JP4545624B2 - ステアリングダンパ取り付け構造 - Google Patents

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    • B62K21/00Steering devices
    • B62K21/08Steering dampers

Description

この発明は、自動二輪車等の車両におけるステアリングダンパの取り付け構造に関する。
従来、上記ステアリングダンパを、車体フレームのヘッドパイプ後方であって左右のメインフレーム間に配置することで、ステアリングダンパの車体フレーム上面からの突出高さを抑えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−347684号公報
ところで、前記ヘッドパイプの後方には、エアクリーナボックスから前方に延びて車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクトが配設されることがあるため、このような吸気ダクトへの影響を抑えつつステアリングダンパをヘッドパイプ後方にコンパクトに配置できるような構成が要望されている。
そこでこの発明は、車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクトへの影響を抑えつつステアリングダンパをヘッドパイプ後方にコンパクトに配置することができるステアリングダンパ取り付け構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体フレーム(例えば実施例の車体フレーム5)前端部のヘッドパイプ(例えば実施例のヘッドパイプ6)から左右に分かれて車体後方へ延びる左右一対のメインフレーム(例えば実施例のメインフレーム7)を備え、前記ヘッドパイプに前輪(例えば実施例の前輪2)を操舵するための操舵系を回動自在に支持させ、該操舵系に減衰力を与えるステアリングダンパ(例えば実施例のステアリングダンパ100)を前記左右のメインフレーム間に配置した車両(例えば実施例の自動二輪車1)において、前記車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクト(例えば実施例の吸気ダクト80)の上方又は下方に前記ステアリングダンパを配置し、前記操舵系が、前記ヘッドパイプに回動自在に枢支されたステアリングシャフト(例えば実施例のステアリングシャフト4c)と、左右のフロントフォーク(例えば実施例のフロントフォーク3)と、該各フロントフォークとステアリングシャフトとを連結するブリッジ部材(例えば実施例のトップブリッジ4a、ボトムブリッジ4b)とを有してなり、前記ステアリングダンパが、前記ブリッジ部材から後方に突出する連結部(例えば実施例の連結部105c)とリンク機構(例えば実施例のリンク機構105)を介して連結されることを特徴とする。
この構成によれば、ステアリングダンパの車体フレーム上面からの突出高さを抑え、ヘッドパイプ周りの各部品を効率良くコンパクトに配置することができる。また、ステアリングダンパを車体フレーム内側に落とし込むことで目立たなくして外観性を向上できる。さらに、ステアリングダンパ位置が下がることで運転者が上体を伏せ易くなり、カウルの小型化及び走行性能の向上を図ることができる。しかも、車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクトがステアリングダンパを迂回する場合と比べてストレートに近くなり、吸気抵抗を抑えて外気(走行風)を良好に導入することができる。また、操舵系部品とステアリングダンパとの相対的な取り付け公差を吸収してステアリングダンパを良好に作動させることができると共に、ブリッジ部材に対するリンク機構のレイアウト自由度を高めることができる。
ここで、請求項2に記載した発明のように、前記ステアリングダンパが、ハウジング(例えば実施例のハウジング102)内の油室(例えば実施例の油室101)を区画するベーン(例えば実施例のベーン103)の揺動により減衰力を発生させるロータリ式であると共に、その回転軸(例えば実施例のシャフト104)が車体左右方向の略中心に配置されることで、複動シリンダを用いたロッド式のものと比べてステアリングダンパ自体がコンパクトになると共に、回転軸をヘッドパイプに近接して配置できるため、その配置自由度を高めることができる。
また、請求項3に記載した発明のように、前記ステアリングダンパが、所定のパラメータに応じて減衰力を変化させる電子制御式であれば、ステアリングダンパにその制御ユニットが一体に設けられるような場合でも、車体フレーム上面からの突出高さを抑えてコンパクトに配置することができる。
さらにまた、請求項に記載した発明のように、前記ステアリングダンパがタンクカバー(例えば実施例のタンクカバー22)内に配置されることで、機能部品を目立たなくしてヘッドパイプ周りの外観性を向上できる。
しかも、請求項に記載した発明のように、前記吸気ダクトが車体前方に向けて開口し、その後部を前記左右のメインフレーム間に配置されたエアボックス(例えば実施例のエアクリーナボックス19)に連結し、前記ヘッドパイプの後方で、かつ、該エアボックスと前記ヘッドパイプとに挟まれた空間に前記ステアリングダンパを配置することで、ヘッドパイプ周りの各部品をより一層コンパクトに配置することができる。
また、請求項6に記載した発明は、前記リンク機構は、前記ステアリングダンパのシャフト(例えば実施例のシャフト104)に基端部が結合され車幅方向に延びるアーム(例えば実施例のアーム105a)と、該アームの先端部に球面支持部を介して一端部が連結され車両前後方向前方に延びるロッド(例えば実施例のロッド105b)と、を有してなり、前記ロッドの他端部には同じく球面支持部が設けられ、該球面支持部を介して前記ロッドの他端部が前記ブリッジ部材左側から後方に突出する連結部(例えば実施例の連結部105c)に連結されることを特徴とする。
また、請求項7に記載した発明は、前記車体フレームの前端部内側には、前記ヘッドパイプ及び両メインフレーム前部に渡るガセット(例えば実施例のガセット61)が設けられ、該ガセットは、上面視で前方に凸となるように湾曲する湾曲壁部(例えば実施例の湾曲壁部62)と、該湾曲壁部の下縁から前方に延びる下壁部(例えば実施例の下壁部63)と、を有してなり、前記湾曲壁部は、前記ヘッドパイプの上部後端部及び前記メインフレームの前部上縁部から下方に向けて、前記ヘッドパイプに対して徐々に離間するように斜めに延び、前記メインフレームの下縁部と側面視で重なる平坦な前記下壁部の後縁に連なることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、請求項1に記載した発明によれば、車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクトへの影響を抑えつつ、ステアリングダンパをヘッドパイプ後方にコンパクトに配置することができる。また、ステアリングダンパを良好に作動させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、ステアリングダンパの配置自由度を高めることができる。
請求項3に記載した発明によれば、電子制御式のステアリングダンパをコンパクトに配置することができる。
請求項に記載した発明によれば、ヘッドパイプ周りの外観性を向上させることができる。
請求項に記載した発明によれば、ステアリングダンパをより一層コンパクトに配置することができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク3はステアリングステム4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。ヘッドパイプ6からは左右のメインフレーム7が斜め下後方に延び、該各メインフレーム7の後端部が左右のピボットプレート8の上部にそれぞれ連なる。
各ピボットプレート8にはスイングアーム11の前端部が揺動可能に枢支される一方、該スイングアーム11の後端部には後輪12が軸支される。スイングアーム11の前端部近傍にはリアクッション13が配設され、該リアクッション13の一端部がスイングアーム11に、他端部がリンク機構14を介してピボットプレート8のピボット軸よりも下方となる部位に各々連結される。
車体フレーム5の下方には、自動二輪車1の原動機である水冷式並列四気筒型のエンジン15が配設される。エンジン15は、その下部を形成するクランクケース16上にシリンダ部17が斜め上前方に立ち上がる構成を有し、シリンダ部17前方にはエンジン15冷却用のラジエータ18が配設され、シリンダ部17上方にはエアクリーナボックス(エアボックス)19が配設され、該エアクリーナボックス19後方には燃料タンク21が配設される。エアクリーナボックス19の上部は、燃料タンク21と面一をなすタンクカバー22で覆われる。
図2を併せて参照して説明すると、燃料タンク21の前端部21aは、側面視でメインフレーム7の前後方向略中央と重なる位置において概ね垂直にカットされるように設けられる。この前端部21aの前方にその外表面と連続する外表面を有するタンクカバー22が連接されることで、一体的なタンク形状が形成される。このようなタンクカバー22は、両メインフレーム7前部間に配置されたエアクリーナボックス19、及び該エアクリーナボックス19とヘッドパイプ6とに挟まれた空間に配置されたステアリングダンパ100を上方から覆っている。
エアクリーナボックス19の下壁部には、各気筒に対応する四連のスロットルボディ23の上流側が接続される。各スロットルボディ23の下流側はシリンダ部17後部の吸気ポートに接続される。エアクリーナボックス19内には、各スロットルボディ23に連なるファンネル24が配列される。
エアクリーナボックス19前部には、車体フレーム5のヘッドパイプ6近傍を貫通してフロントカウル46前端部で開口する吸気ダクト80が接続される。この吸気ダクト80を介して、エアクリーナボックス19内に外気(走行風)を導入可能であり、高速走行時には走行風圧を過給圧として利用する所謂ラム圧過給を可能としている。吸気ダクト80内には、その吸気経路を可変とする吸気バルブ81が設けられる。
エアクリーナボックス19内に導入された外気は、エアクリーナエレメント25を通過してろ過された後に各ファンネル24内に導かれ、各スロットルボディ23に設けられた第一インジェクタ26aから噴射された燃料と共にエンジン15に供給される。エアクリーナボックス19の上壁部には、例えばエンジン高回転時に各ファンネル24に向けて燃料を噴射する各気筒に対応する第二インジェクタ26bが設けられる。
各メインフレーム7の上部後側には、後上がりに傾斜するシートフレーム27の前端部が締結される。該シートフレーム27には、燃料タンク21の後方に位置する運転者用のシート28a及びその後方に位置する後部搭乗者用のピリオンシート28b、並びにピリオンシート28b下に配設されるサイレンサ31が支持される。各ピボットプレート8の後部には運転者用のステップ32aが取り付けられ、シートフレーム27両側の下部には後部搭乗者用のステップ32bが取り付けられる。
各フロントフォーク3の上端部には、前輪転舵用の左右のハンドル33が取り付けられる。各フロントフォーク3の下端部にはブレーキキャリパ34が取り付けられ、該各ブレーキキャリパ34に対応するブレーキディスク35が前輪2のハブ部両側に取り付けられて、自動二輪車1のフロントディスクブレーキが構成される。ヘッドパイプ6の後方には、前輪操舵系に減衰力を付与するステアリングダンパ100が配設される。
ここで、前記前輪操舵系(以下、単に操舵系という)は、ステアリングステム4及び各フロントフォーク3を有してなる。また、ステアリングステム4は、ヘッドパイプ6に挿通されて回動自在に枢支されるステアリングシャフト4cと、該ステアリングシャフト4aと各フロントフォーク3とを連結するトップブリッジ(ブリッジ部材)4a及びボトムブリッジ(ブリッジ部材)4bとを有してなる。
後輪12のハブ部左側にはリアスプロケット36が取り付けられ、このリアスプロケット36とエンジン15後部左側のドライブスプロケット37とにドライブチェーン38が掛け回されて、エンジン15と後輪12との間の動力伝達が可能とされる。なお、後輪12右側には、前記フロントディスクブレーキと同様の構成のリアディスクブレーキが設けられる。
シリンダ部17前部の排気ポートには各気筒に対応する排気管41が接続される。これら各排気管41は、エンジン15の前方及び下方を通過しつつ一本にまとめられた後にスイングアーム11前部右側で立ち上がり、シートフレーム27近傍まで取り回されて前記サイレンサ31に接続される。なお、符号42は排気浄化用の排気触媒を、符号43は排気管41内の流通面積を変化させる排気デバイスをそれぞれ示す。
車体後部にはシートフレーム27周辺を覆うリアカウル44が装着され、車体中央両側にはエンジン15周辺を覆うセンターカウル45が装着され、車体前部にはヘッドパイプ6周辺を覆う前記フロントカウル46が装着される。フロントカウル46の内側には、前記吸気ダクト80における車体フレーム5前端部からフロントカウル46前端部までの吸気経路を形成するカウル内ダクト82が配設される。
図3,4に示すように、車体フレーム5は、ヘッドパイプ6と各ピボットプレート8とをそれぞれ各メインフレーム7で直線的につなぐ所謂ツインチューブフレームであり、かつ自身が懸架するエンジン15を強度部材として利用する所謂ダイヤモンド式フレーム構造とされる。このような車体フレーム5は、アルミニウム合金を原料とした複数の鋳造部品を一体に溶接結合してなる。なお、前記シートフレーム27は、アルミニウム合金を原料とした鋳造部品である左右の分割体からなり、これらの前端部を車体フレーム5後端部に一体に締結すると共に、後端部においては互いに一体に締結してなる。
ヘッドパイプ6は、上部が後方に位置するように傾斜した円筒状のもので、その軸線と略直交する後下がりの傾斜平面Sに沿うようにして、各メインフレーム7が後方へ延出する。ヘッドパイプ6の上端及びメインフレーム7の上面は、概ね傾斜平面S上に位置している。
各メインフレーム7は、傾斜平面Sと直交する上面視(図3に示す矢視)において、ヘッドパイプ6から後方かつ車幅方向外側に斜めに分岐するように延び、その長手方向中間部が緩やかに湾曲して後方かつ車幅方向内側に向かった後、互いに略平行に配された左右のピボットプレート8に滑らかに連なる。なお、図3他における車幅方向中心線(左右方向中心線)を符号Cで示す。また、傾斜平面S上において各メインフレーム7に沿って湾曲する曲線(換言すれば、各メインフレーム7の延出方向に沿う曲線)を符号Kで示す。
ここで、前記傾斜平面Sに直交する方向をメインフレーム7の縦方向(概ね上下方向に相当)とし、傾斜平面Sと平行でかつ前記曲線Kと直交する方向をメインフレーム7の横方向(車体内外方向に相当)とすると、各メインフレーム7の断面形状は、横方向に対して縦方向が長い縦長の方形状とされ、かつその外周部分を所定の肉厚で形成する中空構造とされる。
また、各メインフレーム7におけるヘッドパイプ6からピボットプレート8まで側面視直線状に延びる部位をフレーム本体51とすると、該フレーム本体51は、その前半部の縦方向長さがヘッドパイプ6長さと略同一であるのに対し、その後半部の縦方向長さが短くなるように設けられる。また、フレーム本体51の前半部からは、先細りのエンジンハンガー52が下方に向けて延び、該エンジンハンガー52先端の前側懸架部53が、エンジン15のシリンダ部17基部前側を連結してこれを支持する。
また、エンジンハンガー52の後部とメインフレーム7の後半部下側との間には、後上がりに傾斜する補強メンバ54が渡設され、この補強メンバ54及びエンジンハンガー52、並びにフレーム本体51で囲まれるようにして、メインフレーム7の長手方向中間部には、これを車幅方向で貫通する中央開口部55が形成される。
一方、メインフレーム7(フレーム本体51)の前部においては、これを前方に向けて分岐させるべく縦方向中間部を車幅方向で貫通する前側開口部56が形成される。
各開口部55,56は、中空のメインフレーム7の内外壁を切り欠く一方、該内外壁間に渡る内周壁を有しており、この内周壁が前記内外壁間をつなぐクロスメンバとしても機能する。このような各開口部55,56をメインフレーム7に形成することで、車体フレーム5全体の剛性バランスの最適化を図っている。
前側開口部56は、縦方向に浅く後方に向けて先細りとなる側面視三角形状をなし、その前後方向中間部には、これを左右方向に略直交する面に沿って横断するリブ部57が設けられ、該リブ部57により、前側開口部56がヘッド側開口部56aとフレーム側開口部56bとに区画される。
車体フレーム5前端部外側には、ヘッドパイプ6及び両メインフレーム7前部に渡るダクトカバー58が一体に設けられる。このダクトカバー58は、ヘッドパイプ6直前で前方に開口する吸気口59を形成すると共に、該吸気口59と各ヘッド側開口部56aとを連通させる。このようなダクトカバー58の吸気口59には、カウル内ダクト82の後端部(吸気出口)が接続される。
また、車体フレーム5前端部内側には、ヘッドパイプ6及び両メインフレーム7前部に渡るガセット61が一体に設けられる。このガセット61は、上面視で前方に凸となるよう湾曲する湾曲壁部62と、該湾曲壁部62の下縁から前方に延びる下壁部63とを有してなる。湾曲壁部62は、ヘッドパイプ6の上部後端部及びメインフレーム7の前部上縁部から下方に向けて、ヘッドパイプ6に対して徐々に離間するように斜めに延び、メインフレーム7の下縁部と側面視で重なる平坦な下壁部63の後縁に連なる。これにより、ガセット61は、車体フレーム5前端部を補強しつつ、ヘッドパイプ6後方における両メインフレーム7前部上側間の空間を広げてステアリングダンパ100等を配置し易くしている(図2参照)。
ガセット61の内部は、ヘッドパイプ6両側縁部から後方に延びる一対の隔壁64により区画されており、これにより、車体フレーム5前端部には、ダクトカバー58前端の吸気口59からヘッドパイプ6両側に分岐して後方に延びるフレーム内ダクト65が形成される。このフレーム内ダクト65は、ガセット61の湾曲壁部62において左右の吸気出口66を開口しており、これら各吸気出口66には、エアクリーナボックス19の前壁部から延びるボックス側ダクト67の前端部(吸気口)が接続される(図2参照)。
これらカウル内ダクト82、フレーム内ダクト65、及びボックス側ダクト67により、前記吸気ダクト80が構成され、かつフロントカウル46前端部からエアクリーナボックス19まで車体フレーム5前端部を貫通して概ね直線的に延びる吸気経路が形成される(図2参照)。
各ピボットプレート8は、各メインフレーム7の後端部において屈曲するようにして下方に延びる。これら各ピボットプレート8の上部間及び下部間には、車幅方向に沿うアッパクロスメンバ71及びロアクロスメンバ72がそれぞれ渡設される。ロアクロスメンバ72の車幅方向中央部には、前記リンク機構14との連結部73が設けられる。アッパクロスメンバ71は車体フレーム5の剛性調整用のもので、ロアクロスメンバ72に比べて小型かつ薄肉とされる。
各ピボットプレート8の上下方向略中央部には、スイングアーム11のピボット軸を支持する軸支部74が設けられる。また、各ピボットプレート8の上部及び下部には、エンジン15のクランクケース16後部上側及び後部下側を連結してこれを支持する後部上側懸架部75及び後部下側懸架部76が設けられる。これら各懸架部75,76及び前記前側懸架部53にエンジン15の各部が連結されることで、車体フレーム5の後半部分が適宜補強される。
なお、車体フレーム5は、四つのアルミニウム鋳造部品、詳細には、ヘッドパイプ6と各メインフレーム7の前部とを一体化したヘッドパイプ部6Aと、各メインフレーム7の中間部分を主とする左右のメインフレーム部7Aと、各メインフレーム7の後部と各ピボットプレート8とを各クロスメンバ71,72を介して一体化したピボットプレート部8Aとに分割構成され、これらを一体に溶接結合してなるものである。
図5,6に示すように、ステアリングダンパ100は、上面視扇状の油室101を形成するハウジング102と、油室101を左右二つに区画すると共に該油室101内で揺動可能なベーン103とを備え、該ベーン103の揺動時に生じる油室101内の作動油の流動抵抗を減衰力として用いる油圧ロータリ式とされる。ベーン103の揺動軸(回転軸)としてのシャフト104はヘッドパイプ6と平行をなすもので、ベーン103の基端部に一体に設けられると共に、そのハウジング102上壁からの突出部にはリンク機構105を介してステアリングステム4のトップブリッジ4aが連結される。
一方、ステアリングダンパ100のハウジング102は、両メインフレーム7の前部に跨るようにして車体フレーム5に固定されており、操舵系の左右への回動時(転舵時)には、リンク機構105及びシャフト104を介してハウジング102内のベーン103が揺動し、該ベーン103の揺動に伴い左右の油室間で移動する作動油の流動抵抗が操舵系の回動軸回りの減衰トルクとして該操舵系に伝達される。これにより、自動二輪車1の操舵系の回動振動(外乱時のキックバック等)が抑えられる。
ここで、図7に示すように、ステアリングダンパ100は、その減衰力を例えば車速に応じて変化させる電子制御式の油圧制御回路106を備えている。
油圧制御回路106は、例えばハウジング102内にその上下に渡って設けられるもので、車速センサ等からの情報に基づき、ECU等の制御部がハウジング102に設けたソレノイド109への制御電流値を決定することで制御される。
油圧制御回路106は、ソレノイド109により作動して作動油の流動抵抗を変化させるメインバルブ111と、作動油の流動方向を一方向に規制する四つのチェックバルブ112と、メインバルブ111と並列に配置されて最大減衰力を制限するリリーフバルブ113と、温度等による作動油の体積変化が生じても回路内の油圧を安定させるアキュムレータ114とを有してなる。
このような油圧制御回路106において、操舵系の左転舵時には図中実線矢印で示す如く作動油が流動し、右転舵時には図中破線矢印で示す如く作動油が流動する。このような作動油の流動時に、主にメインバルブ111においてその開度及び操舵角速度(ベーン103の揺動角速度)に応じた流動抵抗(減衰力)が生じるようになっている。
メインバルブ111は、ソレノイド109の駆動力と内蔵されたスプリングの付勢力との釣り合いに応じて自身の開度を変化させる。前記制御部は、低車速時にはソレノイド109への制御電流値を下げ、メインバルブ111の開度を増加させて流動抵抗を小さくする一方、車速の上昇に応じて前記制御電流値を上げ、メインバルブ111の開度を減少させて流動抵抗を大きくする。
図5,6に示すように、リンク機構105は、シャフト104に基端部が結合されるアーム105aと、該アーム105aの先端部に球面支持部を介して一端部が連結されるロッド105bとを有してなる。ロッド105bの他端部には同じく球面支持部が設けられており、該球面支持部を介してロッド105bの他端部がトップブリッジ4a左側から後方に突出する連結部105cに連結される。
このようなステアリングダンパ100が、車体フレーム5のヘッドパイプ6後方であって両メインフレーム7の前部間に配設されている。
ステアリングダンパ100におけるボックス状をなすハウジング102は、その上壁部が傾斜平面Sと概ね平行となるように配置され、該上壁部両側に設けられた複数のボス部102aをこれらに対応して両メインフレーム7前部内側に設けられた支持部に上方から当接させ、この状態で各ボス部102aに挿通したボルトを対応する支持部に締め込むことで車体フレーム5に固定される。この状態で、シャフト104は車幅方向中心(左右中心)に位置している。
このとき、ステアリングダンパ100は、概ね傾斜平面Sよりも下方に位置するように、すなわち両メインフレーム7の前部間に入り込むように配置される。これにより、油圧制御回路106が一体に設けられることで上下の厚さを増したハウジング102の大部分が、両メインフレーム7の前部間に入り込むようになっている。このように配置したハウジング102は、吸気ダクト80の一部としてのボックス側ダクト67の直上に位置することとなり、かつ傾斜平面Sよりも上方に位置するハウジング102の上壁部及びシャフト104の上部がタンクカバー22の前端部に覆われ、リンク機構105のみがタンクカバー22の不図示の開口から外部に露出するようになっている。
以上説明したように、上記実施例におけるステアリングダンパ取り付け構造は、車体フレーム5前端部のヘッドパイプ6から左右に分かれて車体後方へ延びる左右一対のメインフレーム7を備え、ヘッドパイプ6前輪2を操舵するための操舵系を回動自在に支持させ、該操舵系に減衰力を与えるステアリングダンパ100を左右のメインフレーム7に配置した自動二輪車1において、車体フレーム5のヘッドパイプ6近傍を貫通する吸気ダクト80の上方にステアリングダンパ100を配置したものである。
この構成によれば、ステアリングダンパ100の車体フレーム5上面からの突出高さを抑え、ヘッドパイプ6周りの各部品を効率良くコンパクトに配置することができる。また、ステアリングダンパ100を車体フレーム5内側に落とし込むことで目立たなくして外観性を向上できる。さらに、ステアリングダンパ100位置が下がることで運転者が上体を伏せ易くなり、カウルの小型化及び走行性能の向上を図ることができる。しかも、車体フレーム5のヘッドパイプ6近傍を貫通する吸気ダクト80がステアリングダンパ100を迂回する場合と比べてストレートに近くなり、吸気抵抗を抑えて外気(走行風)を良好に導入することができる。
ここで、上記ステアリングダンパ取り付け構造においては、ステアリングダンパ100が、ハウジング102内の油室101を区画するベーン103の揺動により減衰力を発生させるロータリ式であると共に、その回転軸としてのシャフト104が車体左右方向中心に配置されることで、複動シリンダを用いたロッド式のものと比べてステアリングダンパ100自体がコンパクトになると共に、シャフト104をヘッドパイプ6に近接して配置できるため、その配置自由度を高めることができる。
また、上記ステアリングダンパ取り付け構造においては、ステアリングダンパ100が、所定のパラメータ(車速等)に応じて減衰力を変化させる電子制御式であることで、ステアリングダンパ100に油圧制御回路106が一体に設けられるような場合でも、車体フレーム5上面からの突出高さを抑えてコンパクトに配置することができる。
さらに、上記ステアリングダンパ取り付け構造においては、前記操舵系が、ヘッドパイプ6に回動自在に枢支されたステアリングシャフト4cと、左右のフロントフォーク3と、該各フロントフォーク3とステアリングシャフト4cとを連結するトップブリッジ4a及びボトムブリッジ4bとを有してなり、ステアリングダンパ100が、トップブリッジ4aから後方に突出する連結部105cとリンク機構105を介して連結されることで、操舵系部品とステアリングダンパ100との相対的な取り付け公差を吸収してステアリングダンパ100を良好に作動させることができると共に、トップブリッジ4aに対するリンク機構105のレイアウト自由度を高めることができる。
さらにまた、上記ステアリングダンパ取り付け構造においては、ステアリングダンパ100がタンクカバー22内に配置されることで、該ステアリングダンパ100のような機能部品を目立たなくしてヘッドパイプ6周りの外観性を向上させることができる。
しかも、上記ステアリングダンパ取り付け構造においては、吸気ダクト80が車体前方に向けて開口し、その後部を左右のメインフレーム7間に配置されたエアクリーナボックス19に連結し、該エアクリーナボックス19とヘッドパイプ6とに挟まれた空間にステアリングダンパ100を配置したことで、ヘッドパイプ6周りの各部品をより一層コンパクトに配置することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば吸気ダクト80の下方にステアリングダンパ100が配置されるようにしてもよい。この場合、ステアリングダンパ100がボトムブリッジ4bから後方に突出する連結部とリンク機構105を介して連結されるようにしてもよい。また、タンクカバー22が、燃料タンク21をも覆うものであってもよい。
この発明の実施例における自動二輪車の側面図である。 図1の要部拡大図である。 上記自動二輪車の車体フレームの側面図である。 図3におけるA矢視図である。 上記自動二輪車のステアリングダンパ周辺を示す側面図である。 図5におけるB矢視図である。 上記ステアリングダンパの構成説明図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
2 前輪
3 フロントフォーク
4a トップブリッジ(ブリッジ部材)
4b ボトムブリッジ(ブリッジ部材)
4c ステアリングシャフト
5 車体フレーム
6 ヘッドパイプ
7 メインフレーム
19 エアクリーナボックス(エアボックス)
22 タンクカバー
80 吸気ダクト
100 ステアリングダンパ
101 油室
102 ハウジング
103 ベーン
104 シャフト(回転軸)
105 リンク機構
105c 連結部

Claims (7)

  1. 車体フレーム前端部のヘッドパイプから左右に分かれて車体後方へ延びる左右一対のメインフレームを備え、前記ヘッドパイプに前輪を操舵するための操舵系を回動自在に支持させ、該操舵系に減衰力を与えるステアリングダンパを前記左右のメインフレーム間に配置した車両において、前記車体フレームのヘッドパイプ近傍を貫通する吸気ダクトの上方又は下方に前記ステアリングダンパを配置し、前記操舵系が、前記ヘッドパイプに回動自在に枢支されたステアリングシャフトと、左右のフロントフォークと、該各フロントフォークとステアリングシャフトとを連結するブリッジ部材とを有してなり、前記ステアリングダンパが、前記ブリッジ部材から後方に突出する連結部とリンク機構を介して連結されることを特徴とするステアリングダンパ取り付け構造。
  2. 前記ステアリングダンパが、ハウジング内の油室を区画するベーンの揺動により減衰力を発生させるロータリ式であると共に、その回転軸が車体左右方向の略中心に配置されることを特徴とする請求項1に記載のステアリングダンパ取り付け構造。
  3. 前記ステアリングダンパが、所定のパラメータに応じて減衰力を変化させる電子制御式であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステアリングダンパ取り付け構造。
  4. 前記ステアリングダンパがタンクカバー内に配置されることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のステアリングダンパ取り付け構造。
  5. 前記吸気ダクトが車体前方に向けて開口し、その後部を前記左右のメインフレーム間に配置されたエアボックスに連結し、前記ヘッドパイプの後方で、かつ、該エアボックスと前記ヘッドパイプとに挟まれた空間に前記ステアリングダンパを配置したことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のステアリングダンパ取り付け構造。
  6. 前記リンク機構は、前記ステアリングダンパのシャフトに基端部が結合され車幅方向に延びるアームと、該アームの先端部に球面支持部を介して一端部が連結され車両前後方向前方に延びるロッドと、を有してなり、前記ロッドの他端部には同じく球面支持部が設けられ、該球面支持部を介して前記ロッドの他端部が前記ブリッジ部材左側から後方に突出する連結部に連結されることを特徴とする請求項1に記載のステアリングダンパ取り付け構造。
  7. 前記車体フレームの前端部内側には、前記ヘッドパイプ及び両メインフレーム前部に渡るガセットが設けられ、該ガセットは、上面視で前方に凸となるように湾曲する湾曲壁部と、該湾曲壁部の下縁から前方に延びる下壁部と、を有してなり、前記湾曲壁部は、前記ヘッドパイプの上部後端部及び前記メインフレームの前部上縁部から下方に向けて、前記ヘッドパイプに対して徐々に離間するように斜めに延び、前記メインフレームの下縁部と側面視で重なる平坦な前記下壁部の後縁に連なることを特徴とする請求項1に記載のステアリングダンパ取り付け構造。
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