、737,738は、カセ
ット735,736から用紙を給紙する給紙ローラ、7
39,740,741は給紙、及び搬送のタイミングを
とるタイミングローラである。これらを経由して給紙搬
送された用紙は、紙ガイド749に導かれ、その先端
を、後述のグリッパに担持されながら転写ドラム716
に巻き付けて像形成過程に移行する。
【0032】また、550はドラム回転モータであり、
感光ドラム715と転写ドラム716を同期回転させ
る。750は、像形成過程が終了後、用紙を転写ドラム
716から取りはずす剥離爪、742は、取りはずされ
た用紙を搬送する搬送ベルト、743は、搬送ベルト7
42で搬送されてきた用紙を定着する画像定着部であ
る。この画像定着部743において、モータ取り付け部
748に取り付けられたモータ747の回転力は、伝達
ギヤ746を介して一対の熱圧力ローラ744,745
に伝達され、これら熱圧力ローラ744,745間を搬
送される用紙上の像を定着する。
【0033】定着された用紙は、片面コピー時は、その
まま排紙ローラ754により機外に排出される。また、
両面コピー時には、用紙が排紙センサ753を通過後、
排紙フラッパー751が、図中の点線にて示す状態とな
り、排紙ローラ754の回転が逆転して両面パス752
に用紙が搬送され、タイミングローラ739,740,
741へ搬送されて、再び転写ドラムに担持されること
で像形成を行なう。
【0034】そこで、以上の構成をとるカラープリンタ
2におけるプリントアウト処理を説明する。図11は、
本実施例に係る画像複写装置におけるプリント時のタイ
ミングチャートである。同図において、ITOP(55
1)は、画像送り方向(副走査方向)の同期信号であ
り、1画面の送出しに1回、すなわち、4色(イエロ
ー,マゼンタ,シアン,ブラック)の画像の送出しに、
各々1回、計4回発生する。これは、カラープリンタ2
の転写ドラム716上に巻き付けられた転写紙の紙先端
が、感光ドラム715との接点にてトナー画像の転写を
受け付ける際、原稿の先端部の画像と位置とが合致すべ
く、転写ドラム716、感光ドラム715の回転と同期
しており、不図示のケーブルを介してビデオ処理ユニツ
ト12に送られる。
【0035】具体的には、最初のITOPにて、レーザ
光より感光ドラム715上にY潜像が形成され、これが
現像ユニツト731Yにより現像される。次に、転写ド
ラム715上の用紙に転写が行なわれ、イエロープリン
ト処理が行われる。そして、現像ユニツト726が、図
2の軸Pを中心に回動する。次のITOP551にて、
レーザ光により感光ドラム715上にM潜像が形成さ
れ、上記と同様の動作でマゼンタプリント処理が行なわ
れる。この動作を、続くITOP551に対応してC,
Bkについても同様に行なうことで、シアンプリント処
理、及びブラックプリント処理が行なわれる。このよう
にして像形成過程が終了すると、次に、剥離爪750に
より用紙の剥離が行なわれ、画像定着部743で定着さ
れることで一連のカラー画像のプリントが終了する。
【0036】<画像記憶装置の説明>本実施例に係る画
像複写装置を構成するカラーリーダ1から画像記憶装置
3への記憶方法と、画像記憶装置3から画像情報を読み
出し、処理した後、カラープリンタ2により画像形成を
行なう動作について詳細に説明する。最初に、カラーリ
ーダ1からの画像記憶動作について説明する。図12
は、本実施例における画像記憶時のタイミングチャート
であり、図13は、本実施例に係る画像複写装置のCP
U22における読み取り動作を説明するフローチャート
である。カラーリーダ1による読み取り領域の設定は、
図1に示す原稿走査ユニツト11により、原稿999を
プリスキャンすることにより行なわれる。つまり、図1
3において、原稿走査ユニツト11により原稿999が
走査され(ステップS1)、原稿の大きさがコントロー
ルユニツト13内のCPU22によって検知される(ス
テップS2)。
【0037】原稿の大きさ、すなわち、読み取り領域の
情報は、図1の通信ライン501を介してビデオインタ
ーフェース201に送られる。ビデオインターフェース
201に入力された読み取り領域情報は、信号ライン2
07を介して画像記憶装置3へ送られる(ステップS
3)。カラーリーダ1は、図12のタイミングチャート
に示すVCLK信号,ITOP,EN信号などを、信号
ライン207にて、画像データ205とともに画像記憶
装置3へ出力する。また、図4に、ビデオインターフェ
ース201でのデータの流れを示す。
【0038】図12に示すように、操作部20のスター
トボタンを押すことにより、ステッピングモータ14が
駆動されて原稿走査ユニツト11が走査を開始し(ステ
ップS4)、走査が原稿先端に達したとき、ITOP信
号が論理“1”となって、原稿走査ユニツト11がプリ
スキャンによって指定した領域に達し、この領域を走査
中、EN信号が論理“0”となる。このため、EN信号
が論理“0”の間の読み取りカラー画像情報(DATA
205)が取り込まれる。
【0039】図12に示すように、カラーリーダ1から
の画像データ転送は、図4に示すようにビデオインター
フェース201を制御することにより、ITOP,EN
信号の制御信号、及びVCLKを信号207´としてビ
デオインターフェース201から出力し、これらの信号
207´に同期して、Rデータ205R,Gデータ20
5G,Bデータ205Bがリアルタイムで画像記憶装置
3へ送られる(ステップS5)。
【0040】次に、これら画像データと制御信号による
画像記憶装置3での具体的な記憶動作を詳しく説明す
る。図14は、本実施例に係る画像複写装置の画像記憶
装置3の構成を示す詳細回路図である。同図において、
1001はコネクタ、1002はセレクタ、1003は
メモリ、1004,1005,1008はインバータ、
1006,1007は13ビットカウンタ、1009,
1010,1011,1012はトライステートバッフ
ァ、1013は通信制御部である。1017は、画像記
憶装置3全体の制御を行なうCPUであり、1014
は、CPU1017が動作するための各種プログラムを
格納したROMを示し、1015は、CPU1017が
ROM1014の各種プログラムを実行するときに使用
するワークエリアとしてのRAMを示し、1016は出
力ポートである。
【0041】2001R,2001G,2001B,2
007R,2007G,2007B,2019R,20
19G,2019B,2012〜2017は、それぞれ
信号線を示し、また、2002はITOP信号,200
3はEN信号、2004はビデオクロック(VCL
K)、2005は通信信号(COM)、2006はセレ
クト信号、2008はITOP信号、2009はEN信
号、2010は制御信号、2018はアドレス信号,デ
ータ,制御信号を伝送するバスラインを示している。
【0042】次に、上記構成の動作について説明する。
コネクタ1001は、図3に示すカラーリーダ1内のビ
デオインターフェース201とケーブルを介して接続さ
れている。Rデータ205R,Gデータ205G,Bデ
ータ205Bは、それぞれコネクタ1001を介して信
号線2001R,2010G,2001Bに入力され
る。また、制御信号、及び通信信号である信号207
も、同様に、コネクタ1001を介して信号線2002
〜2005に入力される。
【0043】信号線2001R,2001G,2001
Bを通る画像信号(以下、「2000R′」,「200
1G′」,「2001B′」と称す)は、セレクタ10
02に入力される。画像記憶時には、セレクタ1002
はセレクト信号2006により、図のA側に設定され、
入力された画像信号2001R′,2001G′,20
01B′(これらをまとめて「画像情報2001」と称
す)は、信号線2007R,2007G,2007Bを
通ってメモリ1003に入力される。
【0044】ITOP信号2002はインバータ100
4で反転され、ITOP信号2008としてカウンタ1
006のクリア端子に入力される。また、EN信号20
03はインバータ1005で反転され、EN信号200
9としてカウンタ1006のクロック入力端子、及びカ
ウンタ1007のクリア端子に入力される。さらに、V
CLK2004は、カウンタ1007のクロック入力端
子に入力される。
【0045】次に、メモリ1003への記憶方法を、原
稿がA4サイズのときを例として詳しく説明する。図1
5は、本実施例に係る画像複写装置を構成するカラーリ
ーダ1のプラテンガラス4上に、A4サイズの原稿99
9が載置された例を示す。また、同図には、ビデオ処理
ユニツト12からの制御信号も書き加えてある。本実施
例に係る原稿走査ユニツト11は、原稿999を16do
t /mmで読み込み、それをデジタル情報に変換して画像
記憶装置3に送り込む。図15において、「M」にて示
される基準マークに合わせて原稿999をセットした場
合、方向性においては、原稿の水平(H)方向は、図示
のように0番地から4752番地に対応し、垂直(V)
方向は0番地から3360番地に対応する。上述の制御
信号207´(EN,VCLK,ITOP)は、図15
に示したようなタイミングで発生し、画像記憶装置3に
送られる。
【0046】また、図16は、本実施例におけるビデオ
処理ユニツト12からの制御信号207´と画像信号2
05とにそれぞれ対応する画像記憶装置3内の信号のタ
イミングチャートである。ITOP信号2008が論理
“0”のときカウンタ1006はクリアされ、カウンタ
出力2013は全て論理“0”となっている。このと
き、EN信号2009は“0”となっており、カウンタ
1007はクリアされて、信号線2012に出力される
カウンタ出力は全て“0”となる。また、ITOP信号
が“0”から“1”へ変化すると、原稿の有効画像情報
2001が出力されるとともに、EN信号2009が
“0”から“1”に変化する。また、コネクタ1001
からVCLK2004が、常時出力される。
【0047】EN信号2009が“1”になると、カウ
ンタ1007はクリアが解除され、VCLK2004に
同期してカウントアップした値が信号線2012に出力
される。EN信号2009は、信号レベルが“0”から
“1”へと変化してから、VCLK2004が4752
個に相当する時間が経過すると、再び“0”へと変化す
る。カウンタ1007の出力は、上記のEN信号200
9の制御により、0〜4752までの値をとる。
【0048】カウンタ1006は、上述のようにITO
P信号2008によりクリアされた後、EN信号200
9が“0”から“1”へと変化するたびに1つカウント
アップする。すなわち、カウンタ1007は、H方向の
番地を出力し、カウンタ1006はV方向の番地(行)
を出力する。このカウンタ1007の出力は、信号線2
012を介してトライステートバッファ1010と10
11とに入力される。また、カウンタ1006の出力
は、信号線2013を介してトライステートバッファ1
009と1012とに入力される。
【0049】メモリ1003に画像情報を信号線200
7R,G,Bを介して入力させる場合には、出力ポート
1016からの制御信号2010により、トライステー
トバッファ1009と1010とが有効となるように制
御される。すなわち、カウンタ1007の出力は、信号
線2012、トライステートバッファ1010を介し、
さらに、信号線2014を通ってメモリ1003のA0
〜A12に入力される。また、カウンタ1006の出力
は、信号線2013、トライステートバッファ1009
を介し、さらに、信号線2016を通ってメモリ100
3のA13〜A25に入力される。つまり、メモリ10
03は、A0〜A25までの26ビットのアドレスを有
し、A0〜A12,A13〜A25は、各々別のカウン
タ1006,1007からの出力によって制御されてい
る。
【0050】図17は、本実施例におけるメモリ100
3のアドレス空間を示す。図14に示すように、カウン
タ1006,1007の出力は、各々13ビットを有
し、これらがメモリ1003のアドレスA0〜A12,
A13〜A25に入力されていることから、H方向は0
番地から8191番地まで、V方向は0行から8191
行までのアドレス空間に相当する。そして、図17に示
すメモリ空間に、図16に示すタイミングにて画像情報
2001を入力した場合、その専有領域は、図17にお
いて斜線部分にて示される。
【0051】なお、ここでは、図15の原稿999のア
ドレスに対応して、メモリ1003上に画像情報200
1が記憶される、つまり、A4サイズの画像情報をメモ
リ1003上に記憶したが、出力用紙と原稿の方向性が
同一の場合、画像情報をメモリ1003に記憶せず、カ
ラーリーダ1から直接カラープリンタ2へ出力すること
も可能である。
【0052】次に、画像記憶装置3のメモリ1003か
らの画像情報の読み出し処理について説明する。図18
は、本実施例に係る画像複写装置のCPU1017によ
る画像読み出し動作を説明するフローチャートである。
同図のステップS6では、カラープリンタ2の給紙カセ
ット735,736にセットされている紙の種類を検知
する。なお、ここでは、それぞれのカセットには、A4
R,A3用紙が収納されているものとする。
【0053】そこで、上段の給紙カセット735に収納
されているA4R用紙に画像形成する処理を説明する。
(カラープリンタ2の画像形成の記録密度も、カラーリ
ーダ1と同様に16dot /mmである) 図19は、本実施例において、メモリ1003に記憶さ
れている画像情報をA4R用紙に出力する場合の出力例
を示す図である。同図に示すように、A4Rの記録用紙
に出力する場合、メモリ1003に記憶されている画像
情報を90o 回転して読み出す。
【0054】以下、この90o 回転を行なう読み出し方
法を説明する。まず、90o 回転に先だち、カラーリー
ダ1のビデオインターフェース201は、図5のように
設定され、画像情報は、画像記憶装置3からビデオ処理
ユニツト12に向かって伝達される。また、画像記憶装
置3のCPU1017は、出力ポート1016を制御す
ることによって、セレクタ1002をB側に設定し、ま
た、トライステートバッファ1009〜1012の内、
トライステートバッファ1011,1012を有効と
し、トライステートバッファ1009,1010をハイ
インピーダンス状態とする(図18のステップS7)。
【0055】カラーリーダ部1内のコントロールユニツ
ト13は、ケーブル511を介してカラープリンタ2の
給紙カセット735内にセットされている用紙の種類情
報を得る。本実施例では、上段にA4R用紙がセットさ
れており、この情報からカラーリーダ1内のビデオ処理
ユニツトは、画像形成時、図19に示すEN信号,VC
LK,ITOP信号を出力する。ITOP信号は、A4
R用紙が給紙され、転写ドラムに、この用紙を巻き付け
て用紙先端を検知すると出力される。また、EN信号
は、レーザ出力部711(図2参照)から出射したレー
ザ光を検知することによって、A4R用紙の横幅サイズ
分のみ論理“0”となる。
【0056】VCLKは、レーザの1画素に相当する周
波数を連続的に出力する。また、記憶密度は16dot /
mmであるから、レーザスキャン方向におけるVCLK数
は、210[mm]×16[dot /mm]=3360dot と
なり、EN信号も3360クロック入力される間は、論
理“0”となる。また、ビデオ処理ユニツト12から出
力され、画像記憶装置3に入力される制御信号は、カウ
ンタ1006,1007に入力される。EN信号は、カ
ウンタ1006のクロック入力端子、及びカウンタ10
07のクリア端子に入力される。そして、VCLK信号
は、カウンタ1007のクロック入力端子に入力され、
ITOP信号は、カウンタ1006のクリア端子に入力
される。
【0057】図20は、本実施例に係る画像複写装置に
おける制御信号のタイミングチャートである。同図に示
すEN信号2009が論理“0”のとき、カウンタ10
07はクリアされ、信号線2012に出力されるカウン
タ出力は全て論理“0”となる。また、ITOP信号2
008が論理“0”のとき、カウンタ1006はクリア
され、信号線2013に出力されるカウンタ出力は全て
論理“0”となる。
【0058】カウンタ1007は、EN信号2009が
論理“1”となった後、VCLK2004が入力される
と、1つずつカウントアップした出力が信号線2012
に出力される。そして、信号線2012に出力されたカ
ウンタ出力は、有効となっているトライステートバッフ
ァ1011を介してメモリ1003のアドレス端子A1
3〜A25に入力される。カウンタ1006は、ITO
P信号2008が論理“1”となった後、EN信号20
09が入力されると、1つずつカウントアップした出力
が信号線2016に入力される。そして、カウンタ10
06の出力は、有効となっているトライステートバッフ
ァ1012を介してメモリ1003の端子A0〜A13
に入力される。
【0059】このように、メモリの端子A0〜A12に
はカウンタ1006の出力信号が、また、メモリのA1
3〜A25にはカウンタ1007の出力信号が入力され
るということは、上述した画像記憶時におけるカウンタ
1006,1007の出力が入れ換わっていることを示
す。図17に示す画像情報の読み出しにおいて、カウン
タの出力が入れ換わっていることから、最初に図17の
V方向の情報を読み、1ライン読み出す毎にH方向のカ
ウンタ1006の出力がカウントアップし、次のV方向
1ラインを読み出す処理が実施される。
【0060】この処理の様子を図20に示す。同図にお
いて、メモリ出力、すなわち、信号線2019R,G,
Bに出力された出力信号は、H方向の0番地において、
V方向の0行〜3360行までのデータを読み出し、次
に、H方向の1番地におけるV方向の0行〜3360行
までを読み出すことによって得られるデータである。そ
して、この処理を4752番地まで繰り返すことによ
り、A4サイズの原稿であった画像情報を90o 回転し
てA4R形式にてメモリ1003から読み出すことがで
きる。
【0061】また、図21に示すように、メモリ出力、
すなわち、信号線2019R,G,Bに出力された信号
は、H方向の4752番地において、V方向の逆の33
50行〜0行の方向のデータを読み出し、次に、H方向
の4751番地における、V方向の逆の3360行〜0
行までを読み出すことにより得られるデータである。そ
して、この操作を0番地まで繰り返すことにより、A4
サイズの原稿であった画像情報を、前述の図20の方向
とは逆に90o 回転し、A4R形式でメモリ1003か
ら読み出すこともできる。
【0062】さらに、A4原稿の画像情報をA4サイズ
の用紙に逆に180o 回転して出力する場合には、図2
2に示すように、書き込み時に逆になるように画像を読
み出すようにすることで、180o 回転した画像にする
ことができる。すなわち、信号線2019R,G,Bに
出力される信号は、V方向の3360行においてH方向
の4752番地〜0番地のデータを読み出し、次に、V
方向の3359行における4752番地〜0番地のデー
タを読み出す。そして、この操作をV方向の0行まで繰
り返し行なうことにより、180o 回転した画像を読み
出すこともできる(図18のステップS8)。
【0063】メモリ1003からの画像情報は、信号線
2019R,2019G,2019Bを介し、セレクタ
1002を通ってコネクタ1001に出力される。そし
て、この情報は、図3に示すカラーリーダ部1内のビデ
オインターフェース201に伝送される。ビデオインタ
ーフェース201に入力された画像情報は、色変換回路
47,LOG48,色補正回路49,黒文字処理回路6
9,濃度変換回路116,変倍回路117,繰り返し回
路118などで処理が行なわれた後、プリンタインター
フェース56を介して出力され、カラープリンタ2にて
画像形成が行なわれる。
【0064】カラーリーダ部1より送られてきた画像情
報は、カラープリンタ2内のPWM回路778(図2参
照)に入力される。このPWM回路778は、多値の画
像情報をパルス幅変調により2値化し、2値化された画
像情報は、レーザ出力部711に送られる。レーザ出力
部711から出射したレーザ光はポリゴンミラー712
で反射され、f/θレンズ713、及び反射ミラー71
4により感光ドラム715の面を線状に走査して、メモ
リ1003に対応した潜像を形成する(図18のステッ
プS10)。なお、ステップS10以降の処理について
は、上述のカラープリンタ2での処理と同様であるた
め、ここではその説明を省略する。
【0065】<両面コピー時の回転方向についての説明
>図23は、本実施例に係る画像複写装置におけるコン
トロールユニツト13内のCPU22での、両面コピー
時の動作を示すフローチャートである。同図に示すよう
に、第1の走査として原稿走査ユニツト11により原稿
999が走査され(ステップS2101)、原稿の大き
さがコントロールユニツト13内のCPU22によって
検出される。検出された原稿のサイズはRAM23に記
憶される。また、原稿サイズの情報は、図1に示す通信
ライン501を介してビデオインターフェース201に
も送られる。ここでは、上述した図13のステップS3
での処理のように、原稿サイズの情報は読み取り領域と
して出力される。続いて、ステップS2103に示す1
面目の原稿の読み取りが開始される。そして、読み取っ
た原稿を画像メモリに記憶した後、続くステップS21
04で読み出し時の回転方向の設定が行なわれる。回転
方向の設定については、その詳細を図24に示す。
【0066】すなわち、図24に示すフローチャートお
いて、選択されている用紙が横向きの用紙か、縦向きの
用紙かを判断する(ステップS2201)。その結果、
用紙が横向きであればステップS2202に進み、縦向
きであればステップS2203に進む。ステップS22
02、及びステップS2203では、原稿の向きが横向
きか、縦向きかを判断する。ステップS2202におい
て横向きと判断された場合ステップS2204の処理
へ、また、縦向きと判断した場合ステップS2205の
処理へ進む。
【0067】一方、ステップS2203において横向き
と判断した場合ステップS2205の、また、縦向きと
判断した場合ステップS2206の処理がそれぞれ行な
われる。これらの処理が行なわれ、画像記憶装置3内の
セレクタ1002,トライステートバッファ1009〜
1012の設定が行なわれる。図23のステップS21
05においては、上述のように画像メモリ1003から
画像情報が読み出され、プリント処理が行なわれる。こ
のステップS2105にて1面目の画像がプリントされ
た後、ステップS2106で2面目の原稿の読み込みが
開始され、それが画像メモリ1003に書き込まれる。
続いて、ステップS2107で、ステップS2104で
の設定と同様に回転方向の設定が行なわれ、次のステッ
プS2108で、1面目の画像を形成した用紙が両面パ
ス752を通り、所定のタイミングによりその裏面に2
面目の画像が形成されて、それが機外に出力される。
【0068】なお、本実施例では、用紙の長手方向を綴
じる場合に、矛盾なく両面の複写が行なわれるように構
成されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、
用紙の短手方向を綴じる場合は、図24のステップS2
204〜S2206での回転方向の設定を変えることに
より、容易に実現できる。以上説明したように、本実施
例によれば、原稿の大きさとその載置方向、及び出力用
紙の種類とその方向性を判別して、両面複写時の1面
目、2面目の画像回転角を決定することで、原稿の置き
方によらず正規の両面複写を行なうことができるという
効果がある。
【0069】[変形例1]上記実施例の第1の変形例に
ついて説明する。なお、本変形例に係る画像複写装置の
構造、及び制御回路などの構成は、上記実施例に係る画
像複写装置と同様であるため、ここでは、それらの説明
を省略する。上記実施例では、複写される用紙のサイズ
にかかわらず、用紙の長手方向、あるいは用紙の短手方
向を綴じる場合について述べたが、本変形例では、用紙
のサイズを考慮に入れることにより画像の回転方向を決
定する。図25は、本変形例に係る両面コピー時の回転
方向の設定手順を示すフローチャートである。同図にお
いて、ステップS2401では、選択されている用紙が
横向きの用紙か、縦向きの用紙かを判断する。判断の結
果、用紙が横向きであればステップS2403に進み、
縦向きであればステップS2402に進む。これらステ
ップS2402、及びステップS2403では、原稿の
向きが横向きか、縦向きかを判断する。
【0070】ステップS2402において、原稿が横向
きであると判断した場合ステップS2404の処理へ、
また、縦向きと判断した場合ステップS2405の処理
へ進む。また、ステップS2403において横向きと判
断した場合はステップS2405へ、縦向きと判断した
場合ステップS2404の処理がそれぞれ行なわれる。
ステップS2404、及びステップS2405では、そ
れぞれ、複写される用紙がB4以上の用紙か、あるいは
B4未満の用紙かを判断する。
【0071】ステップS2404での判断で、用紙がB
4未満である場合はステップS2406へ、また、用紙
がB4以上の場合はステップS2407へ進む。一方、
ステップS2405では、用紙がB4未満の場合にステ
ップS2408へ、用紙がB4以上の場合にステップS
2409へ進むことで、それぞれ1面目、及び2面目の
回転方向の設定が行なわれる。このように、原稿や出力
用紙の縦方向や横方向のみならず、出力用紙のサイズを
も考慮に入れて画像回転角を決定することで、両面コピ
ーをより正常に行なうことができる。
【0072】[変形例2]次に、上記実施例の第2の変
形例について説明する。なお、本変形例に係る画像複写
装置の構造、及び制御回路などの構成も、上記実施例に
係る画像複写装置と同様であるため、ここでは、それら
の説明を省略する。本変形例では、図26に示すよう
に、用紙の長手方向に綴じる(A)と用紙の短手方向に
綴じる(B)を考慮に入れることにより画像の回転方向
を決定する。そこで、図26に示すフローチャートに従
い、本変形例における両面コピー時の回転方向の設定手
順について説明する。同図のステップS2501では、
選択されている用紙が横向きの用紙か、あるいは縦向き
の用紙かを判断する。その判断の結果、用紙が横向きで
あればステップS2502に進み、縦向きであればステ
ップS2503に進む。これらステップS2502、及
びステップS2503では、原稿の向きが横向きか、あ
るいは縦向きかを判断する。
【0073】ステップS2502において、原稿が横向
きであると判断された場合はステップS2504の処理
へ、また、縦向きと判断された場合はステップS250
5の処理へ進む。一方、ステップS2503において、
原稿が横向きと判断された場合はステップS2506、
縦向きと判断された場合はステップS2507の処理が
それぞれ行なわれる。ステップS2504,ステップS
2505,ステップS2506、及びステップS250
7では、図1に示す上記実施例に係る画像複写装置の操
作部20に配設された、図27(a),(b)に示す綴
じ方向の設定を行なう、図示しない綴じ方向設定キーに
より設定されたモードにより、綴じ方向が長手か、ある
いは短手方向かを判断する。
【0074】ステップS2504において、綴じ方向が
長手方向と判断された場合はステップS2508へ、綴
じ方向が短手方向である場合はステップS2512へ進
む。また、ステップS2505において、綴じ方向が長
手方向と判断された場合はステップS2509へ、綴じ
方向が短手方向の場合はステップS2513へ進み、同
様に、ステップS2506において、綴じ方向が長手方
向と判定されるとステップS2510へ、綴じ方向が短
手方向である場合にはステップS2514へ進む。さら
に、ステップS2507において、綴じ方向が長手方向
と判断された場合はステップS2511へ、綴じ方向が
短手方向の場合にはステップS2515へそれぞれ進
み、回転方向の設定が行なわれる。
【0075】このように、出力用紙の綴じ方向を考慮に
入れて画像回転角を決定することで、正規な状態で両面
コピーが行なえる。なお、本発明は、複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装
置に適用しても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
載置台上での原稿の置き方や出力媒体の方向及びサイズ
が変わっても、その複写状態が正規の状態にて両面複写
を行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】本発明の実施例に係る画像複写装置の概略内部
構成の一例を示す図、
【図3】実施例に係る画像複写装置の原稿走査ユニッ
ト、ビデオ処理ユニットの内部構成を示すブロック図、
【図4】
【図5】実施例に係るビデオインターフェースの機能を
説明する図、
【図6】
【図7】実施例に係る装置における色補正方法を説明す
るための図、
【図8】実施例に係る画像複写装置におけるY,M,
C,Bkの入出力特性を示す図、
【図9】実施例に係る繰り返し回路の詳細構成を示すブ
ロック図、
【図10】実施例に係る繰り返し回路の出力例を示す
図、
【図11】実施例に係る画像複写装置におけるプリント
時のタイミングチャート、
【図12】実施例における画像記憶時のタイミングチャ
ート、
【図13】実施例に係る画像複写装置のCPU22にお
ける読み取り動作を説明するフローチャート、
【図14】実施例に係る画像複写装置の画像記憶装置3
の構成を示す詳細回路図、
【図15】実施例に係る画像複写装置を構成するプラテ
ンガラス上に、A4サイズの原稿が載置された例を示す
図、
【図16】実施例におけるビデオ処理ユニツト12から
の制御信号と画像信号とに対応する信号のタイミングチ
ャート、
【図17】実施例におけるメモリ1003のアドレス空
間を示す図、
【図18】実施例に係る画像複写装置のCPU1017
による画像読み出し動作を説明するフローチャート、
【図19】実施例において、メモリ1003に記憶され
ている画像情報をA4R用紙に出力する場合の出力例を
示す図、
【図20】〜
【図22】実施例に係る画像複写装置における制御信号
のタイミングチャート、
【図23】実施例に係る画像複写装置におけるコントロ
ールユニツト内のCPU22での、両面コピー時の動作
を示すフローチャート、
【図24】実施例における読み出し時の回転方向の設定
についての詳細フローチャート、
【図25】変形例1における両面コピー時の回転方向の
設定手順を示すフローチャート、
【図26】変形例2における両面コピー時の回転方向の
設定手順を示すフローチャート、
【図27】変形例2における綴じ方向を示す図、
【図28】従来の画像複写装置における複写状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 カラーリーダ 2 カラープリンタ 3 画像記憶装置 4 プラテンガラス 5 ロッドアレイレンズ 6 等倍フルカラーセンサ 7 増幅回路 8 白色板 9 黒色板 10 ハロゲン露光ランプ 11 原稿走査ユニツト 12 ビデオ処理ユニツト 13 コントロールユニツト 14 ステッピングモータ 15 ステッピングモータ駆動回路 16 デジタイザ 20 操作部 21 露光ランプドライバ 22,1017 CPU 23,1014 ROM 24,1015 RAM 25 I/Oポート 41 CCDドライバ 43 S/H 44 A/D 45 ズレ補正回路 46 黒補正/白補正回路 47 色変換回路 48 LOG 49 色補正回路 56 プリンタインターフェース 59 黒文字処理回路 70 パルスジェネレータ 71 O.S.C 72 領域発生回路 116 濃度変換回路 117 変倍回路 118 繰り返し回路 162 通信コントローラ 201 ビデオインターフェース 711 スキャナ 712 ポリゴンミラー 713 f/θレンズ 714 反射ミラー 715 感光ドラム 717 一次帯電器 718 全面露光ランプ 719 アクチュエータ板 720 ポジションセンサ 723 クリーナ部 724 転写前帯電器 725 転写ドラムクリーナ 726 現像器ユニツト 727 紙押えローラ 729 転写帯電器 730Y,730M,730C,730Bk トナーホ
ッパー 731Y,731M,731C,731Bk 現像スリ
ーブ 732 スクリュー 735,736 カセット 739,740,741 タイミングローラ 742 搬送ベルト 743 画像定着部 744,745 熱圧力ローラ 746 伝達ギヤ 747 モータ 748 モータ取り付け部 749 紙ガイド 750 剥離爪 999 原稿 1001 コネクタ 1002 セレクタ 1003 メモリ 1004,1005,1008 インバータ 1006,1007 13ビットカウンタ 1009,1010,1011,1012 トライステ
ートバッファ 1013 通信制御部 1016 出力ポート 2001R,2001G,2001B,2007R,2
007G,2007B,2019R,2019G,20
19B,2012〜2017 信号線 2018 バスライン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−45657(JP,A) 特開 平4−47972(JP,A) 特開 平4−85064(JP,A) 特開 昭63−210966(JP,A) 特開 昭62−181155(JP,A) 特開 平2−135861(JP,A) 特開 昭61−4364(JP,A) 実開 平2−104359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 B41J 5/30 - 5/52 B41J 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像情報を読み取り、該画像情
    報を出力媒体上に形成する画像複写装置において、 前記原稿の方向性を検出する手段と、 前記出力媒体の方向性を検出する手段と、 前記出力媒体のサイズを検出する手段と、 前記原稿の方向性、前記出力媒体の方向性及びサイズに
    基づいて前記出力媒体の第1面に形成すべき画像情報
    に所定の回転を施すための回転角、及び前記出力媒体の
    第2面に形成すべき画像情報に所定の回転を施すための
    回転角、夫々決定する決定手段と、 前記出力媒体の第1面の為の前記決定手段により決定さ
    れた回転角にて回転後の画像情報を前記出力媒体の第
    1面に形成する第1の画像形成手段と、 前記第1の画像形成手段にて第1面に画像形成された前
    記出力媒体を反転させる手段と、 前記出力媒体の第2面の為の前記決定手段により決定さ
    れた回転角にて回転後の画像情報を前記反転後の出力
    媒体の第2面に形成する第2の画像形成手段とを備える
    ことを特徴とする画像複写装置。
  2. 【請求項2】 原稿から画像情報を読み取り、該画像情
    報を出力媒体上に形成する画像形成方法であって、 前記原稿の方向性を検出する第1検出工程と、 前記出力媒体の方向性を検出する第2検出工程と、 前記出力媒体のサイズを検出する第3検出工程と、 前記原稿の方向性、前記出力媒体の方向性及びサイズに
    基づいて、前記出力媒体の第1面に形成すべき画像情報
    に所定の回転を施すための回転角、及び前記出力媒体の
    第2面に形成すべき画像情報に所定の回転を施すための
    回転角を、夫々決定する決定工程と、 前記出力媒体の第1面の為の前記決定工程にて決定され
    た回転角にて回転後の画像情報を、前記出力媒体の第1
    面に形成する第1画像形成工程と、 第1面に画像形成された前記出力媒体を反転させる反転
    工程と、 前記出力媒体の第2面の為の前記決定工程にて決定され
    た回転角にて回転後の画像情報を、前記反転後の出力媒
    体の第2面に形成する第2画像形成工程とを備えること
    を特徴とする画像形成方法。
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