JP4441498B2 - 燃料タンクシステム - Google Patents

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Description

本発明は、一端が自動車の燃料タンクの上部空間に連通して、他端がフィラパイプの給油口に連通するベーパーリターンチューブを備えた燃料タンクシステムに関する。
従来、燃料タンクを、車両のフロントシートの下方に配置して、リヤシートの下方に広い空間を形成し、車体の後側の客室を大きくしたセンタタンク車が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような車両の燃料タンクシステムには、燃料給油時に燃料タンクの上部空間で発生した蒸発燃料が、ブリーザパイプを通って給油口から大気中に放出されることにより、燃料タンクへの給油を行えるようにしている。
一方、米国仕様の車両の燃料タンクシステムには、燃料注入時に燃料タンクの上部空間で発生した蒸発燃料が大気中に放散されることを防止する蒸発燃料回収装置(蒸発燃料放出抑制装置またはORVRとも言われている)が備えられている(例えば、特許文献2参照)。
蒸発燃料回収装置には、例えば、燃料タンクから発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、タンクとキャニスタとを繋ぐ蒸発燃料通路と、蒸発燃料の一部をフィラパイプの給油口近傍に還流させて蒸発燃料の発生量を低減させるベーパーリターンチューブとが主に設けられている。
また、米国仕様の燃料タンクシステムには、燃料タンクや燃料用の配管系に穴が開いているか否かを、エンジンの吸気管の負圧を利用して燃料タンクおよび配管系内を負圧状態にし、負圧状態がキープされるか、大気圧状態になるかを内圧センサで検出して診断する故障検知装置を備えたものがある。
ところで、前記センタタンク車は、燃料タンクと車体後方に配置された給油口との間の低位置に車体フレームが存在するので、車体フレームとの干渉を回避するために、フィラパイプおよびブリーザパイプの中間を下向きに湾曲させた下方湾曲部を備えている。
このような下方湾曲部があるブリーザパイプには、蒸発燃料が液化した燃料や、燃料タンクの揺れによって流れ込んだ燃料が、下方湾曲部に滞留することがある。すると、燃料タンクが燃料で満タンになっていなくとも給油できなくなるという問題が発生する。
図7は、従来のブリーザパイプに設置された逆止弁付の三方ジョイントを示す要部拡大断面図である。
そこで、図7に示すように、ブリーザパイプ100には、燃料が滞留する下方湾曲部110に三方ジョイント200が設けられて、この三方ジョイント200には、滞留した燃料を吸引して燃料タンクに送るためのジェットポンプ(図示せず)に接続された滞留燃料吸引パイプ300が接続されている。ジェットポンプは、エンジンの運転に伴って、このジェットポンプのベンチュリノズルを燃料が通過することによって負圧が発生し、この負圧によりブリーザパイプ100の下方湾曲部110に滞留した燃料を燃料タンクに吸引するものである。
これにより、下方湾曲部110に滞留した燃料は、滞留燃料吸引パイプ300に設けられたジェットポンプによって吸引されるようになっている。
この場合、下方湾曲部110の両側の滞留燃料吸引パイプ300とブリーザパイプ100には、上側に向けて高く形成された起伏部310,120が形成されている。このため、三方ジョイント200には、ジェットポンプによって起伏部310側に吸引された燃料が、再度、下方湾曲部110の三方ジョイント200のブリーザパイプ100に戻らないようにするための逆止弁210が設置されている。これにより、ブリーザパイプ100に燃料が滞留することが解消されて、円滑な給油が行えるようにしている。
特開2000−85382号公報(段落0024、図1) 特開平8−21317号公報(段落0018、図1)
前記センタタンク車の米国仕様として、蒸発燃料回収装置を装備すると、ベーパーリターンチューブにも下方湾曲部ができ、蒸発燃料の発生量を抑えるためには、従来の仕様と同様の滞留燃料吸引の機構が考えられる。
しかしながら、米国仕様としては、同時に故障検知装置も搭載するので、その結果、故障検知装置は、エンジンの吸気管の負圧によってブリーザパイプ100を負圧状態にしたときに、逆止弁210によって滞留燃料吸引パイプ300が閉じられてしまうため、滞留燃料吸引パイプ300に穴が開いている状態を検出できないという問題点がある。
そこで、本発明は、前記問題点を解消すべく発明されたものであり、燃料タンクおよび燃料用の配管系の穴の有無を全体にわたって診断できる燃料タンクシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の燃料タンクシステムは、燃料を貯留する燃料タンクと、一端が前記燃料タンクに連通して他端が給油口に接続されたフィラパイプと、一端が前記燃料タンクの上部空間に連通して他端が前記フィラパイプの給油口に連通し、中間に形成された下方湾曲部に、三方ジョイントが設けられたベーパーリターンチューブと、このベーパーリターンチューブの前記下方湾曲部に滞留した燃料を、滞留燃料吸引パイプを介して吸引して前記燃料タンクに戻すためのジェットポンプと、前記燃料タンク、前記フィラパイプおよび前記ベーパーリターンチューブを含む系内を外部と遮断する圧力保持手段と、前記系内の圧力を監視する圧力監視手段と、を備えた燃料タンクシステムであって、前記滞留燃料吸引パイプには、前記ジェットポンプ側から前記三方ジョイント側へ燃料が流れるのを防止するためのチェックバルブを、前記ジェットポンプの近傍に設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、滞留燃料吸引パイプには、ジェットポンプ側から三方ジョイント側へ燃料が流れるのを防止する逆流防止用のチェックバルブが、ジェットポンプの近傍に設けられている。このため、圧力保持手段によって系内を外部と遮断して密閉状態にした場合には、ベーパーリターンチューブの内圧が滞留燃料吸引パイプ内にも導入されるようになるので、滞留燃料吸引パイプ内も同じ内圧になる。例えば、故障検知装置によって燃料タンクや燃料用の配管系全体に穴が開いているかを検出する場合には、滞留燃料吸引パイプ内も密閉状態にして同じ内圧にして穴が開いているか否かを圧力監視手段で圧力の変化を診断することで可能となる。
請求項2に記載の燃料タンクシステムは、請求項1に記載の燃料タンクシステムであって、前記系内を負圧にする負圧導入手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、系内を負圧にする負圧導入手段によってベーパーリターンチューブを負圧状態にした場合には、ベーパーリターンチューブの負圧が滞留燃料吸引パイプ内にも導入されるようになるので、滞留燃料吸引パイプ内も負圧状態になる。例えば、故障検知装置によって燃料タンクや燃料用の配管系全体に穴が開いているかを検出する場合には、滞留燃料吸引パイプ内も負圧状態にして、配管系の圧力が負圧状態から大気圧の状態に変化する等の圧力の変化を測定すれば、穴が開いているか否かを圧力監視手段で診断することが可能となる。
請求項3に記載の燃料タンクシステムは、請求項1または請求項2に記載の燃料タンクシステムであって、前記ジェットポンプと前記チェックバルブとは、前記燃料タンクに設置されたポンプユニットに設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ジェットポンプとチェックバルブとを、ポンプユニットに設けて、互いに近傍の位置に配置させることができる。
本発明の請求項1の燃料タンクシステムによれば、圧力保持手段で系内を外部と遮断して圧力の変化を監視することによって、滞留燃料吸引パイプをはじめ燃料用の配管系全体にわたって穴が開いているか否かの診断ができる。
本発明の請求項2の燃料タンクシステムによれば、負圧導入手段で系内を負圧にして負圧の状態を監視するによって、滞留燃料吸引パイプをはじめ燃料用の配管系全体にわたって穴が開いているか否かの診断ができる。
本発明の請求項3の燃料タンクシステムによれば、ジェットポンプとチェックバルブとを、互いに近傍の位置に容易に設置することができると共に、ジェットポンプとチェックバルブとをポンプユニットに設けることによって、部品点数および組付工数を削減できるため、配管の接続作業を容易にすることができる。
図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムの一例を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムにおける燃料タンクの配置状態を示す概略図である。
まず、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムAを説明するのに先立って、この燃料タンクシステムAが装備される車両Cと、この車両Cに搭載されるフィラパイプ3と、ベーパーリターンチューブ4と、燃料タンクTについて説明する。
≪車両の構成≫
図1に示すように、燃料タンクシステムAが備えられた車両Cは、フロントシート1の下方に燃料タンクTが配置され、車室の後側(ラゲッジフロアCa)を大きくて、重心を低くしたいわゆるセンタタンク車である。このような車両Cでは、給油口3aがリヤシート2の後側に配置されて、その給油口3aと燃料タンクTとを接続するフィラパイプ3およびベーパーリターンチューブ4の長さが長くなっている。この車両Cでは、フロントシート1の後側に、リヤシート2をラゲッジフロアCaに対してフラットな状態に折り畳めるように、フロアパネルCbが低く配置されている。このため、ベーパーリターンチューブ4は、フロアパネルCb等との干渉を回避するために、中間を下向きに湾曲させた下方湾曲部4aが形成されて、蒸発燃料が液化した燃料が、滞留する液溜まりの状態にレイアウトされている。
図2は、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムにおける燃料タンクおよびベーパーリターンチューブの配置状態を示す要部分解斜視図である。
≪燃料タンクの構成≫
図2に示す燃料タンクTは、燃料を貯留するためのタンクであり、この燃料タンクTの上面には、内側に向けてポンプユニットPと、満タン時に閉弁するフロートバルブを内蔵したベーパーリターンフロート5と、同じくフロートバルブを内蔵した給油用フロート7とがそれぞれ設けられている。
≪フィラパイプの構成≫
フィラパイプ3は、給油口3aから給油された燃料を燃料タンクTに送るための配管であり、一端がフィラネックチューブ3bおよびインレットバルブV3を介して燃料タンクTの下部側面に接続され、他端が給油口3aに接続されている。
≪ベーパーリターンチューブの構成≫
図2に示すベーパーリターンチューブ4は、給油時に燃料タンクT内の上部空間の空気(蒸発燃料)の一部をフィラパイプ3の給油口3aの近傍に還流させて蒸発燃料の発生量を低減させるための還流パイプであり、例えば、複数のパイプを連設してなる。このベーパーリターンチューブ4には、一端が燃料タンクT内の上部空間に設けられたベーパーリターンフロート5に接続され、他端が逆止弁V2を介してフィラパイプ3の給油口3aの近傍に接続され、中間に形成された下方湾曲部4aに、滞留燃料吸引パイプ6に取付けられた三方ジョイント4bが接続されている。
ベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aでは、燃料タンクT内の一部の蒸発燃料が流れ込んで液化した燃料が滞留して、ベーパーリターンチューブ4を閉塞する可能性がある。この滞留燃料を吸引して燃料タンクTに戻すために、ベーパーリターンチューブ4から分岐した滞留燃料吸引パイプ6には、チェックバルブV1を介してジェットポンプP1(図4参照)が配設されている。
図3は、本発明の実施形態に係る蒸発燃料回収装置のベーパーリターンチューブに設置される三方ジョイントを示す拡大断面図である。
図3に示す三方ジョイント4bは、ベーパーリターンチューブ4に滞留燃料吸引パイプ6を接続するための二股状の継手部材である。この三方ジョイント4bは、ベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに配設されて、この下方湾曲部4aに滞留した蒸発燃料の液化した燃料を、ジェットポンプP1(図4参照)によって滞留燃料吸引パイプ6から吸い上げて回収するために配置されている。このため、三方ジョイント4bは、液溜まりのできる低い位置に設置され、燃料を吸い出すようにしている。
三方ジョイント4bに接続された滞留燃料吸引パイプ6は、チェックバルブV1を介してジェットポンプP1に接続されている(図4および図5参照)。
≪燃料タンクシステムの構成≫
図5に示す燃料タンクシステムAには、給油時に発生する蒸発燃料を回収して外部に流出するのを阻止するための蒸発燃料回収装置Bと、後記する内圧センサSによって燃料タンクTおよびそれぞれの燃料用の配管系に穴が開いていないかを圧力を検出することによって診断する故障検知装置Oとが備えられている。燃料タンクシステムAは、前記燃料タンクTと、前記フィラパイプ3と、前記ベーパーリターンチューブ4と、このベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに滞留した燃料を、滞留燃料吸引パイプ6を介して吸引して燃料タンクTに戻すためのジェットポンプP1と、燃料タンクT、フィラパイプ3およびベーパーリターンチューブ4を含む系内(燃料タンクTおよび燃料用の配管系内)を負圧にする負圧導入手段と、前記系内の負圧の状態を保持する負圧保持手段と、前記系内の圧力を監視する圧力監視手段と、を備えている。
ここで、負圧導入手段と、負圧保持手段と、圧力監視手段とは、燃料タンクTおよび燃料用の配管系内の穴および漏れを検出する後記の故障検知装置Oである。
負圧導入手段は、エンジンEの吸気通路であるインテークマニホールド22と、ドレンシャット弁V7と、パージ調整電磁弁V8と、ドレンシャット弁V7およびパージ調整電磁弁V8を制御するECUと、燃料タンクTおよび燃料用の配管系とから主に構成されている。
負圧保持手段は、ドレンシャット弁V7と、パージ調整電磁弁V8と、ドレンシャット弁V7およびパージ調整電磁弁V8を制御するECUと、燃料タンクTおよび燃料用の配管系と、系内が所定に負圧になったかを検出する内圧センサSと、から主に構成されている。
圧力監視手段は、負圧保持手段で保持した負圧を検出する内圧センサS、前記ECUとから主に構成されている。
図4は、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムのチェックバルブとジェットポンプの設置状態を示すポンプユニットの拡大断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムを示す概略図である。
図4および図5に示すように、前記燃料タンクシステムAにおいては、ジェットポンプP1に吸引力が発生したときに、下方湾曲部4aに滞留した液を吸引可能にするワンウェイバルブからなるチェックバルブV1を、滞留燃料吸引パイプ6に配置したジェットポンプP1の近傍に設けている。
≪チェックバルブの構成≫
図5に示すように、チェックバルブV1は、滞留燃料吸引パイプ6の一端に接続されたジェットポンプP1側から他端側に接続された三方ジョイント4b側へ流体が流れるのを防止するための逆流防止用の弁である。このチェックバルブV1は、エンジンEを停止して燃料タンクTに給油している最中に、燃料タンクT内の燃料が、リターンパイプ10からサブジェットポンプP2、ジェットポンプP1、および滞留燃料吸引パイプ6を通って下方湾曲部4aに流れ込むことを防止するように設置されている。
チェックバルブV1は、後記する故障検知装置Oによって、三方ジョイント4bから当該チェックバルブV1間の滞留燃料吸引パイプ6に、穴が開いているかを検出可能にするために、ジェットポンプP1の近傍に設けられる。このチェックバルブV1は、図5に示すように、滞留燃料吸引パイプ6の下方湾曲部4aから上側に向けて高く形成された起伏部6a、またはこの起伏部6aを超えて下がった位置に設置されている。
なお、チェックバルブV1は、故障検知装置Oによって燃料タンクシステムAの燃料タンクTおよび燃料用の配管系に穴が開いているかを検出するために、エンジンEのインテークマニホールド22の負圧を導入している最中、ジェットポンプP1が発生する負圧よりもインテークマニホールド22からの負圧の方が強いため、閉じた状態になる。
図4に示すように、チェックバルブV1は、滞留燃料吸引パイプ6に連通する弁孔V1aを閉鎖するようにスプリングV1bで付勢された弁体V1cを備えており、ジェットポンプP1が発生する負圧によって開弁して下方湾曲部4a(図5参照)に滞留した燃料を吸引可能にするように構成されている。このチェックバルブV1は、ポンプユニットPの上端部に配設されて、燃料タンクTの上面と略面一に配置されている。
≪ジェットポンプの構成≫
ジェットポンプP1は、ベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに滞留した燃料を、滞留燃料吸引パイプ6を介して吸引して燃料タンクTに戻すためのポンプである(図5参照)。ジェットポンプP1と前記チェックバルブV1とは、燃料タンクTに設置されたポンプユニットPに設けられて、互いに近傍に配置されている。
図5に示すように、ジェットポンプP1は、エンジンEの停止中に、イグニッションスイッチ(図示せず)をONして燃料ポンプP3を駆動したときに、燃料タンクTの燃料をエンジンEに送るフューエルパイプ9から分岐したリターンパイプ10の下流側に、プレッシャレギュレータ11およびサクションリリーフバルブV4を介して設けられている。さらに、そのリターンパイプ10に下流側には、燃料タンクT内の燃料のチャンバー(あるいはポンプユニットP)内に吸引するためのサブジェットポンプP2が連続して配設されている。
ジェットポンプP1は、ベンチュリノズルP1a(図4参照)を備えており、エンジンEを停止して給油した後に、イグニッションスイッチをONすると、燃料ポンプP3の駆動に伴ってリターンパイプ10からジェットポンプP1に燃料が供給される。すると、ジェットポンプP1は、ベンチュリノズルP1a(図4参照)を通過する燃料によって負圧が発生し、この負圧によってベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに滞留した燃料が滞留燃料吸引パイプ6を介して燃料タンクT内に吸引されるようになっている。
≪ポンプユニットの構成≫
図5に示すように、ポンプユニットPは、不織布によって異物を除去するサクションフィルタ12と、燃料をインジェクタ8に送るための燃料ポンプP3と、燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ11と、サクションリリーフバルブV4と、燃料タンクT内の燃料液面を検出する燃料液面計(図示せず)と、前記ジェットポンプP1と、このジェットポンプP1を補助するサブジェットポンプP2と、ベントパイプ14に設けられたベントリリーフバルブV5に連通するカットバルブV6とを備えている。
≪蒸発燃料回収装置の構成≫
前記蒸発燃料回収装置Bは、燃料の給油時に、燃料タンクT内の上部空間の空気および蒸発燃料を還流したり、蒸発燃料を捕獲する装置である。この蒸発燃料回収装置Bは、比較的太くて短く形成されて抵抗が小さなベントパイプ14によって燃料タンクTと繋がれたキャニスタ15と、前記ベーパーリターンチューブ4と、前記滞留燃料吸引パイプ6と、前記ジェットポンプP1とから主に構成されている。
≪キャニスタの構成≫
図5に示すように、キャニスタ15は、燃料タンクTへの給油時に、注入された燃料に押された燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料が送り込まれて吸着される吸着剤を内蔵し、蒸発燃料が、大気中に排出されるのを防止するためのものであり、その他に、パージ時に取り入れる大気に含まれている塵埃を除去するためのキャニスタフィルタ15aを備えている。このキャニスタ15には、濾紙等からなるキャニスタフィルタ15aと、ドレンシャット弁V7と、内圧センサSと、を主に備えられている。
このキャニスタ15とキャニスタフィルタ15aとの間のドレインパイプ16には、ECUによって弁体が開閉される電磁弁からなるドレンシャット弁V7が配置されている。なお、給油時に燃料タンクT内の蒸発燃料の多くはこのキャニスタ15内に流れ込んで大気中に流れ出ないようになっているため、キャニスタ15は、比較的大型に形成されている。蒸発燃料は、キャニスタ15の活性炭からなる吸着剤に吸着されて浄化された空気となってドレンシャット弁V7を介して排出パイプ17から大気中に排出されるようになっている。
また、キャニスタ15には、内圧センサSに接続されたセンサパイプ18と、パージ調整電磁弁V8を介してインテークマニホールド22に接続したパージパイプ19と、が接続されている。
エンジンEの運転中のパージ時に、ECUの指令でドレンシャット弁V7およびパージ調整電磁弁V8が開弁すると、キャニスタ15に貯えられた蒸発燃料は、インテークマニホールド22の負圧によって、大気がドレインパイプ16からキャニスタフィルタ15a、ドレンシャット弁V7を介してキャニスタ15に吸入されることにより、吸着剤から離れて大気と共に、キャニスタ15、パージパイプ19、パージ調整電磁弁V8を介して、インテークマニホールド22に供給されるようになっている。
このとき、ドレンシャット弁V7およびパージ調整電磁弁V8等に接続されたECU(図示せず)が、各センサの信号を基にパージ調整電磁弁V8の開時間の長さを制御して、蒸発燃料の吸入量を調整している。
なお、インテークマニホールド22は、エンジンEの吸気通路であり、エアクリーナ20で浄化された空気がスロットル弁21を通ってエンジンEに供給されるようになっている。
≪故障検知装置の構成≫
故障検知装置Oは、燃料タンクシステムAの燃料タンクTおよび燃料用の配管系に穴が開いて漏れる状態になっているか否かを、ECUの指令によってエンジンEの吸気系であるインテークマニホールド22の負圧を利用して燃料タンクTおよび配管系を負圧状態にし、内圧センサSによって負圧状態がキープされるか、大気圧状態になるかによって検出する装置である。この故障検知装置Oは、前記負圧導入手段と、前記負圧保持手段と、前記圧力監視手段とから主に構成されている。
なお、前記ECUは、ドレンシャット弁V7やパージ調整電磁弁V8や温度センサ等の各種センサに電気的に接続されて、各種センサの信号に基づいてドレンシャット弁V7、パージ調整電磁弁V8等を制御する。
≪燃料タンクシステムの動作≫
次に、図5および図6を主に参照して本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムAの作用を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムの動作を示すフローチャートである。
まず、図5を参照して、ベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに燃料の滞留が防止される動作を説明する。
イグニッションスイッチ(図示せず)をONすると、燃料タンクシステムAがスタートする。図5に示すように、例えば、給油後に、イグニッションスイッチをONして燃料ポンプP3およびエンジンEを駆動させると、燃料ポンプP3が駆動するのに伴って、燃料がエンジンEと、リターンパイプ10からジェットポンプP1とに供給される。すると、リターンパイプ10からジェットポンプP1に余剰燃料が供給され、ベンチュリノズルP1a(図4参照)を通過する燃料によって負圧が発生し、この負圧によってベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに滞留した燃料が吸引され、滞留燃料吸引パイプ6、チェックバルブV1、ジェットポンプP1を介してリターンパイプ10から燃料タンクT内に戻される。
このようにして、下方湾曲部4aに滞留する燃料は、エンジンEが駆動している間、ジェットポンプP1によって吸引されて、燃料タンクTに回収されるため、ベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに滞留することが解消される。
次に、図5を参照して、給油時の動作を説明する。
例えば、エンジンEを停止して給油するときには、燃料が給油口3aからフィラパイプ3を介して燃料タンクTに注入される。このとき、燃料タンクT内の上部空間の蒸発燃料は、給油された燃料の容積と略同量の蒸発燃料がベントパイプ14からキャニスタ15内に流れ込むことにより、スムーズに給油が行える。
一方、燃料タンクT内の上部空間の一部の蒸発燃料は、ベーパーリターンチューブ4を通って給油口3aの近傍へ戻されて、再びフィラパイプ3に還流されることにより、大気が燃料タンクT内に流入することが抑制されるため、燃料蒸気の発生量を低減させることができる。
すなわち、キャニスタ15に流れ込んだ蒸発燃料は、吸着剤に吸着されて貯えられる。そして、キャニスタ15を通過した蒸発燃料は、蒸発燃料が吸着されて空気となって、ドレンシャット弁V7およびキャニスタフィルタ15aを通過して大気中に排出される。
一方、ベーパーリターンチューブ4に流れ込んだ蒸発燃料は、給油中、エンジンEの停止に伴ってジェットポンプP1が停止状態であるが、滞留燃料が走行中にジェットポンプP1によって除去されているので、給油口3a側方向に向かって流れてフィラパイプ3に還流する。その結果、給油時に、大気が給油口3aからフィラパイプ3を通って燃料タンクT内に入り込む量が抑制されて、蒸発燃料の発生量を減少させることができる。
また、チェックバルブV1は、燃料タンクT内の燃料が、リターンパイプ10から停止中のサブジェットポンプP2、およびジェットポンプP1を通ってベーパーリターンチューブ4の下方湾曲部4aに流れ込むことを防止している。このため、前記ベーパーリターンチューブ4内を流れる蒸発燃料の流れは、スムーズに流れるように保たれる。
給油により燃料タンクTの燃料液面が上昇してベーパーリターンフロート5および給油用フロート7にそれぞれ内設されたフロートバルブ(図示せず)が閉弁して、フィラパイプ3内の燃料液面が上昇して給油ガン(図示せず)のオートストップ装置が作動して給油が終了する。
次に、図5および図6を参照して、故障検知装置Oによる穴の診断の動作を説明する。
まず、イグニッションスイッチをONさせてエンジンEを始動させると(ステップS1)、インテークマニホールド22に負圧が発生する(ステップS2)。
次に、負圧導入手段によって燃料タンクTおよび燃料用の配管系内全体に、その負圧を導入させる。すなわち、ECUは、エンジンEの回転が安定すると、パージ調整電磁弁V8を開弁させ、ドレンシャット弁V7の閉弁させることによって、インテークマニホールド22の負圧が、パージパイプ19、キャニスタ15、およびベントパイプ14を介して燃料タンクTに達して、燃料用の配管系全体に負圧が導入される。
続いて、負圧保持手段によって燃料タンクTおよび燃料用の配管系内全体を、負圧状態に保持する。すなわち、ECUは、内圧センサSで適切な圧力値を検出すると、ドレンシャット弁V7の閉弁を維持させながら、パージ調整電磁弁V8を閉弁させて、インテークマニホールド22と、燃料タンクTおよび燃料用の配管系との連通を遮断して全体を負圧状態に保持する(ステップS3)。
そして、圧力監視手段によって燃料タンクTおよび燃料用の配管系内全体の圧力を監視する。すなわち、ECUは、この燃料タンクTおよび燃料用の配管系の負圧状態を所定時間保持して、内圧センサSからの信号によって圧力を監視して、燃料タンクTや燃料用の配管系全体に穴が開いているかを診断する(ステップS4)。
この場合、滞留燃料吸引パイプ6には、ジェットポンプP1から三方ジョイント4b側に燃料が流れるのを防止するチェックバルブV1が、三方ジョイント4b側に設けられるのではなく、ジェットポンプP1の近傍に設けられている。そして、チェックバルブV1は、エンジンEのインテークマニホールド22の負圧を導入している最中、ジェットポンプP1が発生する負圧よりもインテークマニホールド22からの負圧の方が強いため、閉じた状態になっている。
これにより、ベーパーリターンチューブ4と共に、滞留燃料吸引パイプ6内も穴が開いているかを診断することが可能となる。
その結果、燃料タンクシステムAは、燃料用の配管系全体の穴や漏れの診断ができる。
そして、故障検知装置Oは、内圧センサSが検出した圧力値から負圧の状態が保持されたかをECUで判断する(ステップS5)。負圧状態が保持されず、大気圧の状態になったときには、ECUは、燃料タンクTおよび配管系に穴が開いて蒸発燃料が漏れていると判断する。すると、ECUは、インストルメントパネル等に設けられた警報器を作動させて、乗員に燃料タンクTまたは燃料用の配管系に穴が開いて、漏れていることを警告する(ステップS6)。
一方、所定時間の間、負圧状態が保持された場合には、燃料タンクTまたは燃料用の配管系に穴が開いていないため、穴の診断を終了する。
以上のように、故障検知装置Oによって燃料タンクTおよび燃料用の配管系全体の穴の診断ができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
≪変形例≫
前記した実施形態では、エンジンEの吸気通路の負圧を負圧導入手段によって系内に導入して、系内を負圧保持手段で負圧状態に保持してからその負圧状態を圧力監視手段によって監視することで、系内の穴や漏れを検出しているが、それに限定されるものではない。
例えば、本発明に係る燃料タンクシステムAは、少なくとも、系内を外部と遮断する圧力保持手段(ドレンシャット弁V7およびパージ調整電磁弁V8)と、系内の圧力を監視する圧力監視手段(ECU、故障検知装置O、内圧センサS)と、を備えていれば系内に穴や漏れがあることを検出することができる。
すなわち、燃料タンクシステムAは、前記した負圧導入手段によって負圧を導入しなくても、圧力保持手段によって系内を外部と遮断して密閉状態にし、系内を密閉したときから圧力が変化の有無を圧力監視手段で監視することによって、穴や漏れを検出することが可能である。
このように、本燃料タンクシステムAにおいては、負圧導入手段を省略することも可能であり、この負圧導入手段は適宜に設置すればよい。
≪その他の変形例≫
例えば、図4に示すチェックバルブV1とジェットポンプP1とは、別体に形成して配管を介して連結し、それぞれをポンプユニットPに設けているが、チェックバルブV1とジェットポンプP1とを一体に形成したものであっても構わない。
また、チェックバルブV1は、公知の逆止弁であってもよく、ジェットポンプP1は、電動式のポンプであっても構わない。サブジェットポンプP2は、燃料タンクTの形状やポンプの位置によっては、無くても構わない。
本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムにおける燃料タンクの配置状態を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムにおける燃料タンクおよびベーパーリターンチューブの配置状態を示す要部分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムのベーパーリターンチューブに設置される三方ジョイントを示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムのチェックバルブとジェットポンプの設置状態を示すポンプユニットの拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムを示す概略図である。 本発明の実施形態に係る燃料タンクシステムの動作を示すフローチャートである。 従来のブリーザパイプに設置された逆止弁付の三方ジョイントを示す要部拡大断面図である。
符号の説明
3 フィラパイプ
3a 給油口
4 ベーパーリターンチューブ
4a 下方湾曲部
4b 三方ジョイント
6 滞留燃料吸引パイプ
22 インテークマニホールド(負圧導入手段)
A 燃料タンクシステム
B 蒸発燃料回収装置
E エンジン
ECU (負圧導入手段、負圧保持手段、圧力監視手段)
O 故障検知装置(圧力監視手段)
P ポンプユニット
P1 ジェットポンプ
S 内圧センサ(負圧保持手段、圧力監視手段)
T 燃料タンク
V1 チェックバルブ
V7 ドレンシャット弁(負圧導入手段)負圧保持手段)
V8 パージ調整電磁弁(負圧導入手段、負圧保持手段)

Claims (3)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクと、
    一端が前記燃料タンクに連通して他端が給油口に接続されたフィラパイプと、
    一端が前記燃料タンクの上部空間に連通して他端が前記フィラパイプの給油口に連通し、中間に形成された下方湾曲部に、三方ジョイントが設けられたベーパーリターンチューブと、
    このベーパーリターンチューブの前記下方湾曲部に滞留した燃料を、滞留燃料吸引パイプを介して吸引して前記燃料タンクに戻すためのジェットポンプと、
    前記燃料タンク、前記フィラパイプおよび前記ベーパーリターンチューブを含む系内を外部と遮断する圧力保持手段と、
    前記系内の圧力を監視する圧力監視手段と、を備えた燃料タンクシステムであって、
    前記滞留燃料吸引パイプには、前記ジェットポンプ側から前記三方ジョイント側へ燃料が流れるのを防止するためのチェックバルブを、前記ジェットポンプの近傍に設けたことを特徴とする燃料タンクシステム。
  2. 前記系内を負圧にする負圧導入手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクシステム。
  3. 前記ジェットポンプと前記チェックバルブとは、前記燃料タンクに設置されたポンプユニットに設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料タンクシステム。
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