JP2942268B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JP2942268B2
JP2942268B2 JP1017866A JP1786689A JP2942268B2 JP 2942268 B2 JP2942268 B2 JP 2942268B2 JP 1017866 A JP1017866 A JP 1017866A JP 1786689 A JP1786689 A JP 1786689A JP 2942268 B2 JP2942268 B2 JP 2942268B2
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龍彦 三尾
真潔 杉本
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジン、動力伝達機構および後輪等を一
体に連結し、これを車体フレームに対して揺動自在に取
付けた所謂ユニットスイングエンジンを備える自動二輪
車に関する。
(従来の技術) 自動二輪車には、例えば自転車タイプ、スクータタイ
プ等で知られるように、エンジン、動力伝達機構および
後輪等を一体に連結し、これを車体フレームに対して揺
動自在に取付けた所謂ユニットスイングエンジンを備え
るものが知られている。
これを第5図により説明する。第5図はスクータ型自
動二輪車の側面図である。
スクータ型車両1は車体前後方向に延びるフレーム2
を備えており、このフレーム2の前端のヘッドパイプ2a
にはステアリングシャフト3が回転自在に支持されてい
る。ステアリングシャフト3の下端にはフロントサスペ
ンション4を介して前輪5が連結されている。一方、フ
レーム2の後端にはリヤサスペンション6を介して後輪
7が連結されている。また、フレーム2を覆うようにし
て、車体前方から順に、フロントフェンダ8、レッグシ
ールド9、アンダーカウル10およびサイドカバー11が取
付けられている。更に、レッグシールド9とサイドカバ
ー11との間で前後のアンダーカウル10の上面には、フー
トボード12が配設され、またフレーム2の後部には、燃
料タンク13およびシート15が配設されている。
図中Aはユニットスイングエンジンであり、エンジン
16、キャブレター17、エンジンの回転を後輪7に伝達さ
せる機構を内蔵する伝動ケース19、後輪7、エアクリー
ナ20、リヤフェンダー21等を一体に連結し、これをフレ
ーム2にピボット22を中心として揺動自在に枢支してい
る。エアクリーナ20には、後輪7の側面に面した上部位
置に車体前方に向く空気吸入口20aが形成されており、
空気吸入口20aから吸い込まれた空気をエアクリーナ内
部に流入させ、この内部に配設されている図示しないフ
ィルタによって空気内に混入している塵や埃を取り除
き、クリーンになった空気をキャブレタ17に導くように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の自動二輪車において、リヤフェ
ンダー21は、後輪7の上部を覆うように、かつエンジン
16側との間を閉塞するように取付られ、後輪7が巻上げ
た泥、水等が、エアクリーナ20の空気吸入口20aに浸入
するのを防止している。
しかしながら、リヤフェンダー21とエンジン16側との
間には、ある程度のクリアランスが必要なため、このク
リアランスを通って後輪7が巻上げた泥、水等が、エア
クリーナ20の空気吸入口20aに浸入し、エアクリーナは
その防塵機能を十分に発揮することができなくなってし
まうという問題を有している。
従来、この問題を解決するために、特開昭62−8440号
において、キャブレタ17をゴムシートで包んでエアクリ
ーナ20への泥、水等の浸入を防止することも提案されて
いるが、組立性、整備性が著しく悪かった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、簡単な構成によりエアクリーナに
泥、水等が侵入するのを確実に防止することができるよ
うにした自動二輪車を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するために、本発明は、エンジン1
6、エンジンの後方に配設された後輪7、後輪の前側付
近に配設されたキャブレター17、後輪の一側に配設さ
れ、エンジンの回転を後輪に伝達させる機構を内蔵する
伝動ケース19、該伝動ケースの上方に配設されると共に
キャブレターに接続されるエアクリーナ20および後輪の
上部を覆うリヤフェンダー21を一体に連結し、これをフ
レーム2に揺動自在に枢支してなり、さらに、前記エア
クリーナ20の吸入口20aが前記リヤフェンダー21の前側
上方に位置してなる自動二輪車において、前記キャブレ
ター17とエンジン16の気筒16aとの間に接続される吸気
接続部材23に鍔23cを一体に形成し、該鍔23cを前記吸入
口20aより下方でリヤフェンダー21の上面とオーバーラ
ップするように設けることを特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は図面と対比させるた
めのものであり、これにより本発明の構成が何ら限定さ
れるものではない。
〔作用〕
本発明においては、後輪7が巻上げた泥、水等が、そ
の接線方向に飛ばされてリヤフェンダー21とエンジン16
側との間のクリアランスを通ってエアクリーナ20の空気
吸入口20aに向かっても、吸気接続部材23に一体に形成
した鍔23cに衝突するため、エアクリーナに泥、水等が
侵入しなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は第5図で説明したユニットスイングエンジン
の側面図、第2図はその平面図であり、第1図と同一構
造には同一番号を付している。
ユニットスイングエンジンAには、エンジン16、キャ
ブレター17、エンジンの回転を後輪7に伝達させる機構
を内蔵する伝動ケース19、後輪7、エアクリーナ20、リ
ヤフェンダー21等を一体に連結し、これをフレーム2に
ピボット22を中心として揺動自在に枢支している。エア
クリーナ20には、後輪7との間でリヤフェンダー21の上
部位置に車体前方に向く空気吸入口20aが形成されてお
り、空気吸入口20aから吸い込まれた空気をエアクリー
ナ内部に流入させ、この内部に配設されている図示しな
いフィルタによって空気内に混入している塵や埃を取り
除き、クリーンになった空気を第2図矢印に示すよう
に、吐出口20bに接続したキャブレタ17、さらにはエン
ジン16の気筒16aに導くようにしている。
また、キャブレタ17は、エンジン16の気筒16aと吸気
接続部材23により接続されている。この吸気接続部材23
は、第3図および第4図に詳しく示すように、エンジン
16の気筒16aに取付けられる基部23aと、吸気接続管23b
と、これら基部23aおよび吸気接続管23bに水平方向に一
体に形成される鍔23cとを有し、該鍔23cがリヤフェンダ
ー21の前部とオーバーラップするように設けられる。
従って、後輪7が巻上げた泥、水等が、リヤフェンダ
ー21とエンジン16側との間のクリアランスを通ってエア
クリーナ20の空気吸入口20aに向かっても、吸気接続部
材23に一体に形成した鍔23cに衝突するため、エアクリ
ーナに泥、水等が侵入するのを確実に防止することがで
きる。
なお、上記実施例では、スクータ型車両について説明
しているが、自転車タイプ等のユニットスイングエンジ
ンを備える自動二輪車にも本発明を適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、エ
ンジン16、エンジンの後方に配設された後輪7、後輪の
前側付近に配設されたキャブレター17、後輪の一側に配
設され、エンジンの回転を後輪に伝達させる機構を内蔵
する伝動ケース19、該伝動ケースの上方に配設されると
共にキャブレターに接続されるエアクリーナ20および後
輪の上部を覆うリヤフェンダー21を一体に連結し、これ
をフレーム2に揺動自在に枢支してなり、さらに、前記
エアクリーナ20の吸入口20aが前記リヤフェンダー21の
前側上方に位置してなる自動二輪車において、前記キャ
ブレター17とエンジン16の気筒16aとの間に接続される
吸気接続部材23に鍔23cを一体に形成し、該鍔23cを前記
吸入口20aより下方でリヤフェンダー21の上面とオーバ
ーラップするように設けるという簡単な構成により、エ
アクリーナに泥、水等が侵入するのを確実に防止するこ
とができ、エアクリーナの防塵機能を十分に発揮させる
ことができる。
また、燃料タンクまわりを効果的に防塵することがで
き、キャップを外したとき泥等がタンク内に侵入して燃
料と混合するようなことも確実に防止できるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示すユニットスイングエン
ジンの側面図、第2図はその平面図、第3図は本発明の
要部を示す吸気接続部材の平面図、第4図はその側面
図、第5図は本発明が適用されるスクータ型車両の側面
図である。 2……フレーム、7……後輪、16……エンジン、17……
キャブレター、19……伝動ケース、20……エアクリー
ナ、20a……吸入口、21……リヤフェンダー、23……吸
気接続部材、23c……鍔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 39/00 B62J 15/00 B62J 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン、エンジンの後方に配設された後
    輪、後輪の前側付近に配設されたキャブレター、後輪の
    一側に配設され、エンジンの回転を後輪に伝達させる機
    構を内蔵する伝動ケース、該伝動ケースの上方に配設さ
    れると共にキャブレターに接続されるエアクリーナおよ
    び後輪の上部を覆うリヤフェンダーを一体に連結し、こ
    れをフレームに揺動自在に枢支してなり、さらに、前記
    エアクリーナの吸入口が前記リヤフェンダーの前側上方
    に位置してなる自動二輪車において、 前記キャブレターとエンジンの気筒との間に接続される
    吸気接続部材に鍔を一体に形成し、該鍔を前記吸入口よ
    り下方でリヤフェンダーの上面とオーバーラップするよ
    うに設けることを特徴とする自動二輪車。
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