JPH08232765A - 自動二輪車のエアベントホース構造 - Google Patents

自動二輪車のエアベントホース構造

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Publication number
JPH08232765A
JPH08232765A JP7037235A JP3723595A JPH08232765A JP H08232765 A JPH08232765 A JP H08232765A JP 7037235 A JP7037235 A JP 7037235A JP 3723595 A JP3723595 A JP 3723595A JP H08232765 A JPH08232765 A JP H08232765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air vent
hose
air
vent hose
fuel tank
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Pending
Application number
JP7037235A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutatsu Suzuki
一立 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH08232765A publication Critical patent/JPH08232765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水の浸入や走行風の影響を受けることのない自
動二輪車のエアベントホース構造を提供するにある。 【構成】フューエルタンク4の後下方にエンジン吸気系
15を構成するキャブレタ16およびエアクリーナ17
を配置し、上記キャブレタ16にエアベントホース21
を備えた自動二輪車1において、上記フューエルタンク
4の後端部下方にホース取付ガイド22を車両中心線2
3の一側にオフセットして配置し、このホース取付ガイ
ド22に上記エアベントホース21を取り付けてその開
放端部21aが下方を向くように配設する一方、上記エ
アクリーナ17の後側に車両の後方に向かって開口する
吸気口24を設け、この吸気口24を上記ホース取付ガ
イド22の反対側にオフセットして配置したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のエアベント
ホース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のエンジン吸気系を構成する
キャブレタには、そのフロート室内の内圧変化を制御す
るためにエアベント孔を備えている。エアベント孔はそ
のままではフロート室内の燃料が外部に漏れやすいの
で、エアベントホースの一端をエアベント孔に接続して
大気に開放している。
【0003】一方、エアベントホースの開放端部に関し
ては、キャブレタの直後に配置されたエアクリーナにガ
イド部を一体に形成し、このガイド部でエアベントホー
スの開放端部を保持したものや、特開昭62−3886
0号公報に示すように、キャブレタ近傍の車体フレーム
にブラケットを介してエアベントホースを保持したもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャブ
レタの周辺には各種機器が複雑に配置されており、ラジ
エターやオイルクーラ、フューエルタンク等の形状や配
置によっては走行風の影響でエアベントホースの開放端
部周辺の気圧が変化し、エアベントとしての正常な機能
を果たさなくなる虞がある。
【0005】また、エアベントホースは雨天走行時や洗
車時の水侵入を防止する必要があるが、従来は何等対策
が施されていなかった。
【0006】さらに、エアクリーナにエアベントホース
のガイド部を一体に形成すると、エアクリーナの内容量
が減少したり、エアクリーナの型構造が複雑になる。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、水の浸入や走行風の影響を受けることのない自
動二輪車のエアベントホース構造を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
のエアベントホース構造は、上述した課題を解決するた
めに、請求項1に記載したように、フューエルタンクの
後下方にエンジン吸気系を構成するキャブレタおよびエ
アクリーナを配置し、上記キャブレタにエアベントホー
スを備えた自動二輪車において、上記フューエルタンク
の後端部下方にホース取付ガイドを車両中心線の一側に
オフセットして配置し、このホース取付ガイドに上記エ
アベントホースを取り付けてその開放端部が下方を向く
ように配設する一方、上記エアクリーナの後側に車両の
後方に向かって開口する吸気口を設け、この吸気口を上
記ホース取付ガイドの反対側にオフセットして配置した
ものである。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、フュー
エルタンクの後下方にエンジン吸気系を構成するキャブ
レタおよびエアクリーナを配置し、上記キャブレタにエ
アベントホースを備えた自動二輪車の上記フューエルタ
ンク後端部下方にホース取付ガイドを車両中心線の一側
にオフセットして配置し、このホース取付ガイドに上記
エアベントホースを取り付けてその開放端部が下方を向
くように配設したため、上記フューエルタンク等の各種
機器が走行風を遮ってエアベントホースの開放端部周辺
の気圧を走行風の影響で変化させない。また、雨天走行
時や洗車時に上記開放端部から水が侵入することもな
い。
【0010】さらに、上記エアクリーナの後側に車両の
後方に向かって開口する吸気口を設け、この吸気口を上
記ホース取付ガイドの反対側にオフセットして配置した
ため、上記エアベントホースの開放端部は上記エアクリ
ーナの吸気口周辺の気圧変化の影響を受けにくい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
【0013】図1において、この自動二輪車1は車体フ
レーム2を有し、この車体フレーム2の前方下部にエン
ジン3が搭載される。また、このエンジン3の上方には
フューエルタンク4が、フューエルタンク4の後方には
運転シート5がそれぞれ設置される。
【0014】車体フレーム2の前方にはヘッドパイプ6
が設けられ、このヘッドパイプ6にステアリング機構7
が設けられる。このステアリング機構7には、前輪8を
回動自在に支持するフロントフォーク9やハンドルバー
10等が設けられ、ハンドルバー10により前輪8が左
右に回動自在に操舵される。
【0015】一方、車体フレーム2の中央下部に架設さ
れたピボット軸11にはスイングアーム12がピボット
軸11廻りにスイング自在に枢着され、このスイングア
ーム12の後端に後輪13が回動自在に支持される。
【0016】エンジン3の前側にはエンジン排気系14
を構成するエキゾーストパイプ14aが接続され、この
エキゾーストパイプ14aの下流側にマフラ14bが接
続される。また、フューエルタンク4の後下方にはエン
ジン吸気系15を構成するキャブレタ16が配置され
る。キャブレタ16の下流側はエンジン3に接続され、
また、キャブレタ16の上流側にはエアクリーナ17が
配置される。そして、エンジン3前方にはエンジン潤滑
系18を構成するオイルクーラ18aが配置され、オイ
ルパイプ18bを介してエンジン3に接続される。
【0017】図2は、エンジン吸気系15の拡大側面図
であり、図3は、図2のIII矢視図である。図2およ
び図3に示すように、車体フレーム2を構成するメイン
フレーム2aの後部からは左右一対のシートレール2b
が後方に向かって延設され、その前部にはブリッジ部材
2cが架設される。ブリッジ部材2cの上方にはフュー
エルタンク取付ブラケット19が架設され、このフュー
エルタンク取付ブラケット19の上面にフューエルタン
ク4の後端部がクッション材20を介して固定される。
また、フューエルタンク取付ブラケット19の下面には
後述するエアベントホース21の取付ガイド22が設け
られる。このホース取付ガイド22は、車両中心線23
の一側、例えば車両の進行方向の右側にオフセットされ
て配置される。
【0018】キャブレタ16の下部にはフューエルタン
ク4から送られてきた燃料の油面を一定の高さに保つた
めのフロート室16aが設けられる。このフロート室1
6aにはその室内の内圧変化を制御するための図示しな
いエアベント孔が備えられ、このエアベント孔にエアベ
ントホース21の一端が接続される。
【0019】エアベントホース21は、エアクリーナ1
7の上面に沿って車両の後方に向かって配設され、ホー
ス取付ガイド22に挿通された後、ブリッジ部材2cの
前側を通ってエアベントホース開放端部21aが下方を
向くように配設される。
【0020】一方、エアクリーナ17の車両進行方向前
側はダクト17aを介してキャブレタ16に接続される
と共に、後側には車両の後方に向かって開口する吸気口
24が設けられる。この吸気口24は、ホース取付ガイ
ド22の反対側、本実施例においては車両の進行方向の
左側にオフセットされて配置される。
【0021】なお、符号25はエンジン3のブリーザ室
26とエアクリーナ17とを接続するブリーザチュー
ブ、符号27はフューエルコック28とキャブレタ16
とを接続する負圧ホース、符号29はエアクリーナ17
から車体の下方に向かって配設されたドレンチューブ、
そして、符号30はフューエルコック28から車体の下
方に向かって配設されたウォータードレンホースであ
る。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】フューエルタンク4の後端部下方に配置さ
れたホース取付ガイド22にエアベントホース21を取
り付けてその開放端部21aが下方を向くように配設す
ることにより、フューエルタンク4等の各種機器が走行
風を遮るので走行風の影響でエアベントホース21の開
放端部21a周辺の気圧が変化することはない。また、
雨天走行時や洗車時に水が開放端部21aから侵入する
こともない。
【0024】さらに、ホース取付ガイド22を車両中心
線23の一側にオフセットして配置し、このホース取付
ガイド22にエアベントホース21を取り付けると共
に、エアクリーナ17の車両後方に向かって開口する吸
気口24をホース取付ガイド22の反対側にオフセット
して配置したため、エアベントホース21の開放端部2
1aはエアクリーナ17の吸気口24周辺の気圧変化の
影響を受けにくい。
【0025】さらにまた、従来のようにエアクリーナ1
7にエアベントホースのガイド部を一体に形成していな
いため、エアクリーナ17の内容量が減少したり、エア
クリーナ17の型構造が複雑になることもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のエアベントホース構造によれば、フューエルタ
ンクの後下方にエンジン吸気系を構成するキャブレタお
よびエアクリーナを配置し、上記キャブレタにエアベン
トホースを備えた自動二輪車において、上記フューエル
タンクの後端部下方にホース取付ガイドを車両中心線の
一側にオフセットして配置し、このホース取付ガイドに
上記エアベントホースを取り付けてその開放端部が下方
を向くように配設したため、上記フューエルタンク等の
各種機器が走行風を遮ってエアベントホースの開放端部
周辺の気圧を走行風の影響で変化させない。また、雨天
走行時や洗車時に上記開放端部から水が侵入することも
ない。
【0027】さらに、上記エアクリーナの後側に車両の
後方に向かって開口する吸気口を設け、この吸気口を上
記ホース取付ガイドの反対側にオフセットして配置した
ため、上記エアベントホースの開放端部は上記エアクリ
ーナの吸気口周辺の気圧変化の影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のエアベントホース構
造の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】エンジン吸気系の拡大側面図。
【図3】図2のIII矢視図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 3 エンジン 4 フューエルタンク 15 エンジン吸気系 16 キャブレタ 16a フロート室 17 エアクリーナ 19 フューエルタンク取付ブラケット 21 エアベントホース 21a エアベントホースの開放端部 22 ホース取付ガイド 23 車両中心線 24 エアクリーナの吸気口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フューエルタンクの後下方にエンジン吸
    気系を構成するキャブレタおよびエアクリーナを配置
    し、上記キャブレタにエアベントホースを備えた自動二
    輪車において、上記フューエルタンクの後端部下方にホ
    ース取付ガイドを車両中心線の一側にオフセットして配
    置し、このホース取付ガイドに上記エアベントホースを
    取り付けてその開放端部が下方を向くように配設する一
    方、上記エアクリーナの後側に車両の後方に向かって開
    口する吸気口を設け、この吸気口を上記ホース取付ガイ
    ドの反対側にオフセットして配置したことを特徴とする
    自動二輪車のエアベントホース構造。
JP7037235A 1995-02-24 1995-02-24 自動二輪車のエアベントホース構造 Pending JPH08232765A (ja)

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JP (1) JPH08232765A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998027332A1 (fr) * 1996-12-19 1998-06-25 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Realisation d'un event dans le reservoir auxiliaire d'un moteur
JP2014058913A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2015132203A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の気化器エアベント管配管構造

Cited By (3)

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WO1998027332A1 (fr) * 1996-12-19 1998-06-25 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Realisation d'un event dans le reservoir auxiliaire d'un moteur
JP2014058913A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
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