JP2001194979A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001194979A
JP2001194979A JP2000002478A JP2000002478A JP2001194979A JP 2001194979 A JP2001194979 A JP 2001194979A JP 2000002478 A JP2000002478 A JP 2000002478A JP 2000002478 A JP2000002478 A JP 2000002478A JP 2001194979 A JP2001194979 A JP 2001194979A
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image forming
forming apparatus
image
cleaning device
toner
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Application number
JP2000002478A
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English (en)
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Junichi Koiso
順一 小磯
Nobuhiko Okano
信彦 岡野
Takao Shiozawa
隆雄 塩沢
Yasushi Koshimura
靖 越村
Atsushi Okane
淳 大金
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置からの熱により、クリーニング装置
で回収されたトナーが変質を受けて、搬送の障害になる
等の不具合を生ずるという問題を解決する。 【解決手段】 冷却風をクリーニング装置に吹き付けて
クリーニング装置を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置に関し、特に、トナー像を
記録材に転写した後に像担持体上に残留するトナーを除
去するクリーニングにおけるトナー搬送の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前記クリーニング装置の構成は、主とし
て、前記像担持体を払拭するウレタンゴム等の弾性材料
で形成されたクリーニングブレードと該クリーニングブ
レードにより前記像担持体から掻き取られたトナーを回
収部に搬送する搬送部で構成される。
【0003】前記搬送部により搬送されたトナーは前記
回収部に回収され貯留される場合や現像装置に投入され
て再度像形成に使用される場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】加熱によりトナー像を
記録材に定着する定着装置からの熱により前記クリーニ
ング装置におけるトナーが影響を受けることが判明し
た。特に、コンパクトに設計された画像形成装置におい
ては、前記定着装置と前記クリーニング装置が接近して
配置されるために、前記クリーニング装置内のトナーが
前記定着装置からの熱により加熱されて変質し、流動性
が低下して搬送の障害になる場合があることが判明し
た。
【0005】このような搬送の障害は定着装置と前記ク
リーニング装置との間に断熱材の板を設ける等の対策で
は十分には解消されないことが確認された。
【0006】従って、本発明の目的は、前記クリーニン
グ装置内におけるトナーの搬送に対する前記定着装置か
らの熱による影響を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す発明によって達成される。
【0008】(1)像担持体、該像担持体上にトナー像
を形成するトナー像形成手段、前記像担持体から記録材
にトナー像を転写する転写手段、記録材に転写されたト
ナー像を加熱して定着する定着装置及び転写後に前記像
担持体上に残留しているトナーを除去するクリーニング
装置を有する画像形成装置において、前記クリーニング
装置に冷却風を吹き付けて前記クリーニング装置を冷却
する冷却手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0009】(2)前記定着装置の枠体と前記クリーニ
ング装置の枠体との間に間隙を設け、該間隙に前記冷却
手段により冷却風を通すことを特徴とする前記(1)項
に記載の画像形成装置。
【0010】(3)前記クリーニング装置の前記枠体に
通風孔を設け、該通風孔から冷却風を導入することによ
り前記クリーニング装置のトナー搬送部を冷却すること
を特徴とする前記(1)又は(2)項に記載の画像形成
装置。
【0011】(4)前記像担持体が感光体からなるとと
もに、前記トナー像形成手段が、前記感光体を帯電する
帯電手段、前記感光体を露光する露光装置及び前記感光
体に対して現像を行う現像装置で構成され、且つ、前記
露光装置が画像データに基づいて発光する発光素子及び
該発光素子を駆動する駆動手段を有する画像形成装置に
おいて、前記冷却手段が前記露光装置を冷却することを
特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の
画像形成装置。
【0012】(5)前記冷却手段は、前記画像形成装置
の外枠に形成された空気導入孔、送風ファン及び少なく
とも前記クリーニング装置を通る通風路を有することを
特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の
画像形成装置。
【0013】(6)前記通風路は、前記露光装置を通る
ものであることを特徴とする前記(5)項に記載の画像
形成装置。
【0014】(7)トナーリサイクルシステムを有する
ことを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか1項に
記載の画像形成装置。
【0015】(8)ドラム状の前記像担持体と、前記ク
リーニング装置と、前記定着装置とが、下らこの順序で
ほぼ縦に近接して配置されたことを特徴とする前記
(1)〜(7)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の構成を図1により説明する。
【0017】図において、画像形成装置1は、自動原稿
搬送装置Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送される原
稿の画像を読み取るための原稿画像読取部Bと、画像処
理後のデータに従って像担持体としてのドラム状の感光
体10上に露光装置Dと、感光体10及びその周囲には
帯電手段としての帯電電極14、磁気ブラシ現像を行う
現像装置16、転写手段としての転写電極18、分離手
段としての分離電極20、クリーニング装置21等を含
む画像形成部Eと、記録材Pを収納する給紙トレイ2
2、24のための収納部Fを有している。帯電電極14
と、露光装置Dと現像装置16とは像担持体上にトナー
像を形成するトナー像形成手段を構成する。
【0018】前記像担持体には感光体10の他に誘電体
や中間転写体を用いることもできる。また、前記トナー
像形成手段には、針電極やスクリーン電極等の静電像形
成手段と現像装置を用いることもできる。
【0019】自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26
と、ローラR1を含むローラ群および原稿の移動通路を
適宜切り替えるための切換手段等(参照記号なし)を含
む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
【0020】原稿画像読取部Bは、プラテンガラスGの
下にあり、光路長を保って往復移動できる2つのミラー
ユニット30、31、固定の結像レンズ(以下、単にレ
ンズという)33、ライン状の撮像素子(以下、CCD
という)35等からなる。
【0021】露光装置Dは、発光素子としてのレーザダ
イオード40、偏向手段としての回転多面鏡41及び図
示しないが、レーザダイオード40を駆動するパルスを
発生する駆動手段としての駆動回路等を有し、図示のよ
うにユニットとして形成されている。後に説明するよう
に、該ユニットの上面は冷却風の流路を形成する天板1
08で構成される。
【0022】記録材Pの移動方向からみて、転写電極1
8の手前側に示すR10はレジストローラであり、分離
電極20の下流側にHで示してあるのは定着装置であ
る。
【0023】定着装置Hは、実施の形態においては、加
熱源を内蔵する過熱ローラと、当該ローラに圧接しなが
ら回転する圧接ローラとで構成してある。
【0024】また、Zは定着装置Hのためのクリーニン
グ手段で、巻き取り可能に設けたクリーニングウェブを
主要素とする。
【0025】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の1枚が原稿搬送処理部28によって搬送され、
ローラR1の下を通過中に、照射手段Lによる照射が行
われる。
【0026】原稿からの反射光は、固定位置にあるミラ
ーユニット30、31およびレンズ33を経てCCD3
5上に結像され、読み取られる。
【0027】原稿画像読取部Bで読み取られた画像情報
は、画像データに処理されて図示しないメモリに格納さ
れる。
【0028】また、画像データは画像形成時に前記メモ
リから読み出され、読み出された画像データに従って、
露光装置Dにおけるレーザダイオード40が駆動され、
感光体10上に露光が行われる。
【0029】当該露光に先立ち、矢印方向(反時計方
向)に回転する感光体10は、帯電電極14のコロナ放
電作用により所定の表面電位を付与されているが、露光
により、露光部位の電位が露光量に応じて減じ、結果と
して、画像データに応じた静電潜像が感光体10上に形
成される。
【0030】静電潜像は、現像装置16により反転現像
され、トナー像が感光体10上に形成される。一方、感
光体10上のトナー像の先端部が転写領域に到達する前
に、例えば、給紙トレイ22内の1枚の記録材Pが給紙
搬送されてレジストローラR10に到達し、先端規制さ
れる。
【0031】記録材Pは、トナー像、即ち感光体10上
の画像領域と重畳するように、同期を取って回転を開始
するレジストローラR10により転写領域に向けて搬送
される。
【0032】転写領域において、感光体10上のトナー
像は転写電極18の帯電により記録材P上に転写され、
次いで、当該記録材Pは分離電極20の除電により感光
体10から分離される。
【0033】その後、定着装置Hの加圧、加熱により、
トナー像は記録材P上に溶融定着され、当該記録材P
は、排紙通路78および排紙ローラ79を介して排紙ト
レイT上に排紙される。
【0034】給紙トレイ22、24は、実施の態様にお
いて、上下方向2段に配設した形態であるが、それ以上
の数の給紙トレイを備えることもできる。
【0035】給紙トレイの内、下段(実施の態様におい
て給紙トレイは2段重ねであるので下段としたが、最下
段の意)に配置した給紙トレイ24の底部(底壁と同
義)と装置本体の底壁との間に、所定の間隙を持った空
間部25を形成してある。
【0036】空間部25は、記録材Pの両面に画像を形
成する態様(モード)において使用するものであり、記
録材の表裏反転用の第2搬送路80(後記)と共同して
記録材の表裏反転を達成することに寄与する。
【0037】給紙トレイ22、24のそれぞれの先端部
(給紙方向からみて、収納される記録材Pの先端に対応
する)上部に示す50および53はローラからなる給紙
手段(以下、送り出しローラという)、51および54
はフィードローラ、52および55は重送防止ローラで
ある。
【0038】送り出しローラ(50、53)とフィード
ローラ(51、54)とはユニット化してあり、装置本
体側に設けた駆動源と接続している駆動軸あるいは給紙
部に設けた係止手段に対して容易に着脱できる構成を有
する。
【0039】また、重送防止ローラ(52、55)もユ
ニット化してあり、装置本体の固定部に設けた固定部材
に対して容易に着脱できる構成を有する。
【0040】60は手差し給紙部の手差し給紙トレイ
で、画像形成装置1の本体側壁に対して下端を支点とし
て開閉できるように構成してある。
【0041】61は手差し給紙トレイ60上に載置され
る記録材を画像形成に伴って送り出すためのローラから
なる送り出しローラ、63は送り出しローラ61の下流
に設けてあるフィードローラ、65はフィードローラ6
3と圧接し、記録材Pの複数枚送りを防止するための重
送防止ローラで、前述した給紙トレイ22、24の場合
と実質的に同じ構成を有する。
【0042】66は、手差しトレイ60から送り出され
る記録材Pの搬送路で、フィードローラ63のすぐ左横
に示す一対の搬送ローラを経て後記する合流部に連通し
ている。
【0043】70は、記録材P上に転写による画像形成
を行わせるための第1搬送路で、適宜の給紙トレイから
送り出される記録材の移動方向から見て、下方から上方
に延びている。
【0044】72は上段の給紙トレイ22に収納される
記録材用の給紙通路、74は下段の給紙トレイ24に収
納される記録材用の給紙通路であり、76は両トレイ2
2および24から送られる記録材Pが合流する合流部
(第1搬送路70の一部)である。
【0045】78は、所定の画像形成がなされた記録材
を排紙トレイT上に排紙するための排紙通路である。
【0046】80は、記録材の両面に画像形成を行う場
合に使用する記録材の表裏反転用の第2搬送路であり、
図の上方において、第1搬送路と連通している。
【0047】第2搬送路80は、記録材の移動方向から
見て、上方から下方に向かって延びている。
【0048】また、第2搬送路80の下端部は略垂直に
延びる搬送路としてあり、その下端は下段の給紙トレイ
24の給紙部よりも下側に延び、そして、第1搬送路7
0と接続(連通)している。
【0049】上記から理解されるように、第1搬送路7
0と第2搬送路80とは、装置本体の一側壁側において
縦方向に長いループ状をなしている。
【0050】第1搬送路70と第2搬送路80との接続
部には、可逆回転可能な一対のローラからなる搬送手段
R20を設けてある。
【0051】接続部は、記録材Pが第2搬送路80から
第1搬送路70に連続的に搬送されるものでないことか
ら、両搬送路を分ける分岐部ともいえる。
【0052】スイッチバック用ローラR20の下側に
は、空間部25に繋がる通路が設けてあり、記録材Pの
表裏反転に際して、第2搬送路80を移動してくる記録
材Pを空間部25に向かわせるように使用される。
【0053】画像形成プロセスにおいて、第2搬送路8
0を移動してくる記録材Pが空間部25に向けて送り出
された時、当該記録材Pの後端はスイッチバック用ロー
ラR20で把持されているように構成してあり、従っ
て、空間部25には記録材の一部分が収納されることに
なる。
【0054】90は(上側)分岐ガイドで、第1面に画
像形成された記録材Pを排紙通路78に向かわせたり、
または、第2搬送路80に向かわせたりするように制御
される。分岐ガイド90は片面モードと両面モードの設
定に応じて制御され、記録材搬送路を切り換える。
【0055】例えば、記録材の両面に画像形成を行うモ
ードが設定されている場合、分岐ガイド90は、第1面
に画像形成され、転写トナー像を有するに至った記録材
Pを第2搬送路80に送り込むように、図の破線位置に
位置づけられ、第2搬送路80に記録材を送り込んだ後
は、図の実線位置をとるように図示しない制御部を介し
て制御される。
【0056】なお、第1搬送路70および第2搬送路8
0上に位置し、一対の丸印で示す部材(参照記号なし)
は、搬送ローラである。
【0057】上記構成の画像形成装置における記録材の
第2面に対する画像形成プロセスは下記の通りである。
【0058】前述した如く、第1面に画像形成された記
録材Pが第1搬送路70を上昇移動し、その先端が分岐
ガイド90に達したとき、当該分岐ガイド90は図の破
線位置に保たれているので、記録材Pは第2搬送路80
に進入し、移動を継続する。
【0059】第2搬送路80の進入部は緩やかな円弧を
描いており、記録材Pのスムーズな移動を保証する。
【0060】第2搬送路80を下降し、その下端に達す
ると、記録材Pはスイッチバック用ローラR20に挟持
され、第2搬送路から外れた下方に搬送され、下段の給
紙トレイ24の下に形成してある空間部25に導かれ
る。
【0061】このとき、記録材Pの画像形成された第1
面は下側に向いている。やがて、スイッチバック用ロー
ラR20が記録材Pの後端を挟持した状態で回転を停止
し、その後、と逆方向に回転を開始すると、記録材Pは
表裏を反転された状態、即ち、画像が形成されていない
第2面が感光体10側に向いた状態で第1搬送路70に
送り込まれ、レジストローラR10で先端規制される。
【0062】一方、感光体10上には、前述したプロセ
スにより第2のトナー画像が形成されており、当該感光
体10の回転に同期してレジストローラR10が回転を
始めると、第2のトナー画像領域と重なる状態で記録材
Pが転写領域に進入する。
【0063】以後、転写処理、分離処理、定着処理がさ
れた記録材Pの先端が分岐ガイド90のある部分に達し
たとき、前以て、分岐ガイド90は図の実線位置に保た
れており、第1搬送路70と排紙通路78とを連通状態
とし、第2搬送路80との連通を絶っているので、記録
材Pは排紙通路78に進入し、排紙ローラ79を介して
排紙トレイT上に排出される。こうして記録材上に画像
が形成される。
【0064】図2は本発明の実施の形態における要部の
断面図であり、クリーニング装置21を冷却する部分を
示す。
【0065】クリーニング装置21は枠体210、ウレ
タンゴム製の弾性板からなるクリーニングブレード21
1、2枚のウレタンゴムシートからなる弾性板を有し、
回転によりトナーを掬い上げる回転体212、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムからなり回転体212から
トナーを掻き取る弾性板213、トナーを軸方向に搬送
するスクリュー214を有する。クリーニングブレード
211により感光体10から回収されたトナーは回転体
212により掬い上げられて、弾性板213で掻き取ら
れてスクリュー214上に運ばれる。スクリュー214
はその回転により画像形成装置1の奥側にトナーを搬送
する。スクリュー214により搬送されたトナーは図示
しない搬送路を経て、トナー容器101から供給された
新鮮なトナーとともに現像装置16に供給され現像に使
用される。即ち、本実施の形態はトナーリサイクルシス
テムを装備しており、クリーニング装置21で回収され
たトナーは現像装置16にリサイクルされる。
【0066】画像形成装置1の側壁を形成している外枠
103には空気を導入する導入孔103Aが設けられて
いる。105は軸流ファンで構成された送風ファンであ
り、導入孔103Aから空気を機内に導入する。導入さ
れた空気は白矢印Wで示すように流れてクリーニング装
置21及び定着装置H等を通過して図示しない排出口か
ら画像形成装置1外に排出される。導入孔103Aから
導入された空気の流路は次のとおりである。
【0067】記録材Pが排出される部屋を仕切る仕切板
106の直下の部分を上方から見た図である図3を合わ
せ参照して冷却風の流路を説明する。
【0068】送風ファン105の部分の流路はダクト1
07と仕切板106とにより形成される。ダクト107
に続く部分では2枚の仕切板120、121と、仕切板
106と露光装置Dの天板108により流路が形成され
る。露光装置Dに続く部分では図3に示すように下流側
が幅広に形成されたダクト109により流路が形成され
る。ダクト109に続いて、クリーニング装置21内及
びクリーニング装置の枠体210と定着装置の枠体10
0との間に流路が形成される。
【0069】前述から明らかなように、導入孔103
A、送風ファン105、ダクト107、仕切板106、
120、121、天板108及びダクト109は冷却手
段を構成する。
【0070】導入孔103Aから流入した空気は白矢印
Wで示すように流れて、クリーニング装置21の枠体2
10内に入り、枠体210に設けた孔210Aを通って
クリーニング装置21内に流入してスクリュー214に
よりトナーが搬送される搬送部を冷却した後、孔210
Bを経て定着装置Hに向かう過程において、クリーニン
グ装置21を冷却する。このように、冷却風をクリーニ
ング装置21内を通過するとともに、クリーニング装置
21の枠体210と定着装置Hの枠体100との間を通
過させることにより、クリーニング装置21内のトナー
の過熱が防止されて、トナーのブロッキング或いはその
搬送不良が防止される。また、トナーの搬送の不良の防
止のみでなく、トナーリサイクルにおいて、トナーの変
質による画質の低下が防止される。
【0071】この例では図3に示すように、画像形成装
置1の正面から見て、クリーニング装置21の奥側が過
熱する傾向があるために、該奥側を冷却するようにダク
ト109を形成しているが、ダクト109の形状は必要
に応じて種々の形状にすることができ、クリーニング装
置21の全幅に亘って冷却するようにすることも可能で
ある。
【0072】また、図示の例では、天板108の上面を
冷却用気流の流路とすることにより、レーザダイオード
40を駆動する駆動回路が組み込まれ、比較的高温にな
る露光装置Dが冷却される点で好ましい。しかしなが
ら、他の部分からクリーニング装置21を冷却する空気
を導入することも勿論可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1又は請求項5の発明により、ク
リーニング装置において回収されたトナーの搬送不良が
効果的に防止される。
【0074】請求項2の発明により、定着装置とクリー
ニング装置が互いに近接して配置された構成であって
も、定着装置からクリーニング装置への熱伝達が効果的
に防止されて、クリーニング装置で回収されたトナーの
過熱が防止される。
【0075】請求項3の発明によりクリーニング装置内
のトナー搬送部が効果的に冷却される。
【0076】請求項4又は請求項6の発明により発光素
子の駆動回路等により温度が上昇する露光装置が効果的
に冷却され、露光装置の過熱による書込位置の変動に起
因する画質の低下が効果的に防止される。
【0077】請求項7の発明により、トナーリサイクル
システムを装備した画像形成装置において、リサイクル
トナーの熱による変質に起因する画質の低下が防止され
る。
【0078】請求項8の発明により、コンパクトに構成
された画像形成装置において、クリーニング装置におい
て回収されたトナーの過熱によるトナーの変質が効果的
に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の構
成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部の断面図である。
【図3】記録材が排出される部屋を仕切る仕切板の直下
の部分を上から見た図である。
【符号の説明】
10 感光体 21 クリーニング装置 100、210 枠体 103A 導入孔 105 送風ファン 107、109 ダクト D 露光装置 H 定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越村 靖 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 大金 淳 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 JA11 JB14 JB15 JB16 JC04 JC07 ZA10 2H034 AA00 BF00 CB00 2H076 AB05 AB84 EA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体、 該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段、 前記像担持体から記録材にトナー像を転写する転写手
    段、 記録材に転写されたトナー像を加熱して定着する定着装
    置及び転写後に前記像担持体上に残留しているトナーを
    除去するクリーニング装置を有する画像形成装置におい
    て、 前記クリーニング装置に冷却風を吹き付けて前記クリー
    ニング装置を冷却する冷却手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記定着装置の枠体と前記クリーニング
    装置の枠体との間に間隙を設け、該間隙に前記冷却手段
    により冷却風を通すことを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング装置の前記枠体に通風
    孔を設け、該通風孔から冷却風を導入することにより前
    記クリーニング装置のトナー搬送部を冷却することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体が感光体からなるととも
    に、前記トナー像形成手段が、前記感光体を帯電する帯
    電手段、前記感光体を露光する露光装置及び前記感光体
    に対して現像を行う現像装置で構成され、且つ、前記露
    光装置が画像データに基づいて発光する発光素子及び該
    発光素子を駆動する駆動手段を有する画像形成装置にお
    いて、前記冷却手段が前記露光装置を冷却することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却手段は、前記画像形成装置の外
    枠に形成された空気導入孔、送風ファン及び少なくとも
    前記クリーニング装置を通る通風路を有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通風路は、前記露光装置を通るもの
    であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 トナーリサイクルシステムを有すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 ドラム状の前記像担持体と、前記クリー
    ニング装置と、前記定着装置とが、下らこの順序でほぼ
    縦に近接して配置されたことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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