JP4542516B2 - キャニスタのドレンパイプ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前席下の床下に配置されたキャニスタに接続されるキャニスタのドレンパイプに関する。
従来から車両には、燃料タンク内で発生した蒸発燃料が大気中に放出されるのを防止するために、蒸発燃料を吸着する吸着剤としての活性炭が内部に収納されたキャニスタを設けたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照)。
このキャニスタには、吸着剤によって蒸発燃料が捕獲されて浄化された空気を大気中に排出したり、大気中の空気を取り込んだりするためのドレンパイプが備えられている。キャニスタは、一般に、エンジンルーム内、後席の床下、あるいは前席の床下に配置されている(例えば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照)。
エンジンルーム内に配置されるキャニスタは、例えば、特許文献1に開示されているように、ダッシュボードの車両の前方側の車体に固定されている。キャニスタの下部には、下端を開放したドレンパイプ(大気開放管路)が設けられている。
後席の床下に配置されたキャニスタは、例えば、特許文献2に開示されているように、リヤフェンダの前側にキャニスタ本体が固定されている。このリヤフェンダの後側には、キャニスタ本体にドレンパイプ(ドレン通路)を介して接続されたドレンフィルタ(フィルタボックス)と、このキャニスタによって蒸発燃料が吸着されて浄化された空気を大気中に排出する排出管と、が設けられている。
特許文献1および特許文献2のキャニスタは、万が一、蒸発燃料がキャニスタから溢れた場合、客室の床下に流れて客室内に流れないようになっていると共に、床下に水が流れるような状況になった場合でもヘッド差(水頭差)でキャニスタまで水が流れないようになっている。
前席の床下に配置されるキャニスタは、例えば、特許文献3に開示されているように、燃料タンクを、車両の前席の下方に配置して、車両の後側の客室を大きくし車体の重心を低くした所謂センタタンク車に搭載される。このようなセンタタンク車で、蒸発燃料回収装置(ORVR)を装備した車両では、通気抵抗を減少させるために、キャニスタが燃料タンクの近傍に並設されて、両者をベントパイプ(連通パイプ)で連結して燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着剤で捕獲するようになっている。そのキャニスタには、吸着した蒸発燃料をエンジンにパージする際に、大気中の空気を取り込むドレンパイプが設けられている。
実用新案登録第2582688号公報(段落0008〜0009、図1) 特開平9−49460号公報(段落0022〜0025、図2) 特開2005−313667号公報(段落0025、図1)
しかしながら、前記特許文献3の蒸発燃料回収装置を搭載したセンタタンク車では、床下の低い位置にキャニスタのドレン開口部が配設されている。このため、キャニスタは、開口部から大気中の空気と共に、雨水等の水や塵埃等が吸入され易く、ドレンフィルタを詰まらせ易くなっていた。
そこで、本発明は、前記課題を解消すべく発明されたものであり、前席の下に置いたキャニスタで蒸発燃料が捕獲されて浄化された空気を客室へ流入しないようにドレンパイプから大気中に排出すると共に、水や塵埃等がドレンパイプに吸入されるのを抑制したキャニスタのドレンパイプを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のキャニスタのドレンパイプは、車両の前席下の床下に配置されたキャニスタに接続されるキャニスタのドレンパイプであって、前記ドレンパイプは、一端側前記キャニスタに接続され、他端側が客室の前方に配置されたエンジンルームの上方部位まで延設されて、前記エンジンルーム内で前記キャニスタよりも高い位置に設けられて塵埃を除去するドレンフィルタに接続された中継パイプと、一端側が前記ドレンフィルタに接続され、他端側が前記客室の前席の床下まで延設して開口さ、前記ドレンフィルタを経由した気体を大気中に排出する排気パイプと、を備えてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ドレンパイプは、一端は、車両の前席下の床下に配置されたキャニスタに接続され、他端は、キャニスタからエンジンルームの上方部位まで一旦延設させた後、再度客室の床下まで延設してUターンさせて開放されている。
その結果、ドレンパイプから燃料タンク内の上部空間の蒸発燃料は、キャニスタに吸着され、一旦エンジンルームまで送られた後、客室へ流入しないように床下まで戻されて大気中に排出される。
さらに、請求項に記載の発明によれば、ドレンパイプは、このドレンパイプをエンジンルーム内でキャニスタよりも高い位置に設けたことにより、雨水等が溜まる路面から離れた高い位置にフィルタを設置できると共に、ドレンパイプの全体の高低差を大きくすることができる。このため、例えば、ドレンパイプ内を水や塵埃等が流れる場合には、その水や塵埃が空気より重いため、流動抵抗が大きい。その結果、ドレンパイプ内に雨水等の水滴や塵埃等が浸入したとしても、ドレンフィルタに達し難くなるため、ドレンフィルタが目詰まりすることを防止できる。
請求項に記載のキャニスタのドレンパイプは、請求項に記載のキャニスタのドレンパイプであって、前記ドレンパイプは、前記ドレンフィルタの大気開放側の近傍に、補助ドレンパイプを分岐する分岐管を備え、該分岐管は、一方側に鍔部を有し、他方側に開口部を有する小径の同心パイプと、一方側に前記鍔部に接合する鍔部を有し、他方側に前記ドレンフィルタを経由した空気を大気中に排出する排気パイプを接続して、外側側面に前記補助ドレンパイプを接続し、前記小径の同心パイプの外側に隙間を介して外嵌した大径の同心パイプと、を用いた迷路構造となっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ドレンパイプは、ドレンフィルタの大気開放側の近傍に、補助ドレンパイプを分岐し、同心パイプを用いた迷路構造の分岐管を備えたことにより、補助ドレンパイプ側に流れる空気の流動抵抗が迷路構造によって高くなるため、補助ドレンパイプ側に流れる空気の量が抑制されて、ドレンパイプのメイン側と比較して流れ難くすることができる。そして、ドレンパイプのメイン側の流動抵抗が補助ドレンパイプ側より高くなった場合には、空気が補助ドレンパイプ側に流れるようになる。
請求項に記載のキャニスタのドレンパイプは、請求項1または請求項に記載のキャニスタのドレンパイプであって、前記キャニスタに接続した前記ドレンパイプは、燃料タンクへ負圧を導入する時のみ閉じるベントシャット弁を介在して前記ドレンフィルタに接続していることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ドレンパイプは、燃料タンクへ負圧を導入する時のみベントシャット弁が閉じて、それ以外のときは開いている。
本発明に係るキャニスタのドレンパイプによれば、前席の下においたキャニスタで蒸発燃料が捕獲されて浄化された空気を客室へ流入しないようにドレンパイプから大気中に排出すると共に、キャニスタ内に水および塵埃が行かないように抑制することができる。
また、ドレンパイプにおける高い箇所にドレンフィルタを設けたことにより、ドレンフィルタが目詰まりするのを防止することができる。
また、迷路構造の分岐管を備えたことにより、補助ドレンパイプ側に流れる空気の量が抑制されて、ドレンパイプのメイン側と比較して流れ難くすると共に、ドレンパイプのメイン側の流動抵抗が補助ドレンパイプ側より高くなった場合に、空気が補助ドレンパイプ側に流れるようにすることができる。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプの一例を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す概略側面図である。
まず、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを説明するのに先立って、ドレンパイプDが搭載される車両Cと、この車両Cに搭載される燃料タンクT、燃料タンクシステムA,および蒸発燃料回収装置Bについて説明する。
≪車両の構成≫
図1に示すように、ドレンパイプDが搭載された車両Cは、前席1の床下(フロアパネルCbの下)に燃料タンクTとキャニスタ本体61とが配置され、客室Rの後側(ラゲッジフロアCa)を広くして、車体の重心を低くした所謂センタタンク車である。このような車両Cでは、給油口3aが後席2の後側に配置されて、その給油口3aと燃料タンクTとを接続するフィラパイプ3およびベーパーリターンチューブ4の長さが長くなっている。この車両Cでは、前席1の後側に、後席2をラゲッジフロアCaに対してフラットな状態に折り畳めるように、フロアパネルCbが低く配置されている。このため、ベーパーリターンチューブ4は、フロアパネルCb等との干渉を回避するために、燃料タンクTの中程から後輪にかけての中間を下向きに湾曲させた下方湾曲部4aが形成されている。
図2は、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す概略平面図である。
≪燃料タンクの構成≫
図1および図2に示す燃料タンクTは、燃料を貯留するためのタンクであり、この燃料タンクTの後端部側には、インレットバルブV1およびフィラネックチューブ3bを介して先端が給油口3aに接続されたフィラパイプ3が接続されている。燃料タンクTの上部には、比較的高い位置にある給油口3aの近傍のフィラパイプ3に、先端部を接続したベーパーリターンチューブ4がフィラパイプ3に沿って設けられている。
なお、前記ベーパーリターンチューブ4は、給油時に燃料タンクT内の上部空間の空気の一部をフィラパイプ3の給油口3aの近傍に排出して、フィラパイプ3から再び燃料タンクTへ還流させるための還流パイプである。このベーパーリターンチューブ4は、給油時に、大気が給油口3aからフィラパイプ3を通って燃料タンクT内に入り込む量を抑制して、蒸発燃料の発生量を減少させるために設置されている。
図1および図2示すように、燃料タンクTの左側には、ベントパイプ14を介して接続されるキャニスタ本体61が並設されている。そのキャニスタ本体61の前側には、ドレンパイプDが、ベントシャット弁V4を介して客室Rの前方に配置されたエンジンルームERの上方部位のドレンフィルタ62まで一旦延設させた後、再び客室Rの床下まで戻すように延設して開放されている。なお、燃料タンクTは、前席1の下のフロアパネルCbの下面に配置され、パイプ形状の2本のタンクバンド12(図4参照)によってフロアパネルCbに固定されている。
図2に示すように、燃料タンクTの上面には、内側に向けてポンプモジュールPと、満タン時に閉弁するフロートバルブを内蔵したベーパーリターンフロート5と、同じくフロートバルブを内蔵した給油用フロート7とがそれぞれ設けられている。
≪燃料タンクシステムの構成≫
図2に示すように、燃料タンクシステムAには、給油時に、燃料タンクT内の上部空間に発生した蒸発燃料をキャニスタ6に送り、外部に流出するのを阻止するための蒸発燃料回収装置Bと、燃料タンクTおよびそれぞれの燃料用の配管系に穴が開いていないかを診断する故障検知装置Oと、が備えられている。
この燃料タンクシステムAは、前記燃料タンクTと、前記フィラパイプ3と、前記ベーパーリターンチューブ4と、前記蒸発燃料回収装置Bと、燃料タンクT、フィラパイプ3およびベーパーリターンチューブ4を含む配管系内を負圧にするエンジンEの吸気系のインテークマニホールド15と、前記故障検知装置Oと、から主に構成されている。
図3は、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す要部分解斜視図である。
図3に示す前記ポンプモジュールPには、燃料内の異物を除去するサクションフィルタ(図示せず)と、燃料をフューエルパイプ9を介してインジェクタ8(図2参照)に送るための燃料ポンプ(図示せず)と、燃料タンクT内の燃料液面を検出する燃料液面計(図示せず)と、ベントリリーフバルブV2を介してキャニスタ6に繋ぎ、ベントラインを形成するカットバルブV3と、が備えられている。ポンプモジュールPは、それらの機器を1つのユニットケースに収納して、燃料タンクTの上面から燃料タンクT内に向けて設置されている。
前記ベントリリーフバルブV2は、給油時に、燃料が満タン量まで燃料タンクT内に給油されて、給油用フロート7が閉塞した後、燃料タンクT内の蒸発燃料が流れるといつまでも給油が終了しないので、これを防止するための差圧弁である。なお、このベントリリーフバルブV2は、カットバルブV3と一体に設けたものであってもよい。
≪蒸発燃料回収装置の構成≫
図3に示すように、前記蒸発燃料回収装置Bは、燃料の給油時に、燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料をベーパーリターンチューブ4によって還流して蒸発燃料の発生を抑制したり、蒸発燃料をキャニスタ6で捕獲して大気中に蒸発燃料が排出されるのを防止する装置である。この蒸発燃料回収装置Bは、前記ベーパーリターンチューブ4と、キャニスタ6と、このキャニスタ6と燃料タンクTとを接続するベントパイプ14と、キャニスタ6に接続されたドレンパイプDと、キャニスタ6にパージ調整電磁弁V5を介してインジェクタ8(図1および図2参照)に接続されるパージパイプ19と、から主に構成されている。
≪キャニスタの構成≫
キャニスタ6は、燃料タンクT内の蒸発燃料を捕獲して一時的に貯えることにより、蒸発燃料が大気中に放出されるのを抑止すると共に、パージ時に、その貯えた蒸発燃料をエンジンEの吸気負圧で吸入した大気によって脱離し、エンジンEのインテークマニホールド22に供給するためのものである。
このキャニスタ6は、燃料タンクTへの給油時に、注入された燃料に押された燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料が送り込まれて吸着される吸着剤を内蔵したキャニスタ本体61と、パージ時に取り入れる大気に含まれている塵埃を除去するためのドレンフィルタ62と、キャニスタ本体61とドレンフィルタ62とを接続をして空気を送るためのドレンパイプDと、キャニスタ本体61とドレンフィルタ62との間のドレンパイプDに設けられたベントシャット弁V4と、から主に構成されている。
図2に示すように、キャニスタ6に貯えられた蒸発燃料は、エンジンEの運転中にパージされて、インテークマニホールド15の吸気負圧によって吸入された大気中の空気と共に、パージ調整電磁弁V5を介してインテークマニホールド15に吸入される。このとき、パージ調整電磁弁V5等に接続されたECU(図示せず)が、各センサの信号を基にパージ調整電磁弁V5の開時間の長さを制御して、蒸発燃料の吸入量を調整している。
なお、インテークマニホールド15は、エンジンEの吸気通路であり、不図示のエアクリーナで浄化された空気がスロットルバルブを通ってエンジンEに供給されるようになっている。
図4は、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す図であり、下側から見たキャニスタ本体の設置状態を示す要部拡大底面図である。図5は、図4の矢視線X−X方向の拡大断面図である。
<キャニスタ本体の構成>
図4に示すように、キャニスタ本体61は、例えば、給油時に燃料タンクTで発生した蒸発燃料を内蔵した吸着剤で吸着し、パージ時にその蒸発燃料を吸着剤から脱離するためのものであり、例えば、蒸発燃料の吸着用の活性炭が容器に収納されている。
具体的には、キャニスタ本体61には、エンジンEを停止して燃料タンクTに給油したときに、注入された燃料に押し出された燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料が、ベントパイプ14を介して送り込まれて吸着剤に吸着されるようになっている。
その結果、蒸発燃料が排気パイプD2から大気中に排出されるのを防止し、浄化された空気を排出するようになっている。
また、キャニスタ本体61に吸着した蒸発燃料は、エンジンEが始動した後、ECUの指令でパージ調整電磁弁V5が開弁されると、エンジンEのインテークマニホールド15の吸気負圧によって、吸着剤から脱離してキャニスタ本体61から放出される。その蒸発燃料は、吸入された大気と共に、キャニスタ本体61、パージパイプ19、パージ調整電磁弁V5を介してインテークマニホールド15に供給されるようになっている。その結果、キャニスタ6は、エンジンEの作動中に、吸着していた蒸発燃料が放出されて、吸着能力が回復されるようになっている。
キャニスタ本体61は、燃料タンクTの横側に隣設され、比較的短くて太く形成されて、管内の流動抵抗が小さいベントパイプ14によって燃料タンクTと繋がれている。このキャニスタ本体61は、フロアパネルCbの下面に固定された鋼板製のブラケット63にラバーマウントされている。さらに、キャニスタボディから延出する取付部は、ボディ本体よりも相対的に弱くできている。
以上の構成により、万が一衝突等でフロアパネルCbが変形しても、ラバーマウントおよびキャニスタ6の取付部で変形が吸収されるため、キャニスタボディの破損を防止できる。さらに、図5に示すように、フロアパネルCbの下面に固定される樹脂製板材からなる保護部材64によって覆われている。
また、キャニスタ本体61には、内圧センサSを介在させて、先端を開口したセンサパイプ18と、パージ調整電磁弁V5を介してインテークマニホールド15に接続したパージパイプ19と、が接続されている(図1〜図3参照)。
<ドレンフィルタの構成>
図2に示すドレンフィルタ62は、パージ時に吸引される大気中の空気内に含まれている塵埃を除去するためのものであり、例えば、容器に濾紙等を収納してなる。
なお、このドレンフィルタ62は、例えば、エンジンルームER内に配設されたドレンパイプDの一番高い箇所に配置されている。このドレンフィルタ62は、エンジンルームERの内壁を形成する隔壁(ダッシュボードの車両Cの前側)に、ブラケットをホルト締めすることによって固定されている。
図2に示すように、ベントシャット弁V4は、キャニスタ本体61とドレンフィルタ62との間に介在されたドレンパイプDに設置され、ECU(図示せず)に電気的に接続されて、弁体が開閉制御されるようになっている。
<ドレンパイプの構成>
ドレンパイプDは、キャニスタ6に配設される配管であり、前席(図1参照)下のキャニスタ本体61と、エンジンルームERの上方部位との間にわたって延設されている。このドレンパイプDは、キャニスタ本体61とドレンフィルタ62とを繋ぐ中継パイプD1と、ドレンフィルタ62を経由して浄化された空気を大気中に排出する排気パイプD2と、前記排気パイプD2が万が一閉塞する等の緊急時に吸排気するための補助ドレンパイプ(以下「補助パイプ」という)D3と、ドレンフィルタ62の大気開放側の近傍に備えられ補助パイプD3を分岐する分岐管D4(図3参照)とから構成されている。
中継パイプD1には、燃料タンクTへ負圧を導入する時のみ閉じるベントシャット弁V4が配置されている。
排気パイプD2は、燃料タンクT内から送られてくる蒸発燃料をキャニスタ6を経由して大気中に排出するための配管である。この排気パイプD2は、一端がドレンフィルタ62に接続され、他端の開口部が床下に延設されている。
補助パイプD3は、前記排気パイプD2が万が一泥詰まりによって閉塞する等の緊急時に吸排気するための配管である。この補助パイプD3は、パージ時に、この補助パイプD3から空気を取り込んでドレンフィルタ62に流し、キャニスタ6に付着した蒸発燃料が、空気と共にパージパイプ19からインテークマニホールド15に送られるようにしている。
図6は、本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す図であり、分岐管の内部構造を示す要部拡大断面図である。
図6に示すように、分岐管D4は、ドレンフィルタ62から排気パイプD2に流れる流路と、補助パイプD3からドレンフィルタ62に流れる流路と、が合流して分岐する部分を形成する継手形状の管状部材からなる。この分岐管D4は、鍔部D5aを有する小径の同心パイプD5と、鍔部D5aに接合する鍔部D6aを有する大径の同心パイプD6と、を用いた迷路構造となっている。
すなわち、分岐管D4は、小径の同心パイプD5の内壁と大径の同心パイプD6における同心パイプD5の開口部D5bより排気パイプD2側に位置する部分とで形成された大通路D4aと、小径の同心パイプD5の外壁とこの同心パイプD5の外側に隙間を介在して配置された大径の同心パイプD6の内壁とで形成されて補助パイプD3に連通する小通路D4bと、から構成されている。
このようにドレンパイプDには、迷路構造の分岐管D4が備えられていることにより、分岐管D4内を流れる空気が、細い小通路D4bを通過することや、大通路Da内に隔壁を形成するように配置された小径の同心パイプD5の壁面に当たることによって、補助パイプD3側に流れる空気の流動抵抗が高くなる。このため、ドレンフィルタ62から分岐管D4に流れて来た空気は、排気パイプD2に流れる空気の量と比較して、補助パイプD3側に流れる空気の量が抑制されて、流れ難くなる。そして、ドレンパイプDのメイン側である排気パイプD2側の流動抵抗が補助パイプD3側より高くなった場合には、排気パイプD2側の流動抵抗に応じて、空気が補助パイプD3側に流れるように調整できる。
このため、例えば、車体が水没して、床下の大量の水によって排気パイプD2の出口が閉塞された場合には、排気パイプD2側の流動抵抗が、補助パイプD3より高くなるので、補助パイプD3側を空気が流れるようになるため、燃料タンクTが呼吸できなくなることを回避することができる。
小径の同心パイプD5は、鍔部D5aを有する円筒状の部材からなる。この同心パイプD5は、一方側に形成されドレンフィルタ62に連通する接続部D5cと、この接続部D5cに近傍に配設された前記鍔部D5aと、この鍔部D5aより他端側を同心パイプD6内に挿入して同心パイプD6内の大通路D4a内に配置された開口部D5bと、を備えてなる。
大径の同心パイプD6は、同心パイプD5より径が大きな円筒状の部材の一端に、前記鍔部D5aに接合される鍔部D6aを有すると共に、外壁に補助パイプD3が連結される連結部D6bを有して、前記小径の同心パイプD5を隙間を介在して嵌入してなる。
≪故障検知装置の構成≫
故障検知装置Oは、燃料タンクシステムAの燃料タンクTおよび燃料用の配管系に穴が開いているかを、内圧センサSで検出した圧力よって監視する装置である。すなわち、故障検知装置Oは、ECUの指令によってエンジンEの吸気系であるインテークマニホールド15の吸気負圧によって燃料タンクTおよび配管系全体を負圧状態にし、内圧センサSによって負圧状態がキープされるか、大気圧状態になるかを検出して警報する装置である。
なお、前記ECUは、ベントシャット弁V4やパージ調整電磁弁V5や温度センサ等の各種センサに電気的に接続されている。このECUは、各種センサの信号に基づいてベントシャット弁V4、パージ調整電磁弁V5等を制御して、配管系を負圧状態にしたり、キャニスタ6に吸着した蒸発燃料をインテークマニホールド15に送り込むパージを行ったりする制御を行う。
≪ドレンパイプの作用≫
次に、図1〜図3を主に参照して本発明の実施形態に係るキャニスタ6のドレンパイプDの作用を説明する。
まず、図1および図2を参照して、給油時の動作を説明する。
例えば、エンジンEを停止して給油するときには、燃料が給油口3aからフィラパイプ3を介して燃料タンクTに注入される。このとき、燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料は、給油された燃料の容積と略同量の蒸発燃料がベントパイプ14からキャニスタ6内に流れ込むことにより、スムーズに給油が行える。
一方、燃料タンクT内の上部空間の一部の蒸発燃料は、ベーパーリターンチューブ4を通って給油口3aの近傍へ戻されて、再びフィラパイプ3に還流されることにより、大気が燃料タンクT内に流入することが抑制されるため、燃料蒸気の発生量を低減させることができる。
すなわち、燃料タンクTからベントパイプ14を介してキャニスタ本体61に流れ込んだ蒸発燃料は、吸着剤に吸着されて貯えられる。そして、蒸発燃料が吸着剤に吸着された残りの空気は、中継パイプD1からベントシャット弁V4、ドレンフィルタ62、および分岐管D4を通過して排気パイプD2から大気中に排出される。
このとき、大気中に排出される空気は、排気パイプD2が客室Rの床下まで延設されて開口していることにより、客室へ流入しないように排気パイプD2からフロアパネルCbの床下に排出することができる。
また、キャニスタ本体61は、燃料タンクTに隣設されて、短くて太いベントパイプ14によって燃料タンクTに接続されていることによって、その間の抵抗が小さいため、燃料タンクTからキャニスタ本体61へ蒸発燃料が流れ易くなっている。
一方、ベーパーリターンチューブ4に流れ込んだ蒸発燃料は、給油口3a側方向に向かって流れ、フィラパイプ3を通って燃料タンクT内に還流することにより、燃料タンクT内に入り込む空気の量が減少するため、蒸発燃料の発生量を減少させることができる。
給油により燃料タンクTの燃料液面が上昇してベーパーリターンフロート5および給油用フロート7にそれぞれ内設されたフロートバルブ(図示せず)が閉弁して、フィラパイプ3内の燃料液面が上昇して給油ガン(図示せず)のオートストップ装置が作動して給油が終了する。
続いて、図1を参照して、パージ時の動作を説明する。
エンジンEが作動中のパージ時には、ECUが、パージ調整電磁弁V5を開弁させて、吸気負圧によりキャニスタ本体61に吸着された蒸発燃料をエンジンEの吸気系(インテークマニホールド15)に送り込む。
具体的には、パージ調整電磁弁V5を開弁されると、インテークマニホールド15の吸気負圧によって、補助パイプD3から大気中の空気を吸い込みながらキャニスタ本体61内の吸着剤に吸着された蒸発燃料が、中継パイプD1、ベントシャット弁V4、キャニスタ本体61、パージパイプ19、パージ調整電磁弁V5を介してインテークマニホールド15内に吸引される。
その結果、キャニスタ6は、吸着剤に吸着していた蒸発燃料が放出されて、吸着能力が回復される。
このときに吸引される空気は、ドレンフィルタ62がドレンパイプDの一番高い箇所に配置されると共に、補助パイプD3の吸気口がエンジンルームERの比較的高い位置に配置されている。このため、ドレンパイプDは、空気と共に水滴や塵埃がキャニスタ6内に入り込むことを抑制して、ドレンフィルタ62が目詰まりするのを防止することができる。
さらに、補助パイプD3とドレンフィルタ62との間に配置された分岐管D4は、小径の同心パイプD5が、大径の同心パイプD6内に隙間を介在して入り込んだ状態に配設されて迷路構造になっている。そのため、狭い流路を曲がりくねった状態に流動して流動抵抗が高くなるので、補助パイプD3から出入りする空気を、排気パイプD2側の流動抵抗に応じて、適宜に抑制することができる。
また、補助パイプD3は、排気パイプD2が万が一泥詰まりによって閉塞する等の緊急時に吸排気して、閉塞することを防止する。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、図1に示すドレンフィルタ62は、ドレンパイプDの一番高い箇所に設置した場合を例に挙げて説明したが、ドレンパイプDにおける比較的高い箇所であれば、ドレンパイプDの一番高い箇所でなくても構わない。
本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す概略平面図である。 本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す要部分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す図であり、下側から見たキャニスタ本体の設置状態を示す要部拡大底面図である 図4の矢視線X−X方向の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るキャニスタのドレンパイプを示す図であり、分岐管の内部構造を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 前席
6 キャニスタ
61 キャニスタ本体
62 ドレンフィルタ
A 燃料タンクシステム
B 蒸発燃料回収装置
C 車両
D ドレンパイプ
D3 補助パイプ(補助ドレンパイプ)
D4 分岐管
D5,D6 同心パイプ
E エンジン
ER エンジンルーム
O 故障検知装置
T 燃料タンク
R 客室

Claims (3)

  1. 車両の前席下の床下に配置されたキャニスタに接続されるキャニスタのドレンパイプであって、
    前記ドレンパイプは、一端側前記キャニスタに接続され、他端側が客室の前方に配置されたエンジンルームの上方部位まで延設されて、前記エンジンルーム内で前記キャニスタよりも高い位置に設けられて塵埃を除去するドレンフィルタに接続された中継パイプと、
    一端側が前記ドレンフィルタに接続され、他端側が前記客室の前席の床下まで延設して開口さ、前記ドレンフィルタを経由した気体を大気中に排出する排気パイプと、
    を備えてなることを特徴とするキャニスタのドレンパイプ。
  2. 前記ドレンパイプは、前記ドレンフィルタの大気開放側の近傍に、補助ドレンパイプを分岐する分岐管を備え、
    該分岐管は、一方側に鍔部を有し、他方側に開口部を有する小径の同心パイプと、
    一方側に前記鍔部に接合する鍔部を有し、他方側に前記ドレンフィルタを経由した空気を大気中に排出する排気パイプを接続して、外側側面に前記補助ドレンパイプを接続し、前記小径の同心パイプの外側に隙間を介して外嵌した大径の同心パイプと、
    を用いた迷路構造となっていることを特徴とする請求項に記載のキャニスタのドレンパイプ。
  3. 前記キャニスタに接続した前記ドレンパイプは、燃料タンクへ負圧を導入する時のみ閉じるベントシャット弁を介在して前記ドレンフィルタに接続していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャニスタのドレンパイプ。
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