JP6362413B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式等の画像形成装置においては、定着装置として、定着部材からのシート状の記録材の離型性向上等のために、離型剤(ワックス)を含有するトナーを用いてトナー像を形成して定着するオイルレス定着方式が用いられている。
このオイルレス定着方式に関して、特許文献1によれば、トナーに含有されるパラフィンワックスが定着部材のニップ部等で揮発して、定着部材に対向する誘導加熱部に付着する。そして、その付着量が一定量以上に増加すると、定着部材に付着して、さらに定着部材から記録材に付着してしまうという問題があった。そこで、通電により発熱する発熱体で固着したパラフィンワックスを液化して排出するクリーニング手段を設けている。
また、特許文献2によれば、微粒子が定着装置とトナーから発生するとされている。そこで定着部材に接触するクリーニングウェブに微粒子を捕捉する捕捉材を含ませている。
特開2010−217580号公報 特開2011−112708号公報
トナーに含有される離型ワックスは、画像形成装置の定着装置でトナーを加熱する際に気化した後、空気中で冷やされて凝縮し、数十nm程度のダスト(塵芥)に変化する。このダストは、定着装置周辺の記録材搬送部材に付着する。付着したダストの量が増えると記録材に移行して、記録材上の画像に影響を及ぼす。こうした問題を解決するため、ダストを記録材搬送部材に堆積させないようにする必要がある。
本発明は上記に鑑みて提案されたものである。その目的とするところは、定着手段からの離型剤のダストを良好に遮断して記録材搬送ローラ対への付着を防止することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
離型剤を含有するトナーを用いて記録材に未定着トナー像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により記録材に形成された未定着トナー像を定着する定着手段と、
前記定着手段により定着された画像が上向きとなるように記録材を排出するための第1の搬送路と、
前記第1の搬送路から分岐し、前記定着手段により定着された画像が下向きとなるように記録材を排出するための第2の搬送路と、
前記第1の搬送路に設けられ記録材を排出するための第1の回転体対と、
前記第2の搬送路に設けられ記録材を排出するための第2の回転体対と、
前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第2の搬送路を横切るように送風するための第1の送風手段と、
前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第1の搬送路を横切るように送風するための第2の送風手段と、
前記第1の送風手段の動作と前記第2の送風手段の動作を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記第2の搬送路を用いずに前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する第1の画像形成処理を実行した後、次の画像形成処理の開始命令を画像形成処理が開始可能な状態で待つスタンバイ状態に移行する場合、前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第1の送風手段に前記第2の搬送路を横切るように送風させ、
前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する第2の画像形成処理を実行した後、前記スタンバイ状態に移行する場合、前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第2の送風手段に前記第1の搬送路を横切るように送風させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、定着手段からの離型剤のダストを良好に遮断して記録材搬送ローラ対への付着を防止することができる。
定着装置以降の用紙搬送部の要部の模式図 画像形成装置の一例の概略断面図 制御系統のブロック図 実施例1における制御フローチャート ダスト発生メカニズムの説明図 実施例と対策前(比較例)におけるダスト測定結果 対策前のダスト経路の説明図 実施例1におけるエアフローによるダスト経路 実施例2のエアフローによるダスト経路 実施例2のFD排紙時のファンシーケンス説明図 実施例2のFU排紙時のファンシーケンス説明図 実施例3の第2搬送路の断面図 実施例3の第2搬送路の搬送ガイドの斜視図
<実施例1>
(1)画像形成部
図2は本実施例における画像形成装置100の概略構成を示す縦断正面図である。この画像形成装置100は、中間転写ベルト31の水平部に画像形成部1Y、1M、1C、1Kが直列状に配置されたタンデム型中間転写方式のフルカラー画像形成装置である。ホスト装置300(図3A)からコントローラ(制御手段:CPU)200に送信された画像信号に応じて、電子写真方式により記録媒体としてのシート状の記録材(以下、用紙と記す)Sにフルカラー画像を形成する。
ホスト装置300はネットワーク接続されたパソコン(PC)やイメージリーダ等である。画像形成装置100に搭載された原稿読み取り装置も含まれる。
画像形成部1Y、1M、1C、1Kは感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色トナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。トナーはパラフィンワックスなどの離型剤を含有している。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、テンションローラ34、二次転写を行うための転写対向ローラ32によって張架されて回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kに対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kが配置されている。
イエローのトナー像を形成する感光ドラム11Yの周囲には、感光ドラム11Yの表面を一様に帯電させる帯電器12Yと、感光ドラム11Yに像光を照射して表面に潜像を形成する露光装置13Yを備えている。また、感光ドラム11Y上の潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像器14Yと、トナー像の一次転写後に感光ドラム11Yに残留するトナーを除去するクリーニング装置15Yを備えている。マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像を形成する構成は、前記説明において添え字Yを、M、C、Kに置き換えて理解される。
一方、給紙カセット61、62、63、64に格納された用紙Sは、給紙ローラ71、72、73、74のいずれかが回転することで、レジストローラ75を有する給紙搬送路81へ搬送される。レジストローラ75は、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて用紙Sを二次転写ローラ41と転写対向ローラ32の接触によって形成される二次転写部に給送する。二次転写部までの画像形成機構部100Aが用紙Sに未定着トナー像を形成する画像形成手段である。
二次転写部でトナー像が転写された用紙Sは、搬送ベルト42により定着装置5に搬送され、定着装置5で加熱圧着される。これにより、トナー像が用紙Sの表面に固着されてフルカラー画像として定着される。
本実施例における定着装置5は定着部材としてエンドレスの定着ベルト501および加圧ベルト502を用いている。この両ベルト501・502で形成される定着ニップ部501a(図1)にて未定着トナー像を担持した用紙を挟持搬送してトナー像を加熱加圧して定着すオイルレス方式の装置である。この定着装置自体は公知に属するから詳細な説明は省略する。
図1は図2の定着装置以降の用紙搬送部(記録材搬送部、記録材搬送装置)の部分的拡大図である。定着装置5よりも用紙搬送方向下流に設置され用紙の後端を検知する用紙後端検知センサ107がある。定着装置5を出た用紙Sは、片面画像形成モードの場合は、フラッパ106の振り分け動作により進路が第1搬送路110側にされる。そして第1搬送路110に配設された、第1搬送ローラ対(第1の記録材搬送ローラ対、第1の回転体対)104に中継ぎされ、バッファ搬送路84を通って排紙トレイ(積載部)65に送り出される。
この第1搬送路110が定着装置5を出た画像定着面が上向き(Face−Up)の用紙Sを画像定着面が上向きのままで排紙トレイ65へ排出するフェイスアップモード(第1のモード)の際に用いられるフェイスアップ搬送路である。以下、この第1搬送路110をFU搬送路(第1の搬送路)とも記す。また、このFU搬送路110による用紙Sの排紙をFU排紙(FU搬送路110を用いて用紙を排出する第1の画像形成処理を実行)と称する。
両面画像形成モードの場合には、定着装置5を出た1面目(表面側)に画像形成済みの用紙Sはフラッパ106の振り分け動作により進路が第2搬送路111側にされる。そして、搬送ローラ対(反転ローラ対)76a、76bによりスイッチバックパス150へと引き込まれる。そして、搬送ローラ対76a、76bの回転方向を逆転させること(スイッチバック動作)を行なわれ、用紙Sは先後端を入れ替え両面搬送パス85へと搬送される。
両面搬送パス85へと搬送された用紙Sは、再び、レジストローラ75を有する給紙搬送路81へ搬送されレジストローラ75を経て二次転写部へ表裏反転された状態で送られる。用紙Sの裏面側(2面目)の画像形成プロセスに関しては、先述の表面側(1面目)の場合と同様である。以後は、片面画像形成モードの場合と同様の搬送経路を通って両面画像形成物として排紙トレイ65に送り出される(FU排紙:2面目側が上向き排紙)。
また、片面または両面画像形成モードにおいて、画像形成面を下面(両面画像では2面目下向き)にした所謂フェイスダウン(Face−Down)排紙(以下、FD排紙と称する)の形態で用紙Sを排紙トレイ65に排紙(反転排紙)させることもできる。
つまり、この第2搬送路111(第1搬送路110の一部とともに)が定着装置5を出た画像定着面が下向き(Face−Down)となるよう表裏を反転させる。その上で用紙Sを排紙トレイ65へ排出するフェイスダウンモード(第2のモード)の際に用いられるフェイスダウン搬送路である。以下、この第2搬送路111をFD搬送路とも記す。
この場合には、定着装置5を出た用紙Sは、フラッパ106の振り分け動作により進路が第2搬送路111側にされてスイッチバックパス150へと引き込まれる。その用紙Sが搬送ローラ対76a、76bの逆転により逆送りされて第3搬送路112に入り、第3搬送路112に配設された第2搬送ローラ対(第2の記録材搬送ローラ対、第2の回転体対)105で中継ぎされる。そして、バッファ搬送路84を通って排紙トレイ65に送り出される。
即ち、用紙Sは第2搬送路111からスイッチバックパス150へと引き込まれた際の後端を先頭にして、送り込まれた方向と反対向きに排紙トレイ66に対して退出させる。これにより、用紙Sは排紙トレイ66に反転排紙される。排紙トレイ66は上記の各画像形成モードにおける共通の積載部(排出部)である。
上記の第2搬送路111および第3搬送路112が前記FU搬送路110から分岐し画像定着面が下向きになるように反転搬送して排出するフェイスダウン搬送路(第2の搬送路:以下、FD搬送路と記す)である。また、このFD搬送路111・112による用紙Sの排紙をFD排紙(FD搬送路111・112を用いて用紙を排出する第2の画像形成処理を実行)と称する。図1のように、FU搬送路110は、第1の回転体対104よりも記録材搬送方向下流側の地点でFD搬送路111・112と合流するように構成されている。
(2)離型ワックス
次に、トナーに内包される離型ワックス(離型剤)について説明する。トナーを用いる画像形成装置100においては、トナーが定着ベルト501に付着するオフセットと呼ばれる現象を生じることがある。オフセットしたトナーは画像不良や定着ニップ部501aの温度変動といった様々な問題を引き起こす。
そこで、本実施例の画像形成装置100は、離型ワックスをトナーに内包させることにより、加熱定着時にトナーから離型ワックスが染み出るようにしている。加熱により溶融した離型ワックスは定着ベルト501と、用紙S上のトナー像の界面に介在して、オフセットを防ぐ作用を持つ。
離型ワックスの融点Tmは約75℃前後である。定着ニップ部501aを目標設定温度170℃に保った場合、トナー中の離型ワックスが瞬時に溶融してトナー像と定着ベルト501の界面に染み出るように、融点Tmは設定されている。離型ワックスが溶融する際、離型ワックス中の低分子量成分等、離型ワックスの一部は気化する。離型ワックスは長鎖分子成分から構成されているが、その長さは均一でなく、一定の分布がある。つまり離型ワックスには、鎖が短く沸点の低い低分子成分と、鎖が長く沸点の高い高分子成分が混在しており、離型ワックスの一部である低分子成分が気化する。
気化したワックス成分(以下、ワックスダストと称する)は、空気中で冷やされて凝縮し、数十〜数百nm程度のダスト(塵芥)になる。ここで、より詳細なワックスダスト発生メカニズムを図4で説明する。
(a):未定着トナー112sを転写した用紙Sが定着装置5に搬送される。(b):定着装置5によってトナーは用紙Sに定着112fされる。この際、トナーに含まれるワックスの一部は離形と同時に定着ベルト501の表面に付着113する。(c)〜(e):再び未定着トナー112sが転写された用紙Sを定着する際、離形と共に再び定着ベルト501の表面にワックス113が付着するが、一部のワックス113pは用紙Sに転写される。
この(a)〜(d)のサイクルは用紙Sを定着するたびに繰り返され、定着ベルト501の表面上は定着時に用紙Sとワックス113の授受が行われ、(e)のように一定量のワックス113が定着ベルト501の面に残留する。
しかしながら、連続して次の印刷が行われない場合、最後の用紙を定着した後に定着ベルト501上のワックス113は用紙に転写できないため行き場を失う。さらに定着装置5から用紙に奪われ熱損失も発生しなくなるため、一時的に定着ベルト501の温度は上昇する。そのため定着ベルト501上のワックス113の内、分子鎖が短いワックスは沸点を超えて(f)のようにワックスダスト114として気化する。これら一連のトナー定着に伴う現象により、1枚以上の連続印刷を行う際、最終紙定着後にワックスダスト114が発生するのである。
本実施例の後述するようなエアフローの制御を行わない状態(対策前)では、定着装置5から発生するワックスダスト114は図6に示すように定着装置5から用紙搬送方向下流へ拡散する。そして、FU搬送路110やFD搬送路111・112における用紙搬送ローラ対104や105に付着する。用紙搬送ローラ対(回転体対)104や105にワックスが付着した状態で印刷を行うと、搬送ローラ表面のワックスが通紙時に用紙に転写され、画像上にワックス汚れとして画像不良を引き起こす。
(3)搬送ローラのワックス汚れ対策
そこで、本実施例においては、定着装置以降の用紙搬送部であるFU搬送路110およびFD搬送路111・112に複数の送風手段を設置する。そして、定着装置5で気化した離型ワックス114を送風手段によって形成されるエアフローによって制御し、搬送ローラ対104や105への付着を防止する。
FU搬送路110へ送風するため、第1のファン(第1の送風手段)101と、第1のファン101からの風を通風させるダクト108と、送風口(風口)108aが、定着装置5と第1搬送ローラ対104の間に配設される。
同様に、FD搬送路を構成している第2搬送路111と第3搬送路112へ送風するため、第2のファン(第2の送風手段)102と、第2のファン102からの風を通風させるダクト109と、送風口(風口)109aがある。これは、定着装置5と第2搬送ローラ対105の間に配設される。また、第3搬送路112の近傍に第3のファン(第3の送風手段:排気ファン)103が配設されている。
以下、具体的に送風手段101、101、103の制御方法について記述する。第1のファン101、第2のファン102は定着装置5から出た定着後の用紙Sを冷却するために、FU搬送路110に対して送風する。第3のファン103は用紙Sに含まれる水分が定着装置5によって蒸発した蒸気を装置本体外へ排気する。
第1のファン101、第2のファン102、第3のファン103の内、画像形成装置100が画像形成を行っていない待機状態(以下、スタンバイと称する)では、第1のファン101、第2のファン102、第3のファン103は停止している。第1のファン101、第2のファン102、第3のファン103はPWM制御と呼ばれる電圧可変制御により、風量を定格出力の0〜100%の間で任意に変化させられることが出来る。
画像形成装置100はコントローラ200(図3A)によりn枚のプリント指令(以下ジョブ(JOB)と称する)が出されると、待機状態からそのプリントジョブの画像形成動作を開始する。コントローラ200は、プリント中(画像形成処理の実行中)において、第1のファン101、第2のファン102、第3のファン103をそれぞれファンドライバ101A、102A、103Aを介して定格電圧の100%で駆動して搬送路110、111、112へ送風を行う。
本実施例では図3Bに示すシーケンスに従い上記のファンの制御を行う。コントローラ200がn枚の画像形成指令を行った後、当該ジョブにおける最終紙が定着装置5の用紙搬送方向下流に設けられた用紙端部検出センサ107によって用紙後端が検出される。そうすると、用紙Sを冷却するための第2のファン102の風量は0%(停止)にされる。
用紙端部検出センサ107が用紙後端を検出後、画像形成装置が次のジョブを開始するために再びスタンバイ状態(次の画像形成処理の開始命令を画像形成処理が開始可能な状態で待つスタンバイ状態)に移行するまでの間を後回転時間と称する。このとき第1のファン101、第3のファン103は100%のまま稼働を継続する。
この際のエアフローを模式的に図7に示す。第1のファン101によって送風され、第3のファン103によって排気されることにより、定着装置5と第1および第2搬送ローラ対104・105との間にエアフローAが発生し、エアーカーテンとして機能する。これにより効果的に機内に飛散するワックスダスト114を排気することができる。第3のファン103にはワックスダスト114を捕集するフィルタを具備させることが好ましい。
ここで、エアーカーテンを形成するとは、記録材の搬送路を遮る(横切る)ようにファンにより送風する(エアーフローを形成する)。これによって、その送風された領域を境に、記録材搬送方向上流側から、及び記録材搬送方向下流側からの空気流を遮断させることである。なお、本例では、定着処理工程において生じた気化ワックスが搬送ローラ対(104、105)に多量に付着して画像品質に良くない影響を与えない範囲内であれば、空気流を十分に遮る形態でなくても良い。
前述した用紙端部検出センサ107がジョブの最終紙後端を検知してから所定時間が過ぎると、画像形成装置100は再びスタンバイ状態へと移行する。画像形成装置100がスタンバイ状態へ移行すると、第1のファン101と第3のファン103は停止する。
上記の用紙搬送路と送風手段の構成をまとめると次のとおりである。定着手段5により定着された画像が上向きとなるように記録材Sを排出するための第1の搬送路110と、第1の搬送路110から分岐し、定着手段5により定着された画像が下向きとなるように記録材Sを排出するための第2の搬送路111・112を有する。第1の搬送路110に設けられ記録材Sを排出するための第1の回転体対104と、第2の搬送路111・112に設けられ記録材Sを排出するための第2の回転体対105を有する。
第1の搬送路110を用いて記録材Sを排出する際、第2の搬送路111・112を横切るように送風するための第1の送風手段101・108を有する。第2の搬送路111・112を用いて記録材Sを排出する際、第1の搬送路110を横切るように送風するための第2の送風手段102・109を有する。
第1の送風手段101・108は第2搬送路111・112のうち第1の搬送路110から分岐した後の経路上に配置され、第2の送風手段102・109は第1搬送路110のうち第2の搬送路111・112から分岐した後の経路上に配置されている。
第2のファン102は、第1の搬送路110を用いて記録材Sを排出する際、第2の搬送路111・112の搬送路上で且つ定着手段5と第2の回転体対105との間の位置にエアーカーテンを形成する。第1のファン101は、第2の搬送路111・112を用いて記録材Sを排出する際、第1の搬送路110の搬送路上であって定着手段5と第1の回転体対104との間の位置にエアーカーテンを形成する。
このように、コントローラ(制御手段)200は、用紙SがFU搬送路110またはFD搬送路111・112から排出された後、上記の複数の送風手段についてそれぞれ発生する風量を段階的に切り替える制御モードを有する。
上記のファンシーケンスによる効果を確認するため、第1搬送ローラ対104、第2搬送ローラ対105近傍のワックスダスト濃度を測定した。測定には米TSI者の高速応答型パーティクルサイザーFMPSを用いた。結果を図5に示す。図5の(i)は本実施例のファンシーケンスを実施した場合、(ii)は第1のファン101と第3のファン103を後回転時に停止させた場合(対策前)である。
上記(i)と(ii)を比較すると、(ii)では後回転時に第1搬送ローラ対104と第2搬送ローラ対105の近傍でワックスダストが検出されていることが分かる。一方、(i)ではダストは検出されない。本実施例のファンシーケンスでは、定着装置5から発生するワックスダストは第1のファン101から吹き付ける風によるエアーカーテン効果で遮断される。即ち、第1搬送ローラ対104と第2搬送ローラ対105へ到達することなく、第3のファン103によって装置本体外部へ排出され、ワックスダストによる汚れを防止する効果が確認できる。
<実施例2>
続いて第2の実施例について述べる。前述したように、上記の画像形成装置100は、FU排紙の場合と、フラッパ106を切り替えて反転排紙部へ搬送した後、スイッチバックさせて画像面を下面にして排出するFD排紙の2つの排紙モードを有する。FU排紙の時には定着装置5を出た用紙SをFU搬送路110に通紙する。FD排紙の時にはFD搬送路111・112に通紙する。FU搬送路110とFD搬送路111・112が合流するまでにそれぞれの搬送路に第1搬送ローラ対104と第2搬送ローラ対105を備えている。
実施例1で示した様に、用紙Sが定着された後に複数のファン101、102、103の風量を段階的に制御することで画像形成装置内のワックスダストの飛散量を軽減することができる。軽減されたダスト量では一度に付着するワックス量は微量であるため、搬送ローラ表面のワックスが用紙に転写されても、画像ワックス汚れとして顕在化することはなく、通紙によって搬送ローラ表面のワックスは除去される。
しかしながら、FU搬送路110とFD搬送路111・112が分離しているこのような搬送路の場合、例えばFU排紙モードで連続して通紙された場合、FD搬送路111・112にはその間通紙されない。そのため、通紙によるワックス除去が行われず飛散したワックスダストがFD排紙路の第2搬送ローラ対105に蓄積してしまう。ワックスが蓄積した状態でFD排紙を行うと、これまで第2搬送ローラ対105に蓄積したワックスが用紙に一度に転写され、ワックス汚れの画像不良を引き起こす。
本実施例では上記問題を解決するため、FD排紙時とFU排紙時に応じて、それぞれ図9と図10に示すファンシーケンスによりファンの制御を行う。
(a)FD排紙時(図9)
FD排紙を選択した場合、用紙SはFD搬送路である第2および第3搬送路111・112に通紙される。後回転時には第1のファン101は50%で稼働させ、第2のファン102を停止する。定着装置5より発生するワックスダストは、エアフローによって遮断され、第1搬送ローラ対104へ付着することはない。
第1のファン101で発生するエアフローによりワックスダストは第2搬送ローラ対105の方向へ運ばれ、第2搬送ローラ対105へ微量付着する。しかし、第2搬送ローラ対105は用紙が通紙されることにより、第2搬送ローラ対105から用紙へとダストが転写される。微量のダストは画像汚れとして目視レベルには達しない。
もし、第1のファン101によるエアフローがない場合、用紙が通紙されないFU搬送路である第3搬送路110の第1搬送ローラ対104へは飛散したワックスダストが堆積する。ワックスダストが堆積した状態でFU排紙を選択した場合、画像面側に堆積したダストが一度に転写され、目視可能な画像汚れとなる。
(b)FU排紙時(図10)
FU排紙を選択した場合、用紙SはFU搬送路である第1搬送路110に通紙され、FU搬送路111・112にある第2搬送ローラ対105は通紙されない。そこで、後回転時には第2搬送路111に風口が設置された第2のファン102を50%で継続稼働し、第1のファン101は停止する。図8に示すように、FU搬送路111・112へ飛散したワックスダストは第2のファン102によるエアフローで第1搬送路110へと運ばれ、第2搬送ローラ対105へは到達しない。ユーザーがFU排紙を選択して連続して大量の印刷を行った後でも、第2搬送ローラ対105へのワックスの蓄積が生じない。
このように、コントローラ200は、FU搬送路110またはFD搬送路111・112の用紙通過時(記録材通過時)に上記の複数の送風手段の内のいずれかひとつを稼働させて用紙Sを冷却する制御モードを有する。
このように排紙モードに応じて第1のファン101と第2のファン102を選択的に稼働する。これにより、ユーザーがFD排紙・FU排紙いずれのモードで連続して印刷を行っても、通紙されない側の搬送ローラ対へのワックスの蓄積を防止することが可能となる。
<実施例3>
実施例2と同様に、FU排紙を選択した場合、後回転時に第2のファン102を100%で稼働し、第1のファン101を停止する。
FU搬送路110、FD搬送路111・112は用紙に含まれる水分が気化して搬送路で結露することを防止するため、搬送路を構成する搬送ガイドには通風のためのスリット(通風孔)が空けられている。図12は本実施例3において第2搬送路111を構成する搬送ガイドの斜視図を示している。FU排紙時には第2のファン102を稼働することによりワックスダストの第2搬送ローラ対105への付着を防止する。しかし、上記スリットaが空いていると第2のファン102のエアフローによって運ばれるワックスダストがスリットを通って第2搬送ローラ対105へ付着する場合がある。
そこで、本実施例では結露防止と、ワックスダスト付着防止効果を両立されるため、図11に示す様に第2搬送路111に設けられた第2のファン102の風口に対し、第2搬送ローラ対105への投影部を避けてスリットaが形成されている。
即ち、FU搬送路110とFD搬送路111・112の内、同一搬送路に形成された風口と記録材搬送ローラ対において、記録材搬送ローラ対の側の搬送路には風口から記録材搬送ローラ対への投影部を除いた位置に通風孔aが配置されている。
このことにより、結露防止用のスリットを設けながらも、FU排紙時に第2のファン102によって形成されるエアフローによってワックスダストの第2搬送ローラ対105への付着を防止することができる。
<その他の事項>
(1)画像形成装置は、実施例の、感光体ドラムを複数備えたフルカラーレーザービームプリンタに限られない。感光体ドラムを一つ備えたモノクロの複写機やプリンタなどの画像形成装置であってもよい。
(2)画像形成装置の画像形成部は電子写真方式に限られない。静電記録方式、磁気記録方式など、他の公知の転写方式あるいは直接方式の画像形成原理・方式を用いて用紙に未定着トナー像を形成する画像形成装置であってもよい。
(3)定着装置5は、定着ベルト501と加圧ベルト502を共にローラ体にした装置形態にしてもよい。定着部材と加圧部材のどちらか一方をエンドレスベルトにし、他方をローラ体にした定着装置形態にしてもよい。定着装置の構成形態に限定はない。
100・・画像形成装置、100A・・画像形成手段、P・・記録材、112s・・未定着トナー像、5・・定着手段、110・・フェイスアップ搬送路、111・112・・フェイスダウン搬送路、104・・第1の記録材搬送ローラ対、105・・第1の記録材搬送ローラ対、101・102・103・・複数の送風手段、200・・制御手段

Claims (18)

  1. 離型剤を含有するトナーを用いて記録材に未定着トナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により記録材に形成された未定着トナー像を定着する定着手段と、
    前記定着手段により定着された画像が上向きとなるように記録材を排出するための第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路から分岐し、前記定着手段により定着された画像が下向きとなるように記録材を排出するための第2の搬送路と、
    前記第1の搬送路に設けられ記録材を排出するための第1の回転体対と、
    前記第2の搬送路に設けられ記録材を排出するための第2の回転体対と、
    前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第2の搬送路を横切るように送風するための第1の送風手段と、
    前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第1の搬送路を横切るように送風するための第2の送風手段と、
    前記第1の送風手段の動作と前記第2の送風手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第2の搬送路を用いずに前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する第1の画像形成処理を実行した後、次の画像形成処理の開始命令を画像形成処理が開始可能な状態で待つスタンバイ状態に移行する場合、前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第1の送風手段に前記第2の搬送路を横切るように送風させ、
    前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する第2の画像形成処理を実行した後、前記スタンバイ状態に移行する場合、前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第2の送風手段に前記第1の搬送路を横切るように送風させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第2の送風手段を動作させずに前記第1の送風手段に前記第2の搬送路を横切るように送風させ、
    前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第1の送風手段を動作させずに前記第2の送風手段に前記第1の搬送路を横切るように送風させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の画像形成処理の実行中において前記第2の送風手段を動作させ、前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において前記第1の送風手段に前記第2の搬送路を横切るように送風させつつ前記第2の送風手段の動作を停止させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の搬送路を用いて排出された記録材と前記第2の搬送路を用いて排出された記録材を積載する共通の積載部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の搬送路は、前記第1の回転体対よりも記録材搬送方向下流側の地点で前記第2の搬送路と合流するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の送風手段は、前記第1の搬送路のうち前記第2の搬送路が分岐された後の経路を横切るように送風する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の送風手段は、前記第2の搬送路を横切るように送風するための第1のダクトを有し、前記第1のダクトの送風口は前記第2の搬送路に対向するように配置され、
    前記第2の送風手段は、前記第1の搬送路を横切るように送風するための第2のダクトを有し、前記第2のダクトの送風口は前記第1の搬送路のうち前記第2の搬送路分岐された後の経路に対向するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の回転体対と前記第2の回転体対の近傍のエアーを排気する排気手段を有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記排気手段を動作させ、
    前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記排気手段を動作させる
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の送風手段は、第1のファンを有し、
    前記第2の送風手段は、第2のファンを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 離型剤を含有するトナーを用いて記録材に未定着トナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により記録材に形成された未定着トナー像を定着する定着手段と、
    前記定着手段により定着された画像が上向きとなるように記録材を排出するための第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路から分岐し、前記定着手段により定着された画像が下向きとなるように記録材を排出するための第2の搬送路と、
    前記第1の搬送路に設けられ記録材を排出するための第1の回転体対と、
    前記第2の搬送路に設けられ記録材を排出するための第2の回転体対と、
    前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第2の搬送路の搬送路上で且つ前記定着手段と前記第2の回転体対との間の位置にエアーカーテンを形成するための第1のファンと、
    前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する際、前記第1の搬送路の搬送路上であって前記定着手段と前記第1の回転体対との間の位置にエアーカーテンを形成するための第2のファンと、
    前記第1のファンの動作と前記第2のファンの動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第2の搬送路を用いずに前記第1の搬送路を用いて記録材を排出する第1の画像形成処理を実行した後、次の画像形成処理の開始命令を画像形成処理が開始可能な状態で待つスタンバイ状態に移行する場合、前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第1のファンを動作させ、
    前記第2の搬送路を用いて記録材を排出する第2の画像形成処理を実行した後、前記スタンバイ状態に移行する場合、前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第2の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第2のファンを動作させることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第2のファンを動作させずに前記第1のファンを動作させ、
    前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記第1のファンを動作させずに前記第2のファンを動作させることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記第1の画像形成処理の実行中において前記第2のファンを動作させ、前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において前記第1のファンを動作させつつ前記第2のファンの動作を停止させることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記第1の搬送路を用いて排出された記録材と前記第2の搬送路を用いて排出された記録材を積載する共通の積載部を有することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記第1の搬送路は、前記第1の回転体対よりも記録材搬送方向下流側の地点で前記第2の搬送路と合流するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記第2のファンは、前記第1の搬送路のうち前記第2の搬送路が分岐された後の経路を横切るように送風する請求項11乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記第1の回転体対と前記第2の回転体対の近傍のエアーを排気する排気ファンを有する請求項11乃至16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記制御手段は、
    前記第1の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記排気ファンを動作させ、
    前記第2の画像形成処理にて排出される最後の記録材の後端が前記第1の搬送路へ到達してから前記スタンバイ状態になるまでの間において、前記排気ファンを動作させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
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