JP2011013381A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材の紙端によって生じる定着手段の表面傷及び画像ノビの防止を低コストかつ小型コンパクトな構造で実現することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像を記録材Pに定着させる定着手段5は、画像を記録材Pに転写する転写手段3に対して傾斜して配置され、第1のループ検知センサS1は、定着手段5、転写手段3、定着手段5の記録材通紙中心線及び転写手段3の記録材通紙中心線によって形成される領域のうち、転写手段3と定着手段5とが離れた側に設けられてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合機、複写機、プリンタ、ファックス等の記録材に画像形成可能な電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラム上に形成された潜像を現像して可視画像化する。そして、可視画像(トナー像)を記録材に静電気力を用いて転写させ、転写画像を熱により定着ローラ対で定着させることによって記録材に画像が記録形成されるようになっている。
ところで、定着ローラ対に、封筒や厚紙等の記録財が真っ直ぐな状態で多数枚通紙されると、定着ローラ対の表面の記録材の側端に対応する位置に傷が発生する場合がある。
これは、定着ローラ対の同一箇所に記録材の側端が摺擦を繰り返し、その位置で定着ローラ対に傷を付ける。そして、定着ローラの表面に削れや摺擦跡などのダメージを与える。
この傷が発生した状態で傷の位置が印字領域内であるような幅の広い記録材を通紙すると、定着時に定着ローラ対表面にオフセットした微量のトナーや紙粉が傷の部分に蓄積され、ある一定量以上蓄積すると記録材表面に付着し画像を汚す原因となり得る。
この現象は、通紙可能な最大サイズの記録材(以下、大サイズ紙と記す)と大サイズ紙よりも幅の狭い記録材(以下、小サイズ紙と記す)で封筒や厚紙等の厚い記録材とを交互に通紙するような場合に、特に顕著である。
そこで、作像手段を出た記録材を斜行させて定着手段の定着ニップ部に導入搬送させることで、記録材端部が定着部材と摺擦することに起因する傷の発生を防止している(特許文献1参照)。
ところで、定着手段の内部にはヒ−タが配置されており、定着ロ−ラの表面温度が所定の定着温度になるように温度制御が行われる。画像形成動作を連続して実行する場合は、1枚の記録材の定着処理により奪われたエネルギが十分に回復せず、定着ロ−ラの温度が低下したまま次の記録材の定着処理が開始される場合がある。
この場合、ヒ−タへの供給電力を増加(ヒ−タ容量の増加)させることで、比較的長時間の間隔でみれば、供給エネルギと消費エネルギとを均衡させることができる。しかし、画質を向上させるために定着ロ−ラの表面に耐熱ゴムなど熱応答性の悪い材料が使用されている場合は、一時的に定着ロ−ラの温度が低下してしまう。
このため、定着ロ−ラに発生する温度変化は定着ロ−ラの外径の変化を誘発し、定着ロ−ラ対を通過する記録材の搬送速度が変化することになる。また、記録材の熱容量の違い、即ち記録材が薄手の紙か厚手の紙か、OHPフイルムか等によっても画質や記録材の搬送速度が変化する。
そのため、定着手段の記録材搬送速度が転写手段の記録材搬送速度よりも大きい場合には、記録材がパス間で引っ張り合うことで転写ノイズ(転写時の画像の乱れ)の発生や複写倍率のずれが生じる。
さらに、定着手段の記録材搬送速度が転写手段の記録材搬送速度よりも小さい場合には、過大なループを形成することによって、搬送ガイド等へのこすれによる画像不良や転写ノイズ(転写時の画像の乱れ)が生じる。
そこで、転写手段と定着手段との間にループ検知手段を設け、転写手段と定着手段との間に生じる記録材のループが所定の高さ以上となった場合、記録材搬送速度を切り換えるものがある(特許文献2参照)。
特開2004−331311号公報 特開平05−107966号公報
しかしながら、前記特許文献1において、記録材を斜行させて定着手段に導入させる場合、転写手段と定着手段の間に斜行手段を設けなければならず、装置の構造が複雑になり、コストアップや大型化を招く。
そこで、装置を小型化するため、転写手段と定着手段を相対的に斜めに配置すると、記録材のループに左右差が生じるので、片側のループが過小になり、転写手段と定着手段の間で記録材が引っ張られ、記録材の片側に画像のノビを生じてしまうことがある。
これは、転写手段と定着手段の間に特許文献2に示すループ検知手段を設けたとしても、記録材のループ高さの制御が難しく、記録材の片側に画像のノビを生じてしまう。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、記録材の紙端によって生じる定着手段の表面傷及び画像のノビの防止を低コストかつ小型コンパクトな構造で実現することができる画像形成装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係る代表的な構成は、画像を記録材に転写する転写手段と、前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、前記転写手段と前記定着手段の間で前記記録材のループ状態を検知する第1のループ検知センサとを有する画像形成装置において、前記定着手段は、前記転写手段に対して傾斜して配置され、前記第1のループ検知センサは、前記定着手段、前記転写手段、前記定着手段の記録材通紙中心線及び前記転写手段の記録材通紙中心線によって形成される領域のうち、前記転写手段と前記定着手段とが離れた側に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、記録材の紙端によって生じる定着手段の表面傷及び画像ノビの防止が低コストかつ小型コンパクトな構造で実現することができる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の断面図である。 図1の画像形成装置の要部斜視図である。 図1の画像形成装置の要部断面図である。 図1の画像形成装置のループ制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る画像形成装置の要部断面図である。 本発明の実施形態2に係る画像形成装置の要部断面図である。 本発明の実施形態3に係る画像形成装置の要部断面図である。 本発明の実施形態4に係る画像形成装置の要部斜視図である。 本発明の実施形態4に係る画像形成装置の要部斜視図である。 図8、9の画像形成装置のループ制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置の断面図である。図1において、画像形成装置60には、4つの画像形成媒体である感光ドラムa(イエロー)、b(マゼンタ)、c(シアン)、d(ブラック)が平行に配設されている。そして、これら感光ドラムa〜dの上部に、これを縦断する態様で配置された転写搬送手段である中間転写ベルト2を備える。
不図示のモータにより駆動される感光ドラムa〜dの周囲には、それぞれ不図示の一次帯電器、現像器、転写帯電器が配置され、それらがプロセスカートリッジ1a〜1dとしてユニット化されている。また、感光ドラムa〜dの下方にはポリゴンミラー等で構成される露光装置6が配置される。
感光ドラムaには、原稿のイエロー成分色の画像信号によるレーザー光が露光装置6のポリゴンミラー等を介して投射される。そして、感光ドラムa上に静電潜像が形成され、これに現像器からイエロートナーを供給して現像し、静電潜像がイエロートナー像として可視化される。
このトナー像が感光ドラムaの回転にともなって、感光ドラムaと中間転写ベルト2とが当接する1次転写部位に到来する。そして、転写帯電部材2aに印加した1次転写バイアスによって、感光ドラムa上のイエロートナー像が中間転写ベルト2に転写される(1次転写)。なお、2b〜2dは、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を転写するための転写帯電部材である。
中間転写ベルト2のイエロートナー像を担持した部位が画像形成部に移動すると、このときまでに画像形成部において上記と同様な方法で感光ドラムb上にマゼンタトナー像が形成される。そして、このマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト2に転写される。
同様に、中間転写ベルト2が移動するにつれて、画像形成部のそれぞれの1次転写部位においてシアントナー像、ブラックトナー像が、前記のイエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。
記録材Pはカセット4に収納されている。記録材Pは、カセット4からピックアップローラ8により1枚ずつ送り出され、レジストローラ9でタイミングを合わされる。その後、2次転写部位に達し、2次転写ローラ対3に印加した2次転写バイアスによって、中間転写ベルト2上の4色のトナー像が記録材P上に一括して転写される(2次転写)。
4色のトナー像が転写された記録材Pは、2次転写ローラ対3から定着ローラ対5における搬送ガイドに案内されて定着ローラ対5に搬送される。そこで、熱および圧力を受けて定着される。
これにより、各色のトナーが溶融混色して記録材Pに固定されたフルカラーのプリント画像とされる。その後、定着ローラ対5の下流に設けられた排出搬送ローラ対11によって排出トレイ7に排出される。
定着ローラ対5は、図2、3に示すように、2次転写ローラ対3に対し、所定角度Θ傾いた状態で配置されている。このため、記録材Pは角部から定着ローラ対5のニップへ進入するため、記録材Pの定着ニップ突入ショックによる画像不良を回避することができる。また、記録材Pの紙端と定着ローラ対5の相対位置関係が一枚の記録材P内で変化するため、記録材Pの端部によるローラ傷を回避することができる。
また、定着ローラ対5と2次転写ローラ対3との間は、装置をコンパクトにするため、搬送方向に最小記録材が双方同時にニップする間隔で配置している。
こうしたことから、互いのローラ間で記録材Pが引っ張り合いが生じると、2次転写ローラ対3での画像伸びが生じてしまう。したがって、定着ローラ対5と2次転写ローラ対3間で記録材Pにループを生じさせ、記録材Pが引っ張りあわないようあわないようにする構成が必要である。
このため、定着ローラ対5には、単独で駆動する定着モータMが取り付けられている。記録材Pのループ状態を検出するため、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の間の搬送路20に記録材Pがループを形成する際に記録材Pの圧力により回転軸中心に回転運動を行う第1のフラグ51が取り付けられている。さらに、第1のフラグ51の回転動作を検知するための第1のループ検知センサS1が取り付けられている。
また、画像形成装置60は制御手段101を有し、この制御手段101はレジストローラ9の回転動作をさせるレジクラッチ10に制御情報を送信するとともに、第1のループ検知センサS1の検出情報に基づいて定着モータMに制御情報を送信している。
この際、記録材Pのループは、上述のように定着ローラ対5が2次転写ローラ対3に対し、所定角度Θ傾いた状態で配置されていることから、記録材Pの搬送方向と垂直方向に左右差が発生する。このとき、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が大きく離れている側のループ量が少なくなる。
また、記録材Pは種々のマテリアルや環境下でカール状態が変化することからループ量の左右の値が各条件下で変化してしまう。したがって、ループの小さい側を検出することが精度良く画像伸びを発生させないための必要条件となる。
そのため、第1のフラグ51は2次転写ローラ対3の記録材Pの通紙中心線X1と定着ローラ対5の記録材Pの通紙中心線X2とを結んだ線に対し、領域Rに配置されている。即ち、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の記録材通紙中心に対し、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が離れた側に第1のフラグ51が配置されている。
図4において、レジストローラ9の駆動系のクラッチ13がONする(ステップS1)と、レジストローラ9に駆動が伝わり、記録材Pが2次転写ローラ対3に向かって搬送される。
この際のクラッチ13がONするタイミングと同時に、タイマ14のカウントが開始される(ステップS2)。その後、記録材Pの先端は、記録材Pにループを形成させるようにあらかじめ2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも遅い記録材搬送速度VLで設定している定着ローラ対5の定着ニップに到達する。
定着ローラ対5に記録材Pの先端部分が突入するタイミングをループ検知開始時間として、タイマ14の開始からの時間Tsがメモリ100にあらかじめ設定されている(ステップS3)。
そして、ループ検知を開始し(ステップS4)、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の間の記録材Pのループ長さが所定値となる。記録材Pが2次転写ローラ対3から抜けるタイミング(タイマTe)でない場合(ステップS5)、第1のフラグ51が揺動して第1のループ検知センサS1がOFF状態からON状態となる(ステップS6)。また、記録材Pが2次転写ローラ対3から抜けるタイミング(タイマTe)の場合は、ループ検知が終了する。
定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも速い速度VHなるように速度が切り替わる(ステップS7)。
その後、第1のループ検知センサS1がON状態からOFF状態に切り替わる(ステップS8)と、定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも遅い速度VLなるように速度が切り替わる(ステップS9)。
上記行程を繰り返すことによって、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の間で記録材Pは所定のループを保ちながら搬送される。
このように、本実施形態では、定着ローラ対5が2次転写ローラ対3に対して傾斜して配置される。そして、2次転写ローラ対3、定着ローラ対5、2次転写ローラ対3の記録材通紙中心線及び定着ローラ対5の記録材通紙中心線で形成される領域のうち、定着ローラ対5と2次転写ローラ対3との距離が離れた方に第1のループ検知センサS1が設けられる。これにより、記録材Pの紙端によって生じる定着ローラ対5の表面傷が低コストで小型コンパクトな構造で防止される。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更ができるものである。
[実施形態2]
たとえば、図5に実施形態2に係る画像形成装置の要部断面図を示す。実施形態2では、カセット4における積載基準位置が記録材Pのサイズを問わず、位置規制手段であるサイド規制板4aによって基準Zで設定されている。ここで、基準Zは第1のフラグ51が記録材Pの端部近傍のループを検出するように配置されている。
したがって、種々のサイズの記録材Pであっても、記録材Pのループの少ない側の記録材端部近傍の箇所を検出できるため、精度良くループ形成を行うことができる。
なお、この場合、図6に示すように、2次転写ローラ対3の搬送方向上流側の記録材通紙途中で斜走ローラ9bによって記録材Pを斜走させる。そして、記録材Pの側端を突き当て板9aに突き当てる。これにより、記録材Pの通紙基準を基準Zに合わせてもよい。
[実施形態3]
また、図7に実施形態3に係る画像形成装置の要部断面図を示す。図7に示す画像形成装置は、記録材Pのサイズ情報に合わせて、第1のフラグ51と第1のループ検知センサS1を移動手段30によって移動させるものである。
移動手段30は、記録材Pのサイズ情報をサイズ情報入力手段32により入力した移動制御手段31が送信する出力情報に基づいて動作している。
そして、記録材Pの通紙基準は第1のフラグ51の位置に対して内側となっている。このため、移動制御手段31は矢印Yのように第1のフラグ51の先端位置が移動するように、第1のフラグ51と第1のループ検知センサS1を移動手段30によって所定量移動させる信号を発する。
したがって、種々のサイズの記録材Pであっても、記録材Pのループの少ない側の記録材端部近傍の箇所を検出でき、精度良くループ形成が行える。
[実施形態4]
図8、9に実施形態4に係る画像形成装置の要部斜視図を示す。実施形態1〜3においては、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の記録材通紙中心線に対し、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が離れる側で記録材Pのループを制御していた。
しかし、定着ローラ対5にニップする記録材Pの先端は、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が近い側にあるため、距離が近い側のループが過多になり、ガイド擦れ等の画像不良が生じる場合がある。
そこで、実施形態4では、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が近い側に第2のフラグ52と第2のループ検知センサS2を設け、記録材先端部分のループを制御する。
また、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が離れた側の記録材Pが定着ローラ対5にニップすると、第1のフラグ51と第1のループ検知センサS1を用いて制御する。
その際、第2のループ検知センサS2から第1のループ検知センサS1の制御に切り替えるタイミングは、クラッチ13がONしたタイミングから所定時間のタイマ14のカウント値(Ta)でよい。
ここで、記録材Pのループ制御を図10のフローチャートにより具体的に説明する。即ち、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の距離が近い側において、レジストローラ9の駆動系のクラッチ13がONする(ステップS1)と、レジストローラ9に駆動が伝わり、記録材Pが2次転写ローラ対3に向かって搬送される。
この際のクラッチ13がONするタイミングと同時に、タイマ14のカウントが開始される(ステップS2)。その後、記録材Pの先端は、記録材Pにループを形成させるようにあらかじめ2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも遅い記録材搬送速度VLで設定している定着ローラ対5の定着ニップに到達する。
定着ローラ対5に記録材Pの先端部分が突入するタイミングをループ検知開始時間として、タイマ14の開始からの時間Tsがメモリ100にあらかじめ設定されている(ステップS3)。
次に、ループ検知を開始し(ステップS4)、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の間の記録材Pのループ長さが所定値となる。そして、記録材Pが2次転写ローラ対3から抜けるタイミング(タイマTa)でない場合(ステップS5)、第2のフラグ52が揺動して第2のループ検知センサS2がOFF状態からON状態となる(ステップS6)。
そして、定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも速い速度VHなるように速度が切り替わる(ステップS7)。
その後、第2のループ検知センサS2がON状態からOFF状態に切り替わる(ステップS8)と、定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも遅い速度VLなるように速度が切り替わる(ステップS9)。
また、ステップS5において、第2のループ検知センサS2から第1のループ検知センサS1のループ制御に切り替わる。すると、記録材Pが2次転写ローラ対3から抜けるタイミング(タイマTe)でない場合(ステップS10)、第1のフラグ51が揺動して第1のループ検知センサS1がOFF状態からON状態となる(ステップS11)。なお、記録材Pが2次転写ローラ対3から抜けるタイミング(タイマTe)の場合は、ループ検知が終了する。
定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも速い速度VHなるように速度が切り替わる(ステップS12)。
その後、第1のループ検知センサS1がON状態からOFF状態に切り替わる(ステップS13)と、定着モータMは定着ローラ対5の記録材搬送速度が2次転写ローラ対3の記録材搬送速度よりも遅い速度VLなるように速度が切り替わる(ステップS14)。
上記行程を繰り返すことによって、2次転写ローラ対3と定着ローラ対5の間で記録材Pはその先端から後端に渡って所定のループを保ちながら搬送される。
また、実施形態4においては、記録材Pの搬送位置を検出または算出可能な位置検出手段を設け、この位置検出手段による検出データの検出結果を基に第1のループ検知センサS1と第2のループ検知センサS2とを選択する制御手段を設けてもよい。
なお、この制御手段は記録材Pの先端が定着ローラ対5に到達してから一定時間、第1のループ検知センサS1を作動させる。そして、記録材Pが定着ローラ対5に搬送されているタイミングから記録材Pの後端が2次転写ローラ対3から抜けるまでの間、第2のループ検知センサS2を作動させるものである。
2 中間転写ベルト
3 2次転写ローラ対
5 定着ローラ対
9 レジストローラ
13 クラッチ
14 タイマ
20 搬送路
30 画像形成装置
51 第1のフラグ
52 第2のフラグ
101 制御手段
M 定着モータ
P 記録材
S1 第1のループ検知センサ
S2 第2のループ検知センサ

Claims (7)

  1. 画像を記録材に転写する転写手段と、前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、前記転写手段と前記定着手段の間で前記記録材のループ状態を検知する第1のループ検知センサとを有する画像形成装置において、
    前記定着手段は、前記転写手段に対して傾斜して配置され、前記第1のループ検知センサは、前記定着手段、前記転写手段、前記定着手段の記録材通紙中心線及び前記転写手段の記録材通紙中心線によって形成される領域のうち、前記転写手段と前記定着手段とが離れた側に設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のループ検知センサが設けられる領域に、前記記録材の通紙基準が設定されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記通紙基準は、前記記録材が収納されるカセットによって規制されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通紙基準は、前記転写手段より前記記録材の搬送方向上流側に設けられた位置規制手段によって規制されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のループ検知センサを移動させる移動手段と、前記記録材のサイズ情報に基づいて、前記移動手段を動作させる移動制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着手段、前記転写手段、前記定着手段の記録材通紙中心線及び前記転写手段の記録材通紙中心線によって形成される領域の前記転写手段と前記定着手段の距離が近い側に第2のループ検知センサが設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録材の搬送位置を検出または算出可能な位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果を基に、前記記録材の先端が前記定着手段に到達してから一定時間、前記第1のループ検知センサが作動し、前記記録材が前記定着手段に搬送されているタイミングから前記記録材の後端が前記転写手段から抜けるまでの間、前記第2のループ検知センサが作動するように、前記第1のループ検知センサと前記第2のループ検知センサとを選択する制御手段とを有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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