JP2002196625A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
プル処理を行う位置に応じて、表示部に原稿の載置方向
を表示することにより所望の位置にステープル処理を行
うことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 制御部200は、操作者が例えば、ステ
ープル処理を選択した場合、先ず操作パネル部90から
画像形成条件が入力され、センサ15で原稿のサイズお
よび原稿の載置方向の検知を行い、次に原稿台に載置す
る原稿の正しい載置方向および載置の向きを表示パネル
156に表示する。その後、原稿カバーの開閉を検知す
る検知スイッチ16で原稿の載置方向および載置の向き
が変更されたか否かを確認し、レーザー記録部20で画
像形成を行い、用紙後処理部30でステープル処理を行
う一連の処理を制御する。
Description
タ、ファクシミリおよびデジタル複合機等の画像形成装
置に関するものであり、より詳細には、画像形成済みの
シートにステープル処理やパンチング処理等の後処理を
行う後処理部を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
側面部に設置され、該側面部に設けられた排出口と後処
理部内のシート搬送路とが連結されることで、画像形成
済みのシートを整合トレイで受け取り、ステープル処理
やパンチング処理等の後処理を行い、排紙トレイに排紙
するようになっている。
は、利用者を煩わすステープル処理やパンチング処理と
いった作業を画像形成装置側で行うことで、画像形成装
置の利便性を高めるといった利点を有している。
て、ステープル処理を行う位置が固定されていない後処
理部においては、ステープル装置自体を移動させ、画像
形成要求により画像形成を行った後、後処理要求により
所望の位置にステープル処理を行う構成がある。また、
ステープル処理を行う位置が固定されている後処理部に
おいては、画像データに対して制御部で回転等の画像処
理を行った後、シートに画像形成を行い、後処理部で所
望の位置にステープル処理を行う構成がある。
ステープル処理を行う構成では、所望の位置へステープ
ル処理を行うことは可能であるが、ステープル装置自体
を移動させるため後処理部の機構が複雑になるという問
題点が生じる。また、画像形成装置の操作部において、
ステープル処理を行う位置を選択する操作が煩雑になる
という問題点も生じる。
理を行った後、ステープル処理を行う構成では、原稿画
像の読み取り後に、画像データに対して回転等の画像処
理を行うため、画像形成に時間がかかる。また、ステー
プル処理を行う位置が固定されているため、同一のシー
トサイズにおいてシートの搬送方向が互いに異なる複数
の給紙カセットが必要になるか、或いは、回転機構を備
えた給紙カセットが必要になる。従って、画像処理に時
間がかかり、画像形成装置の画像形成速度が低下すると
いう問題点が生じる。また、例えば、A3サイズやB4
サイズ等の載置方向に制約がある原稿に対しては、回転
処理を行うことができないので、後処理を行うことがで
きない場合があるという問題点も生じる。
ステープル処理を行う位置が固定されている後処理部を
備えた画像形成装置において、操作者が不用意な綴じ込
み位置選択操作を行うことを制御装置が報知してミスの
無い綴じ代位置に綴じ込みを行える構成として、綴じ込
みモード設定時に、制御装置が綴じ代幅設定モード時の
ズームキーによる綴じ代位置と綴じ込み位置とが一致す
るか否かを画像形成開始前に判断し、綴じ代位置と綴じ
込み位置が不一致になると判断した場合に、制御装置が
綴じ込み位置と綴じ代位置の設定不良をディスプレイに
報知する構成が、特開平7−196232号公報に提案
されている。
置を固定しているので、後処理部の機構が複雑になら
ず、ステープル処理を行う位置を選択する操作が煩雑に
なるという問題点は生じない。また、画像データに対し
て回転等の画像処理を行わないので、画像形成が短時間
で行え、例えば回転機構を備えた給紙カセットは不要で
ある。
来の構成では、画像形成開始前に、原稿のサイズおよび
載置方向を検知しておらず、例えば、A4サイズやB5
サイズ等の、原稿の載置方向が1方向に限定できないサ
イズの原稿に対してステープル処理を行う場合には、ス
テープル処理を行う場所を誤るという問題点を有してい
る。
たものであり、その目的は、画像形成を行う前に原稿の
サイズおよび載置方向を読み取り、後処理を行う位置に
応じて、原稿の正しい載置方向および載置の向きを表示
部に表示することにより、無駄な画像形成を行ったり、
原稿の載置を何度もやり直す必要が無く所望の位置に後
処理を行うことができる画像形成装置を提供することに
ある。
は、上記の課題を解決するために、原稿画像を読み取る
とともに、原稿のサイズと載置方向とを検知する原稿読
み取り部と、原稿読み取り部で読み取られた画像データ
に基づいて画像が形成されたシートに対して所定の後処
理を要求可能な操作部と、後処理を行う後処理部と、表
示部と、上記原稿読み取り部、操作部、後処理部および
表示部を制御する制御部とを有する画像形成装置におい
て、上記制御部は、後処理の要求がなされた場合に、シ
ートに対して後処理を正しく行えるか否かを原稿読み取
り部に載置された原稿のサイズおよび載置方向から判断
し、後処理を正しく行うことができるように原稿の正し
い載置方向および載置の向きを、表示部に表示させるこ
とを特徴としている。
イズと載置方向とを検知し、原稿の正しい載置方向およ
び載置の向きを表示部に表示させることができるので、
無駄な画像形成を行ったり、原稿の載置を何度もやり直
す必要が無く所望の位置に後処理を行うことができる。
従って、縦長方向で和綴じや、横長方向で洋綴じ等のよ
うに、正しい位置に後処理を簡単に行うことができる画
像形成装置を提供することができる。
決するために、後処理部として、ステープル処理部を含
むことを特徴としている。
や、B5サイズ等の原稿画像の読み取りの方向が一方向
に制限できない原稿に対して、正しい位置にステープル
処理を行うことができる画像形成装置を提供することが
できる。
決するために、後処理部として、パンチング処理部を含
むことを特徴としている。
や、B5サイズ等の原稿画像の読み取りの方向が一方向
に制限できない原稿に対して、正しい位置にパンチング
処理を行うことができる画像形成装置を提供することが
できる。
決するために、上記制御部は、操作部にて画像の倍率変
更が設定された場合に、該画像が形成されたシートに対
して後処理を正しく行えるか否かを原稿読み取り部に載
置された原稿のサイズおよび載置方向から判断すること
を特徴としている。
の画像をB4サイズの画像に縮小した後で、正しく後処
理を行うことができる画像形成装置を提供することがで
きる。
決するために、原稿の載置方向および/または載置の向
きが変更されたことを確認する確認手段を有することを
特徴としている。
び/または載置の向きが変更されたことを確認すること
ができるので無駄な画像形成を行うことが無い。従っ
て、原稿の載置を何度もやり直す必要が無く、正しく後
処理を行うことができる画像形成装置を提供することが
できる。
決するために、上記制御部は、原稿読み取り部にて、原
稿の載置方向および/または載置の向きが変更されたこ
とを検知した後、後処理を行うように後処理部を制御す
るようになっていることを特徴としている。
び/または載置の向きが変更された後、後処理が行われ
るので、無駄な画像形成を行うことが無く正しく後処理
を行うことができる画像形成装置を提供することができ
る。
決するために、上記制御部は、原稿の載置方向を変更す
ることが不可能な場合には、後処理を行わないように後
処理部を制御するようになっていることを特徴としてい
る。
で、間違った位置に後処理を行うことがなく、利便性が
向上した画像形成装置を提供することができる。
一形態について図1ないし図7に基づいて説明すれば、
以下の通りである。尚、以下の説明においては、後処理
がステープル処理である場合を例に挙げることとする。
略コの字型の形態をしており、大きく分けてスキャナ部
(原稿読み取り部)10とレーザ記録部20と用紙後処
理部(後処理部)30とから構成されている。このう
ち、用紙後処理部30は、スキャナ部10とレーザ記録
部20とで構成されている基本構成に、オプションとし
て付設されている。また、画像形成装置は、後述する操
作パネル部(操作部)を備えている。
る原稿台(OC)17と、原稿カバー(図示しない)
と、原稿台17の下に配置され原稿画像を走査して読み
取るためのスキャナユニット13と、光学レンズ体19
と、光電変換素子14とから構成されている。
部に原稿送り装置(SPF)を付設することもできる。
原稿カバーは、画像形成を行う際に原稿が動かないよう
に抑える目的や、画像形成装置の外部から入射してくる
光を防止する目的で設けられている。原稿台17の上部
に原稿カバーの代わりに原稿送り装置が付設されている
場合には、原稿送り装置が原稿カバーの役割を果たして
いる。
するランプリフレクタアセンブリ11と、原稿からの反
射光像を光電変換素子14に導くための第一〜第三の反
射ミラー12a・12b・12cとからなり、上記ラン
プリフレクタアセンブリ11と第一反射ミラー12aと
で第一走査ユニットが構成され、第二反射ミラー12b
と第三反射ミラー12cとで第二走査ユニットが構成さ
れている。
を光電変換素子14に結像するようになっており、光電
変換素子14は、原稿からの反射光像を順次光電変換し
て電気信号として出力するようになっている。光電変換
素子14としては、例えば、CCDなどが挙げられる。
画像は、光電変換素子14により画像データとして画像
処理部(図示しない)へと送られ、各種処理が行われた
後、該画像処理部が備えているメモリに格納され、その
後、上記レーザ記録部20のレーザ書込みユニット(L
SU)21に出力される。
および載置方向を検知する複数のセンサ15が原稿台1
7の下に配置されている。また、原稿カバーの開閉を検
知する検知スイッチ16が原稿台17付近に配置されて
いる。センサ15が反射光量の大小を検知するセンサで
あれば、例えば、赤外発光ダイオード(LED)等の発
光素子と、フォトトランジスタ等の受光素子等とで構成
されている。また、原稿送り装置にも原稿のサイズおよ
び載置方向を検知する複数のセンサが備えられている。
上記のセンサ15、検知スイッチ16および原稿送り装
置に備えられている原稿のサイズおよび載置方向を検知
する複数のセンサ等により確認手段が構成されている。
成装置においては、例えば、パーソナルコンピュータ等
の外部接続された端末装置から、画像データが入力され
るようにもなっている。この画像データも、適宜、上記
画像処理部に出力されて画像形成に利用される。
いて読み取られた原稿画像を、電子写真プロセスを用い
て用紙(シート)上に再現して画像形成を行うものであ
り、上記LSU21と、画像を形成するための電子写真
プロセス部22と、用紙の収納、搬送を担う用紙収納・
搬送部とを備えている。
モリからの画像データに応じたレーザ光を照射する半導
体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏光するポリゴンミ
ラー、等角速度偏光されたレーザ光が電子写真プロセス
部22の感光体23上で、等角速度偏光されるように補
正するf−θレンズ等から構成されている。
印方向に回転駆動するドラム形状の感光体23を有して
いる。この感光体23の周囲には、レーザ照射点から感
光体23の回転方向に向かって、LSU21により感光
体23の表面に形成された静電潜像にトナーを付与して
トナー像化する現像器25、感光体23上のトナー像を
用紙に転写する転写器26、感光体23の表面の残留ト
ナーを除去するクリーニング装置(図示しない)、感光
体23の表面の残留電荷を除去する除電器27および感
光体23を所定の電位に帯電させる主帯電器28等が順
に設けられている。また、上記転写器26の用紙搬送方
向には、用紙上にトナー像を熱定着させる定着器24が
配設されている。
22に供給する用紙を収納する用紙カセット40、手差
しトレイ41および搬送路50等で構成されている。搬
送路50は複数の搬送ローラおよび切換えゲート等で構
成されており、用紙カセット40或いは手差しトレイ4
1より供給された用紙を、電子写真プロセス部22を経
て画像を再現させた後、用紙後処理部30側、或いは、
第一排紙トレイ2へと導くようになっている。
には、それぞれ用紙を供給するためのピックアップロー
ラや供給ローラが配設されており、また、電子写真プロ
セス部22に至る搬送路50には、レジストローラ51
が配設されている。レジストローラ51は、搬送路50
を搬送されている用紙を一時停止させ、タイミングを合
わせて搬送することで、用紙の所定位置に感光体23上
のトナー像が転写されるように位置合わせを行うもので
ある。
いる搬送路50bと、用紙の表裏を反転させて再度電子
写真プロセス部22に導く両面画像形成用の搬送路50
cと、用紙を排紙ローラ58を介して第一排紙トレイ2
へと導く搬送路50aとに分岐している。この分岐点に
は、2つの切り換えゲート52・53が設けられてお
り、これら切り換えゲート52・53を切り換えること
により、用紙の搬送先が選択される。
は、切り換えゲート52・53を上側にすることによ
り、定着器24側から搬送されてきた用紙を搬送路50
aに搬送する。その後、用紙は排紙ローラ58を経て、
第一排紙トレイ2上に排紙される。
送する場合には、切り換えゲート52・53を上側にし
ておき用紙を一時、搬送路50a内に搬送しておく。切
り換えゲート52の近傍には、用紙が切り換えゲート5
2を通過したことを検知する検知スイッチ(図示しな
い)が設けられている。用紙の後端が切り換えゲート5
2を通過した時点で、切り換えゲート52を下側に切り
換え、排紙ローラ58を逆回転させる。これにより、搬
送路50aに搬送されていた用紙を、両面画像形成用の
搬送路50cに搬送することができる。
は、切り換えゲート53を下側にしておき、切り換えゲ
ート52を上側に切り換える。これによって、用紙は搬
送路50bに搬送され、搬送路55を通り、用紙後処理
部30へ導かれる。
1、第二排紙トレイ3および第三排紙トレイ4等で構成
されている。ステープル処理部31は、レーザ記録部2
0より搬送されてきた用紙を整合すると共にステープル
処理を行う。第三排紙トレイ4は昇降自在に設けられた
可動式のトレイであり、第三排紙トレイ4上にスタック
された用紙の上面が、排紙ローラの高さと等しくなるよ
うに、その高さが調整される。
紙を搬送するステープル搬送路55aと、ステープル処
理を行うこと無く用紙を排紙するエスケープ搬送路55
bとに分岐している。分岐点には、切り換えゲート56
が設けられており、ステープル処理を行う場合には、切
り換えゲート56を上側に切り換え、ステープル搬送路
55aに用紙を搬送する。ステープル処理を行わない場
合は、切り換えゲート56を下側に切り換え、エスケー
プ搬送路55bに用紙を搬送する。
により、用紙の先端部を揃える機能を有しており、ステ
ープル処理部31において、ステープル処理が行われた
用紙は、ステープル搬送路55aの用紙搬送方向に設け
られている第三排紙トレイ4上に排紙される。
方向には、切り換えゲート57が設けられており、該切
り換えゲート57を上側に切り換えると、ステープル処
理の行われていない用紙が第三排紙トレイ4へ排紙され
る。該切り換えゲート57を下側に切り換えると、用紙
は第二排紙トレイ3へと排紙される。
上面に設けられた操作パネル部90は、通常の画像形成
操作におけるキー群(破線で囲まれている領域)100
と、オプション機能を使用する場合に用いられるキー群
(一点鎖線で囲まれている領域)150とが配置されて
構成されている。
は、濃度切換キー/表示ランプ101、割り込みキー/
表示ランプ102、数字キー(テン・キー)103、画
像形成枚数表示部104、ズームランプ105、パーセ
ント(%)キー106、濃度調節キー/表示ランプ10
7、アスタリスクキー/シャープキー108、全解除キ
ー109、スタートキー110およびクリアキー111
で構成されている。
形成モード(自動、写真、手動等)を変更する場合に用
い、表示ランプにより現在の画像形成モードを表示す
る。数字キー103は、画像形成枚数を設定する際に用
いる。画像形成枚数表示部104は、画像形成枚数を表
示する。濃度調節キー/表示ランプ107は、手動で画
像形成濃度を切り換える場合に用いる。しかし、濃度切
換キー/表示ランプ101は、画像形成モードが自動に
設定されている場合には、画像形成濃度を変更すること
はできない。アスタリスクキー/シャープキー108
は、オプションのFAX拡張キットを装着させた場合の
み使用可能になる。スタートキー110は、画像形成を
開始する場合に用いる。
るキー群150は、ズームキー151、用紙サイズ設定
キー152、部門カウント終了キー153、予熱ランプ
154、警告表示ランプ155、表示パネル(表示部)
156、縦横独立変倍キー/表示ランプ157、ソート
/グループキー/表示ランプ158、原稿データランプ
159、2IN1/4IN1キー/表示ランプ160、
倍率選択キー/表示ランプ161、原稿サイズ指定キー
/表示ランプ162、用紙自動選択表示ランプ163、
用紙サイズ表示ランプ164、トレイ選択キー165、
倍率自動選択キー/表示ランプ166、白黒反転/表示
ランプ167、1セット2コピーキー168、枠消去キ
ー/表示ランプ169、および、綴じ代キー/表示ラン
プ170で構成されている。
縮小する場合に用いる。用紙サイズ設定キー152は、
操作者が用紙のサイズを指定する場合に用いる。警告表
示ランプ155は、画像形成装置において、紙詰まり
や、トナーを補給しなければならない場合等に表示さ
れ、操作者に警告を行う。表示パネル156では、原稿
の原稿面の向き(表、若しくは裏)、載置方向(縦長、
若しくは横長)および載置の向き(上向き、若しくは下
向き)の変更を指示する表示等を行う。これは、スキャ
ナ部10のセンサ15は、原稿の載置方向は検知するこ
とができるが、原稿面の向きや載置の向きは直接、検知
することができないためである。また、表示パネル15
6はエラーの警告等、その他各種の表示も行う。ソート
/グループキー/表示ランプ158は、例えば、ステー
プル処理を行った後にソート処理を行う場合等に用い
る。倍率選択キー/表示ランプ161は、操作者が画像
の倍率変更を設定する場合に用いる。トレイ選択キー1
65は、操作者が用紙カセット40および手差しトレイ
41のいずれかを選択する場合に用いる。また、トレイ
選択キー165は通常、自動選択に設定されており、従
って用紙自動選択表示ランプ163が点灯しているが、
操作者が用紙カセット40の変更を指示すると、用紙自
動選択表示ランプ163が消えて用紙サイズ表示ランプ
164が点灯する。ソート/グループキー/表示ランプ
158、原稿データランプ159、2IN1/4IN1
キー/表示ランプ160、枠消去キー/表示ランプ16
9および、綴じ代キー/表示ランプ170は、オプショ
ンの電子ソートボード、原稿送り装置および用紙後処理
部30が画像形成装置に装着された場合のみ使用が可能
になる。
能等を記載した上面シートを外した状態では、図4に示
すように、操作者に押圧されることでON/OFFが行
われる押圧スイッチと、各キーの設定状況等を知らせる
ための表示ランプ(LED)とがあり、画像形成枚数表
示部104と表示パネル156とはセグメント表示画面
である。但し、図4において、押圧スイッチは「○」で
示されており、表示ランプは小さな「□」で示されてい
る。
1に示すように、上記原稿のサイズおよび載置方向を検
知する複数のセンサ15と、原稿カバーが開閉されたこ
とを検知する検知スイッチ16と、用紙後処理部30
と、表示パネル156を含む操作パネル部90と、レー
ザ記録部20とを少なくとも制御する制御部200を備
えている。この制御部200は、記憶装置およびカウン
タ等を備えたマイクロコンピュータによって構成されて
いる。上記制御部200は、操作者が例えば、ステープ
ル処理を選択した場合、先ず操作パネル部90から画像
形成条件が入力され、センサ15で原稿のサイズおよび
載置方向の検知を行い、次に原稿台17に載置する原稿
の正しい載置方向および載置の向き等を表示パネル15
6に表示する。その後、原稿カバーの開閉を検知する検
知スイッチ16で原稿の載置方向および載置の向きが変
更されたか否かを確認し、レーザー記録部20で画像形
成を行い、用紙後処理部30でステープル処理を行う一
連の処理を制御する。尚、制御部200は、スキャナ部
10の制御等、装置全体の制御も行うようになってい
る。
ープル処理が要求された場合、スキャナ部10に載置さ
れた原稿のサイズと載置方向とをセンサ15が検知し
て、制御部200が、ステープル処理に応じて原稿の正
しい載置方向および載置の向き等を表示パネル156に
表示し、画像形成を行う際の処理手順を、図5ないし図
7のフローチャートを参照して説明する。尚、以下の説
明において、載置方向とは、原稿載置台17および原稿
送り装置の上に原稿を縦長、若しくは横長方向に載置す
る方向を表し、載置の向きとは、原稿の上向き、若しく
は下向きを表し、原稿面の向きとは、原稿の表面、若し
くは裏面を表している。
が入れられると、画像形成装置は所定のウォーミングア
ップ動作を行い、待機状態となる。その後、操作者から
画像形成の要求が出され(S1)、原稿載置台17若し
くは原稿送り装置に画像形成を行う原稿が載置される
(S2)。
が行われる(S3)。画像形成条件は、例えば、画像形
成枚数、画像形成濃度の設定、倍率変更の設定、ソート
処理要求の可否およびステープル処理要求の可否等であ
る。また、ステープル処理を実行する場合には、S3に
おいて、画像形成を行う用紙の方向、ステープル処理を
行う位置(和綴じ、若しくは洋綴じ)および倍率変更の
可否等の条件が他の画像形成条件と併せて操作パネル部
90に入力される。
信号は、制御部200に送られ、該制御部200は、ス
テープル処理要求が行われているか否かを判断(S4)
する。ステープル処理要求が行われている場合には、ス
キャナ部10に備えられているセンサ15等が原稿のサ
イズおよび載置方向の検知を行う(S5)。
条件に基づいて、用紙に縦長に画像形成が行われるのか
否かを判断(S6)する。縦長に画像形成が行われる場
合には、S5においてセンサ15等が検知した原稿のサ
イズがA3サイズ、若しくはB4サイズであるかを制御
部200で判断(S7)する。
のサイズがA3サイズ、若しくはB4サイズの場合、画
像形成装置の機構上、原稿を縦に載置できないことがあ
るため、制御部200は、表示パネル156に「原稿を
載置できない」と表示(S22)し、制御部200にお
ける処理はS3に戻る。
A3サイズ、若しくはB4サイズ以外の場合、制御部2
00は、ステープル処理を行う位置が用紙に対して洋綴
じであるか否かを判断(S8)する。
ル処理を行う位置が用紙に対して洋綴じでない場合に
は、和綴じであるか否かを判断(S23)する。和綴じ
である場合、制御部200における処理はS9に進む。
用紙に対して洋綴じである場合には、倍率変更が設定さ
れているか否かを判断(S9)する。倍率変更が設定さ
れている場合、制御部200は画像の倍率変更を行う
(S10)。また、倍率変更が設定されていない場合、
制御部200における処理はS11に進む。倍率変更の
設定は、例えば、A3サイズの画像をB4サイズの画像
に縮小する場合等に用いられる。
原稿台(OC)17か原稿送り装置(SPF)かを判断
(S11)する。原稿台17には、原稿のサイズと載置
方向とを検知するセンサ15が備えられており、また、
原稿送り装置にも原稿サイズと載置方向とを検知するセ
ンサが備えられているため、原稿の載置方向を検知する
ことができる。
る場合には、制御部200は、原稿の載置方向と画像形
成を行う用紙の方向とが同じであるか否かを判断(S1
2)する。そして、制御部200は、同じであると判断
した場合、表示パネル156に原稿の載置の向きの変更
または確認を指示する表示(S13)を行う。ステープ
ル処理部31は固定されているので、原稿の載置の向き
によっては、和綴じを選択しても、用紙の洋綴じ側がス
テープル処理されてしまう場合がある。このようなステ
ープル処理のミスを回避するため、表示パネル156に
載置の向きを表示する。
示された後、制御部200は、操作者によって原稿の載
置の向きが正しく載置されたか否かを判断(S14)す
る。判断方法としては、例えば、検知スイッチ16が原
稿台17の上に備えられた原稿カバーが操作者によって
上げ下げされたことを検知することにより、原稿が正し
く載置されたことを判断する方法がある。また、原稿の
再載置が必要でない場合、制御部200は、所定の時間
が経過することによって、正しく載置されていると判断
して、次の処理に進む。
は原稿の載置方向、載置の向きおよびステープル処理を
行う位置等の情報を信号として表示パネル156に送り
(S15)、そして、上記情報を表示パネル156で表
示(S16)する。
いて、操作者は、画像形成を行うか否かを判断する。画
像形成が指示(S17)された場合には、制御部200
はレーザ記録部20等を動作させ用紙に画像形成を行う
(S18)。また、設定ミス等により、S17にて画像
形成が指示されない場合には、制御部200における処
理はS3に戻る。
テープル処理要求がなされているか否かを判断(S1
9)し、ステープル処理が指示されている場合には、用
紙後処理部30を動作させ用紙にステープル処理を行い
(S20)、その後、その他の後処理を行う(S2
1)。その他の後処理としては、例えば、パンチング処
理、ソート処理および排紙等が挙げられる。すべての処
理が終了した後、画像形成装置は再び待機状態に戻る。
が指示されていない場合には、制御部200は、S18
で画像形成を行った後、S21においてステープル処理
以外の後処理を行う。
長に画像形成が行われない場合には、用紙に横長に画像
形成が行われるのか否かを判断(S24)する。また、
S24において、用紙に横長に画像形成が行われない場
合、例えば、正方形の原稿等の縦長原稿でもなく、ま
た、横長原稿でもない場合には、便宜上、縦長原稿とし
て取り扱い、制御部200における処理はS7に進む。
長である場合、制御部200はステープル処理を行う位
置が用紙に対して洋綴じであるか否かを判断(S25)
する。ステープル処理を行う位置が洋綴じである場合、
制御部200における処理はS9に進む。また、ステー
プル処理を行う位置が洋綴じではない場合、制御部20
0はステープル処理を行う位置が用紙に対して和綴じで
あるか否かを判断(S26)する。ステープル処理を行
う位置が和綴じである場合、制御部200における処理
はS9に進む。また、ステープル処理を行う位置が用紙
に対して和綴じでも洋綴じでもない場合、例えば、用紙
の左上の1箇所にのみステープル処理を行う場合は、便
宜上、ステープル処理を行う位置を洋綴じが設定された
として取り扱う。
載置方向と画像形成を行う用紙の方向とが異なると判断
した場合には、表示パネル156に原稿の載置方向と載
置の向きとの変更または確認を指示する表示(S27)
を行う。次に、制御部200は、原稿の載置方向と載置
の向きが表示された後、操作者によって原稿の載置方向
と載置の向きとが正しく載置されたか否かを判断(S2
8)する。判断する方法はS14における判断方法と同
じである。原稿が正しく載置された場合には、制御部2
00における処理は、S15に進み、また、正しく載置
されていない場合には、制御部200における処理はS
27に戻る。
置されている場合、制御部200は、原稿の載置方向と
画像形成を行う用紙の方向とが同じであるか否かを判断
(S29)する。制御部200は、原稿の載置方向と画
像形成を行う用紙の方向とが同じである場合、表示パネ
ル156に原稿面の向きと載置の向きとの変更または確
認を指示する表示(S30)を行う。これは、原稿送り
装置は機種によっては原稿面の向きが異なるためであ
る。次に、操作者によって原稿面の向きと載置の向きと
が正しく載置されたことを制御部200が判断(S2
8)する。判断する方法はS14における判断方法と同
じである。原稿が正しく載置された場合には、制御部2
00における処理は、S15に進み、また、正しく載置
されていない場合には、S30に戻る。
原稿の載置方向と画像形成を行う用紙の方向とが異なる
と判断した場合、表示パネル156に原稿面の向きと載
置方向と載置の向きとの変更または確認を指示する表示
(S32)を行う。次に、制御部200は、操作者によ
って原稿面の向きと載置方向と載置の向きとが正しく載
置されたか否かを判断(S33)する。判断する方法は
S14における判断方法と同じである。原稿が正しく載
置された場合には、制御部200における処理は、S1
5に進み、また、正しく載置されていない場合には、S
32に戻る。
原稿が正しく載置されたか否かを判断する方法として
は、検知スイッチ16が原稿カバーの開閉を検知する方
法を挙げたが、他にも、例えば、再載置が完了した後
に、操作者によって所定のキーが押圧されることにより
原稿が再載置されたか否かを確認する方法等が挙げられ
る。
形成装置は、後処理要求がなされた場合には、制御部2
00がスキャナ部10に載置された原稿のサイズと載置
方向との判断を行い、その後処理の要求に応じて原稿の
正しい載置方向等を表示パネル156に表示する構成で
ある。
のサイズと載置方向とを検知しているので、例えば、縦
長方向で和綴じや、横長方向で洋綴じ等のように、正し
い原稿面の向きと載置方向と載置の向きとで、後処理を
行うことができる表示を行うことができる。これによ
り、操作者は何度も原稿の載置を行う必要がなくなる。
また、例えば、縦長の画像データを横長の用紙に画像形
成を行ったり、A3サイズの画像データをB4サイズの
用紙に画像形成を行うことがない。
なければならない構成に比べ、後処理機構が複雑になら
ず、和綴じと洋綴じとの両方のステープル処理を簡単に
行うことができる。
に、原稿読み取り部および表示部を少なくとも制御して
いる制御部は、後処理の要求がなされた場合に、シート
に対して後処理を正しく行えるかを原稿読み取り部に載
置された原稿のサイズおよび載置方向から判断し、後処
理を正しく行うことができるように原稿の正しい載置方
向および載置の向きを、表示部に表示させる構成であ
る。それゆえ、無駄な画像形成を行ったり、原稿の載置
を何度もやり直す必要が無く所望の位置に後処理を行う
ことができるので、縦長方向で和綴じや、横長方向で洋
綴じ等のように、正しい位置に後処理を簡単に行うこと
ができる画像形成装置を提供することができるという効
果を奏する。
後処理部として、ステープル処理部を含む構成である。
それゆえ、正しい位置でステープル処理を行うことがで
きる画像形成装置を提供することができるという効果を
奏する。
後処理部として、パンチング処理部を含む構成である。
それゆえ、正しい位置でパンチング処理を行うことがで
きる画像形成装置を提供することができるという効果を
奏する。
制御部は、操作部にて画像の倍率変更が設定された場合
に、該画像が形成されたシートに対して後処理を正しく
行えるか否かを原稿読み取り部に載置された原稿のサイ
ズおよび載置方向から判断し、後処理を正しく行うこと
ができるように原稿の正しい載置方向および載置の向き
を、表示部に表示させるようになっている構成である。
それゆえ、例えば、A3サイズの画像をB4サイズの画
像に縮小した後で後処理を行うことができる画像形成装
置を提供することができるという効果を奏する。
原稿の載置方向および/または載置の向きが変更された
ことを確認する確認手段を有する構成である。それゆ
え、原稿の載置を変更されたことを確認することができ
るので無駄な画像形成を行うことが無く、原稿の載置を
何度もやり直す必要が無い。従って、必要最小限の操作
で正しく後処理を行うことができる画像形成装置を提供
することができるという効果を奏する。
上記制御部は、原稿読み取り部にて原稿の載置方向およ
び/または載置の向きが変更されたことを検知した後、
後処理を行うように後処理部を制御するようになってい
る構成である。それゆえ、無駄な画像形成を行うことが
なく正しく後処理を行うことができる画像形成装置を提
供することができるという効果を奏する。
上記制御部は、原稿の載置方向を変更することが不可能
な場合には、後処理を行わないように後処理部を制御す
るようになっている構成である。それゆえ、間違った位
置にステープル処理が行うことがなく、利便性が向上し
た画像形成装置を提供することができるという効果を奏
する。
いる制御部と他の構成との関係を示すブロック図であ
る。
面図である。
した上面シートを外した平面図である。
説明するためのフローチャートの一部である。
説明するためのフローチャートの一部である。
説明するためのフローチャートの一部である。
Claims (7)
- 【請求項1】原稿画像を読み取るとともに、原稿のサイ
ズと載置方向とを検知する原稿読み取り部と、原稿読み
取り部で読み取られた画像データに基づいて画像が形成
されたシートに対して所定の後処理を要求可能な操作部
と、後処理を行う後処理部と、表示部と、上記原稿読み
取り部、操作部、後処理部および表示部を制御する制御
部とを有する画像形成装置において、 上記制御部は、後処理の要求がなされた場合に、シート
に対して後処理を正しく行えるか否かを原稿読み取り部
に載置された原稿のサイズおよび載置方向から判断し、
後処理を正しく行うことができるように原稿の正しい載
置方向および載置の向きを、表示部に表示させることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】後処理部として、ステープル処理部を含む
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】後処理部として、パンチング処理部を含む
ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】上記制御部は、操作部にて画像の倍率変更
が設定された場合に、該画像が形成されたシートに対し
て後処理を正しく行えるか否かを原稿読み取り部に載置
された原稿のサイズおよび載置方向から判断するように
なっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】原稿の載置方向および/または載置の向き
が変更されたことを確認する確認手段を有することを特
徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項6】上記制御部は、原稿読み取り部にて原稿の
載置方向および/または載置の向きが変更されたことを
検知した後、後処理を行うように後処理部を制御するよ
うになっていることを特徴とする請求項5記載の画像形
成装置。 - 【請求項7】上記制御部は、原稿の載置方向を変更する
ことが不可能な場合には、後処理を行わないように後処
理部を制御するようになっていることを特徴とする請求
項5または6記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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