JPH06298146A - 自動二輪車の新気導入装置 - Google Patents
自動二輪車の新気導入装置Info
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- JPH06298146A JPH06298146A JP5086232A JP8623293A JPH06298146A JP H06298146 A JPH06298146 A JP H06298146A JP 5086232 A JP5086232 A JP 5086232A JP 8623293 A JP8623293 A JP 8623293A JP H06298146 A JPH06298146 A JP H06298146A
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- JP
- Japan
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- intake
- motorcycle
- cowling
- duct
- fresh air
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 3
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 3
- 239000012858 resilient material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】異物が入りにくく、かつ省スペースで新気が効
率よく導入でき、また、操縦安定性を損なうことのない
吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を提供す
るにある。 【構成】ステアリング機構29廻りを覆うカウリング3
5を備えた自動二輪車21において、上記カウリング3
5の先端部で、前輪30の直上に位置する部位に吸入口
45を有する変形可能で復元力のある素材で形成した吸
気ダクト43を介してエアクリーナ42まで吸気通路4
4を形成したものである。
率よく導入でき、また、操縦安定性を損なうことのない
吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を提供す
るにある。 【構成】ステアリング機構29廻りを覆うカウリング3
5を備えた自動二輪車21において、上記カウリング3
5の先端部で、前輪30の直上に位置する部位に吸入口
45を有する変形可能で復元力のある素材で形成した吸
気ダクト43を介してエアクリーナ42まで吸気通路4
4を形成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車の新気導入装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動二輪車においては、車体フレ
ームにエンジンが搭載され、このエンジンの後方の空間
にエンジン吸気系を構成するエアクリーナが収容されて
いる。このエアクリーナは、例えばエンジンの後方の狭
い空間に配置されており、しかもこのエアクリーナはエ
ンジン、燃料タンク、運転シート等に覆われており、こ
れらがエアクリーナが空気を吸入するための障害になっ
ている。
ームにエンジンが搭載され、このエンジンの後方の空間
にエンジン吸気系を構成するエアクリーナが収容されて
いる。このエアクリーナは、例えばエンジンの後方の狭
い空間に配置されており、しかもこのエアクリーナはエ
ンジン、燃料タンク、運転シート等に覆われており、こ
れらがエアクリーナが空気を吸入するための障害になっ
ている。
【0003】しかし、近年、エンジンの出力向上のため
空気の吸入量を増やす必要が生じ、例えば図7に示すよ
うに、エンジン1上方に吸気ダクト2を設け、ヘッドパ
イプ3の下面とラジエータ4の上面との間に形成される
空間に吸気ダクト2の吸入口5を配置してエアクリーナ
6まで新気を導いたり、また、図8に示すように、カウ
リング7の前方両側面に吸入口8を設け、この吸入口8
から吸気ホース9を介してエアクリーナ6まで新気を導
いていた。
空気の吸入量を増やす必要が生じ、例えば図7に示すよ
うに、エンジン1上方に吸気ダクト2を設け、ヘッドパ
イプ3の下面とラジエータ4の上面との間に形成される
空間に吸気ダクト2の吸入口5を配置してエアクリーナ
6まで新気を導いたり、また、図8に示すように、カウ
リング7の前方両側面に吸入口8を設け、この吸入口8
から吸気ホース9を介してエアクリーナ6まで新気を導
いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
パイプ3の下面とラジエータ4の上面との間に吸気ダク
ト2の吸入口5を設けると、走行中に前輪10が掻き揚
げる砂や雨水などの異物が上記吸入口5から吸気ダクト
2内に入りやすくエンジン1にとって好ましくない。
パイプ3の下面とラジエータ4の上面との間に吸気ダク
ト2の吸入口5を設けると、走行中に前輪10が掻き揚
げる砂や雨水などの異物が上記吸入口5から吸気ダクト
2内に入りやすくエンジン1にとって好ましくない。
【0005】また、カウリング7に設けられた吸入口8
から吸気ホース9を介してエアクリーナ6まで新気を導
く場合、吸気ホース9の取り回しのためにカウリング7
内に余分なスペースを必要とし、かつ折曲した吸気ホー
ス9による管路抵抗のため、新気導入の効率がよくな
い。
から吸気ホース9を介してエアクリーナ6まで新気を導
く場合、吸気ホース9の取り回しのためにカウリング7
内に余分なスペースを必要とし、かつ折曲した吸気ホー
ス9による管路抵抗のため、新気導入の効率がよくな
い。
【0006】上述した問題を解決する対策として、図7
の二点鎖線で示すように、エンジン1上方に設けられる
吸気ダクト2を前方に延長し、カウリング7の前面に吸
入口11を設けると、吸気ダクト2aはフロントフォー
ク12に干渉して操舵に影響を及ぼしたり、また、吸気
ダクト2aの下面とフロントフェンダ13上面とのクリ
アランスが小さくなり、例えばブレーキング時にフロン
トフォーク12が収縮すると、上記吸気ダクト2aとフ
ロントフェンダ13とが接触し、操縦安定性を損なうこ
とになる。
の二点鎖線で示すように、エンジン1上方に設けられる
吸気ダクト2を前方に延長し、カウリング7の前面に吸
入口11を設けると、吸気ダクト2aはフロントフォー
ク12に干渉して操舵に影響を及ぼしたり、また、吸気
ダクト2aの下面とフロントフェンダ13上面とのクリ
アランスが小さくなり、例えばブレーキング時にフロン
トフォーク12が収縮すると、上記吸気ダクト2aとフ
ロントフェンダ13とが接触し、操縦安定性を損なうこ
とになる。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、異物が入りにくく、かつ省スペースで新気が効
率よく導入できる自動二輪車の新気導入装置を提供する
ことを目的とする。
もので、異物が入りにくく、かつ省スペースで新気が効
率よく導入できる自動二輪車の新気導入装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】この発明の他の目的は、操縦安定性を損な
うことのない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入
装置を提供するにある。
うことのない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入
装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の新気導入装置は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、ステアリング機構廻りを覆う
カウリングを備えた自動二輪車において、上記カウリン
グの先端部で、前輪の直上に位置する部位に吸入口を有
する吸気ダクトを介してエアクリーナまで吸気通路を形
成したものである。
の新気導入装置は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、ステアリング機構廻りを覆う
カウリングを備えた自動二輪車において、上記カウリン
グの先端部で、前輪の直上に位置する部位に吸入口を有
する吸気ダクトを介してエアクリーナまで吸気通路を形
成したものである。
【0010】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記吸気ダクトを、変形可能
で復元力のある素材で形成したものである。
求項2に記載したように、上記吸気ダクトを、変形可能
で復元力のある素材で形成したものである。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、ステア
リング機構廻りを覆うカウリングを備えた自動二輪車に
おいて、上記カウリングの先端部で、前輪の直上に位置
する部位に吸入口を有する吸気ダクトを介してエアクリ
ーナまで吸気通路を形成したため、異物が入りにくく、
かつ省スペースで新気導入の効率のよい自動二輪車の新
気導入装置を提供できる。
リング機構廻りを覆うカウリングを備えた自動二輪車に
おいて、上記カウリングの先端部で、前輪の直上に位置
する部位に吸入口を有する吸気ダクトを介してエアクリ
ーナまで吸気通路を形成したため、異物が入りにくく、
かつ省スペースで新気導入の効率のよい自動二輪車の新
気導入装置を提供できる。
【0012】また、上記吸気ダクトを、変形可能で復元
力のある素材で形成したため、操縦安定性を損なうこと
のない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を
提供できる。
力のある素材で形成したため、操縦安定性を損なうこと
のない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を
提供できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図であり、図2はこの自動二輪車の平
面図、そして図3は正面図である。
一例を示す左側面図であり、図2はこの自動二輪車の平
面図、そして図3は正面図である。
【0015】図1、図2および図3において、この自動
二輪車21は車体フレーム22を有し、この車体フレー
ム22の中央下部にエンジン23が搭載され、また、上
方には燃料タンク24が設けられる。
二輪車21は車体フレーム22を有し、この車体フレー
ム22の中央下部にエンジン23が搭載され、また、上
方には燃料タンク24が設けられる。
【0016】車体フレーム22の中央下部に架設された
ピボット軸25には、後輪26を回動自在に支持するス
イングアーム27がピボット軸25廻りにスイング自在
に枢着される。
ピボット軸25には、後輪26を回動自在に支持するス
イングアーム27がピボット軸25廻りにスイング自在
に枢着される。
【0017】一方、車体フレーム22の前方にはヘッド
パイプ28が設けられ、このヘッドパイプ28にはステ
アリング機構29が設けられる。このステアリング機構
29には、前輪30を回動自在に支持する左右一対のフ
ロントフォーク31やフロントフェンダ32、ハンドル
バー33等が設けられ、上記ヘッドパイプ28に左右に
回動自在に枢着される。上記フロントフォーク31は、
ステアリング機構29のアッパーブラケット34aとロ
アーブラケット34bとによって平行に固定される。
パイプ28が設けられ、このヘッドパイプ28にはステ
アリング機構29が設けられる。このステアリング機構
29には、前輪30を回動自在に支持する左右一対のフ
ロントフォーク31やフロントフェンダ32、ハンドル
バー33等が設けられ、上記ヘッドパイプ28に左右に
回動自在に枢着される。上記フロントフォーク31は、
ステアリング機構29のアッパーブラケット34aとロ
アーブラケット34bとによって平行に固定される。
【0018】ステアリング機構29廻りの上部と、上記
エンジン23の両側面とはカウリング35によって覆わ
れており、カウリング35のエンジン23前方は開口さ
れて開口部36を形成する。
エンジン23の両側面とはカウリング35によって覆わ
れており、カウリング35のエンジン23前方は開口さ
れて開口部36を形成する。
【0019】上記エンジン23の前側にはエンジン排気
系である排気パイプ37が接続され、その前方にはエン
ジン冷却系であるラジエータ38が設けられ、冷却水パ
イプ39によりエンジン23に接続される。
系である排気パイプ37が接続され、その前方にはエン
ジン冷却系であるラジエータ38が設けられ、冷却水パ
イプ39によりエンジン23に接続される。
【0020】また、エンジン23の後側には、エンジン
吸気系40を構成するキャブレータ41が接続され、こ
のキャブレータ41の吸込み側にはさらにエアクリーナ
42が接続される。
吸気系40を構成するキャブレータ41が接続され、こ
のキャブレータ41の吸込み側にはさらにエアクリーナ
42が接続される。
【0021】上記カウリング35の先端部であり、上記
カウリング35の開口部36の上端からはエンジン吸気
系40である吸気ダクト43が設けられ、上記ロアーブ
ラケット34bの下方、エンジン23の上方を経て延設
され、上記エアクリーナ42に接続される。
カウリング35の開口部36の上端からはエンジン吸気
系40である吸気ダクト43が設けられ、上記ロアーブ
ラケット34bの下方、エンジン23の上方を経て延設
され、上記エアクリーナ42に接続される。
【0022】上記吸気ダクト43は、例えば図4に示す
ような形状で、前部ダクト43aおよび後部ダクト43
bとから構成され、それらの内部に吸気通路44が直線
的に形成される。
ような形状で、前部ダクト43aおよび後部ダクト43
bとから構成され、それらの内部に吸気通路44が直線
的に形成される。
【0023】吸気ダクト43の一方を構成する前部ダク
ト43aは、例えばゴムやポリ塩化ビニール(以下PV
Cと称す)などのように変形可能で復元力のある素材で
形成される。前部ダクト43aの吸気通路44前側には
吸入口45が形成され、この吸入口45には、ごみなど
の異物の侵入を防ぐための目的でネット46が取り付け
られる。このネット46もPVCなどの素材で形成され
る。
ト43aは、例えばゴムやポリ塩化ビニール(以下PV
Cと称す)などのように変形可能で復元力のある素材で
形成される。前部ダクト43aの吸気通路44前側には
吸入口45が形成され、この吸入口45には、ごみなど
の異物の侵入を防ぐための目的でネット46が取り付け
られる。このネット46もPVCなどの素材で形成され
る。
【0024】吸気ダクト43の他方を構成する後部ダク
ト43bは、例えばABSなどの硬質の素材で形成され
る。本実施例においては、後部ダクト43bの後端が二
股に分割されているが、これは、上記エンジン23の上
方に設けられる例えばブリーザカバー23a等を迂回す
る目的のためで、エンジン23上方に充分なスペースが
あれば後部ダクト43bの後端を分割する必要はない。
ト43bは、例えばABSなどの硬質の素材で形成され
る。本実施例においては、後部ダクト43bの後端が二
股に分割されているが、これは、上記エンジン23の上
方に設けられる例えばブリーザカバー23a等を迂回す
る目的のためで、エンジン23上方に充分なスペースが
あれば後部ダクト43bの後端を分割する必要はない。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
【0026】上述した吸気ダクト43は、カウリング3
5の先端部で、このカウリング35の開口部36の上端
に吸入口45を有するため、走行中に前輪30が掻き揚
げる砂や雨水などの異物が上記吸入口45から吸気通路
44内に入ることもなく、また、この吸入口45にはネ
ット46が設けられているため、ごみなどの異物の侵入
も防げる。
5の先端部で、このカウリング35の開口部36の上端
に吸入口45を有するため、走行中に前輪30が掻き揚
げる砂や雨水などの異物が上記吸入口45から吸気通路
44内に入ることもなく、また、この吸入口45にはネ
ット46が設けられているため、ごみなどの異物の侵入
も防げる。
【0027】さらに、吸気ダクト43はロアーブラケッ
ト34bの下方、エンジン23の上方のスペースを経て
エアクリーナ42に接続されるため、カウリング35内
に余分なスペースを必要とせず、また、吸気ダクト43
の内部に吸気通路44が直線的に形成されているため、
管路抵抗がなく、新気導入の効率がよい。そして、カウ
リング35内に吸気ホースを設けることに比べて構造が
簡単で、整備性がよく、コストも少なくてすむ。
ト34bの下方、エンジン23の上方のスペースを経て
エアクリーナ42に接続されるため、カウリング35内
に余分なスペースを必要とせず、また、吸気ダクト43
の内部に吸気通路44が直線的に形成されているため、
管路抵抗がなく、新気導入の効率がよい。そして、カウ
リング35内に吸気ホースを設けることに比べて構造が
簡単で、整備性がよく、コストも少なくてすむ。
【0028】さらにまた、吸気ダクト43の一方を構成
する前部ダクト43aは、例えばゴムやPVCなどの変
形可能で復元力のある素材で形成されているため、図5
に示すように、例えばブレーキング時にフロントフォー
ク31が収縮し、上記前部ダクト43aの底面とフロン
トフェンダ32とが接触しても、前部ダクト43aの底
面が変形するだけで操縦安定性を損なうことがなく、ブ
レーキングを終え、車体姿勢が元に戻れば前部ダクト4
3aの形状は復元する。なお、前部ダクト43aとフロ
ントフェンダ32とが接触するほどのブレーキング時に
は、図示しないスロットルもほぼ全閉状態のためエンジ
ン23は新気を必要とせず、前部ダクト43aが変形し
て吸入口45の面積が減少しても特に問題は生じない。
する前部ダクト43aは、例えばゴムやPVCなどの変
形可能で復元力のある素材で形成されているため、図5
に示すように、例えばブレーキング時にフロントフォー
ク31が収縮し、上記前部ダクト43aの底面とフロン
トフェンダ32とが接触しても、前部ダクト43aの底
面が変形するだけで操縦安定性を損なうことがなく、ブ
レーキングを終え、車体姿勢が元に戻れば前部ダクト4
3aの形状は復元する。なお、前部ダクト43aとフロ
ントフェンダ32とが接触するほどのブレーキング時に
は、図示しないスロットルもほぼ全閉状態のためエンジ
ン23は新気を必要とせず、前部ダクト43aが変形し
て吸入口45の面積が減少しても特に問題は生じない。
【0029】そして、前部ダクト43aは、図6に示す
ように、ステアリング機構29を回動させてフロントフ
ォーク31が前部ダクト43aの側面に接触しても、前
部ダクト43aの側面が変形するだけで操縦安定性を損
なうことがなく、ステアリング機構29の回動を終え、
車体姿勢が元に戻れば前部ダクト43aの形状は復元す
る。
ように、ステアリング機構29を回動させてフロントフ
ォーク31が前部ダクト43aの側面に接触しても、前
部ダクト43aの側面が変形するだけで操縦安定性を損
なうことがなく、ステアリング機構29の回動を終え、
車体姿勢が元に戻れば前部ダクト43aの形状は復元す
る。
【0030】また、カウリング35の先端部とフロント
フェンダ32との隙間を小さくできるため空力性能が向
上する。
フェンダ32との隙間を小さくできるため空力性能が向
上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の新気導入装置によれば、ステアリング機構廻り
を覆うカウリングを備えた自動二輪車において、上記カ
ウリングの先端部で、前輪の直上に位置する部位に吸入
口を有する吸気ダクトを介してエアクリーナまで吸気通
路を形成したため、異物が入りにくく、かつ省スペース
で新気導入の効率のよい自動二輪車の新気導入装置を提
供できる。
二輪車の新気導入装置によれば、ステアリング機構廻り
を覆うカウリングを備えた自動二輪車において、上記カ
ウリングの先端部で、前輪の直上に位置する部位に吸入
口を有する吸気ダクトを介してエアクリーナまで吸気通
路を形成したため、異物が入りにくく、かつ省スペース
で新気導入の効率のよい自動二輪車の新気導入装置を提
供できる。
【0032】また、上記吸気ダクトを、変形可能で復元
力のある素材で形成したため、操縦安定性を損なうこと
のない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を
提供できる。
力のある素材で形成したため、操縦安定性を損なうこと
のない吸気ダクトを備えた自動二輪車の新気導入装置を
提供できる。
【図1】本発明に係る自動二輪車の新気導入装置の一実
施例を示す左側面図。
施例を示す左側面図。
【図2】図1の自動二輪車の平面図。
【図3】図1の自動二輪車の正面図。
【図4】吸気ダクトの斜視図。
【図5】ブレーキング時の車体前部の姿勢を示す図。
【図6】ステアリング機構を回動させた時の車体前部の
姿勢を示す図。
姿勢を示す図。
【図7】従来の新気導入装置の例を示す自動二輪車の側
面図。
面図。
【図8】従来の他の新気導入装置の例を示す自動二輪車
の平面図。
の平面図。
21 自動二輪車 22 車体フレーム 23 エンジン 28 ヘッドパイプ 29 ステアリング機構 30 前輪 31 フロントフォーク 32 フロントフェンダ 34a アッパーブラケット 34b ロアーブラケット 35 カウリング 36 カウリングの開口部 40 エンジン吸気系 41 キャブレータ 42 エアクリーナ 43 吸気ダクト 43a 前部ダクト 43b 後部ダクト 44 吸気通路 45 吸気口 46 ネット
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリング機構廻りを覆うカウリング
を備えた自動二輪車において、上記カウリングの先端部
で、前輪の直上に位置する部位に吸入口を有する吸気ダ
クトを介してエアクリーナまで吸気通路を形成したこと
を特徴とする自動二輪車の新気導入装置。 - 【請求項2】 上記吸気ダクトを、変形可能で復元力の
ある素材で形成した請求項1記載の自動二輪車の新気導
入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086232A JPH06298146A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車の新気導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086232A JPH06298146A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車の新気導入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298146A true JPH06298146A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13881053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5086232A Pending JPH06298146A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 自動二輪車の新気導入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06298146A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6651769B2 (en) * | 2002-01-03 | 2003-11-25 | Next World Design, Inc. | Fender assembly and system for racing motorcycle vehicles |
EP1707483A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Steering damper mounting structure |
EP1087127B1 (en) * | 1999-09-21 | 2006-10-11 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Intake apparatus of engine for vehicle |
JP2007230301A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の吸気構造 |
JP2015074242A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | スズキ株式会社 | インタークーラの冷却構造 |
JP2020082956A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の吸気ダクト構造 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP5086232A patent/JPH06298146A/ja active Pending
Cited By (8)
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