JP2010159771A - バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置 - Google Patents

バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010159771A
JP2010159771A JP2010101240A JP2010101240A JP2010159771A JP 2010159771 A JP2010159771 A JP 2010159771A JP 2010101240 A JP2010101240 A JP 2010101240A JP 2010101240 A JP2010101240 A JP 2010101240A JP 2010159771 A JP2010159771 A JP 2010159771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backbone
fuel injection
fuel
valve
type motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010101240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5180988B2 (ja
Inventor
Kazuhito Hotta
万仁 堀田
Kenichiro Ikeda
健一郎 池田
Shunji Akamatsu
俊二 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010101240A priority Critical patent/JP5180988B2/ja
Publication of JP2010159771A publication Critical patent/JP2010159771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5180988B2 publication Critical patent/JP5180988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 車体フレームの後方下向き傾斜のバックボーンの下方に,それに沿ってエンジ
ンの吸気通路を配置した自動二輪車において,バックボーンに干渉されずに,燃料噴射弁
を吸気通路の上側壁に取付けることができて,該弁からシリンダヘッドの吸気ポートに向
かって燃料を噴射し得るようにする。
【解決手段】 車体フレームFのバックボーンFfの下方に,シリンダヘッド9の吸気ポ
ート11に連通する吸気通路12をバックボーンFfに沿って配置したバックボーン型自
動二輪車において,吸気通路12の下流域の上側壁に燃料噴射弁30を,該弁30の少な
くとも上端がバックボーンFfの中間屈曲部14cにおける外側曲線の中点32より前方
にくるようにして立設する。
【選択図】 図5

Description

本発明は,フロントフォークを支持するヘッドパイプから後方下向きに傾斜して直線状
に延び前半直線部,この前半直線部より緩傾斜で後方下向きに直線状に延びる後半直線部
及び両直線部間を連続的に連結する中間屈曲部からなるバックボーンと,このバックボー
ンの後端に一体に結合してリアフォークを支持するリアフレームとで車体フレームを構成
し,そのリアフレームに,前記バックボーンの下方でシリンダブロック及びシリンダヘッ
ドを前方に向かって略水平に突出させるエンジンを取付け,前記シリンダヘッドと,前記
バックボーンの前端部に取付けたエアクリーナとの間を,前記バックボーンの下方に配置
されて概ね後方下向きに傾斜する吸気通路を介して接続し,この吸気通路の中間部にスロ
ットル弁を設けた,バックボーン型自動二輪車燃機関に関し,特に,前記吸気通路に燃料
噴射弁を備えるようにした,バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置に関する。
かゝるバックボーン型自動二輪車は,本出願人会社の製造に係る,商品名「スーパーカ
ブ」の小型自動二輪車として,世界的に普及しており,それにおいては前記吸気通路の中
間部に気化器が介裝されている(例えば下記特許文献1参照)。
実公昭62−39993号公報
上記バックボーン型自動二輪車において,車体フレームやエンジンのレイアウトを変更
せずに,前記気化器に代えて燃料噴射弁を前記吸気通路に取付けようとすると,該燃料噴
射弁から噴射燃料をエンジンのシリンダヘッドの上面に開口する吸気ポートに確実に指向
させるためには,どうしても前記吸気通路の上側壁に取付ける必要がある。しかしながら
,前記吸気通路の上方にはフレームのバックボーンが比較的近接して配置されているので
,燃料噴射弁は,このバックボーンと干渉し易く,前記吸気通路の上側壁に簡単には取付
けことができない。
そこで,本発明は,従来の車体フレームやエンジンのレイアウトを変更せずとも,車体
フレームのバックボーンに干渉されずに,燃料噴射弁を前記吸気通路の上側壁に取付ける
ことができて,該弁からシリンダヘッドの吸気ポートに向かって燃料を噴射し得るように
した,前記バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置を提供することを目的とする
上記目的を達成するために,本発明は,フロントフォークを支持するヘッドパイプから
後方下向きに傾斜して直線状に延び前半直線部,この前半直線部より緩傾斜で後方下向き
に直線状に延びる後半直線部及び両直線部間を連続的に連結する中間屈曲部からなるバッ
クボーンと,このバックボーンの後端に一体に結合してリアフォークを支持するリアフレ
ームとで車体フレームを構成し,そのリアフレームに,前記バックボーンの下方でシリン
ダブロック及びシリンダヘッドを前方に向かって略水平に突出させるエンジンを取付け,
前記シリンダヘッドと,前記バックボーンの前端部に取付けたエアクリーナとの間を,前
記バックボーンの下方に配置されて概ね後方下向きに傾斜する吸気通路を介して接続し,
この吸気通路の中間部にスロットル弁を設けた,バックボーン型自動二輪車において,前
記吸気通路の前記スロットル弁より下流域の上側壁に燃料噴射弁を,該弁の少なくとも上
端が前記バックボーンの中間屈曲部における外側曲線の中点より前方にくるようにして立
設して,該燃料噴射弁から前記シリンダヘッドの吸気ポートに向かって燃料を噴射するよ
うにしたことを第1の特徴とする。
この第1の特徴によれば,従来の車体フレームやエンジンのレイアウトを変更せずとも
,車体フレームのバックボーン及び吸気通路間の狭小なスペースを合理的に利用して,該
吸気通路の上側壁に燃料噴射弁を取付けることができ,したがって該弁からシリンダヘッ
ドの吸気ポートに向かって燃料を噴射することが可能となる。
また本発明は,上記特徴に加えて,前記吸気通路の下流端部を,前記シリンダヘッドの
上面に開口する吸気ポートに連通すべく屈曲させ,その屈曲部又はその近傍に前記燃料噴
射弁を立設したことを第2の特徴とする。
この第2の特徴によれば,燃料噴射弁からシリンダヘッドの吸気ポートの,特に吸気弁
が位置する下流端に向かって燃料を噴射することができ,したがって燃料の管壁への付着
によるロスを少なくすることができる。
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記燃料噴射弁の上端に,一端に噴射
圧力レギュエータを連結して前記バックボーンの下側面に沿って配置される燃料供給管を
連結したことを第3の特徴とする。
この第3の特徴によれば,車体フレームのバックボーン及び燃料噴射弁間の狭小な空間
を利用して,燃料供給管を配置することができる。
さらにまた本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記燃料噴射弁の上端に,一端に
噴射圧力レギュエータを連結して,水平方向で前記バックボーンの軸線と直交するように
延びる燃料供給管を連結したことを第4の特徴とする。
この第4の特徴によっも,車体フレームのバックボーン及び燃料噴射弁間の狭小な空間
を利用して,燃料供給管を配置することができる。
以上のように本発明の第1の特徴によれば,バックボーン型自動二輪車において,吸気
通路のスロットル弁より下流域の上側壁に燃料噴射弁を,該弁の少なくとも上端がバック
ボーンの中間屈曲部における外側曲線の中点より前方にくるようにして立設して,該燃料
噴射弁から前記シリンダヘッドの吸気ポートに向かって燃料を噴射するようにしたので,
従来の車体フレームやエンジンのレイアウトを変更せずとも,バックボーン及び吸気通路
間の狭小なスペースを合理的に利用して,該吸気通路の上側壁に燃料噴射弁を取付けるこ
とができ,したがって該燃料噴射弁からシリンダヘッドの吸気ポートに向かって燃料を噴
射することが可能となる。
また本発明の第2の特徴によれば,吸気通路の下流端部を,シリンダヘッドの上面に開
口する吸気ポートに連通すべく屈曲させ,その屈曲部又はその近傍に前記燃料噴射弁を立
設したので,燃料噴射弁からシリンダヘッドの吸気ポートの,特に吸気弁が位置する下流
端に向かって燃料を噴射することができ,したがって燃料の管壁への付着によるロスを少
なくすることができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,燃料噴射弁の上端に,一端に噴射圧力レギュエー
タを連結してバックボーンの下側面に沿って配置される燃料供給管を連結したので,車体
フレームのバックボーン及び燃料噴射弁間の狭小な空間を利用して,燃料供給管を容易に
配置することができる。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,燃料噴射弁の上端に,一端に噴射圧力レギュ
エータを連結して,水平方向で前記バックボーンの軸線と直交するように延びる燃料供給
管を連結したので,これによっても車体フレームのバックボーン及び燃料噴射弁間の狭小
な空間を利用して,燃料供給管を容易に配置することができる。
本発明の第1実施例を示すバックボーン型自動二輪車の側面図。 同自動二輪車のエンジン及び吸気系周りの側面図。 図2の吸気系における燃料噴射装置周りの拡大側面図図。 図3の4矢視図。 本発明の第2実施例を示す,図3と同様の側面図。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施例を示すもので,図1はバックボーン型自動二輪車の側
面図,図2は同自動二輪車のエンジン及び吸気系周りの側面図,図3は図2の吸気系にお
ける燃料噴射装置周りの拡大側面図図,図4は図3の4矢視図,図5は本発明の第2実施
例を示す,図3と同様の側面図である。
先ず,図1〜図4により本発明の第1実施例について説明する。図1において,自動二
輪車Mの車体フレームFは,前端のヘッドパイプ1の後側面に溶接されて,後方下向きに
傾斜して延びる鋼管からなるバックボーンFfと,このバックボーンFfの後端に溶接さ
れる鋼板製のリアフレームFrとか構成される。ヘッドパイプ1には,前輪Wfを軸支す
るフロントフォーク2が操向可能に枢支され,リアフレームFrには,後輪Wrを軸支す
るリアフォーク3が枢支され,このリアフォーク3とリアフレームFr間にリアクッショ
ン4が連結される。またリアフレームFrの上面にサドル5が取付けられ,このサドル5
の直下のリアフレームFr内に燃料タンク6が収納,保持される。さらにリアフレームF
rの前端には,バックボーンFfとの結合点の下方において,エンジンEのクランクケー
ス7が取付けられる。エンジンEは,クランクケース7の前面から突出して略水平に配置
されるシリンダブロック8を有し,その前面にシリンダヘッド9が接合される。バックボ
ーンFfの前端部にはエアクリーナ10が取付けられ,これとシリンダヘッド9の吸気ポ
ート(図2参照)との間が,バックボーンFfの下方に配置される吸気通路12を介して
接続される。
上記バックボーンFf,シリンダブロック8,シリンダヘッド9,エアクリーナ10及
び吸気通路12は,車体フレームFに取付けられるレッグシールド13により覆われる。
図2及び図3に示すように,前記バックボーンFfは,ヘッドパイプ1に結合して後方
下向きに傾斜して直線状に延びる前半直線部14aと,この前半直線部14aより緩傾斜
で後方下向きに直線状に延びてリアフレームFrに結合する後半直線部14bと,これら
両直線部14a,14b間を連続的に結合する,曲率半径Rの中間屈曲部14cとからな
っている。その中間屈曲部14cの下方にシリンダヘッド9が位置しており,シリンダヘ
ッド9の上面に吸気ポート11が開口している。この吸気ポート11の燃焼室16への開
口端は吸気弁15により開閉される。
前記エアクリーナ10は,バックボーンFfの前半直線部14aの直下に配置されて前
面を開放したクリーナケース17と,このクリーナケース17に結合されてその開放面を
閉じるケースカバー18と,これらクリーナケース17及びケースカバー18間に挟持さ
れるクリーナエレメント19と,ケースカバー18の上端に連結される入口ダクト20と
から構成され,クリーナケース17の底壁に吸気通路12の接続孔21が設けられている
。そして入口ダクト20及びクリーナケース17がバックボーンFfの前半直線部14a
にねじ止めされる。
以上は,従来の小型自動二輪車のレイアウトと変わりがない。
前記吸気通路12は,前記接続孔21に嵌着されてクリーナケース17内に突入したホ
ーン管22と,前記吸気ポート11に連通すべくシリンダヘッド9の上面に結合される吸
気管23と,これらホーン管22及び吸気管23の間を接続するスロットルボディ24と
から構成される。ホーン管22は,中間に鈍角の屈曲部を持ち,下流側開口端を後方下向
きした略L字状をなしており,また吸気管23も,中間に鈍角の屈曲部を持ち,上流側開
口端を前方上向きにした略L字状をなしており,両管22,23を接続すべく傾斜して配
置されるスロットルボディ24は,両管22,23の内部を連通する直線状の吸気道24
aを有し,この吸気道24aを開閉するバタフライ型のスロットル弁25がスロットルボ
ディ24に軸支される。こうして,吸気通路12は,概ねバックボーンFfに沿ってその
下方に配置される。
略L字状の吸気管23の屈曲部もしくはその近傍の上側壁に電磁式の燃料噴射弁30が
立設される。即ち,吸気管23の屈曲部もしくはその近傍の上側壁には,装着孔26を有
するボス27が一体に形成され,その弁装着孔26に燃料噴射弁30の下端部がシール部
材28を介して嵌装される。この燃料噴射弁30の上端面には燃料入口が,下端面には燃
料噴孔がそれぞれ開口している。この燃料噴射弁30は,その燃料噴孔からの噴射燃料3
1が前記吸気ポート11の特に吸気弁15により開閉される下流端に向かい,且つ上端が
前記バックボーンFfの中間屈曲部14cにおける外側曲線の中点32より前方にくるよ
うに,配置される。
図3及び図4に示すように,燃料噴射弁30の上端部には,燃料供給管34の側壁に開
口する装着孔35がシール部材36を介して嵌合される。この燃料供給管34は,バック
ボーンFfの直下において,バックボーンFfの軸線Yと直交して水平に,即ち車体の左
右方向に配置される。この燃料供給管34に一端には,前記燃料タンク6内に配設される
燃料ポンプ38(図1参照)の吐出ポートに連なる燃料導管39が接続され,またその他
端には,噴射圧力レギュエータ40が連結される。
図4に示すように,噴射圧力レギュエータ40は,燃料供給管34に連通する燃料室4
1を有するレギュエータボディ42と,ブースト負圧室43を有してレギュエータボディ
42に結合されるキャップ44と,レギュエータボディ42及びキャップ44間に挟持さ
れて上記燃料室41及びブースト負圧室43間を仕切るダイヤフラム45とを備える。レ
ギュエータボディ42の中心部には,燃料戻し孔46が開口する弁座47が設けられ,こ
の弁座47に着座し得る弁体48がダイヤフラム45の中心部に首振り可能に付設される
。そしてこの弁体48をダイヤフラム45を介して弁座47側に付勢する弁ばね49が
ブースト負圧室43に収容される。ブースト負圧室43は,負圧導管50を介して前記吸
気管23内に連通し,燃料戻し孔46は,燃料戻し管51を介して前記燃料タンク6に連
通する。さらに燃料室41には燃料フィルタ52が設けられる。
次に,この第1実施例の作用について説明する。
エンジンEの作動中,噴射圧力レギュエータ40の燃料室41には,燃料タンク6内の
燃料が燃料ポンプ38により燃料導管39及び燃料供給管34を通して圧送され,その燃
料圧力は弁体48を弁座47から離座する方向にダイヤフラム45に作用する。一方,ブ
ースト負圧室43には,吸気管23内のブースト負圧が負圧導管50を通して導入され,
このブースト負圧は,弁ばね49の荷重方向とは反対に,弁体48を弁座47から離座す
る方向にダイヤフラム45に作用する。したがって,エンジンEの負荷が小さくてブース
ト負圧が高い時は,燃料室41の燃料による弁体48の開弁圧力は低く,エンジンEの負
荷が大きくてブースト負圧が低い時は,燃料室41の燃料による弁体48の開弁圧力は高
くなり,弁体48の開弁時,燃料室41から燃料戻し孔46に流出した燃料戻し管51を
通して燃料タンク6に還流する。こうして燃料供給管34内に燃料圧力は,エンジンEの
負荷に応じて制御される。
而して,エンジンEの吸気行程時,吸気弁15が開くと共に,燃料噴射弁30が励磁さ
れて開弁すると,上記のように圧力制御された燃料が該弁30から噴射され,その噴射燃
料31は吸気ポート11の,吸気弁15により開放された下流端に向かうので,エアクリ
ーナ10で濾過されて吸気通路12を流下する吸入空気と共に効率良く燃料室41に吸入
される。したがって,噴射燃料31の管壁への付着によるロスが少なく,燃費の低減に寄
与し得る。またエアクリーナ10及び吸気ポート11間を結ぶ吸気通路12は,ホーン管
22及び吸気管23が鈍角に屈曲するだけで,全体としては後方下向きに傾斜しているの
で,吸気抵抗が小さくなり,エンジンEの出力向上に寄与し得る。
ところで,燃料噴射弁30は,吸気管23の屈曲部又はその近傍の上側壁に立設され,
該弁30の少なくとも上端がバックボーンFfの中間屈曲部14cにおける外側曲線の中
点32より前方にくるように配置されるので,従来の車体フレームFやエンジンEのレイ
アウトを変更せずとも,バックボーンFf及び吸気通路12間の狭小なスペースを合理的
に利用して,該吸気通路12の上側壁に燃料噴射弁30を取付けることができ,したがっ
て上述のように該弁30から吸気ポート11の特に下流端に向かって燃料を噴射すること
が可能となる。
また燃料噴射弁30の上端に連結する燃料供給管34は,バックボーンFfの軸線と直
交して水平に配置されるので,バックボーンFf及び燃料噴射弁30間の狭小な空間に燃
料供給管34を,バックボーンFfに干渉されることなく容易に配置することができる。
次に,図5により,本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では,燃料噴射弁30の上端に連結する燃料供給管34がバックボーン
Ffの下側面に沿って後方下向き傾斜に配置される点,この燃料供給管34の後端にバッ
クボーンFfに沿って配置される燃料導管39が接続される点,及び燃料供給管34の前
端に噴射圧力レギュエータ40のレギュエータボディ42が一体に連設される点を除けば
,前実施例と同様構成であり,図中,前実施例との対応部分には,同一の参照符号を付し
て,その説明を省略する。
而して,燃料供給管34がバックボーンFfの下側面に沿って後方下向き傾斜に配置さ
れるので,この場合もバックボーンFf及び燃料噴射弁30間の狭小な空間に燃料供給管
34を,バックボーンFfに干渉されることなく容易に配置することができる。またその
燃料供給管34の後端に接続される燃料導管39がバックボーンFfに沿って配置される
ので,燃料導管39がバックボーンFfから大きく食み出すこともなく,他物との干渉を
容易に回避することができる。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の
設計変更が可能である。
E・・・・・エンジン
F・・・・・車体フレーム
Ff・・・・バックボーン
Fr・・・・リアフレーム
Y・・・・・バックボーンの軸線
1・・・・・ヘッドパイプ
2・・・・・フロントフォーク
3・・・・・リアフォーク
8・・・・・シリンダブロック
9・・・・・シリンダヘッド
10・・・・エアクリーナ
11・・・・吸気ポート
12・・・・吸気通路
14a・・・前半直線部
14b・・・後半直線部
14c・・・中間屈曲部
25・・・・スロットル弁
30・・・・燃料噴射弁
32・・・・中間屈曲部における外側曲線の中点
34・・・・燃料供給管
39・・・・燃料導管
40・・・・噴射圧力レギュエータ

Claims (4)

  1. フロントフォーク(2)を支持するヘッドパイプ(1)から後方下向きに傾斜して直線状
    に延び前半直線部(14a),この前半直線部(14a)より緩傾斜で後方下向きに直線
    状に延びる後半直線部(14b)及び両直線部(14a,14b)間を連続的に連結する
    中間屈曲部(14c)からなるバックボーン(Ff)と,このバックボーン(Ff)の後
    端に一体に結合してリアフォーク(3)を支持するリアフレーム(Fr)とで車体フレ
    ーム(F)を構成し,そのリアフレーム(Fr)に,前記バックボーン(Ff)の下方で
    シリンダブロック(8)及びシリンダヘッド(9)を前方に向かって略水平に突出させる
    エンジン(E)を取付け,前記シリンダヘッド(9)と,前記バックボーン(Ff)の前
    端部に取付けたエアクリーナ(10)との間を,前記バックボーン(Ff)の下方に配置
    されて概ね後方下向きに傾斜する吸気通路(12)を介して接続し,この吸気通路(12
    )の中間部にスロットル弁(25)を設けた,バックボーン型自動二輪車において,
    前記吸気通路(12)の前記スロットル弁(25)より下流域の上側壁に燃料噴射弁(
    30)を,該弁(30)の少なくとも上端が前記バックボーン(Ff)の中間屈曲部(1
    4c)における外側曲線の中点(32)より前方にくるようにして立設して,該燃料噴射
    弁(30)から前記シリンダヘッド(9)の吸気ポート(11)に向かって燃料を噴射す
    るようにしたことを特徴とする,バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置。
  2. 請求項1記載のバックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置において,
    前記吸気通路(12)の下流端部を,前記シリンダヘッド(9)の上面に開口する吸気
    ポート(11)に連通すべく屈曲させ,その屈曲部又はその近傍に前記燃料噴射弁(30
    )を立設したことを特徴とする,バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置。
  3. 請求項1又は2記載のバックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置において,
    前記燃料噴射弁(30)の上端に,一端に噴射圧力レギュエータ(40)を連結して前
    記バックボーン(Ff)の下側面に沿って配置される燃料供給管(34)を連結したこと
    を特徴とする,バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置。
  4. 請求項1又は2記載のバックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置において,
    前記燃料噴射弁(30)の上端に,一端に噴射圧力レギュエータ(40)を連結して,
    水平方向で前記バックボーン(Ff)の軸線(Y)と直交するように延びる燃料供給管(
    34)を連結したことを特徴とする,バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置。
JP2010101240A 2010-04-26 2010-04-26 バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置 Expired - Fee Related JP5180988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101240A JP5180988B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101240A JP5180988B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05469599A Division JP4555413B2 (ja) 1999-03-02 1999-03-02 バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010159771A true JP2010159771A (ja) 2010-07-22
JP5180988B2 JP5180988B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=42577083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010101240A Expired - Fee Related JP5180988B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5180988B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0494434A (ja) * 1990-08-08 1992-03-26 Yamaha Motor Co Ltd 燃料噴射式エンジン
JPH04234565A (ja) * 1991-01-07 1992-08-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射装置
JPH0642433A (ja) * 1991-11-08 1994-02-15 Yamaha Motor Co Ltd 燃料噴射式エンジン
JPH06298151A (ja) * 1993-04-19 1994-10-25 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の4サイクルエンジン
JPH0742654A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Suzuki Motor Corp 燃料噴射式2サイクルエンジン
JPH09242630A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Yamaha Motor Co Ltd アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造
JPH10122101A (ja) * 1996-10-18 1998-05-12 Keihin Corp 自動二輪車における燃料噴射装置
JPH10212980A (ja) * 1997-01-31 1998-08-11 Yamaha Motor Co Ltd 4サイクルエンジン
JPH10227222A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Yamaha Motor Co Ltd 4サイクルエンジン及びエンジンの運転制御装置
WO1998042977A1 (de) * 1997-03-26 1998-10-01 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil und verfahren zur herstellung sowie verwendung eines brennstoffeinspritzventils

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0494434A (ja) * 1990-08-08 1992-03-26 Yamaha Motor Co Ltd 燃料噴射式エンジン
JPH04234565A (ja) * 1991-01-07 1992-08-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射装置
JPH0642433A (ja) * 1991-11-08 1994-02-15 Yamaha Motor Co Ltd 燃料噴射式エンジン
JPH06298151A (ja) * 1993-04-19 1994-10-25 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の4サイクルエンジン
JPH0742654A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Suzuki Motor Corp 燃料噴射式2サイクルエンジン
JPH09242630A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Yamaha Motor Co Ltd アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造
JPH10122101A (ja) * 1996-10-18 1998-05-12 Keihin Corp 自動二輪車における燃料噴射装置
JPH10212980A (ja) * 1997-01-31 1998-08-11 Yamaha Motor Co Ltd 4サイクルエンジン
JPH10227222A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Yamaha Motor Co Ltd 4サイクルエンジン及びエンジンの運転制御装置
WO1998042977A1 (de) * 1997-03-26 1998-10-01 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil und verfahren zur herstellung sowie verwendung eines brennstoffeinspritzventils

Also Published As

Publication number Publication date
JP5180988B2 (ja) 2013-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4555413B2 (ja) バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置
JP5371669B2 (ja) スクータ型車両
US8387736B2 (en) Fuel supply apparatus and motorcycle including same
US20120060799A1 (en) Vehicle fuel supply device
JP5315192B2 (ja) 自動二輪車の燃料供給装置
JP5513271B2 (ja) 車両の燃料供給装置
JP2008230492A (ja) 自動二輪車の燃料供給装置
JP2008031934A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP4784426B2 (ja) 自動二輪車の燃料供給装置
JP5394202B2 (ja) インテークマニホールド
JP5180686B2 (ja) バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置
US11131280B2 (en) Injector arrangement structure
JP4648132B2 (ja) 小型車両における気化器配設構造
JP5011422B2 (ja) 車両の燃料供給装置
JP4673870B2 (ja) バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置
JP2008280031A (ja) 自動二輪車
JP2008261340A5 (ja)
JP2007297049A5 (ja)
JP2010159771A (ja) バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置
JP5778947B2 (ja) 鞍乗り型車両の排気浄化装置
JP2009018813A (ja) 自動二輪車
CN104775960B (zh) 喷射器附接结构
JP4717789B2 (ja) 自動二輪車
JP2005138820A (ja) 鞍乗り型車両
JP6309406B2 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111111

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees