JPS61158266A - 画像通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、両信号を受信して像形成を行う画像通信装置
、例えばファクシミリ装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来から知られているファクシミリ装置などの画像通信
装置においては、伝送されてきた画信号を順次復号して
そのまま記録を行っていた。従って、送信側装置におけ
る原稿の読み取り走査方向と同一の方向に向って記録像
をロールペーパー等の記録紙上に記録するための制御が
行われていた。

しかし、かかる従来例にあっては、送信すべき原稿サイ
ズと受信側における記録紙との大小関係に応じて、第１
図に示すような記録態様が得られていた。すなわち、受
信側装置に一例としてＡ３サイズの幅を有するロールペ
ーパーが記録紙として装着されている場合に、Ａ５サイ
ズの原稿あるいはＡ４サイズの原稿を再生すると、図示
の如く記録紙の左右（あるいは片側）に不要な余白が生
じてしまうという欠点が見られた。

かかる記録紙上の余白は、記録紙を有効に利用し得ない
ばかりでなく、記録紙をファイルする際にも大きさが不
均一となり、不便極まりなかった。

〔目　的〕

本発明の目的は、上述の点に鑑み、記録紙上に原稿を再
生する際に、必要に応じて原稿を回転させ、もって不要
な余白を生じないようにした画像通信装置を提供するこ
とにある。

かかる目的を達成するために、本発明では、画信号を受
信して像形成を行う画像通信装置において、前記画信号
を記憶する記憶手段と、前記画信号に基づいて送信原稿
のサイズを判定する判定手段と、前記判定手段の出力に
応じて前記記憶手段からのデータ読み出し順序を指定す
る制御手段とを具備するものである。

〔実施例） 以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

本発明を適用したファクシミリ装置では、第２図に示す
ように、Ａ３サイズの幅を有するロールペーパーに対し
、送信されたＡ５サイズの原稿あるいはＡ４サイズの原
稿を８０６回転させて記録する記録モードを備える。

一方、送信された原稿サイズが８４サイズあるいはＡ３
サイズであった場合は、画情報を伝送されてきた方向の
ままロールペーパーに記録する。

本実施例においては、ＣＣＴＴＴ勧告Ｔ４に合致したフ
ァクシミリ装置について述べる。

第３図は、本発明を適用したファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック図である。本図において、２δは電話
回線を示す。また、２は網制御装置Ｎ　ＣＵ　（Ｎｅｔ
ｗｏｒｋ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｕｎｉｔ）であり、電話網
をデータ通信等に使用するためにその回線の端末に接続
して電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路へ
の切替えを行うなど、ループの保持を行う。従って、相
手側ファクシミリ装置から送出された画信号は、ＮＣＵ
２を介して信号！！２ｂ上に出力される。

４は、公知のＣＣ■Ｔ丁勧告Ｖ　２？ｔｅｒ（差動位相
変調）あるいはｖ２８（直交変調）に基づいた復調を行
う復調器である。この復調器４は、信号＠２ｂ−ヒの信
号を入力し、復調を行ない、復調データを信号１１４ａ
ｌ−に出力する。

６は復号器であり、信号線４ａ上に出力されている復調
データを入力し、復号化ＣＭＨ（モディファイド　ハフ
マン）復号化あるいはＭＲ（モディファイド　リード）
復号化〕したデータを信号線８ａトに出力する。

８は、信号１ｉ８ａＪ−に出力されている復号化された
データを入力し、記憶する回路である。この記憶装置８
は、スタティックＲＡＭ　、ダイナミックＲＡＭ　　、
ディスクメモリ等を用いて構成することができる。この
記憶されたデータは、信号線　１４ｂ上の信号レベルに
応じて、信号線＋４ａ上に記録開始パルスが送出された
時に、信号線８ａ上に読み出される。

１０は記録回路であり、信号＠　１４ａＪ−に送出され
る記録開始パルスに応答して信号線８ａ上のデータを入
力し、図示しないプリンタにより像形成を行わせる。

例えば、第４図（Ａ）に示すように、記憶装置８に文字
１１　Ａ　１１が記憶されていると仮定した場合には、 ■信号線　１４ｂＪ−の信号し代ルがｒＱＪのときは、
矢印（ア）で示す方向を主走査方向として記憶データを
読み出し、もって第４図（Ｂ）に示す記録を行う。

■これに対し、信号１ｉ１．１４ｂＪ：の信号レベルが
「１」のときは、矢印（イ）で示す方向を主走査方向と
して記憶データを読み出し、もって第４図（Ｃ）に示す
記録を行う。

再び第３図に戻り、これを説明する。

１２は原稿サイズ判定回路であり、信号線６ａ上に出力
されている復号化されたデータを入力し、主走査方向の
ビット数および副走査方向のライン数をカウントし、更
に、標準／ファインモードを認識することにより、相手
側ファクシミリ装置の原稿サイズを判定する。そして、
原稿サイズの判定が終了すると、信号線１０ａおよび信
号＠　１０ｂ上にその結果を出力しく次に詳述する）、
信号線１０ｃに判定終了パルスを発生する。

本実施例では、相手側ファクシミリ装置から送られてく
る原稿としては、Ａ４サイズ、Ｂ４サイズ。

Ａ３サイズ、長尺原稿を予定している。ここで長尺原稿
とは、副走査方向の長さがＡ３サイズを越える原稿をい
う。この場合は、原稿サイズの幅に拘りなく、画情報を
伝送されてきたとおりに記録する。

原稿サイズ判定回路１２による判定結果は、信号１１１
０ａおよび信号！Ｉａ　ＩＯｂに対して下記に示すよう
に出力される。

長　Ｒ原　稿　　信号レベルｒｌＪ　　　信号レベル「
１」原稿サイズの判定としては、上記の方法ほか、以下
に示す方法も考えられる。しかし、この場合には、原稿
サイズの幅しか認識することができず、長さに関しては
認識することができない。

例えば、　ＣＣ：ＩＴＴ勧告Ｔ２　、　Ｔ３合致のＧｌ
　、　Ｇ２ファクシミリ装置から送られてきた原稿サイ
ズの幅はＡ４サイズの幅である。

また、ファクシミリ通信網を利用して行うアナログ伝送
においては、位相信号を検出することにより原稿サイズ
の幅を認識する。すなわち、位相信号が９Ｈｚであると
きは、送信側の原稿サイズの幅はＡ５サイズである。ま
た、位相信号が６Ｈｚであるときは、送信側の原稿サイ
ズの幅はＡ５（ファインモードのとき）あるいはＡ４（
標準モードのとき）である。

更に、　ＣＣＴ　ＴＴ勧勧告７含 との通信においては、画伝送の前に行なわれる手順信号
により、原稿サイズの幅を認識することができる。具体
的には、ＤＣ８信号のＦＴＦ　（ファクシミリ情報フィ
ールド）における１７ビツト目および１８ビツト目をチ
ェックすることにより、原稿サイズの幅がＡ４サイズで
あるか、Ｂ４サイズであるか、あるいはＡ３サイズであ
るかを認識することができる。

１４は、以下に述べる制御を行なう制御回路である。第
５図は、この制御回路１４が実行すべき制御手順を示す
フローチャートである。

画信号の受信中、そのデータは記憶装置８にストアされ
る。そして、信号ｔＪａ１０ｃに送出されるパルス（判
定終了パルス）を検知することにより、原稿サイズの判
定終了時期を判断する（ステップ５２０）。

原稿サイズの判定が終了すると、判定結果を入力（ステ
ップＳ２２，ステップ３２４）Ｌ、原稿のサイズが８４
サイズあるいはＡ３サイズあるいは長尺原稿であるとき
には、画情報を伝送されてきた方向のまま記録させる。

具体的には、信号＠　１４ｂに信号レベル「φ」の信号
を出力（ステップ３２ｆｌ）ｔ。

た後、信号線　１４ａにパルスを発生（ステップ５３０
）する。

また、原稿サイズがＡ４サイズであるときは、画情報を
伝送されてきた方向に対し９０度回転して記録させる。

具体的には、信号＠　１４ｂに信号レベル「１」の信号
を出力（ステップ３２８）した後、信□号！１１４ａに
パルスを発生（ステップ５３０）する。

ステップＳ３２は制御の終了を表わしている。

なお、画情報を伝送されてきた方向のまま、あるいは、
伝送されてきた方向に対し９０度回転して記録を行なう
際に、拡大もしくは縮小等を行うことは公知の技術を用
いて容易になし得ることである。

また、本実施例においては、原稿を回転して記録する角
度として９０度を考えたが、他の角度でもよい。これは
、記憶装置８の読み出しアドレスを適宜変更することに
よりなし得る。

更に、長尺原稿、すなわち原稿の長さがＡ３サイズの長
さを紳える原稿を受信した場合は、以下に示すいずれの
選択をなすことも可能である。

（ｂ記録紙の幅がＡ３サイズであって、送信された原稿
の幅がＡ５．Ａ４等の場合に、画情報を伝送されてきた
方向のまま記録を行うようにすること。

■記録紙の幅がＡ３サイズであって、送信された原稿の
幅がＡ５．Ａ４等の場合においても、長尺原稿に拘らず
、画情報を伝送されてきた方向に対し９０度回転した方
向で記録を行うようにすること。

上述した実施例では、記録紙としてへ３サイズの幅な有
するロールペーパーを用い、且つ送信された原稿のサイ
ズとしてＡ４　、　Ａ３　、　Ｂ４および長尺原稿を前
提にして説明を行ってきたが、かかる大きさに拘りなく
、本発明を実施し得ることは勿論である。

〔効　果〕

以上説明したとおり１本発明によれば、必要に応じて記
録紙りに原稿を回転して記録することができるので、記
録紙の余白部分を少なくして、記録紙を有効に利用する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の記録例を説明する図、 第２図は本発明による記録例を示す図、第３図は本発明
を適用したファクシミリ装置の一実施例を示すブロック
図・ 第４図（Ａ）〜（Ｃ）は記録態様を説明する図、 第５図は第３図に示した制御回路゛４が実行すべき制御
手順を示す波れ図である。 ２・・・ＮＣＵ、 ４・・・復調器、 ６・・・復号器、 ８・・・記憶装置、 ｌＯ・・・記録回路、 １２・・・原稿サイズ判定回路、 １４・・・制御回路。 錦　訝　　　　　魅　對

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）画信号を受信して像形成を行う画像通信装置におい
   て、 前記画信号を記憶する記憶手段と、 前記画信号に基づいて送信原稿のサイズを判定する判定
   手段と、 前記判定手段の出力に応じて前記記憶手段からのデータ
   読み出し順序を指定する制御手段とを具備したことを特
   徴とする画像通信装置。