JP2711881B2 - 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置 - Google Patents

自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置

Info

Publication number
JP2711881B2
JP2711881B2 JP1015463A JP1546389A JP2711881B2 JP 2711881 B2 JP2711881 B2 JP 2711881B2 JP 1015463 A JP1015463 A JP 1015463A JP 1546389 A JP1546389 A JP 1546389A JP 2711881 B2 JP2711881 B2 JP 2711881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
outside air
air cleaner
motorcycle
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1015463A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02197486A (ja
Inventor
邦彦 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP1015463A priority Critical patent/JP2711881B2/ja
Publication of JPH02197486A publication Critical patent/JPH02197486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2711881B2 publication Critical patent/JP2711881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車において、エンジンの吸気
過用のエアクリーナに対し、外気を円滑に吸入させるた
めの外気導入装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車では、通常、エンジンに清浄な外気を吸入
させるため、エンジンの吸気系にエアクリーナを備えて
いる(例えば、実開昭60−66594号公報)。
また、上記構成において、車体フレーム上に支持され
る燃料タンクの前部下面に凹所を形成し、この凹所の開
口が前下方に向って開放されるように形成し、この凹所
内に上記エアクリーナを収納して、このエアクリーナの
外気吸入口を同上凹所内に開口させたものがある。
そして、この構成の場合には、自動二輪車が走行する
とき、走行風が開口を通って凹所内に流れ込み、この走
行風の一部が外気吸入口を通ってエアクリーナに吸入さ
れ、ここで過された後、エンジンに吸入されるように
なっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、自動二輪車が走行するとき、上記したよう
に走行風は開口を通って凹所内に流れ込むが、この凹所
はエアクリーナを収納するためのものであることから容
積の大きいものとなっている。このため、走行風がこの
凹所に流れ込んだときには、これはこの凹所内で滞留す
ることなく、その開口の後部から勢いよく流れ出てしま
うことになり、即ち、凹所内に開口した外気吸入口を通
してエアクリーナ内に外気を吸入しようとするとき、こ
の外気の吸入が不十分になるおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、燃料タンクの凹所内にエアクリーナの外気吸入口
を形成した場合に、上記外気吸入口を通してエアクリー
ナ内に外気を円滑に吸入できるようにすることを目的と
する。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、ヘッドパイプから後下方に向って左右一対の主フ
レームを延設し、この左右主フレーム上に燃料タンクを
支持させ、この燃料タンクの前部下面に凹所を形成し
て、この凹所の開口が前下方に向って開放されるように
形成し、この凹所内にエンジン吸気用のエアクリーナを
収納してこのエアクリーナの外気吸入口を同上凹所内に
開口させた自動二輪車において、上記凹所の開口の後部
近傍にほぼ水平方向に延びる仕切板を設け、この仕切板
が左右主フレームを互いに連結した点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
自動二輪車1の走行時に、走行風が凹所30に流れ込む
と、この走行風がそのまま勢いよくこの凹所30の開口34
後部から流れ出ようとすることは仕切板54によって規制
される。よって、上記凹所30に流れ込んだ走行風は凹所
30内に一旦滞留することになり、このため、この凹所30
内に流入した外気は外気吸入口39を通してエアクリーナ
24内に円滑に吸入される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図から第3図において、1は自動二輪車、2はそ
の車体フレームである。この車体フレーム2はその前部
にヘッドパイプ3を有し、このヘッドパイプ3から後下
方に向って左右一対の主フレーム4,4が延び、この各主
フレーム4の後端からそれぞれ下方に向ってリヤアーム
ブラケット6が延びている。また、これら左右リヤアー
ムブラケット6,6の下端同士はクロスメンバ7により互
いに強固に連結されている。更に、上記主フレーム4の
後端から後上方に向ってシートレール8が延び、このシ
ートレール8を補強するバックステー9が設けられ、上
記シートレール8がシート10を支持している。
上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク11が操向自
在に支承される。このフロントフォーク11の下端には前
輪12が支承され、同上フロントフォーク11の上端にはハ
ンドル13が取り付けられている。一方、上記左右リヤア
ームブラケット6,6には枢支軸15によりリヤアーム16が
上下揺動自在に枢支され、このリヤアーム16の揺動端に
後輪(図示せず)が支承されている。
18は2サイクル並列2気筒のエンジンで、このエンジ
ン18は前記主フレーム4やリヤアームブラケット6にボ
ルト19により締結されている。このエンジン18はクラン
ク軸を内有するクランクケース20と、このクランクケー
ス20から前上方に向って突出する左右一対のシリンダ21
を有している。この各シリンダ21の前面側にはそれぞれ
気化器22が取り付けられ、これら両気化器22にはサージ
タンク23aが取り付けられると共に、このサージタンク2
3aから上方に向って左右一対の吸気管23,23が延び、こ
れら吸気管23の上端同士は互いに連結されて、この連結
部にエンジン18の吸気を過するためのエアクリーナ24
が取り付けられている。一方、同上シリンダ21の後面側
から後方に向って排気管26が突設される。この排気管26
はクランクケース20の上方を後方に向って延び、その
際、左右リヤアームブラケット6,6の間を通過してい
る。
上記気化器22に燃料を供給する燃料タンク27が設けら
れる。この燃料タンク27はヘッドパイプ3、主フレーム
4,4、およびシートレール8上に緩衝材28を介して支持
されている。
全図において、燃料タンク27の前部はヘッドパイプ3
の後方近傍に位置し、その下面は、側面視で、左右主フ
レーム4,4の上面に沿って後下方に延び、この下面には
凹所30が形成されている。これをより具体的に説明する
と、この凹所30は燃料タンク27の底板により構成された
左右側壁31,31、天井板32、および後縦壁33とで構成さ
れ、その開口34は前下方に向って開放されている。
上記凹所30には前記したエアクリーナ24の上部が収納
されている。このエアクリーナ24は樹脂製のクリーナケ
ース36を有し、このクリーナケース36内を上下に仕切る
エレメント37が設けられる。そして、クリーナケース36
内下部が前記したように吸気管23に連結される。一方、
上記クリーナケース36の上部両側には平面視でほぼL字
状をなす外気吸入管38がそれぞれ取り付けられ、この各
外気吸入管38がクリーナケース36内上部の内外を連通さ
せている。また、この場合、各外気吸入管38の外気吸入
口39は、凹所30内において、この外気吸入管38に対応す
る側壁31に向って開口している。
41はラジエータで、このラジエータ41は両吸気管23,2
3の上部前方に設けられ、かつ、正面視で、シリンダ21
とエアクリーナ24との間に配置され、ブラケット42やボ
ルト43により主フレーム4に支持されている。
45は樹脂製のカウリングで、このカウリング45は前記
ヘッドパイプ3の前方に位置する前部カウル46を有し、
この前部カウル46にはヘッドランプ47が取り付けられて
いる。また、上記前部カウル46の左右両端から後方に向
ってそれぞれ側部カウル48が延び、この各側部カウル48
は主フレーム4、エンジン18、および吸気管23等をこれ
らの外側方から覆っている。
その他、50は燃料コックで、この燃料コック50はホー
ス51により燃料タンク27の底部に連結され、その一方、
この燃料コック50は前記各気化器22に連結されている。
そして、この燃料コック50を開弁すれば、燃料タンク27
内の燃料が各気化器22に送り込まれるようになってい
る。
上記構成において、凹所30の開口34の後部近傍で、正
面視においてラジエータ41上面よりもわずか上方にほぼ
水平方向に延びる仕切板54が設けられている。この仕切
板54の左右各端は前記左右主フレーム4,4に溶接され、
つまり、この仕切板54は左右主フレーム4,4を互いに強
固に連結して補強材として機能している。また、この仕
切板54上にはクリーナケース36が載っており、このクリ
ーナケース36は左右一対のボルト55,55により仕切板54
に強固に取り付けられている。なお、この場合、クリー
ナケース36と仕切板54との間には緩衝材56が介在してお
り、この緩衝材56は車体フレーム2側からエアクリーナ
24側に伝わろうとする振動を吸収する。
特に、第1図と第3図とで示すように、自動二輪車1
が走行するときには、走行風は前部カウル46の下縁と各
側部カウル48の前縁で囲まれたカウリング45の前面開口
を通って車体内に流入する。そして、その一部は、第1
図中矢印Aで示すように、左右主フレーム4,4の各前部
と、ラジエータ41の上面とで囲まれた平面視ほぼ三角形
状の開口を通って車体に流入する。
そして、そのうちの一部は第1、第3図中矢印Bで示
すように開口34を通って凹所30内に流れ込み、これは外
気吸入口39を通してエアクリーナ24内に吸入される。そ
して、これはここで過され、更に、第1、第3図中矢
印Cで示すように各吸気管23を通してエンジン18に吸入
される。なお、上記したように凹所30内に流れ込んだ走
行風は凹所30の後縦壁33に衝突してから、開口34の後部
を通り勢いよく流れ出ようとするが、この開口34の後部
近傍にはほぼ水平方向に延びる仕切板54が設けられてい
るため、この仕切板54の上面により凹所30からの走行風
の流出が規制され、このため、この走行風は凹所30内に
一旦滞留することになる。従って、この凹所30内の外気
は外気吸入口39を通しエアクリーナ24内に円滑に吸入さ
れ、つまり、エンジン18の吸気が十分に行われることと
なる。
一方、前記主フレーム4,4の各前部と、ラジエータ41
の上面とで囲まれた開口を通って流入してくる走行風の
他部は、第1図中矢印Dで示すように左右主フレーム4,
4同士の対向面と仕切板54の下面とに案内され、燃料タ
ンク27の下面に沿って後方に導かれ、ここで排気管26を
冷却することとなる。
(発明の効果) この発明によれば、燃料タンクの前部下面に形成した
凹所の開口の後部近傍にほぼ水平方向に延びる仕切板を
設けたため、自動二輪車の走行時に、凹所に流れ込んで
きた走行風がそのまま勢いよくこの凹所の開口後部から
流れ出ようとすることは上記仕切板によって規制され
る。よって、凹所に流れ込んだ走行風は凹所内に一旦滞
留することになり、このため、この凹所内に流入した外
気は外気吸入口を通してエアクリーナ内に円滑に吸入さ
れ、つまり、エンジンの吸気が十分に行われることとな
る。
しかも、上記仕切板が左右主フレームを互いに連結し
たため、仕切板の有効利用が図られたので、あり、つま
り、簡単な構成により主フレームが補強されることとな
って有益である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第2図の部分拡
大一部断面図、第2図は自動二輪車の前部側面図、第3
図は第1図のIII−III線矢視断面図、第4図は第1図の
IV−IV線矢視一部断面図、第5図は同上第1図のV−V
線矢視断面図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、3……ヘッド
パイプ、4……主フレーム、18……エンジン、24……エ
アクリーナ、27……燃料タンク、30……凹所、34……開
口、39……外気吸入口、54……仕切板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドパイプから後下方に向って左右一対
    の主フレームを延設し、この左右主フレーム上に燃料タ
    ンクを支持させ、この燃料タンクの前部下面に凹所を形
    成して、この凹所の開口が前下方に向って開放されるよ
    うに形成し、この凹所内にエンジン吸気用のエアクリー
    ナを収納してこのエアクリーナの外気吸入口を同上凹所
    内に開口させた自動二輪車において、上記凹所の開口の
    後部近傍にほぼ水平方向に延びる仕切板を設け、この仕
    切板が左右主フレームを互いに連結した自動二輪車のエ
    アクリーナ外気導入装置。
JP1015463A 1989-01-24 1989-01-24 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置 Expired - Fee Related JP2711881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1015463A JP2711881B2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1015463A JP2711881B2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02197486A JPH02197486A (ja) 1990-08-06
JP2711881B2 true JP2711881B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=11889491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1015463A Expired - Fee Related JP2711881B2 (ja) 1989-01-24 1989-01-24 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2711881B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4156718B2 (ja) * 1998-09-11 2008-09-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車の燃料タンク
JP5883742B2 (ja) * 2012-08-10 2016-03-15 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の吸気構造
JP6769242B2 (ja) * 2016-11-02 2020-10-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両のエアークリーナー配置構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02197486A (ja) 1990-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5609658A (en) Air cleaner for a vehicle
JP3829975B2 (ja) 自動二輪車の吸気構造
JP3586740B2 (ja) アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造
JPH07329871A (ja) スクーターの吸気装置
JPH0976973A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP2711881B2 (ja) 自動二輪車のエアクリーナ外気導入装置
JP2639608B2 (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP4459189B2 (ja) 自動二輪車の吸気構造
JP2000179341A (ja) 自動二輪車のリザーブタンク配置構造
JP3330057B2 (ja) 自動二,三輪車におけるエンジンの吸気装置
JP3508867B2 (ja) 自動2輪車の走行風導入装置
JP3108876B2 (ja) 自動二輪車の吸気導入装置
JPS6215462Y2 (ja)
JP2986849B2 (ja) 自動二輪車のエンジン用吸気装置
JPH0478781A (ja) 自動二輪車におけるエンジン吸気系配設構造
JP3064389B2 (ja) スクータ型車両のリアーフェンダ装置
JP3344656B2 (ja) 車両の走行風導入装置
JP2889591B2 (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP3520475B2 (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP3775092B2 (ja) スクーター型車両の吸気装置
JP3013429B2 (ja) 自動二輪車のリアーフェンダ装置
JP3102257B2 (ja) 自動二輪車の吸気装置
JPH02296589A (ja) 自動二輪車の吸気装置
JP2016088424A (ja) 鞍乗り型車両の吸気構造
JPH02128975A (ja) 自動二輪車等鞍乗形車両のエアクリーナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees