JP3832483B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3832483B2
JP3832483B2 JP2004298062A JP2004298062A JP3832483B2 JP 3832483 B2 JP3832483 B2 JP 3832483B2 JP 2004298062 A JP2004298062 A JP 2004298062A JP 2004298062 A JP2004298062 A JP 2004298062A JP 3832483 B2 JP3832483 B2 JP 3832483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image forming
reading
forming apparatus
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004298062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006115015A (ja
Inventor
恵子 豊田
浩志 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2004298062A priority Critical patent/JP3832483B2/ja
Priority to US11/020,171 priority patent/US7561311B2/en
Publication of JP2006115015A publication Critical patent/JP2006115015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832483B2 publication Critical patent/JP3832483B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00909Cleaning arrangements or preventing or counter-acting contamination from dust or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/12Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/12Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
    • H04N1/121Feeding arrangements
    • H04N1/1235Feeding a sheet past a transparent plate; Details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
    • H04N1/192Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0081Image reader
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0446Constructional details not otherwise provided for, e.g. mounting of scanning components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、いわゆるシートスルー方式で原稿を読み取って画像を形成する画像形成装置に関する。
ユーザの利便性に鑑み、近年、複写機等の画像形成装置では、プラテンガラスに載置され静止した原稿の下方において光学系を移動させ、当該原稿の画像を読み取る移動光学方式に加え、自動原稿搬送装置(ADF)によってプラテンガラス上面の読取位置を通過する原稿を、プラテンガラス下方で静止させた光学系で読み取るシートスルー方式を採用した機種が市場に多く投入されている。
このような画像形成装置では、書籍など、ADFが使えない物の複写には移動光学方式を用い、複数枚からなる原稿などは、自動的に原稿を1枚ずつ送ることができるシートスルー方式を用いるといった具合に使い分けられる。
ところで、プラテンガラスにゴミが付着していた場合、両方式共に当該ゴミも一緒に画像として読み取ってしまうのであるが、移動光学方式で読み取った場合には、当該ゴミの大きさに対応した黒点となって再現されるに過ぎないのに対し、シートスルー方式で読み取った場合には、原稿画像の一端から他端に至る一条の黒筋となって再現され、到底無視できないものとなってしまう。
そこで、シートスルー方式で原稿を読み取る場合に、たとえプラテンガラス上面にゴミが付着していたとしても、黒筋の発生を低減できる画像読取装置が開発されている(特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載の画像読取装置では、当該原稿の読取中(ADFによる原稿の搬送中)は、プラテンガラスを副走査方向(原稿の搬送方向)に動かすこととしている。これによれば、たとえ、プラテンガラスにゴミが付着していたとしても、当該ゴミが原稿読取位置に停留し続けるのを回避でき、当該ゴミが読み取られるのは、画像読取位置を横切る間だけになる。その結果、プラテンガラスの移動態様によるのであるが、読み取られたゴミは、例えば、短い線分として再現され、少なくとも原稿画像の一端から他端に至る一条の黒筋となって再現されることは回避でき、その発生が低減できることとなる。
特開2001−272829号公報
上記のように構成された装置では、プラテンガラスは可動部材であるので、これを適切に移動制御する必要がある。上記特許文献1では、プラテンガラスの基本的な動作、すなわち、原稿の読取開始から読取終了までに、プラテンガラスをホームポジションから所定量移動させ、ホームポジションに戻す往復動作をさせるといった内容は開示されているものの、例えば、ADFにおいて原稿のジャムが発生した際にプラテンガラスの移動制御をどのようにするかといった点に関しては何ら開示されていない。
そこで、本発明は、種々の事態に対応させてプラテンガラスの移動を適切に制御し得る画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、自動原稿搬送装置によって原稿を副走査方向に搬送し、主走査方向に規定された読取位置を通過させながら、前記読取位置に対し透光部材を間に介して配された固定光源によって前記読取位置に在る原稿部分を照射し、前記原稿部分からの反射光を受光して原稿画像を読み取るシートスルー方式の原稿読取部を有する画像形成装置であって、前記透光部材を副走査方向に往復移動させる移動手段と、前記移動手段を制御して、一の原稿が前記読取位置を通過する間、透光部材をホーム位置から一方向に往動させる一方で、原稿読み取りの中断事由が生じた場合には、透光部材を停止させた後、透光部材をホーム位置まで復動させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記中断事由が、前記自動原稿搬送装置における原稿搬送不良の発生であることを特徴とする。
あるいは、使用者からの読取中断指示を受け付ける受付手段を有し、前記中断事由が、前記受付手段を介して読取中断指示がなされることであることを特徴とする。
また、前記自動原稿搬送装置は、一時にセットされた複数枚の原稿束から、1枚ずつ間隔をおいて原稿を搬送し、前記制御手段は、一の原稿の後端が前記読取位置を通過してから次の原稿の搬送開始までの間に前記透光部材をホーム位置に復動することを特徴とする。
あるいは、前記自動原稿搬送装置は、一時にセットされた複数枚の原稿束から、1枚ずつ間隔をおいて原稿を搬送し、前記制御手段は、一の原稿の後端が前記読取位置を通過し切らない時点で、前記透光部材をホーム位置へ戻すべく当該透光部材を停止させ、復動を開始させることを特徴とする。
また、読み取った原稿画像を記録シートに再現する画像形成部を有し、前記中断事由が、前記画像形成部における記録シートの搬送不良であることを特徴とする。
また、前記自動原稿搬送装置は、前記透光部材が設けられている本体に、開閉自在に取り付けられており、原稿の読取は、自動原稿搬送装置が本体に対して閉じた状態でなされるものであり、前記中断事由が、自動原稿搬送装置が本体に対して開放されることであることを特徴とする。
さらに、前記制御手段は、自動原稿搬送装置が開放されている間は、前記透光部材の移動を禁止することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、原稿読み取りの中断事由が生じた場合に、透光部材が停止された後、ホーム位置まで復動されるので、次に原稿を読み取る際には、透光部材は既にホーム位置で待機していることとなるため、スムーズに原稿読み取りを開始することが可能となる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、デジタル式カラー複写機を例にして説明する。
図1は、当該デジタル式カラー複写機(以下、単に「複写機」と言う。)10の概略構成を示す全体図である。
複写機10は、大きくわけて、原稿画像を読み取るイメージリーダ部12と読み取った画像を記録シート上にプリントして再現するプリンタ部14とから構成される。
イメージリーダ部12は、固定光学系の一つであるシートスルー方式と移動光学系の一つであるミラー移動方式の両方で原稿画像の読み取りが可能なように構成されている。ここで、シートスルー方式は、光学系を静止(固定)させた状態で、原稿を移動させて読み取る方式である。ミラー移動方式は、原稿は静止させた状態で、原稿面からの反射光をCCDセンサに導くミラーを原稿に対して移動させ、原稿読み取り位置からCCDセンサまでの光路長を常に一定に維持した状態で読み取る方式である。
イメージリーダ部12は、シートスルー方式を実現するための自動原稿搬送装置(ADF)16を備えている。
自動原稿搬送装置16は、原稿給紙トレイ18にセットされた原稿束から原稿を1枚ずつ分離してシートスルー用プラテンガラス20の上面(原稿読取位置)を通過させた後、原稿排紙トレイ22に排出するものである。
原稿給紙トレイ18にセットされた原稿束における最上位の原稿は、ピックアップローラ24と捌きローラ26とによって原稿束から分離され、第1中間ローラ28を介してレジストローラ30まで搬送される。また、第1中間ローラ28とレジストローラ30の間には、搬送される原稿の先端および後端を検出するための原稿レジストセンサ29が設けられている。
原稿は、第1中間ローラ28とレジストローラ30とで傾き(スキュー)が補正された後、当該レジストローラ30によってシートスルー用プラテンガラス20へと搬送される。シートスルー用プラテンガラス20を通過した原稿は、さらに、第2中間ローラ32および第3中間ローラ34によって排出ローラ36へと搬送され、当該排出ローラ36によって、原稿排紙トレイ22へと排出される。なお、上記した各ローラは、原稿モータM1を動力源とし、図示しない動力伝達機構・動力断続機構を介して回転制御される。
また、原稿給紙トレイ18には、発光ダイオードなどの発光素子とフォトダイオードなどの受光素子の光電センサからなる原稿検出センサ19(図1では不図示、図5参照)が配されており、発光素子から出射された検出光が原稿給紙トレイ18に載置された原稿に反射し、その反射光が受光素子で受光されることにより原稿の有無が検出されるようになっている。
シートスルー用プラテンガラス20を通過する原稿は、当該シートスルー用プラテンガラス20の下方で静止しているスキャナ38の、白色光源の一例として示す白色LEDアレー40によって照射される。原稿面からの反射光は、第1ミラー42、第2ミラー44および第3ミラー46により光路変更され、集光レンズ48によって縮小型3ラインCCDセンサ50(以下、単に「CCDセンサ50」と言う。)上に結像する。
原稿読取の際、シートスルー用プラテンガラス20は、原稿の搬送方向(すなわち、副走査方向)に移動される。図2を参照しながら、当該移動を可能にする機構の一例について説明する。なお、図2において、矢印Yで示すのが副走査方向であり、矢印Xで示すのが、副走査方向と直交する主走査方向である。
図2に示すように、シートスルー用プラテンガラス20は、透光部材の一例として示す、主走査方向に細長い板状ガラスからなる。なお、透光部材は、ガラスに限らず透光性を有するプラスチックを用いて構成してもよい。シートスルー用プラテンガラス20は、ガラスホルダー52に嵌め込まれて保持されている。ガラスホルダー52にシートスルー用プラテンガラス20がはめ込まれたものをガラスユニット53と称することとする。ガラスホルダー52は、その主走査方向両端を一対のガラスホルダーガイド54、56によって副走査方向にスライド自在に保持されている。ガラスホルダー52は、副走査方向に突出した一対のラック58、60を有している。ラック58、60には、シャフト62に取り付けられた一対のピニオン64、66が歯合している。シャフト62の一端部には、平歯車68が取り付けられており、当該平歯車68は、平歯車69と歯合している。平歯車69の片面には、プーリ70が一体的に設けられており、当該プーリ70とプラテンガラスモータM3の出力軸71との間にはベルト72が張架されている。
上記の構成からなる機構において、モータM3を矢印Dの向きに回転(これを正転とする。)させると、モータM3の駆動力は、ベルト72、プーリ70、平歯車69、平歯車68、シャフト62、ピニオン64、66、ラック58、60へと順次伝達され、これによって、ガラスホルダー52、ひいてはシートスルー用プラテンガラス20が副走査方向矢印Fで示す向きに移動することとなる。また、モータM3を矢印Dとは逆向きに回転(これを逆転とする。)させると、ガラスユニット53(シートスルー用プラテンガラス20)は、副走査方向矢印Bで示す向きに移動する。ここで、ガラスユニット53(シートスルー用プラテンガラス20)の矢印Fで示す向きへの移動を往動とし、この逆の矢印Bで示す向きへの移動を復動とする。
図2では、ガラスユニット53(シートスルー用プラテンガラス20)が、矢印Bの向き一杯(通紙ガイド51側一杯)に移動した位置に在る状態を示している。この位置をホームポジションとする。
原稿は、副走査方向矢印Bの向きに搬送され、シートスルー用プラテンガラス20上面を通過し、この間、一点鎖線で示す読取位置に対応する原稿部分が前記白色LEDアレー40によって照射され、当該原稿部分の反射光が前記CCDセンサ50によって検出されることとなる。
シートスルー用プラテンガラス20は、原稿1枚が読み取られる間(原稿1枚が前記読取位置を通過する間)、ホームポジションから矢印Fの向きに移動される。すなわち、シートスルー用プラテンガラス20は、原稿読取位置に対して、相対的に副走査方向に移動される。これによって、たとえ、シートスルー用プラテンガラス20にゴミなどの異物が付着していたとしても、当該異物が原稿読取位置に停留し続けるのを回避でき、その結果、記録シート上の再現画像の端から端まで(副走査方向の端から端まで)に黒筋が形成されるのが防止できる。
シートスルー用プラテンガラス20がホームポジションに在るか否かを検出するためのホームセンサ21が設けられている。ホームセンサ21は、たとえば、ギャップ型フォト・センサからなり、ガラスホルダー52の通紙ガイド51側端部の一部が当該ギャップ型フォト・センサのギャップに進入している状態(シートスルー用プラテンガラス20がホームポジションに在る状態)とギャップに存在しない状態(シートスルー用プラテンガラス20がホームポジションに無い状態)とが検出できるようになっている。
図1に戻り、上記シートスルー用プラテンガラス20とは別に、自動原稿搬送装置16と対向する位置に原稿手置き用プラテンガラス74が設けられている。
上述したように、シートスルースキャン方式で原稿を読み取る場合には、スキャナ38は、シートスルー用プラテンガラス20下方の破線で示す位置に移動され、この位置で自動原稿搬送装置16により搬送されてくる原稿を照射し、その原稿画像を読み取る。
一方、原稿を手置き用プラテンガラス74に載置して読み取る場合(ミラー移動方式で読み取る場合)には、自動原稿搬送装置16を上方に開放して、原稿を手置き用プラテンガラス74上にセットする。自動原稿搬送装置16は、全体的に、それより下部に存する本体に開閉自在に取り付けられており、本体側には、自動原稿搬送装置16の一部で押下される開閉検出スイッチ37(図1では不図示、図5参照)が取り付けられている。すなわち、自動原稿搬送装置16が閉じられると、当該開閉検出スイッチが当該自動原稿搬送装置16の一部で押下されてオン状態となり、自動原稿搬送装置16が開放されると開閉検出スイッチはオフ状態となることで、自動原稿搬送装置16の開閉状態が検出できるようになっている。
上記ミラー移動方式の場合には、スキャナ38は、図1の矢印Aの方向に移動される。この際、第2ミラー44、第3ミラー46が対となって上記スキャナ38と同方向に、その移動速度の半分の速度で移動するようになっており、これにより原稿面から集光レンズ48までの距離(光路長)が常に一定に保たれて、原稿の反射光は、CCDセンサ50の受光面で結像される。なお、上記スキャナ38、および第2ミラー44、第3ミラー46は、スキャンモータM2を動力源とし、図示しない動力伝達機構を介して走行駆動される。
原稿の反射光は、CCDセンサ50において画像信号に光電変換され、後述の画像処理ユニット148(図5)においてA/D変換されて多値のデジタルデータとなる。さらに当該デジタルデータ(以下、「画像データ」と言う。)は、当該画像処理ユニット148において、シェーディング補正や濃度変換、エッジ強調などの処理を加えられた後、後述する画像メモリ144(図4)に格納される。
画像メモリ144内の画像データは、後述するメイン制御部136(図4)のCPU138によって読み出され、プリンタ部14に備えられたレーザ制御部76に入力される。レーザ制御部76は当該画像データに基づいてレーザダイオード駆動信号を生成し、レーザダイオード78を発光させる。レーザダイオード78が射出したレーザ光は、ポリゴンミラー80によって偏向されfθレンズ82を通過した後、折り返しミラー84、86によって光路偏向されて、矢印Cの向きに回転する感光体ドラム88表面(感光面)を露光走査する。
感光体ドラム88の周囲には、イレーサランプ90、帯電チャージャ92、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色別のトナー現像器94〜100および転写チャージャ102が配されており、当該感光体ドラム88は、上記露光走査を受ける前に、イレーサランプ90による照射を受けて除電された後、帯電チャージャ92によって一様に帯電される。一様に帯電された感光面が露光されると、静電潜像が形成され、当該静電潜像は、上記いずれかのトナー現像器によってトナー像として顕像化される。
一方、給紙カセット104〜108のいずれかからは、所望サイズの記録シートが給紙され、給紙された記録シートは、静電吸着チャージャ110の作用を受け、矢印Eの向きに回転する転写ドラム112に巻き付き(張り付き)、転写チャージャ102に臨む転写位置へと搬送され、当該転写チャージャ102の作用により感光体ドラム88上のトナー像が記録シートへと転写される。
以上の露光〜転写のプロセスが、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色別に単一の記録シートに対して繰り返され、各色のトナー像が重ね合わされてカラー画像が再現される。
4色分のトナー像が転写された記録シートは、分離除電チャージャ114により、転写ドラム112への吸着力が解かれて、当該転写ドラム112から離脱し、定着装置116によって、トナー像の定着がなされた後、トレイ118に排出される。
なお、白黒の画像を再現する際(モノクロコピー)には、ブラックについてだけ、上記露光〜転写のプロセスが行なわれる。
上記イメージリーダ部12およびプリンタ部14の各々は、独自にCPUを有しており(図4)、当該CPUによって、上述した一連のコピー動作が実現される。
さらに、当該複写機10は、その上面の操作しやすい位置に、図3に示すような操作パネル120を備えている。
当該操作パネル120は、図3に示すように、液晶タッチパネル122の他各種のキーを有している。液晶タッチパネル122には、設定中のコピー条件やコピーモード、コピー条件やコピーモードを選択するためのキー、および用紙切れや紙詰まりなどのメッセージが表示される。テンキー124はコピー枚数を設定するためのキーであり、クリアキー126はコピー枚数を「1」にリセットするためのキーである。カラーコピースタートキー(以下、「カラーキー」と言う。)128は、カラーコピー動作(原稿をカラーで読み取って、カラーでプリントする動作)を開始させるためのキーであり、モノクロコピースタートキー(以下、「モノクロキー」と言う。)130は、モノクロコピー動作(原稿をモノクロで読み取って、モノクロでプリントする動作)を開始させるためのキーである。なお、カラーキー128、モノクロキー130共に、透光性を有する材料で形成されており、各キーの内部直下には、青色ランプ(不図示)が設けられている。
ストップキー132は、自動原稿搬送装置16による原稿搬送を停止させたり(原稿の読取を停止させたり)、コピー動作を停止させるためのキーである。パネルリセットキー134は、コピー濃度やコピー倍率などのコピー条件や設定モードをすべて標準値に戻すためのキーである。
なお、操作パネル120も独自にCPUを有しており(図4)、当該CPUによって、上述した液晶タッチパネル122の表示制御や、押下キーの検出などが行われる。
図4は、複写機10のメイン制御部136の概略を示す図である。
本図に示すように、当該メイン制御部136は、CPU138を中心にして、当該CPU138にROM140、RAM142、および画像メモリ144が接続された構成をしている。また、CPU138は、前記したイメージリーダ部12、プリンタ部14、および操作パネル120の各々のCPUと接続されている。
ROM140は、上記各CPUが実行する制御プログラムを格納している。
RAM142は、操作パネル120を介して設定される、コピー枚数やコピー濃度などのコピー条件およびコピーモードを記憶する。
画像メモリ144は、前記したように、イメージリーダ部12から出力される画像データを一旦記憶する。
CPU138は、操作パネル120、イメージリーダ部12、およびプリンタ部14を統括的に制御して、円滑なコピー動作を実現する。
図5は、イメージリーダ部12の概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、イメージリーダ部12は、上述したCCDセンサ50、白色LEDアレー40、原稿モータM1、スキャンモータM2、プラテンガラスモータM3、原稿検出センサ19、原稿レジストセンサ29、ホームセンサ21、および開閉検出スイッチ37の他に、CPU146、画像処理ユニット148、モータ制御部150、およびLED駆動部152を有する。
CPU146は、前記メイン制御部136(図4)の指示を受け、画像処理ユニット148、モータ制御部150、LED駆動部152を統括的に制御して、円滑な読取動作を実現する。
続いて、イメージリーダ部12のCPU146によって実行される制御内容について説明する。
(基本処理)
図6は、イメージリーダ部12のCPU146によって実行される制御内容の内、主に、自動原稿搬送装置16における原稿搬送制御およびシートスルー用プラテンガラス20の移動制御の内容を示すフローチャートである。
原稿検出センサ19(図5)によって、給紙トレイ18(図1)上に原稿がセットされたのが検出されると(ステップS2でYES)、ホームセンサ21(図2、図5)の検出結果を参照して、ガラスユニット53(シートスルー用プラテンガラス20)がホームポジションに在るか否かを判断する(ステップS4)。
ホームポジションになければ(ステップS4でNO)、プラテンガラスモータM3(図2、図5)を逆転で起動し、ガラスユニット53を復動させる(ステップS6)。ホームセンサ21によって、ガラスユニット53がホームポジションに到達したことが検出されると(ステップS8でYES)、プラテンガラスモータM3を停止させて、ガラスユニット53をホームポジションで停止させる(ステップS10)。一方、プラテンガラスモータM3を逆転で起動した後、所定時間経過してもホームセンサ21によるガラスユニット53のホームポジションへの到達が検出されない場合には(ステップS8でNO)、プラテンガラスモータM3からピニオン64、66(図2)に至る動力伝達機構などの不具合が原因と思われるので、メイン制御部136(図4)に対し、トラブル表示指示を行なって(ステップS12)、処理を終了する。上記所定時間とは、ホームポジションから想定される最も遠い位置から、ガラスユニット53がホームポジションまで移動するのに十分な時間である。なお、トラブル表示指示を受けたメイン制御部136は、操作パネル120(図3、図4)にトラブルが発生した旨の表示をさせる。
ステップS4でガラスユニット53がホームポジションに在ることが確認されるか、あるいはステップS6〜S10の処理によってガラスユニット53をホームポジションに戻すと、メイン制御部136に対しスタートキーの青色点灯を指示する(ステップS14)。
メイン制御部136は当該指示を受けると、操作パネル120にスタートキーを青色点灯させる。これにより、ユーザは、原稿の読み取りが可能になったことを知る。
スタートキーが押下されたことが操作パネル120によって検出され、メイン制御部136を介してそのことが通知されると(ステップS16でYES)、原稿モータM1(図1、図5)等を制御して給紙トレイ18にセットされた原稿の内の、最上位の原稿の搬送を開始する(ステップS18)。
そして、搬送される原稿の先端が原稿レジストセンサ29(図1)によって検出されると(ステップS20でYES)、CPU146(図5)は内部タイマ(不図示)をリセット後スタートさせる(ステップS22)。
内部タイマが所定時間T1を計時すると(ステップS24でYES)、白色LEDアレー40を点灯させて原稿の露光を開始させる(ステップS26)。ここで、所定時間T1とは、原稿先端が原稿レジストセンサ29の検出位置から、例えば、原稿先端が中間ローラ30(図1)と原稿読取位置(図2)の間に至るまでに要する時間である。
内部タイマが所定時間T2を計時すると(ステップS28でYES)、プラテンガラスモータM3(図2、図5)を正転で起動し、ガラスユニット53を往動させる(ステップS30)。ここで、所定時間T2とは、原稿先端が原稿レジストセンサ29の検出位置から、例えば、原稿読取位置に到達するまでに要する時間である。
続いて、搬送される原稿の後端が原稿レジストセンサ29によって検出されると(ステップS32でYES)、CPU146は前記内部タイマをリセット後スタートさせる(ステップS34)。
内部タイマが所定時間T3を計時すると(ステップS36でYES)、プラテンガラスモータM3を止めてガラスユニット53の移動を停止させ(ステップS38)、プラテンガラスモータM3を逆転で起動しガラスユニット53を復動させる(ステップS40)。ここで、所定時間T4とは、原稿後端が原稿レジストセンサ29の検出位置から、例えば、原稿読取位置に到達するまでに要する時間である。
内部タイマが所定時間T4を計時すると(ステップS42でYES)、白色LEDアレー40を消灯させて原稿の露光を停止させる(ステップS44)。ここで、所定時間T4とは、原稿後端が原稿レジストセンサ29の検出位置から、例えば、原稿読取位置(図2)と第2中間ローラ32(図1)との間に至るまでに要する時間である。
ホームセンサ21によって、復動するガラスユニット53がホームポジションに到達したことが検出されると(ステップS46でYES)、プラテンガラスモータM3を止めて、ガラスユニット53をホームポジションで停止させる(ステップS48)。
次に、原稿検出センサ19の検出結果を参照し、給紙トレイ18上に原稿が残っているか否かを判定し(ステップS50)、残っている場合には(ステップS50でYES)、ステップS18以降の処理を繰り返し、残っていなければ(ステップS50でNO)、一連の処理を終了する。
以上説明した基本処理によれば、原稿1枚が読み取られる間(原稿読取位置を通過する間)、シートスルー用プラテンガラス20が副走査方向一方向に移動し続ける。これにより、シートスルー用プラテンガラス20にゴミ等の異物が付着している場合に、当該異物が原稿読取位置に停留し続けるといった事態を回避できる。その結果、異物の読取が原因で記録シート上に生じる黒筋が、原稿の端から端までに及ぶことが無くなる。すなわち、シートスルー用プラテンガラスを固定した場合と比較して、黒筋の低減を図ることが可能となる。
また、シートスルー用プラテンガラスの移動の態様として、原稿1枚が読み取られる間に副走査方向に数往復させることも考えられるが、以下の理由から好ましくない。往復させるということは、1枚の原稿読み取り中にシートスルー用プラテンガラスが移動の向きを転じる(往動から復動、または復動から往動)ということである。向きを転じる際は、移動の速さがゼロになる。この向きを転じる際(移動の速さがゼロになる際)にシートスルー用プラテンガラス上に付着した異物が原稿読取位置にある場合には、当該異物が原稿読取位置に存在する時間が、シートスルー用プラテンガラスを移動し続けている場合(すなわち、速さがゼロにならない場合)と比較して長くなる。その結果、記録シート上に形成される1本の黒筋の長さがより長くなってしまうからである。
続いて、何らかの原因によって原稿の読取が続行できなくなる中断事由が生じた場合に、上記基本処理に割り込んでなされるトラブル処理について説明する。
(トラブル処理1)
原稿読み取りの中断事由が、ユーザによるストップキー132(図3)の押下や自動原稿搬送装置(ADF)16における原稿搬送不良(いわゆる、原稿ジャム)等のトラブルの場合について説明する。
図7は、この場合の処理を示すフローチャートである。
ストップキー132が押下される(ステップS52でYES)か、自動原稿搬送装置(ADF)16において原稿ジャム等のトラブルが検出されると(ステップS54でYES)、原稿搬送・露光処理(図6のステップS18〜S50)を停止させる(ステップS55)と共に、プラテンガラスモータM3を止めてガラスユニット53の移動を停止させ(ステップS56)、プラテンガラスモータM3を逆転で起動しガラスユニット53を復動させる(ステップS58)。ホームセンサ21によって、復動するガラスユニット53がホームポジションに到達したことが検出されると(ステップS60でYES)、プラテンガラスモータM3を止めて、ガラスユニット53をホームポジションで停止させ(ステップS62)、一連のトラブル処理1を終了する。なお、ストップキー132が押下されたことは、操作パネル120(図3、図4)で検出され、当該検出結果がメイン制御部136を介して、イメージリーダ部12のCPU146に通知される。また、自動原稿搬送装置における原稿ジャムの検出は、公知の技術を用いて実現できるので、ここでの説明は省略する。
上記した処理によれば、ストップキー132が押下されたり自動原稿搬送装置16にトラブルが発生したりした場合には、ガラスユニット53の移動が即座に停止され、ホームポジションまで復動されることとなる。これにより、次に原稿を読み取る際には、ガラスユニット53は既にホームポジションで待機しているため、スムーズに原稿読み取りを開始することが可能となる。すなわち、自動原稿搬送装置にトラブルが発生した場合等に、ガラスユニットを停止させるだけでは、次の原稿読み取りの際に、ガラスユニットをホームポジションに戻さなければならず、その分だけ原稿読み取りの開始が遅れてしまうのであるが、本実施の形態によればそういったことを回避できるのである。
(トラブル処理2)
トラブル処理2では、トラブル処理1におけるユーザによるストップキー132(図3)の押下や自動原稿搬送装置(ADF)16における原稿搬送不良に加え、自動原稿搬送装置(ADF)16の開放を原稿読み取りの中断事由としている。
図8は、この場合の処理を示すフローチャートである。
ストップキー132が押下される(ステップS64でYES)か、自動原稿搬送装置(ADF)16において原稿ジャム等のトラブルが検出される(ステップS66でYES)か、あるいは、開閉検出スイッチ37(図5)によって、自動原稿搬送装置(ADF)16の開放が検出されると(ステップS68でYES)、原稿搬送・露光処理(図6のステップS18〜S50)を停止させる(ステップS69)と共に、プラテンガラスモータM3を止めてガラスユニット53の移動を停止させる(ステップS70)。
そして、上記開閉検出スイッチ37の検出結果を参照し、自動原稿搬送装置(ADF)16が閉じられているのが確認されると(ステップS72でNO)、プラテンガラスモータM3を逆転で起動しガラスユニット53を復動させ(ステップS74)。ホームセンサ21によって、復動するガラスユニット53がホームポジションに到達したことが検出されると(ステップS76でYES)、プラテンガラスモータM3を止めて、ガラスユニット53をホームポジションで停止させ(ステップS78)、一連のトラブル処理2を終了する。
また、ガラスユニット53が復動中に(ステップS74)、自動原稿搬送装置(ADF)16が開放されると(ステップS72でYES)、ガラスユニット53の移動(復動)は停止される(ステップS70)。
上記した処理によれば、自動原稿搬送装置(ADF)16が開放されている間は、ガラスユニット53の移動は禁止され(ステップS72、S70)、ガラスユニット53の移動は自動原稿搬送装置(ADF)16が閉じられている場合のみに許可されることとなる。
例えば、シートスルー用プラテンガラス20が露出した状態で移動されると、その際、
シートスルー用プラテンガラス20に何か予期しない物が接触していたりすると、それによってシートスルー用プラテンガラス20に傷が付くおそれがあるのであるが、本実施の形態ではそういったことを防止できる。
(トラブル処理3)
トラブル処理1、2は、原稿読み取りの中断原因がイメージリーダ部12で生じた場合であったが、トラブル処理3は、中断原因がプリンタ部14で生じた場合を対象としている。
プリンタ部14で生じるトラブル(中断原因)としては、記録シートの搬送不良(いわゆる、記録シートのジャム)が挙げられる。
図9は、このようなトラブルが生じた場合の処理を示すフローチャートである。
プリンタ部14(図1)において記録シートのジャム等のトラブルが発生すると(ステップS80でYES)、原稿の読み取りには差し支えないので、とりあえず、原稿搬送・露光処理(図6のステップS18〜S50)は続行する(ステップS82)。なお、記録シートのジャム検出は、公知の技術によって実現できるので、その説明については省略する。
この場合、記録シートには画像形成されないので、画像メモリ144(図4)には、画像データが蓄積される一方となる。そこで、画像メモリ144のメモリ残量が無くなると(ステップS84でYES)、原稿搬送・露光処理(図6のステップS18〜S50)を停止させた後(ステップS85)、ステップS86〜S92の処理を実行することとする。なお、ステップS86〜S92の処理は、既述したステップS56〜S62(図7)の処理と同じなので、その説明については省略する。画像メモリ144のメモリ残量が無くなったことは、メイン制御部136からイメージリーダ部12のCPU146に対して通知される。
なお、上記した例では、プリンタ部14にトラブルが発生すると(ステップS80でYES)、画像メモリ144の残量を考慮して、ステップS85以降の処理に進んだが、これに限らず、画像メモリ144の残量いかんにかかわらず、ステップS85の処理に移行しても構わない(すなわち、図9のフローチャートにおいて、ステップS82、S84を削除しても構わない。)。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下のような形態とすることもできる。
(1)図6に示す基本処理において、原稿の後端が原稿読取位置に到達するタイミングで(ステップS36でYES)、ガラスユニット53を復動させるために停止させた。しかしながら、このタイミングは上記したタイミングに限らず、例えば、原稿の後端が原稿読取位置を通過しきらないタイミングとしても構わない。原稿の後端が原稿読取位置を通過しきらないタイミングとは、例えば、原稿の後端から副走査方向(原稿搬送方向)内側へ4mmの位置が原稿読取位置を通過するタイミングである。原稿の端から、この程度の距離の領域は、通常空白であって読み取るべき画像が存在しないことが多い。そこで、シートスルー用プラテンガラス20の移動の向きを転じ、仮に、上述したように長めの黒筋が記録シートに再現されたとしても、本来の原稿画像とは重ならないことが多いので、悪影響が少ないと考えられるからである。一方、原稿の後端が原稿読取位置を通過する前にガラスユニット53の復動を開始することで、その分、ガラスユニット53を早くホームポジションに戻すことができる。その結果、次の原稿の搬送開始も早めることができて、複数枚の原稿を連続して読み取る際の、読取開始から終了するまでの全体的な時間を短縮することが可能となる。なお、上記のタイミングは、言うまでも無く、所定時間T3の調整によって変更することができる。
(2)上記実施の形態では、原稿の搬送の向きとは逆向きにガラスユニット53を往動させることとしたが、これとは逆に、原稿の搬送の向きと同じ向きにガラスユニット53を往動させることとしても構わない。
(3)トラブル処理1〜3を単独で実施し得るようにするだけでなく、トラブル処理1と3とを同時に実施し得るようにしたり、あるいは、トラブル処理2と3を同時に実施し得るようにしたりしても構わない。
以上説明したように、本発明は、いわゆるシートスルー方式で原稿画像を読み取って、画像を形成する、例えば、カラー複写機等の画像形成装置に好適に利用し得る。
実施の形態に係るデジタル式カラー複写機の概略構成を示す図である。 上記複写機におけるガラスユニットの駆動機構の概略構成を示す斜視図である。 上記複写機に備えられている操作パネルを示す図である。 上記複写機における制御部を示すブロック図である。 上記複写機におけるイメージリーダ部を示すブロック図である。 上記イメージリーダ部における基本処理の一例を示すフローチャートである。 上記イメージリーダ部におけるトラブル処理の一例を示すフローチャートである。 上記イメージリーダ部におけるトラブル処理の一例を示すフローチャートである。 上記イメージリーダ部におけるトラブル処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
12 イメージリーダ部
16 自動原稿搬送装置(ADF)
20 シートスルー用プラテンガラス
21 ホームセンサ
37 開閉検出スイッチ
40 白色LEDアレー
52 ガラスホルダー
54、56 ガラスホルダーガイド
58、60 ラック
62 シャフト
64、66 ピニオン
68、69 平歯車
70 プーリ
72 ベルト
132 ストップキー
136 メイン制御部
138、146 CPU
M3 プラテンガラスモータ

Claims (8)

  1. 自動原稿搬送装置によって原稿を副走査方向に搬送し、主走査方向に規定された読取位置を通過させながら、前記読取位置に対し透光部材を間に介して配された固定光源によって前記読取位置に在る原稿部分を照射し、前記原稿部分からの反射光を受光して原稿画像を読み取るシートスルー方式の原稿読取部を有する画像形成装置であって、
    前記透光部材を副走査方向に往復移動させる移動手段と、
    前記移動手段を制御して、一の原稿が前記読取位置を通過する間、透光部材をホーム位置から一方向に往動させる一方で、原稿読み取りの中断事由が生じた場合には、透光部材を停止させた後、透光部材をホーム位置まで復動させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中断事由が、前記自動原稿搬送装置における原稿搬送不良の発生であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 使用者からの読取中断指示を受け付ける受付手段を有し、
    前記中断事由が、前記受付手段を介して読取中断指示がなされることであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記自動原稿搬送装置は、一時にセットされた複数枚の原稿束から、1枚ずつ間隔をおいて原稿を搬送し、
    前記制御手段は、一の原稿の後端が前記読取位置を通過してから次の原稿の搬送開始までの間に前記透光部材をホーム位置に復動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記自動原稿搬送装置は、一時にセットされた複数枚の原稿束から、1枚ずつ間隔をおいて原稿を搬送し、
    前記制御手段は、一の原稿の後端が前記読取位置を通過し切らない時点で、前記透光部材をホーム位置へ戻すべく当該透光部材を停止させ、復動を開始させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 読み取った原稿画像を記録シートに再現する画像形成部を有し、
    前記中断事由が、前記画像形成部における記録シートの搬送不良であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記自動原稿搬送装置は、前記透光部材が設けられている本体に、開閉自在に取り付けられており、原稿の読取は、自動原稿搬送装置が本体に対して閉じた状態でなされるものであり、
    前記中断事由が、自動原稿搬送装置が本体に対して開放されることであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、自動原稿搬送装置が開放されている間は、前記透光部材の移動を禁止することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
JP2004298062A 2004-10-12 2004-10-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3832483B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298062A JP3832483B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 画像形成装置
US11/020,171 US7561311B2 (en) 2004-10-12 2004-12-27 Image forming apparatus and image reading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298062A JP3832483B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006115015A JP2006115015A (ja) 2006-04-27
JP3832483B2 true JP3832483B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=36144927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004298062A Expired - Fee Related JP3832483B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7561311B2 (ja)
JP (1) JP3832483B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010104212A1 (en) 2009-03-12 2010-09-16 Ricoh Company, Limited Image read device and copier

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006009693A1 (de) * 2005-10-01 2007-04-12 Vistec Semiconductor Systems Gmbh Vorrichtung zur Aufnahme eines Bildes von mindestens einer Oberfläche eines scheibenförmigen Objekts der Halbleiterindustrie
EP1961207B1 (en) * 2005-11-29 2010-07-07 Océ-Technologies B.V. Scanner and method of scanning
JP4979533B2 (ja) * 2007-10-10 2012-07-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法
CN101938589B (zh) * 2009-06-30 2013-09-04 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置以及图像形成装置
JP5881645B2 (ja) * 2013-06-13 2016-03-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492740A (en) * 1977-12-29 1979-07-23 Canon Inc Copying apparatus
JPS60130759A (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 Toshiba Corp 複写機
US5185634A (en) * 1988-11-11 1993-02-09 Minolta Camera Kk Electrophotographic copying apparatus having capability of interrupting a copy operation in midst of multi-color transfer process
US5917616A (en) * 1995-09-29 1999-06-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method thereof
JPH09136295A (ja) 1995-11-16 1997-05-27 Ricoh Co Ltd カッタ装置
JP3279160B2 (ja) * 1995-12-14 2002-04-30 ミノルタ株式会社 複写機およびページプリンタ
JP3303272B2 (ja) * 1996-01-12 2002-07-15 富士通株式会社 画像読取装置及び画像読取装置における原稿搬送部の開閉検出方法
JPH10142848A (ja) * 1996-11-11 1998-05-29 Sharp Corp 画像形成装置
JP3889135B2 (ja) * 1996-11-28 2007-03-07 株式会社東芝 画像形成装置と画像形成方法
JP3333899B2 (ja) * 1996-12-24 2002-10-15 ミノルタ株式会社 画像形成装置
JP4097876B2 (ja) 2000-03-23 2008-06-11 株式会社リコー 画像読取装置
JP4292734B2 (ja) * 2001-08-31 2009-07-08 ブラザー工業株式会社 原稿読取装置
US7187480B2 (en) * 2001-11-20 2007-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with control for interrupting an image formation job, method of controlling said image forming apparatus, and storage medium with a program stored thereon for performing image forming apparatus control

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010104212A1 (en) 2009-03-12 2010-09-16 Ricoh Company, Limited Image read device and copier
US8599450B2 (en) 2009-03-12 2013-12-03 Ricoh Company, Ltd. Image read device and copier

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006115015A (ja) 2006-04-27
US7561311B2 (en) 2009-07-14
US20060077484A1 (en) 2006-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6379532B2 (ja) 原稿読取装置およびこれを備えた画像形成装置
US8400690B2 (en) Apparatus and method for detecting and compensating for multi-fed document scanning errors
US10392209B2 (en) Sheet feeding sub tray, sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus
JP3810779B2 (ja) 画像形成装置と画像形成方法
JP3832483B2 (ja) 画像形成装置
JP5622657B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
US11297196B2 (en) Image forming apparatus with original reading mode settable independently for a copy operation and a sending operation
JP2007074500A (ja) 画像読取装置
JP2002072771A (ja) 画像形成装置、カラー画像形成装置、画像読取装置
JP2004343355A (ja) 画像読取装置
US20200150571A1 (en) Image forming apparatus
JP2010028682A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4310129B2 (ja) 原稿給送装置、画像形成装置、原稿給送装置の制御方法及び画像形成装置の制御方法
JP5784185B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP7196541B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2010004110A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6041792B2 (ja) シート検出装置、画像処理装置、シート検出方法
JP6558102B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2016178624A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5764699B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5764698B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5784184B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
EP2592819B1 (en) Image forming apparatus with document conveying unit
JP2024011404A (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JP2021022823A (ja) 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees