JP5162302B2 - 自動二輪車の車体フレーム - Google Patents

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Description

本発明は、フロントフォークおよび操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対の、中空板状のメインフレームと、後輪を後部で軸支するスイングアームの前部を上下に揺動可能に支承するようにして前記両メインフレームの後部に連設されるピボットプレートとを備え、前記両メインフレームの中間部から下方に垂下されるエンジンハンガが前記両メインフレームに一体に設けられる自動二輪車の車体フレームに関する。
このような車体フレームは、たとえば特許文献1で知られており、このものでは、メインフレームを軽量化するために、エンジンハンガの上方でメインフレームに貫通孔が設けられている。
特開2000−72075号公報
ところで、上記特許文献1で開示されるように、中空板状のメインフレームに貫通孔が設けられることでメインフレームを軽量化することは可能であり、軽量化を促進するためには貫通孔を大きくすればよいのであるが、貫通孔による強度低下は避ける必要がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、強度低下を回避しつつ中空板状のメインフレームの軽量化を可能とした自動二輪車の車体フレームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、フロントフォークおよび操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対の、中空板状のメインフレームと、後輪を後部で軸支するスイングアームの前部を上下に揺動可能に支承するようにして前記両メインフレームの後部に連設されるピボットプレートとを備え、前記両メインフレームの中間部から下方に垂下されるエンジンハンガが前記両メインフレームに一体に設けられる自動二輪車の車体フレームであって、前記エンジンハンガの前端縁が前記ヘッドパイプに向けて前上がりに傾斜するように形成され、前記エンジンハンガの上方で前記両メインフレームには貫通孔が設けられるものにおいて、前記エンジンハンガの前端縁とほぼ平行に延びる補強部が、前記貫通孔を縦断して前記メインフレームに各々1本ずつ設けられ、車体側面視で前記補強部の上方への延長線と前記前端縁の上方への延長線とに挟まれた範囲内に前記ヘッドパイプの一部が位置しており、前記メインフレームが前記補強部により、前記ヘッドパイプを支点として前記メインフレームに作用する曲げ荷重に耐えるように補強されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記メインフレームとともに中空に形成される前記エンジンハンガの最下部にエンジン本体を支持するためのエンジン支持部が設けられ、車両構成部品を取付けるべく前記メインフレームおよび前記エンジンハンガの少なくとも一方に設けられる取付けボスおよび前記エンジン支持部と、前記ヘッドパイプとを結ぶリブが、前記メインフレームおよび前記エンジンハンガの内面に突設されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記取付けボスが、前記メインフレームおよび前記エンジンハンガの少なくとも一方の裏側および表側のフレーム部材間に設けられることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記補強部の延長線上で前記エンジンハンガの下部に、前記エンジン本体を支持するための第2のエンジン支持部が設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、エンジンハンガの上方で、中空板状のメインフレームに貫通孔が設けられるので、メインフレームの軽量化を図ることができる。しかもエンジンハンガの前端縁はヘッドパイプに向けて前上がりに傾斜するように形成されており、その前端縁とほぼ平行に延びる補強部が貫通孔を縦断してメインフレームに各々1本ずつ設けられ、車体側面視で補強部の上方への延長線と前記前端縁の上方への延長線とに挟まれた範囲内にヘッドパイプの一部が位置しており、メインフレームが補強部により、ヘッドパイプを支点としてメインフレームに作用する曲げ荷重に耐えるように補強されるので、ヘッドパイプを支点としてメインフレームに作用する曲げ荷重に対してメインフレームを補強部で効果的に補強することができる。
また請求項2記載の発明によれば、メインフレームに貫通孔が設けられ、メインフレームおよびエンジンハンガの少なくとも一方に取付けボスが設けられる構成であっても、取付けボスおよびエンジン支持部と、ヘッドパイプとを結ぶリブが、メインフレームおよびエンジンハンガの内面に突設されるので、メインフレームおよびエンジンハンガの剛性を確保することができるとともに、リブがメインフレームおよびエンジンハンガの外面に表れることはないので外観性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、取付けボスが、メインフレームおよびエンジンハンガの少なくとも一方の裏側および表側のフレーム部材間に設けられるので、中空であるメインフレームおよびエンジンハンガの支柱としての機能を取付けボスに果たさせるようにしてメインフレームおよびエンジンハンガの剛性を高めることができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、補強部の延長線上でエンジンハンガの下部に第2のエンジン支持部が設けられるので、エンジン本体の支持剛性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の左側面図、図2は車体カバーを省略した状態での図2の要部拡大側面図、図3はヘッドパイプ、メインフレームおよびピボットプレートの斜視図、図4はヘッドパイプ、メインフレームおよびピボットプレートの左側面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7はエアクリーナの左側面図、図8は図7の8矢視図、図9は図7の9−9線断面図である。
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFには、たとえば4気筒のV型であるエンジンEが搭載されており、車体フレームFに上下揺動可能に支承されたスイングアーム15の後部に軸支される後輪WRに、前後に延びるドライブシャフト16を介して前記エンジンEの出力が伝達される。また前記エンジンEの一部および前記車体フレームFは、車体カバー17で覆われており、この車体カバー17は車体フレームFに取付けられる。
図2〜図4を併せて参照して、前記車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク18および操向ハンドル19を操向可能に支承するヘッドパイプ20と、該ヘッドパイプ20から後下がりに延びる左右一対のメインフレーム21…と、それらのメインフレーム21の後部に連設されて下方に延びる左右一対のピボットプレート22…と、ピボットプレート22…の上部に前端部が連結されて後上がりに延びる左右一対のシートレール23…とを有しており、ピボットプレート22…に前端が揺動可能に支承されるスイングアーム15の後部に後輪WRが軸支される。しかも両ピボットプレート22…の一方の下部および前記スイングアーム15の前部間にはリンク機構24が設けられ、リンク機構24の一部を構成するリンク部材25および前記車体フレームF間にはリヤクッションユニット26が設けられる。
前記メインフレーム21…には、該メインフレーム21…の中間部から下方に垂下するエンジンハンガ27…が一体に設けられており、前記エンジンEのエンジン本体32が、前記エンジンハンガ27…および前記ピボットプレート22…に懸架、搭載される。すなわちエンジンハンガ27…の最下部と、エンジンハンガ27…の後側上部とに第1および第2のエンジン支持部28…,29…が一体に設けられ、ピボットプレート22…の上部および下部に第3および第4のエンジン支持部30…,31…が一体に設けられており、エンジン本体32は、それらのエンジン支持部28…,29…,30…,31…で支持される。
前記メインフレーム21…は、図5および図6で示すように、プレス成形された板状の2枚のフレーム部材33,34を相互に結合して中空状に形成されるものであり、ヘッドパイプ20に両メインフレーム21…の前端部が溶接される。またメインフレーム21…と一体であるエンジンハンガ27…も、同様にして、2枚のフレーム部材33,34を相互に結合して中空状に形成される。またピボットプレート22は、一対の前記メインフレーム21…の後部に溶接されて上下に延びるものであり、両ピボットプレート22…の上部は上部クロスメンバー35で一体に連結され、両ピボットプレート22…の下部は下部クロスメンバー36で一体に連結される。
前記メインフレーム21…の中間部に一体に連なってメインフレーム21…から下方に垂下されるエンジンハンガ27…の前端縁27a…はヘッドパイプ20に向けて前上がりに傾斜するように形成される。しかもエンジンハンガ27…の上方でメインフレーム21…の両フレーム部材33…,34…には、メインフレーム21…の軽量化を図るための貫通孔37…が設けられ、前記エンジンハンガ27…の前端縁27a…とほぼ平行に延びる補強部38…が前記貫通孔37…を縦断するようにしてメインフレーム21…に一体に設けられる。しかも補強部38の延長線上でエンジンハンガ27の下部には、エンジン本体32を支持するための第2のエンジン支持部29が設けられる。
ところで車両構成部品たとえば前記車体カバー17を取付けるための複数たとえば3つの取付けボス39A,39B,39Cが、前記エンジンハンガ27…を含む前記メインフレーム21…に設けられるのであるが、前記メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…を構成する2枚のフレーム部材33…,34…の内面には、図6で示すように、前記エンジンハンガ27…の最下部の第1のエンジン支持部28と、前記取付けボス39A,39Bと、ヘッドパイプ20とを結ぶリブ40A,40Aが一体に設けられ、メインフレーム21…側で前記両フレーム部材33…,34…の内面には、前記取付けボス39Bおよびヘッドパイプ20を結ぶリブ40B…と、前記取付けボス39Cおよびヘッドパイプ20を結ぶリブ40C…とが一体に設けられる。このようなリブ40A…,40B…,40C…によって、メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…自体の剛性を高めるとともに、車体カバー17からメインフレーム21…およびエンジンハンガ27…に伝達される振動音を低減することが可能となる。
しかも前記各取付けボス39A,39B,39Cは、図6で明示するように、メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の裏側および表側のフレーム部材33,34間に設けられている。
ところで両ピボットプレート22…間の上部を一体に連結する上部クロスメンバー35の中央部には、前記リヤクッションユニット26の上端部が連結されたクッション支持部材41に下方から係合して該クッション支持部材41を貫通するボルト42の上部を挿通せしめる挿通孔43が設けられ、その挿通孔43から上方への前記ボルト42の突出部にナット44が螺合される。これによりリヤクッションユニット26の上端部が、車体フレームFの前記上部クロスメンバー35に連結、支持されることになる。
また前記ピボットプレート22…の上部の上下に間隔をあけた2個所には、シートレール23…の前端部が締結されるのであるが、シートレール23…の前端部には、前記ピボットプレート22…の後側上部側面に側方から重なる第1取付け部23a…と、前記ピボットプレート22…の後部背面に後方から重なるようにして第1取付け部23a…よりも下方に配置される第2取付け部23b…とが設けられる。
一方、ピボットプレート22の後側上部には、車体フレームFの左右方向外側から第1取付け部23a…に挿通された第1ボルト45…を螺合せしめるための取付けボス47…が設けられ、ピボットプレート22…の後部背面には、車体フレームFの後方側から第2取付け部23b…に挿通される第2ボルト46…を螺合せしめるためのねじ孔48…が設けられる。
図2に注目して、エンジン本体32は、自動二輪車への搭載状態で前方に位置する前部バンクBFと、該前部バンクBFよりも後方に位置する後部バンクBRとを有してV型の水冷式に構成されるものであり、両バンクBF,BRに共通なクランクケース50に、自動二輪車の車幅方向すなわち左右方向に沿うクランクシャフト51が回転自在に支承される。
クランクケース50は、上部ケース半体50aおよび下部ケース半体50bが結合されて成るものであり、車体フレームFの前後方向でV字形をなすようにして前部バンクBFおよび後部バンクBRが上部ケース半体50aに一体に形成され、前記クランクシャフト51の軸線は前記上部ケース半体50aおよび前記下部ケース半体50bの結合面上に配置される。
前部バンクBFは、クランクケース50の上部ケース半体50aに一体に連なる前部シリンダブロック52Fと、前部シリンダブロック52Fに結合される前部シリンダヘッド53Fと、前部シリンダヘッド53Fに結合される前部ヘッドカバーFとで構成され、後部バンクBRは、クランクケース50の上部ケース半体50aに一体に連なる後部シリンダブロック52Rと、後部シリンダブロック52Rに結合される後部シリンダヘッド53Rと、後部シリンダヘッド53Rに結合される後部ヘッドカバー54Rとで構成される。
前記エンジン本体32の上方には、前部および前記後部バンクBF,BRに共通な単一のエアクリーナ56が配置されており、該エアクリーナ56の左右両側には、前方に向けて開口する左右一対の走行風導入ダクト57…が接続され、エアクリーナ56および前記両走行風導入ダクト57…を上方から覆うようにして、車体フレームFの両メインシャフト21…上に燃料タンク55が設けられる。
図7〜図9において、前記エアクリーナ56は、前記両走行風導入ダクト57…に通じる導入口58…を左右両側壁にそれぞれ有するクリーナケース60と、該クリーナケース60内を前記両導入口58…に通じる上方の未浄化室62ならびに該未浄化室62の下方に配置されるとともに前記前部バンクBFおよび前記後部バンクBRに共通な浄化室63に区画するようにして前記クリーナケース60内に固定配置される一対のクリーナエレメント61,61とを備える。
前記クリーナケース60は、前記浄化室63の側壁を構成する下部ケース64と、該下部ケース64との間に前記未浄化室62を形成するようにして下部ケース64に着脱可能に結合される上部ケース65とを備えるものであり、下部ケース64は、上方に開放した椀形の第1ケース部材66と、第1ケース部材66との間に前記浄化室63を形成するようにして第1ケース部材66に上方から結合される第2ケース部材67とで構成され、第2ケース部材67の天井壁67aは、クリーナケース60の幅方向中央部を通って前後に延びる車体中心線を含む鉛直面PLに向かって高くなるように山形に形成される。
前記鉛直面PLの両側で第2ケース部材67の天井壁67aには、開口部68,68が設けられており、それらの開口部68…を埋めるようにしてクリーナエレメント61…が第2ケース部材67の天井壁67aに取付けられる。したがって両クリーナエレメント61…は、前記鉛直面PLから離反するにつれて下方位置となるように傾斜して前記クリーナケース60内に収容、固定されることになる。
また前記両走行風導入ダクト57…は、下部ケース64の第2ケース部材67に一体に連なるダクト半部67b…と、上部ケース65に一体に連なるダクト半部65a…とが結合されて成るものであり、未浄化室62に連なるようにしてクリーナケース60における上部ケース65の両側壁に設けられた導入口58…からクリーナケース60の両側を経て前方斜め下向きに延出される。
而して前後に延びる車体中心線を含む鉛直面PLの両側で該鉛直面PLから離反するにつれて下方位置となるように傾斜して配置される前記クリーナエレメント61…は、クリーナケース60の両側側壁の前記導入口58…に対向することになる。
さらに一対の前記クリーナエレメント61…間に対応する位置で上部ケース65の上部内面には、未浄化室62内を、両走風導入ダクト57…に個別に対応して左右に区画する仕切り壁69が一体に設けられる。
再び図2において、前部バンクBFにおける前部シリンダヘッド53Fの後部バンクBR側に臨む側壁には、前部バンクBFが備える2気筒に個別に対応するスロットルボディ70F…が上方に立ち上がるようにして接続され、後部バンクBRにおける後部シリンダヘッド53Rの前部バンクBF側に臨む側壁には、後部バンクBRが備える2気筒に個別に対応するスロットルボディ70R…が上方に立ち上がるようにして接続され、各スロットルボディ70F…,70R…には、燃料噴射弁71F…,71R…が付設される。
図8および図9で示すように、エアクリーナ56のクリーナケース60における下部ケース64の底壁すなわち第1ケース部材66の底壁には、前部バンクBFの両スロットルボディ70F…に接続される一対の吸気管72F,72Fと、後部バンクBFの両スロットルボディ70R…に接続される一対の吸気管72R,72Rとが、浄化室63に上端部を開口するようにして取付けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、車体フレームFの前後方向でV形をなす前部バンクBFおよび後部バンクBRを有するエンジン本体32が車体フレームFに搭載されており、前部バンクBFおよび後部バンクBRに共通な単一のエアクリーナ56が、前方に向けて開口する左右一対の走行風導入ダクト57…に通じる導入口58…を左右両側壁にそれぞれ有するクリーナケース60と、クリーナケース60内を前記両導入口58…に通じる上方の未浄化室62ならびに該未浄化室62の下方に配置されるとともに前記前部バンクBFおよび前記後部バンクBRに共通な浄化室63に区画するようにして前記クリーナケース60内に固定配置される一対のクリーナエレメント61,61とを備えており、両クリーナエレメント61…が、前後に延びる車体中心線を含む鉛直面PLの両側に配置されるととともに前記両導入口58…にそれぞれ対向するようにして前記鉛直面PLから離反するにつれて下方位置となるように傾斜して前記クリーナケース60内に収容、固定されている。
したがって左右一対の走行風導入ダクト57…から未浄化室62に導入される走行風は、前記両クリーナエレメント61…に当たって整流され、それぞれのクリーナエレメント61…を均等に流通して浄化室63側に流れることになり、浄化室63内での空気の流通を均等化することができるので、前部バンクBFおよび後部バンクBRに均等な吸気配分を行うことができる。しかも両クリーナエレメント61…が傾斜して配置されるので、クリーナケース60の幅を大きくすることなく濾過面積を増加することができる。
またクリーナケース60が、浄化室63の側壁を構成する下部ケース64と、該下部ケース64との間に前記未浄化室62を形成するようにして下部ケース64に着脱可能に結合される上部ケース65とを備えており、両クリーナエレメント61…間に対応する位置で上部ケース65の上部内面に、前記未浄化室62内を、前記両走行風導入ダクト57…に個別に対応して左右に区画する仕切り壁69が一体に設けられるので、両走行風導入ダクト57…から未浄化室62に導入される走行風がより均等に各クリーナエレメント61…を流通して浄化室63側に流れることになる。
また車体フレームFにおいて、ヘッドパイプ20から後下がりに延びる左右一対の、中空板状のメインフレーム21…には、ヘッドパイプ20に向けて前上がりに傾斜するように形成された前端縁27a…を有するエンジンハンガ27…、前記メインフレーム21…の中間部から下方に垂下されるようにして一体に設けられており、エンジンハンガ27…の上方で前記両メインフレーム21…には貫通孔37…が設けられるので、メインフレーム21…の軽量化を図ることができる。
しかもエンジンハンガ27…の前端縁27a…とほぼ平行に延びる補強部38…が、前記貫通孔37…を縦断して前記メインフレーム21…に各々1本づつ設けられ、車体側面視で補強部38…の上方への延長線と前記前端縁27aの上方への延長線とに挟まれた範囲内にヘッドパイプ20の一部が位置するようにされるので、ヘッドパイプ20を支点としてメインフレーム21…に作用する曲げ荷重に耐えるように貫通孔37…周辺のメインフレーム21…を補強部38で効果的に補強することができる。
またメインフレーム21…とともに中空に形成されるエンジンハンガ27…の最下部にエンジン本体32を支持するための第1のエンジン支持部28…が設けられ、車体カバー17を取付けるべく前記メインフレーム21…および前記エンジンハンガ27…の少なくとも一方、この実施例では両方に設けられる取付けボス39A,39Bおよび第1のエンジン支持部28と、ヘッドパイプ20とを結ぶリブ40A,40Bが、メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の内面に突設されるので、メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の剛性を確保することができるとともに、リブ40A,40Bがメインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の外面に表れることはないので外観性を高めることができる。
また取付けボス39A,39B,39Cが、メインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の少なくとも一方の裏側および表側のフレーム部材33,34間に設けられるので、中空であるメインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の支柱としての機能を取付けボス39A,39B,39Cに果たさせるようにしてメインフレーム21…およびエンジンハンガ27…の剛性を高めることができる。
また補強部38の延長線上でエンジンハン27…の下部に、エンジン本体32を支持するための第2のエンジン支持部29…が設けられるので、エンジン本体32の支持剛性を高めることができる。
またシートレール23の前端部の上下2箇所がピボットプレート22の上部に締結されるのであるが、シートレール23の前端部に、ピボットプレート22の後側上部側面に側方から重なる第1取付け部23aと、ピボットプレート22の後部背面に後方から重なるようにして第1取付け部23aよりも下方に配置される第2取付け部23bとが設けられ、第1取付け部23aがシートレール23の左右方向外側から第1ボルト45でピボットプレート22に締結され、第2取付け部23bがピボットプレート22の後方側から第2ボルト46でピボットプレート22に締結される。
したがってシートレール23に上方から荷重が作用するのに伴って第2ボルト46にかかる荷重はごく小さなものとなり、第2取付け部23bに対応する部分では第2ボルト46を螺合するための単純なねじ孔48がピボットプレート22に設けられればよいので、シートレール23の第2取付け部23bに対応する部分でのピボットプレート22の肉厚増大による重量増大を回避して、シートレール23の前端部を強固にピボットプレート22に締結することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の左側面図である。 車体カバーを省略した状態での図2の要部拡大側面図である。 ヘッドパイプ、メインフレームおよびピボットプレートの斜視図である。 ヘッドパイプ、メインフレームおよびピボットプレートの左側面図である。 図4の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 エアクリーナの左側面図である。 図7の8矢視図である。 図7の9−9線断面図である。
15・・・スイングアーム
18・・・フロントフォーク
19・・・操向ハンドル
20・・・ヘッドパイプ
21・・・メインフレーム
22・・・ピボットプレート
27・・・エンジンハンガ
27a・・・エンジンハンガの前端縁
28・・・エンジン支持部
29・・・第2のエンジン支持部
33,34・・・フレーム部材
37・・・貫通孔
38・・・補強部
39A,39B・・・取付けボス
40A,40B・・・リブ
F・・・車体フレーム
WR・・・後輪

Claims (4)

  1. フロントフォーク(18)および操向ハンドル(19)を操向可能に支承するヘッドパイプ(20)と、該ヘッドパイプ(20)から後下がりに延びる左右一対の、中空板状のメインフレーム(21)と、後輪(WR)を後部で軸支するスイングアーム(15)の前部を上下に揺動可能に支承するようにして前記両メインフレーム(21)の後部に連設されるピボットプレート(22)とを備え、前記両メインフレーム(21)の中間部から下方に垂下されるエンジンハンガ(27)が前記両メインフレーム(21)に一体に設けられる自動二輪車の車体フレームであって
    前記エンジンハンガ(27)の前端縁(27a)が前記ヘッドパイプ(20)に向けて前上がりに傾斜するように形成され、前記エンジンハンガ(27)の上方で前記両メインフレーム(21)には貫通孔(37)が設けられるものにおいて
    前記エンジンハンガ(27)の前端縁(27a)とほぼ平行に延びる補強部(38)が、前記貫通孔(37)を縦断して前記メインフレーム(21)に各々1本ずつ設けられ、車体側面視で前記補強部(38)の上方への延長線と前記前端縁(27a)の上方への延長線とに挟まれた範囲内に前記ヘッドパイプ(20)の一部が位置しており、前記メインフレーム(21)が前記補強部(38)により、前記ヘッドパイプ(20)を支点として前記メインフレーム(21)に作用する曲げ荷重に耐えるように補強されることを特徴とする自動二輪車の車体フレーム。
  2. 前記メインフレーム(21)とともに中空に形成される前記エンジンハンガ(27)の最下部にエンジン本体(32)を支持するためのエンジン支持部(28)が設けられ、車両構成部品を取付けるべく前記メインフレーム(21)および前記エンジンハンガ(27)の少なくとも一方に設けられる取付けボス(39A,39B)および前記エンジン支持部(28)と、前記ヘッドパイプ(20)とを結ぶリブ(40A,40B)が、前記メインフレーム(21)および前記エンジンハンガ(27)の内面に突設されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の車体フレーム。
  3. 前記取付けボス(39A,39B)が、前記メインフレーム(21)および前記エンジンハンガ(27)の少なくとも一方の裏側および表側のフレーム部材(33,34)間に設けられることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の車体フレーム。
  4. 前記補強部(38)の延長線上で前記エンジンハンガ(27)の下部に、前記エンジン本体(32)を支持するための第2のエンジン支持部(29)が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車の車体フレーム。
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