JP4914730B2 - ステアリングダンパを備える鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングダンパを備える鞍乗型車両の改良に関するものである。
従来のステアリングダンパを備える鞍乗型車両として、フロントフォークの上端の左右を連結するトップブリッジと車体フレームとの間にステアリングダンパを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−170074公報
特許文献1の図2を以下に説明する。
ステアリングダンパ41は、車体フレームを構成する左右一対のメインフレーム21,22(符号22は不図示)の前端上部に取付けられたダンパ基部82と、このダンパ基部82の上部に取付けられたダンパ本体84と、このダンパ本体84に設けられた入力軸86に一端が取付けられ、他端がフロントフォークのトップブリッジ15の上面にスイング自在に取付けられたリンク機構87とからなる。
車体前部において、ステアリングダンパ41の位置が高いと、このステアリングダンパ41の上方を覆う前部カバー66の位置も高くなり車体前部が大型になる。
本発明の目的は、ステアリングダンパをより低位置に配置して車体前部の小型化・コンパクト化を図ることにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームの前端にヘッドパイプが設けられ、このヘッドパイプに前輪を支持するフロントフォークが操舵自在に取付けられ、このフロントフォークの左右上端を連結するトップブリッジと車体フレームとの間にステアリングダンパが介在された鞍乗型車両において、トップブリッジに、ヘッドパイプより後方であって、トップブリッジの上面より下側にステアリングダンパが取付けられる被取付部が設けられ、ステアリングダンパに、車体フレームの上部に設けられたステアリングダンパ本体と、このステアリングダンパ本体の入力軸に取付けられて車体前方に延びる第1リンクと、被取付部と第1リンクを連結する第2リンクとを備え、被取付部と第2リンクと第1リンクとが互い回動可能に連結され、ハンドルに対して入力軸は常に逆方向に回動するようにリンク機構が構成されていることを特徴とする。
作用として、ステアリングダンパが取付けられる被取付部がトップブリッジの上面より下側に設けられ、この被取付部と、ステアリングダンパ本体の入力軸に取付けられて車体前方に延びる第1リンクとが回動可能に連結されるため、従来よりもステアリングダンパを低位置に配置することが可能になる。ステアリングダンパが低位置に配置されれば、ステアリングダンパの上方を覆うカバーの位置も低くなる。
請求項2に係る発明は、ハンドルが前輪を直進位置に操舵した状態において、第1リンクが連結されるステアリングダンパ本体の入力軸と、第2リンクの一端とを連結する連結部とを結ぶ中心線は、ハンドルが車両の車幅方向の中心線に対し左右の一側方向にθ傾くように第1リンクは配設され、第2リンクの他端部をトップブリッジに連結する被取付部は、車両の車幅方向の中心線に対し反対方向の他側に突設され、第2リンクは、車体中心線と交差するように車幅方向に配置されていることを特徴とする。
作用として、前輪の直進状態では、被取付部と第1リンクの第2リンクへの連結部とが、車体中心線に対して反対側に位置するため、第2リンクが車体の車幅方向のより中央に配置される。
また、前輪の直進状態では、車幅方向に第2リンクが延びるため、第2リンクの車両前後方向の長さが短くなり、第1リンクを車両前後方向に延ばして第1リンクの全長を確保してもステアリングダンパをより車両前方に配置することが可能になる。
請求項3に係る発明は、被取付部と第1リンクとの連結は、第2リンクが被取付部及び第1リンクの下方に配置されていることを特徴とする。
作用として、被取付部及び第1リンクの下方に第2リンクが配置されるため、例えば、被取付部及び第1リンクの上方に第2リンクが配置されるのに比べてステアリングダンパがより低位置に配置される。
請求項1に係る発明では、トップブリッジの上面より下側にステアリングダンパが取付けられる被取付部が設けられ、ステアリングダンパに、車体フレームの上部に設けられたステアリングダンパ本体と、このステアリングダンパ本体の入力軸に取付けられて車体前方に延びる第1リンクと、被取付部と第1リンク(101)を連結する第2リンクとを備え、被取付部と第2リンクと第1リンクとが互い回動可能に連結され、ハンドルに対して入力軸は常に逆方向に回動するようにリンク機構が構成されているので、ステアリングダンパをより低位置に配置することができ、ステアリングダンパを覆うカバーも低位置に配置できるため、鞍乗型車両の車体前部を小型・コンパクトにすることができる。
請求項2に係る発明では、ハンドルが前輪を直進位置に操舵した状態において、第1リンクが連結されるステアリングダンパ本体の入力軸と、第2リンクの一端とを連結する連結部とを結ぶ中心線は、ハンドルが車両の車幅方向の中心線に対し左右の一側方向にθ傾くように第1リンクは配設され、第2リンクの他端部をトップブリッジに連結する被取付部は、車両の車幅方向の中心線に対し反対方向の他側に突設され、第2リンクは、車体中心線と交差するように車幅方向に配置されているので、前輪の直進状態では、被取付部と第1リンクの第2リンクへの連結部とが、車体中心線に対して反対側に位置するため、第2リンクが車体の車幅方向のより中央に配置される。
また、前輪の直進状態では、車幅方向に第2リンクが延びるため、第2リンクの車両前後方向の長さが短くなり、第1リンクを車両前後方向に延ばして第1リンクの全長を確保してもステアリングダンパをより車両前方に配置することが可能になる。
また、前輪を直進状態に操舵したときに第2リンクが車幅方向に延びているので、第1リンクの全長を確保しつつステアリングダンパをトップブリッジにより近づけることができ、ヘッドパイプ周りをよりコンパクトにすることができる。
請求項3に係る発明では、被取付部と第1リンクとが第2リンクを介して連結され、この第2リンクが被取付部及び第1リンクの下方に配置されているので、ステアリングダンパをより低位置に配置することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る鞍乗型車両の側面図であり、鞍乗型車両10は、車体フレーム11の前端に備えたヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク13が取付けられ、このフロントフォーク13の下端に回転自在に前輪14が取付けられ、フロントフォーク13の上端の左右に渡されたトップブリッジ15に左右一対のハンドル16,17(手前側の符号16のみ示す。)が取付けられ、ヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びている左右一対のメインフレーム21,22(手前側の符号21のみ示す。)にエンジン23及びこのエンジン23の後部に一体的に設けられた変速機24が取付けられ、メインフレーム21,22の後部下部に設けられたピボット軸26にスイング自在にリヤフォーク27が取付けられ、このリヤフォーク27の後端にリヤアクスル(後輪用車軸である。)28を介して回転自在に後輪31が取付けられ、リヤフォーク27の上部にリヤクッションユニット32の上端が取付けられ、メインフレーム21,22の下部に渡されたクロスパイプ(不図示)にリンク装置33を介してリヤクッションユニット32の下端が取付けられ、エンジン23のシリンダヘッド23aから後方へ複数の排気管からなる排気管組立体34が延び、この排気管組立体34の後端にマフラ36が接続された自動二輪車である。
フロントフォーク13は、左右一対のフォーク部13a,13b(手前側の符号13aのみ示す。)を備え、フォーク部13a,13bの上端部がトップブリッジ15で連結され、このトップブリッジ15の下方でフォーク部13a,13bがボトムブリッジ37で連結されている。これらのトップブリッジ15とボトムブリッジ37とに上下に延びるようにステアリングステム(ステアリング軸である。不図示。)が取付けられ、このステアリングステムがヘッドパイプ12内に回転自在に取付けられている。
メインフレーム21,22は、車体フレーム11を構成する部材であり、これらのメインフレーム21,22のヘッドパイプ12近傍にステアリングダンパ41が取付けられている。
ステアリングダンパ41は、例えば、走行中に路面から前輪14に外力が作用したときにハンドルが急激に振れるのを抑える、いわゆる「キックバック(反動)」を緩和する装置である。
リヤクッションユニット32は、シリンダ内に出入りするオイルを貯めるリザーバタンク43を下部に備えている。
ここで、51はアッパカウル、52はヘッドランプ、53はヘッドパイプ12の前方に配置されたメータ、56はフロントフェンダ、57はミドルカウル、58はロアカウル、61はラジエータ、62はエンジン23の吸気装置63で吸い込まれる空気を一時的に貯える吸気ボックス、64は燃料タンク、66は吸気ボックス62と燃料タンク64とを覆う前部カバー、67はメインフレーム21,22に取付けられたシートカウル、71,72はシートである。
図2は本発明に係るステアリグダンパの取付状態を示す要部側面図(一部断面図、図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、ステアリングダンパ41は、左右のメインフレーム21,22の前部に取付けられたステアリングダンパ本体81と、このステアリングダンパ本体81に設けられた入力軸82に一端が連結され、他端がトップブリッジ15の後部に連結されたリンク機構83とからなる。なお、84はリンク機構83の一部を覆うリンクカバーである。
ヘッドパイプ12に挿入された中空のステアリングステム86は、第1ナット87でヘッドパイプ12に抜け止めされ、また、ステアリングステム86は、トップブリッジ15に第2ナット88及び第3ナット89で取付けられている。90はステアリングステム86の上端に嵌められたキャップである。
トップブリッジ15の前部にはメインスイッチ91が取付けられている。
メインスイッチ91は、キー93が挿入される錠としてのキーシリンダ94と、このキーシリンダ94の下部に設けられたスイッチ部95とからなり、スイッチ部95は、イグニッションスイッチの機能を備える。なお、97はメインスイッチ91の上方を覆うスイッチカバーである。
図3は本発明に係るステアリングダンパの分解斜視図であり、ステアリングダンパ41は、ステアリングダンパ本体81と、リンク機構83とからなり、リンク機構83は、入力軸82に一端がボルト105及びナット106で取付けられる第1リンク101と、この第1リンク101の他端にナット107で取付けられる第2リンク102とからなる。
ステアリングダンパ本体81は、4つのボルト挿通穴81aを備え、これらのボルト挿通穴81aにそれぞれボルト111を通し、これらのボルト111の先端を左右のメインフレーム21,22(図2参照)側に設けられためねじ(不図示)にねじ込むことで左右のメインフレーム21,22にステアリングダンパ本体81が取付けられる。
ステアリングダンパ本体81は、内部に満たされたオイルと、このオイル内に配置され且つ入力軸82に取付けられた抵抗板(不図示)とを備え、リンク機構83から入力軸82に回転力が伝えられ、抵抗板が粘性の大きなオイル内を揺動するときの抵抗力が緩衝効果を発揮する。
第1リンク101は、入力軸82が挿入される軸挿入穴101aと、この軸挿入穴101aに通じる割り溝101bと、この割り溝101bに直交するように開けられたボルト挿通穴101c,101dと、第2リンク102に備えるボルト部材102aを通すためのボルト挿通穴101eとを備える。
第2リンク102は、一対のボルト部材102a,102aと、これらのボルト部材102a,102aにねじ込まれるナット107,107と、ジョイント部分を覆うゴム製のカバー部材102bとを備える。なお、113はワッシャである。
リンクカバー84は、ビス115,115でトップブリッジ15(図2参照)に取付けられる。なお、84aはビス115を通すビス挿通穴である。
図4は図2の4矢視図であり、前輪を直進位置に操舵したときの車体前部を示している。
トップブリッジ15は、第2リンク102が取付けられた被取付部15dと、リンクカバー84を取付けるためのビス115(図3参照)がねじ込まれるめねじ15e,15eが形成された後方突出部15f,15fと、を後部に備える。
被取付部15dは、車両前後方向に延びる車体中心線120に対して右側に設けられている。車体中心線120は、ステアリングダンパ本体81の回転軸82の軸心を通る。
ステアリングダンパ本体81は、メインフレーム21,22の前部内側に設けられた内側膨出部21a,22aに複数のボルト111で取付けられている。
第1リンク101は、その中心線101Aが車体中心線120に対して反時計回りに角度θだけ傾いた方向に延び、第2リンク102は、第1リンク101との連結部から車幅方向且つ右方向に延びてトップブリッジ15の被取付部15dに連結されている。
図5は図4の5−5線断面図であり、第2リンク102は、棒状のリンク本体125と、このリンク本体125の両端に回転自在及び揺動自在に取付けられたボルト部材102a,102aと、リンク本体125とボルト部材102a,102aとの連結部及びリンク本体125を覆うカバー部材102bと、カバー部材102bを構成する2つのカバー半体102c,102cを中央で連結するカバー連結体102dとからなる。
ボルト部材102aは、軸本体102fと、この軸本体102fの一端部に嵌められたジョイント構成材102gとからなり、軸本体102fは、おねじが形成された第1軸部102hと、この軸部102hに隣接する六角状の頭部102jと、この頭部102jに隣接する第2軸部102kとからなる。
リンク本体125はジョイント構成材102gに形成された球面状の外面102mに滑り自在に嵌合する球面状の内面102nが形成された穴部102pを備える。
これらのジョイント構成材102g,102g及びリンク本体125はボールジョイント128,128を構成する部分である。
第1リンク101は、先端に穴部101gが形成され、この穴部101gにジョイント構成材101hが嵌合されている。
穴部101aは球面状の内面101jを備え、この内面101jにジョイント構成材101hに形成された球面状の外面101kが滑り自在に嵌合する。
これらの第1リンク101及びジョイント構成材101hはボールジョイント131を構成する部分である。
以上に述べたステアリングダンパ41の作用を次に説明する。
図6は本発明に係るステアリングダンパの作用を示す第1作用図、図7は本発明に係るステアリングダンパの作用を示す第2作用図である。
図6に示すように、ハンドル16,17を左に一杯に切ると、ステアリングダンパ41の第1リンク101(詳しくは、第1リンク101の中心線101A)は、図4の位置から入力軸82を中心にして時計回りに角度θ1だけスイングする。
また、図7に示すように、ハンドル16,17を右に一杯に切ると、ステアリングダンパ41の第1リンク101(詳しくは、中心線101A)は、図4の位置から入力軸82を中心にして反時計回りに角度θ2だけスイングする。このとき、θ1=θ2である。
以上の図1、図2及び図4に示したように、本発明は第1に、車体フレーム11の前端にヘッドパイプ12が設けられ、このヘッドパイプ12に前輪14を支持するフロントフォーク13が操舵自在に取付けられ、このフロントフォーク13の左右上端を連結するトップブリッジ15と車体フレーム11(詳しくは、メインフレーム21,22)との間にステアリングダンパ41が介在された鞍乗型車両10において、トップブリッジ15に、ヘッドパイプ12より後方であって、トップブリッジ15の上面15aより下側にステアリングダンパ41が取付けられる被取付部15dが設けられ、ステアリングダンパ41に、メインフレーム21,22の上部に設けられたステアリングダンパ本体81と、このステアリングダンパ本体81の入力軸82に取付けられて車体前方に延びる第1リンク101と、を備え、被取付部15dと第1リンク101とが回動可能に連結されていることを特徴とする。
これにより、ステアリングダンパ41をより低位置に配置することができ、ステアリングダンパ41を覆うリンクカバー84も低位置に配置できるため、鞍乗型車両10の車体前部を小型・コンパクトにすることができる。
本発明は第2に、図4及び図5に示したように、被取付部15dと第1リンク101とが第2リンク102を介して連結され、この第2リンク102が被取付部15d及び第1リンク101の下方に配置されていることを特徴とする。
これにより、ステアリングダンパ41をより低位置に配置することができる。
本発明は第3に、前輪14を直進状態に操舵したときに第2リンク102が車幅方向に延びていることを特徴とする。
これにより、第1リンク101の全長を確保しつつステアリングダンパ41をトップブリッジ15により近づけることができ、ヘッドパイプ12周りをよりコンパクトにすることができる。
本発明は第4に、前輪14を直進状態に操舵したときに被取付部15dと第1リンク101の第2リンク102への連結部とが、車体の前後方向に延びる車体中心線120に対して反対側に位置することを特徴とする。
これにより、第2リンク102を車体の車幅方向のより中央に配置することができ、ヘッドパイプ12周りをよりコンパクトにすることができる。
尚、本実施形態では、図2に示したように、ステアリングダンパ41のリンク機構83の一部の上方をリンクカバー84で覆ったが、ステアリングダンパ本体81の上方を前部カバー66で覆ってもよい。
本発明のステアリングダンパを備える鞍乗型車両は、競技車両に好適である。
本発明に係る鞍乗型車両の側面図である。 本発明に係るステアリグダンパの取付状態を示す要部側面図である。 本発明に係るステアリングダンパの分解斜視図である。 図2の4矢視図である。 図4の5−5線断面図である。 本発明に係るステアリングダンパの作用を示す第1作用図である。 本発明に係るステアリングダンパの作用を示す第2作用図である。
符号の説明
10…鞍乗型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、12…ヘッドパイプ、13…フロントフォーク、14…前輪、15…トップブリッジ、15a…上面、15d…被取付部、41…ステアリングダンパ、81…ステアリングダンパ本体、82…入力軸、101…第1リンク、102…第2リンク、120…車体中心線。

Claims (3)

  1. 車体フレーム(11)の前端にヘッドパイプ(12)が設けられ、このヘッドパイプ(12)に前輪(14)を支持するフロントフォーク(13)が操舵自在に取付けられ、このフロントフォーク(13)の左右上端を連結するトップブリッジ(15)と前記車体フレーム(11)との間にステアリングダンパ(41)が介在された鞍乗型車両において、
    前記トップブリッジ(15)に、前記ヘッドパイプ(12)より後方であって、トップブリッジ(12)の上面より下側に、前記ステアリングダンパ(41)が取付けられる被取付部(15d)がトップブリッジ(15)に設けられ、
    前記ステアリングダンパ(41)に、前記車体フレーム(11)の上部に設けられたステアリングダンパ本体(81)と、このステアリングダンパ本体(81)の入力軸(82)に取付けられて車体前方に延びる第1リンク(101)と、前記被取付部(15d)と第1リンク(101)を連結する第2リンク(102)とを備え、
    前記被取付部(15d)前記第2リンク(102)と前記第1リンク(101)とが互い回動可能に連結され、ハンドル(16,17)に対して入力軸(82)は常に逆方向に回動するようにリンク機構(83)が構成されている、
    ことを特徴とするステアリングダンパを備える鞍乗型車両。
  2. 前記ハンドル(16,17)が前輪を直進位置に操舵した状態において、前記第1リンク(101)が連結される前記ステアリングダンパ本体(81)の入力軸(82)と、前記第2リンク(102)の一端とを連結する連結部(102a)とを結ぶ中心線(101A)は、ハンドル(16,17)が車両の車幅方向の中心線(120)に対し左右の一側方向にθ傾くように第1リンク(101)は配設され、前記第2リンク(102)の他端部をトップブリッジに(15)に連結する前記被取付部(15d)は、車両の車幅方向の中心線(120)に対し反対方向の他側に突設され、前記第2リンク(102)は、前記車体中心線(120)と交差するように車幅方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載のステアリングダンパを備える鞍乗型車両。
  3. 前記被取付部(15d)と前記第1リンク(101)との連結は、前記第2リンク(102)が前記被取付部(15d)及び前記第1リンク(101)の下方に配置されていることを特徴とする請求項1記載のステアリングダンパを備える鞍乗型車両。
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