JP2015002373A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿セットセンサーに異常が発生している場合に載置読取が実行できなくなるのを抑制することにより、ユーザーの利便性を向上させることが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取部2は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、載置読取用のコンタクトガラス20b上に原稿Dが有れば、原稿セットセンサーSSが原稿Dの有りを検知していたとしても、載置読取を行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
従来から、搬送読取用コンタクトガラス上を通過する原稿の画像を読み取る搬送読取および載置読取用コンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取る載置読取の実行が可能な画像読取装置が知られている。このような画像読取装置は、コンタクトガラス上の原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成する画像読取部を備える。
また、搬送読取および載置読取の実行が可能な画像読取装置は、搬送読取用コンタクトガラス上に原稿を搬送するための原稿搬送ユニットを備える。原稿搬送ユニットは、搬送読取時の読取位置(搬送読取用コンタクトガラス上の位置)に繋がる原稿搬送路、原稿搬送路に供給する原稿がセットされる原稿セットトレイ、原稿セットトレイから原稿搬送路に原稿を供給する給紙ローラー、および、原稿搬送路に供給された原稿を搬送する搬送ローラーなどで構成される。また、原稿セットトレイには、原稿セットトレイに原稿がセットされているか否かを検知するための原稿セットセンサーが設けられる(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−268442号公報
たとえば、画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セットトレイに原稿がセットされていれば(原稿セットセンサーの出力レベルが原稿有りを示すレベルとなっていれば)、原稿搬送ユニットは搬送読取用コンタクトガラス上に原稿を搬送し、画像読取部は搬送読取を実行する(載置読取は実行しない)。一方で、画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セットトレイに原稿がセットされていなければ(原稿セットセンサーの出力レベルが原稿無しを示すレベルとなっていれば)、原稿搬送ユニットは原稿を搬送しない。この場合、画像読取部は載置読取を実行する。
ここで、原稿セットセンサーに異常が発生すると、原稿セットセンサーの出力レベルが原稿有りを示すレベルのまま保持される場合がある。この場合、載置読取を所望するユーザーが載置読取用コンタクトガラス上に原稿を載置し、画像読取ジョブの実行を指示すると、原稿セットトレイに原稿をセットしていなかったとしても、原稿セットセンサーの出力レベルが原稿有りを示すレベルのまま保持されているので、画像読取部は載置読取を開始せず、搬送読取を開始する(原稿搬送ユニットが原稿搬送を開始する)。結果として、給紙不良エラーが発生し、読み取りができない。したがって、載置読取を所望するユーザーからすると、載置読取が実行されないので、利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、原稿セットセンサーに異常が発生している場合に載置読取が実行できなくなるのを抑制することにより、ユーザーの利便性を向上させることが可能な画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、第1コンタクトガラスおよび第2コンタクトガラスを有し、第1コンタクトガラス上を通過する原稿の画像を読み取る搬送読取および第2コンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取る載置読取の実行が可能な画像読取装置であって、受付部と、原稿搬送ユニットと、画像読取部と、載置読取原稿検知部と、を備える。受付部は、画像読取ジョブの実行指示を受け付ける。原稿搬送ユニットは、第1コンタクトガラス上に原稿を搬送するための原稿搬送路と、原稿搬送路に供給する原稿がセットされる原稿セットトレイと、原稿セットトレイにおいて原稿の有無を検知するための原稿セットセンサーと接続され、原稿セットセンサーの出力に基づき原稿セットトレイにおける原稿の有無を検知する原稿セット検知部と、受付部が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セット検知部が原稿有りを検知していれば、原稿セットトレイから原稿搬送路に原稿を供給するための給紙動作を開始する給紙部と、給紙部の原稿搬送方向下流側の給紙検知位置において原稿の有無を検知するための給紙検知センサーと接続され、給紙検知センサーの出力に基づき給紙検知位置における原稿の有無を検知し、給紙動作が開始されたにもかかわらず原稿搬送路に原稿が供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断する給紙検知部と、を含む。画像読取部は、受付部が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セット検知部が原稿有りを検知していれば、搬送読取を行う一方、原稿セット検知部が原稿無しを検知していれば、載置読取を行う。載置読取原稿検知部は、第2コンタクトガラス上に原稿が有るか否かを検知する。そして、画像読取部は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、載置読取原稿検知部が原稿有りを検知すれば、原稿セット検知部が原稿有りを検知していたとしても、載置読取を行う。
ここで、通常では、搬送読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイに原稿をセットするが、第2コンタクトガラス上には原稿を載置しない。一方で、載置読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイには原稿をセットせず、第2コンタクトガラス上に原稿を載置する。
そこで、本発明では、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したときに、第2コンタクトガラス上に原稿が有るか否かを検知する。
このとき、第2コンタクトガラス上に原稿が有れば、原稿セットトレイに原稿がセットされていなかったにもかかわらず給紙動作が開始されたために、原稿セット検知部が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、原稿セットトレイに原稿がセットされていなかったにもかかわらず、原稿セット検知部が原稿セットトレイに原稿が有ることを検知していた(原稿セットセンサーの出力レベルが原稿の有りを示すレベルになっていた)と予測される。一方で、第2コンタクトガラス上に原稿が無ければ、原稿セットトレイに原稿がセットされていたことにより給紙動作が開始されたが、何らかの理由で原稿搬送路に原稿が供給されなかったために、原稿セット検知部が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、原稿セットトレイに原稿がセットされていたことにより、原稿セット検知部が原稿セットトレイに原稿が有ることを検知していた(原稿セットセンサーの出力レベルが原稿の有りを示すレベルになっていた)と予測される。これにより、本発明では、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、第2コンタクトガラス上に原稿が有れば、原稿セットセンサーに異常が発生しているものとする。そして、このとき、原稿セット検知部が原稿有りを検知していたとしても、載置読取を行う。その結果、原稿セットセンサーに異常が発生している場合に載置読取が実行できなくなるのを抑制することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
本発明では、原稿セットセンサーに異常が発生している場合に載置読取が実行できなくなるのを抑制することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の一実施形態による画像読取装置が備えられた画像形成装置の概略図 図1に示した画像形成装置に備えられる画像読取装置の詳細図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)において表示される報知画面(給紙エラーが発生した旨を報知するため画面)の図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)において表示される報知画面(原稿セットセンサーに異常が発生した旨を報知するための画面)の図 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)において行われる原稿セットセンサーの異常発生検知の流れを説明するためのフローチャート 図1に示した画像形成装置(画像読取装置)において行われる原稿セットセンサーの異常発生検知の流れを説明するためのフローチャート
以下に、画像読取装置を備えた画像形成装置について、スキャン機能、プリント機能およびコピー機能など複数種の機能を搭載する複合機を例にとって説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示すように、画像形成装置100は、本体上方に装着された画像読取装置200を備える。画像読取装置200は、原稿Dの画像を読み取って画像データを生成する。なお、画像読取装置200の構成については、後に詳細に説明する。
また、画像形成装置100は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6で構成されるエンジン部7を備える。そして、エンジン部7は、画像データ(たとえば、画像読取装置200による読み取りによって得られた画像データなど)に基づく画像を用紙Pに印刷して出力する。
給紙部3は、用紙Pを収容するカセット31を有し、そのカセット31内に収容された用紙Pを用紙搬送路40に供給する。給紙部3には、用紙搬送路40に用紙Pを供給するための給紙ローラー32が設けられている。
用紙搬送部4は、用紙搬送路40に供給された用紙Pを転写ニップおよび定着ニップの順番で搬送し、排出トレイ41にする。この用紙搬送部4には、用紙搬送路40に沿って用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラー対42が設けられている。複数の搬送ローラー対42のうち1つの搬送ローラー対42は、レジストローラー対43である。レジストローラー対43は、用紙Pを転写ニップの手前で待機させ、タイミングを合わせて転写ニップに送り出す。
画像形成部5は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。
画像形成時には、感光体ドラム51が回転し、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52が所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、露光用の光を発光する発光素子(図示せず)を有しており、その発光素子を画像データに基づき点消灯させつつ、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。現像装置54は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接し、感光体ドラム51との間で転写ニップを形成する。その状態で、レジストローラー対43がタイミングを計り、転写ニップに用紙Pを進入させる。このとき、転写ローラー55には転写用電圧が印加される。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。クリーニング装置56は、用紙Pへのトナー像の転写が終わると、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部6は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱および加圧して定着させる。この定着部6は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を含む。加熱ローラー61は、発熱源を内蔵する。加圧ローラー62は、定着ローラー61に圧接し、加熱ローラー61との間で定着ニップを形成する。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着ニップを通過することにより、加熱および加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着される。印刷済みの用紙Pは、搬送ローラー対42によって排出トレイ41に送られる。
(画像読取装置の構成)
図2に示すように、画像読取装置200は、搬送読取用のコンタクトガラス20aおよび載置読取用のコンタクトガラス20bを有する。そして、画像読取装置200は、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dの画像を読み取る搬送読取およびコンタクトガラス20b上に載置された原稿Dの画像を読み取る載置読取の実行が可能に構成されている。なお、コンタクトガラス20aは本発明の「第1コンタクトガラス」に相当し、コンタクトガラス20bは本発明の「第2コンタクトガラス」に相当する。
具体的な構成としては、画像読取装置200は、コンタクトガラス20aおよび20bが嵌め込まれる読取台20を有し、その読取台20に対して開閉可能(回動可能)に取り付けられた原稿搬送ユニット1を備える。コンタクトガラス20aおよび20bは、原稿搬送ユニット1が閉じられると、原稿搬送ユニット1によって覆われる。そして、搬送読取は、原稿搬送ユニット1が閉じた状態で実行される。これにより、原稿搬送ユニット1により搬送される原稿Dがコンタクトガラス20a上を通過する。また、載置読取の実行に際して、原稿搬送ユニット1を閉じることにより、コンタクトガラス20b上に載置した原稿Dを押え付けることができる。なお、コンタクトガラス20bと対向する原稿搬送ユニット1の所定部分には、白色マット10aが配置される。
また、原稿搬送ユニット1は、搬送読取時の読取位置(コンタクトガラス20a上の位置)に原稿Dを搬送するための原稿搬送路10を有する。原稿搬送路10の一端には、原稿搬送路10に供給する原稿Dがセットされる原稿セットトレイ11が配置される。原稿搬送路10の他端には、原稿搬送路10を進行する原稿Dが排出される原稿排出トレイ12が配置される。そして、原稿搬送路10の途中の位置が搬送読取時の読取位置となっている。したがって、原稿搬送路10に沿って原稿Dが搬送されると、その原稿Dがコンタクトガラス20a上を通過することになる。このとき、原稿Dの一方面(原稿セットトレイ11への原稿Dのセット時に上方に向けられた面)がコンタクトガラス20aと対向する。
原稿搬送路10の原稿搬送方向上流側には、給紙部13が設けられている。給紙部13は、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dを原稿搬送路10に供給する。この給紙部13は、原稿セットトレイ11にセットされた原稿Dを引き出すピックアップローラー13aと、ピックアップローラー13aによって原稿セットトレイ11から引き出された原稿Dを原稿搬送路10に供給する給紙ベルト13bとを含む。給紙ベルト13bは、駆動ローラー13cと従動ローラー13dとによって張架され、駆動ローラー13cが回転することで周回する(原稿Dを原稿搬送路10に供給する)。
また、給紙部13(給紙ベルト13b)の原稿搬送路10を挟んで反対側の位置には、分離ローラー14が設けられている。この分離ローラー14は、給紙部13による原稿搬送路10への原稿Dの供給が行われているとき、原稿搬送方向と逆方向に原稿Dが進行するよう回転する。これにより、原稿セットトレイ11から原稿Dが複数枚重なって引き出されたとしても、複数枚重なった原稿Dが1枚ずつに分離される。
給紙部13の原稿搬送方向下流側には、複数の搬送ローラー対15が原稿搬送路10に沿って設けられている。複数の搬送ローラー対15は、給紙部13の原稿搬送方向下流側において原稿Dを搬送する。複数の搬送ローラー対15のうち、給紙部13に最も近い搬送ローラー対15は、レジストローラー対16である。レジストローラー対16は、原稿Dの原稿搬送方向への進行を一旦停止させ、原稿Dを撓ませて原稿Dの斜行を補正する。
また、原稿搬送ユニット1には、原稿搬送路10の複数の検知位置DPにおける原稿Dの有無をそれぞれ検知するための複数の原稿検知センサーDSが設けられている。原稿検知センサーDSは、たとえば、検知対象に向けて光を発光する発光部および検知対象からの反射光を受光する受光部を有する反射型の光センサーである。そして、原稿検知センサーDSの出力は、検知位置DPに原稿Dが有るときと無いときとで変動する。原稿検知センサーDSの出力は、たとえば、ジャムが発生したか否かを判断したり、搬送タイミングを計ったりするために用いられる。
複数の原稿検知センサーDSのうち、給紙部13とレジストローラー対16との間(給紙部13の原稿搬送方向下流側)の検知位置DPにおける原稿Dの有無を検知するための原稿検知センサーDSの出力は、原稿搬送路10に原稿Dが供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断するのにも用いられる。以下の説明では、この原稿検知センサーDSを給紙検知センサーFSと称し、給紙検知センサーFSの検知位置DPを給紙検知位置FPと称する場合がある。
原稿搬送ユニット1には、原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知するための原稿セットセンサーSSも設けられている。原稿セットセンサーSSは、たとえば、発光部、受光部、および、発光部と受光部との間を上下方向に移動するとともに原稿セットトレイ11上の領域(原稿Dがセットされる領域)に突出するアクチュエーターを有する光センサーである。原稿セットセンサーSSのアクチュエーターは、原稿セットトレイ11に原稿Dが有ると、原稿Dに押圧されて下方に移動し、発光部と受光部との間の光路を遮断(または、開放)する。一方で、原稿セットセンサーSSのアクチュエーターは、原稿セットトレイ11から原稿Dが無くなると、原稿Dによる押圧が解除されることで上方に移動し、発光部と受光部との間の光路を開放(または、遮断する)する。これにより、原稿セットトレイ11に原稿Dが有るときと無いときとで原稿セットセンサーSSの出力が変動する。
また、画像読取装置200は、原稿台20上の原稿Dの画像を光学的に読み取る画像読取部2を備える。画像読取部2は、読取ユニット21を含み、その読取ユニット21は、ランプ22、ミラー23、レンズ24およびイメージセンサー25などで構成される。
ランプ22は、複数のLED素子を有し、原稿Dに照射する光を生成する。複数のLED素子は、図示しないが、読取ライン方向である主走査方向(図2の紙面に対して垂直な方向)にライン状に配列されている。なお、冷陰極管などをランプ22として用いてもよい。そして、ランプ22は、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dを読み取るときには、コンタクトガラス20aに向けて光を照射する(コンタクトガラス20aを透過した光が原稿Dの一方面を照射する)。一方で、ランプ22は、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dを読み取るときには、コンタクトガラス20bに向けて光を照射する(コンタクトガラス20bを透過した光が原稿Dの一方面を照射する)。原稿Dで反射された反射光は、ミラー23で反射され、レンズ24に導かれる。レンズ24は、反射光を集光する。
イメージセンサー25は、原稿Dで反射された反射光(レンズ24で集光された光)を受光することにより原稿Dをライン単位で読み取る。このイメージセンサー25は、主走査方向にライン状に並ぶ複数の光電変換素子を有するCCDからなり、反射光を受光すると、ライン単位で画素毎に光電変換して電荷を蓄積する。そして、イメージセンサー25は、蓄積電荷に応じたアナログ信号を出力する。すなわち、イメージセンサー25の画素毎のアナログ出力は、反射光の光量に応じて変動する。
また、ランプ22およびミラー23は、主走査方向と直交する副走査方向に移動可能な保持部材26によって保持される。保持部材26は、ワイヤー27の一端と連結される。ワイヤー27の他端は、回転することでワイヤー27を巻き取る巻取ドラム28に連結される。これにより、巻取ドラム28が回転することによって保持部材26が副走査方向に移動し、ランプ22およびミラー23が保持部材26と共に副走査方向に移動する。なお、保持部材26には複数本のワイヤー27が連結され、複数本のワイヤー27が架けまわされる。ただし、図2では、便宜上、ワイヤー27を1本のみ図示している。
コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dの画像を読み取る場合には、保持部材26がコンタクトガラス20aの下方に移動して静止する。その後、原稿搬送ユニット1がコンタクトガラス20a上に原稿Dを搬送する。このとき、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dに対してランプ22が光を照射し、原稿Dで反射された反射光の光電変換をイメージセンサー25が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの一方面の画像の読み取りがライン単位で行われる。
一方で、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dの画像を読み取る場合には、保持部材26が副走査方向(正面から見て左から右に向かう方向)に移動する。そして、保持部材26が副走査方向に移動している最中に、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dに対してランプ22が光を照射し、原稿Dで反射された反射光の光電変換をイメージセンサー25が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの一方面の画像の読み取りがライン単位で行われる。
また、画像読取部2には、原稿搬送ユニット1の原稿台20に対する傾きが予め定められた所定角度(たとえば、35°)になったことを検知するための開閉検知センサーISが設けられている。開閉検知センサーISは、たとえば、発光部、受光部、および、発光部と受光部との間を上下方向に移動するとともに原稿台20上の領域(原稿搬送ユニット1側の領域)に向かって突出するアクチュエーターを有する光センサーである。また、開閉検知センサーISは、原稿搬送ユニット1を開閉可能に支持するヒンジ(図示せず)の近傍に配置される。開閉検知センサーISのアクチュエーターは、原稿搬送ユニット1の傾きが所定角度よりも小さくなると、原稿搬送ユニット1により押圧されて下方に移動し、発光部と受光部との間の光路を遮断(または、開放)する。一方で、開閉検知センサーISのアクチュエーターは、原稿搬送ユニット1の傾きが所定角度よりも大きくなると、原稿搬送ユニット1による押圧が解除されることで上方に移動し、発光部と受光部との間の光路を開放(または、遮断)する。これにより、原稿セットセンサーSSの出力は、原稿搬送ユニット1の傾きが所定角度になったときに変動する。
なお、画像読取装置200には、原稿Dの一方面を読み取るための読取ユニット21とは別に、原稿Dの一方面とは反対側の他方面を読み取るためのCISユニット29が設けられている。CISユニット29は、原稿搬送路10に沿った所定箇所に配置される。これにより、原稿Dの両面の読み取りを同時に行うことができるようになる。
図1に戻って、画像読取装置200は、操作パネル8を備える。操作パネル8は、タッチパネル付きの液晶表示部81を含む。液晶表示部81は、ユーザーから各種設定などを受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを表示する。さらに、操作パネル8には、テンキー82やスタートキー83などのハードキーも設けられている。
(画像形成装置(画像読取装置)のハードウェア構成)
図3に示すように、画像形成装置100(画像読取装置200)は、主制御部110を備える。この主制御部110は、メインCPU111、画像処理部112および記憶部113を含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICなどからなり、画像データに対して画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMおよびRAMなどからなり、プログラムおよびデータを記憶する。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶されたプログラムおよびデータに基づき、画像形成装置100の全体制御を行う。
また、図4に示すように、主制御部110は、原稿搬送制御部120と接続される。原稿搬送制御部120は、CPU121および記憶部122を含む。そして、原稿搬送制御部120は、主制御部110から指示を受け、原稿搬送ユニット1により実行される原稿搬送を制御する。
具体的には、原稿搬送制御部120は、原稿搬送ユニット1に設置された回転体を回転させるための搬送モーターM1と接続され、原稿搬送ユニット1の回転体を適切に回転させる。なお、給紙部13(ピックアップローラー13aおよび給紙ローラー13c)および分離ローラー14を回転させるモーター、レジストローラー対16を回転させるモーター、レジストローラー対16以外の搬送ローラー対15を回転させるモーターは互いに異なるが、便宜上、これらのモーターを総じて搬送モーターM1と称している。
また、原稿搬送制御部120は、原稿検知センサーDS(給紙検知センサーFSも含む)と接続され、原稿検知センサーDSの出力に基づき、原稿搬送路10の検知位置DP(給紙検知位置FPを含む)における原稿Dの有無を検知する。そして、原稿搬送制御部120は、原稿搬送路10においてジャムが発生したか否かを判断したり、原稿Dの搬送タイミングを計ったりする。これに加えて、原稿搬送制御部120は、給紙検知センサーFSの出力に基づき、給紙検知位置FPにおける原稿Dの有無を検知し、原稿搬送路10に原稿Dが供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断する。この構成においては、原稿搬送制御部120が本発明の「給紙検知部」に相当する。
さらに、原稿搬送制御部120は、原稿セットセンサーSSと接続され、原稿セットセンサーSSの出力に基づき、原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知する。この構成においては、原稿搬送制御部120が本発明の「原稿セット検知部」に相当する。
また、主制御部110は、画像読取制御部130と接続される。画像読取制御部130は、CPU131および記憶部132を含む。そして、画像読取制御部130は、主制御部110から指示を受け、画像読取部2により実行される画像読取を制御する。
具体的には、画像読取制御部130は、巻取ドラム28を回転させるための巻取モーターM2と接続され、巻取ドラム28を適切に回転させる。すなわち、画像読取制御部130は、保持部材26を副走査方向に移動させ、読取ユニット21の読取位置(ランプ22の照射位置)を制御する。また、画像読取制御部130は、読取ユニット21(ランプ22およびイメージセンサー24)と接続され、ランプ22およびイメージセンサー24の各動作を制御する。また、画像読取制御部130は、読取ユニット21の出力(イメージセンサー24のアナログ出力)を処理するため、アナログ処理部201、補正部202および画像メモリー203と接続される。
アナログ処理部201は、増幅回路やA/D変換回路などを含む。そして、アナログ処理部201は、イメージセンサー24のアナログ出力を増幅し、デジタルの画像データに変換して出力する。補正部202は、シェーディング補正などの補正を行う。画像メモリー203は、画像データを蓄積し、主制御部110(画像処理部112)に転送する。画像データを受けた主制御部110(画像処理部112)は、画像データに対して画像処理を施し、露光用の画像データ(露光装置53の発光素子を点消灯させるためのデータ)を生成する。そして、主制御部110は、露光用の画像データをエンジン部7に出力する。
また、画像読取制御部130は、開閉検知センサーISと接続され、開閉検知センサーISの出力に基づき、原稿搬送ユニット1の傾きが所定角度になったか否かを検知する。そして、画像読取制御部130は、原稿搬送ユニット1の傾きが所定角度になったとき(原稿搬送ユニット1が完全に閉じられる直前)、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dのサイズを検知する。
画像読取制御部130は、原稿サイズ検知を行うとき、予め定められた原稿サイズ検知位置(コンタクトガラス20bの副走査方向の左端部)においてコンタクトガラス20b上の画像の読み取りを読取ユニット21に行わせ、それによって得られた画像データを原稿サイズ検知用画像データとして取得する。そして、画像読取制御部130は、原稿サイズ検知用画像データを参照し、明るい画素データ(原稿Dが存在することを示す画素データ)と暗い画素データ(原稿Dが存在しないことを示す画素データ)との境界を特定し、原稿Dのサイズを判定する。また、このような原稿サイズ検知を行うことにより、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを判断することもできる。なお、原稿搬送ユニット1が完全に閉じられる前に原稿サイズ検知を行う理由は、原稿搬送ユニット1が完全に閉じられてしまうと、白色マット10aを原稿Dとして認識してしまい、原稿Dが存在する部分と存在しない部分との境界を正確に読み取ることができないためである。
また、主制御部110は、操作パネル8と接続され、操作パネル8の表示動作を制御したり、操作パネル8に対してユーザーが行った操作を検知したりする。たとえば、操作パネル8は、スタートキー83を押下する操作をユーザーが行うと、その押下操作を画像読取ジョブの実行指示として受け付ける。そして、主制御部110は、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けると、原稿搬送ユニット1および画像読取部2に画像読取ジョブを実行させる。この構成においては、操作パネル8が本発明の「受付部」に相当する。なお、操作パネル8は、エンジン部7により実行される印刷ジョブの実行指示も受け付ける。すなわち、操作パネル8は、画像読取装置200専用のものではない。
(画像読取ジョブの概要)
操作パネル8は、複数種の機能(スキャン機能、プリント機能およびコピー機能など)のうちいずれを使用するかの選択指示をユーザーから受け付ける。そして、主制御部110は、スキャン機能の選択指示を操作パネル8が受け付け、かつ、ジョブ実行指示を操作パネル8が受け付けると、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたものとして、原稿搬送ユニット1および画像読取部2に画像読取ジョブを開始させる。このとき、主制御部110は、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていれば、原稿搬送ユニット1に原稿搬送を行わせるとともに、画像読取部2に搬送読取を行わせる。一方で、主制御部110は、原稿セットトレイ11に原稿がセットされていなければ、画像読取部2に載置読取を行わせる(原稿搬送ユニット1に原稿搬送を行わせない)。
すなわち、原稿搬送制御部120は、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セットセンサーSSの出力に基づき原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していれば、原稿セットトレイ11から原稿搬送路10に原稿Dを供給するための給紙動作を給紙部13に開始させる。また、原稿搬送制御部120は、原稿搬送路10に沿って原稿Dを搬送するための搬送動作を搬送ローラー対15に行わせる。これにより、搬送読取時の読取位置(コンタクトガラス20a上の位置)に原稿Dが搬送される。そして、画像読取制御部130は、ランプ22をコンタクトガラス20aの下方に移動させ、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dの画像を読取ユニット21に読み取らせる(画像読取部2が搬送読取を行う)。
また、原稿搬送制御部120は、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿セットセンサーSSの出力に基づき原稿セットトレイ11に原稿Dが無いことを検知していれば、給紙部13に給紙動作を開始させず、搬送ローラー対15に搬送動作を行わせない。この場合、画像読取制御部130は、コンタクトガラス20bの下方においてランプ22を副走査方向に移動させながら、コンタクトガラス20b上に載置された原稿Dの画像を読取ユニット21に読み取らせる(画像読取部2が載置読取を行う)。
(給紙エラーの発生検知)
原稿搬送制御部120は、給紙動作の開始以降、給紙検知センサーFSの出力に基づいて、原稿搬送路10に原稿Dが供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断する。具体的には、原稿搬送制御部120は、給紙動作の開始から予め定められた所定時間内に給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知すれば、給紙が正常に行われたと判断する。なお、所定時間というのは、原稿セットトレイ11から原稿搬送路10に供給された原稿Dが給紙検知位置FPに到達するのに要する予定時間である。
一方で、原稿搬送制御部120は、給紙動作の開始から所定時間内に給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなければ、給紙動作を一旦停止させてから給紙動作を再開させる(給紙部13にリトライ動作を開始させる)。そして、原稿搬送制御部120は、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数(たとえば、5回)に達しても給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなかったとき、給紙エラーが発生したと判断する。
原稿搬送制御部120は、給紙エラーが発生すると、給紙エラーが発生した旨を主制御部110に通知する。この通知を受けた主制御部110は、給紙エラーが発生した旨を示すメッセージなどを配した報知画面S1(図5参照)を操作パネル8に表示させる。たとえば、操作パネル8は、図5に示すように、原稿Dをセットし直すよう報知するためのメッセージを表示する。なお、給紙エラーの発生原因としては、給紙部13(ピックアップローラー13aや給紙ベルト13b)の摩耗や給紙部13への紙粉の付着なども考えられる。したがって、図示しないが、給紙部13の交換(清掃)を促すメッセージを表示してもよい。また、原稿搬送制御部120は、給紙エラーの発生回数を記憶部122に記憶させる。
(原稿セットセンサーの異常発生検知)
原稿セットセンサーSSに異常が発生すると、原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルのまま保持される場合がある。たとえば、原稿セットセンサーSSのアクチュエーターの取付状態(摺動性)が悪くなると、原稿セットトレイ11から原稿Dが無くなってもアクチュエーターが移動せず、原稿セットトレイ11に原稿Dが有ったときの位置に留まるので、原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルのまま保持される。あるいは、原稿セットセンサーSSが故障した場合にも、原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルのまま保持されることがある。
このような異常が原稿セットセンサーSSに発生している場合、載置読取を所望するユーザーがコンタクトガラス20b上に原稿Dを載置し、画像読取ジョブの実行指示を操作パネル8に対して行うと、原稿セットトレイ11に原稿Dをセットしていなかったとしても、原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルのまま保持されているので、原稿搬送ユニット1が原稿搬送を開始する(給紙部13が給紙動作を開始する)。このとき、原稿セットトレイ11には原稿Dがセットされていないので、原稿搬送路10に原稿Dは供給されず、給紙エラーが発生する(図5に示した報知画面S1を操作パネル8が表示する)。したがって、載置読取を所望するユーザーからすると、載置読取が実行されないので、利便性が悪い。さらに、ユーザーは、原稿セットセンサーSSに異常が発生していることを認識していないので、原稿セットトレイ11に原稿Dをセットしていないにもかかわらず給紙エラーが発生すると、どのように対処してよいのかが分からない。
したがって、本実施形態では、原稿セットセンサーSSに異常が発生したか否かを検知する。そして、原稿セットセンサーSSに異常が発生していれば、原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルであっても、図5に示した報知画面S1を表示せずに載置読取を実行する。さらに、原稿セットセンサーSSに異常が発生している旨を報知する。たとえば、主制御部110は、原稿搬送制御部120が給紙エラーを予め定められた回数(たとえば、2〜3回)連続して検知したとき、原稿セットトセンサーSSに異常が発生したか否かを検知するための処理を画像読取部2(画像読取制御部130)に行わせる。
具体的には、画像読取制御部130は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、直近の原稿サイズ検知時に取得した原稿サイズ検知用画像データを参照し、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知する。この構成においては、画像読取制御部130が本発明の「載置読取原稿検知部」に相当する。たとえば、コンタクトガラス20b上に原稿Dが載置されて原稿搬送ユニット1が閉じられた場合には、原稿サイズ検知用画像データが明るい画素データ(原稿Dが存在することを示すデータ)と暗い画素データ(原稿Dが存在しないことを示すデータ)とで構成される。一方で、コンタクトガラス20b上から原稿Dが除去されて原稿搬送ユニット1が閉じられた場合には、原稿サイズ検知用画像データが暗い画素データ(原稿Dが存在しないことを示すデータ)だけで構成される。これにより、原稿サイズ検知用画像データを参照すれば、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知することができる。そして、画像読取制御部130は、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かの検知結果を主制御部110に通知する。
ここで、通常では、搬送読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイ11に原稿Dをセットするが、コンタクトガラス20b上には原稿Dを載置しない。一方で、載置読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイ11には原稿Dをセットせず、コンタクトガラス20b上に原稿Dを載置する。
したがって、画像読取制御部130がコンタクトガラス20b上に原稿Dが有ることを検知した場合には、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていなかったにもかかわらず給紙動作が開始されたために、原稿搬送制御部120が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、この場合には、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていなかったにもかかわらず、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していた(原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルになっていた)と予測される。このため、主制御部110は、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有る旨の検知結果を画像読取制御部130から受けると、原稿セットセンサーSSに異常が発生していると判断する。
そして、主制御部110は、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していたとしても、原稿搬送ユニット1に原稿搬送(給紙部13の給紙動作)を行わせず、画像読取部2に載置読取を行わせる。また、原稿セットセンサーSSに異常が発生している旨を示すメッセージなどを配した報知画面S2(図6参照)を操作パネル8に表示させる。たとえば、操作パネル8は、図6に示すように、サービスマンに連絡するよう促すメッセージを表示する。この構成においては、操作パネル8が本発明の「報知部」に相当する。
一方で、画像読取制御部130がコンタクトガラス20b上に原稿Dが無いことを検知した場合には、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていたことにより給紙動作が開始されたが、何らかの理由で用紙搬送路10に原稿Dが供給されなかったために、原稿搬送制御部120が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、この場合には、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていたことにより、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していた(原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルになっていた)と予測される。このため、主制御部110は、コンタクトガラス20b上に原稿Dが無い旨の検知結果を画像読取制御部130から受けると、原稿セットセンサーSSに異常が発生していないと判断する。
この場合の給紙エラーの発生原因としては、原稿セットトレイ11に対する原稿Dのセット状態になどに起因すると考えられる。このため、主制御部110は、図5に示したような報知画面S1を操作パネル8に表示させる。
以下に、図7および図8に示すフローチャートを参照して、原稿セットセンサーSSの異常発生検知の流れについて説明する。
まず、図7および図8のフローチャートのスタート時点では、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知している(原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルになっている)とする。すなわち、この状態において操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けると、原稿搬送ユニット1が原稿搬送を行い、画像読取部2が搬送読取を行うことになる。そして、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたときに、図7および図8のフローチャートがスタートする。
ステップS1において、主制御部110は、原稿搬送制御部120に指示し、原稿搬送ユニット1に原稿搬送を開始させる。すなわち、給紙部13が給紙動作を開始する。ステップS2において、原稿搬送制御部120は、給紙動作の開始から予め定められた所定時間内に給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知したか否かを判断する。その結果、給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知すれば、ステップS3に移行する。ステップS3に移行すると、原稿搬送制御部120は、給紙が正常に行われたと判断する。
ステップS2において、給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知していない場合には、ステップS4に移行する。ステップS4に移行すると、原稿搬送制御部120は、給紙部13にリトライ動作を開始させる。そして、ステップS5において、原稿搬送制御部120は、給紙動作(リトライ動作)の開始から所定時間内に給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知したか否かを判断する。その結果、給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知すれば、ステップS3に移行し、給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなければ、ステップS6に移行する。
ステップS6に移行すると、原稿搬送制御部120は、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達しているか否かを判断する。その結果、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達していなければ、ステップS4に移行し、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達していれば、ステップS7に移行する。ステップS7に移行すると、原稿搬送制御部120は、給紙エラーが発生したと判断し、給紙エラーが発生した旨を主制御部110に通知する。
ステップS7からステップS8に移行し、原稿搬送制御部120は、給紙エラーの発生回数をカウントアップする(記憶部122に記憶された給紙エラーの発生回数を更新する)。その後、ステップS9において、原稿搬送制御部120は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に達しているか否かを判断する。その結果、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に達していなければ、ステップS10に移行する。ステップS10に移行すると、原稿搬送制御部120は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に達していない旨を主制御部110に通知する。この通知を受けた主制御部110は、給紙エラーが発生した旨を操作パネル8に報知させる(図5に示した報知画面S1を表示させる)。
ステップS9において、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に達している場合には、ステップS11に移行する。ステップS11に移行すると、原稿搬送制御部120は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に達している旨を主制御部110に通知する。この通知を受けた主制御部110は、画像読取制御部130に指示し、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かの検知を行わせる。その結果、コンタクトガラス20b上に原稿Dが無ければ、ステップS10に移行する。一方で、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有れば、ステップS12に移行する。
ステップS12に移行すると、主制御部110は、原稿セットセンサーSSに異常が発生したと判断する。そして、ステップS13において、主制御部110は、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していたとしても、原稿搬送ユニット1に原稿搬送(給紙部13の給紙動作)を行わせず、画像読取部2に載置読取を行わせる。その後、ステップS14において、主制御部110は、原稿セットセンサーSSに異常が発生した旨を操作パネル8に報知させる(図6に示した報知画面S2を表示させる)。あるいは、載置読取の実行に並行して、原稿セットセンサーSSに異常が発生した旨を報知してもよい。
本実施形態の画像読取装置200は、上記のように、搬送読取用のコンタクトガラス20a(第1コンタクトガラス)および載置読取用のコンタクトガラス20b(第2コンタクトガラス)を有し、コンタクトガラス20a上を通過する原稿Dの画像を読み取る搬送読取およびコンタクトガラス20b上に載置された原稿Dの画像を読み取る載置読取の実行が可能なように構成されている。すなわち、画像読取装置200は、操作パネル8(受付部)と、原稿搬送ユニット1と、画像読取部2と、画像読取制御部130(載置読取原稿検知部)と、を備える。操作パネル8は、画像読取ジョブの実行指示を受け付ける。原稿搬送ユニット1は、コンタクトガラス20a上に原稿Dを搬送するための原稿搬送路10と、原稿搬送路10に供給する原稿Dがセットされる原稿セットトレイ11と、原稿セットトレイ11において原稿Dの有無を検知するための原稿セットセンサーSSと接続され、原稿セットセンサーSSの出力に基づき原稿セットトレイ11における原稿Dの有無を検知する原稿搬送制御部120(原稿セット検知部)と、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿搬送制御部120が原稿Dの有りを検知していれば、原稿セットトレイ11から原稿搬送路10に原稿10を供給するための給紙動作を開始する給紙部13と、給紙部13の原稿搬送方向下流側の給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有無を検知するための給紙検知センサーFSと接続され、給紙検知センサーFSの出力に基づき給紙検知位置FPにおける原稿Dの有無を検知し、給紙動作が開始されたにもかかわらず原稿搬送路10に原稿Dが供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断する原稿搬送制御部120(給紙検知部)と、を含む。画像読取部2は、操作パネル8が画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していれば、搬送読取を行う一方、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが無いことを検知していれば、載置読取を行う。画像読取制御部130は、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知する。そして、画像読取部2は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、画像読取制御部130がコンタクトガラス20b上に原稿Dが有ることを検知すれば、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していたとしても、載置読取を行う。
ここで、通常では、搬送読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイ11に原稿Dをセットするが、コンタクトガラス20b上には原稿Dを載置しない。一方で、載置読取を実行したいユーザーは、原稿セットトレイ11には原稿Dをセットせず、コンタクトガラス20b上に原稿を載置する。
そこで、本実施形態では、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知する。
このとき、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有れば、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていなかったにもかかわらず給紙動作が開始されたために、原稿搬送制御部120が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていなかったにもかかわらず、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していた(原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルになっていた)と予測される。一方で、コンタクトガラス20b上に原稿Dが無ければ、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていたことにより給紙動作が開始されたが、何らかの理由で原稿搬送路10に原稿Dが供給されなかったために、原稿搬送制御部120が給紙エラーの発生を検知したと予測される。すなわち、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていたことにより、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していた(原稿セットセンサーSSの出力レベルが原稿Dの有りを示すレベルになっていた)と予測される。これにより、本実施形態では、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有れば、原稿セットセンサーSSに異常が発生しているものとする。そして、このとき、原稿搬送制御部120が原稿セットトレイ11に原稿Dが有ることを検知していたとしても、載置読取を行う。その結果、原稿セットセンサーSSに異常が発生している場合に載置読取が実行できなくなるのを抑制することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、操作パネル8(報知部)は、給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、画像読取部2(画像読取制御部130)がコンタクトガラス20b上に原稿Dが有ると判断すれば、原稿セットセンサーSSに異常が発生した旨を報知する(図6に示した報知画面S2を表示する)。これにより、原稿セットセンサーSSに異常が発生した場合に、原稿セットセンサーSSに異常が発生していることをユーザーに認識させることができるので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、操作パネル8は、画像読取部2(画像読取制御部130)がコンタクトガラス20bに原稿Dが無いと判断すれば、給紙エラーが発生した旨を報知する(図5に示した報知画面S1を表示する)。これにより、ユーザーは、給紙エラーを解消するための作業(原稿Dをセットし直すなど)を速やかに開始することができる。
また、本実施形態では、上記のように、給紙部13は、給紙動作を開始してから予め定められた所定時間が経過しても原稿搬送制御部120が給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなかったとき、給紙動作を一旦停止してから給紙動作を再開するリトライ動作を行う。そして、原稿搬送制御部120は、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達しても給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなかったとき、給紙エラーが発生したと判断する。ここで、原稿セットトレイ11に原稿Dがセットされていたとしても、給紙部13(ピックアップローラー13aや給紙ベルト13b)が摩耗したり給紙部13に紙粉が付着したりすると、1回の給紙動作だけでは原稿搬送路10に原稿Dを供給できず、給紙動作を連続して繰り返すことによって原稿搬送路10に原稿Dを供給できることがある。したがって、リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達しても給紙検知位置FPにおいて原稿Dの有りを検知しなかったときに、給紙エラーが発生したと判断されるように構成するのが好ましい。
また、本実施形態では、上記のように、画像読取制御部130は、コンタクトガラス20b上の画像の読み取りによって得られた画像データに基づきコンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知する。たとえば、画像読取制御部130は、原稿サイズ検知時に取得した原稿サイズ検知用画像データを参照し、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知する。これにより、容易に、コンタクトガラス20b上に原稿Dが有るか否かを検知することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 原稿搬送ユニット
2 画像読取部
8 操作パネル(受付部、報知部)
10 原稿搬送路
11 原稿セットトレイ
13 給紙部
20a コンタクトガラス(第1コンタクトガラス)
20b コンタクトガラス(第2コンタクトガラス)
100 画像形成装置
120 原稿搬送制御部(原稿セット検知部、給紙検知部)
130 画像読取制御部(載置読取原稿検知部)
200 画像読取装置
FS 給紙検知センサー
SS 原稿セットセンサー

Claims (6)

  1. 第1コンタクトガラスおよび第2コンタクトガラスを有し、前記第1コンタクトガラス上を通過する原稿の画像を読み取る搬送読取および前記第2コンタクトガラス上に載置された原稿の画像を読み取る載置読取の実行が可能な画像読取装置であって、
    画像読取ジョブの実行指示を受け付ける受付部と、
    前記第1コンタクトガラス上に原稿を搬送するための原稿搬送路と、前記原稿搬送路に供給する原稿がセットされる原稿セットトレイと、前記原稿セットトレイにおいて原稿の有無を検知するための原稿セットセンサーと接続され、前記原稿セットセンサーの出力に基づき前記原稿セットトレイにおける原稿の有無を検知する原稿セット検知部と、前記受付部が前記画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、前記原稿セット検知部が原稿有りを検知していれば、前記原稿セットトレイから前記原稿搬送路に原稿を供給するための給紙動作を開始する給紙部と、前記給紙部の原稿搬送方向下流側の給紙検知位置において原稿の有無を検知するための給紙検知センサーと接続され、前記給紙検知センサーの出力に基づき前記給紙検知位置における原稿の有無を検知し、前記給紙動作が開始されたにもかかわらず前記原稿搬送路に原稿が供給されない給紙エラーが発生したか否かを判断する給紙検知部と、を含む原稿搬送ユニットと、
    前記受付部が前記画像読取ジョブの実行指示を受け付けたとき、前記原稿セット検知部が原稿有りを検知していれば、前記搬送読取を行う一方、前記原稿セット検知部が原稿無しを検知していれば、前記載置読取を行う画像読取部と、
    前記第2コンタクトガラス上に原稿が有るか否かを検知する載置読取原稿検知部と、を備え、
    前記画像読取部は、前記給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、前記載置読取原稿検知部が原稿有りを検知すれば、前記原稿セット検知部が原稿有りを検知していたとしても、前記載置読取を行うことを特徴とする画像読取装置。
  2. 画像読取装置の状態を報知する報知部を備え、
    前記報知部は、前記給紙エラーの連続発生回数が予め定められた回数に到達したとき、前記載置読取原稿検知部が原稿有りを検知すれば、前記原稿セットセンサーに異常が発生した旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記報知部は、前記載置読取原稿検知部が原稿無しを検知すれば、前記給紙エラーが発生した旨を報知することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記給紙部は、前記給紙動作を開始してから予め定められた所定時間が経過しても前記給紙検知部が原稿有りを検知しなかったとき、前記給紙動作を一旦停止してから前記給紙動作を再開するリトライ動作を行い、
    前記給紙検知部は、前記リトライ動作の連続実行回数が予め定められた回数に達しても原稿有りを検知しなかったとき、前記給紙エラーが発生したと判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記載置読取原稿検知部は、前記第2コンタクトガラス上の画像の読み取りによって得られた画像データに基づき前記第2コンタクトガラス上に原稿が有るか否かを検知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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