JP2012068308A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント効率を低下させることなく、しかも、比較的短時間で経済性を損なうことなく、記録シート上の画像を乾燥させる。
【解決手段】画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートを、一対の排紙ローラ24によって保持した後に、次に画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートを一対の循環ローラ29によって保持する。排紙ローラ24および循環ローラ29のそれぞれによって保持された各記録シートは、ファンからの送風によって冷却され、排紙ローラ24にて保持された記録シートが、循環ローラ29によって保持された記録シートよりも先に排紙トレイ上に排出される。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を記録シートに形成する画像形成装置に関し、特に、記録シートに形成された画像を構成するトナー、インク等の現像剤の乾燥技術に関する。
電子写真方式によってトナー画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置では、通常、感光体ドラム上に形成されたトナー画像を記録シートに転写した後に、定着装置で定着する。定着装置では、記録シート上のトナー画像は、加熱されて、記録シートに加圧されることによって定着される。定着された記録シートは排紙トレイ上に排出される。
記録シートは、排紙トレイ上において、トナー画像が形成された面を下側にして載置される。複数枚の記録シートに連続してトナー画像を形成する場合には、排紙トレイ上において、記録シートが、順次トナー画像を下側に向けた状態で積載される。
定着装置において溶融状態になった記録シート上のトナー画像は、定着装置を通過して排紙トレイ上に排出されるまでの間に乾燥される。しかしながら、排紙トレイ上に排出される記録シート上のトナー画像が完全に乾いていない場合には、排紙トレイ上において積載された上側の記録シートのトナーが下側の記録シートに付着するおそれがある。このように、記録シート同士がトナーによって付着することを、通常、定着タッキングと称せられる。
このような定着タッキングは、定着後の記録シートの温度が高い場合、定着装置の雰囲気温度が高い場合、画像形成装置の周囲の環境温度が高い場合等において、トナーの乾燥が遅くなるために発生しやすくなる。
また、記録シートの両面にトナー画像を形成する両面プリント時には、排紙トレイ上において積層状態になった各記録シートの相互に対向する面にトナー画像が存在するために、定着タッキングが発生しやすくなる。さらに、記録シートの坪量が大きい場合には、シートの自重により上側の記録シートのトナーが下側の記録シートに対して高圧力で押し付けられるために、定着タッキングが発生しやすくなる。
また、記録シートの表面に対するトナー画像の比率であるカバレッジ比が高い場合にも、トナー量が多くなり、定着タッキングは発生しやすくなる。
さらには、連続して画像形成動作を行う際の記録シートの搬送速度(システム速度)が速くなると、排紙トレイ上に排出される記録シートの搬送間隔が短くなるために、後続の記録シートのトナー画像が完全に乾燥する前に先行する記録シート上に積載されるおそれがあり、定着タッキングが発生しやすくなる。
特許文献1には、両面印刷が可能なインクジェット記録装置において、スイッチバックローラとスイッチバックコロとの間に用紙の後端部を挟持した状態でインク乾燥させる構成が開示されている。
また、特許文献2には、インクジェット方式によって画像が形成された記録媒体を、排紙ローラで一時的に保持した状態で、送風ファンによってインクを乾燥させるインク吐出型の画像記録装置が開示されている。
特開2004−291654号公報 特開2006−103849号公報
特許文献1に開示された構成では、両面印刷時において、片面のインク乾燥を実行した後に、他方の片面に印刷を行わなければならない。このために、印刷効率が低下するという問題がある。
また、特許文献2に開示された構成でも、排紙ローラによって記録媒体を保持して送風ファンによって乾燥させている間は印刷動作を実行することができず、印刷効率が低下するという問題がある。しかも、インクの乾燥を速めるために、送風ファンによる送風量を増加させると、消費電力が増加し、また、大きな騒音が生じるおそれもある。
なお、特許文献2においては、印刷効率が低下することを防止するために、排紙経路を2系統以上設けて、排紙ローラによって保持した状態によるインク乾燥が不要な記録媒体は、先の記録媒体を追い越して排紙トレイ上に排出する構成が開示されている。しかしながら、このような構成では、排紙トレイ上に排出される記録媒体の順番が入れ替わるために、ユーザは、排出された記録媒体のページ揃えを行わなければならないという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリント効率を低下させることなく、しかも、経済性を損なうことなく、排紙トレイ上に排出される記録シート上の画像を効率よく乾燥させることができ、しかも、排紙トレイ上に排出された記録シートのページ揃えが不要である画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、画像プロセス部において現像剤によって画像が形成された記録シートを排紙トレイ上に排出する一対の第1排紙ローラと、前記第1排紙ローラの上方から、前記記録シートを前記排紙トレイ上に排出するように配置された一対の第2排紙ローラと、画像プロセス部において現像剤によって画像が形成された記録シートを、前記第1排紙ローラと前記第2排紙ローラとのいずれか一方へ選択的に案内するガイド部材と、前記第1排紙ローラによって前記排紙トレイ上に排出される記録シートが、回転停止状態になった前記第1排紙ローラによって保持された状態で、前記画像プロセス部から搬送される別の記録シートが回転停止状態になった前記第2排紙ローラによって前記排紙トレイの上方にて保持されるように、前記第1排紙ローラと前記第2排紙ローラと前記ガイド部材とをそれぞれ制御する制御部と、前記第1排紙ローラおよび前記第2排紙ローラから、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラのそれぞれによって保持された記録シートへ流れる気流を発生させるファンと、有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、画像プロセス部において現像剤によって画像が順番に形成された2枚の記録シートのそれぞれを、一対の第1排紙ローラと、一対の第2排紙ローラとによって保持し、第1排紙ローラおよび第2排紙ローラからそれぞれの記録シートへ流れるファンからの気流を吹き付けているために、それぞれの記録シートの画像を、短時間で、しかも、2枚の記録シートの画像を、ファンによる送風量を増加させることなく、乾燥させることができる。従って、プリント効率が低下するおそれがなく、また、経済性が損なわれるおそれもなく、さらには、ファンによって大きな騒音が発生するおそれもない。
好ましくは、前記制御部は、前記画像プロセス部において連続して搬送される記録シートの片面に画像が形成される場合に、奇数枚目に搬送される記録シートが前記第1排紙ローラにて保持されて、偶数枚目に搬送される記録シートが前記第2排紙ローラに保持されるように、前記第1排紙ローラと、前記第2排紙ローラと、前記ガイド部材とをそれぞれ制御することを特徴とする。
好ましくは、前記制御部は、前記第1排紙ローラに保持された記録シートが、前記第2排紙ローラに保持された記録シートよりも先に前記排紙トレイ上に排出されるように、前記第1排紙ローラおよび第2排紙ローラを制御することを特徴とする。
好ましくは、前記制御部は、前記第1排紙ローラおよび前記第2排紙ローラのそれぞれにて保持された記録シートが、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラのそれぞれにて保持される次の記録シートが当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラに到達する直前に、前記排紙トレイ上に排出されるように、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラをそれぞれ制御することを特徴とする。
好ましくは、前記第2排紙ローラは、前記画像プロセス部から搬送される記録シートを、循環経路を通って前記画像プロセス部に循環させるために設けられた一対の循環ローラであることを特徴とする。
好ましくは、前記制御部は、前記画像プロセス部によって記録シートの両面に画像を形成する場合に、両面に画像が形成された記録シートが前記第1排紙ローラによって保持された状態で、前記循環経路内において所定枚数の記録シートが収容された後に前記画像プロセス部によって片面に画像が形成された記録シートが前記循環ローラによって保持されるように、前記第1排紙ローラと前記循環ローラと前記ガイド部材とを制御することを特徴とする。
好ましくは、前記画像プロセス部は、感光体上に形成されたトナー画像を記録シートに転写して定着することを特徴とする。
好ましくは、前記制御部は、前記画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートの温度と、当該記録シートにおけるトナー量と、当該記録シートの種類と、当該記録シートが前記排紙ローラおよび循環ローラのそれぞれにて保持される時間とに基づいて前記ファンの送風量を制御することを特徴とする。
好ましくは、前記画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートの温度は、周囲の環境温度と、定着温度と、トナー画像の形成が記録シートの片面および両面のいずれかと、トナー画像がカラーおよびモノクロのいずれかと、記録シートの種類とに基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラーデジタルプリンタの概略構成を示す模式図である。 そのプリンタに設けられた定着装置の構成を示す模式図である。 そのプリンタにおいてトナー乾燥制御を実行する制御系における主要部の構成を示すブロック図である。 複数枚の記録シートの片面に対するプリント動作を連続して実行する際に、制御部によって実行されるトナー乾燥制御の処理手順を示すフローチャートである。 (a)〜(g)は、それぞれ、そのトナー乾燥制御における記録シートの搬送状態を示す模式図である。 そのトナー乾燥制御において実行される停止時間判定制御のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 そのトナー乾燥制御において実行される停止時間判定制御において、停止時間を算出するための記録シートの長さと記録シート間の間隔を説明するための模式図である。 停止時間判定制御における停止時間の算出方法および算出結果の一例を示す表である。 トナー乾燥制御において実行されるファン回転速度決定制御のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 普通紙の記録シートにカラー画像を形成する場合における定着装置を通過した記録シートの温度とプリント枚数との関係を示すグラフである。 普通紙の記録シートにモノクロ画像を形成する場合における定着装置を通過した記録シートの温度とプリント枚数との関係を示すグラフである。 厚紙の記録シートにカラー画像を形成する場合における定着装置を通過した記録シートの温度とプリント枚数との関係を示すグラフである。 厚紙の記録シートにモノクロ画像を形成する場合における定着装置を通過した記録シートの温度とプリント枚数との関係を示すグラフである。 ファン回転速度決定制御においてファン回転速度の決定に使用される回転速度テーブルの一例である。 複数枚の記録シートの両面に連続してプリントする場合のトナー乾燥制御の処理手順を示すフローチャートである。 (a)〜(k)は、それぞれ、そのトナー乾燥制御における記録シートの搬送状態を示す模式図である。 そのトナー乾燥制御の停止時間判定制御における停止時間の算出方法および算出結果の一例を示す表である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。
<画像形成装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」とする)の構成を示す模式図である。このプリンタは、例えば、ネットワーク(例えばLAN)を介して外部の端末装置等から入力される画像データ等に基づいて、周知の電子写真方式により、記録シート上にトナー画像を形成する。
プリンタは、画像形成動作(プリント動作)を実行する画像プロセス部Aと、画像プロセス部Aの下側に設けられた給紙部Bとを有している。画像プロセス部Aの上下方向の略中央部には、周回移動域が水平方向に沿って長くなった中間転写ベルト18が配置されている。中間転写ベルト18は、駆動ローラ17aおよび従動ローラ17bと、一対のテンションローラ17cとに巻き掛けられている。中間転写ベルト18は、矢印Xで示す方向に周回移動する。
中間転写ベルト18の下方には、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kが設けられている。画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、中間転写ベルト18の周回移動方向に沿って、その順番で配置されている。
各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kには、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色のトナーが供給されて収容されたハウジング内に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kがそれぞれ設けられており、ハウジング内の各色のトナーによって、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面にトナー画像を形成する。
画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、トナー画像を形成するためのトナーの色のみがそれぞれ異なっていること以外は概略同様の構成になっていることから、画像形成ユニット10Yの構成のみを主として説明して、他の画像形成ユニット10M、10C、10Kの構成の詳細な説明は省略する。
画像形成ユニット10Yに設けられた感光体ドラム11Yは、中間転写ベルト18の下方において中間転写ベルト18に対向した状態で矢印Z方向に回転可能に配置されている。感光体ドラム11Yの下方には、感光体ドラム11Yに対向して帯電器12Yが配置されている。感光体ドラム11Yは、帯電器12Yによって表面が一様に帯電され、帯電された感光体ドラム11Yの表面に、画像形成ユニット10Yの下方に設けられたプリントヘッド13Yから照射されるレーザ光Lによって静電潜像が形成される。
感光体ドラム11Yの表面に形成された静電潜像は、現像器14YによってY色のトナーにより現像される。現像器14Yは、Y色のトナーを担持して搬送する現像ローラを備えており、現像バイアス電圧が印加された現像ローラの回転によって、Y色のトナーが現像ローラの周面を搬送されて、感光体ドラム11Yと対向する位置において、感光体ドラム11Yの表面に形成された静電潜像に付着する。これにより、感光体ドラム11Yの表面に、Y色のトナー画像が形成される。
中間転写ベルト18の周回移動域の内部には、中間転写ベルト18を挟んで感光体ドラム11Yに対向する1次転写ローラ15Yが配置されており、感光体ドラム11Y上に形成されたトナー画像は、転写バイアス電圧が印加された1次転写ローラ15Yによって形成される電界の作用により、感光体ドラム11Yから中間転写ベルト18上に1次転写される。
なお、フルカラー画像を形成する場合には、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面に形成されたそれぞれのトナー画像が中間転写ベルト18上の同じ領域に多重転写されるように、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの画像形成動作タイミングがずらされる。
モノクロ画像を形成する場合には、選択された1つの画像形成ユニット(例えばKトナー用の画像形成ユニット10K)のみが駆動されることによって、その画像形成ユニットに設けられた感光体ドラム上にトナー画像が形成されて、中間転写ベルト18における所定領域上に転写される。
トナー画像が形成された中間転写ベルト18の搬送方向下流側の端部(図1において右側の端部)は駆動ローラ17aに巻き掛けられており、駆動ローラ17aには、駆動ローラ17aに巻き掛けられた中間転写ベルト18を挟んで、2次転写ローラ19が対向して配置されている。2次転写ローラ19は、中間転写ベルト18に接触しており、両者の間に転写ニップN1が形成されている。
画像プロセス部Aの下側に設けられた給紙部Bには、記録シートPが収容された給紙カセット22が設けられており、給紙カセット22の内部の記録シートPが、シート搬送経路21に沿って搬送される。シート搬送経路21を搬送される記録シートPが一対のレジストローラ28にまで搬送されると、レジストローラ28は、記録シートPを、中間転写ベルト18の周回移動に同期して転写ニップN1へ搬送する。
中間転写ベルト18上に転写されたトナー画像は、記録シートPが転写ニップN1を通過する間に、転写バイアス電圧が印加された2次転写ローラ19によって形成される電界の作用によって、記録シートPに2次転写される。転写ニップN1においてトナー画像が2次転写された記録シートPは、転写ニップN1の上方に配置された定着装置30へ搬送される。
図2は、定着装置30の構成を説明するための模式図である。定着装置30は、ヒータランプ31が内蔵された加熱ローラ32と、加熱ローラ32に圧接された加圧ローラ33とを有しており、加熱ローラ32と加圧ローラ33との間に定着ニップN2が形成されている。トナー画像が転写された記録シートPは、定着ニップN2を通過する際に、加熱および加圧されることによって、トナー画像が記録シートPに定着される。
定着装置30には、加熱ローラ32の外周面に対向して配置されたサーミスタ34が設けられている。サーミスタ34は、加熱ローラ32の外周面の温度を検出しており、ヒータランプ31は、サーミスタ34によって検出される加熱ローラ32の温度に基づいて、所定の定着温度に制御されるようになっている。
図1に示すように、定着装置30の上方には、定着装置30を通過した記録シートPを、画像プロセス部Aの上方に設けられた排紙トレイ41に搬送する排出経路25が設けられている。排出経路25における排紙トレイ41側の端部には、排出経路25を搬送される記録シートPを排紙トレイ41上に排出する一対の排紙ローラ24が相互に対向して設けられている。
排紙ローラ24は、排紙モータ45によって、排出経路25を搬送される記録シートPを排紙トレイ上に排出するように回転される。記録シートPは、排紙モータ45によって排紙ローラ24が回転されている間に、一対の排紙ローラ24の間を通過することによって、排紙トレイ41上に排出される。
なお、連続してプリント動作を行う場合には、排紙モータ45は、記録シートPの後端部が通過する直前に停止される。これにより、一対の排紙ローラ24の間に位置する記録シートPの後端部が、一対の排紙ローラ24によって保持される。
排出経路25には、排紙ローラ24の上方に向って分岐した分岐路23が設けられている。分岐路23の端部は、排紙ローラ24の上方に位置している。
分岐路23には、定着装置30から搬送される記録シートPを、表裏を反転した状態で、画像プロセス部Aのレジストローラ28に搬送する循環経路27が分岐している。循環経路27は、定着装置30に対して排出経路25による記録シートPの搬送方向とは反対側の側方を縦方向に通過して、レジストローラ28に達している。
排紙ローラ24の上方に位置する分岐路23の端部には、循環ローラ29が設けられている。循環ローラ29は、正転および逆転可能になった循環用モータ46によって正転および逆転されるようになっている。循環ローラ29は、定着装置30から分岐路23内を搬送される記録シートPを、排紙トレイ41の上方において保持する場合に正転駆動されて、記録シートPの後端部が通過する直前に停止される。これにより、記録シートPの後端部が一対の循環ローラ29によって保持される。その後、循環ローラ29が逆転駆動されることにより、記録シートPは循環経路27に搬送される。
排出経路25と分岐路23との分岐部には、記録シートPを、排紙ローラ24に案内する状態と循環ローラ29に案内する状態とに切り替え可能になったガイド部材26が設けられている。ガイド部材26は、例えば、ガイド切り替えモータ47によって、記録シートPを循環ローラ29側に案内する状態と排紙ローラ24側に案内する状態とに切り替えられる。
分岐路23に対して排紙トレイ41とは反対側の側方には、循環ローラ29および排紙ローラ24に向って送風するファン42が設けられている。ファン42にて生じた気流は、循環ローラ29および排紙ローラ24が配置された部分を通過して、排紙トレイ41の上方を通流するようになっている。ファン42は、PWM(パルス幅変調)制御によって送風量が変更される。
記録シートPは、片面(表面)にトナー画像が形成された記録シートPの他方の片面(裏面)にトナー画像を形成する両面画像形成モード(両面プリントモード)の場合には、循環ローラ29によって、排紙トレイ41の上方に搬送されて保持された後に、循環経路27内に搬送される。循環経路27を通過した記録シートPは、表裏が反転された状態で、レジストローラ28へと搬送される。
複数枚の記録シートに対して連続して両面プリントを行う場合には、循環ローラ29は、記録シートPの後端部を保持した状態を所定時間にわたって維持するように、回転停止状態とされる。この場合、循環ローラ29に保持された記録シートPは、ほぼ全体にわたって、排紙トレイ41の上方に位置されている。
なお、複数枚の記録シートPの両面に連続してトナー画像を形成する場合における記録シートPの搬送動作は従来と同様であり、本実施形態では、循環経路27内において2枚の記録シートPが収容された状態になると、その後は、給紙部Bの給紙カセット22から新たに搬送される記録シートPと、循環経路27内に収容された2枚の記録シートにおける先行の記録シートPとを、交互に転写ニップN1に搬送するようになっている。
また、本実施形態のプリンタは、連続して搬送されるそれぞれの記録シートPの片面にプリントする場合と、両面にプリントする場合とのそれぞれにおいて、一対の排紙ローラ24と一対の循環ローラ29とのそれぞれによって各記録シートPの後端部を保持した状態で、ファン42の送風によってトナーを乾燥させるトナー乾燥制御を実行するようになっている。
図3は、トナー乾燥制御を実行する制御系の主要部の構成を示すブロック図である。トナー乾燥制御は、制御部51によって実行される。制御部51は、CPU、ROM、RAM、入出力インター不エース(I/O)等を有している。
制御部51には、外部の端末装置60から、各記録シートPに対するプリント動作に必要とされる各種情報が入力される。端末装置60から入力される情報は、各記録シートPに対する画像データ(カラーまたはモノクロに関する情報を含む)、記録シートPの種類(普通紙または厚紙等の厚さ)、記録シートPのサイズ、記録シートPのプリント枚数等である。
また、制御部51には、定着装置30に設けられたサーミスタ34の出力が与えられている。
制御部51は、排紙ローラ24を回転および停止させる排紙モータ45と、循環ローラ29を正転、逆転、停止させる循環用モータ46と、ガイド部材26による記録シートPの案内方向を、排紙ローラ24側と循環ローラ29側とに切り替えるガイド切り替えモータ47とを、それぞれ制御する。また、制御部51は、ファン42が所定の送風量になるようにファン42をPWM制御する。
<片面プリント時のトナー乾燥制御>
図4は、複数枚の記録シートPの片面に対するプリント動作を連続して実行する際に、制御部51にて実行されるトナー乾燥制御の処理手順を示すフローチャート、図5は、そのトナー乾燥制御において連続搬送される記録シートPの搬送状態を示す模式図である。
この場合のトナー乾燥制御では、給紙部Bの給紙カセット22から連続して搬送される複数枚の記録シートPのそれぞれに対するプリント動作が終了すると、奇数枚目の記録シートPを下側の排紙ローラ24にて保持し、当該奇数枚目の記録シートPの次に搬送される偶数枚目の記録シートPを、上側の循環ローラ29によって保持するようになっている。
制御部51は、プリント動作が指示されると、画像プロセス部Aにおけるプリント枚数(プリント動作)をカウントするカウンタのカウント値Nを取得して、そのカウント値Nが奇数であるかを判定する(図4におけるステップS11参照、以下同様)。なお、カウンタは、記録シートPに対するプリント回数をカウントする。従って、連続して搬送される記録シートPの片面のそれぞれにプリントする場合は、カウンタによってカウントされるプリント回数が、排紙トレイ41上に排出される記録シートPの枚数に等しくなる。
プリントが指示された当初は、カウント値Nは1になっており、1回目のプリントである。このために、ステップS11において「YES」となり、制御部51は、ガイド部材26による記録シートPの案内方向が排紙ローラ24側になるように、ガイド切り替えモータ47を駆動する(ステップS12)。ガイド部材26による記録シートPの案内方向が排紙ローラ24側になっている場合には、ガイド切り替えモータ47の駆動は不要である。
次に、プリントされた記録シートPを、排紙ローラ24または循環ローラ29によって保持した停止時間を、予め設定された所定時間よりも延長する必要があるかの判定を行う制御(停止時間判定制御)を実行する(ステップS13)。
図6は、停止時間判定制御の処理手順を示すフローチャートである。制御部51は、停止時間判定制御の実行が指示されると、まず、排紙ローラ24および循環ローラ29のいずれに記録シートPが保持されるかに基づいて、排紙ローラ24または循環ローラ29によって保持される時間(停止時間)を演算する(図6におけるステップS41参照、以下同様)。この停止時間は、奇数枚目の記録シートPが排紙ローラ24によって保持される場合と、偶数枚目の記録シートPが循環ローラ29によって保持される場合とで異なる。
排紙ローラ24によって保持される奇数枚目の記録シートPは、少なくとも、次の奇数枚目の記録シートPが、排紙ローラ24に到達するまでの間は、排紙ローラ24によって保持することが可能である。
このことから、奇数枚目の記録シートPが、排紙ローラ24によって保持することが可能な停止時間Toは、図7に示すように、記録シートPのサイズから得られる搬送方向長さLpと、連続搬送される記録シートPの間隔Lgpと、さらには、記録シートPの搬送速度(システム速度)Spとに基づいて、次の(1)式によって求めることができる。
To={Lp+(2×Lgp)}÷Sp+α ・・・(1)
但し、αは、給紙カセット22内の記録シートPがなくなってユーザが補給する場合等において、記録シートPの間隔Lgpが広がることを考慮して設定される補正時間であり、通常、0.5秒以下に設定される。
また、循環ローラ29によって保持される偶数枚目の記録シートPは、少なくとも、次の偶数枚目の記録シートPが、循環ローラ29に到達するまでの間は、循環ローラ29によって保持することが可能である。
このことから、偶数枚目の記録シートPが、循環ローラ29によって保持して停止させることが可能な時間(停止時間)Teは、記録シートPの搬送方向長さLpと、記録シートPの間隔Lgpと、さらに、ガイド部材26から排紙ローラ24までの経路長L1と、ガイド部材26から循環ローラ29までの経路長L2とに基づいて、次の(2)式によって求めることができる。
Te=(L1−L2+Lp+Lgp)}÷Sp+α ・・・(2)
制御部51は、端末装置60からの画像データによって得られる記録シートPのサイズから、記録シートPの搬送方向に沿った長さLpと、連続搬送される記録シートPの間隔Lgpとを、例えばROMに記憶されたテーブルから取得する。また、制御部51は、端末装置60からの画像データがカラー画像かモノクロ画像かに基づいて設定されるシステム速度Spを取得する。そして、奇数枚目の停止時間Toを(1)式により、偶数枚目の停止時間Teを(2)式により、それぞれ演算する。
なお、ガイド部材26から排紙ローラ24までの経路長L1が100mm、ガイド部材26から循環ローラ29までの経路長L2が100mmの場合に、A4サイズの記録シートPを、搬送方向が長手方向に沿った状態で、連続して片面にプリントするときの奇数枚目の停止時間Toおよび偶数枚目の停止時間Teは、それぞれ2.1秒および1.8秒(但し、α=0としている)になる。この場合、A4サイズの記録シートPの搬送方向に沿った長さLpが297mm、記録シートPの間隔が60mmであり、搬送速度(プリント速度)は200mm/sとしている。
奇数枚目の停止時間Toおよび偶数枚目の停止時間Teの演算式(1)および(2)と、A4サイズの記録シートPにおける停止時間Toおよび偶数枚目の停止時間Teの一例について、図8の表に示す。
図6のステップS41において、上述したようにして、停止時間ToまたはTeが演算されると、次に、ステップS42に進んで、記録シートPの搬送を停止する必要性(停止要因)の有無について判定される。停止要因としては、給紙カセット22内の記録シートPがなくなった場合、プリント動作がモノクロモードからカラーモードに切り替えられた場合等が考えられる。
停止要因があると判定される場合には(ステップS42において「YES」)、ステップS41において演算された停止時間(ToまたはTe)を、予め設定された所定の延長時間だけ延長する(ステップS43)。この場合の延長時間は、演算された停止時間に基づいて設定され、例えば、演算された停止時間が2秒である場合には3秒の延長時間が設定される。
このようにして、ステップS41において演算された奇数枚目の停止時間Toまたは偶数枚目の停止時間Te、あるいは、ステップS43においてそれぞれの停止時間に対して所定の延長時間が付加された場合には、延長時間が付加された停止時間が、それぞれ、奇数枚目の停止確保時間TK1または偶数枚目の停止確保時間TK2に設定される。
停止時間延長制御によって奇数枚目の停止確保時間TK1または偶数枚目の停止確保時間TK2が得られると、図4のメインルーチンにおけるステップS14に戻る。
なお、1枚目の記録シートP(以下、1枚目の記録シートをP1とし、以下、2枚目の記録シートをP2、・・・、n枚目の記録シートをPnとする)については、図4のステップS13の停止時間判定制御におけるサブルーチンのステップS41にて、奇数枚目の停止時間Toを(1)式により演算することにより、停止確保時間TK1が求められている。
ステップS14では、1枚目の記録シートP1上のトナー画像を乾燥するために必要とされるファン42の回転速度を求めて、ファン42を、求められた回転速度とする制御(ファン42の回転速度決定制御)を実行する(ステップS14)。ファン42の回転速度決定制御では、外部の端末装置60から得られる1枚目の記録シートP1の情報に基づいて、その1枚目の記録シートP1に対して最適な送風量になるファン42の回転速度を算出する。回転速度決定制御の詳細については後述する。
ステップS14における回転速度決定制御が終了すると、ファン42は、所定の送風量になるように、所定の回転速度で回転される。
その後、排紙モータ45が駆動されることによって排紙ローラ24が回転され(ステップS15)、記録シートPの後端部が排紙ローラ24に達するまでの間、待機状態になる(ステップS16)。
この待機時間の間に、図5(a)に示すように、1枚目の記録シートP1が定着装置30を通過して排紙ローラ24に搬送される。また、その搬送の間に2枚目の記録シートP2がレジストローラ28にまで搬送される。
1枚目の記録シートP1は、定着装置30を通過して排出経路25を搬送されている間は、ファン42からの送風が吹き付けられることによって冷却される。
1枚目の記録シートPの後端部が排紙ローラ24に達する所定時間が経過すると(ステップS16において「YES」)、記録シートP1の後端部が一対の排紙ローラ24によって保持されるように、排紙モータ45を停止させて排紙ローラ24の回転を停止させる。この場合、同時に、第1タイマーによる計時を開始する(ステップS17)。第1タイマーは、排紙ローラ24の停止時間が第1停止確保時間TK1になるまで計時を継続する。
排紙ローラ24の回転が停止されると、1枚目の記録シートP1は、後端部が一対の排紙ローラ24にて保持された停止状態で排紙トレイ41の上方に位置される(図5(b)参照)。この場合、ファン42が、所定の回転速度で駆動されているために、ファン42からの送風が、排紙ローラ24にて保持された1枚目の記録シートP1に吹き付けられる。これによって、記録シートP1が効率よく冷却されて、記録シートP1の片面上にプリントされたトナー画像が乾燥される。
なお、排紙ローラ24によって記録シートP1が保持される時間は、ステップS13における停止時間判定制御によって得られた停止確保時間(TK1)に設定されており、第1タイマーによって停止時間が計測される。そして、第1タイマーが停止時間TK1を計測するまでは、ファン42からの送風による記録シートP1の冷却が継続されることになる。
1枚目の記録シートP1の後端部が排紙ローラ24によって保持された状態になると、プリント動作のカウント値Nが1であるかを確認する(ステップS18)。プリント動作のカウント値Nが1の場合には、1枚目の記録シートPに対するプリント動作であるとして、ステップS21に進み、全てのプリント動作が終了したかを確認する。
なお、プリント動作のカウント値Nが1でなくて、カウント値が2以上であって、1枚目の記録シートPに対するプリント動作でない場合(ステップS18において「NO」)については後述する。
ステップS21では、全ての記録シートPに対するプリントが終了していないために(ステップS21において「NO」)、プリント枚数のカウンタのカウント値Nを1だけインクリメントして(ステップS22)、ステップS11に戻る。
なお、ステップS21において、全ての記録シートPに対するプリントが終了していれば(ステップS21において「YES」)、プリント動作は終了することになる。
ステップS11に戻ると、プリント枚数のカウント値Nが奇数であるかが確認される。この場合、プリント枚数のカウント値Nが2の偶数であることから(ステップS11において「NO」)、ステップS25に進んで、ガイド部材26による記録シートPの案内方向を循環ローラ29側にする。ガイド部材26は、記録シートPの案内方向が排紙ローラ24側になっているために、ガイド切り替えモータ46が正転駆動されることになる。
次いで、ステップS13において説明した停止時間判定制御と同様の停止時間判定制御を実行する(ステップS26)。この停止時間判定制御では、2枚目の記録シートP2の停止時間について、偶数枚目の停止時間Teを算出する(2)式によって演算されることになる。
ステップS26における停止時間延長判定制御によって、2枚目の記録シートP2に対する停止確保時間TK2が得られると、その2枚目の記録シートP2上のトナー画像を乾燥させるために必要とされるファン42の回転速度を求めて、ファン42を求められた回転速度とするファン回転速度決定制御を実行する(ステップS27)。この場合のファン回転速度決定制御はステップS14のファン回転速度決定制御と同様であり、後述する。
ファン42の回転速度決定制御が実行されると、ファン42は、2枚目の記録シートP2に対して得られた回転速度に切り替えられる。従って、排紙ローラ24にて保持された1枚目の記録シートP1は、定着装置30を通過してから、ファン42の回転速度が切り替えられるまでの間、1枚目の記録シートP1に最適なファン42からの送風量で冷却されることになる。
その後、2枚目の記録シートP2が循環ローラ29に達する直前のタイミングで、循環用モータ46により、循環ローラ29が正転される(ステップS28)。そして、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29に達するまでの間、待機状態になる(ステップS31)。
この待機時間の間に、図5(b)に示すように、2枚目の記録シートP2が定着装置30を通過して、ガイド部材26によって分岐路23に案内されて循環ローラ29へと搬送される。また、その搬送の間に3枚目の記録シートP2がレジストローラ28にまで搬送される。
2枚目の記録シートPの後端部が循環ローラ29に達すると(ステップS31において「YES」)、一対の循環ローラ29によって2枚目の記録シートP2の後端部が保持されるように、循環用モータ46の回転を停止させて循環ローラ29の回転を停止させる。これと同時に、第2タイマーによる計時を開始する(ステップS32)。第2タイマーは、循環ローラ29の停止時間が第2停止確保時間TK2になるまで計時を継続する。
循環ローラ29の回転が停止されると、図5(c)に示すように、2枚目の記録シートP2は、後端部が一対の循環ローラ29にて保持される。従って、2枚目の記録シートP2は、後端部が一対の排紙ローラ24にて保持された1枚目の記録シートP1の上方に位置している。
この場合、ファン42が、2枚目の記録シートP2を冷却するのに適した回転速度で駆動されているために、ファン42からの送風が、2枚目の記録シートP2に吹き付けられることにより、2枚目の記録シートP2が効率よく冷却されて、記録シートP2上のトナー画像が乾燥される。また、2枚目の記録シートP2の下方において、1枚目の記録シートP1も、一対の排紙ローラ24にて保持されているために、ファン42からの送風によって、2枚目の記録シートP2とともに冷却される。
その後、排紙ローラ24の停止時間を計測する第1タイマーが第1停止確保時間TK1になったか(アップ状態になっているか)を確認する(ステップS33)。第1タイマーが第1停止確保時間TK1になっていない場合には(ステップS33において「NO」)、第1停止確保時間TK1になるまで待機する。そして、第1タイマーが第1停止確保時間TK1になると(ステップS33において「YES」)、排紙モータ45の駆動により、排紙ローラ24が所定時間にわたって回転駆動される(ステップS34)。これにより、排紙ローラ24によって停止状態になっていた1枚目の記録シートP1は、排紙トレイ41上に排出される。
通常、1枚目の記録シートP1の停止確保時間TK1が経過する前に、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持されるために、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持された後に、1枚目の記録シートP1が排紙トレイ41上に排出される。なお、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持された後に1枚目の記録シートP1の停止確保時間TK1が経過する場合には、停止確保時間TK1が経過した時点で、1枚目の記録シートP1が排紙トレイ41上に排出されることになる。
1枚目の記録シートP1が排紙トレイ41上に排出されると、ステップS21に進んで、前述したように、全ての記録シートPに対するプリント動作が終了したことが確認され、全ての記録シートPに対するプリントが終了していれば(ステップS21において「YES」)、プリント動作は終了し、全ての記録シートPに対するプリントが終了していなければ(ステップS21において「NO」)、プリント枚数のカウンタのカウント値を1だけインクリメントして(ステップS22)、ステップS11に戻る。
ステップS11において、プリント枚数のカウント値Nが奇数であるかが確認される。この場合、プリント枚数のカウント値Nが3の奇数になっていることから、ステップS12に進んで、ガイド部材26による記録シートPの案内する方向を排紙ローラ24側とし、以下、前述したように、ステップS13〜ステップS17の制御が実行される。
その後、ステップS18において、カウント値Nが3であり、1枚目の記録シートPに対するプリント動作でないことにより(ステップS18において「NO」)、第2タイマーが停止確保時間TK2になったアップ状態であるかを確認する(ステップS19)。第2タイマーが停止確保時間TK2になっているか、あるいは、その後に第2タイマーが停止確保時間TK2になると(ステップS19おいて「YES」)、循環ローラ29を所定時間にわたって正転させて(ステップS20)、図5(d)に示すように、循環ローラ29によって保持された2枚目の記録シートP2を、排紙トレイ41上に排出する。
通常、1枚目の記録シートP1の停止確保時間TK1が経過する前に、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持される。従って、1枚目の記録シートP1は、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持された後に、排紙トレイ41上に排出される。その結果、2枚目の記録シートP2が1枚目の記録シートP1よりも先に排紙トレイ41上に排出されるおそれはない。
なお、2枚目の記録シートP2の後端部が循環ローラ29にて保持された後に、1枚目の記録シートP1の停止確保時間TK1が経過した場合には、停止確保時間TK1が経過した時点で、1枚目の記録シートP1が排紙トレイ41上に排出されることになる。
以後、同様の制御が繰り返されることにより、図5(e)に示すように、3枚目の記録シートP3が排紙ローラ24にて後端部が保持されて、図5(f)に示すように、ファン42による送風を受けている間に、4枚目の記録シートP4の後端部が、循環ローラ29にまで搬送されて、図5(f)に示すように、循環ローラ29にて保持される。その後、3枚目の記録シートP3が排紙トレイ41上に排出された後に、4枚目の記録シートP4が排紙トレイ41上に排出されて、図5(g)に示すように、排紙トレイ41上に積載される。
次に、ステップS14およびS27のそれぞれにおいて実行されるファン回転速度決定制御について説明する。図9は、ファン回転速度決定制御の処理手順を示すフローチャートである。制御部51は、ファン回転速度決定制御が指示されると、まず、定着装置30を通過した直後の記録シートPの温度を、実行されたプリント枚数に基づいて算出する(図9のステップS51参照、以下同様)。この場合の記録シートPの温度は、定着温度、カバレッジ比(CW比)、記録シートの種類(普通紙、厚紙)によって変化する。
図10〜図13は、それぞれ、定着装置30を通過した記録シートPの温度と、プリント枚数との関係を示すグラフである。図10は、普通紙の記録シートPにカラー画像を形成する場合、図11は、普通紙の記録シートPにモノクロ画像を形成する場合である。また、図12は、厚紙の記録シートPにカラー画像を形成する場合、図13は、厚紙の記録シートPにモノクロ画像を形成する場合である。
それぞれ、プリンタの周囲環境温度が25℃の場合に、定着温度を、カラー画像のプリント時には180℃、モノクロ画像のプリント時には160℃になるように制御している。また、図10〜図13のそれぞれにおいて、定着装置30を通過した直後の記録シートPの温度を、片面プリント終了時と両面プリント終了時の両方について示している。
いずれの場合にも、プリント枚数が増加するほど、記録シートPの温度は上昇しているが、プリント枚数が少ない場合には、記録シートPの温度上昇率が大きく、プリント枚数が増加するほど、記録シートPの温度上昇率が小さくなる。
このことから、複数枚の記録シートに対してプリント動作が連続して実行される場合に、それぞれのプリント動作毎に、カラー画像およびモノクロ画像のいずれであるか、記録シートPが普通紙および厚紙のいずれであるかを、外部の端末装置60から入力される画像データからそれぞれ取得して、図10〜13のグラフに基づいて、定着後における記録シートPの温度を推定する。なお、図10〜13のグラフに関するデータは、制御部51のROMに予め記憶されている。
本実施形態は片面プリントの場合であるから、図10〜13の各グラフにおける片面プリントのデータに基づいて、定着終了時における記録シートPの温度が推定される。後述の両面プリントの場合には、図10〜13の各グラフにおける両面プリントのデータに基づいて、定着終了時における記録シートPの温度が推定されることになる。
ステップS51において、それぞれのプリント動作毎に、定着後の記録シートPの温度が推定されると、そのプリント動作に対する画像データに基づいて、プリント画像のトナー量の割合を示すカバレッジ比(CW比)を算出する(ステップS52)。この場合、カラー画像のプリント時には、Y、M、C、Kの各色のトナー毎にそれぞれのカバレッジ比を算出して、算出されたY、M、C、Kの全てのカバレッジ比が加算される。
次いで、記録シートPの種類が、普通紙であるか厚紙であるかを、外部の端末装置60から入力されるデータにより取得する(ステップS53)。また、それぞれのプリント動作毎に実行される停止時間判定制御(図4のステップS13またはS26)において得られた停止確保時間TK1またはTK2も取得する(ステップS54)。
その後、得られた記録シートPの定着後の温度、カバレッジ比(CW比)、記録シートPの種類、停止確保時間TK1またはTK2に基づいて、図14に示すファン回転速度テーブルからファンの回転速度を決定する(ステップS55)。なお、図14に示すファン回転速度テーブルは、制御部51のROMに予め記憶されている。
図14に示すファン回転速度テーブルでは、停止確保時間が1.5〜2秒、2〜2.5秒、2.5〜4.5秒、4.5秒以上のそれぞれの場合に、記録シートPが普通紙と厚紙のいずれであるかによって分類している。さらに、記録シートPが普通紙の場合には、カバレッジ比(CW比)が20%以下と20%以上で分類して、定着後の記録シートPの所定の温度範囲(55〜60℃、60〜65℃、65〜70℃、70〜75℃、75〜80℃のそれぞれの範囲)毎に、ファン42の最適な回転速度を示している。なお、ファン42の回転速度は、PWM制御による最大送風量の場合を100%とした場合の割合で示している。
図14に示すファン回転速度テーブルでは、停止確保時間TK1またはTK2が長くなると、ファン42の回転速度を低くした低送風量とされるが、停止確保時間がいずれの範囲であっても、定着後の記録シートPの温度が高くなるほど、また、カバレッジ比(CW比)が大きくなるほど、ファン42の回転速度を大きくして送風量を増加している。いずれの場合にも、厚紙の場合には、普通紙の場合よりも、ファン42の回転速度を大きくして送風量を増加している。
ステップS55において、ファン42の回転速度が決定されると、制御部51は、ファン42を、決定された回転速度で動作させる(ステップS56)。
従って、図4のステップS14において、上述したファン回転速度決定の制御が実行されることにより、その直後に実行されるプリント動作に対して最適な送風量になるように、ファン42の回転速度が制御されて駆動される。その結果、その後に、定着装置30を通過して排紙ローラ24にて保持される奇数枚目の記録シートPは、当該記録シートPを冷却するのに最適な送風量に制御されたファン42からの送風によって冷却されることになる。
同様に、図4のステップS27において、上述したファン42の回転速度の決定制御が実行されることにより、その直後に実行されるプリント動作に対して最適な送風量になるように、ファン42の回転速度が制御されて駆動される。従って、その後に、定着装置30を通過して循環ローラ29にて保持される偶数枚目の記録シートPは、当該記録シートPを冷却するのに最適な送風量に制御されたファン42からの送風によって冷却されることになる。
以上のように、連続搬送される記録シートPの片面に連続してプリントする場合に、排紙ローラ24と、循環ローラ29とのそれぞれによって記録シートPを保持した状態で、それぞれの記録シートPを同時に冷却することから、各記録シートPのトナー画像を効率よく乾燥させることができる。従って、各記録シートPが排紙トレイ41上に排出された場合に、定着スタックが発生することを確実に防止することができる。
なお、連続搬送される記録シートPの片面に連続してプリントする本実施形態の画像形成装置としては、循環経路27が設けられた画像形成装置に限らず、循環経路27が設けられていない画像形成装置においても適用することができる。この場合には、分岐路23およびガイド部材26を設けるとともに、排紙ローラ24の上方に位置する分岐路23の端部に、循環ローラ29に代えて、排紙トレイ41上に記録シートPを排出するための一対の第2排紙ローラを設ければよい。
<両面プリント時のトナー乾燥制御>
次に、複数枚の記録シートPの両面に連続してプリントする場合のトナー乾燥制御について説明する。図15は、その場合のトナー乾燥制御の処理手順を示すフローチャート、図16は、そのトナー乾燥制御において連続搬送される記録シートPの搬送状態を示す模式図である。
なお、本実施形態のプリンタでは、複数枚の記録シートPの両面に連続してプリントする場合、給紙カセット22から搬送される3枚の記録シートP1、P2、P3のそれぞれの裏面(以下、最初にプリントされる面を第1プリント面とする)に対する連続プリントを実行して、循環経路27内に順番に搬送し、次いで、1枚目の記録シートP1の表面(以下、この面を第2プリント面とする)にプリントした後に、給紙カセット22から搬送される4枚目の記録シートP4の第1プリント面に対するプリントを実行するようになっている。記録シートP1〜P3のそれぞれについては、循環ローラ29によって保持した状態でのトナー乾燥は行わない。
4枚目の記録シートP4の第1プリント面に対するプリントが終了すると、その後は、循環経路27から搬送される記録シート(2枚目の記録シートP2、3枚目の記録シートP3、・・・)の第2プリント面に対するプリントと、給紙カセット22から搬送される記録シート(5枚目の記録シートP5、6枚目の記録シートP6、・・・)の第1プリント面に対するプリントとが交互に繰り返される。
そして、両面プリントが終了した記録シートPは、排紙トレイ41上に、第2プリント面(表面)を下側に向けた状態で、給紙カセット22から搬送される順番で排出され、第1プリント面(裏面)のプリントしか終了していない記録シートは、循環経路27へ搬送されることになる。
本実施形態のプリンタでは、3枚以上の記録シートPの両面に連続してプリントする場合、循環経路27と、トナー画像の転写および定着させるための搬送経路とによって形成される環状経路(ガイド部材26〜循環経路27〜ガイド部材26)内に、3枚の記録シートPが収容された状態になる。このことから、以下においては、このような循環経路を3枚内蔵循環経路と称する。
このような両面プリント動作の際に、制御部51が実行するトナー乾燥制御について、図15および図16に基づいて説明する。
制御部51は、画像プロセス部Aにおけるプリント枚数(プリント動作)をカウントするカウンタのカウント値Nが、4に達するまでは、トナー乾燥制御は実行しない(図15のステップS61参照、以下同様)。従って、図16(a)〜(d)に示すように、通常の両面プリント動作の場合と同様に、給紙カセット22から連続して搬送される3枚の記録シートPの第1プリント面に対するプリント動作を実行し、3枚の記録シートPをそれぞれ順番に循環経路27内へと搬送する。なお、この場合は、分岐路23を通過する記録シートPに対して、ファン42による送風が当てられる。
画像プロセス部Aにおけるプリント動作のカウント値Nが4になると(ステップS61において「YES」)、制御部51は、まず、画像プロセス部Bにおいて最新のプリント動作が、記録シートPの第1プリント面(裏面)に対するプリント動作か第2プリント面(表面)に対するプリント動作かを確認する(ステップS62)。4回目のプリント動作は、図16(e)に示すように、1枚目の記録シートP1の第2プリント面に対するプリント動作であり(ステップS62において「YES」)、ステップS63に進む。
ステップS63では、ガイド部材26による記録シートPの案内方向が排紙ローラ24側になるように、ガイド切り替えモータ46を逆転させる。
次いで、トナー乾燥制御において、プリントされた記録シートPを、排紙ローラ24によって保持した停止時間を延長する必要があるかの判定を行う制御(停止時間判定制御)を実行する(ステップS64)。この停止時間判定制御は、図6のフローチャートにおけるステップS41にて実行される停止時間の演算が異なること以外は、図6のフローチャートの処理手順と同様である。
この場合の図6のフローチャートにおけるステップS41にて実行される停止時間T3の演算では、次の(3)式が使用される。
T3=0.42×T1+α ・・・(3)
但し、T1は、3枚内蔵循環経路よりも短い1枚内蔵循環経路を有するプリンタにおける停止時間であり、この停止時間を基準としている。1枚内蔵循環経路は、ガイド部材〜循環経路〜ガイド部材の環状経路内に1枚の記録シートPしか収容することができない。また、(3)式における0.42の値は、予め設定された定数である。
1枚内蔵循環経路における停止時間T1は、次の(4)式によって求められる。
T1={Lp+(2×Lgp)+La}÷Sp+Te+α ・・・(4)
但し、Lpは、記録シートPのサイズから得られる搬送方向長さ、Lgpは、連続搬送される記録シートPの間隔(いずれも図7参照)、Laは、1枚内蔵循環経路によって構成される環状経路の長さ(ガイド部材〜循環経路〜ガイド部材の長さ)、Spは、記録シートPの搬送速度(システム速度)である。また、Teは、前述した(2)式によって算出される偶数枚目の停止時間Teである。
この場合の停止時間T1は、1枚目の記録シートP1の後端部が排紙ローラ24によって保持された状態になってから、次の2枚目の記録シートP2が循環経路27を通って排紙ローラ24に到達するまでの時間である。従って、この停止時間T1の間は、2枚目の記録シートP2は、通常のプリント動作によって第1プリント面に対するプリントが実行されて循環経路27を通って、排紙ローラ24へ搬送されることになる。
3枚内蔵循環経路における停止時間T3は、1枚内蔵循環経路における停止時間T1に対して所定の定数(=0.42)を乗じた値になっている。この定数は、3枚内蔵循環経路を有するプリンタにおいて、排紙ローラ24にて記録シートPが保持された後に、次の記録シートPが排紙ローラ24に到達するまでに要する時間を、1枚内蔵循環経路における停止時間T1に対する割合として計算した理論値である。
なお、2枚内蔵循環経路を有するプリンタにおける停止時間T2は、次の(5)式によって算出される。
T2=0.56×T1+α ・・・(5)
但し、0.56の値は、2枚内蔵循環経路を有するプリンタにおいて、排紙ローラ24にて記録シートPが保持された後に、次の記録シートPが排紙ローラ24に到達するまでに要する時間を、1枚内蔵循環経路における停止時間T1に対する割合として計算した理論値である。
なお、1枚内蔵循環経路を有するプリンタにおいて、ガイド部材26から排紙ローラ24までの経路長L1を100mm、ガイド部材26から循環ローラ29までの経路長L2を100mm、3枚内蔵循環経路によって構成される環状経路Laの長さを1000mmとすると、A4サイズの記録シートPを、搬送方向が長手方向になるように200mm/sの搬送速度で搬送して両面プリント動作を行う場合、停止時間T1は、8.9秒(但し、α=0)になる。なお、前述したように、A4サイズの記録シートPの搬送方向に沿った長さLpは297mm、搬送される記録シートP間の間隔が60mmである。
従って、3枚内蔵循環経路を有するプリンタでは、停止時間T3は、3.7秒(但し、α=0)になる。また、2枚内蔵循環経路を有するプリンタでは、停止時間T2は、5.0秒(但し、α=0)になる。
以上の停止時間T1、T2、T3のそれぞれの演算式(3)、(4)、(5)と、A4サイズの記録シートPにおける各停止時間T1、T2、T3の一例について、図17の表にまとめている。
図15に示すフローチャートのステップS64における停止時間判定制御において、図6に示すフローチャートのステップS41において停止時間T3が求められると、同じく図6に示すフローチャートのステップS42〜S44の処理が実行されることによって、停止時間判定制御が終了し、ステップS64に進む。
図15に示すフローチャートのステップS64では、ファン42によって送風する際のファン42の回転速度を決定する回転速度決定制御を実行する。この場合の制御は、図9に示すファン42の回転速度決定制御と同様であるが、図10〜図13に示されたグラフにおける両面プリントに基づいて、記録シートの温度が推定される。
ファン42の回転速度決定制御が実行されると、ステップS66に進んで、1枚目の記録シートP1が排紙ローラ24に達する直前に、排紙モータ45によって排紙ローラ24を回転させる。そして、記録シートPの後端部が排紙ローラ24に達するまでの間、排紙ローラ24が回転される(ステップS67)。
記録シートPの後端部が排紙ローラ24に達すると(ステップS67において「YES」)、一対の排紙ローラ24の間に、1枚目の記録シートP1の後端部が挟まれた状態になるように、排紙モータ45を停止させて排紙ローラ24の回転を停止させる。これと同時に、排紙ローラ24の停止時間を計測する第1タイマーによる計時を開始する(ステップS68)。
排紙ローラ24の回転が停止されると、1枚目の記録シートP1は、図16(f)に示すように、後端部が一対の排紙ローラ24にて保持された状態で排紙トレイ41の上方に位置される。この場合、ファン42が、1枚目の記録シートP1のトナーを乾燥するために適した回転速度で駆動されているために、ファン42からの送風が、1枚目の記録シートP1に吹き付けられることにより、記録シートP1上のトナーが効率よく乾燥されることになる。
その後、画像プロセス部Aにおける全てのプリント動作が終了したかを確認する(ステップS69)。この場合、全てのプリント動作が終了していないことから(ステップS69において「NO」)、ステップS62に戻る。
なお、全てのプリント動作が終了した場合(ステップS69において「YES」)については、後述する。
ステップS62では、画像プロセス部Bにおける最新のプリント動作が、記録シートPの第1プリント面に対するプリント動作か第2プリント面に対するプリント動作かを確認する。この場合のプリント動作は、4枚目の記録シートP4の第1プリント面に対するものであることから(ステップS62おいて「NO」)、ステップS72に進んで、ガイド部材26による記録シートPの案内する方向が循環ローラ29側になるように、ガイド切り替えモータ46が正転駆動される。
次いで、図16(g)に示すように、4枚目の記録シートPが循環ローラ29に達する直前に、循環用モータ46によって循環ローラ29が正転される(ステップS73)。その後、4枚目の記録シートPの後端部が循環ローラ29に達するまでの間、循環ローラ29の正転が継続される(ステップS74)。記録シートPの後端部が循環ローラ29に達すると(ステップS74において「YES」)、一対の循環ローラ29の間に、4枚目の記録シートP4の後端部が挟まれた状態になるように、循環用モータ46の回転を停止させて循環ローラ29の回転を停止させる(ステップS75)。
循環ローラ29の回転が停止されると、図16(h)に示すように、4枚目の記録シートP4は、後端部が一対の循環ローラ29にて挟まれた状態で排紙トレイ41の上方に位置される。この場合、後端部が一対の排紙ローラ24にて保持された1枚目の記録シートP1は、排紙トレイ41と、後端部が一対の循環ローラ29にて保持された4枚目の記録シートP4との間に位置している。
このような状態では、1枚目の記録シートP1を冷却しているファン42からの送風が、循環ローラ29にて保持された4枚目の記録シートP4にも吹き付けられることにより4枚目の記録シートP4も冷却される。これにより、4枚目の記録シートP4の第1プリント面に形成されたトナーの乾燥が促進される。
その後、排紙ローラ24の停止時間を計測する第1タイマーがアップ状態になっているかを確認する(ステップS76)。第1タイマーがアップ状態になっていない場合には(ステップS76において「NO」)、アップ状態になるまで待機する。そして、第1タイマーがアップ状態になると(ステップS76において「YES」)、排紙モータ45により、排紙ローラ24が所定時間にわたって回転駆動されるとともに、循環用モータ46により、循環ローラ29が所定時間にわたって逆転される(ステップS77)。
これにより、参照排紙ローラ24によって保持された1枚目の記録シートP1は、2枚目の記録シートP2が排紙ローラ24に到達する直前に排紙トレイ41上に排出されるとともに、循環ローラ29によって保持された4枚目の記録シートP4は、循環ローラ29の逆転によって、循環経路27へと搬送される(図16(i)参照)。排紙ローラ24および循環ローラ29がそれぞれ所定時間にわたって回転および逆転されると、排紙ローラ24および循環ローラ29の回転は停止されて(ステップS78)、ステップS62に戻る。
ステップS62では、画像プロセス部Aにおける最新のプリント動作が、記録シートPの第1プリント面に対するプリント動作か第2プリント面に対するプリント動作かを確認する。この場合のプリント動作は、2枚目の記録シートP2の第2プリント面に対するものであることから、(ステップS62において「YES」)、ステップS63に進み、以下、ステップS63〜S69の処理が実行されることによって、図16(i)に示すように、2枚目の記録シートP2が排紙ローラ24によって保持された状態になり、ファン42によって、2枚目の記録シートP2に対して最適な送風量で2枚目の記録シートP2が冷却される。
その後、ステップS62からS72〜S78の処理が実行されることにより、図16(j)で示す状態を経て、図16(k)で示す状態になる。
このようにして全てのプリント動作が終了すると、ステップS69において「YES」となり、ステップS70において、第1タイマーがアップ状態になるまで待機し(ステップS70)、第1タイマーがアップ状態になることによって(ステップS70において「YES」)、排紙ローラ24が所定時間にわたって回転される(ステップS71)。これにより、排紙ローラ24にて保持された記録シートPが排紙トレイ41上に排出される。以上により、トナー乾燥制御は終了する。
このように、連続搬送される記録シートPの両面に連続してプリントする場合にも、排紙ローラ24と、循環ローラ29とのそれぞれによって記録シートPを保持した状態で、それぞれの記録シートPを同時に冷却することから、各記録シートP上のトナーを効率よく乾燥することができる。従って、各記録シートPが排紙トレイ41上に排出された場合に、定着スタックが発生することを防止することができる。
[変形例]
なお、定着装置30としては、加熱ローラ32と加圧ローラ33とによって定着ニップN2を形成する構成に限らず、ベルトとローラ、ベルトとベルト、ベルトまたはローラと固定部材とによって定着ニップN2を形成する構成であってもよい。
さらに、上記実施の形態では、画像形成装置としてタンデム型カラーデジタルプリンタについて説明したがこれに限るものではなく、プリンタ、複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等の画像形成装置であってもよく、また、モノクロの画像形成装置であってもよい。
さらには、インクジェット方式等によって、現像剤としてのインクにより画像を形成する画像形成装置にも本発明は適用することができる。
本発明は、連続して搬送される記録シート上に現像剤によって画像を形成する場合に、現像剤を効率よく乾燥させる技術として有用である。
A 画像プロセス部
B 給紙部
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
23 分岐路
24 排紙ローラ
25 排出経路
26 ガイド部材
27 循環経路
28 レジストローラ
29 循環ローラ29
30 定着装置
32 加熱ローラ
33 加圧ローラ
41 排紙トレイ
42 ファン
51 制御部

Claims (9)

  1. 画像プロセス部において現像剤によって画像が形成された記録シートを排紙トレイ上に排出する一対の第1排紙ローラと、
    前記第1排紙ローラの上方から、前記記録シートを前記排紙トレイ上に排出するように配置された一対の第2排紙ローラと、
    画像プロセス部において現像剤によって画像が形成された記録シートを、前記第1排紙ローラと前記第2排紙ローラとのいずれか一方へ選択的に案内するガイド部材と、
    前記第1排紙ローラによって前記排紙トレイ上に排出される記録シートが、回転停止状態になった前記第1排紙ローラによって保持された状態で、前記画像プロセス部から搬送される別の記録シートが回転停止状態になった前記第2排紙ローラによって前記排紙トレイの上方にて保持されるように、前記第1排紙ローラと前記第2排紙ローラと前記ガイド部材とをそれぞれ制御する制御部と、
    前記第1排紙ローラおよび前記第2排紙ローラから、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラのそれぞれによって保持された記録シートへ流れる気流を発生させるファンと、
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像プロセス部において連続して搬送される記録シートの片面に画像が形成される場合に、奇数枚目に搬送される記録シートが前記第1排紙ローラにて保持されて、偶数枚目に搬送される記録シートが前記第2排紙ローラに保持されるように、前記第1排紙ローラと、前記第2排紙ローラと、前記ガイド部材とをそれぞれ制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1排紙ローラに保持された記録シートが、前記第2排紙ローラに保持された記録シートよりも先に前記排紙トレイ上に排出されるように、前記第1排紙ローラおよび第2排紙ローラを制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1排紙ローラおよび前記第2排紙ローラのそれぞれにて保持された記録シートが、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラのそれぞれにて保持される次の記録シートが当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラに到達する直前に、前記排紙トレイ上に排出されるように、当該第1排紙ローラおよび第2排紙ローラをそれぞれ制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2排紙ローラは、前記画像プロセス部から搬送される記録シートを、循環経路を通って前記画像プロセス部に循環させるために設けられた一対の循環ローラであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記画像プロセス部によって記録シートの両面に画像を形成する場合に、両面に画像が形成された記録シートが前記第1排紙ローラによって保持された状態で、前記循環経路内において所定枚数の記録シートが収容された後に前記画像プロセス部によって片面に画像が形成された記録シートが前記循環ローラによって保持されるように、前記第1排紙ローラと前記循環ローラと前記ガイド部材とを制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像プロセス部は、感光体上に形成されたトナー画像を記録シートに転写して定着することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートの温度と、当該記録シートにおけるトナー量と、当該記録シートの種類と、当該記録シートが前記排紙ローラおよび循環ローラのそれぞれにて保持される時間とに基づいて前記ファンの送風量を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像プロセス部においてトナー画像が定着された記録シートの温度は、周囲の環境温度と、定着温度と、トナー画像の形成が記録シートの片面および両面のいずれかと、トナー画像がカラーおよびモノクロのいずれかと、記録シートの種類とに基づいて決定されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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