JP2005077565A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排紙装置の装着の有無に応じて、騒音や機内昇温防止等の観点からより適した冷却ファンからのエアーフローを実現した画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像形成装置本体101aには、画像が形成されたシートを加熱して定着する定着装置21と、冷却ファン85とが設けられている。画像形成装置本体101aにはソータ200が着脱可能であり、ソータ200の装着の有無に応じて、冷却ファン80の回転数若しくは冷却ファン80からエアの流れが変更される。
【選択図】 図2

Description

本発明は複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
本発明に係る従来の技術について図7を参照して以下に記す。画像が形成されたシート900は、搬送ガイド902上を通過した後、ヒータ908aを内包する定着ローラ908bおよび該定着ローラ908bに所定の圧で圧接しながら回転する加圧ローラ908cを有する定着装置908に搬送される。そして定着ローラ908bと加圧ローラ908cとの接触点であるニップを通過することで熱と圧力によって転写されたトナー像がシート900上に定着され、定着後の搬送ガイド905および排紙ローラ対903を経た後、排紙トレイ906上に排出される。
昨今、画像形成装置においては、普通紙、厚紙、高光沢シート、OHTシートなど多種多様な転写材への高品位な画像印字を可能とすることが強く望まれている。
そのような要望に応えるために画像形成装置においてしばしば技術的な課題となるのは、多種多様な転写材に対して、いかに効率的にまた適正にトナー画像を定着させるかという定着装置の性能に関わる部分である。例えば、プレゼンテーション用のOHTフィルムへのカラー画像印字は非常に高いニーズがあり、画像品位に関してもプロジェクターを使用した場合の充分な光の透過性など要求される性能が高くなってきている。
このようなOHTフィルムにおける光の透過性を向上しようとすると、一般的に普通紙に文字画像を印字、定着する場合よりも大きな熱量を加えてトナー像を溶融する必要性があった。一方で、印字速度においても、ユーザからの高速化の要望は高く、より早いスピードでより十分な熱量をOHTを始めとするメディアに加える必要性がある。このような中で従来よりさまざまな技術的課題があった。その一例としてあげられるのが、このようなOHTシートや厚紙などへ大きな熱量を加えたあとに排紙積載された転写材同士で発生する『シート間貼りつき』の問題である。
これはOHTフィルムや厚紙などに対し、定着装置における加熱性能を向上させていった場合に起こり易い問題であり、定着後に排紙トレイ上に排出された頁のトナー画像が充分に冷却、乾燥する前に次のシートがその上に排紙されることで、前の頁のトナー像が次の頁の非画像面側に張り付く、もしくはフェイスアップ排紙などでは、前頁が排紙トレイ上に排紙され、そのシートのトナー像が冷却乾燥した後でも、次にそのトナー画像上に排紙されてくるシートの熱により先のトナー像が溶かされ、『シート間貼り付き』を起こすといった問題である。
『シート間貼りつき』が発生すると、その後ユーザによって貼りついたシートを剥がしても、画像自体に痕跡を残し、OHTなどではプロジェクターで投影した際にその痕跡が濃淡の差として現れたり、トナー像自体が剥がれ落ちるなど、使用に耐えないものとなってしまう。
上記のような『シート間貼りつき』の問題を解決するために、定着装置908の近傍には冷却ファン901が配設されている(例えば特許文献1参照。)。
冷却ファン901からのエアはファンダクト910によって導かれ定着装置908から排出されたシートを冷却している。
このように定着装置通過後のシートに風を当てることで速やかに冷却し、定着装置908で溶融したトナー像を乾燥させることで、上記したシート間貼りつきなどの問題が防止される。
特開平11−030891号公報
しかしながら、ファンの稼動は装置全体の稼動音を増加させるため、騒音という観点では弊害となり得る。また、排紙装置が無い場合においては、冷却ファンの風は機外に抜けやすい状態であるのに対し、排紙装置を装着した場合、吐き出したエアが画像形成装置本体内に逆流する可能性があり、逆流したエアによって装置本体内の機内昇温を招き弊害を引き起こす恐れがある。
上記の従来の技術において、排紙したシートをソートするソータなどの排紙装置を画像形成装置本体に装着可能とした場合、排紙装置を画像形成装置本体に装着しているか否かに係わらず、シートを冷却するための冷却ファンの設定は不変であったために、上述の騒音や装置本体内の機内昇温等の観点に立って適切な冷却ファンの制御を実現していなかった。
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、排紙装置の装着の有無に応じて、騒音や機内昇温防止等の観点からより適した冷却ファンからのエアーフローを実現した画像形成装置を提供することである。
本発明は、上記の問題を解決するべく考案されたものであり、トナー像をシートに加熱して定着する定着手段と、前記定着手段のシート搬送方向の下流側に設けられた冷却手段と、前記装置本体に着脱可能な排紙装置の着脱状態に応じて前記冷却手段を制御する制御手段と、を有する。
また、トナー像をシートに加熱して定着する定着手段と、前記定着手段のシート搬送方向の下流側に設けられエアを吹き出す冷却ファンと、を有し、装置本体に着脱可能な排紙装置の装着状態に応じて前記冷却ファンからのエアの流れを変更する。
本発明によれば、排紙装置の装着の有無に応じてより適した冷却エアからのエアーフローを実現することによりエアに起因した機内昇温に伴う弊害や騒音を防止した画像形成装置を提供することができる。
(第一の実施形態)
本発明を採用した画像形成装置101の実施形態について図1および図2を用いて説明する。
図1に本発明に係るカラー画像形成装置の断面を示す。本発明の装置本体としての画像形成装置本体101aは、レーザー光を発行するレーザースキャナユニット1Y、1M、1C、1Kと、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Kによって表面を帯電される感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、トナーを内包した現像装置5Y、5M、5C、5Kとを有する。そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応するレーザースキャナユニット1Y、1M、1C、1Kから各色の画像データに合わせてレーザー光2Y、2M、2C、2Kを発光し、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Kによって表面を一様に帯電された各色の感光ドラム4Y、4M、4C、4K上に各色の画像データに対応する潜像を形成する。さらに、各色に対応する現像装置5Y、5M、5C、5Kに内包される図示しない各色のトナーにより、各色の現像スリーブ6Y、6M、6C、6Kを介してその潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に順次現像する。
画像形成装置本体2aには4つの感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに対して上部表面が水平にかつ均一に接触するよう保持された中間転写ベルト8が設けられている。中間転写ベルト8はベルト駆動ローラ7a、7b、7cによって時計方向(矢印T方向)に回転駆動されており、中間転写ベルト8に感光ドラム4Y、4M、4C、4K上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に4色の画像を重ね合わせるように、感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと中間転写ベルト8の接触点である各色ごとの一次転写ポイントT1Y、T1M、T1C、T1Kにて中間転写ベルト8を内側からドラムに付勢しているバックアップローラ9Y、9M、9C、9Kによって順次一次転写することによって4色の画像が重なったトナー像を中間転写ベルト8上に形成する。
給紙カセット10より給送ローラ11によって給送されたシートSは、搬送ローラ12a、12b、13a,13b、14a,14bによって矢印K方向に搬送された後、二次転写ポイントT2において、金属軸に発泡体を巻いた転写手段としての転写ローラ15とベルト駆動ローラ7bによって挟持、搬送され、かつ高圧電圧による転写バイアスを印加されることによって前記中間転写ベルト8上に形成されたトナー像を一括転写(二次転写)される。また、この時、転写しきれずに中間転写ベルト8表面に残ったトナーは中間転写ベルト8に対し、接するように配置されたゴム片などからなる、クリーニングブレード62によって掻き落とされ、クリーナ容器61に回収される。なお、画像形成装置本体101aに設けられている感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと、現像装置5Y、5M、5C、5Kと、中間転写ベルト8と、転写ローラ15とによって本発明の画像形成手段が構成されている。
二次転写が行われ画像が形成されたシートSは、搬送ガイド32上を通過した後、本発明の定着手段としての定着装置21によって転写されているトナー像が定着される。定着装置はハロゲンヒータ18を内包する定着ローラ19および該定着ローラ19に所定の圧で圧接しながら回転する加圧ローラ20を有する。定着ローラ19と加圧ローラ20接触点であるニップNを通過することで熱と圧力によって、転写されているトナー像がシートS上に定着される。トナー像が定着されたシートは定着後搬送ガイド33を経て、画像形成装置本体101aの外部へシートを排出する排出手段としての排出ローラ対16a、16bによって、排紙トレイ40上に排出される。
画像形成装置本体101aにおける、定着装置21の近傍であってシート搬送方向の下流側には、定着装置21から排出されたシートを冷却し、また装置本体内の温度上昇を防止するための冷却ファン80が配設されている。本発明の冷却手段としての冷却ファン80は排出ローラ対16a、16bの近傍に配置されており、エアを送り出す。また、冷却ファン80は、画像形成装置本体101a内に設けられた本発明の制御手段である制御基板(コントローラ)90とケーブル81を介して接続されており、制御基板90によって冷却ファン80の駆動のON/OFFおよび回転数を制御されている。
冷却ファン80は冷却ファン80からのエアの風路を形成しているファンダクト85によって保持されている。冷却ファン80からのエアが、定着装置21の直後の搬送路33と、排出ローラ対16a、16bおよび画像形成装置本体101a外に突出した排紙トレイ40の上面、すなわちシート積載面に向けて冷却ファン80からのエアが当てられるようファンダクト85が形成されている。
前記冷却ファン80を回転させることにより、定着後の搬送路33、および、シートが排紙積載される排紙トレイ40上において、冷却ファン80からのエアをシートが受け、速やかに冷却され、シート上のトナーが溶融状態から固着状態に推移できる。また、その後次のシートが搬送されてきても、同様にそのシートの温度を速やかに下げることが可能となり、先に排紙トレイ40上に積載されたシートの画像面をその温度によって再び溶融するようなことを防止することができる。これにより、先述のシート間貼りつきの問題を防止している。
ところで、画像形成装置101の画像形成装置本体101aは、排紙トレイ40を取り外し、ソータやスタッカなどの排紙装置を装着可能である。ここでは、画像形成装置本体101aに着脱可能な排紙装置としてソータ200を装着して使用する場合を例示して図2を用いて説明する。
画像形成装置本体101aは、ソータ200を装着したことを検知するための検知スイッチ70を有している。この検知スイッチ70は、ケーブル71を介して、画像形成装置本体101aに設けられ冷却ファン80の制御をするための制御基板90に接続されている。
ソータ200には、5つの排紙ビン211、212、213、214、215を有している。ソータ200は画像形成装置本体101aに対して、結合するための本発明の結合部材であるフック202を有しており、画像形成装置本体101a内に配設された係合ピン95に係合することができるよう構成されている。
画像形成装置本体101aに形成された排出開口43と、ソータ200に設けられた上下のシート受け入れガイド206、207とが対応するように画像形成装置本体101aにソータ200が装着される。そして、画像形成装置本体101a側から排出ローラ対16a、16bによって排出されたシートを受け入れガイド206、207によってビン排出ローラ対210a、210bに案内し、その後、図示しないモータや駆動系によって上下動し、シートを振り分けながら積載できる、5つの排紙ビン211、212、213、214、215に仕分けしながら排出することが可能となっている。
ソータ200と画像形成装置本体101aとの係合に関して、より詳細に説明するならば、ソータ200が、画像形成装置本体101aに装着されていない状態では、該フック202は付勢バネ204にて付勢されてストッパ205に突き当たり、画像形成装置本体101aに装着されると、該フック202は前記係合ピン95に付勢されながら係合して画像形成装置本体101aとソータ200とが結合される。
また、ソータ200を装着した時には、このフック202によって、画像形成装置本体101aに配置された検知手段である検知スイッチ70がONされるように接触して、画像形成装置本体101aとソータ200とが装着されたことを検知することができる。
検知スイッチ70からのON/OFF情報、即ちソータ200が装着されているか否かの情報は、冷却ファン80の制御を行っている制御基板90にケーブル71を介して伝達される。ソータ200が画像形成装置本体101に装着に装着されているか装着されていないかの装着状態に応じて、冷却ファン80の稼動、非稼動、あるいは回転数を制御基板90が制御する。
ソータ200が画像形成装置本体101aに装着された場合、定着装置21から実際にシートが排紙積載される、トレイである、排紙ビン211、212、213、214、215までの距離が、ソータ200が装着されていない図1に示す場合よりも長いため、溶融したトナーが冷え固まるまでの時間をかせぐことができる。よって、先に説明したような、シート間貼りつきの問題が発生する危険性が少ない。
そこで、本実施の形態においてはソータ200が画像形成装置本体101に装着されている場合には、冷却ファン80を稼動しないか、若しくはソータ200が装着されていない場合よりも冷却ファン80の回転数が少なくなるように制御基板90によって冷却ファン80の回転数が制御される。また、ソータ200を装着した時に検知スイッチONに伴って、冷却ファン80をOFFしたい場合、制御基板90が冷却ファン80の非稼動とすることができるようにユーザが選択可能となるように構成してもよい。
また、同様の制御系により、ソータ200を装着した時に冷却ファン80を完全にOFFするばかりではなく、非装着時よりも、遅い速度で回転制御するということも、冷却ファン80への電流値を制御する手法により、容易に実現可能である。
上記のように本実施の形態においては、排紙装置の装着の有無に応じて、冷却ファン80の稼動、非稼動の切り替え、あるいは、冷却ファン80の回転数を制御することが可能な画像形成装置を提供することができ、排紙装置200の装着の有無に寄らず、定着装置21下流側に設けられた冷却ファン80からのエアーフローおよび、それに伴う温度状況を最適化することができる。
即ち、ソータ200が装着されていない場合においては、冷却ファン80のエアは画像形成装置101から抜けやすい状態であるのに対し、ソータ200を装着した場合、吐き出したエアが画像形成装置本体内101aに逆流する可能性があり、逆流したエアによって画像形成装置本体101a内の機内昇温を招き弊害を引き起こす恐れがあるが、本実施の形態においては、ソータ200が画像形成装置本体101に装着された場合には、冷却ファン80を稼動しないか、若しくは、ソータ200が装着されている場合よりも冷却ファン80の回転数が少なくなるように制御基板90によって冷却ファン80の回転数が制御されるため、画像形成装置本体101a内に逆流したエアによって、画像形成装置本体101a内の機内昇温を招き弊害を引き起こすことがなくなる。このようにソータ200を装着時に冷却ファン80を非稼動若しくは冷却ファン80の回転数を低減させても、既述したように、定着装置21から排紙ビン211、212、213、214、215までの搬送距離が長いのでシートが搬送されている間に冷却されてトナーが充分に固着するため、シート間張り付きの問題が生じることはない。
また、本実施の形態によって、不必要に冷却ファン80を稼動することがなくなるために、ソータ200を装着した時の冷却ファン80による騒音や不必要な電力の消費を防止した画像形成装置を提供することが可能となる。
(第二の実施形態)
以下、図3および図4を用いて本発明の第二の実施形態を説明する。
本発明の第二の実施形態においては、ソータ200の装着の有無によって冷却ファンからのエアの流路を変更可能にした点が上記第一の実施形態と異なり、異なる点を詳細に説明する。他の構成については、第一の実施形態と同様であるため同一部材には同一の符号を図面に付して詳細な説明は省略する。
第二の実施形態においては、冷却ファンからの風向きを変更できるよう、ファンダクト285に回動可能に風路形成部材286を設けている。
図3において、風路形成部材286は図面、奥行き方向に長く延長され、冷却ファン280の風向きを決めている部材である。風路形成部材286は長手方向の両端部において、ファンダクト285に設けられた回転軸287を中心に回動可能に固定されている。
画像形成装置本体101aにソータ200が装着されていない場合は、図3に示すとおり、図示しない付勢バネとストッパーにより、所定の角度に設定されている。
ソータ200が装着される際に、図4に示すように、ソータ200の外装の一部が突出してなる当接部材220が風路形成部材286の当接面286aと当接して、風路形成部材286が図3および図4の矢印F方向にすくい上げられるように回動する。そして、風路形成部材286の取り付け角度が変更され、冷却ファン286からのエアの流れがソータ200内により多く流入される。そしてソータ200が取り外される際に当接部材220と風路形成部材286とが離間して風路形成部材286は不図示の付勢バネにより矢印Fと逆方向に回動して不図示のストッパによって図3の位置に移動する。なお、風路形成部材85と当接部材220によって本発明の風向変更手段が構成されている。
本実施の形態においては、ソータ200が装着された場合には、冷却ファン280からのエアがソータ200の開口部からソータ200内に流入しやすくなるため、ソータ200内の冷却に用いられる、あるいは、冷却ファン280の回転数は低速でも効果的に定着後のシートを冷却することが可能となるなど、定着装置21から、排紙ビン211、212、213、214、215にかけてのエアーフローをより最適化することが可能となる。
(第三の実施形態)
本発明の第三の実施形態を図5を用いて以下に説明する。
本第三の実施形態においては冷却ファンによるエアの流路を変更する流路形成部材を電気的アクチュエータによって移動させる点が上記した第二の実施形態と異なり、異なる点を説明して、他の構成については、第二の実施形態と同様であるため同一部材には同一の符号を図面に付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、ソータ200の装着を検知する検知スイッチ70の情報を制御基板90に伝達し、さらに、ソレノイド88と風路形成部材386を連結し、制御基板90が、ソレノイド88を検知スイッチ71の情報に基づいて動作させるように制御して、風路形成部材386を電動でファンダクト385に設けられた回動軸387を中心に回動させる。風路形成部材386の回動方向は第二の実施形態と同様であり、ソータ200が装着されて検知スイッチ70が装着されたことを検知した場合、検知スイッチ70からの情報に基づいて制御基板90がソレノイド88を介して風路形成部材386を矢印Fの方向に回動させる。そして、ソータ200が取り外されたことを検知すると制御基板90は矢印Fと逆方向に風路形成部材386を回動するように制御する。なお、風路形成部材386と制御基板90と電気的アクチュエータであるソレノイド88とによって本発明の風向変更手段が構成されている。
本実施の形態によればソレノイド88である電気的アクチュエータを用いて風路形成部材を移動させているために、既述の第二の実施形態の効果に加えて風路形成部材が破損するおそれの少ない画像形成装置を提供できる。
(第四の実施形態)
図6に示す本発明の第四の実施形態においては、冷却ファンそのものの設置角度を変更可能にしたものである。その他の構成は、上記した第二および第三実施形態と同様であるため同一部材には同一の符号を図面に付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、冷却ファン480を保持固定しているファンダクト485が画像形成装置本体101aに設けられた回転軸489を中心に回転可能に設置されており、ファンダクト485を、前記第三の実施形態と同様な思想で、ソレノイドと連結し、冷却ファン480の角度を変更可能とする。
このとき、前記第三の実施形態と同様に、ソータ200と装着/非装着の情報を検知スイッチ70を介して入手し、制御基板90によってソレノイド388の動作を制御することで、ソータの装着/非装着情報に応じて、最適な風向きを決定することができる。即ち、ソータ200が装着されて検知スイッチ71が装着されたことを検知した場合、検知スイッチからの情報に基づいて制御基板90がソレノイド388を介して矢印Eの方向にファンダクト485を回動させる。そして、ソータ200が取り外されたことを検知すると制御基板90は矢印Eと逆方向にファンダクト485を回動するように制御する。なお冷却ファン480を保持しているファン保持手段であるファンダクト485と制御基板90と電気的アクチュエータであるソレノイド388とによって本発明の風向変更手段が構成されている。
前記第二の実施形態のようにソレノイドを用いず、ソータ200に設けられた当接部材が画像形成装置本体101a内に進入し、該当接部材が直接若しくは間接にファンダクトと当接して冷却ファンを回動させるように構成してもよい。
なお、上記したいずれの実施形態においても、画像形成装置本体に装着する排紙装置としてソータを例示して説明したが、本発明の排紙装置としてはソータに限定されるものではなく、穿孔機能または仕分け機能を有するフィニッシャやその他のスタッカであってもよい。
本発明に係る第一の実施形態を示す画像形成装置の断面図。 本発明に係る第一の実施形態において、排紙装置を装着した状態を示す画像形成装置の断面図。 本発明に係る第二の実施形態を示す画像形成装置の断面図。 本発明に係る第二の実施形態において、排紙装置を装着した状態を示す画像形成装置の断面図。 本発明に係る第三の実施形態において、排紙装置を装着した状態を示す画像形成装置の断面図。 本発明に係る第四の実施形態において、排紙装置を装着した状態を示す画像形成装置の断面図。 従来技術を説明する断面図。
符号の説明
1Y、1M、1C、1K 各色のレーザスキャナユニット
4Y、4M、4C、4K 各色の感光ドラム
5Y、5M、5C、5K 各色の現像装置
8 中間転写ベルト
21 定着装置
40 排紙トレイ
70 検知センサー
80 冷却ファン
85 ファンダクト
86 風路形成部材
87 風路形成部材の回転中心
88 ソレノイド
90 制御基板
95 係合ピン
200 ソータ
202 係合フック
206 受け入れガイド(上)
207 受け入れガイド(下)
210a、210b 排出ローラ対

Claims (9)

  1. トナー像をシートに加熱して定着する定着手段と、
    前記定着手段のシート搬送方向の下流側に設けられた冷却手段と、
    装置本体に着脱可能な排紙装置の着脱状態に応じて前記冷却手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記冷却手段はエアを送り出す冷却ファンを有し、
    前記排紙装置が装着されている場合には前記冷却ファンを駆動しないか、若しくは、前記排紙装置が装着されていない場合よりも前記冷却ファンの回転数が少なくなるように前記制御手段が前記ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. トナー像をシートに加熱して定着する定着手段と、
    前記定着手段のシート搬送方向の下流側に設けられエアを送り出す冷却ファンと、
    装置本体に着脱可能な排紙装置の装着状態に応じて前記冷却ファンからのエアの流れを変更する風向変更手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記排紙装置の装着に伴って前記冷却ファンからのエアが前記排紙装置内に流入するように前記風向変更手段が前記冷却ファンからのエアの流れを変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 装置本体に設けられ、前記冷却ファンからのエアの風路を形成している風路形成部材を前記風向変更手段が有し、
    前記排紙装置の装着の有無に応じて前記冷却ファンからのエアの流れを変更するよう前記風路形成部材が移動することを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記排紙装置を前記装置本体に装着する動作に応じて前記風路形成部材と当接し、前記風路形成部材を移動させる当接部材を前記排紙装置に設けたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記装置本体と前記排紙装置とを連結するための連結部材と、
    前記連結部材と接触して前記排紙装置が前記装置本体に装着されたことを検知する検知手段と、を有し、
    前記風向変更手段は、前記風路形成部材を移動させる電気的アクチュエータと、前記検知手段からの情報に基づいて前記風路形成部材を移動させるために前記電気的アクチュエータを駆動するよう制御する制御基板と、を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記排紙装置の装着の有無に応じて前記冷却ファンからのエアの流れを変更するよう前記風向変更手段は前記冷却ファンを回動することを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体に設けられ、前記排出装置が装着された際にシートを前記排出装置に排出する排出手段を有し、
    前記冷却ファンは前記排出手段の近傍に設けられていることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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