JP5089262B2 - 非晶質カーボン層を利用したシリンダー型キャパシターの製造方法 - Google Patents

非晶質カーボン層を利用したシリンダー型キャパシターの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5089262B2
JP5089262B2 JP2007160301A JP2007160301A JP5089262B2 JP 5089262 B2 JP5089262 B2 JP 5089262B2 JP 2007160301 A JP2007160301 A JP 2007160301A JP 2007160301 A JP2007160301 A JP 2007160301A JP 5089262 B2 JP5089262 B2 JP 5089262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
amorphous carbon
storage node
manufacturing
type capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007160301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008010866A (ja
Inventor
基 善 朴
載 盛 盧
徳 信 吉
翰 相 宋
勝 振 廉
珍 赫 金
起 正 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Hynix Inc
Original Assignee
SK Hynix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SK Hynix Inc filed Critical SK Hynix Inc
Publication of JP2008010866A publication Critical patent/JP2008010866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089262B2 publication Critical patent/JP5089262B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • H01L28/91Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、半導体素子の製造方法に関し、特に、シリンダー型キャパシターの製造方法に関する。
近年、DRAMのデザインルールが小さくなるにつれ、セルサイズは次第に小さくなっており、このことによって、所望の充電容量を確保するためにキャパシターの高さは次第に高くなり、キャパシター誘電膜の厚さはより薄くなっている。ここで、キャパシターの高さを高くし、誘電膜の厚さを薄くするのは、充電容量が電極の面積及び誘電膜の誘電率に比例し、電極の間隔、すなわち、誘電膜の厚さに反比例するからである。
特に、キャパシターの高さの増加は、後続工程をさらに難しくするため、その限界があり、誘電膜の厚さの減少に関する研究が多く行われている。
このため、誘電膜自体の開発だけでなく、使用電極がこれまでのポリシリコンから金属の材質に変更される傾向がある。これは、ポリシリコンを用いた場合、表面の自然酸化膜によって誘電膜の厚さの減少に限界があるからである。
しかし、金属電極を用いた場合は、金属材料の特性である結晶粒が発達する。例えば、TiNの場合、柱状構造(columnar structure)に成長して表面が粗くなるだけでなく、発達した結晶粒の界面または膜の欠陥などを介してウェットエッチング溶液が侵入するため、シリンダー型TiNの下部電極を形成する際のキャパシターモールド酸化膜の除去のためのウェットエッチングにおいて、下部電極の下部構造がウェットエッチング溶液によって損傷を受け、その結果、DRAMとして動作できないという不良の原因となる。
また、デザインルールが小さくなるにつれ、ウェットエッチングによるキャパシターモールド酸化膜の除去処理であるディップ−アウト(Dip−Out)において、隣接する下部電極間のブリッジ現象が発生する。
図1Aは、従来技術に係るウェットディップアウト前のキャパシター構造を示す断面図である。図1Aの断面図では、図1Bに示したように、キャパシター構造を、X−X’及びY−Y’方向の断面図を繋げた形式で示す。
図1Aに示すように、半導体基板11上にストレージノードコンタクト酸化膜12を貫通するストレージノードコンタクトプラグ13及びバリアメタル14の積層構造を形成し、ストレージノードコンタクト酸化膜12上にエッチング停止膜層15及びキャパシターモールド酸化膜層16を形成する。
続いて、キャパシターモールド酸化膜層16及びエッチング停止膜層15をエッチングしてオープン領域を形成した後、オープン領域内にシリンダー構造のストレージノード17を形成する。
上記のように、ストレージノード17を形成した後は、ストレージノード17の内壁及び外壁を全て露出させ、シリンダー構造を形成するように酸化膜ウェットディップアウトを利用してキャパシターモールド酸化膜層16を除去する。
しかし、近年、デザインルールが小さくなるにつれ、シリンダー型キャパシターを形成する処理においては、シリンダー形状のストレージノードの間隔が狭くなるため、ウェットディップアウトの最適化にもかかわらず、隣接するストレージノード間にブリッジが発生する確率がますます高くなっている。
図1Bは、従来技術に係るウェットディップアウト後のストレージノードの間にブリッジが発生する可能性を示す写真である。
図1Bに示すように、X−X’方向は、Y−Y’方向に比べて、ストレージノードの間隔が非常に狭いため、ウェットディップアウトの際にストレージノードが十分に支えられず、倒れてしまい、このため、隣接するストレージノードの間にブリッジが発生する。
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、シリンダーの高さを高くしても、ウェットディップアウトにおいて、隣接するストレージノード間のブリッジ現象を防止することができる半導体素子のキャパシター製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の本発明のシリンダー型キャパシターの製造方法は、コンタクトプラグが形成された半導体基板上に、中間層が挿入された積層構造の分離構造を形成する第1ステップと、前記分離構造をエッチングして前記コンタクトプラグの一部分を開放させるオープン領域を形成する第2ステップと、前記オープン領域上にストレージノードを形成する第3ステップと、前記分離構造の一部分をエッチングして前記ストレージノードの上部を囲むパターニングされた中間層を形成し、前記ストレージノードを支持する第4ステップと、パターニングされた前記中間層を除いた前記分離構造の残留部分を除去する第5ステップと、パターニングされた前記中間層を除去して前記ストレージノードの内壁及び外壁を全て露出する第6ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第2のシリンダー型キャパシターの製造方法は、コンタクトプラグが形成された半導体基板上に、支持層として中間層を含む分離構造を形成する第1ステップと、前記分離構造をエッチングして前記コンタクトプラグ上を開放させるオープン領域を形成する第2ステップと、前記オープン領域の内部にシリンダー型のストレージノードを形成する第3ステップと、前記分離構造の一部を除去して前記ストレージノードの一部分を露出させる第4ステップと、残留する分離構造のうち前記支持層の上の部分をエッチングして、前記ストレージノードの外壁を囲み、かつ、隣接するストレージノードの間には互いが繋がるリング状のパターニングされた支持層を形成する第5ステップと、リング状のパターニングされた前記支持層を除いた分離構造を除去するウェットディップアウトを実施する第6ステップと、リング状のパターニングされた前記支持層を除去して前記ストレージノードの内壁及び外壁を全て露出する第7ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、シリンダー構造のストレージノードを形成するために必ず用いられるウェットディップアウトの際に、ストレージノード間に生じるブリッジ現象の発生を、非晶質カーボンの中間層によって防止することができる。
また、非晶質カーボンの中間層は、シリンダー形状のストレージノードの形成が完了した後、乾式感光膜ストリップを用いて容易に除去することができるので、本発明によれば、工程の歩留まりが低下することなく、キャパシター製造を完成することができる。
図2A〜図2Iは、本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシター製造方法を示す断面図である。これらの断面図は、図3A〜3Eに示すキャパシター構造をA−A’及びB−B’方向に切断したときに得られる断面図を繋げた形式で示したものである。
図2Aに示すように、半導体基板21上にストレージノード用絶縁膜(以下、簡単に絶縁膜とも記す)22を形成した後、絶縁膜22を貫通するストレージノード用コンタクトホール(以下、ストレージノードコンタクトホールと記す)230を形成し、このストレージノードコンタクトホール230を埋め込むストレージノード用コンタクトプラグ(以下、ストレージノードコンタクトプラグと記す)23を形成する。ここで、図示されてはいないが、絶縁膜22を形成する前は、通常、ワードラインを含むトランジスタ、ビットライン工程が行われ、絶縁膜22は、酸化物質、例えば、USG膜として形成され、その厚さは1000Å〜3000Åの範囲とする。
そして、ストレージノードコンタクトプラグ23は、絶縁膜22を、ストレージノードコンタクトマスクを利用してエッチングして、ストレージノードコンタクトホール230を形成した後、ストレージノードコンタクトホール230を埋め込むまでポリシリコン膜を形成し、その後エッチバックを介して形成する。
その後、ストレージノードコンタクトプラグ23上にバリアメタル24を形成する。ここで、バリアメタル24は、CVD Tiを一定の厚さに形成し、急速熱処理アニール法(rapid thermal annealing)を利用して下のシリコンとTiとを反応させてTiSi24Aを形成した後、CVD TiN24Bを1000Å〜2000Åの範囲で形成し、CMPまたはエッチバックを用いて平坦化して形成する。
上記のバリアメタル24の形成工程は、後続のストレージノード導電膜層としてTiNを用いる場合、CVD TiN24Bを形成することなく、直接ストレージノード導電膜層のTiNを形成することによって、CVD TiN24Bの形成及び平坦化を省略することができる。
続いて、ストレージノードコンタクトプラグ23を埋め込んだ絶縁膜22上に第1分離構造100を形成する。
さらに詳しく説明すると、エッチング停止膜、キャパシターモールド層、中間層、バッファ層、及びハードマスク層を、ストレージノードコンタクトプラグ23が埋め込まれた絶縁膜上に形成した後、パターニングしてパターニングされたエッチング停止膜層25、パターニングされたキャパシターモールド層26、パターニングされた中間層27、パターニングされたバッファ層28、及びパターニングされたハードマスク層29を形成する。ここで、エッチング停止膜は、窒化膜で形成する。キャパシターモールド層26は、低温の非ドープ酸化膜のPETEOS、PSG及びBPSGからなるグループの中から選択されたいずれか1つまたは2つ以上で積層し、全体の厚さを5000Å〜15000Åの範囲とする。
そして、中間層27は、非晶質カーボンで形成し、PECVD方式にしたがって300℃〜500℃の範囲の温度で、500Å〜2000Åの範囲の厚さに形成する。
そして、バッファ層28は、低温の非ドープ酸化膜のPETEOS、PSG及びBPSGからなるグループの中から選択されたいずれか1つを500Å〜2000Åの範囲の厚さに形成する。
そして、ハードマスク層29は、PECVD方式にしたがって300℃〜500℃の範囲の温度で2000Å〜5000Åの範囲の厚さに非晶質カーボンを形成して形成する。
続いて、ハードマスク層29上に感光膜を塗布し、露光及び現象によってパターニングしてストレージノードを画定するストレージノードマスク30を形成する。ここで、ストレージノードマスク30は、ジグザグ(zigzag)アレイ(ジグザグ状の配列)を維持することが重要である。これに関する詳しい説明は後述する。
SNエッチングのためには、ストレージノードマスク30下に、すなわち、図示してはいないがハードマスク層29上にSiONまたは酸化膜を500Å〜1500Åの範囲の厚さに形成し、これを反射防止膜層として用い、ストレージノードマスク30をエッチングバリアとして用いて反射防止膜層及びハードマスク層29をエッチングし、その後、ハードマスク層29をエッチングバリアとして用いてその下側の物質をエッチングする。
すなわち、ハードマスク層29をエッチングバリアとして用いてバッファ層28、中間層27及びキャパシターモールド膜26をエッチングし、下部電極の形成される丸い形状(円筒状)のオープン領域31(open region)を形成する。このようなオープン領域31を形成するためのエッチングの際にストレージノードマスク30は全て消費され(したがって、図2Aではストレージノードマスク30を点線で示している)、ハードマスク層29が実質的にエッチングバリアの役割を果す。
その後、オープン領域31下のエッチング停止膜層25をエッチングしてストレージノードコンタクトプラグ23の上部を開放させる。
上述のオープン領域31は、ストレージノードが形成されるホールの形であるので、ストレージノードホールと称する。
上記の処理の結果、オープン領域31は、パターニングされたエッチング停止膜層25、パターニングされたキャパシターモールド層26、パターニングされた中間層27、パターニングされたバッファ層28及びハードマスク層29の順に積層された第1分離構造100によって提供される。ここで、D1及びD2はオープン領域31の直径を示しており、S1及びS2はオープン領域の間隔を示す。
図2Bに示すように、オープン領域31の表面に沿ってストレージノードとして用いられる導電膜、すなわち、ストレージノード導電膜層32を形成する。ここで、ストレージノード導電膜層32は、TiNまたはRuであり、その他の物質で形成することもできる。好ましくは、ストレージノード導電膜層32は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法またはALD(AtomicLayer Deposition)法で蒸着して、200Å〜400Åの範囲の厚さに形成する。
ここで、ストレージノード導電膜層32としてTiNを形成する場合は、下方のストレージノードコンタクトプラグ23の上に、すなわち、エッチング停止膜層25を形成する前に、CVD TiN24Bの形成及びCVD TiN24Bの平坦化を省略することもできる。すなわち、バリアメタル24及びストレージノード導電膜層32が全てTiNの場合は、別途に、バリアメタルの役割を果すTiNの形成及び平坦化を行わなくても良い。但し、バリアメタルとして用いるCVD TiN24Bの形成を省略した場合にも、ストレージノード導電膜層32であるTiNの形成前には、CVD Ti形成及び急速熱処理アニールを必ず行い、下部のストレージノードコンタクトプラグ23とストレージノード導電膜層32であるTiNとの間のオーム接触を形成して抵抗特性を改善しなければならない。
上述のストレージノード導電膜層32としてTiNを形成する場合は、TiClを原料ソースとして用い、NHを反応ガスとするCVD TiN蒸着法を用いて、400℃〜700℃の範囲の温度で形成する。
そして、Ruをストレージノード導電膜層32として用いる場合は、原料ソースとしてRu(EtCp)を用い、反応ガスとしてOガスを利用して200℃〜400℃の範囲の温度でALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて形成する。
上述のようにストレージノード導電膜層32を形成した後は、図2Cに示すように、ストレージノードの分離(storage node isolation)処理を行う。
すなわち、図2Cに示すように、ストレージノードの分離には、別途にバリアを用いずストレージノード導電膜層32を乾式エッチバック(dry etchback)する。一方、ストレージノード導電膜層32がTiNの場合のストレージノードの分離は、感光膜バリア、または、酸化膜バリアを用いたCMP、または、乾式エッチバックで行うこともできる。ここで、感光膜バリア、または、酸化膜バリアを用いる場合は、分離の際にオープン領域31内部での汚染を防止することができる。
上記のストレージノードの分離処理は、ハードマスク層29の表面が露出されるまで行い、オープン領域31内にシリンダー形状のストレージノード32Aを形成する。すなわち、CMP、または、乾式エッチバックを介してオープン領域31から離れたハードマスク層29上のストレージノード導電膜層32を除去して、オープン領域31の底及び側壁にまたがるシリンダー形状のストレージノード32Aを形成する。
続いて、図2Dに示すように、残留しているハードマスク層29を除去する。このとき、ハードマスク層29は、Oアッシングを介してストリップするが、ハードマスク層29は、感光膜と同じく酸素(O)によって容易にストリップされる。
したがって、酸素アッシング後には、ハードマスク層29が除去され、かつ、ストレージノード32Aの上部が露出され、このため、ストレージノード32Aの上部の外側では、パターニングされたバッファ層28が露出される。
続いて、図2Eに示すように、上部が露出されたストレージノード32Aを含む第2分離構造101上に犠牲層33(sacrificial layer)を形成する。第2分離構造101とは、それぞれパターニングされたエッチング停止膜層25、キャパシターモールド層26、中間層27、及びバッファ層28の構造を意味する。
このとき、犠牲層33は、ALD法を利用した蒸着によって酸化物、たとえば、SiO(これを「ALD SiO」という)として形成し、原料ガスには、HCD(Hexachloride Disilane、SiCl)、触媒物質には、ピリジン(Pyridine)、反応ガスにはHO蒸気(Vapoer)を用いる。そして、ALD SiOの蒸着温度は、100℃程度(80〜150℃の範囲)の低温に維持する。このように、犠牲層33の低温蒸着ができるALD法を用いて蒸着すると、ステップカバレッジ特性が優秀で、後続のウェットディップアウトを用いて容易に除去されるSiOを容易に形成することができる。
上述の犠牲層33の形成の際、厚さを調節して、A−A’方向(ストレージノードの間隔が狭い部分)では、隣接するストレージノード32Aの間を埋め込み(「33A」参照)、B−B’方向(ストレージノードの間隔が広い部分)では、隣接するストレージノード32Aの間を完全には埋め込まない(「33B」参照)ように、すなわち、ストレージノード32Aを含む表面上に所定の厚さで形成する。このように、犠牲層33が位置によって厚さが異なる理由は、A−A’方向では隣接するストレージノード32Aの間が狭く、B−B’方向では隣接するストレージノード32Aの間が広いからである。また、このように、犠牲層33の厚さを調節できるのは、ALD法で蒸着するからである。
続いて、図2Fに示すように、犠牲層33を乾式エッチバックによって除去する。
このように犠牲層33を乾式エッチバックした後、全てのA−A’方向及びB−B’方向のストレージノード内には、第1犠牲層33Cが残留し、A−A’方向の隣接するストレージノードの間には、隣接するストレージノードの間を埋め込む状態で第2犠牲層33Dが残留し、B−B’方向の隣接するストレージノードの間は隣接するストレージノードの間を埋め込まない状態で第3犠牲層33Eが残留する。すなわち、B−B’方向の隣接するストレージノードの間では、犠牲層33の厚さが相対的にA−A’方向に比べて薄いため、乾式エッチバック後、隣接するストレージノードの間が殆ど全て露出され、露出された各ストレージノードの上部の外周側壁にスペーサとして第3犠牲層33Eが残留する。
一方、犠牲層33の乾式エッチバックを、A−A’方向及びB−B’方向で、各ストレージノード32Aの上端部が露出されることをターゲットとして行うこと、すなわちそのような状態になるまで行うことができる。
以上の結果、犠牲層33の乾式エッチバックの後には、A−A’方向では残留する第2犠牲層33Dによって下のパターニングされたバッファ層28が露出されず、B−B’方向ではバッファ層28が露出され、第3犠牲層33Eがスペーサとして残留する。
続いて、図2Gに示すように、犠牲層33の乾式エッチバック後、連続してパターニングされたバッファ層28及びパターニングされた中間層27を順次乾式エッチバックする。このとき、パターニングされたバッファ層28及びパターニングされた中間層27の乾式エッチバックは、A−A’方向及びB−B’方向の両方で行われる。但し、A−A’方向では、残留する第2犠牲層33Dによってパターニングされたバッファ層28が覆われているため、A−A’方向ではパターニングされたバッファ層28の乾式エッチバックが行われず、B−B’方向で露出されたパターニングされたバッファ層28及びパターニングされたバッファ層28の下のパターニングされた中間層27が乾式エッチバックによって除去される。
上述のように、パターニングされたバッファ層28及びパターニングされた中間層27の乾式エッチバックの際に、A−A’方向では第2犠牲層33Dがエッチングバリアの役割を果す。ここで、A−A’方向では第2犠牲層33Dがパターニングされたバッファ層28の乾式エッチバックの際に一部が除去されることはあるが、パターニングされたバッファ層28を露出させない厚さで残留する。
以上の結果、パターニングされたバッファ層28及びパターニングされた中間層27の乾式エッチバック後、B−B’方向では、ストレージノード32Aの上部が、残留する中間層27A、残留するバッファ層28A及び第3犠牲層33Eの順で積層された、第1積層構造102(スペーサとして存在)によって支持される。これに対し、A−A’方向では、ストレージノード32Aの上部が隣接するストレージノード32Aの間を完全に埋め込む形の第2積層構造103によって支持される。第2積層構造103は、残留する中間層27A、パターニングされたバッファ層28、及び第2犠牲層33Dを含む。実質的に、スペーサとして残るB−B’方向の残留する中間層27Aは、平面でみると、ストレージノード32Aの外壁を囲むリング状のスペーサである。当然、残留するバッファ層28A及び第3犠牲層33Eもストレージノード32Aの外壁を囲むリング状をしている。
一方、パターニングされた中間層27の乾式エッチバックが全面エッチング方式で行われるため、A−A’方向では繋がった構造で残留する中間層27Aが形成され、B−B’方向では断切された状態で残留する中間層27Aが形成される。したがって、残留する中間層27Aは、それぞれのストレージノード32Aの外壁を囲むリング状となる。このような残留する中間層27Aの構造は、後述の図3D及び図3Eに詳しく示されている。
続いて、図2Hに示すように、酸化膜ウェットディップアウトを行う。このとき、酸化膜ウェットディップアウトによって、A−A’方向では、酸化膜物質の第1犠牲層33C及び第2犠牲層33D、パターニングされたバッファ層28及びパターニングされたキャパシターモールド層26が全て除去され、B−B’方向では、酸化膜物質の第3犠牲層33E、残留するバッファ層28A及びパターニングされたキャパシターモールド層26が全て除去される。好ましくは、酸化膜ウェットディップアウトの際、酸化膜エッチング液としては、BOEまたはHF溶液を用い、ディップアウト時間は、犠牲酸化膜層(33C、33D、33E)、バッファ酸化膜層(28、28A)、キャパシターモールド酸化膜層(26)を全て除去することができる時間とする。
A−A’方向でも、パターニングされたキャパシターモールド層26が全て除去されるのは、B−B’方向から侵入される酸化膜エッチング液が残留する中間層27A下のA−A’方向にも流れ込むからである。したがって、A−A’方向及びB−B’の両方で、残留する中間層27Aの下に、パターニングされたキャパシターモールド層26が除去され、空の空間26Aが形成される。上記の酸化膜ウェットディップアウト後に、残留する中間層27Aによって支持されているシリンダー構造のストレージノード32Aが完成する。
続いて、図2Iに示すように、乾燥式感光膜除去を行って残りの残留する中間層27Aを除去する。残留する中間層27Aは、上述のように、感光膜除去(例えば、酸素を利用して除去)によって容易に除去される。
図示してはいないが、後続の工程として誘電膜の形成及び上部電極の形成を行い、シリンダー構造のキャパシターを完成する。
図3Aは、本発明の実施形態に係るオープン領域31を示す平面図であって、オープン領域31の直径D1、D2は、A−A’及びB−B’の両方向とも同じであり(D1=D2)、オープン領域31の間隔S1、S2は、A−A’方向における第1間隔S1よりB−B’方向における第2間隔S2の方が広い。
図3Bは、本発明の実施形態に係るストレージノード分離後の状態を示した平面図であって、ストレージノード32Aが第1分離構造100によって支持されていることが分かる。
図3Cは、ハードマスク層29除去後の状態を示す斜視図であって、ハードマスク層29除去後、隣接するストレージノード32Aの間には、パターニングされたエッチング停止膜層25、パターニングされたキャパシターモールド層26、パターニングされた中間層27及びパターニングされたバッファ層28の順に積層された第2分離構造101が残留し、第2分離構造101によってストレージノード32Aの上部が露出されている。
図3D及び図3Eは、酸化膜のウェットディップアウト後の状態を示す斜視図及び平面図であって、それぞれのストレージノード32Aの外壁をリング状の残留する中間層27Aが囲んでおり、残留する各中間層27Aは、A−A’方向及びA−A’方向に垂直となる方向では、互いに接続された構造になっている。したがって、残留する中間層27Aは、ストレージノード32Aの間に位置し、それぞれのストレージノード32Aの外壁に略同じ高さで固定された構造になっている。
即ち、各ストレージノード32Aは、A−A’方向では互いに繋がったリング状の残留する中間層27Aによって支持されている状態となり、B−B’方向では互いに繋がっていないリング状に残留する中間層27Aによって支持されている状態となる。ここで、A−A’方向の残留する中間層27A及びB−B’方向の残留する中間層27Aは繋がった状態であるため、全ての方向でストレージノード32Aを支持する役割を果すことができる。上述のように、酸化膜のウェットディップアウト時に隣接するストレージノード32Aが残留する中間層27Aにより支持され、ウェットディップアウト後も、ストレージノード32A間のブリッジ現象が防止される。
上述の実施形態によると、ストレージノードの支持構造物に非晶質カーボン系の中間層を挿入することによって、後続の酸化膜のウェットディップアウトの際にもストレージノードが倒れることを防止し、隣接するストレージノードの間のブリッジを防止する。すなわち、シリンダー構造のストレージノードを形成するために必ず用いられるウェットディップアウトの際に発生するシリンダー間のブリッジ現象を、非晶質カーボンの中間層で防止することができ、これによって、ストレージノードの高さを最大限に高くすることができ、キャパシタンスを十分に確保することができる。
そして、本発明では、非晶質カーボン系からなる残留する中間層まで除去した後、誘電膜を形成するので、ストレージノードと誘電膜との接触面積を広くしてキャパシタンスを十分に確保することができる。
上述のように本発明は、シリンダー構造のストレージノードを形成するために必ず用いられるウェットディップアウトの際に発生するストレージノードの間のブリッジ現象を非晶質カーボンの中間層で防止できる効果を奏する。
また、非晶質カーボンの中間層は、シリンダー形状のストレージノードの形成が完了した後、乾式感光膜ストリップを用いて容易に除去することができるので、工程の歩留まりが低下することなく、キャパシター製造を完成することができる効果がある。
尚、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
従来技術に係るウェットディップアウト前のキャパシターの構造を示す断面図である。 従来技術に係るウェットディップアウト後のストレージノードの間のブリッジの可能性を示す写真である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るシリンダー構造のキャパシターの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るオープン領域を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るストレージノード分離後の状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る非晶質カーボンハードマスク層の除去後の状態を示す斜視図である。 酸化膜ウェットディップアウト後の状態を示す斜視図である。 酸化膜ウェットディップアウト後の状態を示す平面図である。
符号の説明
21 半導体基板
22 絶縁膜(ストレージノード用絶縁膜)
23 ストレージノードコンタクトプラグ(ストレージノード用コンタクトプラグ)
24 バリアメタル
25 エッチング停止膜層
26 キャパシターモールド層(酸化膜)
27、27A 中間層(非晶質カーボン)
28 バッファ層(酸化膜)
29 ハードマスク層(非晶質カーボン)
31 オープン領域
32 ストレージノード導電膜層
32A ストレージノード
33、33C、33D 犠牲層(酸化膜)

Claims (36)

  1. コンタクトプラグが形成された半導体基板上に、中間層が挿入された積層構造の分離構造を形成する第1ステップと、
    前記分離構造をエッチングして前記コンタクトプラグの一部分を開放させるオープン領域を形成する第2ステップと、
    前記オープン領域上にストレージノードを形成する第3ステップと、
    前記分離構造の一部分をエッチングして前記ストレージノードの一部分を囲むパターニングされた前記中間層を形成し、前記ストレージノードを支持する第4ステップと、
    パターニングされた前記中間層を除いた前記分離構造の残留部分を除去する第5ステップと、
    パターニングされた前記中間層を除去して前記ストレージノードの内壁及び外壁を全て露出する第6ステップと
    を含むことを特徴とするシリンダー型キャパシターの製造方法。
  2. 前記オープン領域を形成する前記第2ステップにおいて、
    前記オープン領域が、マスクを利用して形成され、
    一方向に隣接する前記オープン領域の間隔よりも、前記一方向と異なる別の方向に隣接する前記オープン領域の間隔が広いことを特徴とする請求項1に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  3. 前記中間層が、第1非晶質カーボン層からなり、
    前記オープン領域を形成する前記第2ステップが、
    第1絶縁膜層、前記第1非晶質カーボン層、第2絶縁膜層及び第2非晶質カーボン層を半導体基板に積層する第7ステップと、
    前記第2非晶質カーボン層上にマスクを形成する第8ステップと、
    前記マスクをエッチングバリアとして用いて前記第2非晶質カーボン層をエッチングしてハードマスクを形成する第9ステップと、
    前記ハードマスクを用いて前記第2絶縁膜層、前記第1非晶質カーボン層及び前記第1絶縁膜層をエッチングする第10ステップと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  4. 前記第1絶縁膜層及び前記第2絶縁膜層が、酸化膜で形成されることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  5. 前記第1絶縁膜層を形成する前に前記半導体基板上にエッチング停止膜層をさらに形成し、
    前記ハードマスクを用いて前記第2絶縁膜層、前記第1非晶質カーボン層及び前記第1絶縁膜層をエッチングした後、前記エッチング停止膜層をエッチングして前記オープン領域を形成することを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  6. 前記エッチング停止膜層が、窒化膜で形成されることを特徴とする請求項5に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  7. 前記第1非晶質カーボン層が、PECVD方式を利用して300℃〜500℃の範囲の温度で500Å〜2000Åの範囲の厚さに形成されることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  8. 前記第2非晶質カーボン層が、PECVD方式を利用して300℃〜500℃の範囲の温度で2000Å〜5000Åの範囲の厚さに形成されることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  9. 前記第2非晶質カーボン層を形成した後、且つ、前記マスクを形成する前に、追加ハードマスクを形成することを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  10. 前記追加ハードマスクが、SiONまたは低温非ドープの酸化膜で500Å〜1500Åの範囲の厚さに形成されることを特徴とする請求項9に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  11. 前記分離構造において、
    前記第1絶縁膜層が、PE−TEOS、PSG及びBPSGからなる群の中から選択されるいずれか1つで5000Å〜15000Åの範囲の厚さに形成され、
    前記第2絶縁膜層が、PE−TEOS、PSG及びBPSGからなる群の中から選択されるいずれか1つで2000Å〜5000Åの範囲の厚さに形成されることを特徴とする請求項3に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  12. パターニングされた前記中間層を形成する前記第4ステップが、
    前記ストレージノードの形成後に前記分離構造の前記第2非晶質カーボン層を除去する第11ステップと、
    前記第2非晶質カーボン層の除去後、上部が露出されたストレージノードを含む全面に犠牲層を形成する第12ステップと、
    前記犠牲層を選択的にエッチングする第13ステップと、
    前記犠牲層をエッチングバリアとして用いて前記分離構造のうち前記第1非晶質カーボン層の上の部分をエッチングし、繋がったリング状の、前記ストレージノードの中間外壁を囲むパターニングされた前記中間層を形成する第14ステップと
    を含み、
    リング状のパターニングされた前記中間層の形成後、残留する犠牲層が、パターニングされた前記中間層を除く前記分離層構造を除去するときに、同時に除去されることを特徴とする請求項3〜11のいずれか1項に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  13. 前記第2非晶質カーボン層を除去する前記第11ステップが、
    酸素雰囲気のプラズマによって行われることを特徴とする請求項12に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  14. 前記犠牲層を形成する前記第12ステップが、
    前記ストレージノードの間隔が所定の間隔である部分では、隣接するストレージノードの間を埋め込み、前記ストレージノードの間隔が前記所定の間隔よりも広い部分では、隣接するストレージノードの間を埋め込まない厚さに形成されることを特徴とする請求項12に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  15. 前記犠牲層が、
    ALD法を利用してSiOで形成されることを特徴とする請求項14に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  16. 前記犠牲層のALD法による形成の際、
    原料ソースとしてHCD(Hexachloride Disilane)を用い、
    触媒物質としてピリジンを用い、
    反応ガスとしてHO蒸気を用いることを特徴とする請求項15に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  17. 前記犠牲層のALD法による形成が、100℃〜150℃の範囲の温度で行われることを特徴とする請求項16に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  18. 前記犠牲層を選択的にエッチングする前記第13ステップ、及び前記犠牲層をエッチングバリアとして用いて前記分離構造のうち第1非晶質カーボン層の上の部分をエッチングする前記第14ステップが、
    乾式エッチバックで行われることを特徴とする請求項12に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  19. 前記ストレージノードを形成する前記第3ステップが、
    前記オープン領域の表面及び前記分離構造の上部の表面に沿ってストレージノード導電膜層を形成する第15ステップと、
    前記分離構造の上部の表面に形成された前記導電膜層を選択的に除去する第16ステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  20. 前記ストレージノード導電膜層が、TiNまたはRuで形成されることを特徴とする請求項19に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  21. 前記導電層を除去する前記第16ステップが、バリアのない乾式エッチバックで行われることを特徴とする請求項19に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  22. 前記導電層を除去する前記第16ステップが、感光膜バリアまたは酸化膜バリアを利用したCMPまたは乾式エッチバックで行われることを特徴とする請求項19に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  23. 前記中間層が、非晶質カーボン層であり、
    前記分離構造が、前記中間層を除いた残りの部分が全て酸化膜であり、
    パターニングされた前記中間層を除いた前記分離構造の残留部分を除去する前記第5ステップが、ウェットディップアウトを用いて行われることを特徴とする請求項1に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  24. 前記ウェットディップアウトが、BOE溶液またはHF溶液を用いて酸化膜ウェットディップアウトとして行われることを特徴とする請求項23に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  25. パターニングされた前記中間層を除去して前記ストレージノードの内壁及び外壁を全て露出する前記第6ステップが、
    酸素雰囲気のプラズマを用いて行われることを特徴とする請求項1に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  26. コンタクトプラグが形成された半導体基板上に、支持層として中間層を含む分離構造を形成する第1ステップと、
    前記分離構造をエッチングして前記コンタクトプラグ上を開放させるオープン領域を形成する第2ステップと、
    前記オープン領域の内部にシリンダー型のストレージノードを形成する第3ステップと、
    前記分離構造の一部を除去して前記ストレージノードの一部分を露出させる第4ステップと、
    残留する分離構造のうち前記支持層の上の部分をエッチングして、前記ストレージノードの外壁を囲み、かつ、隣接するストレージノードの間には互いが繋がるリング状のパターニングされた支持層を形成する第5ステップと、
    リング状のパターニングされた前記支持層を除いた分離構造を除去するウェットディップアウトを実施する第6ステップと、
    リング状のパターニングされた前記支持層を除去して前記ストレージノードの内壁及び外壁を全て露出する第7ステップと
    を含むことを特徴とするシリンダー型キャパシターの製造方法。
  27. 前記支持層が、第1非晶質カーボン層を含み、
    前記分離構造が、第1酸化膜、前記第1非晶質カーボン層、第2酸化膜及び第2非晶質カーボン層を積層して形成され、
    前記分離構造の一部を除去して前記ストレージノードの上部を露出させる前記第4ステップにおいて、前記第2非晶質カーボン層が除去されることを特徴とする請求項26に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  28. 前記第1非晶質カーボン層及び前記2非晶質カーボン層が、PECVD法を利用して300℃〜500℃の範囲の温度で形成されることを特徴とする請求項27に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  29. 前記第1酸化膜及び前記第2酸化膜が、PE−TEOS、PSG及びBPSGからなる群の中から選択されるいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項27に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  30. 前記第4ステップにおいて、前記第2非晶質カーボン層の除去が、
    酸素雰囲気のプラズマによって行われることを特徴とする請求項27に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  31. 前記第2非晶質カーボン層の除去後、
    上部が露出した前記ストレージノードを含む全面に犠牲層を形成する第8ステップと、
    前記犠牲層を選択的に乾式エッチバックしてスペーサとして残留させる第9ステップと、
    スペーサとして残留する前記犠牲層をエッチングバリアとして用いて、前記分離構造のうち前記第1非晶質カーボン層の上の部分をエッチングし、前記第1非晶質カーボン層からなるリング状のパターニングされた前記支持層を形成する第10ステップと
    をさらに含み、
    リング状のパターニングされた前記支持層の形成後に残留する前記犠牲層が、前記分離構造のウェットディップアウトの際に同時に除去されることを特徴とする請求項30に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  32. 前記犠牲層を形成する前記第8ステップが、
    前記ストレージノードの間隔が所定の間隔である部分では、隣接するストレージノードの間を埋め込み、前記ストレージノードの間隔が前記所定の間隔よりも広い部分では隣接するストレージノードの間を埋め込まない厚さに形成されることを特徴とする請求項31に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  33. 前記第8ステップにおいて、前記犠牲層が、ALD法を利用してSiOで形成されることを特徴とする請求項32に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  34. 前記第8ステップにおいて、前記犠牲層のALD法による形成の際、
    原料ソースとしてHCDを用い、触媒物質としてピリジンを用い、反応ガスとしてHO蒸気を用いることを特徴とする請求項33に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  35. 前記第8ステップにおいて、前記犠牲層のALD法による形成が、100℃〜150℃の範囲の温度で行われることを特徴とする請求項34に記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
  36. リング状のパターニングされた前記支持層を形成する前記第5ステップにおいて、
    前記支持層のエッチングが、乾式エッチバックを利用して行われることを特徴とする請求項26〜35のいずれかに記載のシリンダー型キャパシターの製造方法。
JP2007160301A 2006-06-29 2007-06-18 非晶質カーボン層を利用したシリンダー型キャパシターの製造方法 Expired - Fee Related JP5089262B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2006-0059251 2006-06-29
KR1020060059251A KR100716641B1 (ko) 2006-06-29 2006-06-29 비정질카본층을 이용한 실린더형 캐패시터 제조 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008010866A JP2008010866A (ja) 2008-01-17
JP5089262B2 true JP5089262B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=38270313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007160301A Expired - Fee Related JP5089262B2 (ja) 2006-06-29 2007-06-18 非晶質カーボン層を利用したシリンダー型キャパシターの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7670903B2 (ja)
JP (1) JP5089262B2 (ja)
KR (1) KR100716641B1 (ja)
CN (1) CN101097852B (ja)
TW (1) TWI333696B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6346730B1 (en) * 1999-04-06 2002-02-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal display device having a pixel TFT formed in a display region and a drive circuit formed in the periphery of the display region on the same substrate
KR100886642B1 (ko) * 2006-02-28 2009-03-04 주식회사 하이닉스반도체 캐패시터의 제조 방법
KR100881728B1 (ko) * 2007-05-04 2009-02-06 주식회사 하이닉스반도체 루테늄전극을 구비한 반도체소자 및 그 제조 방법
KR101262225B1 (ko) 2007-10-23 2013-05-15 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 제조 방법
KR100979243B1 (ko) 2008-04-29 2010-08-31 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자 및 그의 제조방법
KR101022670B1 (ko) 2008-07-18 2011-03-22 주식회사 하이닉스반도체 다층의 필라형 전하저장전극을 구비한 반도체장치 및 그제조 방법
TWI358793B (en) * 2008-08-25 2012-02-21 Nanya Technology Corp Method of fabricating storage node of stack capaci
US7923343B2 (en) * 2008-08-28 2011-04-12 Hynix Semiconductor Inc. Capacitor of semiconductor device and method for forming the same
KR101022671B1 (ko) * 2008-11-20 2011-03-22 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 캐패시터 형성 방법
KR101563490B1 (ko) 2009-03-17 2015-10-28 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 제조 방법
KR101589912B1 (ko) * 2009-03-20 2016-02-01 삼성전자주식회사 커패시터 및 이의 제조 방법
KR101090369B1 (ko) 2010-07-07 2011-12-07 주식회사 하이닉스반도체 캐패시터 제조 방법
KR101780050B1 (ko) 2011-02-28 2017-09-20 삼성전자주식회사 반도체 기억 소자 및 반도체 기억 소자의 형성 방법
KR101728320B1 (ko) * 2011-06-30 2017-04-20 삼성전자 주식회사 반도체 소자의 제조 방법
KR101218506B1 (ko) * 2011-09-23 2013-01-21 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 소자의 제조 방법
KR102421733B1 (ko) * 2015-09-08 2022-07-15 삼성전자주식회사 에지 칩을 갖는 반도체 소자 형성 방법 및 관련된 소자
CN111599810B (zh) * 2019-02-20 2023-07-25 华邦电子股份有限公司 动态随机存取存储器及其制造方法
CN113678265B (zh) * 2019-03-29 2024-03-26 株式会社钟化 太阳能电池的制造方法、半成品太阳能电池基板及太阳能电池
US11011521B2 (en) * 2019-05-28 2021-05-18 Micron Technology, Inc. Semiconductor structure patterning
CN113451310B (zh) * 2020-03-27 2022-03-22 长鑫存储技术有限公司 半导体器件及半导体器件的形成方法
CN112599435A (zh) * 2020-12-08 2021-04-02 上海华力集成电路制造有限公司 监测非晶碳膜放电缺陷的方法和结构
CN112928069B (zh) * 2021-02-05 2023-02-28 长鑫存储技术有限公司 半导体结构的制作方法及半导体结构
CN113161483B (zh) * 2021-04-07 2022-06-10 长鑫存储技术有限公司 半导体器件的制备方法和半导体器件
US12062690B2 (en) 2021-07-05 2024-08-13 Changxin Memory Technologies, Inc. Capacitor array structure and method for forming same
CN115643745A (zh) * 2021-07-05 2023-01-24 长鑫存储技术有限公司 电容阵列结构及其形成方法
US12021114B2 (en) 2022-05-19 2024-06-25 Nanya Technology Corporation Semiconductor structure with single side capacitor
TWI817672B (zh) * 2022-05-19 2023-10-01 南亞科技股份有限公司 具有單側電容器的半導體結構
US12051719B2 (en) 2022-05-19 2024-07-30 Nanya Technology Corporation Method for manufacturing semiconductor structure with single side capacitor

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100308622B1 (ko) * 1999-04-12 2001-11-01 윤종용 디램 셀 캐패시터 및 제조 방법
JP4223189B2 (ja) 2000-12-26 2009-02-12 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP4060572B2 (ja) * 2001-11-06 2008-03-12 株式会社東芝 半導体記憶装置及びその製造方法
US6737313B1 (en) * 2003-04-16 2004-05-18 Micron Technology, Inc. Surface treatment of an oxide layer to enhance adhesion of a ruthenium metal layer
KR20050045608A (ko) * 2003-11-12 2005-05-17 삼성전자주식회사 반도체 장치 제조방법.
US6962846B2 (en) * 2003-11-13 2005-11-08 Micron Technology, Inc. Methods of forming a double-sided capacitor or a contact using a sacrificial structure
KR100568733B1 (ko) 2004-02-10 2006-04-07 삼성전자주식회사 개선된 구조적 안정성을 갖는 캐패시터와 그 제조 방법 및이를 포함하는 반도체 장치와 그 제조 방법
US7153778B2 (en) * 2004-02-20 2006-12-26 Micron Technology, Inc. Methods of forming openings, and methods of forming container capacitors
KR100625395B1 (ko) 2004-02-23 2006-09-19 주식회사 하이닉스반도체 캐패시터 제조 방법
KR100533959B1 (ko) * 2004-06-30 2005-12-06 삼성전자주식회사 반도체 장치 제조 방법
JP2006135261A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Elpida Memory Inc キャパシタの製造方法
KR100596795B1 (ko) * 2004-12-16 2006-07-05 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 캐패시터 및 그 형성방법
KR100688058B1 (ko) * 2004-12-28 2007-03-02 주식회사 하이닉스반도체 비정질카본을 이용한 반도체메모리장치의 캐패시터 제조방법
KR100584783B1 (ko) * 2005-02-24 2006-05-30 삼성전자주식회사 복합막 형성 방법과 이를 이용한 게이트 구조물 및 커패시터 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN101097852B (zh) 2010-07-14
TW200802900A (en) 2008-01-01
JP2008010866A (ja) 2008-01-17
US7670903B2 (en) 2010-03-02
TWI333696B (en) 2010-11-21
CN101097852A (zh) 2008-01-02
KR100716641B1 (ko) 2007-05-09
US20080003741A1 (en) 2008-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089262B2 (ja) 非晶質カーボン層を利用したシリンダー型キャパシターの製造方法
KR100799152B1 (ko) 스토리지노드 쓰러짐을 방지한 실린더형 캐패시터의 제조방법
US8878272B2 (en) Semiconductor device having stacked storage nodes of capacitors in cell region separated from peripheral region
US8134195B2 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
JP4543392B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6867096B2 (en) Method of fabricating semiconductor device having capacitor
JP2006013516A (ja) 半導体メモリ素子の製造方法
JP2008016688A (ja) 半導体装置の製造方法
CN110970402A (zh) 电容器阵列结构、半导体器件及其制备方法
CN113675146A (zh) 半导体结构及其形成方法和存储器
KR101845977B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP4916168B2 (ja) シリンダ構造のキャパシタを有する半導体メモリ装置の製造方法
US20100127317A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
US6844229B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device having storage electrode of capacitor
JP2010153418A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
KR100889321B1 (ko) 원통형 하부전극을 구비한 캐패시터 제조 방법
JP5063061B2 (ja) 半導体素子のキャパシタの製造方法
CN112652623A (zh) 半导体器件的制作方法
US20090197384A1 (en) Semiconductor memory device and method for manufacturing semiconductor memory device
WO2022198953A1 (zh) 一种半导体存储装置及其制作方法
KR100587032B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 제조방법
JP2009147269A (ja) 半導体装置およびその製造方法
WO2014148561A1 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20120052504A (ko) 이중 실린더형 스토리지노드를 구비하는 캐패시터 및 그 제조 방법
JP2011054676A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees