JPH09242630A - アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造 - Google Patents

アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造

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JPH09242630A
JPH09242630A JP8047575A JP4757596A JPH09242630A JP H09242630 A JPH09242630 A JP H09242630A JP 8047575 A JP8047575 A JP 8047575A JP 4757596 A JP4757596 A JP 4757596A JP H09242630 A JPH09242630 A JP H09242630A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の増加や車体の大型化、ライダーの
乗降性の悪化等を招くことなく、既設の部品を利用して
エンジンのアイドリングの安定化という吸気チャンバー
の効果を発揮せしめることができるアンダーボーン型自
動二輪車のエンジン吸気構造を提供すること。 【構成】 アンダーボーン型自動二輪車において、ダウ
ンチューブ3内を閉空間Sとするとともに該ダウンチュ
ーブ3に開口部3aを形成し、エアクリーナ20と外気
導入口37aとの間の外気導入通路中に、前記開口部3
aを介してダウンチューブ3内の閉空間Sを連通せしめ
る。本発明によれば、既設のダウンチューブ3内に形成
される閉空間Sが吸気チャンバーとして機能するため、
独立の吸気チャンバーを別個に設ける必要がなく、部品
点数の削減とコストダウン及び車体の小型化等を図りつ
つ、ダウンチューブ3内の閉空間Sにエンジン12のア
イドリングの安定化という吸気チャンバーとしての効果
を発揮せしめることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンダーボーン型
自動二輪車のエンジン吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かるアンダーボーン型自動二輪車に限
らず他の任意の形式の自動二輪車において、エンジンの
性能を向上させることを目的として、エアクリーナとキ
ャブレタとの間の連通路中に枝分れした吸気チャンバー
を設けることは既になされているが、本発明者はエンジ
ンのアイドリングを安定させるための種々の実験を試
み、その結果、エンジンに連通されたエアクリーナと該
エアクリーナに外気を導入するための外気導入口との間
の外気導入通路中に、枝分れした吸気チャンバーを設け
ることが有効であることを見出した。
【0003】而して、上述のように外気導入通路中に吸
気チャンバーを設けることによってアイドリング時のエ
ンジンの回転変動に伴う吸気脈動が解消され、又、吸気
チャンバーに大容量の吸気を滞留しておくことによって
混合気の空燃比のバラツキが解消されてエンジンのアイ
ドリングが安定化する。尚、吸気チャンバーはエンジン
から離れた位置に設けられるため、該吸気チャンバーは
エンジン性能に殆ど影響を及ぼさず、従って、自動二輪
車の走行時のエンジン性能が吸気チャンバーの存在によ
って低下することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動二輪車のように吸気チャンバーを独立の部品として
別個に設けると、部品点数が増加してコストアップを招
くとともに、該吸気チャンバーの設置スペースを別に確
保する必要があり、車体の大型化を招く他、特にアンダ
ーボーン型自動二輪車における前抉り空間の減少を招い
てライダーの乗降性を悪化させる可能性がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、部品点数の増加や車体の大型
化、ライダーの乗降性の悪化等を招くことなく、既設の
部品を利用して吸気チャンバーによるエンジンのアイド
リングを安定させるという効果を発揮せしめることがで
きるアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ハンドルを回動自在に支持
するヘッドパイプと該ヘッドパイプから後方に向かって
斜め下方に延出するダウンチューブを含んで構成される
車体フレームを備え、前記ダウンチューブの下方にエン
ジンを配置して成るアンダーボーン型自動二輪車におい
て、前記ダウンチューブ内を閉空間とするとともに該ダ
ウンチューブに開口部を形成し、前記エンジンに連通さ
れたエアクリーナと該エアクリーナに外気を導入するた
めの外気導入口との間の外気導入通路中に、前記開口部
を介してダウンチューブ内の閉空間を連通せしめたこと
を特徴とするアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸
気構造。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記開口部を、車体前後方向に長い長孔と
し、ヘッドパイプとダウンチューブとの連結部を補強す
るために両者に亘って溶着されたガセットの内側に設
け、ガセットには吸入口を設けるとともに、前記エアク
リーナの吸気ダクトを連結し、該ガセットで前記外気導
入通路の一部を構成することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記開口部を、車体前後方向におい
て前記エアクリーナの吸気ダクトの開口部と前記外気導
入口との間に設けることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、既
設のダウンチューブ内に形成される閉空間が吸気チャン
バーとして機能するため、独立の吸気チャンバーを別個
に設ける必要がなく、部品点数の削減とコストダウン及
び車体の小型化、更には前抉り空間の減少に伴うライダ
ーの乗降性の悪化防止等を図りつつ、ダウンチューブ内
の閉空間にエンジンのアイドリングの安定化という吸気
チャンバーとしての効果を発揮せしめることができる。
【0010】又、請求項2記載の発明によれば、ダウン
チューブに形成される開口部は車体前後方向に長い幅狭
の長孔であるとともに補強部材であるガセットの内側に
設けられるため、該開口部によってダウンチューブの剛
性が著しく低下することがなく、ダウンチューブには必
要十分な剛性が確保される。
【0011】更に、請求項3記載の発明によれば、開口
部が車体前後方向においてエアクリーナの吸気ダクトの
開口部と外気導入口との間に設けられるため、外気導入
口から導入される外気は開口部からダウンチューブ内の
閉空間に効率良く流入する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係るエンジン吸気構造を備
えるアンダーボーン型自動二輪車の側面図、図2は同自
動二輪車の部分正面図、図3は本発明に係るエンジン吸
気構造を示す同自動二輪車の部分側面図、図4は同自動
二輪車のエンジン吸気構造部の破断正面図である。
【0014】図1に示すアンダーボーン型自動二輪車1
において、2は車体前方上部に位置するヘッドパイプ2
であって、該ヘッドパイプ2からは大径のダウンチュー
ブ3が後方(図1の右方)に向かって斜め下方に延出し
ている。そして、ダウンチューブ3の後端部からは左右
一対のシートレールフレーム4が後方に向かって斜め上
方に延出しており、ヘッドパイプ2とダウンチューブ3
及びシートレールフレーム4は車体フレームを構成して
いる。
【0015】ところで、上記ヘッドパイプ2内にはステ
アリングシャフト5が回動自在に挿通しており、該ステ
アリングシャフト5の上端部にはハンドル6が結着され
ている。そして、ステアリングシャフト5の下端部には
フロントフォーク7の上端部が結着されており、該フロ
ントフォーク7の下端部には前輪8が回転自在に軸支さ
れている。尚、フロントフォーク7の上部はマッドガー
ド9によって覆われており、前輪8の上半部はフロント
フェンダ10によって覆われている。
【0016】又、前記ダウンチューブ3の後端部には略
L字状に湾曲したリヤアームブラケット11が溶着され
ており、該リヤアームブラケット11とダウンチューブ
3には4サイクルエンジン12が取付支持されている。
この4サイクルエンジン12は、ダウンチューブ3の下
方に車体前方に向かって略水平に延びるシリンダ12a
を有し、該シリンダ12aには車体前後方向に延びる複
数の冷却フィン12a−1が形成されている。又、エン
ジン12のクランクケース12bの底部にはオイルパン
が形成されており、エンジン12の底部はエンジンガー
ド13によって保護されている。尚、図1において、1
4,15はステップ、16はメインスタンド、17はサ
イドスタンドである。
【0017】ここで、本発明に係るエンジン吸気構造に
ついて説明する。
【0018】本実施の形態に係る自動二輪車1において
は、前記ダウンチューブ3の後端部は蓋部材36によっ
て閉塞され、該ダウンチューブ3内には閉空間S(図4
参照)が形成されている。
【0019】又、前記ヘッドパイプ2とダウンチューブ
3との連結部を補強するガセット18がヘッドパイプ2
とダウンチューブ3に亘って溶着されており、該ガセッ
ト18は吸気ボックスを構成している。そして、このガ
セット18の両側部には円形の開口部18a(図3参
照)が形成されており、これらの開口部18aにはエア
クリーナ20の左右一対の吸気ダクト19が接続されて
いる。
【0020】而して、図3及び図4に示すように、ダウ
ンチューブ3の前記ガセット18内に位置する部分に
は、車体前後方向に長い幅狭の長孔で構成される開口部
3aが形成されており、又、ガセット18の上部には同
様に車体前後方向に長い幅狭の長孔で構成される吸入口
18bが形成されている。そして、ガセット18の上面
には樹脂製のカバー37が前記吸気口18bを覆うよう
に不図示のネジで着脱自在に取り付けられており、該カ
バー37の後端は大気に開口する外気導入口37aを構
成している。従って、ダウンチューブ3の開口部3aは
車体前後方向において前記エアクリーナ20の吸気ダク
ト19の開口部19a(図4参照)と前記外気導入口3
7aとの間に配置されている。
【0021】一方、前記エアクリーナ20の下部にはキ
ャブレタ21が吸気管22によって接続されており、該
キャブレタ21は吸気管23によって前記シリンダ12
aの不図示の吸気通路に接続されている。尚、シリンダ
12aの下方からは排気管24が導出している。又、図
3に示すように、エアクリーナ20内にはエレメント2
0aが収納されている。
【0022】従って、本発明に係るエンジン吸気構造に
おいては、エンジン12に連通されるエアクリーナ20
と該エアクリーナ20に外気を導入する外気導入口37
aとの間の外気導入通路中に、開口部3aを介してダウ
ンチューブ3内の閉空間Sが連通せしめられている。
【0023】ところで、図1に示すように、エンジン1
2の上方にはタンデム型のシート25が前記シートレー
ルフレーム4に支持されて配置されており、該シート2
5の下方には燃料タンク26とバッテリ27が配設され
ている。
【0024】又、前記リヤアームブラケット11にはリ
ヤアーム28の前端部がピボットシャフト29によって
上下に回動自在に軸支されており、該リヤアームブラケ
ット28の後端部には後輪30が回転自在に軸支されて
いる。そして、リヤアーム28と後輪30は、前記シー
トレールフレーム4とリヤアーム28の間に介装された
リヤクッション31によって車体に懸架されている。
尚、後輪30の上半部はリヤフェンダ32によって覆わ
れている。又、図1において、33はエンジン12の回
転動力を後輪30に伝達するための不図示のチェーンを
覆うチェーンケースである。
【0025】而して、以上の構成を有する自動二輪車1
は樹脂製の車体カバー34によって覆われているが、該
車体カバー34は、前記ダウンチューブ3からエンジン
12の両側方に至る部位を覆うレッグシールド34aと
車体後半部を覆うリヤカバー34bとで構成されてい
る。
【0026】又、本実施の形態に係る自動二輪車1にお
いては、前記ダウンチューブ3の下側であって、且つ、
エンジン12のシリンダ12aの上方には、走行風をシ
リンダ12aに効率良く導いてエンジン12の冷却性能
を高めるための導風板35がダウンチューブ3に沿って
車体後方に向かって斜め下方に傾斜して配置されてい
る。
【0027】以上のように構成されるアンダーボーン型
自動二輪車1において、エンジン12が駆動されると、
該エンジン12の吸気行程で発生する負圧に引かれて外
気が図3に矢印にて示すように前記カバー37の外気導
入口37aからカバー37内に吸引される。そして、カ
バー37内に吸引された外気は吸入口18bを通ってガ
セット18内に流入し、開口部3aを通ってダウンチュ
ーブ3内の閉空間S内に流入して一旦滞留されるととも
に、開口部18a,19aを通って左右の吸気ダクト1
9内を流れてエアクリーナ20に導かれる。エアクリー
ナ20に導かれた外気は、エアクリーナ20のエレメン
ト20aを通過することによって浄化された後、吸気管
22を経てキャブレタ21に導かれ、該キャブレタ21
において噴霧状の燃料と混合せしめられて所定の空燃比
の混合気が形成される。
【0028】而して、キャブレタ21において形成され
た混合気は、吸気管23を経てエンジン12の燃焼室に
供給されて燃焼に供され、この混合気の燃焼によって発
生した排気ガスは前記排気管24を経て大気中に排出さ
れる。
【0029】以上において、本実施の形態に係るエンジ
ン吸気構造においては、エアクリーナ20と該エアクリ
ーナ20に外気を導入するための外気導入口37aとの
間の外気導入通路中に、枝分かれしたダウンチューブ3
内の閉空間Sが連通せしめられるため、この閉空間Sが
吸気チャンバーとして機能して該閉空間Sに外気が流入
して一旦滞留されるため、アイドリング時のエンジン1
2の回転変動に伴う吸気脈動が解消され、又、閉空間S
に大容量の外気(吸気)を滞留しておくことによって混
合気の空燃比のバラツキが解消されてエンジン12のア
イドリングが安定化する。尚、吸気チャンバーとしての
閉空間Sはエンジン12から離れた位置に設けられるた
め、該閉空間Sはエンジン12の性能に殆ど影響を及ぼ
さず、従って、自動二輪車1の走行時のエンジン12の
性能が閉空間Sの存在によって低下することはない。
【0030】以上のように、本実施の形態では、既設の
ダウンチューブ3内に形成される閉空間Sが吸気チャン
バーとして機能するため、従来のように独立の吸気チャ
ンバーを別個に設ける必要がなく、部品点数の削減とコ
ストダウン及び車体の小型化を図ることができるととも
に、特にアンダーボーン型自動二輪車1において前抉り
空間の減少を伴うことがなく、ライダーの乗降性の悪化
を招くこともない。そして、これらを図りつつ、ダウン
チューブ3内の閉空間Sにエンジン12のアイドリング
の安定化という吸気チャンバーとしての効果を発揮せし
めることができる。尚、ダウンチューブ3は太くて長い
ため、これの内部に形成される閉空間Sの容量や長さ及
び形状を自由に設定することができる。
【0031】又、本実施の形態によれば、ダウンチュー
ブ3に形成される開口部3aは車体前後方向に長い幅狭
の長孔であるとともに補強部材であるガセット18の内
側に設けられるため、該開口部3aによってダウンチュ
ーブ3の剛性が著しく低下することがなく、ダウンチュ
ーブ3には必要十分な剛性が確保される。
【0032】更に、本実施の形態によれば、開口部3a
が車体前後方向においてエアクリーナ20の吸気ダクト
19の開口部19aと外気導入口37aとの間に設けら
れ、又、外気導入口37aから吸気ダクト19に至る外
気の流れ方向(車体前後方向)に直交する方向に開口部
19aが開口しているため、外気導入口37aから導入
される外気は開口部3aからダウンチューブ3内の閉空
間Sに効率良く流入して滞留される。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、既設のダウンチューブ内に形成さ
れる閉空間が吸気チャンバーとして機能するため、独立
の吸気チャンバーを別個に設ける必要がなく、部品点数
の削減とコストダウン及び車体の小型化、更には前抉り
空間の減少に伴うライダーの乗降性の悪化防止等を図り
つつ、ダウンチューブ内の閉空間にエンジンのアイドリ
ングの安定化という吸気チャンバーとしての効果を発揮
せしめることができるという効果が得られる。
【0034】又、請求項2記載の発明によれば、ダウン
チューブに形成される開口部は車体前後方向に長い幅狭
の長孔であるとともに補強部材であるガセットの内側に
設けられるため、該開口部によってダウンチューブの剛
性が著しく低下することがなく、ダウンチューブには必
要十分な剛性が確保されるという効果が得られる。
【0035】更に、請求項3記載の発明によれば、開口
部が車体前後方向においてエアクリーナの吸気ダクトの
開口部と外気導入口との間に設けられるため、外気導入
口から導入される外気は開口部からダウンチューブ内の
閉空間に効率良く流入するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン吸気構造を備えるアンダ
ーボーン型自動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係るエンジン吸気構造を備えるアンダ
ーボーン型自動二輪車の部分正面図である。
【図3】本発明に係るエンジン吸気構造を示すアンダー
ボーン型自動二輪車の部分側面図である。
【図4】アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構
造部の破断正面図である。
【符号の説明】
1 アンタダーボーン型自動二輪車 2 ヘッドパイプ 3 ダウンチューブ 3a 開口部 6 ハンドル 12 エンジン 18 ガセット 18a 開口部 18b 吸入口 19 吸気ダクト 19a 開口部 20 エアクリーナ 37 カバー 37a 外気導入口 S 閉空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルを回動自在に支持するヘッドパ
    イプと該ヘッドパイプから後方に向かって斜め下方に延
    出するダウンチューブを含んで構成される車体フレーム
    を備え、前記ダウンチューブの下方にエンジンを配置し
    て成るアンダーボーン型自動二輪車において、 前記ダウンチューブ内を閉空間とするとともに該ダウン
    チューブに開口部を形成し、前記エンジンに連通された
    エアクリーナと該エアクリーナに外気を導入するための
    外気導入口との間の外気導入通路中に、前記開口部を介
    してダウンチューブ内の閉空間を連通せしめたことを特
    徴とするアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構
    造。
  2. 【請求項2】 前記開口部は、車体前後方向に長い長孔
    であって、ヘッドパイプとダウンチューブとの連結部を
    補強するために両者に亘って溶着されたガセットの内側
    に設けられ、ガセットには吸入口が設けられるととも
    に、前記エアクリーナの吸気ダクトが連結され、該ガセ
    ットで前記外気導入通路の一部が構成されることを特徴
    とする請求項1記載のアンダーボーン型自動二輪車のエ
    ンジン吸気構造。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、車体前後方向において前
    記エアクリーナの吸気ダクトの開口部と前記外気導入口
    との間に設けられることを特徴とする請求項1又は2記
    載のアンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造。
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