JP2007306178A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって使い勝手がよいと共に、装置の複雑化を抑制し安価に構成することができるファクシミリ装置を提供すること。
【解決手段】数字キーNKへの入力に応じて、入力された数字(管理番号)で特定される画像ファイルに対応した画像が、LCD41に表示され、表示された画像は、*キーSK1又は#キーSK2への入力に応じて回転されるので、各キーにより指示できる機能が、ユーザにとって理解しやすく使用が容易であると共に、ファクシミリ装置に従来より設けられていた数字キーNK、*キーSK1および#キーSK2を効率的に利用できる。数字キーNKを利用して管理番号を入力させると、数字(管理番号)を入力する操作と、数字キーNKとの対応関係が分かり易く、ユーザにとって理解しやすい。いずれの画像を表示させるかの指示においては、数字キーNKに比べて使用し難い*キーSK1や#キーSK2は、画像回転の指示に使用できる。
【選択図】図4

Description

本発明はファクシミリ装置に関し、特に、ユーザにとって使い勝手がよいと共に、装置の複雑化を抑制し安価に構成することができるファクシミリ装置に関するものである。
ファクシミリ機能・プリンタ機能・スキャナ機能・コピー機能などを備えた複合機は従来からあるが、近年は小型化・低価格化され、一般に普及してきている。
さらに、複合機にメモリカードスロットやUSBスロットを設け、デジタルカメラで撮影した画像などを保存したメモリカードやUSBメモリからパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)を介さず直接プリンタで印刷するダイレクトプリント機能を備えた複合機も増えてきている。そのような複合機はカラー液晶表示装置など大型の表示部を備えて、画像を確認した後、印刷できるようになっている。
デジタルカメラで撮影した画像などには、縦長で閲覧すべき画像と横長で閲覧すべき画像とがある。これは、例えば風景はランドスケープ(横長)で撮影され、人物画はポートレート(縦長)で撮影されることが多いためである。
そのため、横長の表示部には、閲覧する向きとは90度ずれた向きで人物画が表示されることになる。これを回転させて、本来閲覧する向きに向けて確認したいという要望がある。また、複合機が大型の表示部を備えたといっても、価格との兼ね合い上、ある程度の大きさにせざるを得ない。そのため、画像の詳細な確認のためには表示部の画像全体を表示するのみではなく、その一部を拡大表示して見たいという使用者の要望も考えられる。
したがって、例えば、傾いた画像をタッチパネルを兼ねた表示部に表示させ、ユーザがタッチパネルを操作すると画像を回転させるように構成された複合機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−28580号公報
しかしながら、タッチパネルの操作で画像を回転させるように構成すると、表示部にタッチパネル用のセンサ、およびそのセンサから画像回転の制御を行うCPUまで信号を伝えるためのハード構成が必要となり、さらにはタッチパネル表面を保護する保護部材も必要になり、低価格化してきた装置に搭載するのは現実的ではないという問題点があった。また、ユーザにとっては、画像の回転のときにはタッチパネルを操作し、他の入力のときには他のキーを操作する必要があり、操作が煩わしいという問題点があった。
タッチパネルの代わりに回転の専用キーを設けた場合も同様で、操作部に専用キーを備え、キーへの入力を信号としてCPUまで伝えるためのハード構成が必要となり、低価格化してきた装置に搭載するのは現実的ではないという問題点がある。
また、装置を小型化するために、操作部は可能な限りコンパクトに設計されるが、専用キーを設けると、その分、他のキーの設置面積が制限され、ユーザにとって使用しやすい操作部の設計が困難になる。
さらに、ユーザにとっては、画像の回転のときにはタッチパネルを操作し、他の入力のときには他のキーを操作する必要があり、操作が煩わしい。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザにとって使い勝手がよいと共に、装置の複雑化を抑制し安価に構成することができるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置は、原稿を読み取りデータを得る読取手段または/および外部からデータを受け取る受取手段と、数字または記号に対応する複数のキーと、前記複数のキーへの入力に応じて数字または/および記号で構成されるファクシミリ番号を得るファクシミリ番号取得手段と、前記ファクシミリ番号を送信先のファクシミリ番号として、ファクシミリデータを送信する送信手段とを備えたものであって、前記読取手段が得たデータまたは/および前記受取手段が外部から受け取ったデータに対応する画像を表示する表示手段と、前記複数のキーのうち所定のキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を回転または拡大する表示画像編集手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載のファクシミリ装置は、請求項1記載のファクシミリ装置において、前記複数のキーは、0から9までの整数のいずれかに対応する複数の数字キーと、*(アスタリスク)に対応する*キーと、#(シャープ)に対応する#キーとを含み、前記数字キーへの入力に応じて、前記受取手段が外部から受け取ったデータに対応する画像のうちいずれかを前記表示手段に表示する画像表示制御手段を備え、前記表示画像編集手段は、*キー又は#キーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を回転または拡大することを特徴とする。
請求項3記載のファクシミリ装置は、請求項2記載のファクシミリ装置において、前記*キーと前記#キーとは、少なくとも1つの数字キーの左右に配置され、前記表示画像編集手段は、前記*キーと前記#キーとのうち、前記数字キーの左側に配置されるキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を左回転させ、前記数字キーの右側に配置されるキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を右回転させることを特徴とする。
請求項4記載のファクシミリ装置は、請求項1から3のいずれかに記載のファクシミリ装置において、前記ファクシミリデータに対応する画像を、前記表示手段に表示するプレビュー手段を備え、前記送信手段は、前記ファクシミリデータに対応する画像が前記表示手段に表示される状態で、ファクシミリ装置が備える特定のキーが入力を受けることを条件として前記ファクシミリデータを送信し、前記表示画像編集手段は、前記複数のキーのうち所定のキーへの入力に応じて前記ファクシミリデータに対応する画像を回転または拡大することを特徴とする。
請求項1記載のファクシミリ装置によれば、ファクシミリ番号取得手段により、数字または記号に対応する複数のキーへの入力に応じて数字または/および記号で構成されるファクシミリ番号が得られる。そして、その得られたファクシミリ番号を送信先のファクシミリ番号として、送信手段により、ファクシミリデータが送信される。
ここで、表示画像編集手段により、前記複数のキーのうち所定のキーへの入力に応じて、表示手段に表示された画像が回転または拡大される。よって、ユーザにとって使い勝手がよいと共に、装置の複雑化を抑制し安価に構成することができるという効果がある。すなわち、一般的なファクシミリ装置は、従来より、ファクシミリ番号を入力するための複数のキーを備えている。よって、これを利用して表示手段に表示された画像を回転、または拡大の指示を入力させることにより、これらを指示するための専用のキーやタッチパネル、および専用キーやタッチパネルからの信号をCPUまで伝えるための構成を別途設ける必要がないのである。
請求項2記載のファクシミリ装置によれば、請求項1記載のファクシミリ装置の奏する効果に加え、画像表示制御手段により、数字キーへの入力に応じて、受取手段が外部から受け取ったデータに対応する画像のうちいずれかが表示手段に表示され、表示画像編集手段により、*キー又は#キーへの入力に応じて、表示手段に表示された画像が回転または拡大されるので、各キーにより指示できる機能が、ユーザにとって理解しやすく使い勝手が良いと共に、一般的なファクシミリ装置に従来より設けられていたファクシミリ番号を入力するための数字キー、*キーおよび#キーを効率的に利用できるという効果がある。すなわち、受取手段により外部から受け取ったデータに対応する画像が複数ある場合、例えば、各画像に番号を付し、いずれの画像を表示するかを、数字キーから入力させる番号により選択させると、ユーザにとって操作方法が理解しやすい。しかも、数字キーは元々ファクシミリ番号を入力するために備えられているため、ファクシミリ装置に無駄な構成が必要ない。また、数字キーに比べて番号の入力には使用し難い*キーや#キーを、画像の回転、拡大の指示に使用するようにしたことで、数字キーを画像の回転、拡大の指示に使用する必要がないため、より操作がわかりやすい。また、元々ファクシミリ番号を入力するために備えられている*キーや#キーを、画像の回転、拡大の指示に使用するため、ファクシミリ装置に無駄な構成が必要ない。
請求項3記載のファクシミリ装置によれば、請求項2記載のファクシミリ装置の奏する効果に加え、表示画像編集手段は、*キーと#キーとのうち、数字キーの左側に配置されるキーへの入力に応じて、表示手段に表示された画像を左回転させ、数字キーの右側に配置されるキーへの入力に応じて、表示手段に表示された画像を右回転させるので、各キーにより指示できる機能が、ユーザにとって直感的に理解しやすく使用が容易であり、使い勝手が良いという効果がある。
請求項4記載のファクシミリ装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載のファクシミリ装置の奏する効果に加え、プレビュー手段により、ファクシミリデータに対応する画像が表示手段に表示され、表示画像編集手段により、複数のキーのうち特定のキーへの入力に応じてファクシミリデータに対応する画像が回転または拡大されるので、ファクシミリ送信の前にファクシミリデータの内容を詳細に目視することを、ファクシミリ送信のために設けられたキー以外のキーを必要とせずに行うことができ、ユーザにとって使い勝手が良いという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明における実施例の複合機1の外観構成を示す斜視図であり、図2は原稿カバー8が開けられた状態の複合機1の外観構成を示す斜視図である。なお、以下の実施例は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施例を適宜変更できることは言うまでもない。
図示するように、本複合機1は、下部に設けられたプリンタ2と、上部に設けられたスキャナ3と、スキャナ3の正面側に設けられた操作パネル4とを一体的に備えたMFD(Multi Function Device)であり、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を実現する。
また、複合機1は、デジタルカメラ等の外部装置と接続されて外部装置から受け取ったデータを記録用紙に記録したり、メモリカード等の各種記憶媒体を装填して、該記憶媒体に記憶されたデータ等を受け取り、記録用紙に記録するメディア機能を実現する。さらに、複合機1は、主に不図示のコンピュータと接続されて、該コンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、記録用紙に画像や文書を記録することができる。また、本複合機1は、各種機能の実行により複合機1が取得したデータを、複合機1に接続された外部機器に送信することで、記憶手段を持った外部機器にデータを記憶させる機能や、外部機器にデータの加工、表示、送信、印刷などの処理を行わせる機能を実現するものであってもよい。なお、本発明を適用するうえで、上記した全ての機能が複合機1に備えられている必要はない。また、本複合機1は、記録用紙だけに限らず、OHP用の透明フィルムシートや布などにも画像を記録することが可能である。
スキャナ3は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿読取台6に対して、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder、以下「ADF」という。)7を備えた原稿カバー8が、背面側の蝶番11(図2参照)を介して開閉自在に取り付けられてなる。図2に示すように、原稿読取台6の上面にはプラテンガラス12が配設されており、原稿読取台6の内部には、図示しない画像読取ユニットが内蔵されている。
プラテンガラス12は、縦幅より横幅が長い平面視で横長の長方形に形成されている。このプラテンガラス12は、長方形の原稿を横向きに載置することが可能な大きさを有する。具体的には、レターサイズ(215.9mm×279.4mm(8.5インチ×11インチ))の原稿とA4サイズ(210mm×297mm)の原稿が横向きに載置可能な大きさに形成されている。したがって、プラテンガラス12は、平面視でその縦幅がレターサイズ原稿の短辺長さ(215.9mm)に対応した寸法に設計されており、その横幅がA4サイズの長辺長さ(297mm)に対応した寸法に設計されている。ここで、上記した横向きとは、原稿の長辺が横を向くように、言い換えれば、原稿の長辺が複合機1の幅方向に揃えられる向きである。
上記したプラテンガラス12のサイズに合わせて、上記画像読取ユニットにより読み取ることが可能な原稿の最大サイズ(最大読取可能サイズ)が設定されている。詳細には、上記画像読取ユニットが備えるラインイメージセンサの主走査方向の長さはレターサイズ原稿の短辺長さに対応して215.9mm以上に設計されており、また、画像読取ユニットが装置幅方向へ移動しながら走査するときの移動距離はA4サイズの長辺長さに対応して297mm以上に設定されている。なお、プラテンガラス12のサイズや画像読取ユニットによる最大読取可能サイズは適宜変更可能である。
原稿読取台6の上面は大きく開口されており、その開口部にプラテンガラス12が嵌め込まれている。原稿読取台6の内部には、上記画像読取ユニットの移動スペースや、画像読取ユニット或いはそれを支持する部材および駆動させる機構などを配設するスペースが確保されているため、原稿読取台6の上面はプラテンガラス12よりも大きく形成されているが、原稿読取台6は、プラテンガラス12と平面視で概ね相似形に形成されている。即ち、原稿読取台6は、プラテンガラス12と同様に、平面視で横方向に長く且つ所定高さの直方体に形成されている。
このように構成されたスキャナ3をFBSとして使用する場合は、原稿カバー8を開いてプラテンガラス12上に原稿を載置し、その後、原稿カバー8を閉じて当該原稿を固定する。そして、読取開始指令が入力されると、上記画像読取ユニットがプラテンガラス12の裏面に沿って走査される。これにより、FBSによる原稿の画像読取りが行われる。
上記画像読取ユニットは、複合機1の奥行き方向を主走査方向とするラインイメージセンサを備えたものであり、光源を発光させて原稿に光を照射し、原稿からの反射光をレンズにより光電変換素子に導き、光電変換素子が反射光強度に応じた電気信号を出力することによって画像を読み取る。ラインイメージセンサとしては、密着型のCIS(Contact Image Sensor)、或いは、縮小光学系のCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)などを適用することができる。なお、画像読取ユニットやスキャナ3の内部構成の構成は本発明に直接関係がないので、ここでは詳細な説明は省略する。
ADF7は、原稿トレイ9から原稿排出トレイ10へ原稿搬送路を通じて原稿を搬送するものである。ADF7による原稿の搬送過程において、原稿が原稿読取台6上の読取面13を通過され、該読取面13の下方に待機する上記画像読取ユニットによって該原稿の画像が読み取られる。このようなADF7による画像読取りは、原稿カバー8が原稿読取台6に対して閉じられた状態で行われる。なお、本発明においてADF7は任意の構成であり、スキャナ3がADF7を具備せず、FBSとしてのみ画像読取を行うものであってもよい。したがって、ADF7の詳細な説明については省略する。
プリンタ2は、スキャナ3で読み取られた画像データ或いは外部から入力された画像データに基づいて、選択的にインク滴を吐出することによって、記録用紙上に画像を記録する所謂インクジェット方式の画像記録装置(インクジェット記録装置)である。このプリンタ2は、上述したように、スキャナ3の下方に配設されている。スキャナ3とプリンタ2は、それらの背面が同一面となるように位置決めされているため、複合機1の背面は凸凹のない平坦形状となっている。なお、言うまでもないが、上記インクジェット方式はプリンタ2による画像記録方式の単なる一例であり、電子写真方式や熱転写方式などの種々の画像記録方式を採用することができるのはもちろんである。
複合機1の正面側、換言すれば、プリンタ2の正面側には開口5が形成されている。この開口5内に給紙トレイ14及び排紙トレイ15が完全に内包されるように設けられている。給紙トレイ14と排紙トレイ15は上下二段となるように配設されており、上段に排紙トレイ15が設けられ、その下方に給紙トレイ14が設けられている。給紙トレイ14は、略長方形の器状に形成されており、長方形の記録用紙を平面視で縦向きに積載するものである。ここで、縦向きとは、記録用紙の長辺が複合機1の奥行き方向に揃えられる向きである。給紙トレイ14は、レターサイズおよびA4サイズの用紙を縦向きにして収容可能なサイズに形成されており、詳細には、給紙トレイ14の縦長さはA4サイズの長辺長さに対応して297mm以上に形成されており、横長さはレターサイズの短辺長さに対応して215.9mm以上に形成されている。
上述の如く形状に給紙トレイ14が形成されているため、プリンタ2で記録可能な最大サイズ(最大記録可能サイズ)もレターサイズ及びA4サイズの用紙に画像記録を行い得るサイズに設計されている。例えば、プリンタ2がインクジェット記録装置である場合は、インクジェット記録ヘッドがインク滴を吐出しながらスライド移動する移動範囲はレターサイズの短辺長さに対応して215.9mm以上に設定されている。
プリンタ2の正面側の端面17は、上述したように原稿読取台6が横長の直方体に形成されているため、スキャナ3の正面側の端面18から所定幅だけ正面側に突出している。以下、このように正面側に突出したプリンタ2の正面側の端部を突出部16と称する。なお、プリンタ2の横幅はスキャナ3の横幅に合わせて形成されている。従って、複合機1は平面視で略正方形をなしている。
上述したように、原稿読取台6はレターサイズの原稿を横向きに載置可能なサイズに形成され、給紙トレイ14は記録用紙を縦向きに載置可能なサイズに形成されているため、上記突出部16の突出幅は、プリンタ2の縦幅から原稿読取台6の縦幅を差し引いた幅、言い換えれば、A4サイズの長辺長さからレターサイズの短辺長さを差し引いた幅に概ね設定される。したがって、突出部16の上方には、プリンタ2の横幅がスキャナ3の横幅に合わせて形成されていることもあって、横長の直方体の空きスペースが生まれる。なお、後段で詳述するが、本複合機1の操作パネル4は当該空きスペースに配設される。
プリンタ2には、給紙トレイ14の奥側から上方へ延びた後に正面側へU字状に湾曲して排紙トレイ15に連結される用紙搬送路が設けられている。給紙トレイ14に収容された記録用紙は、その短辺を先頭にして用紙搬送路に送り出され、Uターン搬送されることによって用紙搬送路中に設けられた画像記録位置に案内される。そして、該画像記録位置で、上記インクジェット記録装置によって画像が記録用紙に記録される。画像記録後の記録用紙は排紙トレイ15に排出される。
複合機1の正面側には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、突出部16の上方の空きスペースに適合するよう、図1および図2に示す如く横長形状に形成されている。換言すれば、操作パネル4は、その縦幅が、スキャナ3の縦幅からプリンタ2の縦幅を減じた長さ(空きスペースの縦幅)に収まる寸法に形成されている。操作パネル4は、プリンタ2やスキャナ3を操作するためのものであり、各種操作キー40と液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)41とを具備する。ユーザは、操作パネル4を用いて、所望の指令を入力することができる。複合機1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて該複合機1の動作が制御部20によって制御される。操作パネル4の具体的な構成については後段で詳述する。なお、複合機1は、操作パネル4から入力された指令のほか、コンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作するようにシステム構成されている。
プリンタ2の上記開口5の上側には、接続パネル70が設けられている。この接続パネル70には、その左端側にUSB端子71が配設されている。USB端子71は、外部機器とUSB接続することにより該外部機器と本複合機1とを通信可能に接続するコネクタ端子である。また、接続パネル70の右端側にはスロット部72が配設されている。スロット部72はメモリカード(カード型メモリ)を装填可能な複数のカードスロットが設けられている。カードスロットにメモリカードが装填され、該装填されたメモリカードから画像データが後述の制御部20により読み出されると、その読み出された画像データや該画像データに関する情報が制御部20によってLCD41に表示される。或いは、選択された任意の画像がプリンタ2において記録用紙に記録される。
図3を参照して、複合機1の動作を制御する制御部20の概略構成について説明する。図3は、複合機1の制御部20の概略構成を示すブロック図である。制御部20は、プリンタ2、スキャナ3及び操作パネル4を含む複合機1の動作を統括的に制御するものである。制御部20は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
CPU21は、この複合機1を総括的に制御する中央演算処理であり、図5から図7のフローチャートで示す処理を実行するプログラムなどの各種プログラムを実行する。ROM22には、複合機1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。
RAM23は、CPU21が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用され、モードメモリ23aを備える。モードメモリ23aは、ユーザにより設定されたモードの種類を記憶するメモリである。ユーザは、操作パネル4のモードキー40B(図4(a)参照)から入力することにより、ファクシミリ機能を実現するファクシミリモード、原稿を読み取りそのデータを印刷出力するコピー機能を実現するコピーモード、原稿を読み取りその読み取り画像データを得るスキャナ機能を実現するスキャナモード、スロット部72に挿入されたメモリカードやUSB端子71に接続された外部装置からデータを受け取り、LCD41に表示し又は記録用紙に記録するメディア機能を実現するメディアモードのうち、いずれかのモードを設定することができる。
ASIC26は、CPU21からの指令に従い、プリンタ2、スキャナ3、操作パネル4、及びスロット部72の動作制御を行う(例えば、プリンタ2を駆動するモータやインクジェット記録ヘッド、スキャナ3のADF7を駆動するモータや画像読取ユニット等の動作を制御する)。プリンタ2、スキャナ3及びスロット部72は、公知の構成であるので詳細な説明は省略する。
ASIC26には、複合機1に所望の指令を入力する操作キー40を制御するパネルゲートアレイ27が接続されている。パネルゲートアレイ27は、操作キー40の押下(入力)を検出して、所定のコード信号を出力する。このキーコードは、複数の操作キー40に対応して割り当てられている。CPU21は、パネルゲートアレイ27から所定のキーコードを受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。キー処理テーブルは、キーコードと制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM22に記憶されている。
ASIC26には、LCD41の画面表示を制御するLCDコントローラ28が接続されている。LCDコントローラ28は、CPU21の指令に基づいて、LCD41にプリンタ2又はスキャナ3の動作に関する情報を画面に表示させる。具体的には、CPU21が、LCD41に表示させるべき画像に対応する画像データを、RAM23に備えられた図示しない表示メモリに記憶させるようになっており、この表示用の画像データを、LCDコントローラ28が読み取り、LCD41に表示するようになっている。また、スキャナ3により読み取られたデータに対応する画像を画面に表示させ、または、接続された外部装置やスロット部72に挿入されたメモリカードから受け取ったデータに対応する画像を画面に表示させる。
また、ASIC26には、コンピュータとパラレルケーブル又はUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース29及びUSB端子71が接続されている。また、USB端子71には、USBケーブルを介して、デジタルカメラやパーソナルコンピュータなどの外部装置を接続可能である。さらに、ASIC26には、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)31やモデム32が接続されている。また、ネットワーク上に存在するコンピュータとデータの送受信を行うための、図示しないネットワークインターフェースを備えていてもよい。
また、ASIC26には、アンプ73が接続されている。アンプ73は、そのアンプ73に接続されたスピーカ74を鳴動して、呼出音や拒否音、メッセージなどを出力するためのものである。
以下、複合機1の操作パネル4について詳細に説明する。図1および図2に示すように、操作パネル4は、プリンタ2の突出部16の上方であって、スキャナ3の正面側に設けられている。この操作パネル4は、各種操作キー40A,40B,40C,40DとLCD41とを具備する。
図4(a)は、操作パネル4の構成を示す部分平面図である。図4(a)に示すように、LCD41は、平面視が横長矩形であり、その縦幅(縦寸法)が操作パネル4の奥行き寸法より若干小さいものの、該操作パネル4の奥行き寸法と略同寸法に形成されている。したがって、LCD41の奥側及び手前側には、操作パネル4に操作キー40A,40B,40C,40Dを配置するためのスペースがない。換言すれば、LCD41は、操作パネル4に配置可能な最大の縦幅に大型化されている。一方、LCD41の横幅(横寸法)は、その縦幅の4/3倍よりも長いものである。換言すれば、LCD41の縦幅に対する横幅の寸法の比率が4/3より大きく設定されている。LCD41の縦幅に対する横幅の比率は8/3となっている。
LCD41は、図4に示すように、操作パネル4の幅方向の中央に配置されている。LCD41の幅寸法は、操作パネル4の幅寸法に比べると十分に小さい。したがって、LCD41の側方には、操作パネル4に各種操作キー40A,40B,40C,40Dを配置するためのスペースが確保されている。LCD41を操作パネル4の中央に配置することにより、LCD41の左右両側に各種操作キー40A,40B,40C,40Dを配置することができる。これにより、各種操作キー40A,40B,40C,40Dの配置に対するLCD41の位置のバランスがよくなる。
操作パネル4には、大別して、LCD41の左隣に設けられた操作キー40A、LCD41の右隣に設けられたモードキー40B、操作パネル4の右端側に設けられた操作キー40C、操作パネル4の左端側に設けられた番号入力キー40D、の4つが設けられている。操作キー40Aとモードキー40Bとは、LCD41の側縁に沿って各々一列に配置されている。このように、LCD41の左右両側に操作キー40Aとモードキー40Bとを配置することにより、LCD41の側方のスペースを有効利用できる。
なお、操作キー40Aは、プレビューキー50を備えている。プレビューキー50への入力により、スキャナ3の読み取りにより得られたファクシミリデータを、ファクシミリ送信前に、LCD41に表示させることができる。ユーザは、LCD41に表示された画像を確認することにより、スキャナ3により原稿が正常に読み取られたか否かを、送信前に判断することができる。
また、モードキー40Bは、ファクシミリモード、コピーモード、スキャナモード、メディアモードのうち、それぞれいずれかのモードが一対一に割り当てられた複数のキーから構成される。モードキー40Bのうち所望のキーへの入力により、そのキーに割り当てられたモードを設定することができる。
また、操作キー40Cは、スタートキー51および矢印キー52を備えている。ユーザは、スタートキー51への入力により、ファクシミリ送信の開始や、外部装置またはメモリカードから受け取ったデータの印刷開始を指示することができる。また、ユーザは、矢印キー52への入力により、上方向、下方向、右方向、左方向のいずれかを指示することができる。
図4(b)は、番号入力キー40Dの構成を示す部分平面図である。図4(b)に示すように、番号入力キー40Dは、0から9までの数字に対応した数字キーNKと、記号*(アスタリスク)に対応した*キーSK1と、記号#(シャープ)に対応した#キーSK2との12個のキーがひとかたまりに配置されている。ファクシミリモードが設定されているときに、ユーザにより、数字キーNK、*キーSK1、#キーSK2への入力がされると、その入力されたキーに対応する数字または/および記号で構成される番号が、ファクシミリ番号として設定される。ここで、数字または/および記号で構成されるファクシミリ番号、とは、数字のみで構成されるファクシミリ番号、記号のみで構成されるファクシミリ番号、数字と記号とから構成されるファクシミリ番号を含む意味である。
なお、本実施例の複合機1においては、図4(b)に示すように、平面視において、0キーNK0の左側に*キーSK1が配置され、0キーNK0の右側に#キーSK2が配置され、0〜9キーNKと*キーSK1および#キーSK2は略矩形内に収められ、3,6,9キーNKおよび#キーSK2が略直線状に並び、1,4,7キーおよび*キーSK1もまた略直線状に並んでいる。さらにそれら並びと略直交した直線状に*キーSK1、0キーNK0、#キーSK2が並ぶようになっている。そのため、使用者は略矩形内で手を動かすだけで0〜9キーNKの操作ならびに*キーSK1あるいは#キーSK2の操作を容易に行うことが出来る。また、*キーSK1と#キーSK2が略直線状に0キーNK0を挟んで相対しており、*キーSK1と#キーSK2とが反対の役目を持つことが直感的にわかりやすいようになっている。また、数字キーNKではない*キーSK1と#キーSK2で挟まれた0キーNK0が特別な役目を持つことが直感的にわかりやすいようにもなっている。
次に、図5のフローチャートを参照して、上記のように構成された複合機1で実行される処理について説明する。図5は、メイン処理を示すフローチャートである。メイン処理は、複合機1において電源が投入されると起動する処理である。
まず、モードメモリ23a(図3参照)を参照し、ファクシミリモードが設定されているか否かを判断する(S2)。ファクシミリモードが設定されている場合(S2:Yes)、ファクシミリ処理を実行する(S4)。なお、ファクシミリ処理(S4)については、図6を参照して後述する。ファクシミリモードが設定されていない場合(S2:No)、S4の処理をスキップする。
次に、モードメモリ23aを参照し、メディアモードが設定されているか否かを判断する(S6)。メディアモードが設定されている場合(S6:Yes)、次に、外部装置がUSB端子71(図3参照)に接続され、またはメモリカードがスロット部72に挿入されたか否かを判断する(S8)。外部装置がUSB端子71に接続され、またはメモリカードがスロット部72に挿入されている場合(S8:Yes)、メディア処理を実行する(S10)。なお、メディア処理(S10)については、図7を参照して後述する。メディアモードが設定されていない場合(S6:No)はS8,S10をスキップする。また、外部装置が接続されておらず且つメモリカードがスロット部72に挿入されていない場合(S8:No)、S10をスキップする。
次に、モードメモリ23aを参照し、ファクシミリモードまたはメディアモード以外のモードが設定されているかを確認する(S12)。ファクシミリモードまたはメディアモード以外のモードが設定されている場合(S12:Yes)、設定されているモードに対応した処理を実行し(S14)、S2の処理に戻る。一方、ファクシミリモードまたはメディアモードが設定されている場合(S12:No)、S2の処理に戻る。このメイン処理によれば、ユーザにより設定されたモードに応じた動作が実行される。
図6を参照して、ファクシミリ処理について説明する。図6は、ファクシミリモードが設定されている場合に実行されるファクシミリ処理(S4)を示すフローチャートである。ファクシミリ処理では、まず、番号入力キー40D(図4(b)参照)への入力がされたか否かを判断する(S42)。番号入力キー40Dへの入力がされた場合(S42:Yes)、ユーザにより入力されたキーに対応する数字(0〜9)または記号(#または*)で構成される番号を、送信先のファクシミリ番号として設定する(S44)。すなわち、番号入力キー40Dへの入力に応じて、数字および/または記号で構成されるファクシミリ番号を得る。
次に、プレビューキー50(図4(a)参照)への入力がされたか否かを判断する(S46)。プレビューキー50への入力がない場合(S46:No)、ファクシミリ番号として必要な桁数の数字または記号が設定済みであるか否かを判断する(S48)。ファクシミリ番号として必要な桁数が未だ設定されていない場合(S48:No)、S42の処理に戻る。
一方、ファクシミリ番号として必要な桁数の数字または記号が設定済みであり(S48:Yes)、スタートキー51への入力がされた場合(S50)、原稿トレイ9(図1参照)に載置された原稿の画像を、スキャナ3により読み取る(S52)。そして、得られたファクシミリデータを、入力されたファクシミリ番号の相手先へ送信する(S85)。なお、スタートキー51への入力がない場合(S50:No)、S42の処理に戻る。
このようにして、処理を繰り返すうち、プレビューキー50への入力がされると(S46:Yes)、次に、ファクシミリ番号として必要な桁数の数字または記号が設定済みか否かを判断する(S58)。未だ必要な桁数の番号が設定されていない場合(S58:No)、スピーカ74(図3参照)を鳴動して拒否音を出力し(S60)、S42の処理に戻る。これにより、プレビューキー50の押下の前に、ファクシミリ番号の設定をすべきことをユーザに通知し、正しい順序で操作を進行させることができる。
一方、ファクシミリ番号として必要な桁数の数字または記号が設定済みの場合(S58:Yes)、原稿トレイ9に載置された原稿をスキャナ3により読み取る(S64)。そして、得られたファクシミリデータに対応する画像を、LCD41に表示する(S66)。すなわち、LCD41に表示すべき画像に対応する画像データをCPU21が表示メモリに記憶させ、LCDコントローラ28が画像データを基にLCD41に画像を表示させる。これにより、ユーザは、スキャナ3により実際に得られたファクシミリデータを、送信前に確認することができる。なお、このとき表示されるLCD41に表示される画像は、原稿の1ページ目に対応する画像であって、原稿の長辺方向が、LCD41の長辺方向に一致するように表示される(図8(b)参照)。
次に、番号入力キー40Dのうち、*キーSK1への入力がされたか否かを判断する(S68)。*キーSK1への入力がされた場合(S68:Yes)、LCD41に表示されたファクシミリデータに対応した画像を、例えば125%の倍率で拡大する(S70)。これにより、例えば、スキャナ3により読み取った原稿の文字が小さく視認し難い場合であっても、簡単な操作で拡大表示し、詳細に確認することができる。一方、*キーSK1への入力がない場合(S68:No)、S70の処理をスキップする。
次に、番号入力キー40Dのうち、#キーSK2への入力がされたか否かを判断する(S72)。#キーSK2への入力がされた場合(S72:Yes)、LCD41に表示されたファクシミリデータに対応した画像を、例えば80%の倍率で縮小する、あるいは、*キーSK1の操作により拡大した画像を、元の倍率に戻すことができる(S74)。一方、#キーSK2への入力がされない場合(S72:No)、S74の処理をスキップする。
次に、番号入力キー40Dのうち、0が割り当てられた数字キーNK0(以下、0キーNK0と称する)への入力がされたか否かを判断する(S76)。0キーNK0への入力がされた場合(S76:Yes)、LCD41に表示されたファクシミリデータに対応した画像を、右回りに90°回転する(S80)。一方、0キーNK0への入力がない場合(S76:No)、S80の処理をスキップする。
上述したように、LCD41に表示されるファクシミリデータに対応した画像は、最初、原稿の長辺方向とLCD41の長辺方向(横方向)とが一致するように表示される(図8(a)参照)。したがって、原稿がポートレート(縦長)である場合には、原稿の縦方向とLCD41の横方向とが一致する方向に画像が表示されるので、複合機1の前方にいるユーザから見ると、閲覧する向きとは90°ずれた向きで画像が表示されることとなる。
特に、原稿に文字が印刷されていると、その文字が90°ずれた向きで表示されることとなり、ユーザにとって読み難い。したがって、0キーNK0への入力により、画像を90°回転させ、原稿の短辺方向(横方向)をLCD41の長辺方向(横方向)と一致させると、複合機1の前方にいるユーザから見て、閲覧する向きと画像の向きとを合わせることができる。なお、回転された画像の全領域がLCD41に表示されるように(すなわち、1ページ分の画像の上端から下端までが、LCD41の縦方向長さに収まるように)、画像の回転と同時に画像が縮小されるように処理を行ってもよい。
次に、スタートキー51への入力がされたか否かを判断する(S81)。スタートキー51への入力がない場合(S81:No)、次に、その他のキー(すなわち、*キーSK1、#キーSK2、数字キーNK、スタートキー51以外のキー)への入力がされたか否かを判断する(S82)。その他のキーへの入力がされた場合(S82:Yes)、入力されたキーに対応する処理を実行し(S83)、S68の処理に戻る。また、その他のキーへの入力がない場合(S82:No)は、S83の処理をスキップしてS68に戻り、処理を繰り返す。すなわち、LCD41に表示されたファクシミリデータに対応した画像を、ユーザの操作に従って、拡大し、縮小し、または回転させる。
一方、スタートキー51への入力がされると(S81:Yes)、そのスタートキー51への入力を受けることを条件として、スキャナ3により得られたファクシミリデータを、設定済みのファクシミリ番号の相手先へ送信する(S85)。次に、ユーザにより、ファクシミリモード以外の他のモードが設定されたか否かを判断する(S86)。他のモードが設定されない場合(S86:No)、S42に戻り、処理を繰り返す。そして、このように処理を繰り返すうち、ユーザにより他のモードが設定されると(S86:Yes)、ファクシミリ処理を終了する。
図7を参照して、メディア処理(S10)について説明する。図7は、メディア処理(S10)を示すフローチャートである。
まず、接続された外部装置またはメモリカードからデータを受け取る(S101)。なお、本実施例において、外部装置やメモリカードから受け取ったデータは、ひとまとまりのデータとして管理される画像ファイルを、1以上含むものとして説明する。そして、受け取った画像ファイルの各々には、管理番号が対応付けられ、RAM23(図3参照)に格納される。
次に、メニュー画面をLCD41に表示する(S102)。メニュー画面は、外部装置やメモリカードから受け取った画像ファイルに対応する縮小画像を、LCD41に一覧表示するインデックス画像表示画面と、画像ファイルに対応する画像を1つずつLCD41に表示するメディア画像表示画面と、表示や印刷の設定を変更するための設定画面とのうち、いずれを表示するかをユーザに選択させるための画面である。
そして、メディア画像表示フラグ(図示せず)をオフにし(S103)、次に、ユーザにより、メディア画像表示画面が選択されたか否かを判断する(S104)。メディア画像表示画面以外の画面(インデックス画像表示画面、設定画面)が選択された場合(S104:No)、選択された画面を表示する(S106)。一方、メディア画像表示画面が選択された場合(S104:Yes)、メディア画像表示画面を表示し、メディア画像表示フラグをオンにする(S108)。まず、管理番号が最小の画像ファイルがRAM23から読み出され、その画像ファイルに対応した画像が、LCD41に表示される。なお、このとき、画像の長辺方向がLCD41の長辺方向に一致するように、画像が表示される(図8(a)参照)。
次に、#キーSK2への入力がされたか否かを判断する(S110)。#キーSK2への入力がされた場合(S110:Yes)、メディア画像表示画面を表示中か否かを判断する(S112)。メディア画像表示フラグがオンであることに基づいて、メディア画像表示画面を表示中であると判断された場合(S112:Yes)、LCD41に表示されている、画像ファイルに対応した画像を、90°右回りに回転する(S114)。
一方、メディア画像表示フラグがオフであることに基づいて、メディア画像表示画面以外の画面(インデックス画像表示画面、設定画面)が表示中であると判断された場合(S112:No)、ユーザにより選択された表示中の画面に沿った処理をし(S138)、S140の処理に移行する。なお、#キーSK2への入力がない場合(S110:No)、S112,S114の処理をスキップする。
次に、*キーSK1への入力がされたか否かを判断する(S116)。*キーSK1への入力がされた場合(S116:Yes)、メディア画像表示画面を表示中か否かを判断する(S118)。メディア画像表示フラグがオンであることに基づいて、メディア画像表示画面を表示中であると判断された場合(S118:Yes)、LCD41に表示されている、画像ファイルに対応した画像を、90°左回りに回転する(S120)。一方、メディア画像表示フラグがオフであることに基づいて、メディア画像表示画面以外の画面(インデックス画像表示画面、設定画面)が表示中であると判断された場合(S118:No)、ユーザにより選択された表示中の画面に沿った処理をし(S138)、S140の処理に移行する。なお、*キーSK1への入力がない場合(S116:No)、S118,S120の処理をスキップする。
次に、数字キーNKへの入力がされたか否かを判断する(S122)。数字キーNKへの入力がされた場合(S122:Yes)、メディア画像表示画面を表示中か否かを判断する(S124)。メディア画像表示フラグがオンであることに基づいて、メディア画像表示画面を表示中であると判断された場合(S124:Yes)、入力された番号(管理番号)で特定される画像ファイルをRAM23から読み出し、その画像ファイルに対応した画像を表示する(S126)。一方、メディア画像表示フラグがオフであることに基づいて、メディア画像表示画面以外の画面(インデックス画像表示画面、設定画面)が表示中であると判断された場合(S124:No)、ユーザにより選択された表示中の画面に沿った処理をし(S138)、S140の処理に移行する。なお、数字キーNKへの入力がない場合(S122:No)、S124,S126の処理をスキップする。
次に、スタートキー51への入力がされたか否かを判断する(S128)。スタートキー51への入力がされた場合(S128:Yes)、メディア画像表示画面を表示中か否かを判断する(S130)。メディア画像表示フラグがオンであることに基づいて、メディア画像表示画面を表示中であると判断された場合(S130:Yes)、表示中の画像をプリンタ2により印刷する(S132)。一方、メディア画像表示フラグがオフであることに基づいて、メディア画像表示画面以外の画面を表示中であると判断された場合(S130:No)、ユーザにより選択された表示中の画面に沿った処理をし(S138)、S140の処理に移行する。なお、スタートキー51が押下されない場合(S128:No)、S130,S132の処理をスキップする。
次に、その他のキー(すなわち、*キーSK1、#キーSK2、数字キーNK、スタートキー51以外のキー)への入力がされたか否かを判断する(S134)。その他のキーへの入力がされた場合(S134:Yes)、入力されたキーに対応する処理を実行する(S136)。例えば、メニュー画面の表示を指示するキー(図示せず)が操作された場合には、メニュー画面を表示するS102の処理に戻る。なお、その他のキーへの入力がない場合(S134:No)、S136の処理をスキップする。
次に、ユーザによりメディアモード以外の他のモードが設定されたか否かを判断する(S140)。ユーザにより他のモードが設定されない場合(S140:No)、S103の処理に戻る。なお、S103の処理に戻り、他の表示画面を選択する操作が行われなければ、そのままメディア画像表示画面を表示し、メディア画像表示フラグをオンにするが(S108)、他の表示画面が選択された場合(S104:No)、選択された画面に切り換える(S106)。そして、このようにして処理を繰り返すうちに、ユーザにより他のモードが設定されると(S140:Yes)、メディア処理(S10)を終了する。
図8は、LCD41に表示される画像の一例を示す図であり、(a)は、メディアモードにおいて、LCD41に表示されるメディア画像表示画面の一例を示す図である。
図8(a)に示すように、メディア画像表示画面は、画像Pが表示される画像表示領域41aと、管理番号表示領域41bと、対応機能表示領域41cとから構成される。
管理番号表示領域41bには、現在設定中の管理番号と、外部装置またはメモリカードから受け取った画像ファイルの総数とが、/(スラッシュ)により区切られて表示される。ユーザは、管理番号表示領域41bを確認することにより、外部から受け取った画像ファイルの総数と、画像表示領域41aに表示中の画像Pに対応した管理番号とを知ることができる。たとえば、図8(a)の管理番号表示領域41bにおける「003/100」の表示は、受け取った100の画像ファイルのうち、管理番号003の画像ファイルに対応した画像Pを表示中であることを示している。
そして画像表示領域41aに表示されている画像Pの切り換えを所望する場合、ユーザは数字キーNKを利用して、新たに表示したい画像Pに対応した管理番号を入力すれば良い。数字キーNKから新たな管理番号が入力されると、その新たな管理番号で特定される画像ファイルが読み出され、その画像ファイルに対応した画像がLCD41に表示される。
対応機能表示領域41cには、メディア画像表示画面が表示されている間、各キーに割り当てられている機能が、視覚的に示される。ユーザは、この対応機能表示領域41cを確認することにより、例えば、画像Pを90°右回転させる機能が、#キーSK2に対応し、画像Pを90°左回転させる機能が、*キーSK1に対応することを知ることができる。また、例えば、スタートキー51への入力により、現在LCD41に表示される画像の印刷を指示できることを知ることができる。
ここで、画像表示領域41aにおいて、LCD41の長辺方向と、画像Pの長辺方向とが一致するように、画像Pが表示されると、図8(a)に示すように、ポートレート(縦長)の画像Pは、操作パネル4の前方にいるユーザが閲覧する向きと90°ずれた向きに表示されることとなる。よって、ユーザは、#キーSK2への入力により、この画像Pを90°右回転させ、閲覧する向きと一致する見易い向き(すなわち、画像Pの縦方向がLCD41の縦方向に一致する向き)に画像Pの向きを変更することができる。
さらに、対応機能表示領域41cには、印刷部数入力ボックス41dが設けられている。印刷部数入力ボックス41は、設定された印刷部数が表示されるボックスである。ユーザによりスタートキー51への入力がされると、LCD41に表示中の画像Pが、印刷部数入力ボックス41dに表示された部数分、印刷される。なお、いずれのキーを利用して、印刷部数の設定をさせるかは、種々設計変更可能であるが、例えば、矢印キー52への入力により、例えば上方向を1回指示する毎に、印刷部数入力ボックス41dに表示された部数を1増加させ、矢印キー52により下方向を1回指示する毎に、印刷部数入力ボックス41dに表示された部数を1減少させるように構成される。
このように、図8(a)に示すメディア画像表示画面が表示されている場合、数字キーNKへの入力に応じて、設定された管理番号で特定される画像ファイルに対応した画像PをLCD41に表示させることができ、また、表示された画像Pは、*キーSK1又は#キーSK2への入力に応じて回転させることができるので、ユーザにとって使い勝手が良く、また、ファクシミリ装置に従来より設けられていた数字キーNK、*キーSK1および#キーSK2を効率的に利用できる。特に、数字キーNKを利用して管理番号を入力させるので、数字(管理番号)を入力する操作と、数字キーNKとの対応関係が分かり易く、ユーザにとって操作が直感的に理解しやすい。一方、管理番号の入力においては、数字キーNKに比べて使用し難い*キーSK1や#キーSK2は、画像回転の指示に使用でき、各キーを効率的に利用できるのである。
また、*キーSK1と#キーSK2とのうち、0キーNK0の左側に配置される*キーSK1(図4(b)参照)への入力に応じて、LCD41に表示された画像を左回転させ、0キーNK0の右側に配置される#キーSK2への入力に応じて、LCD41に表示された画像を右回転させるので、各キーにより指示できる機能が、ユーザにとって直感的に理解しやすく使用が容易である。
図8(b)は、ファクシミリモードが設定され、且つ、プレビューキー50への入力がされたときにLCD41に表示されるプレビュー画面である。
図8(b)に示すように、プレビュー画面は、スキャナ3により読み取った原稿に対応する画像Pが表示される画像表示領域41eと、対応機能表示領域41fとから構成される。
スキャナ3により複数枚の原稿を読み取った場合、1ページ目の原稿に対応した画像PがLCD41に表示される。なお、LCD41に表示されるページについては、例えば、矢印キー52への入力により右方向が1回指示されると次ページの原稿に対応する画像Pが表示され、矢印キー52への入力により左方向が1回指示されると前ページの原稿に対応する画像Pが表示されるように構成しても良い。
対応機能表示領域41fには、プレビュー画面がLCD41に表示されている間、各キーに割り当てられている機能が、視覚的に示される。ユーザは、この対応機能表示領域41fを確認することにより、画像Pを90°右回転させる機能が、0キーNK0に対応することを知ることができる。また、例えば、スタートキー51への入力により、ファクシミリデータの送信開始を指示できることを知ることができる。
ここで、図8(b)に示すように、画像表示領域41eにおいて、LCD41の長辺方向と、画像Pの長辺方向(すなわち原稿の長辺方向)とが一致するように、画像Pが表示される場合、操作パネル4の前方にいるユーザから見ると、ポートレート(縦長)の画像Pは、閲覧する向きと90°ずれた向きに表示され、見難い画面構成となる。特に、文字が横向きに表示されると、ユーザにとって見難い。よって、0キーNK0への入力により、この画像Pを90°右回転させることにより、ユーザは、閲覧する向きと画像Pの向きとを一致させて(すなわち、画像Pの縦方向がLCD41の縦方向に一致する向きで)表示させることができる。
また、ファクシミリデータの内容を詳細に目視したい場合、ユーザは、*キーSK1への入力に応じて画像Pを拡大させ、0キーNK0への入力に応じて画像Pを見易い向きに回転させることができる。また、拡大させた画像Pは、#キーSK2への入力に応じて縮小させることができる。ユーザは、これらの回転、拡大、縮小を指示するための操作を、番号入力キー40Dのみで行うことができるので、操作が容易である。すなわち、番号入力キー40Dを用いて、ファクシミリ番号の設定した後、操作パネル4上のあちこちのキーを操作する必要がないので、ユーザにとって使い勝手が良いのである。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、メディア画像表示画面(図8(a)参照)の表示中に数字キーNKへの入力がされると、その入力に基づいて管理番号を設定していたが、これに替えて、数字キーNKへの入力により、印刷部数を設定するように構成してもよい。
また、メディア画像表示画面の画像表示領域41aには、1つの画像ファイルに対応した1つの画像Pが表示されるものとして説明したが、これに替えて、2以上の数の画像Pを並べて表示させるものであってもよい。
また、メディア画像表示画面の表示中に、*キーSK1または#キーSK2への入力がされると、LCD41に表示された画像Pを回転させるものとして説明したが、これに替えて、*キーSK1または#キーSK2への入力がされると、LCD41に表示された画像Pを拡大し又は縮小するものであっても良い。
また、メディア画像表示画面において、数字キーNKへの入力により管理番号が設定されるものとして説明したが、これに替えて、またはこれに加えて、例えば、矢印キー52への入力により左方向が指示された場合、現在表示される管理番号の1つ前の管理番号を新たに設定し、矢印キー52により右方向が指示された場合、現在表示される管理番号の1つ後の管理番号を新たに設定するように構成しても良い。
また、プレビュー画面(図8(b)参照)において、LCD41には、原稿1ページ分の画像Pが表示されるものとして説明したが、これに替えて、ポートレート(縦長)の画像Pが、その縦方向がLCD41の縦方向と一致する向きで表示される場合には、画像表示領域41eにおいて、原稿2ページ分の画像Pが並べて表示されるように構成してもよい。特に、上述の実施例で説明したように、大型且つ横長のLCD41が用いられる場合、例えば、A判サイズやレターサイズの複数の原稿に対応した画像を縦向きにしてLCD41に表示させた場合でも、表示された画像やそれに含まれる文字などの視認性が良い状態で、2ページ分以上の画像を横方向に並べて一画面内に表示させることができるのである。
また、プレビュー画面において、数字キーNKへの入力により表示枚数を設定させ、設
定された枚数の原稿に対応した画像Pが、画像表示領域41eに表示されるように構成しても良い。
また、上述した実施例では、ファクシミリモードの設定時にプレビューキー50が操作された場合について説明したが、コピーモードの設定時にプレビューキー50が操作された場合においても、スキャナ3により得られたデータに対応した画像をLCD41に表示するように構成してもよい。また、接続されたPCから印刷データを受け取った場合、その印刷データにより印刷される画像を、印刷前にLCD41に表示するように構成しても良い。これらの場合においても、上述した実施例と同様に、数字キーNKまたは*キーSK1、#キーSK2の操作により、画像Pが拡大、縮小、または回転するように構成してもよい。
本発明における実施例の複合機の外観構成を示す斜視図である。 原稿カバーが開けられた状態の複合機の外観構成を示す斜視図である。 複合機の制御部の概略構成を示すブロック図である。 (a)は、操作パネルの構成を示す部分平面図であり、(b)は、番号入力キーの構成を示す部分平面図である。 メイン処理を示すフローチャートである。 ファクシミリ処理を示すフローチャートである。 メディア処理を示すフローチャートである。 (a)は、メディアモードにおいて、LCDに表示されるメディア画像表示画面の一例を示す図であり、(b)は、ファクシミリモードが設定され、且つ、プレビューキーが押下されたときにLCDに表示されるプレビュー画面である。
符号の説明
1 複合機(ファクシミリ装置)
3 スキャナ(読取手段)
40D 番号入力キー(複数のキー)
41 LCD(表示手段)
50 プレビューキー(特定のキー)
S44 ファクシミリ番号取得手段
S66 プレビュー手段
S70 表示画像編集手段
S74 表示画像編集手段
S80 表示画像編集手段
S85 送信手段
S101 受取手段
S114 表示画像編集手段
S120 表示画像編集手段
S126 画像表示制御手段
NK 数字キー
NK0 0キー(1つの数字キー、所定のキー)
SK1 *キー(所定のキー)
SK2 #キー(所定のキー)

Claims (4)

  1. 原稿を読み取りデータを得る読取手段または/および外部からデータを受け取る受取手段と、
    数字または記号に対応する複数のキーと、
    前記複数のキーへの入力に応じて数字または/および記号で構成されるファクシミリ番号を得るファクシミリ番号取得手段と、
    前記ファクシミリ番号を送信先のファクシミリ番号として、ファクシミリデータを送信する送信手段とを備えたファクシミリ装置において、
    前記読取手段が得たデータまたは/および前記受取手段が外部から受け取ったデータに対応する画像を表示する表示手段と、
    前記複数のキーのうち所定のキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を回転または拡大する表示画像編集手段とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記複数のキーは、0から9までの整数のいずれかに対応する複数の数字キーと、*(アスタリスク)に対応する*キーと、#(シャープ)に対応する#キーとを含み、
    前記数字キーへの入力に応じて、前記受取手段が外部から受け取ったデータに対応する画像のうちいずれかを前記表示手段に表示する画像表示制御手段を備え、
    前記表示画像編集手段は、*キー又は#キーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を回転または拡大することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記*キーと前記#キーとは、少なくとも1つの数字キーの左右に配置され、
    前記表示画像編集手段は、前記*キーと前記#キーとのうち、前記数字キーの左側に配置されるキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を左回転させ、前記数字キーの右側に配置されるキーへの入力に応じて、前記表示手段に表示された画像を右回転させることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記ファクシミリデータに対応する画像を、前記表示手段に表示するプレビュー手段を備え、
    前記送信手段は、前記ファクシミリデータに対応する画像が前記表示手段に表示される状態で、ファクシミリ装置が備える特定のキーが入力を受けることを条件として前記ファクシミリデータを送信し、
    前記表示画像編集手段は、前記複数のキーのうち所定のキーへの入力に応じて前記ファクシミリデータに対応する画像を回転または拡大することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018018057A (ja) * 2016-07-13 2018-02-01 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成システム

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JP2018018057A (ja) * 2016-07-13 2018-02-01 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成システム

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