JP2005113891A - 燃料ポンプケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料ポンプの吐出口81からエンジン21へ向かう燃料の通路82を内蔵した燃料ポンプケース80において、燃料の通路82は、燃料ポンプの吐出口81に直交する燃料出口83を備え、且つ燃料ポンプの吐出口81から吐出した燃料が円滑に燃料出口83に向かうように案内する傾斜したガイド面84を備えた。
【選択図】 図2
Description
図9は従来の技術の基本構成を説明した図であり、この図には、燃料吐出口201の出力側に燃料の通路202を形成し、燃料の通路202内にフィルター本体203を設け、この燃料の通路202の出力側に燃料出口204及び燃料排出口206を設けた燃料タンク内蔵型燃料ポンプの燃料ポンプケース207が示されている。
燃料の通路202内の圧力が所定の圧力を超えると、圧力調整用リリーフバルブ205が開き、燃料の通路202内の燃料を燃料排出口206から燃料タンク側へ開放する。
すなわち、燃料ポンプ208の吐出管209から吐出した燃料は、フランジ部材211の燃料出口側の側面212と燃料出口側の壁面213とで流れの向きを変え燃料供給管214に入り、2度流れの向きを変える。かかる流れに対して、燃料の流れをより円滑とし、燃料の通路202の流路損失を低減させることが期待される。
燃料が円滑に吐出口から燃料出口に向かうように案内するガイド面を備えたので、燃料出口と燃料ポンプの吐出口との向きが異なる場合において、燃料をより円滑に流すことができる。
また、燃料出口に向けて案内するガイド面を備えたことにより、円滑な燃料の流れを維持しながら燃料出口の位置を変更して配置することができる。
燃料ポンプケースの壁面を傾斜させることによりガイド面を形成したので、追加部材を準備すること無く燃料の通路内の燃料をより円滑に流すことができる。
燃料の通路に備えたガイド面を傾斜型ガイド板とすることにより、燃料ポンプケースの形状に頼ること無く、ガイド板により燃料が円滑に燃料出口に向かうように燃料の流れを偏向させることができる。
また、リリーフ弁を燃料ポンプケースと一体化したので、制約の多い燃料ポンプケース廻りのスペースを節減することができる。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ11aに取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク12に取付けた前輪13と、フロントフォーク12に連結したハンドル14と、車体フレーム11の後部に上下スイング可能に取付けたユニットスイングエンジン15と、ユニットスイングエンジン15に取付けた後輪16と、ユニットスイングエンジン15の後端部を懸架したリヤクッションユニット17と、車体フレーム11の後部上部に取付けた収納ボックス18と、収納ボックス18の上に配置し開閉可能に取付けたシート19とを、主要構成とした自動二輪車である。
ユニットスイングエンジン15は、エンジン21と遠心クラッチ付きベルトコンバータ無段変速機22とからなる。エンジン21は、シリンダ部分を収納ボックス18と燃料タンク42との間に臨ませ、略水平方向に傾斜した水冷式4サイクルエンジンである。
燃料ポンプ43本体に付属して燃料ポンプ43本体を燃料タンク42の所定個所に取付けるときに用いるケースであって、燃料ポンプ43の吐出口81からエンジン21(図1参照)へ向かう燃料の通路82を内蔵した燃料ポンプケース80において、燃料の通路82は、燃料ポンプの吐出口81に直交する燃料出口83を備え、且つ燃料ポンプの吐出口81から吐出した燃料が円滑に燃料出口83に向かうように案内する傾斜したガイド面84を備えた。
また、燃料の通路82にリリーフ弁88に連通した燃料排出口89を設けた。
なお、91は燃料タンク42から燃料を吸入する吸入口、92はサンクションフィルター、93は燃料切れ検出ユニット、94は燃料切れ検出用フロートである。
フロントフレーム11Fに燃料タンク42を取付け、燃料タンク42の上面に燃料ポンプケース80が嵌まるようにケース取付けブラケット96を設けた。
あらかじめ、燃料タンク42に燃料ポンプケース80を固定するために、ケース取付けブラケット96にサブブラケット97を介してボルト98を取付けた。
燃料の通路82に、リリーフ弁88を臨ませることによって、燃料戻り配管やリリーフ弁取付けブラケット等リリーフ弁関連の追加部品を不要にすることができる。
また、リリーフ弁88を燃料ポンプケース80と一体化したので、制約の多い燃料ポンプケース80廻りのスペースを有効活用することができる。
103は燃料ポンプ43(図2参照)に電源を供給する電源供給コネクタである。
すなわち、傾斜させたガイド面84(図2参照)を備えた燃料の通路82を移動することにより、燃料の円滑な流れを損なわずに燃料出口83の位置の変更を行うことができる。
燃料はガイド面84によりゆるやかに向きを変え、円滑に流れ燃料供給管85に入るため、流れの乱れは少ない。
また、リリーフ弁88を燃料ポンプケース80と一体化したので、リリーフ弁88関連の追加部品を不要にし、制約の多い燃料ポンプケース80廻りのスペースを節減することができる。
燃料ポンプケース80の壁面104を傾斜させることによりガイド面84を形成したので、追加部材を準備すること無く燃料の通路82内の燃料をより円滑に流すことができる。
図3に戻って、燃料の通路82における幅W1、W2についても同様に任意に設定することができる。
燃料をより円滑に流すことができると、燃料の通路82の損失が減るので、必要な燃料ポンプ43の能力は小さくて済み、燃料ポンプ43を小型化することが可能になる。
燃料タンク42(図2参照)内に配置した燃料ポンプ43を小型化することができるので、燃料タンク42の容量アップを図ることができる。
燃料ポンプケースの壁面104を傾斜させることによりガイド面84を形成したので、追加部材を準備すること無く燃料をより円滑に流すことができる。
なお、燃料の通路82におけるガイド面84の傾斜角θ2,燃料ポンプの吐出口81の中心と燃料出口側の壁面105との距離L2及び燃料出口側の上部壁面106の高さH2は燃料の通路82の損失等を考慮して任意に設定することができる。
この結果、燃料の流れを損なわずに燃料出口83の位置を変更することができる。
103は燃料ポンプ43への電源供給コネクタである。
なお、燃料の通路82の幅W2については任意に設定することができるものとする。
燃料の通路82にフィルター107を設けることにより、燃料の流れを円滑に保ちながら細かい異物を除去することが可能となる。
燃料ポンプの吐出口81から吐出した燃料が円滑に燃料出口83に向かうように設けた燃料の通路82に備えたガイド面84を傾斜型ガイド板108とした。
燃料の通路に備えたガイド面84を傾斜型ガイド板108とすることにより、燃料ポンプケースの壁面104の形状に頼ること無く、燃料が円滑に燃料出口83に向かうように燃料の流れを偏向させることができる。
Claims (4)
- 燃料ポンプ本体に付属して燃料ポンプ本体を燃料タンクの所定個所に取付けるときに用いるケースであって、前記燃料ポンプの吐出口から燃焼機関へ向かう燃料の通路を内蔵した燃料ポンプケースにおいて、
前記燃料の通路は、前記燃料ポンプの吐出口に直交する燃料出口を備え、且つ燃料ポンプの吐出口から吐出した燃料が円滑に燃料出口に向かうように案内するガイド面を備えたことを特徴とする燃料ポンプケース。 - 前記ガイド面は、燃料ポンプの吐出口に対向した燃料ポンプケースの壁面を傾斜させることで形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプケース。
- 前記ガイド面は、前記燃料の通路に介在させた傾斜型ガイド板であることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプケース。
- 前記燃料の通路に、燃料の通路内圧が所定圧力を超えると開いて燃料を燃料タンクに戻すリリーフ弁を臨ませたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の燃料ポンプケース。
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