JPH11115859A - 自動二輪車のフレーム装置 - Google Patents

自動二輪車のフレーム装置

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Publication number
JPH11115859A
JPH11115859A JP9285077A JP28507797A JPH11115859A JP H11115859 A JPH11115859 A JP H11115859A JP 9285077 A JP9285077 A JP 9285077A JP 28507797 A JP28507797 A JP 28507797A JP H11115859 A JPH11115859 A JP H11115859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
main frame
duct
air cleaner
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9285077A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Matsumoto
義信 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP9285077A priority Critical patent/JPH11115859A/ja
Publication of JPH11115859A publication Critical patent/JPH11115859A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインフレーム接続枠部分から車幅方向外方
へダクト挿入筒部を突設することにより、メインフレー
ム内方へのダクト突出を不要にして十分なエアクリーナ
容量の確保を図る。 【解決手段】 ヘッドパイプ10からメインフレーム接
続枠12を後方突設してフレームヘッド部を形成し、メ
インフレーム11を接続させるメインフレーム接続枠部
分から車幅方向外方へダクト挿入筒部13を突設した。
こうすれば、ダクト挿入筒部がメインフレーム内方に突
出することがない。したがって、エアクリーナを後退さ
せる必要がなく、エアクリーナの容量を増大させること
が可能になる。また、エアクリーナの容量を確保するた
めにエアクリーナを上方に高くする必要がなく、このた
め、十分なフューエルタンクの容量を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車のフレ
ーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の自動二輪車全体を示すもの
で、この自動二輪車は、ヘッドパイプ1からメインフレ
ーム2を後方に向けて突設するとともに、このメインフ
レーム2のダクト用穴からダクト3を前方に向けて突設
し、ダクト3の吸入口4を車体の前面に位置させてい
る。また、自動二輪車のエンジン5の上方にエアクリー
ナ6を、エアクリーナ6の上方にはフューエルタンク7
の前部をそれぞれ設置している。なお、8はシートであ
る。図4及び5に示すように、ダクト3の挿入用の挿入
筒3aは、メインフレーム2に形成したダクト用穴9を
貫通し、エアボックス10に接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動二輪車のフ
レーム装置は、以上のように構成され、走行風過給を採
用する自動二輪車では、エアクリーナ6を前記のように
左右のメインフレーム間に位置させているが、スロット
ルレスポンス等のエンジン性能の向上のためにはエアク
リーナ6の容量を極力大きくさせることが望ましい。し
かしながら、前記従来例においては、挿入筒3aをメイ
ンフレーム2内側において溶接するため、、図6に斜線
部で示すように挿入筒3aはメインフレーム2を貫通し
てその内側に達している。このため、エアクリーナ6を
挿入筒突出分だけ後退させなければならず、その分だけ
エアクリーナの容量を減少させざるを得ないという問題
があった。
【0004】前記対処策として、メインフレーム2幅を
減少させることも考えられるが、これでは剛性を高くす
ることができないという欠点が生ずる。他方、エアクリ
ーナ6を上方に高くすることも考えられるが、フューエ
ルタンク7の上限は決定しているため、フューエルタン
ク7の容量を減少せざるを得ないこととなる。
【0005】本発明は前記に鑑みなされたもので、メイ
ンフレーム接続枠部分から車幅方向外方にダクト挿入筒
部を突設することにより、メインフレームの内方へのダ
クト突出を不要にして十分なエアクリーナ容量の確保を
図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上述
の目的を達成するため、ヘッドパイプからメインフレー
ム接続枠を後方に向け突出させてフレームヘッド部を形
成し、メインフレームを接続させる該メインフレーム接
続枠部分から車幅方向の外方にダクト挿入筒部を突出さ
せたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る自動二輪車のフレーム装置の実施形態を説明するが、
本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではな
い。図1において、10はヘッドパイプで、進行方向へ
向かって左右に位置するメインフレーム11の前端部を
接続させるためのメインフレーム接続枠12をヘッドパ
イプ10上端部から進行方向の後方に突設する。
【0008】メインフレーム接続枠12は、前方湾曲後
板12aと、該湾曲板の上下両側縁から前方突設する上
下の側板12bと、両側板間の前面開口中央部を閉塞す
る前方湾曲前板12cとを有し、上下両側板12bの中
央部に形成した切欠部12dをヘッドパイプ10へ嵌着
させるとともに、上下両側板12bの両端部の一部を切
除してメインフレーム接続部12eを形成する。さらに
メインフレーム接続部12e間に位置する前方湾曲後板
12aにダクト用穴12fを形成する。
【0009】そして、ダクト用穴12f外縁からダクト
挿入筒部13を車幅方向の外方に突設する。ダクト挿入
筒部13はメインフレーム接続枠12と一体鋳造して形
成する。
【0010】一方、メインフレーム11の前端部は、前
板11aと、前板の両側縁から突設する側板11bとか
ら形成されるコ字状をなし、かつ前板11a前端に挿入
孔11cを有する。メインフレーム11をメインフレー
ム接続部12eに接続させるにはダクト挿入筒部13を
挿入孔11cに挿通させて側板11bをメインフレーム
接続部12eへ当接させた後、該当接部を溶接等で結合
させる。なお、ダクト挿入筒部13の長さは図示しない
ダクトを接続し得るようにメインフレーム11から少々
突出させる。
【0011】次に、図2は本発明の他の実施形態を示す
もので、前記ではダクト挿入筒部13はメインフレーム
接続枠12と一体鋳造により形成されているが、本実施
形態においては、メインフレーム接続枠12と別途製作
のダクト挿入筒部13の基端部を前方湾曲後板12a前
面へ溶接により固着させている。その他の構成は前記と
同様であるので説明を省略する。本実施形態において
も、前記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明
らかである。
【0012】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、メインフレーム接続枠部分から車幅方向外方へダク
ト挿入筒部を突設するので、ダクト挿入筒部がメインフ
レーム内方に突出することがない。したがって、エアク
リーナを後退させる必要がないので、エアクリーナの容
量を増大させることが可能になる。また、従来のよう
に、エアクリーナの容量を確保するためにエアクリーナ
を上方に高くする必要がなく、このため、十分なフュー
エルタンクの容量を確保することができる。さらに、従
来のように、エアクリーナの容量を確保するために、メ
インフレーム幅を減少させる必要がない。したがって、
剛性の向上を図ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のフレーム装置の実施
形態を示す要部斜視図である。
【図2】本発明に係る自動二輪車のフレーム装置の他の
実施形態を示す要部斜視図である。
【図3】従来の自動二輪車全体を示す側面図である。
【図4】図3のダクト接続部を示す平面図である。
【図5】図3のダクト接続部を示す側面図である。
【図6】図3のダクト接続部を示す略示図である。
【符号の説明】
10 ヘッドパイプ 11 メインフレーム 12 メインフレーム接続枠 13 ダクト挿入筒部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプからメインフレーム接続枠
    を後方に向け突出させてフレームヘッド部を形成し、メ
    インフレームを接続させる該メインフレーム接続枠部分
    から車幅方向の外方にダクト挿入筒部を突出させたこと
    を特徴とする自動二輪車のフレーム装置。
JP9285077A 1997-10-17 1997-10-17 自動二輪車のフレーム装置 Pending JPH11115859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285077A JPH11115859A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 自動二輪車のフレーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285077A JPH11115859A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 自動二輪車のフレーム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11115859A true JPH11115859A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17686855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9285077A Pending JPH11115859A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 自動二輪車のフレーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11115859A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281915A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd ステアリングダンパ取り付け構造
JP2007008357A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の空気吸入構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281915A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd ステアリングダンパ取り付け構造
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