JP2554068B2 - ユニツトスイング式エンジンの吸気系防泥構造 - Google Patents
ユニツトスイング式エンジンの吸気系防泥構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M7/00—Motorcycles characterised by position of motor or engine
- B62M7/12—Motorcycles characterised by position of motor or engine with the engine beside or within the driven wheel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クランクケースに伝動ケースが一体形成さ
れたいわゆるユニットスイング式エンジンにおける吸気
系防泥構造に関し、特に気化器及びエアクリーナ箱の外
気吸込口への泥水,砂塵等の異物(以下泥水等と記す)
の付着,侵入を防止できるようにした防泥構造に関す
る。
れたいわゆるユニットスイング式エンジンにおける吸気
系防泥構造に関し、特に気化器及びエアクリーナ箱の外
気吸込口への泥水,砂塵等の異物(以下泥水等と記す)
の付着,侵入を防止できるようにした防泥構造に関す
る。
ユニットスイング式エンジンを搭載した自動二,三輪
車では、後輪の近傍に気化器及びエアクリーナ箱を配設
して吸気系を構成するのが一般的であり、そのままで
は、後輪が跳ね上げた泥水等が気化器に付着して各種調
整スクリュー,調整用ケーブル等の作動に悪影響を与え
たり、エアクリーナ箱内に泥水等が侵入してエアクリー
ナエレメントを汚損したりするという問題が生じる。
車では、後輪の近傍に気化器及びエアクリーナ箱を配設
して吸気系を構成するのが一般的であり、そのままで
は、後輪が跳ね上げた泥水等が気化器に付着して各種調
整スクリュー,調整用ケーブル等の作動に悪影響を与え
たり、エアクリーナ箱内に泥水等が侵入してエアクリー
ナエレメントを汚損したりするという問題が生じる。
そこでこのような問題を防止するため、従来、後輪の
上方に例えば樹脂製の円弧状リヤフェンダを配置する構
造が採用されている(例えば特開昭61−218488号公報参
照)。
上方に例えば樹脂製の円弧状リヤフェンダを配置する構
造が採用されている(例えば特開昭61−218488号公報参
照)。
しかしながら上記従来構造は、主として後輪の上方を
覆う構造であるため、泥水等が後輪側方に飛散するのを
防止するには不十分であり、吸気系を後輪の前部側方に
配置した場合は、泥水等が気化器に付着したり、エアク
リーナ箱内に外気吸込口から侵入したりするのを確実に
防止することは困難である。
覆う構造であるため、泥水等が後輪側方に飛散するのを
防止するには不十分であり、吸気系を後輪の前部側方に
配置した場合は、泥水等が気化器に付着したり、エアク
リーナ箱内に外気吸込口から侵入したりするのを確実に
防止することは困難である。
上記泥水等を確実に防止するには、上記リヤフェンダ
に後輪の側方を覆う弾性部材製のマッドガードを取り付
けることも考えられるが、この場合、後輪との間に巻込
み防止用空間が必要となり、配置スペースの確保が困難
となる。
に後輪の側方を覆う弾性部材製のマッドガードを取り付
けることも考えられるが、この場合、後輪との間に巻込
み防止用空間が必要となり、配置スペースの確保が困難
となる。
そこで本発明の目的は、後輪の側方にエアクリーナ箱
及び気化器を配置した場合に、該気化器等への泥水等の
付着,侵入を確実に防止できるユニットスイング式エン
ジンの吸気系防泥構造を提供する点にある。
及び気化器を配置した場合に、該気化器等への泥水等の
付着,侵入を確実に防止できるユニットスイング式エン
ジンの吸気系防泥構造を提供する点にある。
本発明は、クランクケースの側部に伝動ケースを接続
してなるユニットスイング式エンジンにおいて、上記伝
動ケースの上方で、かつ後輪の側方にエアクリーナ箱を
配設し、該エアクリーナ箱とエンジン本体とのコーナ部
内側に気化器を配設し、該気化器をエアクリーナ箱に接
続するとともに該エアクリーナ箱の外気吸込口を気化器
の側方かつ近傍に設けてなる吸気系に後輪からの泥水,
砂塵等の異物が付着,侵入するのを防止するための吸気
系防泥構造であって、上記気化器を柔軟性シート部材か
らなる防泥カバーを巻回して覆うとともに、該防泥カバ
ーに、上記エアクリーナ箱の外気吸込口と上記後輪との
間の空間にて衝立状に立設され外気吸込口の上縁まで延
長された吸込口カバー部を一体形成したことを特徴とし
ている。
してなるユニットスイング式エンジンにおいて、上記伝
動ケースの上方で、かつ後輪の側方にエアクリーナ箱を
配設し、該エアクリーナ箱とエンジン本体とのコーナ部
内側に気化器を配設し、該気化器をエアクリーナ箱に接
続するとともに該エアクリーナ箱の外気吸込口を気化器
の側方かつ近傍に設けてなる吸気系に後輪からの泥水,
砂塵等の異物が付着,侵入するのを防止するための吸気
系防泥構造であって、上記気化器を柔軟性シート部材か
らなる防泥カバーを巻回して覆うとともに、該防泥カバ
ーに、上記エアクリーナ箱の外気吸込口と上記後輪との
間の空間にて衝立状に立設され外気吸込口の上縁まで延
長された吸込口カバー部を一体形成したことを特徴とし
ている。
本発明に係る吸気系防泥構造では、気化器を防泥カバ
ーで覆ったので、後輪からの泥水等が気化器に付着する
ことはなく、気化器の調整スクリュー等の作動を確保で
き、また防泥カバーを延長してなる吸込口カバー部をエ
アクリーナ箱の外気吸込口と後輪との間に衝立状に位置
させたので、後輪から外気吸込口へ向かう泥水等はほと
んどこの衝立状の吸込口カバー部によって遮断され、こ
の外気吸込口からの侵入を抑制でき、エアクリーナエレ
メントの汚損を防止できる。
ーで覆ったので、後輪からの泥水等が気化器に付着する
ことはなく、気化器の調整スクリュー等の作動を確保で
き、また防泥カバーを延長してなる吸込口カバー部をエ
アクリーナ箱の外気吸込口と後輪との間に衝立状に位置
させたので、後輪から外気吸込口へ向かう泥水等はほと
んどこの衝立状の吸込口カバー部によって遮断され、こ
の外気吸込口からの侵入を抑制でき、エアクリーナエレ
メントの汚損を防止できる。
なお、この場合、マッドガードで後輪の側方を覆う構
造のような配置スペースの問題が生じることもない。
造のような配置スペースの問題が生じることもない。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による自動二
輪車の防泥構造を説明するための図である。
輪車の防泥構造を説明するための図である。
図において、1はユニットスイング式エンジンであ
り、該エンジン1はシリンダ,及びシリンダヘッドを導
風カバー2で覆うとともに、クランクケースに、車両後
方に延びる伝動ケース3のケース本体3aを一体形成し、
該ケース本体3aの外側にケースカバー3bを装着して構成
されている。また、この伝動ケース3の後端部には後輪
4が回転自在に支持されている。
り、該エンジン1はシリンダ,及びシリンダヘッドを導
風カバー2で覆うとともに、クランクケースに、車両後
方に延びる伝動ケース3のケース本体3aを一体形成し、
該ケース本体3aの外側にケースカバー3bを装着して構成
されている。また、この伝動ケース3の後端部には後輪
4が回転自在に支持されている。
また上記伝動ケース3の上方で、かつ後輪4の後方に
はエアクリーナ箱5が配置され、伝動ケース3の上面に
ボルト締め固定されている。このエアクリーナ箱5は内
部にエアクリーナエレメントを収容する前後2分割型の
もので、その前半部の上面に外気吸込口5aが形成されて
いる。
はエアクリーナ箱5が配置され、伝動ケース3の上面に
ボルト締め固定されている。このエアクリーナ箱5は内
部にエアクリーナエレメントを収容する前後2分割型の
もので、その前半部の上面に外気吸込口5aが形成されて
いる。
また、上記エアクリーナ箱5の前半部とエンジン1の
導風カバー2とのなすコーナ部の内側には気化器6が配
設されている。該気化器6の吸気通路の入口部6aは上記
エアクリーナ箱5の前半部の内側壁に連通接続され、出
口部6bはジョイントダクト7を介してシリンダに接続さ
れている。この気化器6及び上記エアクリーナ箱5によ
って、混合気をエンジン1に供給する吸気系12が構成さ
れている。
導風カバー2とのなすコーナ部の内側には気化器6が配
設されている。該気化器6の吸気通路の入口部6aは上記
エアクリーナ箱5の前半部の内側壁に連通接続され、出
口部6bはジョイントダクト7を介してシリンダに接続さ
れている。この気化器6及び上記エアクリーナ箱5によ
って、混合気をエンジン1に供給する吸気系12が構成さ
れている。
そして上記気化器6には、柔軟性を有する樹脂製シー
トからなる防泥カバー8が装着されている。この防泥カ
バー8は、第4図にその展開図を示すように、気化器6
の車両前後方向後側を覆う後カバー部9と、前側を覆う
前カバー部10と、エアクリーナ箱5の外気吸込口5aの後
輪4側部分を覆うように延長された吸込口カバー部11と
からなる。より詳細には、該吸込口カバー部11の、該外
気吸込口5aと後輪4との間の部分11bは、後輪4から車
幅方向外方及び車両前後方向前方に飛散する泥水等の衝
立となるように立設されており、かつ上記外気吸込口5a
の上縁まで延長されている。また、この防泥カバー8の
略中央部には気化器6のスタータプランジャ用サーモワ
ックスヒータ6cに係合させる係合穴8aが形成され、前,
後カバー部10,9には気化器6に形成された係合片6dと係
合するスリット10a,9aが形成されており、さらに吸込口
カバー部11にはエアクリーナ箱5に形成されたフック5b
に係合する係合孔11aが形成されている。なお、8bは気
化器6の各種ケーブルを挿通するためのケーブル穴であ
る。
トからなる防泥カバー8が装着されている。この防泥カ
バー8は、第4図にその展開図を示すように、気化器6
の車両前後方向後側を覆う後カバー部9と、前側を覆う
前カバー部10と、エアクリーナ箱5の外気吸込口5aの後
輪4側部分を覆うように延長された吸込口カバー部11と
からなる。より詳細には、該吸込口カバー部11の、該外
気吸込口5aと後輪4との間の部分11bは、後輪4から車
幅方向外方及び車両前後方向前方に飛散する泥水等の衝
立となるように立設されており、かつ上記外気吸込口5a
の上縁まで延長されている。また、この防泥カバー8の
略中央部には気化器6のスタータプランジャ用サーモワ
ックスヒータ6cに係合させる係合穴8aが形成され、前,
後カバー部10,9には気化器6に形成された係合片6dと係
合するスリット10a,9aが形成されており、さらに吸込口
カバー部11にはエアクリーナ箱5に形成されたフック5b
に係合する係合孔11aが形成されている。なお、8bは気
化器6の各種ケーブルを挿通するためのケーブル穴であ
る。
次に本実施例の作用効果について説明する。
ここで、防泥カバー8を吸気系12に装着する場合につ
いて説明する。まず、該カバー8の係合穴8aを気化器6
のヒータ6cに係合させる。次に後カバー部9を気化器6
の後側から底部を覆うように巻き付け、これの係合スリ
ット9aを気化器6の係合片6dに係合させ、さらに前カバ
ー部10を気化器6の前側に巻き付け、これの係合スリッ
ト10aを上記係合片6dに係合させる。最後に吸込カバー
部11の吸込口と後輪との間の部分11bをエアクリーナ箱
5の外気吸込口5aの後輪4側に衝立状に位置させ、これ
の係合孔11aをエアクリーナ箱5の係合フック5bに係合
させる。するとこれにより、気化器6の各種調整スクリ
ュー,ケーブル接続部,及び該気化器6とエアクリーナ
箱5,ジョイントダクト7との接続部は、上記防泥カバー
8の後,前カバー部9,10によって確実に覆われ、またエ
アクリーナ箱5の外気吸込口5aの後輪4側部分には吸込
口カバー部11が衝立状に位置している。
いて説明する。まず、該カバー8の係合穴8aを気化器6
のヒータ6cに係合させる。次に後カバー部9を気化器6
の後側から底部を覆うように巻き付け、これの係合スリ
ット9aを気化器6の係合片6dに係合させ、さらに前カバ
ー部10を気化器6の前側に巻き付け、これの係合スリッ
ト10aを上記係合片6dに係合させる。最後に吸込カバー
部11の吸込口と後輪との間の部分11bをエアクリーナ箱
5の外気吸込口5aの後輪4側に衝立状に位置させ、これ
の係合孔11aをエアクリーナ箱5の係合フック5bに係合
させる。するとこれにより、気化器6の各種調整スクリ
ュー,ケーブル接続部,及び該気化器6とエアクリーナ
箱5,ジョイントダクト7との接続部は、上記防泥カバー
8の後,前カバー部9,10によって確実に覆われ、またエ
アクリーナ箱5の外気吸込口5aの後輪4側部分には吸込
口カバー部11が衝立状に位置している。
本実施例構造では、後輪4で跳ね上げた泥水等が気化
器6周辺に飛散しても、この泥水等は防泥カバー8の
前,後カバー部10,9に付着し、気化器6自体に付着する
ことはなく、また、吸込カバー部11の外気吸込口5aと後
輪4との間の部分11bが、外気吸込口5aに向かって車幅
方向外方及び車両前後方向前方に飛散する泥水等の飛散
経路に衝立状に立設されていることから、エアクリーナ
箱5の外気吸込口5aへの泥水等はこの衝立状の部分11b
によりほとんど遮断され、外気吸込口5a内への侵入が抑
制される。
器6周辺に飛散しても、この泥水等は防泥カバー8の
前,後カバー部10,9に付着し、気化器6自体に付着する
ことはなく、また、吸込カバー部11の外気吸込口5aと後
輪4との間の部分11bが、外気吸込口5aに向かって車幅
方向外方及び車両前後方向前方に飛散する泥水等の飛散
経路に衝立状に立設されていることから、エアクリーナ
箱5の外気吸込口5aへの泥水等はこの衝立状の部分11b
によりほとんど遮断され、外気吸込口5a内への侵入が抑
制される。
このように本実施例構造では、後輪4で跳ね上げられ
た泥水等が、気化器6自体に付着するのを防止して、各
種スクリュー等の作動を確保でき、またエアクリーナ箱
5への泥水等の侵入を防止してエアクリーナエレメント
の汚損を防止できる。
た泥水等が、気化器6自体に付着するのを防止して、各
種スクリュー等の作動を確保でき、またエアクリーナ箱
5への泥水等の侵入を防止してエアクリーナエレメント
の汚損を防止できる。
また、本実施例では、防泥カバー8を装着する場合、
該カバー8の前,後カバー部10,9を気化器6に巻き付け
るとともに、これの係合スリット10a,9aを係合片6dに係
合させ、吸込口カバー部11の係合孔11aをエアクリーナ
箱5の係合フック5bに係合させるだけでよく、装着作業
が非常に容易である。
該カバー8の前,後カバー部10,9を気化器6に巻き付け
るとともに、これの係合スリット10a,9aを係合片6dに係
合させ、吸込口カバー部11の係合孔11aをエアクリーナ
箱5の係合フック5bに係合させるだけでよく、装着作業
が非常に容易である。
また本実施例構造は、吸気系12を覆う構造であるか
ら、上述の後輪側方を覆うマッドガード等は不要であ
り、配置スペースの問題が生じることはない。
ら、上述の後輪側方を覆うマッドガード等は不要であ
り、配置スペースの問題が生じることはない。
以上のように本発明に係るユニットスイング式エンジ
ンの吸気系防泥構造によれば、防泥カバーで気化器を覆
うとともに、該防泥カバーにエアクリーナ箱の吸込口の
後輪側部分に衝立状に立設された吸込口カバー部を一体
形成したので、泥水等の気化器への付着,エアクリーナ
箱への侵入を防止して、気化器の各種スクリュー等の作
動を確保できるとともに、エアクリーナエレメントの汚
れを防止できる効果がある。
ンの吸気系防泥構造によれば、防泥カバーで気化器を覆
うとともに、該防泥カバーにエアクリーナ箱の吸込口の
後輪側部分に衝立状に立設された吸込口カバー部を一体
形成したので、泥水等の気化器への付着,エアクリーナ
箱への侵入を防止して、気化器の各種スクリュー等の作
動を確保できるとともに、エアクリーナエレメントの汚
れを防止できる効果がある。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による吸気系の
防泥構造を説明するための図であり、第1図はその平面
図、第2図はその側面図、第3図はその気化器部分の側
面図、第4図はその防泥カバーの展開図である。 図において、1はユニットスイング式エンジン、3は伝
動ケース、4は後輪、5はエアクリーナ箱、5aは外気吸
込口、6は気化器、8は防泥カバー(シート部材)、11
は吸込口カバー部、12は吸気系である。
防泥構造を説明するための図であり、第1図はその平面
図、第2図はその側面図、第3図はその気化器部分の側
面図、第4図はその防泥カバーの展開図である。 図において、1はユニットスイング式エンジン、3は伝
動ケース、4は後輪、5はエアクリーナ箱、5aは外気吸
込口、6は気化器、8は防泥カバー(シート部材)、11
は吸込口カバー部、12は吸気系である。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン本体と、該エンジン本体の一側か
ら車体後方に延び、後部内側に支持した後輪にエンジン
を伝達する動力伝達機構を内蔵する伝動ケースとを一体
構成してなり、車体に揺動自在に支持されるユニットス
イング式エンジンにおいて、上記伝動ケースの上方で、
かつ後輪の側方にエアクリーナ箱を配設し、該エアクリ
ーナ箱とエンジン本体とのコーナ部内側に気化器を配設
し、該気化器をエアクリーナ箱に接続するとともに該エ
アクリーナ箱の外気吸込口を気化器の側方かつ近傍に設
けてなる吸気系に後輪からの泥水,砂塵等の異物が付
着,侵入するのを防止するための吸気系防泥構造であっ
て、上記気化器を柔軟性シート部材からなる防泥カバー
を巻回して覆うとともに、該防泥カバーに、上記エアク
リーナ箱の外気吸込口と上記後輪との間の空間にて衝立
状に立設され、かつ外気吸込口の上縁まで延長された吸
込口カバー部を一体形成したことを特徴とするユニット
スイング式エンジンの吸気系防泥構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008440A JP2554068B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ユニツトスイング式エンジンの吸気系防泥構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008440A JP2554068B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ユニツトスイング式エンジンの吸気系防泥構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176789A JPS63176789A (ja) | 1988-07-21 |
JP2554068B2 true JP2554068B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=11693187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62008440A Expired - Fee Related JP2554068B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ユニツトスイング式エンジンの吸気系防泥構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554068B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4116823B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2008-07-09 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両における泥よけ構造 |
JP5664492B2 (ja) * | 2011-08-03 | 2015-02-04 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP5882373B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2016-03-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両用防水シート |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP62008440A patent/JP2554068B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176789A (ja) | 1988-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |