JP4559675B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機等のOA機器で複数の原稿を1枚の用紙の片面又は両面に印刷する為の複製画像を出力する画像形成装置及方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置では、原稿毎に原稿方向検知が行われている。
【0003】
即ち、原稿の長手/短手方向が検知され、その結果が用紙の自動選択の際に使用されている。しかし、両面から片面への所謂2in1印刷では、原稿を原稿台にセットする向きにより、原稿の天地が逆になる場合が生じ得る。
【0004】
例えば、A4/ポ―トレイト/横書きで、長手方向綴じを想定した両面原稿について考える。この場合、A4の向きで原稿をセットしたときは、用紙の左右に現行の表/裏が同一の天地で配置される。しかし、A4−Rの向きで原稿をセットしたときには、用紙の左右に配置される表/裏の天地が逆になる。
【0005】
また、A4/ランドスケ―プ/横書きで、短手方向綴じを想定した両面原稿について考える。この場合、A4−Rの向きで原稿をセットしたときには、用紙の左右に原稿の表/裏が同一の天地で配置される。しかし、A4の向きで原稿をセットしたときには、用紙の左右に配置される表/裏の天地が逆になる。
【0006】
また、用紙の左右のいずれに表面/裏面を配置させるかは、原稿が横書きであるか縦書きであるかによっても異なってくる。そして、これらの設定をユ―ザが行うのは煩雑である。そこで、原稿の中の文字を抽出し、その抽出した文字を認識することで原稿の天地を判断し、自動的に原稿の天地を合わせる処理を行う技術も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、文字認識機能を用いて原稿の天地を判定する手法については、種々の提案がなされている。しかしながら、これらの技術は全ての原稿の入力時に文字認識を行うことを前提としている。
【0008】
また、文字認識では、その処理に長時間を要する。ゆえに、文字認識を全ての原稿に対して行うと、複写性能の著しい低下を招くといった問題が生じる。
【0009】
尚、例えば特開平6−103411号公報では、文書がスキャナの設定方向に対して任意の角度で回転されて入力された場合でも、回転角を検出し、正しい方向に入力画像を修正し、その内容を読み取る技術が提案されている。
【0010】
しかし、この技術でも、文字認識を全ての原稿の入力時に行っている。
【0011】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ユ―ザが使用する複数枚の原稿の天地は同一であることが多いとの前提の下、1ページ目の用紙に印刷する原稿について画像の方向を検知し、その結果に基づいて原稿の入力時の回転処理、配置の処理方法の決定を行い、1ページ目の用紙に印刷しない原稿については、先に決定した処理方法により、一意的に処理することで、複写性能の劣化を防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、主走査方向と副走査方向とからなる原稿の画像を読み取って、これらの画像の複製画像を被画像形成媒体に形成する画像形成装置において、原稿を搬送する搬送手段と、上記原稿の画像を読み取り画像データを得る読取手段と、原稿が第1頁目の用紙に印刷する原稿であるか否かを判定し、第1頁目の用紙に印刷する原稿と判定したときにのみ、原稿の方向を検出すべきであると判定する判定手段と、上記判定手段により原稿の方向を検出すべきと判定された場合、上記画像データから文字データを抽出し、当該文字データを認識し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出する原稿方向検出手段と、上記原稿方向検出手段により、原稿の表面の向きが上或いは下と判定された場合には、縦書き/横書きの別に関係なく、全ての原稿の画像の向きを上向きに統一すべく画像データを回転処理する画像データ回転処理手段と、上記画像データ回転処理手段により回転処理した画像データを読み出し、上記被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、を具備することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
【0029】
図1には、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複写機1の概略構成を示して説明する。
【0030】
図1に示されるように、デジタル複写機1の装置本体2内には、スキャナ部4及びプリンタ部6が設けられている。更に、装置本体2の上面には、読取対象物としての原稿Dが載置される原稿載置台8が設けられている。
【0031】
この原稿載置台8は、透明なガラスからなる。
【0032】
また、装置本体2の上面には、原稿載置台8上に原稿Dを自動的に送る自動原稿送り装置9(以下、ADFと称する)が配設されている。
【0033】
このADF9の原稿トレイ9aに置かれた原稿Dは、不図示の搬送ガイドによって搬送され、プラテンローラ9bを介して、排紙トレイ9c上に排出されるようになっている。原稿Dがプラテンローラ9bにより搬送されている際に、後述するスキャナ部4の露光ランプ10により露光走査されることで、原稿Dの画像の読取りが行われるようになっている。
【0034】
ADF9の原稿トレイ9aには、原稿Dが、その読取面を上側にしてセットされ、一番上の原稿Dから順に1枚ずつ取込まれる。
【0035】
装置本体2内に配設されたスキャナ部4は、露光ランプ10と第1のミラー12を有している。露光ランプ10は、ADF9により搬送される原稿D或いは原稿載置台8に載置された原稿Dを照明する光源であり、例えばハロゲンランプ等で構成される。第1のミラー12は、原稿Dからの反射光を所定の方向に偏向するものである。これらの露光ランプ10、第1のミラー12は、原稿載置台8の下方に配設された第1キャリッジ14に取り付けられる。
【0036】
第1キャリッジ14は、原稿載置台8と平行に移動可能に配置されており、不図示の歯付きベルト等を介して、スキャナモータ(駆動モータ)16により、原稿載置台8の下方を往復移動されることになる。スキャナモータ16は、ステッピングモータ等により構成されている。
【0037】
また、原稿載置台8の下方には、原稿載置台8と平行に移動可能な第2キャリッジ18が配設されている。そして、第2キャリッジ18には、第1のミラー12により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2及び第3のミラー20,22が互いに直角に取り付けられている。
【0038】
第2のキャリッジ18は、第1キャリッジ14を駆動する歯付きベルト等により、スキャナモータ16からの回転力が伝達され、第1キャリッジ14に対して従動されると共に、第1キャリッジ14に対して、1/2の速度で、原稿載置台8に沿って平行に移動される。
【0039】
また、原稿載置台8の下方には、結像レンズ24とCCDセンサ26とが配設されている。結像レンズ24は、第2キャリッジ18上の第3のミラー20からの反射光を集束する。CCDセンサ26は、結像レンズ24により集束された反射光を受光して光電変換する。結像レンズ24は、第3のミラー22により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の倍率(主走査方向)で結像する。
【0040】
CCDセンサ26は、後述するメインCPUから与えられる画像処理クロックに従って入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。副走査方向の倍率は、上記ADF9による搬送速度、或いは第1キャリッジ14の移動速度を変更することで対応可能である。
【0041】
ADF9により搬送される原稿Dの読取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、図1に示す位置に固定されている。また、原稿載置台8に載置された原稿Dの読取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、原稿載置台8に沿って左から右へ移動される。
【0042】
一方、プリンタ部6は、レーザ露光装置28を備えている。
【0043】
レーザ露光装置28からのレーザ光により、感光体ドラム30周面を走査することで、感光体ドラム30周面上に静電潜像を形成する。
【0044】
また、プリンタ部6は、装置本体2のほぼ中央右側に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム30を有している。
【0045】
感光体ドラム30周面は、レーザ露光装置28からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。
【0046】
感光体ドラム30の周面には、帯電チャージャ32、現像器34、剥離チャージャ36を一体に有している。帯電チャージャ32は、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる。現像器34は、感光体ドラム30周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する。剥離チャージャ36は、後述する各カセット48,50から給紙された被画像形成媒体、つまりコピー用紙Pを感光体ドラム30から分離させる。
【0047】
更に、転写チャージャ38、剥離爪40、清掃装置42、除電器44が配置されている。この転写チャージャ38は、感光体ドラム30に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる。剥離爪40は、感光体ドラム30周面からコピー用紙Pを剥離する。清掃装置42は、感光体ドラム30周面に残留したトナーを清掃する。除電器44は、感光体ドラム30周面の除電する。
【0048】
装置本体2内の下部には、それぞれ装置本体から引出し可能な上段カセット48、下段カセット50が互いに積層状態に配設されている。
【0049】
各カセット48、50内にはサイズの異なるコピー用紙Pが装填されている。
【0050】
上記上段カセット48の側方には手差しトレイ54が設けられている。
【0051】
装置本体2内には、各カセット48,50から感光体ドラム30と転写チャージャ38との間に位置した転写部を通って延びる搬送路56が形成される。この搬送路56の終端には、定着ランプ58aを有する定着装置58が設けられている。定着装置58の上部には、排出口60が形成されている。
【0052】
上段カセット48、下段カセット50の近傍には、各カセット48,50から用紙Pを一枚づつ取り出す給紙ローラ62と分離ローラ63がそれぞれ設けられている。また、搬送路56には、給紙ローラ62と分離ローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送路56を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設けられている。搬送路56において、感光体ドラム30の上流側には、レジストローラ対66が設けられている。レジストローラ対66は、取り出されたコピー用紙Pの傾きを補正すると共に、感光体ドラム30上のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム30周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給紙する。
【0053】
レジストローラ対66の手前、つまり、給紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライニング前センサ68が設けられている。
【0054】
給紙ローラ62により各カセット48,50から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストローラ対66へ送られる。
【0055】
コピー用紙Pは、レジストローラ対66により先端が整位された後、転写部に送られる。転写部において、感光体ドラム30上に形成された現像剤像、つまりトナー像が、転写チャージャ38により用紙P上に転写される。
【0056】
トナー像の転写されたコピー用紙Pは、剥離チャージャ36及び剥離爪40の作用により感光体ドラム30周面から剥離され、搬送路56の一部を構成する不図示の搬送ベルトを介して定着装置58に搬送される。
【0057】
そして、定着装置58によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された後、コピー用紙Pは、排紙ローラ対70により排出口60を通して装置本体2内の排紙トレイ72上へ排出される。
【0058】
搬送路56の右方には、定着装置58を通過したコピー用紙Pを反転して再び搬送路56へ送る自動両面装置74が設けられている。また、装置本体2の前面上部には、コピー倍率等の様々な複写条件並びに複写開始等を指示する操作パネルが設けられている。
【0059】
この操作パネルには、図2に示すように、操作案内を行うと共に種々の指示が行えるタッチキー内蔵の液晶表示部86が設けられている。
【0060】
図2に示すように、液晶表示部86は、「READY」等の操作案内が表示される操作案内表示部86aと種々の設定内容が切換え表示される設定表示部76bにより構成されている。設定表示部86bは、例えば初期画面として基本機能(BASIC)の設定画面となっている。
【0061】
このとき、LCF52の選択状態が表示され、ズームが100%、原稿サイズがA4、写真画像とテキスト画像の設定、ノンソートとノンステイプルの設定、両面モードの設定が表示され、編集、プログラム、設定変更等の指示を行うアイコンが表示される。
【0062】
また、設定表示部86bには、応用(EDIT)、プログラム(PROGRAM)、セッテング(SETTINGS)の設定画面がある。
【0063】
例えば、プログラムやセッテングの設定画面にて、優先度設定、ジョブのキャンセル、ジョブの一覧表示、優先度設定の変更や追加が行える。
【0064】
この図2に示す初期画面において、両面モードの設定が押された場合には、図3に示すような画像方向の設定画面が表示される。
【0065】
この画面により、横置き原稿の自動と縦置き原稿の自動とが設定されるアイコン87aと、横置き原稿のポートレートと縦置き原稿のポートレートとが設定されるアイコン87bと、横置き原稿のランドスケープと縦置き原稿のランドスケープとが設定されるアイコン87cとが表示される。
【0066】
上記デジタル複写機1は、単独で用いるものであっても、ネットワークプリンタとして用いるものであっても良い。その場合、上記デジタル複写機1は、不図示のローカルネットワーク(LAN)を介して不図示のパーソナルコンピュータ(PC)や不図示のサーバと接続されている構成となる。
【0067】
次に、図4には、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示して詳細に説明する。
【0068】
図4に示されるように、制御系は、コントロールパネル101、制御部102、メインメモリ103、原稿方向検知部104、ROM105、HDD106、プリンタ部107、ページメモリ制御部108、スキャナ部110が、システムバス111を介して通信自在に接続されて構成されている。
【0069】
スキャナ部110は、原稿を所定のタイミングで読み取る。そして、読み取った画像データをデジタル信号に変換して、同期信号と共に、スキャナインタフェ―ス112を介して、ページメモリ制御部108へ送出する。
【0070】
ページメモリ制御部108は、スキャナ部110からの同期信号に同期して画像データを取り込み、ページメモリ109に一時的に記憶する。
【0071】
原稿方向検知部104は、ページメモリ109上の画像データを使用して、原稿方向検知処理を行い、回転処理を行うか否かの決定を行う。
【0072】
ページメモリ制御部108は、原稿方向検知部104の検知結果に基づき、ページメモリ109上の画像データを非回転又は回転で読み出す。そして、この読み出した画像データを圧縮処理し、その圧縮処理した画像データをシステムバス111を介してHDD106に蓄積する。
【0073】
以上が1枚の原稿を読み取る過程であり、複数原稿の場合は上記の処理が原稿が無くなるまで繰り返される。
【0074】
HDD106に蓄積された画像データは、所定のタイミングで読み出され、システムバス111を介してページメモリ制御部108に送られる。
【0075】
その後、不図示の伸長処理部で伸長処理された後、ページメモリ109の所定の領域に展開される。同一の用紙に複数の原稿を印刷する(Nin1)では、次ページの原稿がHDD106から読み出され、上記の処理を繰り返して、ページメモリ109の所定の領域に展開される。
【0076】
同一の用紙に印刷する画像データの展開が終了したら、制御部102はシステムバス111を介して、プリンタ部107に印刷指示を出力する。
【0077】
プリンタ部107は、用紙の給紙等の印刷動作を開始する。そして、所定のタイミングでページメモリ109上の画像データを読み出す為の同期信号をプリンタインタフェース113を介してページメモリ制御部108へ出力する。
【0078】
ページメモリ制御部108は、上記同期信号に基づいて画像データをページメモリ109より読み出し、プリンタインタフェース113を介してプリンタ部107へと出力する。ページメモリ制御部108は、画像データの読み出しに際して、予め制御部102より指示される回転印刷/非回転印刷の指示により回転読み出し/非回転読み出しを行う。
【0079】
つまり、回転読み出しの場合、ページメモリ制御部108で回転処理を施しながら、プリンタ部107へと出力する。プリンタ部107では、静電記録方式により、用紙に画像を形成する。
【0080】
以下、図5のフローチャートを参照して、実施の形態に係る画像形成装置による、原稿入力処理の流れを詳細に説明する。
【0081】
コントロールパネル101からの複写指示に基づいて、制御部102は、原稿入力処理を開始すると、変数Nを初期化(N=1)する(ステップS1)。
【0082】
この変数Nは、同一の用紙に印字する原稿のうち何番目の原稿を読み取るかを示している。例えば2in1(2枚の原稿を同一の用紙に印字する)では、変数Nは1から2までの値で定められることになる。
【0083】
この初期化の後、制御部102は、スキャナ部110に対して読み取り指示を出し、スキャナ部110は、前述の通り、画像データを読み取り、読み取られた画像データは、ページメモリ109に展開される(ステップS2)。
【0084】
ここで、読み取られた画像データが用紙の第1頁に印字される画像であるか否かが制御部102により判定される(ステップS3)。
【0085】
原稿と同等の複写結果を得る通常の複写においては、原稿の第1頁のみが用紙の第1頁に印字される画像と判断され、Nin1においては、先頭のページからNページ目までが用紙の第1ページに印字される画像と判定される。
【0086】
用紙の第1ページに印字されている画像と判定された場合、原稿方向検知部104により原稿方向検知処理を行う(ステップS4)。
【0087】
この原稿方向検知処理は、文字認識技術を用いて、ページメモリ109上に展開されたビットマップの画像データから文字画像を抽出し、この文字画像を文字認識して、原稿の向き(上下左右)を判定する。
【0088】
また、文字画像の間隔により、縦書き/横書きの判定も行う。
【0089】
この原稿方向検知方法については、本発明の主眼ではなく、上記方法に限定するものではないので、ここではこれ以上の説明は省略する。縦書き/横書きの判定に関しては、予めユーザがコントロールパネル101で設定してもよい。
【0090】
原稿方向検知結果は、原稿方向レジスタNに記憶される(ステップS5)。
【0091】
検知結果としては、原稿の向き(上、下、左、右)と縦書き/横書きが記憶されることになる。原稿方向レジスタNは、1枚の用紙に印字される用紙の最大分のレジスタを有する。例えば、最大4in1(4枚の原稿を1枚の用紙に印字)する構成の場合、Nは1から4までで、4個の原稿方向レジスタを有する。
【0092】
原稿配置レジスタは、1枚の用紙に印字する原稿が複数の場合、用紙のどの位置に配置するかを記憶しておくレジスタであり、同一の用紙に印字する原稿の原稿方向検知結果に基づいて決定されるものである(ステップS6,S7)。
【0093】
例えば、2in1の場合には、最初の2ページの原稿を読み込んだ後、変更方向検知結果により配置領域を決定し、これを配置レジスタに記憶する。原稿配置レジスタも原稿方向レジスタと同等数のレジスタを有する。
【0094】
この原稿配置判定についての詳細は後述する。
【0095】
次に原稿方向レジスタNから、原稿方向検知結果(上下左右)を取り出し、回転処理を行うか否かを判定する(ステップS8)。
【0096】
原稿方向検知結果が下或いは左と判定された場合に、180度回転読み出しを行う(ステップS9)。上或いは右と判定された場合、非回転読み出しを行い、読み出した画像を圧縮処理しながらHDD106に蓄積する。
【0097】
原稿が第1ページの用紙に印字する原稿でない場合は、原稿方向検知を行わず、変数Nに基づく原稿方向レジスタの値により、回転/非回転処理を判定する。
【0098】
次いで、変数Nをインクリメントする(ステップS10)。
【0099】
次原稿が同一の用紙に印字される原稿であれば、原稿読み取りからの処理を繰り返す(ステップS11)。逆に、次原稿が異なる用紙に印字される原稿の場合には、変数Nを初期化(N=1)する(ステップS11,S12)。
【0100】
そして、次原稿がなければ、原稿入力を終了し、次原稿がある場合には原稿読み取りからの処理が繰り返される(ステップS13)。
【0101】
次に、図6のフローチャートを参照して、実施の形態に係る画像形成装置による印刷処理の流れについて詳細に説明する。この印刷処理は、印字されるべき画像データがHDD106に蓄積されている場合にスタートされる。
【0102】
原稿と同じ出力を得る通常の複写において、1ページ目の原稿の蓄積が完了すると共に印刷処理が開始される。Nin1(Nページを同一用紙に印字する)の場合には、Nページの蓄積が完了した時点で印刷がスタートする。
【0103】
先ず、変数Nを初期化(N=1)する。この変数Nは、原稿入力フローの変数Nと同一の役割を示すが、独立のものである(ステップS21)。
【0104】
次いで、変数Nに基づく原稿配置レジスタの配置結果を読み出す(ステップS22)。そして、画像データをHDD106から読み出し、伸長処理を施す。更に、ページメモリ109上の原稿配置レジスタの示す領域に画像データを展開する(ステップS23)。
【0105】
次に、次画像が同一ページの用紙に印字されるか否か判定し(ステップS24)、同一ページであれば変数Nをカウントアップし、上記の変数Nに基づく原稿配置レジスタ結果読み出しから処理を繰り返す。次画像が同一ページでない場合、プリンタ部27に対して印刷指示を行い、ページメモリ109上の画像データを用紙に印字する(ステップS26)。
【0106】
そして、印字終了後、次画像があるか否かを判定し、次画像が存在する場合は上記変数Nの初期化から処理を繰り返し、次画像が存在しない場合は、印刷処理を終了する(ステップS27)。
【0107】
ここで、図7,8を参照して、Nin1における原稿配置決定方法について詳細に説明する。図7,8は、原稿の両面の画像を用紙の片面に印刷する、所謂2in1印刷を行う場合の原稿配置の例を示している。
【0108】
そして、図7は原稿の主走査方向が長手の原稿の場合に対応し、図8は主走査方向が短手の原稿の場合に対応する。
【0109】
「表頁文字向き」は、原稿の表頁の原稿方向検知結果である原稿方向(上下左右)を示している。「表頁横書き/縦書き」は、原稿の表頁の原稿方向検知結果である横書き/縦書きを示している。「裏頁文字向き」は、裏頁の原稿方向検知結果である原稿方向(上下左右)を示している。
【0110】
ここで、表頁の原稿で上或いは下と判定された原稿の裏頁が左或いは右と判定されることはない。その為、表頁が上或いは下と判定された原稿の裏頁も上或いは下であるものと判定する。また、表頁の原稿で左或いは右と判定された原稿の裏頁が上或いは下と判定されることはない。その為、表頁が左或いは右と判定された原稿の裏頁も左或いは右であるものと判定する。
【0111】
「表頁回転処理/裏頁回転処理」は、図5で示した回転処理の有無を示している。つまり、“0”は非回転処理でのHDD106への蓄積を意味し、“180”は、180度回転処理でびHDD106への蓄積を意味している。
【0112】
この回転処理の結果、画像は、上方向或いは右方向に統一され、HDD106に蓄積されることになる。
【0113】
「表頁2in1配置/裏頁2in1配置」は、ページメモリ109上の画像の配置を表している。この図7において、表原稿が上或いは下と判定された原稿は、回転処理により全て上向きの画像に統一される。
【0114】
よって、縦書き/横書きに関係なく、表頁は図9(a)に示すページメモリ109の上側に配置させ、裏頁は下側に配置させる。
【0115】
また、図7で、表原稿が右或いは左と判定された変更は、回転処理により全て右向きの画像に統一される。よって、図9(a)に示すページメモリ109上の配置で、縦書きの原稿は、表頁を下、裏頁を上に配置し、横書きの原稿は、表頁を上、裏頁を下に配置させる。
【0116】
同様に、図8で、表原稿が上或いは下と判定された原稿は、回転処理により全て上向きの画像に統一される。よって、図9(b)に示すページメモリ109上の配置で、縦書きの原稿は、表頁を右、裏頁を左に配置し、横書きの原稿は、表頁を左、裏頁を右に配置させる。
【0117】
また、図8で、表原稿が右或いは左と判定された原稿は、回転処理により全て右向きの画像に統一される。よって、縦書き/横書きに関係なく、表頁は図9(b)に示すページメモリ109の右側に配置させ、裏頁は左側に配置させることになる。
【0118】
次に、図10を参照して、図4におけるページメモリ制御部28について、その構成及び作用を更に詳細に説明する。
【0119】
この図10に示されるように、ページメモリ制御部108は、スキャナIF転送チャネル114、入力用回転転送チャネル115、圧縮転送チャネル116、SYSIF転送チャネル117,118、伸長転送チャネル119、出力用回転転送チャネル120、プリンタIF転送チャネル121、データ制御部122、アドレス発生部123、ページメモリ124を有している。
【0120】
スキャナIF転送チャネル114、プリンタIF転送チャネル121、SYSIF転送チャネル117,118は、ページメモリ124と他の処理ブロックとのデータ転送をインタフェースする。圧縮転送チャネル116、入力用回転転送チャネル115、伸長転送チャネル119、出力用回転転送チャネル120は、そのインタフェース機能にデータ処理機能を含む。データ制御部122は、上記各転送チャネルからのデータ転送リクエストを調停し、ページメモリ124とデータ転送を許可された転送チャネルとの間でデータ転送を行う。
【0121】
アドレス制御部123は、ページメモリ124のアドレスを発生する。
【0122】
スキャナIF転送チャネル114は、スキャナ部110から出力される画像データ(例えば8画素単位)を、同じくスキャナ部110から出力される同期信号に同期して内部に取り込む。スキャナIF転送チャネル114は、ページメモリ124との間のデータ転送の単位である32画素分のデータが取り込まれた時点で、データ制御部122に対して転送リクエストを出力する。
【0123】
そして、データ制御部122が出力するデータ転送許可信号に同期して、画像データをデータ制御部122に出力する。
【0124】
データ制御部122は、各転送チャネルの転送リクエストを調停し、ラウンドロビン等の優先順位により、転送許可チャネルを決定する。
【0125】
転送チャネルからページメモリ124へのライト処理の場合は、先ず転送を許可した転送チャネルに転送許可信号を出力し、この信号に同期して出力された転送チャネルからの画像データを受け取る。データ制御部122は、同時に、アドレス発生部123に対して、許可した転送チャネルの番号を出力する。
【0126】
アドレス制御部123は、転送チャネル毎のアドレス発生機能を有し、データ制御部122の番号に基づいた転送チャネルのアドレスを所定のタイミングでページメモリ124へ出力する。同時に、データ制御部122は、ページメモリ124に対してデータを出力する。
【0127】
次に、図11(a)乃至図11(d)には、この実施の形態に係る画像形成装置のページメモリ124上へのアクセス順を示して説明する。
【0128】
先ず、図11(a)は、非回転処理時のページメモリ124へのアクセス順を示している。この場合、ページメモリ124へのアクセス順は、左から右、上から下となる。また、スキャナIF転送チャネル114を介してデータ制御部122に入力された画像データは、このアクセス順でページメモリ124に書き込まれることになる。
【0129】
図11(b)は、180度回転処理時のページメモリ124へのアクセス順を示している。この場合、ページメモリ124へのアクセス順は、右から左、下から上の順となる。スキャナ部110で読み取った画像データを、180度回転処理してページメモリ124に書き込む場合には、入力用回転転送チャネル115は使用しない。アドレス制御部123は、画像データを圧縮する際に、圧縮転送チャネル116が180度回転処理を行うようにアドレスを発生する。
【0130】
つまり、圧縮転送チャネル116は、画像データが入力可能であれば、データ制御部122に対してリクエストを出力し、ページメモリ124上の画像データを取り込む。データ制御部122は、これを圧縮処理する。
【0131】
この圧縮処理した圧縮データが出力可能(ページメモリ124に書き込める単位(32bit)の圧縮データが存在)であれば、ページメモリ124にデータを書き込むように、データ制御部122に対してリクエストを出力する。
【0132】
SYSIF転送チャネル117は、HDD106とページメモリ124との間のデータ転送をインタフェースする。すなわち、SYSIF転送チャネル117は、データ入力可能であれば、転送リクエストを出力し、ページメモリ124から圧縮データを取り込む。また、圧縮データを出力可能であれば、不図示のHDD制御部からの転送リクエストに応じて、システムバス111を介して、圧縮データをHDD106へと出力する。また、SYSIF転送チャネル118は、データ入力可能であれば、不図示のHDD制御部からのリクエストに応じて、HDD106からデータを取り込む。即ち、転送チャネル内に、上記処理で入力されたデータが存在する場合は、不図示のデータ転送制御部に転送リクエストを出力し、ページメモリ124にデータを書き込む。
【0133】
伸長転送チャネル119は、チャネル内にデータ取り込み可能であれば、データ制御部122に対してリクエストを出力し、ページメモリ124から、SYSIF転送チャネル118によりページメモリ124内に取り込まれたHDD106からの圧縮データを読み出し、これを所定のアルゴリズムで伸長処理する。そして、伸長処理後のデータが出力可能であれば、データ制御部122に対してリクエストを出力し、伸長データをページメモリ124へ書き込む。
【0134】
出力用回転転送チャネル120は、90度/270度回転指示があるとき、上記伸長されたデータを回転処理してページメモリ124へ書き込む。
【0135】
伸長転送チャネル119において、ページメモリ124へのアクセス順は、前述した図11(a)の非回転処理時のアクセス順と同様となる。
【0136】
出力用回転チャネル120は、90度回転処理の場合は、図11(c)に示されるアクセス順となる。つまり、下から上、左から右の順でページメモリ124からデータを読み出す。ページメモリ124のアクセス単位が32bitであるため、回転処理部120は、32bit×32ラインのデータが入力された時点で、縦横変換を行い、これをページメモリ124へ書き込む。
【0137】
270度回転指示では、図11(d)に示すアクセス順となる。つまり、上から下、右から左へのアクセス順でページメモリ124を読み出し、32×32の縦横変換を行い、ページメモリ124にデータを書き込む。
【0138】
プリンタIF転送チャネル121は、回転印刷指示がある場合は、回転処理後のページメモリ124上の画像データを読み出す。回転印刷指示がない場合は伸長処理後のページメモリ124上の画像データを読み出す。そして、プリンタ部107から同期信号に同期してプリンタ部107へ画像データを出力する。
【0139】
以上説明したように、本発明の画像形成装置及び方法によれば、長時間を要する文字認識処理を1ページ目の用紙に印刷する原稿のみに用いることで、文字認識を用いず、ユーザが手動で設定する場合の時間の遅れ程度の複写性能の劣化で、煩雑な処理を自動的に処理することが可能となる。
【0140】
【発明の効果】
本発明によれば、ユ―ザが使用する複数枚の原稿の天地は同一であることが多いとの前提の下、1ページ目の用紙に印刷する原稿について画像の方向を検知し、その結果に基づいて原稿の入力時の回転処理、配置の処理方法の決定を行い、1ページ目の用紙に印刷しない原稿については、先に決定した処理方法により、一意的に処理することで、複写性能の劣化を防止する画像形成装置及び画像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複写機1の概略構成を示す図である。
【図2】液晶表示部86の表示態様の一例を示す図である。
【図3】液晶表示部86の表示態様の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示す図である。
【図5】実施の形態に係る画像形成装置による、原稿入力処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。
【図6】実施の形態に係る画像形成装置による印刷処理の流れについて詳細に説明するフローチャートである。
【図7】原稿の主走査方向が長手の原稿の場合における、Nin1の原稿配置決定方法について詳細に説明する図である。
【図8】原稿の主走査方向が短手の原稿の場合における、Nin1の原稿配置決定方法について詳細に説明する図である。
【図9】(a)はページメモリ109上のデータの配置(上下)を示す図、(b)はページメモリ109上のデータの配置(左右)を示す図である。
【図10】図4におけるページメモリ制御部28について、その構成及び作用を更に詳細に説明する図である。
【図11】(a)は実施の形態に係る画像形成装置のページメモリ124上へのアクセス順(非回転処理時)を示す図、(b)は実施の形態に係る画像形成装置のページメモリ124上へのアクセス順(180度回転処理時)を示す図、(c)は実施の形態に係る画像形成装置のページメモリ124上へのアクセス順(90度回転処理時)を示す図、(d)は実施の形態に係る画像形成装置のページメモリ124上へのアクセス順(279度回転処理時)を示す図、である。
【符号の説明】
101 コントロールパネル
102 制御部
103 メインメモリ
104 原稿方向検知部
105 ROM
106 HDD
107 プリンタ部
108 ページメモリ制御部
109 ページメモリ
110 スキャナ部
111 システムバス
112 スキャナインターフェース
113 プリンタインターフェース
Claims (14)
- 主走査方向と副走査方向とからなる原稿の画像を読み取って、これらの画像の複製画像を被画像形成媒体に形成する画像形成装置において、
原稿を搬送する搬送手段と、
上記原稿の画像を読み取り画像データを得る読取手段と、
原稿が第1頁目の用紙に印刷する原稿であるか否かを判定し、第1頁目の用紙に印刷する原稿と判定したときにのみ、原稿の方向を検出すべきであると判定する判定手段と、
上記判定手段により原稿の方向を検出すべきと判定された場合、上記画像データから文字データを抽出し、当該文字データを認識し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出する原稿方向検出手段と、
上記原稿方向検出手段により、原稿の表面の向きが上或いは下と判定された場合には、縦書き/横書きの別に関係なく、全ての原稿の画像の向きを上向きに統一すべく画像データを回転処理する画像データ回転処理手段と、
上記画像データ回転処理手段により回転処理した画像データを読み出し、上記被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 上記原稿方向検出手段は、原稿の向きと縦書き/横書きを検出することを更なる特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 上記原稿方向検出手段により、原稿の表面の向きが右或いは左と判定された場合には、縦書き/横書きの別に関係なく、上記画像データ回転処理手段は、全ての原稿の画像の向きを右向きに統一すべく画像データを回転処理することを更なる特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 主走査方向と副走査方向とからなる原稿の画像を読取って、これらの画像の複製画像を被画像形成媒体に形成する画像形成方法において、
原稿を搬送する第1のステップと、
上記原稿の画像を読み取り画像データを得る第2のステップと、
原稿が第1頁目の用紙に印刷する原稿であるか否かを判定し、第1頁目の用紙に印刷する原稿と判定したときにのみ、原稿の方向を検出すべきであると判定する第3のステップと、
原稿の方向を検出すべきと判定された場合、上記画像データから文字データを抽出し、当該文字データを認識し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出する第4のステップと、
原稿の表面の向きが上或いは下と判定された場合には、縦書き/横書きの別に関係なく、全ての原稿の画像の向きを上向きに統一すべく画像データを回転処理する第5のステップと、
この回転処理した画像データを読み出し、上記被画像形成媒体に画像形成する第6のステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 上記第4のステップでは、原稿の向きと縦書き/横書きを検出することを更なる特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
- 上記第4のステップにて、原稿の表面の向きが右或いは左と判定された場合には、縦書き/横書きの別に関係なく、上記第5のステップにて、全ての原稿の画像の向きを右向きに統一すべく画像データを回転処理することを更なる特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
- 原稿を搬送する搬送手段と、
上記原稿の画像を読み取り画像データを得る読取手段と、
上記搬送された原稿が第1ページ目のシートに印刷する原稿であるか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段により第1ページ目のシートに印刷する原稿であると判断された原稿の向きを検知する原稿方向検知手段と、
上記原稿方向検知手段が検知した第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報を記憶する記憶手段と、
第1ページ目のシートに印刷する原稿の表面の向きが上或いは下である場合、上記記憶手段が記憶する第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報に基づいて、上記第1ページ目のシートに印刷する原稿の画像データおよび上記判断手段により第1ページ目のシートに印刷する原稿でないと判断された原稿の画像データを上向きとなるよう回転処理する画像データ回転処理手段と、
上記画像データ回転処理手段により回転処理した画像データを読み出し、シートに画像形成する画像形成手段と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 上記原稿方向検知手段は、上記判断手段により第1ページ目のシートに印刷する原稿であると判断された原稿の画像データから文字データを抽出し、当該文字データを認識し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 上記原稿方向検出手段は、原稿の向きと縦書き/横書きを検出することを更なる特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 上記画像データ回転処理手段は、第1ページ目のシートに印刷する原稿の表面の向きが上或いは下である場合、上記記憶手段が記憶する第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報に基づいて、上記第1ページ目のシートに印刷する原稿の画像データおよび上記判断手段により第1ページ目のシートに印刷する原稿でないと判断された原稿の画像データを右向きとなるよう回転処理することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 搬送手段で搬送される原稿の画像を読み取り画像データを取得し、
上記搬送された原稿が第1ページ目のシートに印刷する原稿であるか否かを判断し、
第1ページ目のシートに印刷する原稿であると判断された原稿の向きを検知し、この第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報を記憶手段へ記憶し、
第1ページ目のシートに印刷する原稿の表面の向きが上或いは下である場合、前記記憶手段が記憶する第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報に基づいて、上記第1ページ目のシートに印刷する原稿の画像データと、第1ページ目のシートに印刷する原稿でない原稿の画像データとを上向きとなるよう回転処理し、
回転処理した画像データを読み出し、シートに画像形成することを特徴とする画像形成方法。 - 第1ページ目のシートに印刷する原稿であると判断された原稿の画像データから文字データを抽出し、当該文字データを認識し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出することを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
- 原稿の向きと縦書き/横書きを検出することを更なる特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
- 第1ページ目のシートに印刷する原稿の表面の向きが上或いは下である場合、前記記憶手段が記憶する第1ページ目のシートに印刷する原稿の向きの情報に基づいて、上記第1ページ目のシートに印刷する原稿の画像データと第1ページ目のシートに印刷する原稿でない原稿の画像データとを右向きとなるよう回転処理することを特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
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