JP6639154B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、稼働音を低減させることを目的として、冷却ファンを必要なときにだけ動作させることで冷却ファンの風切り音を低減させる制御が行なわれている。例えば、特許文献1では定着装置の温度に応じて複数の冷却ファンのON/OFFや回転数を制御することで、冷却ファンの風切り音の低減を行っている。
また、特許文献2ではコピー枚数に応じて冷却ファンの動作又は回転数を切り換えることで騒音の発生を抑えている。
近年の画像形成装置は、機械的な構成等を全て共通にして開発効率を上げつつ、複数の生産性を実現するワイドレンジの画像形成装置のモデルが主流になってきている。このような画像形成装置のモデルにおいて、生産性の高い画像形成装置のモデルに比べて生産性の低い画像形成装置のモデルは機内の温度が上がり難く、その分、冷却ファンによる冷却も少なくて済む。しかし、従来は生産性の高い画像形成装置のモデルで必要な冷却ファンの冷却を生産性の低い画像形成装置のモデルでも同じように行っていたため冷却ファンの風切り音が目立った騒音となっていた。
特開2008−242488号公報 特開平02−214871号公報
機械的な構成が共通で複数の生産性を持つワイドレンジの画像形成装置のモデルにおいて、生産性の低い画像形成装置のモデルでは、生産性の高い画像形成装置のモデルに比べて各駆動系のモータ速度が遅いため駆動系の稼働音は小さくなる。その一方で、冷却ファンに関しては生産性の低い画像形成装置のモデルと生産性の高い画像形成装置のモデルは同等の回転数であるため全体の稼働音は生産性の高い画像形成装置のモデルと大きく変わらないという問題もあった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、冷却ファンによる風切り音等の騒音を低減する画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、第1モデルと、所定サイズの記録材に対して画像形成する場合の単位時間当たりの最大出力枚数が前記第1モデルよりも少ない第2モデルとを含む複数のモデルに対応する画像形成装置であって、前記所定サイズを含む記録材に画像を形成する画像形成部であって、駆動モータを有し、前記所定サイズの記録材に対して前記最大出力枚数で出力する場合の前記第2モデルにおける前記駆動モータの回転速度は、前記第1モデルにおける前記駆動モータの回転速度よりも遅い回転速度で前記駆動モータにより駆動される画像形成部と、温度を検知する温度検知部と、前記画像形成部を冷却するファンと、前記画像形成装置の稼働開始に応じて前記画像形成装置が前記複数のモデルのうちのいずれのモデルであるかを判定し、前記温度検知部の検知結果が所定の温度以下である場合に前記画像形成装置が前記第1モデルであると判定される場合は第1の回転速度で前記ファンを制御し、前記温度検知部の検知結果が所定の温度以下である場合に前記画像形成装置が前記第2モデルである場合は前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で前記ファンを制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、冷却ファンによる風切り音等の騒音を低減することができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る画像形成装置の画像形成部を冷却する冷却ファンの制御系の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置の画像形成部を冷却する冷却ファンによる気流を説明する平面説明図である。 比較例の冷却ファンの駆動制御を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の冷却ファンの駆動制御を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の冷却ファンの駆動制御を示すフローチャートである。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
先ず、図1〜図5を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
先ず、図1を用いて本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。図1は本実施形態の画像形成装置100の構成を示す断面説明図である。図1において、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色の画像形成部120Y,120M,120C,120Bkは、以下の通りである。尚、説明の都合上、各色の画像形成部120Y,120M,120C,120Bkを代表して単に画像形成部120を用いて説明する場合もある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
<画像形成部>
各画像形成部120は、図1の矢印A方向に回転する像担持体となる感光ドラム121と、該感光ドラム121の表面を一様に帯電する帯電手段となる帯電ローラ6とを有する。更に、該帯電ローラ6により一様に帯電された感光ドラム121の表面に画像情報に応じてレーザ光122aを照射して静電潜像を形成する像露光手段となるレーザスキャナ122を有する。
更に、該レーザスキャナ122により感光ドラム121の表面に形成された静電潜像に現像剤となるトナーを供給してトナー像として現像する現像手段となる図示しない現像装置に設けられた現像剤担持体となる現像ローラ7を有する。
更に、中間転写ベルト130の内周面側に設けられ、感光ドラム121の表面に形成されたトナー像を該中間転写ベルト130の外周面上に一次転写する一次転写手段となる一次転写ローラ123を有する。更に、一次転写後に感光ドラム121の表面に残留したトナーを掻き取って回収するクリーニング手段となるクリーニングブレード124とを有して構成される。
中間転写ベルト130は、駆動ローラ131と、テンションローラ132と、二次転写内ローラ104と従動ローラ5とにより図1の矢印E方向に回転可能に張架されている。本実施形態の画像形成部120は、図1の左側から順にイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色の画像形成部120が設けられており、トナーの色以外は、略同様に構成される。
図1の矢印A方向に回転する感光ドラム121の表面が帯電ローラ6により一様に帯電される。その後、レーザスキャナ122から出射された画像情報に応じたレーザ光122aが帯電ローラ6により一様に帯電された感光ドラム121の表面に照射されて静電潜像が形成される。
そして、感光ドラム121の表面上に形成された静電潜像に対して現像装置に設けられた現像ローラ7により各色のトナーが供給されてトナー像として現像される。その後、一次転写ローラ123により中間転写ベルト130を介して感光ドラム121の表面に所定の加圧力が付与される。これと同時に一次転写ローラ123に一次転写バイアス電圧が印加されて各感光ドラム121の表面上に形成された各色のトナー像が中間転写ベルト130の外周面上に順次重畳して一次転写される。
一次転写後に感光ドラム121の表面上に僅かに残った転写残トナーは、クリーニングブレード124により掻き取られて図示しないクリーナ容器内に回収される。これにより各色の感光ドラム121は、再び次の画像形成に備える。
各色の画像形成部120により並列処理される各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト130の外周面上に図1の矢印E方向で示す該中間転写ベルト130の回転方向上流側から順次一次転写された各色のトナー像を重ね合わせるタイミングで行なわれる。その結果、最終的には、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト130の外周面上に形成され、二次転写内ローラ104の外周に張架された中間転写ベルト130の外周面と、二次転写外ローラ105とにより形成された二次転写ニップ部103に搬送される。
本実施形態の画像形成部120は、図1の左側から順にイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの四色分が設けられた一例を示す。他に、単色、或いは、四色以外の複数色の画像形成部120を設けたものでも良いし、色の並び順も図1に示す本実施形態以外の順でも良い。
<記録材搬送部>
一方、給送カセット101内に収納された記録材1は、記録材搬送部13により搬送される。給送カセット101内に収納された記録材1は、給送ローラ2により繰り出され、フィードローラ3とリタードローラ4との協働により一枚ずつ分離給送される。その後、記録材1は、搬送ローラ106や搬送ガイド107により搬送されて一旦停止したレジストローラ102のニップ部に先端部が突き当たり、該記録材1の腰の強さによって扱かれて斜行が補正される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ102により挟持搬送されて中間転写ベルト130の外周面と、二次転写外ローラ105とにより形成された二次転写ニップ部103に搬送される。
二次転写ニップ部103は、中間転写ベルト130を介在して二次転写内ローラ104と、該二次転写内ローラ104に対向する二次転写外ローラ105とにより形成される。該二次転写外ローラ105を中間転写ベルト130を介して二次転写内ローラ104に対して所定の加圧力を付与する。これと同時に該二次転写外ローラ105に二次転写バイアス電圧を印加する。これにより中間転写ベルト130の外周面上に一次転写された未定着トナー像を二次転写ニップ部103に搬送された記録材Pの表面に静電的に吸着させて二次転写する。
尚、記録材1を搬送する搬送パスは、該記録材1を保持しながら受け渡すために該記録材1の挙動を抑えながら案内する搬送ガイド107に適切な間隔で配置された搬送ローラ106等より構成される。
記録材1を二次転写ニップ部103まで搬送する搬送プロセスに対して同様のタイミングで該二次転写ニップ部103まで送られて来る中間転写ベルト130の外周面上に形成されたトナー像の画像形成プロセスについて説明する。
記録材1の搬送プロセスと、画像形成プロセスとの同期をとることにより二次転写ニップ部103において記録材P上にフルカラーのトナー像が二次転写される。その後、フルカラーのトナー像が二次転写された記録材1は、定着手段となる定着装置150へと搬送される。そして、定着装置150に設けられた定着ローラと加圧ローラとにより挟持搬送される間に加熱及び加圧されてトナー像が熱溶融して記録材1に熱定着される。
トナー像が熱定着された記録材1は、フラッパ151の回動位置により、排出トレイ160,161上に排出される。或いは、記録材1の両面に画像形成を行なうために一旦、反転搬送部162に搬送された後、反転ローラ8が逆回転して両面搬送パス163に搬送されるかの搬送経路が選択される。
両面搬送パス163に搬送された記録材1は、両面搬送パス163を通過する過程で表裏面が反転し、再びレジストローラ102により挟持搬送されて前述と同様にして二面目にトナー像が形成される。
<冷却ファン>
次に、図2及び図3を用いて画像形成部120を冷却する冷却ファンとなる吸気ファン200と排気ファン201の構成について説明する。更に、通気ダクトとなる吸気ダクト204と排気ダクト205の構成について説明する。更に、複数の温度検知手段であって、画像形成装置100本体(画像形成装置の本体)の内部温度Tiを検知する第一の温度検知手段となる温度センサ203の構成について説明する。更に、画像形成装置100本体の外部温度Toを検知する第二の温度検知手段となる温度センサ202の構成について説明する。
図2は、画像形成装置100に設けられる吸気ファン200と排気ファン201と温度センサ202,203との配置位置を示す斜視説明図である。図3は、画像形成装置100に設けられる吸気ファン200と排気ファン201と温度センサ202,203と、吸気ダクト204と排気ダクト205の配置位置を示す平面説明図である。
図2及び図3に示すように、画像形成装置100の左側面に該画像形成装置100本体内に外気9を送り込む吸気ファン200が設けられている。また、該吸気ファン200の近傍には、画像形成装置100の外部温度Toを検知する温度センサ202が設けられている。
画像形成装置100の背面(図3の上方)には、該画像形成装置100本体内の空気を外部に排出する排気ファン201が設けられている。また、該画像形成装置100本体内の背面寄りに該画像形成装置100本体の内部温度Tiを検知する温度センサ203が設けられている。
<冷却流>
次に、図3を用いて吸気ファン200と排気ファン201とによ画像形成装置100本体内の空気の流れについて説明する。図3に示すように、画像形成装置100の左側面に設けられた吸気ファン200の駆動により外気9が吸気されて画像形成装置100本体内に設けられた吸気ダクト204に送られる。
吸気ダクト204には、図1に示す各色の画像形成部120Y,120M,120C,120Bkにそれぞれ対向する四つの排気口204Y,204M,204C,204Bkが設けられている。吸気ファン200の駆動により吸気された外気9は以下の通りである。
吸気ダクト204に設けられた各排気口204Y,204M,204C,204Bkから各色の画像形成部120Y,120M,120C,120Bkにそれぞれ必要な風量が送り込まれる。これにより各画像形成部120Y,120M,120C,120Bkをそれぞれ冷却する。
更に、吸気ダクト204の各排気口204Y,204M,204C,204Bkから各色の画像形成部120Y,120M,120C,120Bkにそれぞれ送り込まれた外気9は以下の通りである。各画像形成部120Y,120M,120C,120Bkをそれぞれ冷却する。
その後、外気9は各画像形成部120Y,120M,120C,120Bkから熱を奪って温風10となる。温風10は排気ダクト205を介して排気ファン201の駆動により吸気されて画像形成装置100の外部に排気される。排気ダクト205には、吸気ダクト204に設けられた各排気口204Y,204M,204C,204Bkに対向する位置に吸気口205Y,205M,205C,205Bkが設けられている。
<比較例>
次に、図3及び図4を用いて比較例の画像形成装置100における吸気ファン200と排気ファン201の制御動作について説明する。図4のステップS100において、画像形成装置100の印刷ジョブが開始される。すると、ステップS101において、画像形成装置100本体の内部温度Tiを検知する温度センサ203により内部温度Tiが検知される。更に、該画像形成装置100の外部温度Toを検知する温度センサ202により外部温度Toが検知される。
次に、ステップS102において、内部温度Tiが24℃以下の場合は、ステップS109に進んで、吸気ファン200と排気ファン201とを停止する。前記ステップS102において、内部温度Tiが24℃よりも高い場合は、ステップS103に進み、内部温度Tiが31℃以上の高温である場合は、ステップS107に進んで、吸気ファン200と排気ファン201とを最大回転速度で駆動する。その後、ステップS110において印刷ジョブを終了する場合には、ステップS111に進んで印刷ジョブを終了し、前記ステップS110において印刷ジョブを継続する場合には、前記ステップS101に戻る。
前記ステップS103において、内部温度Tiが31℃よりも低い場合は、ステップS104に進む。内部温度Tiが26℃以上、且つ29℃以下である場合は、ステップS105に進んで、該内部温度Tiと外部温度Toとの相関関係を考慮して吸気ファン200と排気ファン201の動作を変更する。
前記ステップS104において、内部温度Tiが24℃よりも高く、且つ26℃未満の場合、或いは、内部温度Tiが29℃よりも高く、且つ31℃未満の場合は、ステップS108に進んで、直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。
前記ステップS104において、内部温度Tiが26℃以上、且つ29℃以下であり、且つ、ステップS105において、外部温度Toが内部温度Tiよりも高い場合は以下の通りである。熱い外気9を画像形成装置100本体内に取り込む必要は無いためステップS109に進んで、吸気ファン200と排気ファン201とを停止する。
一方、前記ステップS105において、内部温度Tiが外部温度To以上で、ステップS106において、内部温度Tiが外部温度Toよりも2℃以上高い場合は以下の通りである。前記ステップS107に進んで、吸気ファン200と排気ファン201とを最大回転速度で駆動する。
また、内部温度Tiと外部温度Toとの温度差ΔT(=Ti−To)が0℃以上で、且つ2℃未満の場合は、前記ステップS108に進んで、直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。
図4に示す比較例では、画像形成装置100の印刷動作中に常時、温度センサ203により内部温度Tiを検知し、温度センサ202により外部温度Toを検知する。そして、内部温度Tiと外部温度Toとの相関関係を考慮して吸気ファン200と排気ファン201の動作を切り換える。
図3及び図4に示す比較例の吸気ファン200と排気ファン201の初期状態は、停止状態である。そして、画像形成装置100の電源をONしたときの調整動作の際に図4に示すフローチャートに従って吸気ファン200と排気ファン201の動作が決定される。
本実施形態では、生産性が異なる画像形成装置100のモデルを四種類用意した。各モデルは以下の通りである。A4サイズの普通紙(坪量が105g/mまで)を横送りで1分間にそれぞれ60枚(60ppm;page per minute)の記録材1に画像形成可能な画像形成装置100のモデルである。更に、50枚(50ppm)、40枚(40ppm)、35枚(35ppm)の記録材1に画像形成可能な各画像形成装置100のモデルである。
これらの各画像形成装置100のモデルにおいて、第一の画像形成装置100に設けられる第一の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)を考慮する。更に、該第一の画像形成装置100よりも通常の画像形成速度が遅い第二の画像形成装置100に設けられる第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)を考慮する。そして、第一、第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)が同じ仕様で構成される。
生産性が異なる各画像形成装置100のモデルは、図2及び図3に示すように、定格風量と形状が同じ仕様で共通の吸気ファン200と排気ファン201と吸気ダクト204と排気ダクト205とがそれぞれ設けられている。
本実施形態では、生産性が異なる各画像形成装置100のモデル(第一、第二の画像形成装置100)は、図1に示す画像形成部120、記録材搬送部13及び図2に示す操作部14も同じ仕様で構成される。
このような低速から高速までの範囲で対応が可能なワイドレンジの画像形成装置100において、生産性の低い画像形成装置100のモデル(第二の画像形成装置)は以下の通りである。生産性の高い画像形成装置100のモデル(第一の画像形成装置)に比べて、各駆動系のモータの回転速度が遅い。
このため画像形成装置100本体内は、昇温し難く、吸気ファン200と排気ファン201の風量は少なくて済む。しかし、図4に示す比較例の吸気ファン200と排気ファン201の制御では、画像形成装置100の生産性に関係なく吸気ファン200と排気ファン201とを最大回転速度(全速)で駆動する(ステップS107)。
このため駆動系のモータ等の騒音が比較的小さい低速(35ppm)の画像形成装置100のモデル(第二の画像形成装置)では、吸気ファン200と排気ファン201の風切り音が相対的に騒音として目立つという問題があった。特に、図2及び図3に示すように、吸気ファン200と排気ファン201は、画像形成装置100の左側面や背面の近傍に設けられているため吸気ファン200と排気ファン201の回転数が画像形成装置100の稼働音に大きく影響する。
次に、図3及び図5を用いて本実施形態の画像形成装置100における吸気ファン200と排気ファン201の制御動作について説明する。図4に示した比較例の吸気ファン200と排気ファン201の制御との違いは以下の通りである。画像形成装置100の内部温度Tiによって吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F(%)を複数設定する。
そして、生産性が異なる画像形成装置100の各モデルによって、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fを変更する。尚、デューティ比Fとは、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅の全幅を100%としたときのパルス幅の割合(%)をいう。
図5のステップS200において、画像形成装置100の印刷ジョブが開始されると、先ず、制御手段となる制御部11は、ステップS201において生産性が異なる各画像形成装置100のモデルを確認する。
例えば、プロセススピードが異なる複数の派生機種の画像形成装置100の中で、当該画像形成装置100がどの機種に該当するかの情報が画像形成装置100に設けられたメモリ(記憶媒体)に予め記憶して登録されている。制御部11は、メモリに記憶された機種情報から生産性が異なる各画像形成装置100のモデルを確認することができる。
前述した画像形成装置100の各モデルに応じて、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fとして予め設定されたデューティ比F1,F2がそれぞれ入力される(ステップS202,S203)。吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2の値は、前述した生産性が異なる各画像形成装置100のモデルに応じて適宜設定され、図2に示す記憶手段となるメモリ12に記憶されている。
本実施形態では、A4サイズの普通紙(坪量が105g/mまで)を横送りで1分間に35枚(35ppm)の記録材1に画像形成可能な画像形成装置100のモデル(第二の画像形成装置)の場合は以下の通りである。ステップS202に示すように、第二の冷却ファンとなる吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1を100%に設定し、デューティ比F2を75%に設定している。
また、画像形成装置100のモデルが35ppm以外の場合は以下の通りである。A4サイズの普通紙(坪量が105g/mまで)を横送りで1分間に60枚(60ppm)の記録材1に画像形成可能な画像形成装置100のモデル(第一の画像形成装置)である。更に、50枚(50ppm)、40枚(40ppm)の記録材1に画像形成可能な各画像形成装置100のモデル(第一の画像形成装置)である。
その場合は、ステップS203に示すように、第一の冷却ファンとなる吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1を100%に設定し、デューティ比F2を100%に設定している。
これによりデューティ比F2が75%で駆動制御される第二の冷却ファンとなる吸気ファン200と排気ファン201の回転数は以下の通りである。デューティ比F2が100%で駆動制御される第一の冷却ファンとなる吸気ファン200と排気ファン201の回転数よりも小さくなるように駆動制御される。
本実施形態では、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2は、以下の関係に設定される。
[数1]
F1≧F2
次に、ステップS204に進む。図5に示すステップS204〜S209,S212,S213は、図4に示して前述したステップS101〜S106,S108,S109と同様であるため重複する説明は省略する。前記ステップS204において、温度センサ203により内部温度Tiを検知し、温度センサ202により外部温度Toを検知する。
次に、ステップS205に進んで、制御部11は、内部温度Tiが24℃以下であると判断した場合は、ステップS213に進んで、吸気ファン200と排気ファン201を停止する。
次に、ステップS206において、内部温度Tiが31℃以上の高温である場合は、ステップS210に進み、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fをデューティ比F1で回転する。その後、ステップS214において印刷ジョブを終了する場合には、ステップS215に進んで印刷ジョブを終了し、前記ステップS214において印刷ジョブを継続する場合には、前記ステップS204に戻る。
前記ステップS206において、内部温度Tiが31℃よりも低い場合は、ステップS207に進む。該ステップS207において、内部温度Tiが26℃以上、且つ29℃以下である場合は、ステップS208に進む。そして、前述したと同様に、内部温度Tiと外部温度Toとの相関関係により吸気ファン200と排気ファン201の動作を変更する。
内部温度Tiが24℃よりも高く、且つ26℃未満の場合、或いは、内部温度Tiが29℃よりも高く、且つ31℃未満の場合は、ステップS212に進んで、直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。
前記ステップS207において、内部温度Tiが26℃以上、且つ29℃以下であり、且つ、前記ステップS208において、外部温度Toが内部温度Tiよりも高い場合は、熱い外気9を画像形成装置100本体内に取り入れる必要はない。このためステップS213に進んで、吸気ファン200と排気ファン201を停止する。
前記ステップS208において、内部温度Tiが外部温度To以上で、且つ、ステップS209において、内部温度Tiが外部温度Toよりも2℃以上高い場合は、ステップS211に進む。そして、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fをデューティ比F2で回転する。
また、内部温度Tiと外部温度Toとの温度差ΔT(=Ti−To)が0℃以上、且つ、2℃未満の場合は、ステップS212に進んで、直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。
本実施形態では、温度センサ203により検知した内部温度Tiと、温度センサ202により検知した外部温度Toとを画像形成装置100の印刷動作中に常時検知する。その検知結果に基づいて吸気ファン200と排気ファン201の動作が適宜切り替わる。
本実施形態では、複数の温度検知手段となる温度センサ203により検知した内部温度Ti(温度情報)を考慮する。更に、温度センサ202により検知した外部温度To(温度情報)を考慮する。内部温度Tiと外部温度Toとに基づいて生産性が異なる各画像形成装置100のモデル(第一、第二の画像形成装置100)に設けられる第一、第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)の回転数を変更する。
尚、吸気ファン200と排気ファン201の初期状態は停止であり、画像形成装置100の電源をONしたときの調整動作の際に図5のフローチャートに従って吸気ファン200と排気ファン201の動作が決定される。
次に、図5に示すフローチャートに従って、生産性が35ppmの画像形成装置100のモデル(第一の画像形成装置)における吸気ファン200と排気ファン201の動作例について説明する。印刷動作中に画像形成装置100本体の内部温度Tiが経時的に変化する。そのときの吸気ファン200と排気ファン201の動作例である。
例えば、外部温度Toが20℃の環境条件で、朝一番に画像形成装置100の電源をONして記録材1に連続印刷した場合を想定する。朝一番に画像形成装置100の電源をONした初期の内部温度Tiは、外部温度Toと同じ20℃である。図5のステップS205において、画像形成装置100の内部温度Tiが24℃以下であるため吸気ファン200と排気ファン201は停止している(ステップS213)。
次に、画像形成装置100の印刷動作によって該画像形成装置100の内部温度Tiが上昇する。該内部温度Tiが26℃以上になるまでは、内部温度Tiが24℃を超えても、直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する(ステップS212)。このため吸気ファン200と排気ファン201は停止したままである。
画像形成装置100の内部温度Tiが26℃以上になると、外部温度Toとの相関関係から吸気ファン200と排気ファン201の動作が決定される(ステップS208,S209)。外部温度Toは20℃で、内部温度Tiが26℃の場合は、両者の温度差ΔT(=Ti−To)は、6℃である。
このためステップS209において温度差ΔT(=Ti−To)は、2℃以上であるためステップS211に進んで、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2を75%で動作し始める(ステップS202)。
吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2が75%の風量で画像形成装置100の内部を十分に冷却できた場合は、該画像形成装置100の内部温度Tiは徐々に下がっていく。
このとき、画像形成装置100の内部温度Tiが26℃未満になっても、24℃以上ある場合は、ステップS212に進んで直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。このため吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2を75%で動作し続け、画像形成装置100の内部温度Tiが24℃未満になって初めて吸気ファン200と排気ファン201を停止する。
仮に、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2が75%のの風量でも画像形成装置100の内部を冷却しきれなかった場合は、該画像形成装置100の内部温度Tiは上昇していく。このとき、該画像形成装置100の内部温度Tiが29℃を超えてもステップS212において直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。このため吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2が75%で動作し続ける。
図5に示すステップS206において、画像形成装置100の内部温度Tiが31℃以上になると、ステップS210に進む。そして、前記ステップS202で設定された吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2(70%)よりも大きな100%のデューティ比F1で吸気ファン200と排気ファン201を回転して冷却能力を強める。
ここで、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fが変わると吸気ファン200と排気ファン201の回転数が変わる。例えば、70%のデューティ比F2で吸気ファン200と排気ファン201を回転した場合は、100%のデューティ比F1で吸気ファン200と排気ファン201を回転した場合よりも回転数が全速の30%(100%−70%)減速した状態で回転する。
図5のステップS207,S212に示すように、画像形成装置100の内部温度Tiが29℃まで下がっても直前の吸気ファン200と排気ファン201の動作を維持する。このため吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1が100%で吸気ファン200と排気ファン201は回転し続ける。
図5のステップS207に示すように、画像形成装置100の内部温度Tiが29℃以下となった場合は以下の通りである。ステップS208,S209に示すように、改めて画像形成装置100の内部温度Tiと外部温度Toとの相関関係から吸気ファン200と排気ファン201の動作を決定する。
このように、生産性が異なる画像形成装置100の各モデルに応じて吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2の関係を前記数1式に示す条件となるように設定する。
これにより画像形成装置100の内部温度Tiが高温でない通常時は、吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2(75%)に抑えて静音化を達成できる。一方で、万が一、画像形成装置100の内部温度Tiが高温になった場合には以下の通りである。
吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比FをF1(100%)まで上げることで画像形成装置100本体内の冷却性能を上げて冷却することができる。
尚、図示しないが、生産性が異なる画像形成装置100の各モデル(第一、第二の画像形成装置)にそれぞれ設けられる第一、第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)をそれぞれ複数設けることが出来る。そして、該第一、第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)のうちで一部の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)は以下の通りである。該第一、第二の冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)の回転数が同じになるように駆動制御することも出来る。
本実施形態によれば、機械的な構成が共通で生産性が異なるワイドレンジの画像形成装置100のモデルにおいて、生産性が低い画像形成装置100のモデル(第二の画像形成装置)の場合は以下の通りである。画像形成装置100の稼働音に影響が大きい画像形成装置100本体の外装材の付近に配置される冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)の回転数を下げる。
これにより冷却ファン(吸気ファン200と排気ファン201)による風切り音等の騒音を低減することで、画像形成装置100全体の稼働音を低減することができる。これにより生産性の低い画像形成装置100のモデル(第二の画像形成装置)の静音化を達成できる。
次に、図6を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
前記第1実施形態では、生産性が35ppmの画像形成装置100のモデルのみ吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F2を変更した。本実施形態では、生産性が35ppm、40ppm、50ppmのそれぞれの画像形成装置100のモデルについて吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2を変更した。
例えば、プロセススピードが異なる複数の派生機種の画像形成装置100の中で、当該画像形成装置100がどの機種に該当するかの情報が画像形成装置100に設けられたメモリ(記憶媒体)に予め記憶して登録されている。制御部11は、メモリに記憶された機種情報から生産性が35ppm、40ppm、50ppmと異なる各画像形成装置100のモデルを確認することができる。
尚、画像形成装置100の内部温度Tiを十分冷却できる風量が確保できるのであれば、必ずしも吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1を100%に設定する必要はない。
図6は、生産性が60ppm、50ppm、40ppm、35ppmのそれぞれの画像形成装置100のモデルに対応した吸気ファン200と排気ファン201の駆動制御を示すフローチャートである。尚、図6のステップS308〜S319は、図5に示して前述したステップS204〜S215と略同様であるため重複する説明は省略する。
図6のステップS301において、生産性が35ppmの画像形成装置100のモデルの場合は以下の通りである。吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2は、デューティ比F1を80%に設定し、デューティ比F2を60%に設定する(ステップS304)。
前記ステップS301において、生産性が35ppmの画像形成装置100のモデルでなければ、ステップS302に進む。該ステップS302において、生産性が40ppmの画像形成装置100のモデルであれば、デューティ比F1を90%に設定し、デューティ比F2を70%に設定する(ステップS305)。
前記ステップS302において、生産性が40ppmの画像形成装置100のモデルでなければ、ステップS303に進む。該ステップS303において、生産性が50ppmの画像形成装置100のモデルであれば、デューティ比F1を100%に設定し、デューティ比F2を80%に設定する(ステップS306)。
前記ステップS303において、生産性が50ppmの画像形成装置100のモデルでなければ、制御部11は、生産性が60ppmの画像形成装置100のモデルであると判断してステップS307に進み、デューティ比F1,F2を100%に設定する。
このように、生産性が35ppm〜60ppmのそれぞれの画像形成装置100のモデルに対応して吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比F1,F2を適宜設定する。これにより吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fを最適化する。これにより吸気ファン200と排気ファン201の回転を最低限に抑えて生産性が異なる画像形成装置100の各種モデルの静音化を達成できる。
本実施形態では、生産性が異なる画像形成装置100の各種モデルにおいても、生産性毎に吸気ファン200と排気ファン201を駆動するパルス電圧のパルス幅のデューティ比Fを画像形成装置100の内部温度Tiに応じて制御する。
これにより図1〜図3に示す画像形成装置100の構成や、吸気ダクト204や排気ダクト205の形状や、吸気ファン200と排気ファン201の定格風量等を生産性が異なる画像形成装置100の各種モデルにおいて共通にしつつ静音化を達成できる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
100…画像形成装置(第一、第二の画像形成装置)
200…吸気ファン(第一、第二の冷却ファン)
201…排気ファン(第一、第二の冷却ファン)
202…画像形成装置100の外部温度Toを検知する温度センサ(第二の温度検知手段)
203…画像形成装置100の内部温度Tiを検知する温度センサ(第一の温度検知手段)

Claims (9)

  1. 1モデルと、所定サイズの記録材に対して画像形成する場合の単位時間当たりの最大出力枚数が前記第1モデルよりも少ない第2モデルとを含む複数のモデルに対応する画像形成装置であって
    前記所定サイズを含む記録材に画像を形成する画像形成部であって、駆動モータを有し、前記所定サイズの記録材に対して前記最大出力枚数で出力する場合の前記第2モデルにおける前記駆動モータの回転速度は、前記第1モデルにおける前記駆動モータの回転速度よりも遅い回転速度で前記駆動モータにより駆動される画像形成部と
    温度を検知する温度検知部と
    前記画像形成部を冷却するファンと、
    前記画像形成装置の稼働開始に応じて前記画像形成装置が前記複数のモデルのうちのいずれのモデルであるかを判定し、前記温度検知部の検知結果が所定の温度以下である場合に前記画像形成装置が前記第1モデルであると判定される場合は第1の回転速度で前記ファンを制御し、前記温度検知部の検知結果が所定の温度以下である場合に前記画像形成装置が前記第2モデルである場合は前記第1の回転速度よりも遅い第2の回転速度で前記ファンを制御する制御部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記温度検知部の検知結果が前記所定の温度よりも大きい場合、前記画像形成装置のモデルに関わらず、前記第1の回転速度で前記ファンを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の温度は、第1の温度であって、
    前記制御部は、前記温度検知部の検知結果が前記第1の温度よりも低い第2の温度以下である場合、前記ファンを停止するように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記温度検知は、前記画像形成装置内の温度を検知
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置温度を検知する前記温度検知部と異なる他の温度検知部を有し
    前記制御部は、前記温度検知部の検知結果が前記所定の温度以下であり、前記温度検知部の検知結果と前記他の温度検知部との検知結果の差分が所定値以上であり、さらに前記画像形成装置が前記第2モデルであると判定される場合は、前記第2の回転速度で前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ファンは、前記画像形成装置内にエアーを吸気する吸気ファンであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ファンは、前記画像形成装置外へエアーを排気する排気ファンであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置
  7. 前記所定サイズは、A4サイズであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置
  8. 前記複数のモデルは、前記最大出力枚数が前記第1モデルよりも少なく前記第2モデルよりも多い第3モデルを含み
    前記制御部は、前記温度検知部の検知結果が所定の温度以下であって前記画像形成装置が前記第3モデルであると判定される場合、前記第1の回転速度よりも遅く、前記第2の回転速度よりも速い第3の回転速度で前記ファンを制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置
  9. 前記画像形成装置が前記複数のモデルのうちいずれのモデルであるかを示すモデルデータと、前記温度検知部による温度検知結果が所定の条件を満たす場合に対応する前記ファンの回転速度を示す制御データとを記憶する記憶部、をさらに備え
    前記制御データは、前記温度検知部による温度検知結果が前記所定の温度以下である場合の前記第1モデルに対する前記ファンの回転速度に対応する第1データと、前記温度検知部による温度検知結果が前記所定の温度以下である場合の前記第2モデルに対する前記ファンの回転速度に対応する第2データであって前記第1データが示す前記ファンの回転速度よりも前記ファンの回転速度が遅い第2データと、を含み
    前記制御部は、前記画像形成装置の稼働開始に応じて前記画像形成装置が前記複数のうちいずれのモデルであるかを前記モデルデータに基づいて判定し、前記モデルデータに基づいて前記駆動モータの回転速度を制御し、前記モデルデータおよび前記制御データに基づいて、前記ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置
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