JP2006079015A - 画像形成装置、該装置の現像ユニット、感光体ユニット、及び、作像ユニット - Google Patents

画像形成装置、該装置の現像ユニット、感光体ユニット、及び、作像ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 一の冷却ファンにより、複数の作像ユニット及び書込ユニットを効率的に冷却する画像形成装置、該装置の現像ユニット、感光体ユニット、及び、作像ユニットを提供する。
【解決手段】 画像形成装置において、光ビームを複数の像坦持体3に導き結像させる書込ユニット21と、前記像坦持体3を有する感光体ユニット2A及び像坦持体3にトナー像を形成させる現像ユニット2Bからなる複数の作像ユニット2と、書込ユニット21と複数の作像ユニット2に冷却風を送る冷却ファン7とを設け、冷却ファン高さhと、書込ユニット21と複数の作像ユニット2との間の気流流路の高さHとの間に、h>Hの関係が成立する場合、冷却ファン7に隣接する感光体ユニット2A又は現像ユニット2Bに設けた傾斜25と、冷却ファンに隣接する書込ユニットに設けた傾斜26との間に形成される気流入り口の幅Hfを、冷却ファンの高さhよりも大きくする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き込む光書込装置により像担持体に形成された潜像を、現像剤で現像した後、順次転写材に転写し、定着手段により定着された単色画像又は多色画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ等の画像形成装置、該装置の現像ユニット、感光体ユニット、及び、作像ユニットに関する。
特許文献1には、複写機、プリンタ等の画像形成装置に備えられた書込ユニットの冷却のための専用の冷却ファン及びダクトを設ける技術が開示されている。特許文献2には、画像形成装置の作像機構周りの冷却ファン及びダクトを設ける技術が開示されている。このように、従来は、書込ユニット及び作像ユニットの冷却には、ユニット毎にそれぞれ専用の冷却ファン及びダクトを設けて冷却を行っている。
また、特許文献3には、仕切り板により書込ユニットと感光体ユニットとの間を仕切り、気流流路を形成して冷却を行う技術が開示されている。
特開2002−318522号公報 特開平10−115958号公報 特許第3363398号公報
しかし、従来技術で示したような装置構成では、書込ユニット及び作像ユニットの個々のユニットに、専用の冷却ファン及びダクトを必要とするためコストが高くなってしまうという問題があった。また、ダクト、仕切り板等の部材が必要になり機械を小型化するのには適さないという不具合があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、タンデム型の画像形成装置において、専用ダクトや仕切り板を設けることなしに、一の冷却ファンにより冷却風を送り、複数の作像ユニット及び一の書込ユニットを効率的に冷却することを可能とした画像形成装置、該装置の現像ユニット、感光体ユニット、及び、作像ユニットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、光源ユニットからの光ビームを光偏光器により偏光走査し、該光偏光器を中心にして配置された光学系を介して前記光ビームを複数の像坦持体の被走査面上に導き結像するための構成を有する書込ユニットと、前記像坦持体を少なくとも有する作像部材を備えた感光体ユニット及び前記像坦持体にトナー像を形成させる現像ユニットとからなる複数の作像ユニットと、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間に対して、冷却風を送風する冷却ファンと、を具備し、前記複数の作像ユニットは一直線上に一列に配置され、前記書込ユニットは前記複数の作像ユニットと平行に配置され、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間を前記冷却ファンから送風される冷却風の気流流路とし、前記冷却ファンのファン両端間の距離で示される冷却ファンの高さhと、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間の距離で示される前記気流流路の高さHとの間に、h>Hの関係が成立する場合に、前記冷却ファンに隣接する感光体ユニット又は現像ユニットの下部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第1の傾斜と、前記冷却ファンに隣接する書込ユニットの上部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第2の傾斜との間に形成される空間である気流入り口の幅Hfは、前記冷却ファンの高さhよりも大きい画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記作像ユニットは着脱可能である請求項1記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能である請求項1又は2に記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である現像ユニットとしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である感光体ユニットとしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である作像ユニットとしたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記冷却ファンに隣接する感光体ユニット又は現像ユニットの下部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第1の傾斜の傾きと、前記冷却ファンに隣接する書込ユニットの上部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第2の傾斜の傾きとが略等しく、前記第1の傾斜と前記第2の傾斜との間に形成される空間である気流流路は、前記冷却ファンの中心軸線Aにより略均等に2分割される請求項1に記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記作像ユニットは着脱可能である請求項7記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能である請求項7又は8に記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である現像ユニットとしたことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である感光体ユニットとしたことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である作像ユニットとしたことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記現像ユニット及び感光体ユニットからなる複数の作像ユニットにおいて、各作像ユニット間の隙間を狭くするように、前記気流流路と平行に設けられた気流案内部を前記現像ユニット又は前記感光体ユニットに設けた請求項1又は7に記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記作像ユニットは着脱可能である請求項13記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能である請求項13又は14に記載の画像形成装置としたことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項13記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である現像ユニットとしたことを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項13記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である感光体ユニットとしたことを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項13記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能である作像ユニットとしたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置のタンデム機において、専用ダクトや仕切り板を設けることなしに、一の冷却ファンにより冷却風を送り、複数の作像ユニット及び一の書込ユニットを効率的に冷却することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、光源ユニットからの光ビームを光偏光器により偏光走査し、該光偏光器を中心にして配置された光学系を介して前記光ビームを複数の像坦持体の被走査面上に導き結像するための構成を有する書込ユニットと、前記像坦持体を少なくとも有する作像部材を備えた感光体ユニット及び前記像坦持体にトナー像を形成させる現像ユニットとからなる複数の作像ユニットと、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間に対して、冷却風を送風する冷却ファンとを設け、前記複数の作像ユニットを一直線上に一列に配置し、前記書込ユニットは前記複数の作像ユニットと平行に配置し、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間を前記冷却ファンから送風される冷却風の気流流路とし、前記冷却ファンのファン両端間の距離で示される冷却ファンの高さhと、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間の距離で示される前記気流流路の高さHとの間に、h>Hの関係が成立する場合に、前記冷却ファンに隣接する感光体ユニット又は現像ユニットの下部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第1の傾斜と、前記冷却ファンに隣接する書込ユニットの上部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第2の傾斜との間に形成される空間である気流入り口の幅Hfを、前記冷却ファンの高さhよりも大きくなるように画像形成装置を構成する。
(実施形態)
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
まず、本発明を適用した本実施形態における画像形成装置の構成、動作及び作用について、添付図面を用いて以下に詳細に説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置1の概略構成断面図である。図2は、本実施形態の画像形成装置1のカートリッジ化された作像部材を示した図であり、図1に示すトナー像形成部Y、M、C、Kのうち、イエローのトナー像形成部Yの概略構成を示す拡大断面図である。図1に示す他のトナー像形成部M、C、Kについても、図2に示すイエローのトナー像形成部Yとそれぞれ同じ構成であるので、それらの説明は省略する。
図2に示すイエローのトナー像形成部Yである作像ユニット2は、感光体ユニット2Aと、現像ユニット2Bとを備えている。この感光体ユニット2A及び現像ユニット2Bは、画像形成装置1と分離可能な構造でも一体的な構造となっていても良い。また、この感光体ユニット2A単体のみ、現像ユニット2B単体のみ、又は、両ユニット全体としての作像ユニット2は、画像形成装置1と着脱可能な構造となっていても一体的な構造となっていても良い。
図2に示す時計方向に回転する感光体3の表面は、帯電ローラ9により、所定の電位に帯電される。この帯電ローラ9の表面の汚れ防止のため、クリーニングローラ10が設けられており、クリーニングローラ10は、帯電ローラ9の表面の汚れを清掃する。一様に帯電した感光体3は、書込ユニット5より矢印で示される光ビームLで露光され、感光体3上に潜像が形成される。
また、図2に示すように、現像ユニット2Bは、現像ケース11の開口から一部露出させるように配設された現像ローラ16や、搬送スクリュー12、14、現像ドクタ15、トナー濃度センサ13とを備えている。そして、図1に示すトナー収納容器6から、トナーの供給を可能としている。図2に示す現像ケース11には、磁性キャリア及びマイナス帯電のトナーを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤という。)が内包される。この現像剤は、図2に示す搬送スクリュー12、14によって撹拌搬送されながら摩擦帯電された後、現像ローラ16の表面に担持される。
そして、現像ドクタ15によってその層厚が規制されてから感光体ドラム3と対向する現像位置に搬送され、ここで、感光体ドラム3上の上記静電潜像にトナーが付着する。このトナーの付着により、感光体ドラム3上に所定の色のトナー像が形成される。このような現像によって、トナーを消費した現像剤は、現像ローラ16の回転に伴って現像ケース11内に戻される。また、現像ケース11内の現像剤のトナー濃度は、上記トナー濃度センサ13で検知され、必要に応じて、トナー収納容器6から搬送スクリュー12の上部のスペースにトナーが補給される。
ところで、図2に示す作像ユニット2を、図1に示す画像形成装置1に対して着脱する際の基準として、図示しないが、感光体3両端部のフランジに設けた穴を位置決め主基準部として設けると共に、感光体3の手前側と奥側の感光体ユニット2Aのフレームに位置決め従基準部をそれぞれ設け、感光体ユニット2Aを画像形成装置1に装着する際に、それらの基準部と画像形成装置1に設けた係合部により、感光体ユニット2Aを所定の装着位置に確実に位置決めできるようにされている。
また、図1に示すように、感光体3は、該感光体3の上方に配設された転写ユニットに設けられている中間転写ベルト4に接触して転写位置としての転写ニップを形成する。感光体3上に現像されたトナーは、中間転写ベルト4上に転写され、転写されずに感光体3に残ったトナーは、図2に示すクリーニングブレード17により除去され、トナー搬送オーガ18により、不図示の収容部に搬送される。また、図1に示す冷却ファン7は、書込ユニット5及び作像ユニット2を冷却するための冷却ファンであり、機械外部から吸気して、内部に冷却風を送る。
なお、本実施形態の画像形成装置1は、タンデム型のカラーレーザプリンタであるが、本発明は、黒トナーを用いるトナー像形成部を1組備えたモノクロのレーザプリンタにも適用可能である。また、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置にも適用可能である。
次に、本発明を適用した本実施形態の画像形成装置1について以下に具体的に説明する。図3は、本実施形態の画像形成装置1における、冷却ファン7、作像ユニット2、及び、書込ユニット21の周辺部の拡大断面図である。図3に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、装置左側に冷却ファン7が配置されている構成であるため、書込ユニット21の左側上部に傾斜25(書込ユニット21の上カバー20も含む。)、現像ユニット2Bの左側下部に傾斜26が設けられている。よって、図3左方に示す現像ユニット2Bと書込ユニット21により形成される気流流路入り口の幅Hfは、冷却ファン7の高さhよりも大きい関係にある(Hf>h)。
ここで、本実施形態の画像形成装置1との比較のために従来例を図4、図5、図6を用いて以下に説明する。図5は、作像ユニット2、書込ユニット21、及び、冷却ファン23の周辺部を示した拡大断面図である。図5に示すように、作像ユニット2の底辺部と、書込ユニット21の上部との間の距離H1よりも、冷却ファン23の高さh1のほうが大きい関係が成立している(h1>H1)。この場合、図5に示す点線で囲まれた部分P1、部分P2において、冷却ファン23からの冷却風が遮られて風損が発生するため、効率よく下流側に冷却風を送風することができない。
この風損をなくすため、図6に示すような冷却ファン24を使用する場合がある。この冷却ファン24の高さh2と、図5で示した冷却ファン23の高さh1、及び、作像ユニット2と書込ユニット21との間の距離H1とは、h2<H1<h1の関係が成立する。なお、一般的には、上記H1の数値は、機械のレイアウト、書込ユニット21内の光学素子のサイズ、性能(光路長)により決まるが50mm以下となる場合が多く、図6に示す冷却ファン24の高さh2は50mm未満となる場合が多い。この場合は、一般的に流通している冷却ファンサイズより小さい特殊な冷却ファンとなるため、コスト高となるという問題がある。
また、図4は、作像ユニット2、書込ユニット21、及び、冷却ファン23の周辺部の拡大断面図である。図4では、図5で示したような部分P1、P2において発生する風損をなくすため、冷却ファン23からの冷却風の気流をガイドするダクト22が設けられている。この場合、ダクト22を設ける分だけコスト高となり、更には、ダクト22を設けたために、冷却ファン23と、作像ユニット2及び書込ユニット21の左端部との距離l1が、ダクト22を設けない場合の図3に示すlよりも大きくなるので、その分だけ機械サイズが大きくなるといった問題がある。
以上説明したような問題に対して、図3に示すように、本実施形態の画像形成装置1では、書込ユニット21の左側上端部に傾斜25を、現像ユニット2Bの左側下端部に傾斜26をそれぞれ設け、これらの傾斜25、傾斜26を冷却ファン7からの冷却風の気流ガイドとして機能させることによって、効率よく下流側に冷却風を送ることが可能となる。更に、図3に示す本実施形態の画像形成装置1は、図4に示すようなダクト22を設ける必要がないので、冷却ファン7と、書込ユニット21及び現像ユニット2Bの左側端部との距離lを、図4に示す距離l1よりも小さくすることができる。よって、ダクト22の設置のために機械サイズを大型化する必要がない。また、風損発生防止のために、図6に示すような特殊サイズの冷却ファン24を使用する必要もないので、一般的なコストの安い冷却ファンを使用することができる。
次に、図7を用いて、本実施形態の画像形成装置1に設けられる気流ガイド部について説明する。図7に示すように、作像ユニット2の左側下部に傾斜25を、書込ユニット21の左側上部に傾斜26を設けており、これらの傾斜25、傾斜26が、冷却ファン7から送られる冷却風による気流を導く気流ガイド部としての機能を果たす。これらの気流ガイド部は、該気流ガイド部により形成される空間Qを、図7に一点鎖線で示す冷却ファン7の中心軸線Aによりほぼ2分割されるように(紙面に対して上下均等に)設けられる。
よって、図7に示すように、冷却ファン7からの冷却風の気流入り口の前部において、作像ユニット2と中心軸線Aとの距離をR1、書込ユニット21と中心軸線Aとの距離をR2とすると、R1とR2は等しい関係にある。また、気流入り口の後部においては、作像ユニット2と中心軸線Aとの距離をS1、書込ユニット21と中心軸線Aとの距離をS2とすると、S1とS2は等しい関係にある。以上説明したような装置構成とすることで、作像ユニット2、書込ユニット21の両ユニットに、冷却ファン7からそれぞれ同量の冷却風が吹き付けられるので、両ユニットを共に効率よく冷却することができる。
なお、図7に示す作像ユニット2の左側下部の傾斜25及び書込ユニット21の左側上部の傾斜26の傾きは等しい必要がある。例えば、図8に示すように、作像ユニット2の左側下部の傾斜27の傾きが、書込ユニット21の左側上部の傾斜28の傾きより大きい場合は、冷却ファン7からの冷却風(矢印B1)は、まず作像ユニット2の傾斜27に当たり下側(書込ユニット21側)に吹き付けられる(矢印B1→B2→B3)。その後、書込ユニット21の傾斜28に当たり上側(作像ユニット2側)に吹き付けられる(矢印B4)。その後、作像ユニット2と書込ユニット21との間に形成される空間(気流流路)において、矢印B5、B6に示すように冷却風は作像ユニット2側を流れる。よって、書込ユニット21側よりも作像ユニット2側に、より多くの冷却風が流れることになり、書込ユニット21及び作像ユニット2の両ユニットを均等に冷却することができないことになる。
次に、図9を用いて、本実施形態の画像形成装置1の感光体ユニット2Aについて説明する。図9に示すLYは黄色の作像光であり、図9左側の現像ユニット2B及び感光体ユニット2Aからなる作像ユニット2はイエローのトナー像形成部である。また、図9に示すLMはマゼンタ色の作像光であり、図9右側の現像ユニット2B及び感光体ユニット2Aからなる作像ユニット2はマゼンタ色のトナー像形成部である。
図9左側のイエローのトナー像形成部である作像ユニット2と、図9右側のマゼンタ色のトナー像形成部である作像ユニット2との間、つまり、イエロー用の感光体ユニット2Aと、マゼンタ色用の現像ユニット2Bとのユニット間には、組み付け部品等があるため隙間が設けられている。この隙間に冷却ファン7からの冷却風が逃げてしまうため、冷却ファン配置側と反対側の下流にほとんど冷却風が届かなくなってしまう。
そこで、図9に示す感光体ユニット2Aの一部を、斜線で示した形状29のようにすることにより、各作像ユニット2間の隙間tを、これより狭い隙間t’とする。
このように感光体ユニット2Aに形状29を設けることで、隣接する作像ユニット2における現像ユニット2Bとの隙間tをこれより狭い隙間t’として、隙間を抜ける冷却風量を減少させることができる。そのため、冷却ファン7配置側と反対側の下流において冷却風量を極度に低下させることを防止することができる。
本実施形態の画像形成装置の概略構成断面図である。 本実施形態の画像形成装置における作像ユニットの構成断面図である。 本実施形態の画像形成装置における作像ユニット、書込ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。 従来の画像形成装置における作像ユニット、書込ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。 従来の画像形成装置における作像ユニット、書込ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。 従来の画像形成装置における冷却ファンの一例を示した図である。 本実施形態の画像形成装置における作像ユニット、書込ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。 図7に示す本実施形態の画像形成装置の比較例としての、作像ユニット、書込ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。 本実施形態の画像形成装置における現像ユニット、感光体ユニット、及び、冷却ファンを示した部分断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 作像ユニット
2A 現像ユニット
2B 感光体ユニット
3 感光体
4 中間転写ベルト
5 書込ユニット
6 トナー収納容器
7 冷却ファン
9 帯電ローラ
10 クリーニングローラ
11 現像ケース
12 搬送スクリュー
13 トナー濃度センサ
14 搬送スクリュー
15 現像ドクタ
16 現像ローラ
17 クリーニングブレード
18 トナー搬送オーガ
19 防塵ガラス
20 書込ユニットの上カバー
21 書込ユニット
22 ダクト
23 冷却ファン
24 冷却ファン
25 傾斜
26 傾斜
27 傾斜
28 傾斜
29 感光体ユニットの一部分
A 中心軸線
B1 冷却風
B2 冷却風
B3 冷却風
B4 冷却風
B5 冷却風
B6 冷却風
C シアンのトナー像形成部
h 冷却ファンの高さ
h1 冷却ファンの高さ
h2 冷却ファンの高さ
H 作像ユニット下部と書込ユニット上部との距離
H1 作像ユニット下部と書込ユニット上部との距離
f 現像ユニット下部と書込ユニット上部との間に形成される気流流路入り口の幅
l 作像ユニット及び書込ユニットの左端部と冷却ファンとの距離
l1 作像ユニット及び書込ユニットの左端部と冷却ファンとの距離
L 光ビーム
Y イエローの作像光
M マゼンタの作像光
K ブラックのトナー像形成部
M マゼンタのトナー像形成部
P1 風損発生部
P2 風損発生部
Q 傾斜25と傾斜26との間に形成される空間
R1 作像ユニットと中心軸線Aとの距離
R2 書込ユニットと中心軸線Aとの距離
S1 作像ユニットと中心軸線Aとの距離
S2 書込ユニットと中心軸線Aとの距離
t 作像ユニット間の距離
t’ 作像ユニット間の距離
Y イエローのトナー像形成部

Claims (18)

  1. 光源ユニットからの光ビームを光偏光器により偏光走査し、該光偏光器を中心にして配置された光学系を介して前記光ビームを複数の像坦持体の被走査面上に導き結像するための構成を有する書込ユニットと、
    前記像坦持体を少なくとも有する作像部材を備えた感光体ユニット及び前記像坦持体にトナー像を形成させる現像ユニットとからなる複数の作像ユニットと、
    前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間に対して、冷却風を送風する冷却ファンと、を具備し、
    前記複数の作像ユニットは一直線上に一列に配置され、前記書込ユニットは前記複数の作像ユニットと平行に配置され、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間に形成された空間を前記冷却ファンから送風される冷却風の気流流路とし、前記冷却ファンのファン両端間の距離で示される冷却ファンの高さhと、前記書込ユニットと前記複数の作像ユニットとの間の距離で示される前記気流流路の高さHとの間に、h>Hの関係が成立する場合に、前記冷却ファンに隣接する感光体ユニット又は現像ユニットの下部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第1の傾斜と、前記冷却ファンに隣接する書込ユニットの上部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第2の傾斜との間に形成される空間である気流入り口の幅Hfは、前記冷却ファンの高さhよりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記作像ユニットは着脱可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする現像ユニット。
  5. 請求項1記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする感光体ユニット。
  6. 請求項1記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする作像ユニット。
  7. 前記冷却ファンに隣接する感光体ユニット又は現像ユニットの下部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第1の傾斜の傾きと、前記冷却ファンに隣接する書込ユニットの上部であって、該冷却ファン配置側に設けられた第2の傾斜の傾きとが略等しく、前記第1の傾斜と前記第2の傾斜との間に形成される空間である気流流路は、前記冷却ファンの中心軸線Aにより略均等に2分割されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記作像ユニットは着脱可能であることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能であることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 請求項7記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする現像ユニット。
  11. 請求項7記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする感光体ユニット。
  12. 請求項7記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする作像ユニット。
  13. 前記現像ユニット及び感光体ユニットからなる複数の作像ユニットにおいて、各作像ユニット間の隙間を狭くするように、前記気流流路と平行に設けられた気流案内部を前記現像ユニット又は前記感光体ユニットに設けたことを特徴とする請求項1又は7に記載の画像形成装置。
  14. 前記作像ユニットは着脱可能であることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記感光体ユニットと、前記現像ユニットと、の少なくとも1つは前記作像ユニットと分離可能であることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  16. 請求項13記載の画像形成装置に用いられる現像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする現像ユニット。
  17. 請求項13記載の画像形成装置に用いられる感光体ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする感光体ユニット。
  18. 請求項13記載の画像形成装置に用いられる作像ユニットであって、前記画像形成装置本体と着脱可能であることを特徴とする作像ユニット。
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