JP2006259261A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 どのような種類の画像に対しても常に安定した画像を提供することが出来る画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像の出力中に非画像部に濃度階調補正用のパターンを生成し、それを読み取り直ぐに濃度テーブルに反映することで、パフォーマンスに影響を与えることなく環境変化によらず印字開始時から終了まで安定した画像を提供できるだけでなく、印字中の画像に応じて最適な階調補正用のスクリーンパターンを決定し、画像の濃度階調補正に使用することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置の画像濃度階調補正に関するものである。
従来、カラー複写機等の画時形成装置においては、入力される濃度レベル信号と実際に印刷される濃度との関係は線形で、かつ同じ濃度レベル信号に対して印刷される濃度は温度、湿度に関わらず一定である必要がある。しかし、電子写真方式のプリントにおいては、プリント中の温度、湿度の環境変化によりトナーの特性や現像バイアス−濃度特性の変動等により濃度の線形性や一定性を保つのは困難であるため、印字中に定期的に濃度パターンを打ちそれを読み取ることで自動的に濃度の階調補正を行っている。
しかし、印字の途中で濃度階調補正を行う場合、補正パターンを印字するため印字を途中で中断させる必要があるためパフォーマンスが低下するという問題があった。しかし、連続印字中の像担特体上の非画像領域に階調補正パターンを印字し、それをセンサで読み取ってリアルタイムに画像の濃度階調補正を行うことでパフォーマンスを落とすことなく濃度階調補正を行う画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−35019号公報
しかしながら、高画質カラー複写機では、画像の画素毎に文字、印画紙写真、印刷写真等の像域情報を有し、像域情報に応じて最適なスクリーンパターンを切り替えて印字している。これらのスクリーンパターンは、スクリーン毎に濃度補正を行うためのγ補正部を有しているためスクリーン毎の濃度階調補正を行う必要がある。
しかし、画像の印字中に非画像部を使用して濃度階調補正を行う場合、階調補正パターンの印字領域に制限があるため、全てのスクリーンパターンを打つことが困難であり、複数のスクリーンパターン用の階調補正を同時に行うために画像の間隔を広げてパフォーマンスが低下してしまうといった問題があった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、どのような種類の画像に対しても常に安定した画像を提供することが出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
以上の点に鑑み、本発明によれば以下の手段を講ずることにより上記不具合を解消するものである。
すなわち、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、1つ以上の像担持体と複数の現像器を搭載し、前記像担持体上に静電潜像を形成するための露光を行う露光手段と、前記露光手段で露光した像担持体を前記現像器により現像し画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段で形成した画像を画像記録媒体に印字し出力する画像形成装置において、前記画像形成装置で出力を行っている前記像担持体上の画像領域外に階調補正パターンを生成すべく静電潜像を形成するための露光を行い、前記現像器により現像し階調補正パターンを可視化する補正パターン生成手段と、前記補正パターン生成手段により可視化された階調補正パターンの濃度レベルをセンサにより検知する濃度レベル検知手段と、前記濃度レベル検知手段により検知された濃度レベルから出力画像の濃度の階調レベルを補正する手段を有する画像形成装置で、印字中の画像の像域情報から補正のためのスクリーンパターンを決定し補正を行うことで最適な濃度階調補正を行うことができるものである。
以上説明したように、本発明によれば、画像の出力中に非画像部に濃度階調補正用のパターンを生成し、それを読み取り直ぐに濃度テーブルに反映することで、パフォーマンスに影響を与えることなく環境変化によらず印字開始時から終了まで安定した画像を提供できるだけでなく、印字中の画像に応じて最適な階調補正用のスクリーンパターンを決定し、画像の濃度階調補正に使用することで、どのような種類の画像に対しても常に安定した画像を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明はこの実施例に限るものではない。
図1は、本発明の実施例に関わる画像形成装置100の全体構成である。
リーダー装置(リーダー部)120は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部120は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット122と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)121とで構成される。DFユニット121は、オプションユニットで必ず必要とするものではない。
プリンタ装置(プリンタ部)130は、用紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部130は、複数種類の用紙カセットを持つ給紙ユニット142と、画像データを用紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット141からなる。
また、プリンタ部130には、プリンタ部で出力された用紙をスタックする機能や、製本機能を有する排紙ユニット140が接続される。
制御装置(コントローラ部)110は、リーダー部120、プリンタ部130と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、コンピュータ101と接続されている。また、制御装置110は、リーダー部120を制御して、原稿の画像データを読み込み、プリンタ部130を制御して画像データを記録媒体に出力してコピー機能を提供する。
また、リーダー部120から読み取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してコンピュータへ送信するスキャナ機能、コンピュータからネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部130に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶とタッチパネルで構成され、画像形成装置を操作するためのユーザーI/Fを提供する。
図2はリーダー部120及びプリンタ部130及び排紙ユニット140の断面図である。リーダー部の原稿給送ユニット121は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216、及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このCCD218から出力される画像データは、制御装置110へ転送される。
プリンタ部130のレーザドライバ221はレーザー発光部222を駆動するものであり、制御装置110から出力された画像データに応じたレーザー光をレーザー発光部222に発光させる。このレーザー光は、ミラーで反射し感光ドラム223に照射され、感光ドラム223にはレーザー光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム223の潜像の部分には現像器224によって現像剤(トナー)が付着される。そして、レーザー光の照射開始と同期したタイミングで、カセット230及びカセット231のいずれかから用紙が給紙され、給紙された用紙は搬送ローラ232,233により搬送される。
また、250は濃度センサで、感光ドラム223上に生成された濃度階調補正用のパターンを読み取り、読み取った濃度レベルから演算処理され、濃度階調補正ルックアップテーブル(γLUT)が計算され、このγLUTは補正以降の画像の出力時に反映される。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ227のところまで用紙を搬送した後、排出ローラ227の回転方向を逆転させ、フラッパ228によって再給紙搬送路229へ導く。再給紙搬送路229へ導かれた用紙は上述したタイミングで転写部225へ搬送され再度現像材像が用紙に転写される。
<制御装置の説明>
制御装置110の機能を、図3に示す制御装置のブロック図を基に説明する。
メインコントローラ311は、主にCPU312と、バスコントローラ313、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU312とバスコントローラ313は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU312はROM314からROM−I/F315を経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。
また、コンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ313は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM316はDRAM−I/F317によってメインコントローラ311と接続されており、CPU312が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するための画像メモリとして使用される。
318は、DRAM316に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する機能を有する。
SRAM319は、Codec318のワーク領域や、補正用のγLUTのバックアップとしてとして使用される。Codec318はI/F320を介してメインコントローラ311と接続され、316との間のデータの転送は、バスコントローラ313によって制御されDMA転送される。
Network Controller321はI/F323によってメインコントローラ311と接続され、コネクタ322によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
汎用高速バス325には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ324とI/O制御部326とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
I/O制御部326には、リーダー部120、プリンタ部130の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ327が2チャンネル装備されており、I/Oバス328によって外部I/F回路340及び345に接続されている。
パネルI/F332は、LCDコントローラ331に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F330とから構成される。操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F332を介してCPU312に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F332から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存し、SRAM170は、操作部150のデータを記憶するメモリで、いずれもバックアップ電池134によってバックアップされており、動作中の設定やセンサ情報を一時的に記憶するためにも使用される。
IDEコネクタ151は、外部記憶装置を接続するためのものである。このコネクタを介してハードディスクドライブ150が接続され、ハードディスク152へ画像データ及び画像データに付属した画像情報を記憶させたり、ハードディスク152から画像データを読み込み出力したりすることも可能である。
コネクタ342と347は、それぞれリーダー部120とプリンタ部130とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(343,348)とビデオI/F(344,349)とから構成される。
スキャナI/F340は、コネクタ342を介してリーダー部120と接続され、また、スキャナバス341によって入力用の画像処理部190及びメインコントローラ311と接続されている。
入力用の画像処理部190について、図7の入力画像処理ユニットのブロック図を用いて説明する。
まず、リーダー部120のCCD218から入力された原稿画像のR(Red),G(Green),B(Blue)信号は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、白レベル及び黒レベルの補正処理が行われた後、A/D変換部701でアナログ/デジタル変換され、シェーディング補正部702でデジタル化された信号に対してシェーディング補正(原稿を読み取るCCD等のセンサのばらつき及び原稿照明用ランプの配光特性の補正)が行われ、像域処理部703で画像の画素毎に像域情報が付加される。
像域情報は、図9に示されるように画像データとは別に画像の画素毎に8ビットで付加される情報で、それぞれのビットはスキャン時の設定や、操作部のカラーモード設定、原稿タイプ、解像度から決定する。
例えば、像域情報の7ビット目は、その画素がカラーか白黒のどちらであるかを示し、6ビット目は、その画素が文字か画像のどちらであるかといったように、印画紙か印刷、入力がSCANかPDL、出力先がFAXかCOPY、色空間がRGBかCMYK、画像か非画像、解像度が600DPIか300DPIといった情報を示している。この像域情報の内6ビット目の文字/画像ビット及び、5ビット目の印画紙/印刷の情報を参照してプリント時にスクリーンパターンを切り替えて出力される。
その後、サンプリング部704で下地レベル調整に用いるための画像データのサンプリング処理が行われ、次に、フィルタ部705でフィルタ処理が行われた後、トリマス部706で画像の不要な部分に対してトリミング処理が施された後、画像はDRAM316に蓄積される。
画像処理ユニット351は、ビデオI/F350によってメインコントローラ311と接続されており、DRAM316に蓄積された画像を読み出して出力先に応じた画像の変換処理を行い再度DRAM316に蓄積される。
この変換画像処理部351について、図5の変換画像処理部のブロック図を用いて説明する。
DRAM316から読み出された画像は、変倍処理部501で、指定された設定値に応じた変倍処理や、プリント出力やFAX送信のための解像度変換処理が行われる。
回転処理部502では、出力用紙に応じた回転処理が行われ、色処理部処503では、プリントのために2値画像から多値変換へ色空間変換処理が行われる。
また、像域情報カウント部504は、画像の像域情報を画素ごとに積算値をカウントするためのカウント部で、画像に付加された像域情報の特定のビットを積算する機能を有している。この像域情報カウント部により画像1ページ分の像域情報をカウントすれば、その画像の像域データの割合を求めることができる。
例えば600DPI、A4サイズの画像で、6ビット目の文字/画像の像域情報のデータをカウントした場合、すべての画素が文字ならば積算結果は約34Mビットとなるが、この積算結果が17Mビットなら、文字と画像領域が同程度の割合であることがわかる。
プリンタI/F345は、コネクタ347を介してプリンタ部130と接続され、また、プリンタバス346によって出力画像処理ユニット191を介してメインコントローラ311と接続されており、メインコントローラ311から出力された画像データに対して、出力画像処理ユニット191で出力用の画像処理が施し、プリンタ部130へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部130から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス346に出力する機能も有する。
出力画像処理191について図4の出力画像処理部のブロック図により説明する。
まず、出力のため画像データが、DRAM316から読み出されると、下地処理部401で画像の下地レベル補正処理が行われ、次に、色調整部402で、操作部から指定された色相調整、彩度調整及び色空間圧縮等の画像処理が施され、次に合成部403でページ番号付加等の合成処理された後、LOG変換部404でLOG変換処理が行われた後、ダイレクトマッピング部405でR,G,BからY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)への輝度→濃度変換処理が行われる。
ダイレクトマッピング部405から出力された信号は、像域情報に応じて画素ごとにバンク切り替えされ、文字処理部、高線数処理部、低線数処理部に振り分けられる。
例えば、像域情報の6ビット目の文字/画像の情報が文字であれば、文字部処理部に振り分けられ、文字用のγ(濃度)補正部407でγ処理された後、文字スクリーン処理部408で文字用のスクリーン処理が行われる。画像部と判断された場合には、像域情報の5ビット目の印画紙/印刷のビット情報が参照され、印画紙と判断されると、高線数スクリーン用の処理部に振り分けられ、高線数用のγ(濃度)補正409でγ処理された後、高線数スクリーン処理部410で高線数のスクリーン処理が行われる。また、印刷と判断された場合には、低線数スクリーン用の処理部に振り分けられ、低線数用のγ(濃度)処理部411でγ処理された後、低線数スクリーン処理部412で低線数スクリーン処理が行われる。
スクリーン処理された画像は、トリミング部410でプリント印刷可能領域にあわせてトリミング処理が行われる。
また、パターンジェネレータ部406では、出力中の濃度階調補正を行う場合の補正用のスクリーンパターン生成部で、この生成された補正用スクリーンパターンは、通常の画像と同じように像域情報を有しており、文字用のγ補正部407の階調補正を行う場合には、補正用のスクリーンパターンの像域情報に文字用の像域情報を付加することで、出力時に文字用のγ補正が施され、文字用のスクリーン処理がされてドラムに印字される。
DRAM316上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部130への転送は、
バスコントローラ313によって制御され、プリンタバス346、ビデオI/F349を経由して、プリンタ部130へDMA転送される。
<コピー出力時の自動濃度階調補正動作について>
次に、スキャナ部300から入力した画像をプリンタ部100で用紙に印字する場合に、画像の非画像部に濃度階調補正用のパターンを生成し、画像の濃度階調補正を行う動作について図8のフローチャートを用いて説明する。このフローチャート中のS801〜S818は、各ステップを示すものである。
まず、操作部150から出力枚数、濃度等の基本設定や両面出力などの機能設定を行う(S801)。
出力設定を終え原稿を原稿給紙ユニット250にセットし(S802)、操作部150のスタートキーの押下を検知すると(S803)、原稿給紙ユニット250は原稿を1枚給紙し(S804)、露光ランプ32により原稿を走査してCCDのより画像がスキャンされる(S805)。スキャンされた画像は、入力画像処理部190で入力マスキング処理、フィルタ処理、像域情報負荷等の入力画像処理が施され(S806)、次に変換画像処理部351で出力のための回転、解像度変換等の画像処理が行われるのと同時に、像域情報カウント部504で、画像の像域情報の積算値を計算し(S807)、濃度階調補正に使用するスクリーンパターンを決定する(S808)。
具体的なスクリーンパターン決定方法を図6の表を元に説明する。
1ページ目の画像の像域情報カウント部504の積算結果が、文字部12Mビット、印画紙部(高線数部)6Mビット、印刷部(低線数部)0Mビットだった場合、1ページ目の画像では文字部の占める割合が最も高い。通常同一ジョブ内では同一種類の画像が流れることが多いため、次ページ目以降も同様の傾向の画像が流れる可能性が高いため、印画紙スクリーン部(高線数部)の濃度階調補正を行うよりも、文字部スクリーンの濃度階調補正を行ったほうが効果的であると判断され、濃度階調補正用のパターンは文字パターンを使用すると決定される。この時、印画紙部の6Mビットの情報は、2ページ目以降で使用するために残カウントとしてSRAM319に一時的に記憶される。
次に、2ページ目の画像の像域情報カウント部の演算結果が、文字部16Mビット、印画紙部(高線数部)2Mビット、印刷部(低線数部)0Mビットだった場合、まず1ページの残カウントをSRAMより読み出し、2ページ目のカウント値に加算される。この加算結果、文字部16M、印画紙部8M、印刷部0Mとなるが、その結果からも文字部の値が最も大きくなるため、文字部スクリーンの濃度階調補正を行ったほうが効果的であると判断され、濃度階調補正用のパターンは文字パターンを使用すると決定される。このとき同様に、使用されなかった印画紙部の8Mビットは、クリアされるのではなく次ページ以降に持ち越すために残カウントとしてSRAM319に一時的に記憶される。
次に、3ページ目の画像の像域情報カウント部の演算結果が、文字部12Mビット、印画紙部(高線数部)6Mビット、印画紙写真部(低線数部)0Mビットの場合、まず残カウント(高線数8Mビット)をSRAMより読み出し、3ページ目のカウント値に加算される。この加算結果、文字部12Mビット、印画紙部14Mビット、印刷部0Mとなる。この結果、3ページ目の画像としては、文字部の占める割合が大きいが、加算値で印画紙部(高線数部)の割合が大きくなるため、このような場合には、濃度階調補正用のパターンとして印画紙部(高線数部)スクリーンを使用すると決定される。
以上のような手順で、順々に画像の像域情報のカウント積算値から濃度階調補正を行うスクリーンパターンを決定していく。
次にDRAM316に保持された画像は、プリントのために読み出され(S809)、出力処理部で下地処理、色調整、合成等の出力画像処理施される。このときγ補正部のγLUTはSRAM319から読み出されセットされる(S810)。
出力処理が行われた画像は、バスコントローラ313によって制御され、プリンタバス346、ビデオI/F349を経由して、プリンタ部130へDMA転送されて、ドラム上に画像が形成される。(S811)。
1ページ目の画像形成が終了すると、2ページ目の画像形成までの非画像部に先に決定したスクリーンパターンで濃度階調補正用のパターンが生成される(S812)。
図10は、濃度階調補正用パターンの印字を示す図である。
1ページ目と2ページ目の間の非画像部に階調補正用のスクリーンが生成される。このスクリーンは、ドラムが1つの場合、1色ずつ4回に分けて4色のパターンが生成され、ドラムが4つの場合には、各色のドラムでそれぞれ色パターンが生成されることとなる。
濃度階調補正用のパターンの生成は、パターンジェネレータ部406で生成されると同時に先の補正用スクリーン決定手段で決定した像域情報が付加される。
像域情報が付加された濃度階調補正パターンは、ダイレクトマッピング部(405)でRGB→YMCK変換された後、バンク切り替えにより像域情報に応じたγ補正、スクリーン処理された後ドラム上に形成される。
ドラム上に形成された濃度階調補正用パターンは、濃度センサ250でサンプリングされ(S813)、演算処理され濃度階調補正ルックアップテーブル(γLUT)が計算される(S814)。
ここでγLUTの計算方法について図11を用いて説明する。
濃度センサにより読み取られた濃度データは、補間処理され110で示すような濃度特性を得る。この濃度特性110は、本来目標特性111のような特性となるのが理想であるが、この特性とかけ離れている場合、濃度特性110が目標特性111となるようなγLUTを算出する。
例えば、ある入力濃度レベルγiの読み取り濃度をγr、そのときの目標値をγoとすると、Δγ=γo−γrの差があるため、入力濃度レベルγiのγLUT値は、γo+Δγと計算される。このように全ての入力濃度レベルに対して計算されたものがγLUTとなる。
この計算されたγLUTは、SRAM319に記憶されているγ補正部のγLUTを更新し、以降のページ用のγLUTとして使用される(S815)。ドラム上の画像は、用紙に転写され搬送ローラにより機外に排出される(S816)。次画像がある場合は同様の処理が行われ、全ての原稿が出力されるまで繰り返し行われる(S817)、全ての画像の出力が行われると終了する(S818)。
本装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本装置の制御装置部のブロック図である。 出力用の画像処理部を示すブロック図である。 変換画像処理部を示すブロック図である。 各画像の像域カウント情報の例を示すテーブルである。 入力用の画像処理部を示すブロック図である。 本実施例を示すフローチャートである。 画像の像域情報を示す図である。 濃度階調補正パターン例を示す図である。 濃度階調補正テーブルの計算方法を示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 コンピュータ
110 制御装置
120 リーダー装置
121 原稿給紙ユニット
122 スキャナユニット
130 プリンタ装置
140 排紙ユニット
141 マーキングユニット
142 給紙ユニット
150 操作部
400 ネットワーク

Claims (5)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、1つ以上の像担持体と複数の現像器を搭載し、前記像担持体上に静電潜像を形成するための露光を行う露光手段と、前記露光手段で露光した像担持体を前記現像器により現像し画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段で形成した画像を画像記録媒体に印字し出力する画像形成装置において、前記画像形成装置で出力を行っている前記像担持体上の画像領域外に濃度階調補正パターンを生成すべく静電潜像を形成するための露光を行い、前記現像器により現像し階調補正パターンを可視化する補正パターン生成手段と、前記補正パターン生成手段により可視化された階調補正パターンの濃度レベルをセンサにより検知する濃度レベル検知手段と、前記濃度レベル検知手段により検知された濃度レベルから出力画像の濃度レベルを補正する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像記録媒体に印字出力された画像は1画素ごとに像域情報を有し、この像域情報に応じて、少なくとも1つ以上の印字スクリーンパターンを切り替えて印字することを特長とし、前記階調補正パターンは、そのうちの1つのスクリーンパターンから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正のための階調補正パターンのスクリーンパターンは、少なくとも1つ以上前に画像記録媒体に印字出力された補正対象画像から決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像の像域情報は、文字、印画紙写真、印刷写真であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記階調補正パターンに使用されるスクリーンは、補正対象の画像が有する像域情報から決定されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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JP2015178971A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 株式会社リコー 画像検査装置、画像形成システム及び画像検査方法
JP2017097184A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 株式会社リコー 画像形成装置

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