JP4511596B2 - 携帯電話の開閉に対する摺動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構に係る。より明確には、本発明は、サブボディに対する力の初期行使が該端末を摺動可能に自動開閉することを可能にし、また、該端末が弾性部材を用いることによって端末の開放状態又は閉鎖状態を保つ、携帯端末に対する摺動機構に係る。
近年、携帯ワイヤレス端末が急速に普及されてきているため、ユーザは、ワイヤレス通信の本来の機能に加えて、端末の開閉鎖動作において自らの好みに合った追加機能を必要としている。
これらのニーズに応え、携帯端末は、ストレート(バー)型、フリップ型、フリップアップ型、折畳み型、及び同種のものへと発展してきている。近年、折畳み型が最も広く使用されている。
これは、折畳み型の端末がディスプレイ装置としてLDCモジュールを適合するよう十分なスペースを有しているためであり、また、折り畳まれた状態において保持され得るので、他の型の端末と比較して優れた携帯性を与えるためである。
他方では、スライド型の端末が導入されてきている。該スライド型端末は、折畳み型と同様の寸法を有するLCDモジュールディスプレイ装置を備えられ得る。同時に、スライド型は、携帯端末に小型化に寄与し得る。
かかるスライド型端末は、カバーに対応するサブボディがメインボディ上で摺動可能に開閉されるよう構成され、その結果摺動可能な開閉の追加的な利点を与えると同時に、既存の折畳み型端末の利点を保持する。
例えば、韓国の実用新案出願番号2003−0000136(非特許文献1)は、スライダ型の携帯ワイヤレス端末を開示する。
非特許文献1において開示される端末は、メインボディ上でサブボディを案内する案内手段、及び、サブボディとメインボディとの間に取り付けられる少なくとも1つの弾性手段を有し、その弾性力がサブボディの特定の摺動点に対する開放方向又は閉鎖方向において与えられ得るようにする。加えてサブボディは、完全に開閉される際、別個のストッパーを必要とせずに、弾性手段によってその開放状態又は閉鎖状態を保持し得る。弾性部材は、トーションバネを用い、その一端がメインボディに固定され、他端がサブボディに対して固定される。
かかる端末においては、トーションバネの一端は、メインボディに対して固定され、その他端はサブボディに固定される。故にトーションバネの弾力性は、サブボディの全移動距離にわたって与えられる。故にトーションバネは、幅の長さにわたって圧縮及び伸張される。したがって、トーションバネは、幅の長さにわたって拡張可能であるがより小さい弾性力を有するものを用いる。不十分な弾性力を補うよう、2つのトーションバネが用いられる。
したがって、上述された従来の開閉装置において、反復される操作がもたらす疲労によって、トーションは、広範囲において変形され且つ容易に劣化され得る。故に、トーションバネは、より短い時間内でその正常機能を失うことになる。
加えて、メインボディ上でサブボディを案内する案内手段として、上述された従来の開閉装置は、メインプレートの両方の横方向側部において縦方向に形成される案内スリットを備えられる。スライダプレートは、案内スリットに対して摺動可能に結合される案内リブを有する。
上述された端末では、案内リブは、案内スリットに沿って摺動し、故にスライダプレート及びサブボディは、メインプレート及びメインボディから開放されるよう構成される。
しかしながら従来の開閉装置では、案内スリットはメインプレートにおいて形成され、案内リブはスライダプレートにおいて形成される。故に、開閉装置の厚さの増大がもたらされ、したがって薄い端末を作ることが難しくなる。
更には、上述された従来装置では、構成部品の仕様におけるクリアランスにより、案内リブ及び案内スリットを組み立てる際に問題が発生する。メインプレート上のスライダプレートの反復される摺動動作は、振動を生成し、端末に収容される構成部品上に損傷を与え得る。摺動部は、摩耗するか、あるいは組み立てられた構成部品におけるクリアランスが発生し、その結果スライダプレートの潤滑な摺動に問題が発生する。
韓国実用新案登録出願第2003−0000136号
したがって、本発明は、先行技術における上述された問題を解決するよう作られる。本発明は、携帯通信を摺動可能に開閉する機構を与えることを目的とし、当該機構において、弾性部材は、優れた弾力及び延長された寿命を有する圧縮バネを有して形成され、その結果として機構の寿命が延び、信頼性が高められる。
本発明は、メインプレートとスライダプレートを互いに対して摺動可能に結合するよう改善された構造を与え、その結果として携帯端末の全体の厚さを最低限に抑える、ことを他の目的とする。
本発明は、構成部品間のクリアランスを低減するよう携帯端末の摺動機構を改善し、その結果として潤滑な摺動運動を可能とする、ことを他の目的とする。
上述された目的を達成するよう、本発明の1つの態様によれば、メインボディとスライダボディとを有する携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構であって、前記スライダボディは、前記端末を開閉するよう前記メインボディ上を摺動可能に移動することができ、前記機構は、(a)前記メインボディに対して結合される固定プレートと、(b)前記固定プレートに対して摺動するよう前記スライダボディに対して結合されるスライダプレートと、(c)一端部が前記固定プレートの第1の位置において支持され、他端部は前記スライダプレートの第2の位置において支持され、前記固定プレートと前記スライダプレートとの間に配置される第1のジグザグバネと、(d)一端部が前記固定プレートの第3の位置において支持され、他端部が前記スライダプレートの第4の位置において支持され、前記固定プレートと前記スライダプレートとの間に配置される第2のジグザグバネとを有し、(e)前記第1及び第2のジグザグバネは、互いに対して干渉しないよう前記スライダプレートの摺動方向で異なるレベルにおいて配置され、前記第1、第2、第3、及び第4の位置は、前記スライダプレートが、閉じられる際は閉鎖方向に向かって、また、開けられる際は開放方向に向かって前記固定プレート上で前記スライダプレートが移動する間の特定の転移点において弾性力を与えるよう確定され、(f)前記第1のジグザグバネは、前記スライダプレートが前記摺動方向に対して垂直である一方向において弾性力を与えるよう配置され、前記第2のジグザグバネは、前記スライダプレートが前記一方向に対して対向する方向において弾性力を与えるよう配置される。
本発明の他の態様によれば、前記第1及び第2のジグザグバネの両端部は、前記固定プレート及び前記スライダプレートに対して夫々回転可能とされる。
また、本発明の他の態様によれば、前記転移点の前の前記スライダプレートの移動距離は、前記転移点を越える移動距離とは異なるよう構成される。
また、本発明の他の態様によれば、前記第1のジグザグバネの前記一端部と前記第2のジグザグバネの前記一端部との間の距離は、前記第1のジグザグバネの他端部と前記第2のジグザグバネの他端部との間の距離より大きく設定される。
また、本発明の他の態様によれば、電子機器を開閉する装置であって、前記電子機器は、第1のボディと、前記電子機器を開閉するよう第1のボディ上で摺動する第2のボディとを有し、前記装置は、前記第1のボディと前記第2のボディとの間に配置される第1のジグザグバネと、前記第1のボディと前記第2のボディとの間に配置される第2のジグザグバネとを有し、前記第1のジグザグバネの一端と前記第2のジグザグバネの一端とは前記第1のボディに対して取り付けられ、前記第1のジグザグバネの他端と前記第2のジグザグバネの他端とは前記第2のボディに対して取り付けられて、前記第1及び第2のボディが、前記第1のボディが前記第2のボディ上を摺動可能に移動する際、又はその逆である際、特定の転移点を越えて互いから離れて弾性力を与えるようにし、前記第1及び第2のジグザグバネは、互いに干渉しないよう第1及び前記第2のボディの摺動方向で異なるレベルにおいて配置され、前記第1のジグザグバネは、前記第1のボディが前記第1及び第2のボディの前記摺動方向に対して一横方向において弾性力を与えるよう配置され、前記第2のジグザグバネは、前記第1のボディが前記一横方向に対して対向する方向において弾性力を与えるよう配置される。
また、本発明の他の態様によれば、前記第1のジグザグバネの前記一端は、前記第1のボディに対して回転可能に取り付けられ、前記第1のジグザグバネの前記他端は、前記第2のボディに対して回転可能に取り付けされ、前記第2のジグザグバネの前記一端は、前記第1のボディに対して回転可能に取り付けられ、前記第2のジグザグバネの前記他端は、前記第2のボディに対して回転可能に取り付けられる。
また、本発明の他の態様によれば、前記転移点の前の前記第1又は第2のボディの移動距離は、前記転移点を越える移動距離とは異なるよう構成される。
また、本発明の他の態様によれば、前記第1のジグザグバネの前記一端と前記第2のジグザグバネの前記一端との間の距離は、前記第1のジグザグバネの前記他端と前記第2のジグザグバネの前記他端との間の距離より大きく設定される。
本発明の更なる目的及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明からより十分に理解され得る。
本発明の望ましい実施例は、添付の図面を参照して今後説明される。
図1は、本発明の第1の実施例に従った携帯通信端末の分解斜視図である。図2は、図1中の携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構の横断方向断面図であり、図3は、図2中の垂直方向断面図を示す。
携帯通信端末は、メインボディ1100及びサブボディ1120を有する。キーパッドは、メインボディの表面上に取り付けられ、メインボディの内部において多種の機能を遂行するメインボードが収容される。液晶ディスプレイウィンドウは、サブボディ1120において取り付けられる。サブボディ1120及びメインボディ1100は、可撓性のプリント基板を介して互いに対して電気的に接続される。
サブボディ1120及びメインボディ1100を互いに対して開閉する摺動機構は、メインボディ1100に対して固定されるメインプレート1130、サブボディ1120に対して固定され且つメインプレート1130に対して摺動可能に結合されるスライダプレート1150、メインプレート1130に対して軸回転可能に固定される第1のブロック、第1のブロックに対して固定される1つ又はそれ以上の第1のロッド部材1170、第1のロッド部材1170に対して結合され膨張力を生成する第1の弾性部材1172、スライダプレート1150に対して軸回転可能に固定される第2のブロック1180、第2のブロック1180に対して固定される1つ又はそれ以上のロッド部材1190、第2のロッド部材1190に対して結合され且つ膨張力を生成する第2の弾性部材1200、及び、第1のブロック1160と第2のブロック1180との間に置かれ、また、第1のロッド部材1170の端部が第2のブロック1180に向かって方向付けられ且つ第2のロッド部材1190の端部が第1のブロック1160に向かって方向付けられるよう第1及び第2のロッド部材と接続される接続ブロック1210、を有する。接続ブロック1210は、第1の弾性部材1172及び第2の弾性部材1200の端部を夫々支持する。
第1の弾性部材1172及び第2の弾性部材1200の膨張力は、第1のブロック1160及び第2のブロック1180上に与えられる。第1のブロック1160及び第2のブロック1180は、スライダプレート1150が移動する間のある時点において、スライダプレート1150が閉められる際は閉鎖方向で、開放される際は開放方向で弾性的にバイアスをかけられるよう、ある位置において取り付けられる。
1つ又はそれ以上の案内軸1152は、スライダプレート1150に対して接続される。メインプレート1130は、スライダプレート1150の移動経路を案内する案内軸1152と摺動可能に結合されるよう形成される案内ホール1132を備えられる。
第1の回転ホール1162は、第1の回転ホール1162及びそこに挿入される第1の回転軸1164を用いてメインプレート1130に対して回転可能に接続される第1のブロック1160において形成される。加えて、第2のブロック1180は、第2の回転ホール1182を備えられ、第2の回転ホール及びそこに結合される第2の回転軸1184を用いてスライダプレート1150に対して回転可能に接続される。
加えて、接続ブロック1210は、第1のロッド部材及び第2のロッド部材に対して夫々摺動可能に結合されるよう形成される第1の摺動ホール1212及び第2の摺動ホール1214を備えられる。
他方では、第1及び第2の弾性部材1172及び1200は、圧縮バネを有して形成される。
開放方向におけるスライダプレート1150の移動距離は、閉鎖方向における距離より短いよう構成される。
故に、サブボディ1120が開放される際、サブボディ1120の押し距離は、閉鎖される際より短く、サブボディ1120は容易に開放され得る。
以下に、第1の実施例の動作が説明される。
まず、図2及び図3中に示される通り通信端末が閉じられている際、LCDウィンドウが取り付けられているサブボディ1120は、それを閉めるようメインボディ1100と重畳される。この時点では、サブボディ1120に対して結合されるスライダプレート1150は、第2の弾性部材1200の弾力性によってもたらされた第2のブロック1180の押す力により、閉鎖状態のままである。
この状態において、サブボディ1120が通信端末を開放するよう手で押される際、サブボディ1120は、スライダプレート1150と共に摺動する。この時点では、メインボディ1100において形成される案内ホールは、スライダプレート1150の案内軸1152を案内し、スライダプレート1150は、直線運動を適切に行い得る。
このようにして、スライダプレート1150が図4中に示す通り開放されると同時に、スライダプレート1150は、第2のブロック1180を押し、続いて第2の弾性部材1200を押圧して回転する。加えて、第2のロッド部材1190は、接続ブロック1210において形成される第2の摺動ホール1214を介して第1のブロック1160に向かって部分的に動かされ、第2のロッド部材1190の回転半径を低減してスライダプレート1150の摺動運動を可能にするようにする。更には、この手順の間、第2の弾性部材1200は、接続ブロック1210を第1のブロック1160に向かって押す。故に、第1の弾性部材1172は押圧され、第1のロッド部材1170が接続ブロック1210の第1の摺動ホール1212を介して第2のブロック1180に向かって部分的に動かされる。
サブボディ1120を開放するために、力は、初期状態においてサブボディ1120を押すように与えられなければならない。しかしながら、第1及び第2のブロックが互いに対して最も近づく転移点を通過後、スライダプレート1150は、第1及び第2の弾性部材1172及び1200の弾力性によって開放方向においてバイアスをかけられる。故に、この点から先は、スライダプレート1150は、スライダプレート1150に対していかなる力も与えることなく自動的に開放状態まで動かされる。
図5は、本発明の摺動機構の開放状態を示す横断方向断面図であり、図6は、図5の垂直方向断面図である。
サブボディが完全に開放される場合、スライダプレート1150は、第1及び第2の弾性部材1172及び1200によってもたらされる第2のブロック1180の押し力により、開放状態において保持される。
サブボディ1120が開放される場合、LCDウィンドウは、メインボディ1100のキーパッドを開放し、ユーザが通信端末の本来の機能を使用し得る。
他方では、開放状態からサブボディを閉鎖するために、ユーザは、サブボディ1120を開放される際に対して対向する方向において押す。閉鎖動作は、開放動作の対向するオーダにおいて実行される。
図7は、本発明の第2の実施例に従った携帯通信端末の分解斜視図である。図8は、図7中の端末を開閉する摺動機構の横断方向断面図である。図9は、図8の垂直方向断面図である。
第2の実施例に従った携帯通信端末は、メインボディ2100及びサブボディ1120を有する。キーパッドは、メインボディの表面上に取り付けられ、該メインボディの内部には多種の機能を行うメインボディが収容される。液晶ディスプレイウィンドウ2122は、サブボディ2120において取り付けられる。サブボディ2120及びメインボディ2100は、可撓性のあるプリント基板を介して互いに対して電気的に接続される。
サブボディ2120及びメインボディ2100を互いに対して開閉する摺動機構は、メインボディ2100に対して固定されるメインプレート2130、第1のブロックに対して固定される1つ又はそれ以上の第1のロッド部材2170、第1のロッド部材2170に対して結合され且つ膨張力を生成する第1の弾性部材2172、スライダプレート2150に対して軸回転可能に固定される第2のブロック2180、第2のブロック2180に対して固定される1つ又はそれ以上の第2のロッド部材2190、第2のロッド部材2190に対して結合され且つ膨張力を生成する第2の弾性部材2200、及び、第1のブロック2160と第2のブロック2180との間に置かれる接続ブロック2210、を有する。接続ブロック2210は、摺動可能に挿入される第1のロッド部材2170に対して形成される第1の摺動ホール2212、及び、摺動可能に挿入される第2のロッド部材2190に対して形成される第2の摺動ホール2214を備えられる。第2の摺動ホールは、第1のロッド部材2170の軸に対して垂直である方向における第1の摺動ホール2212から間隔をあけられた位置において形成される。接続ブロック2210は、第1の弾性部材2172及び第2の弾性部材2200の端部を夫々支持する。
第1の弾性部材2172及び第2の弾性部材2200の膨張力は、第1のブロック2160及び第2のブロック2180上に与えられる。第1のブロック2160及び第2のブロック2180は、スライダプレート2150が移動する間のある時点において、スライダプレート2150が閉められる際は閉鎖方向で、開放される際は開放方向で弾性的にバイアスをかけられるよう、ある位置において取り付けられる。
第1のロッド部材2170は2つ一組で形成され、第1の摺動ホール2212も2つ一組で形成される。第1のロッド部材2170の組は、第1の摺動ホール2212を介して通り、続いてU字型を形成するよう互いに対して接続される。
同様に、第2のロッド部材2190は2つ一組で形成され、第2の摺動ホール2214も2つ一組で形成される。第2のロッド部材2190の組は、第2の摺動ホール2214を介して通り、続いてU字型を形成するよう互いに対して接続される。
上述された通り、第1のロッド部材2170及び第2のロッド部材2190は、U字型を有し、故に、第1及び第2のロッド部材が接続ブロック2210から外れることを防ぐ。
1つ又はそれ以上の案内軸2152は、スライダプレート2150に対して接続される。メインプレート2130は、スライダプレート2150の移動経路を案内する案内軸2152と摺動可能に結合されるよう形成される案内ホール2132を備えられる。
第1の回転ホール2162は、第1の回転ホール2162及びそこに挿入される第1の回転軸2164を用いてメインプレート2130に対して回転可能に接続される第1のブロック2160において形成される。加えて、第2のブロック2180は、第2の回転ホール2182を備えられ、第2の回転ホール2182及びそこに結合される第2の回転軸2184を用いてスライダプレート2150に対して回転可能に接続される。
加えて、接続ブロック2210は、第1のロッド部材2170及び第2のロッド部材2190に対して夫々摺動可能に結合されるよう形成される第1の摺動ホール2212及び第2の摺動ホール2214を備えられる。
他方では、第1及び第2の弾性部材2172及び2200は、圧縮バネを有して形成される。
開放方向におけるスライダプレート2150の移動距離は、閉鎖方向における距離より短いよう構成される。
故に、サブボディ2120が開放される際、サブボディ2120の押し距離は、閉鎖される際より短く、サブボディ2120は容易に開放され得る。
以下に、この実施例の動作が説明される。
まず、図8及び図9中に示される通り通信端末が閉じられている際、LCDウィンドウが取り付けられているサブボディ2120は、それを閉めるようメインボディ2100と重畳される。この時点では、サブボディ2120に対して結合されるスライダプレート2150は、第2の弾性部材2200の弾力性によってもたらされた第2のブロック2180の押す力により、閉鎖状態のままである。
この状態において、サブボディ2120が通信端末を開放するよう手で押される際、サブボディ2120は、スライダプレート2150と共に摺動する。この時点では、メインボディ1100において形成される案内ホールは、スライダプレート1150の案内軸1152を案内し、スライダプレート1150は、直線運動を潤滑に行い得る。
このようにしてスライダプレート2150が図10中に示される通り開放されると同時に、スライダプレート2150は、第2のブロック2180を押し、続いて第2の弾性部材2200を押圧して回転する。加えて、第2のロッド部材2190は、接続ブロック1210において形成される第2の摺動ホール2214を介して第1のブロック2160に向かって部分的に動かされ、第2のロッド部材2190の回転半径を低減してスライダプレート2150の摺動運動を可能にする。更には、この手順の間、第2の弾性部材2200は、接続ブロック2210を第1のブロック2160に向かって押す。故に、第1の弾性部材2172は押圧され、第1のロッド部材2170が接続ブロック2210の第1の摺動ホール2212を介して第2のブロック2180に向かって部分的に動かされる。
サブボディ2120を開放するために、力は、初期状態においてサブボディ2120を押すように与えられなければならない。しかしながら、第1及び第2のブロックが互いに対して最も近づく転移点を通過後、スライダプレート2150は、第1及び第2の弾性部材2172及び2200の弾力性によって開放方向においてバイアスをかけられる。故に、この点から先は、スライダプレート2150は、スライダプレート2150に対していかなる力も与えることなく自動的に開放状態まで動かされる。
図11は、本発明の摺動機構の開放状態を示す横断方向断面図であり、図12は、図11の垂直方向断面図である。
サブボディが完全に開放される場合、スライダプレート2150は、第1及び第2の弾性部材2172及び2200によってもたらされる第2のブロック2180の押し力により、開放状態において保持される。
サブボディ2120が開放される場合、LCDウィンドウは、メインボディ2100のキーパッドを開放し、ユーザが通信端末の本来の機能を使用し得る。
他方では、開放状態からサブボディを閉鎖するために、ユーザは、サブボディ2120を開かれる際に対して対向する方向において押す。サブボディ2120の閉鎖動作は、開放動作の対向するオーダにおいて実行される。
以下において、本発明の第3の実施例は、添付の図面を参照して詳細に説明される。
携帯通信端末を構成する第1のボディは、その表面上にキーパッドを有し、その内部に多種の機能を実行するメインボードを収容する。第2のボディは、その上に取り付けられたLCDウィンドウを有する。第2のボディ及び第1のボディは、可撓性のプリント基板を介して電気的に相互接続される。
図13は、本発明の第3の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。図14は、図13中の摺動機構の組み立てられた状態を示す。
図13及び図14を参照すると、第1のプレート3110は第1のボディと組み合わされ、第2のプレート3120は、第2のボディと組み合わされ且つ第1のプレート3110に対して摺動可能に接続される。
この目的に対して、案内軸3121は、第2のプレート3120に対して固定され、案内ホール3111は、案内軸3121が摺動可能に接続され得るよう第1のプレート3110の横方向端部において形成される。
案内軸3121は、第2のプレート3120の両端部を介して挿入され、複数のナット3122は、第2のプレート3120の端部に対して固定されて案内軸3121が抜けないようにする。
この時点では、案内軸3121は、第2のプレート3120の一端を介して挿入され、第2のプレート3120の他端を介して半分挿入される。案内軸3121が完全に挿入される第2のプレート3120の端部は、接合され得る。
第1のプレート3110及び第2のプレート3120は、所望の位置において形成される第1のスルーホール3112及び第2のスルーホール3123を備えられる。第1のプレート3110及び第2のプレート3120は、プラスチック材料等の合成樹脂材料を有して形成され得る。
第1のブロック3130は、中空の矩形ブロックの形状を有し、その1つの面は完全に開放され、他の対向する面は、その両端部において部分的に開放されている。第1のブロック3130の部分的に開放された端部は、一定の所望の度において傾斜され得る。第2のブロック3130の他の対抗する面は、夫々互いに対して同一である第3のスルーホール3131を形成される。
第1の結合ピン3140は、第1のプレート3110に対して第1のブロック3130を回転可能に固定するよう第3のスルーホール3131へと挿入される。
U字型の薄いロッド部材を有して形成されるリンク部材3150は、完全に開放されている部分から第1のブロック3130の部分的に開放されている両端へと挿入され、その結果第1の結合ピン3140を用いて回転可能に固定される。
圧縮バネ3160は、リンク部材3150のロッド部へとその開放端部を介して挿入される。圧縮バネ3160は、一組のコイルバネを有して形成され、該コイルバネはリンク部材3150の厚さに対応する直径を有する。圧縮バネ3160は、内部に挿入されたリンク部材3150を有して、圧縮され、また引っ張られる。リンク部材3150及び圧縮バネ3160は、モジュール化された形状へと組み合わされ得、リンク部材3150に対する可能な衝撃によるリンク部材3150の変形を最小限に抑え得、且つ、不注意に分解されることを防ぐよう改善された耐久性を与える。
第1のブロック3130と同様に、第2のブロック3170は、中空のブロックの形状を有し、その1つの面は完全に開放され、他の対向する面はその両端部において部分的に開放されている。第2のブロック3170の部分的に開放端部は、一定の所望の度において傾斜され得る。第2のブロック3170の他の対向する面の中心には、夫々互いに対して同一である第4のスルーホール3171を形成される。
第2の結合ピン3180は、第4のスルーホール3171へと挿入され、第2のプレート3120に対して第2のブロック3170を回転可能に固定する。
リンク部材3150の閉端部は、第2のブロック3170の部分的に開放されている端部へと挿入され、したがって該ブロックはリンク部材3150の長手方向において動かされ得る際に、リンク部材3150から外れることはない。したがって、リンク部材3150の閉端部は、第2のブロック3170及び圧縮バネ3160の移動距離を制限し、その結果、別個のストッパーを与える必要なくストッパーとして働く。
図15乃至図17は、図13中の摺動機構の閉鎖状態、部分的な開放状態、及び完全な開放状態を夫々図示する。
図15乃至図17を参照して、本発明の第3の実施例に従った機構の動作は、以下に説明される。
第1のプレート3110は、端末の第1のボディ3101の前面の上方部分に対して取り付けられ、第2のプレート3120は、第2のボディ3102の後面の全体にわたって取り付けられる。したがって図15中に示される通り、第2のボディ3102が第1のボディ3101によって閉鎖される際、第1のプレート3110は、第2のプレート3120の上方部分に置かれる。LCDウィンドウが取り付けられる第2のボディ3102は、第1のボディ3101に重畳される。
この時点では、リンク部材3150の閉端部は、第2のプレート3120の中心部分に置かれ、その開放端部は、第2のプレート3120上に固定される。故に、第2のブロック3170は、圧縮バネ3160の弾力性によりバイアスをかけられ、第2のプレート3120はその閉鎖状態を保持する。
第2のブロック3170及び圧縮バネ3160の移動距離は、リンク部材3150の閉端部3151によって制限される。故に、第2のブロック3170及び圧縮バネ3160の移動は、別個のストッパーを必要とせずに停止され得る。
この状態において、第2のボディ3102が通信端末を開放するようハングを使用して(using a hang)押される際、第2のブロック3102は、第2のプレート3102と共に上にスライドされる。この時点では、第2のプレート3120の両端に配置される案内軸3121が第1のプレートの両端において形成される案内ホール3111と組み合わされるため、第2のプレート3120は、第1のプレート3110上で潤滑な直線運動を実行し得る。
第2のプレート3120が開き始める場合、第2のプレート3120は、第2のプレート3120に対して回転可能に固定される第2のブロック3170を押し、リンク部材3150に対して可動に接続される第2のブロック3170は、リンク部材3150を用いて直線運動を実行し、第1のブロック3130及び第2のブロック3170は、互いに対して近づく。故に、第2のブロック3170は、リンク部材3150上で内部に動かされ、圧縮バネ3160は、その弾性力を増大するよう押圧される。したがって、このバネ力は、第2のプレート3120及び第2のボディ3102が開放されることを妨害する力としての役割を果たす。
図4に示される通り、第2のプレート3120が妨害する力を克服し動き続けて、部分的に開放される且つ圧縮バネ3160の転移点を通る際、圧縮バネ3160のバネ力は、第2のブロック3170上に与えられ、第2のプレート3120が上がり得る。したがって、第2のプレート3120は、第2のボディ3102と第2のプレート3120に追加的な力を与えることなく、開放状態まで自動的に上がる。
この時点では、第2のブロック3170が転移点において正確に置かれ且つ第2のプレート3120が上方向及び下方向のいずれにも押されない場合、第2のプレート3120は、上方向又は上方向に動くことなく、圧縮バネ3160の弾力により停止される。故に、第2のプレート3120は、別個のストッパーを必要とすることなく、第1のプレート3110上で停止され得る。
望ましくは、閉鎖状態と転移点との間の第2のプレート3120の移動距離は、転移点と開放状態との間のそれより短い。故に、距離におけるこの差異により、第2のプレート3120は、閉鎖状態から転移点までより弱い力を動かし得、したがって第2のプレート3120と第2のボディ3102をより容易に開放することができる。
図17中に図示する通り、第2のボディ3102が完全に開放されると、第2のプレート3120は、圧縮バネ3160の弾性力によってもたらされる第2のブロック3170の押す力により、開放状態を保持する。この時点では、リンク部材3150の閉端部は、第2のブロック3170及び圧縮バネ3160の移動距離を制限し、したがって別個のストッパーを必要とせずに停止され得る。
第2のボディ3102が開放される際、第1のボディ3101中に取り付けられるキーパッドが露出され、ユーザは、通信端末の本来の機能を使用することができる。
他端では、端末を開放状態から閉鎖するよう、ユーザは、自身の手を使って開放動作に対して対向する方向において第2のボディ3102を押す。第2のボディ3102の閉鎖動作は、開放の手順と逆のオーダにおいて実行される。この時点において、ユーザが第2のプレート3120を開放状態から転移点まで動かすよう押す場合、第2のプレート3120は、転移点を越えて自動的に閉じられ得る。
加えて、第2のボディ3102がその閉鎖位置に至る際、第2のプレート3120は、圧縮バネ3160の弾性力によってもたらされる第2のブロック3170の押す力により、閉鎖位置においてとどまり得る。
以下では、本発明の第4の実施例は、添付の図面を参照して詳細に説明される。
まず、図18を参照すると、本発明のこの実施例に従った携帯端末の摺動機構は、望ましくはプラスチック材料を有して作られる固定プレート4120、望ましくはプラスチック材料を有して作られるスライダプレート4110、固定プレート4120とスライダプレート4110との間に配置されるジグザグバネ4142A,4142B、及び、固定プレート4120に対してスライダプレート4110の摺動運動を案内する摺動案内手段4114A,4114B,4124A,4124B,4124A’,4124B’,4134A,及び4134B、を有する。
固定プレート4120は、スクリュー(screw)接続及び溶接等の多種の既知である方法を使用してメインボディ(図示せず)と組み合わされる。スライダプレート4110は、スクリュー接続及び溶接等の多種の方法を介してスライダボディ(図示せず)に対して結合される。図示される通り、固定プレート4120及びスライダプレート4110は、摺動案内手段4114A,4114B,4124A,4124B,4124A’,4124B’,4134A,及び4134B、を介して互いに対して摺動可能に接続される。接続方法は、図18において(点線で)示され、当業者が容易に固定プレート4120をスライダプレート4110と組み合わせ得ることが留意されるべきであり、図19の斜視図が参照される。摺動案内手段は、案内ロッド側固定プレートに対するスルーホール4124A,4124B,4124A’及び4124B’、スライダプレート側案内ロッドに対するスルーホール4114A及び4114B、及び、スルーホールへと摺動可能に挿入されるべき摺動案内ロッド4134A及び4134Bを有する。固定プレート側案内ロッドに対するスルーホール4124A,4124B,4124A’,及び4124B’、スライダプレート側案内ロッドに対するスルーホール4114A及び4114B、及び、摺動案内ロッド4134A及び4134Bは、図18及び他の図中において円形の断面を有して図示されるが、それらは、摺動可能である限り、例えば三角形又は矩形の断面である他の形状の断面を有してよい。図19及び他の図中示されていないが、固定プレート側案内ロッドに対するスルーホール4124A及び4124Bが案内ロッド4134A及び4134Bを固定するよう閉鎖される、ことは理解されるべきである。
上述された摺動機構4100は、固定プレート4120に対してスライダプレート4110の摺動を調整するよう、例えば第1の弾性部材(図中左手側)及び第2の弾性部材(図中右手側)である1つ又はそれ以上の弾性部材を有する。第1の弾性部材4142Aの一端は、固定プレート4120によって支持され、その他端は、スライダプレート4110によって支持される。同様に、第2の弾性部材4142Bの一端は、固定プレート4120によって支持され、その他端は、スライダプレート4110によって支持される。しかしながら、第1の弾性部材4142Aの一端及び第2の弾性部材4142Bの一端は、異なるレベルに置かれ、第1の弾性部材4142Aの他端及び第2の弾性部材4142Bの他端は、互いに対して重畳されないよう異なるレベルに置かれる。加えて、第1の弾性部材4142Aの両端及び第2の弾性部材4142Bの両端は、4111A,4122B,4112A、及び4112Bにおいて固定プレート4120及びスライダプレート4110に対して回転可能に接続される。本願中の「レベル」という語は、上述された通りに理解されるべきである。本発明の望ましい実施例では、第1の弾性部材4142A及び第2の弾性部材4142Bは、ジグザグバネを有する。第1の弾性部材4142Aの一端と第2の弾性部材4142Bの一端との間の距離は、力の集中に関して第1の弾性部材4142Aの他端と第2の弾性部材4142Bの他端との間の距離より大きいことが望ましい。
図19乃至図21は、携帯端末が閉じられている際の摺動機構を図示する(夫々、斜視図、正面図、及び側面図)。図19乃至図21を参照すると、上述される通り、第1の弾性部材4142Aの一端は、固定プレート4120において支持され、その他端は、スライダプレート4110において支持される。転移点(参照符号Sは、参照符号dの半分)において、第1の弾性部材4142Aは、スライダプレート4110を閉鎖する方向、及びスライダプレート4110の移動方向に対して垂直である横方向(第1の横方向)において弾性力を与える。転移点Sにおいて、スライダプレート4110がその開放位置に近い際、第1の弾性部材は、スライダプレート4110を開放する方向、即ち第1の横方向において弾性力を与える。上述された通り、第2の弾性部材4121Bの一端は、固定プレート4142において支持され、その他端は、スライダプレート4110において支持される。転移点Sにおいて、スライダプレート4110がその閉鎖位置に近い際、第2の弾性部材4142Bは、スライダプレート4110の閉鎖方向、及び第1の横方向に対して対向する方向である方向(第2の横方向)において弾性力を与える。スライダプレート4110がその開放方向に近い際、第2の弾性部材は、スライダプレート4110の開放方向及び第2の横方向において弾性力を与える。即ち、第1の弾性部材4142A及び第2の弾性部材4142Bは、スライダプレート4110の移動方向に対して異なる横方向において弾性力を与えるよう構成される。これは、単一の弾性部材が使用される場合、又は2つの弾性部材が同一の横方向において弾性力を生成する場合、スライダプレート4110は、優先的に固定プレート4120上に力を与える。したがって、摺動案内ロッド4134A及び4134B、スライダプレート側案内ロッドスルーホール4114A及び4114B、並びに、固定プレート側案内ロッドスルーホール4124A,4124B,4124A’、及び4124B’は、短期間で損傷又は摩耗され得る。この実施例では、第1の弾性部材4142A及び第2の弾性部材4142Bの転移点は、互いに対して位置を合わせられ、したがってスライダプレート4110の潤滑な作動が可能となる。
図22乃至図24は、携帯端末が完全に開放される際の実施例の摺動機構を示す(夫々、斜視図、正面図、及び側面図)。摺動機構の開放動作は、上述された閉鎖動作に対して逆のオーダにおいて実行されるため、詳細はここでは説明されない。
この実施例では、第1の弾性部材4142A及び第2の弾性部材4142Bは、上述される通りジグザグバネを用いる。このバネは、薄型の携帯端末を可能にする。より特には、固定プレート4120とスライダプレート4110との間の空間D(図18)は、バネによって閉められる空間によって決定されるが、本実施例ではバネを形成するワイヤの直径によって決定される。トーションバネがジグザグバネの代わりに使用される場合、空間は、ワイヤの直径の2倍でなければならない。更には、この場合、摺動機構における差異力は、トーションバネの角度調整に依存され、故に携帯端末のメインボディとスライダボディとの間の力の調整(制御)は困難となる。即ち、衝撃は、携帯端末上にもたらされ得る。別個の衝撃吸収材又は衝撃緩衝手段が無いと、必然的に携帯端末はその寿命を短縮する。加えて、圧縮バネがジグザグバネの代わりに使用される場合、巻かれた(wound)圧縮バネの内部空間に対応し且つバネワイヤの直径の2倍である空間が求められる。しかしながらこの実施例では、弾性部材、即ちジグザグバネは、トーションバネ及び圧縮バネと関連付けられた上述の問題を防ぎ得る。あるいは、上述されたジグザグバネは、第1の弾性部材4142Aの両端及び第2の弾性部材4142Bの両端が互いに対して重畳されないよう異なるレベルに置かれるため、活用され得る。
以下には、本発明の第5の実施例が説明される。
図25は、本発明の第5の実施例に従った携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。図26は、図25中の摺動機構の組み立てられた状態を示す。図28は、本発明の第5の実施例に従った摺動機構の閉鎖状態を示す。
携帯端末を構成するメインボディ5010は、その上面の下方端部において取り付けられたキーパッド5012を有し、多種の機能を実行するメインボードを収容する。加えて、液晶ウィンドウ5022は、ディスプレイ5020において取り付けられ、ディスプレイ5020及びメインボディ5010は、可撓性のあるプリント基板を介して互いに対して電気的に接続される。
携帯端末のメインボディからスライダボディを開閉する摺動機構は、メインボディ5010と組み合わされる第1のプレート5100、第1のプレート5100から一方向において摺動されるようディスプレイ5020に対して結合され、且つ傾斜方向が反転されるところの中心における転移点5132を有する1つ又はそれ以上の傾斜面5130、第2のプレート5120の移動方向に対して垂直である方向において弾性力を生成する弾性手段、弾性手段を第1のプレート5100に対して固定する接続手段、及び、弾性手段から弾性力を受け且つそれを傾斜面5130に移し、第2のプレート5120が第1のプレート5100から摺動され得るようにする1つ又はそれ以上のスリップ部材、を有する。
傾斜面5130は、第2のプレート5120において形成され、各々がその左右対称の点の両側に置かれ、両傾斜面5130の距離が転移点から最低限に抑えられるようにする。
加えて、弾性部材、接続部材、及びスリップ部材は、左右対称の位置において2つ一組で形成される。
1つ又はそれ以上の案内ロッド5150は、その移動方向において第2のプレート5120に対して固定される。第1のプレート5100は、案内ロッド5150が摺動可能に結合され得るよう形成された案内ホール5102を有する。故に、第1のプレート5100及び第2のプレート5120は、案内ロッド5150の案内ホール5102との接続を用いて互いに対して摺動可能に接続される。
第2のプレート5120の両端部では、案内ロッド5050が挿入される接続ホール5122が形成され、案内ロッド5150の両端部は接続ホール5122に対して結合される。
弾性手段は、トーションバネ5160を有して形成される。
接続部材は、1つ又はそれ以上のリンク5170を有して形成される。該リンクによって、弾性手段は、リンクの一端が第1のプレート5100において軸支持され、且つその他端が弾性部材の端部において軸支持されるよう、第1のプレート5100において支持される。各リンク5170は、第1の中心軸5180を用いて第1のプレート5100において回転可能に取り付けられる第1の中心軸5180は、回転の中心線5170を構成する。
トーションバネ5160を取り付けるよう、トーションバネ5160の各端部は、フック5162を形成するよう曲げられ、各リンク5170は、フック5162を係合するよう突起5172を有する。各突起5172は、夫々フック5162と係合し、トーションバネ5160の各端部がリンク5170に対して回転可能に結合されるようにする。
スリップ部材は、ローラ5190を有して形成される。該ローラは、リンク5170において支持され、弾性部材の傾斜面5130においてロールする。ローラ5190は、第2の中心軸5192を介してリンク5170において回転可能に取り付けられる。ローラ5190は、摩擦力を最低限に抑えるよう傾斜面5130においてロールする。
ローラ5190が転移点5132に対して傾斜面5130の閉鎖位置に置かれる際、ローラ5190は、閉鎖方向において第2のプレート5120に対して力を与える。ローラ5190が傾斜面5130の開放位置に置かれる際、ローラ5190は、開放方向において第2のプレート5120に対して力を与える。
保持力を生成するよう、第2のプレート5120がその閉鎖位置及び開放位置に置かれる際、半円形を有する第1の固定溝5140及び第2の固定溝5142は、各傾斜面5130の両端部において形成される。
上述される通り、携帯端末は、ディスプレイ5020がメインボディ5010のメインボードにおいて開放される際に、液晶ウィンドウがオンになるよう設定され、ディスプレイ5020がメインボディ5010において閉鎖される際は、液晶ウィンドウ5022はオフにされる。
以下において、この実施例の動作が説明される。
図27は、第2のプレートが閉じられた図26中の摺動機構の平面図である。図29は、第2のプレートが開放位置まで動かされている図26中の摺動機構の平面図である。図30は、第2のプレートが開放位置まで動かされた図26中の摺動機構の平面図である。図31は、図28中の携帯端末の開放状態を示す斜視図である。
まず、図27中に示す通り、携帯端末が閉じられている際、ディスプレイ5020に対して結合される第2のプレート5120は、第1のプレート5100上で一方向において押される。
この時点で、第1のプレート5100において支持されるトーションバネ5160の弾性力を受けるリンク5170は、弾性力をローラ5190に移動させる。ローラ5190は、第2のプレート5120が動くことを制限するよう第1の固定溝5140に対して組み合わされる。
この状態において、端末を開放するよう、ディスプレイ5020が手で押される場合、ディスプレイ5020及び第2のプレート5120は、図23中で下方向に摺動される。この時点では、第1のプレート5100及び第2のプレート5120は、案内ロッド5150を介して接続され、故に第2のプレート5120は、潤滑な直線運動を実行する。
第2のプレート5120が開き始める場合、両ローラ5190は、第2の固定溝5140から外され、両傾斜面5130上でロールする。最初は、両傾斜面間の距離は徐々に低減され、故にローラ5190は、リンク5170及びトーションバネ5160を押圧する。
この手順の間、所望される抵抗力が発生し、故にユーザは、ローラ5190が転移点に達するまで第2のプレート5120を動かすようディスプレイ5020を押さなければならない。
図28中に示される通り、ローラ5190が転移点5132を越えて動く場合、両傾斜面5130間の距離は、徐々に増大され、トーションバネ5160は広げられる。この手順の間、トーションバネ5160の拡張力は、ローラ5190を介して開放方向において第2のプレート5120を押す力として働く。故に、ローラ5190が転移点を通った後は、ユーザはディスプレイ5020を押す必要はなく、第2のプレート5120は自動的に開放位置まで動く。
図25中に示される通り、ディスプレイ5020及び第2のプレート5120は完全に開放され、ローラ5190は第2の固定溝5142に対して再度ラッチをかけられ、故に所望の保持力が生成される。故に、第2のプレート5120は、その開放状態を保持する。
ディスプレイ5020が開放される際、メインボディ5010のキーパッド5012は、開放され、液晶ウィンドウ5022は、事前に準備されていた機能に従ってオンにされる。故に、ユーザは、端末の本来の機能を使用し得る。
他方では、ディスプレイ5020が開放されている状態において、ユーザは、携帯端末を閉鎖するよう、開放動作に対してディスプレイ5020を対向する方向において押し得る。ディスプレイ5020の閉鎖動作は、上述された開放動作の逆のオーダにおいて実行される。
この実施例では、トーションバネは、弾性部材として使用されるが、それに制限されない。例えば、圧縮バネ、重ね板バネ等は、両方向において弾性力を生成できる限り、本発明の摺動機構に対して適用され得る。
これより、本発明の第6の実施例が説明される。
図32は、本発明の第6の実施例に従った携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。図33は、図32中の摺動機構の組み立てられた状態を示す。図34は、本発明の第6の実施例に従った摺動機構の閉鎖状態を示す。
携帯端末を構成するメインボディ5010は、その上面の下方端部において取り付けられるキーパッド5012を有し、多種の機能を実行するメインボードを収容する。加えて、液晶ウィンドウ5022は、ディスプレイ5020において取り付けられ、ディスプレイ5020及びメインボディ5010は、可撓性であるプリント基板を介して互いに対して電気的に接続される。
携帯端末のメインボディからスライダボディを開閉する摺動機構は、メインボディ5010と組み合わされる第1のプレート5100、第1のプレート5100から一方向において摺動されるようディスプレイ5020に対して結合され、且つ傾斜方向が中心において反転されるところの第1の転移点5132aを有する第1の傾斜面5130aと、傾斜方向が中心において反転されるところの第2の転移点5132bを有する傾斜面5130bとを有する第2のプレート5120、第2のプレート5120の移動方向に対して垂直である方向において弾性力を生成する弾性手段、弾性手段を第1のプレート5100に対して固定する接続部材、及び、弾性部材からの弾性力を受け、且つ傾斜面5130にそれを移動させて第2のプレート5120が第1のプレート5100から摺動され得るようにする1つ又はそれ以上のスリップ部材、を有する。
第1の傾斜面5130a及び第2の傾斜面5130bは夫々、第2のプレート5120の左右対称の位置に置かれる。両第1の傾斜面5130a間の距離及び両第2の傾斜面5130b間の距離は、夫々第1の転移点5132a及び第2の転移点5132bにおいて最低限に抑えられる。
加えて、弾性部材、接続部材、及びスリップ部材は、左右対称の位置において2つ一組で形成される。
1つ又はそれ以上の案内ロッド5150は、第1のプレート5120に対してその移動方向において固定される。第1のプレート5100は、案内ロッド5150が摺動可能に結合され得るよう形成された案内ホール5102を有する。故に第1のプレート5100及び第2のプレート5120は、案内ロッド5150の案内ホール5102との接続を用いて互いに対して摺動可能に接続される。
第2のプレート5120の両端部において、案内ロッドが挿入されるところの接続ホール5122が形成され、案内ロッド5150の両端部は、接続ホール5122に対して結合される。
弾性部材は、トーションバネ5160を有して形成される。
接続部材は、1つ又はそれ以上のリンク5170を有して形成され、該リンクによって弾性手段は、第1のプレート5100において支持され、リンクの一端が第1のプレート5100において軸支持され且つその他端が弾性部材の端部において軸支持されるようにする。各リンク5170は、第1の中心軸5180を用いて第1のプレート5100において回転可能に取り付けられる。第1の中心軸5180は、ライン5170の回転中心を構成する。
トーションバネ5160を取り付けるよう、トーションバネ5160の各端部は、フック5162を形成するよう屈曲され、各リンク5170は、フック5162と係合される突起5172を有する。各突起5172は、夫々フック5162と係合し、トーションバネ5160の各端部は、リンク5170に対して回転可能に結合される。
第1のプレート5100は、弾性手段が外れることを防止するよう形成されるカバーを備えられる。
スリップ部材は、ローラ5190を有して形成される。該ローラは、リンク5170において支持され、弾性部材の第1の傾斜面5130a及び第2の傾斜面5130bにおいてロールする。ローラ5190は、第2の中心軸5192を介してリンク5170において回転可能に取り付けられる。ローラ5190は、摩擦力を最低限に抑えるよう第1の傾斜面5130a及び第2の傾斜面5130bにおいてロールする。
ローラ5190が第1の転移点5132a及び第2の転移点5132bに対して第1の傾斜面5130a及び第2の傾斜面5130b上の閉鎖位置に置かれる際、ローラ5190は、閉鎖方向において第2のプレート5120に対して力を与える。ローラ5190が第1の転移点5132a及び第2の転移点5132bに対して第1の傾斜面5130a及び第2の傾斜面5130b上の開放位置に置かれる際、該ローラは、開放方向において第2のプレート5120に対して力を与える。
第2のプレート5120がその閉鎖位置及び開放位置に置かれる際に保持力を生成するよう、半円形を有する第1の固定溝5140は、第1の傾斜面5130aと第2の傾斜面5130bとの間に形成される。
加えて、第2のプレート5120がキーパッドの開放方向において開かれる際に保持力を生成するよう、第2の固定溝5142は、各第1の傾斜面5130aの残りの端部において形成される。第2のプレートがカメラの開放方向において開かれる際に保持力を生成するよう、第3の固定溝5144は、各第2の傾斜面5130bの端部において形成される。
上述された通り、携帯端末は、ディスプレイ5020がメインボディ5010のメインボードにおいて開かれる際に液晶ウィンドウがオンにされるよう構成され、ディスプレイ5020がメインボディ5010において閉鎖される際は、液晶ウィンドウ5022がオフにされる。
以下に、この実施例の動作が説明される。
まず、図33中に示される通り、携帯端末が閉鎖される際は、ディスプレイ5020に対して結合される第2のプレート5120は、第1のプレート5100上の一方向において押される。
この時点では、第1のプレート5100において支持されるトーションバネ5160の弾性力を受けるリンク5170は、該弾性力をローラ5190に移動させる。ローラ5190は、第2のプレート5120が動くことを制限するよう第1の固定溝5140に対して組み合わされる。
この状態において、端末を開放するよう、ディスプレイ5020が手で押される場合、ディスプレイ5020及び第2のプレート5120は図33において下方向に摺動される。この時点では、第1のプレート5100及び第2のプレート5120は、案内ロッド5150を介して接続され、故に第2のプレート5120は潤滑な直線運動を実行する。
図35は、第2のプレートがキーパッドの開放方向において開放される図33中の摺動機構の斜視図である。
第2のプレート5120が開かれ始める場合、両ローラ5190は、第1の固定溝5140から外され、両第1の傾斜面5130a上でロールする。最初に、両第1の傾斜面5130a間の距離は、徐々に低減され、故にローラ5190は、リンク5170及びトーションバネ5160を押圧する。この手順の間、所望の抵抗力が発生し、故にユーザは、ローラ5190が第1の転移点5132aに達するまで第2のプレート5120を動かすよう、ディスプレイ5020を押さなければならない。
ローラ5190が第1の転移点5132aを越えて動く場合、両第1の傾斜面5130a間の距離は徐々に増大し、トーションバネ5160は拡張される。この手順の間、トーションバネ5160の拡張力は、ローラ5190を介して開放方向において第2のプレート5120を押す力として働く。故に、ローラ5190が第1の転移点5132aを通過後、ユーザは、ディスプレイ5020を押す必要は無く、第2のプレート5120は自動的に開放位置まで動く。
図36は、第2のプレートがキーパッドの開放方向において開かれる図35中の第2のプレートの斜視図である。図37は、ディスプレイがキーパッドの開放方向において開かれる図34中の携帯端末の斜視図である。
ディスプレイ5020及び第2のプレート5120がキーパッドの開放方向において完全に開かれる場合、ローラ5190は、第2の固定溝に対して再度ラッチをかけられ、故に所望の保持力が生成される。故に、第2のプレート5120は、その開放状態を保持する。
ディスプレイ5020が開かれる際、メインボディ5010のキーパッド5012は開かれ、液晶ウィンドウ5022は、事前に準備されていた機能に従ってオンにされる。故に、ユーザは、端末の本来の機能を使用し得る。
他方では、ディスプレイ5020が開放されている状態において、ユーザは、携帯端末を閉鎖するよう開放方向に対向する方向においてディスプレイ5020を押し得る。ディスプレイ5020の閉鎖動作は、上述された開放動作に対して逆のオーダにおいて実行され得る。
ユーザが携帯端末をカメラとして使用しようとする場合、ユーザは、図33において下方向にディスプレイ5020を押す。この時点では、第1のプレート5100及び第2のプレート5120は案内ロッド5150を介して接続され、故に第2のプレート5120は、潤滑な直線運動を実行する。
図38は、第2のプレートがカメラの開方向において開かれる図33中の摺動機構の斜視図である。
第2のプレート5120が開き始める場合、両ローラ5190は、第1の固定溝5140から外され、両第2の傾斜面5130b上で巻く。まず、両第2の傾斜面5130b間の距離は徐々に低減され、故にローラ5190は、リンク及びトーションバネ5160を押圧する。この手順の間、所望の抵抗力が発生し、故にユーザは、ローラ5190が第2の転移点5132bに達するまで第2のプレート5120を動かすようディスプレイ5020を押さなければならない。
ローラ5190が第2の転移点5132bを越えて動く場合、両第2の傾斜面5130b間の距離は、徐々に増大され、トーションバネ5160が拡張される。この手順の間、
トーションバネ5160の拡張力は、ローラ5190を介して開方向において第2のプレート5120を押す力として働く。故に、ローラ5190が第2の推移点5132bを通過後、ユーザは、ディスプレイ5020を押す必要は無く、第2のプレート5120は自動的に開放位置まで動く。
図39は、第2のプレートがカメラの開放方向において開かれる図38中の第2のプレートの斜視図である。図40は、ディスプレイがカメラの開放方向において開かれる図34中の携帯端末の斜視図である。
ディスプレイ5020及び第2のプレート5120がカメラの開放方向において完全に開かれる場合、ローラ5190は、第2の固定溝5144に対して再度ラッチをかけられ、故に所望の保持力が生成される。故に第2のプレート5120は、その開放状態を保持する。
したがって、メインボディ5010のカメラ5014は開かれ、故にユーザはカメラ5014を使用して写真を撮ることができる。
他方では、ディスプレイs5020が開放されている状態において、ユーザは、携帯端末を閉鎖するよう開放方向に対して対向する方向においてディスプレイ5020を押し得る。ディスプレイ5020の閉鎖動作は、上述された開放動作に対して逆のオーダにおいて実行される。
この実施例では、トーションバネは、弾性部材として使用されるが、それに制限されない。例えば圧縮バネ、重ね板バネ等は、両方向において弾性力を生成する限り、本発明の摺動機構に対して適用され得る。
以下に、本発明の第7の実施例が説明される。
図41は、本発明の第7の実施例に従った携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。図42は、図41の摺動機構の組み立てられた状態を示す斜視図である。図44は、図42中の摺動機構が適用されるところの携帯端末の概略的垂直断面図である。
携帯端末を構成するメインボディ7100は、その表面において取り付けられたキーパッドを有する。加えて、液晶ウィンドウは、サブボディ7120において取り付けられ、サブボディ7120及びメインボディ7100は、可撓性のあるプリント基板を介して互いに対して電気的に接続される。
サブボディ7120をメインボディ7100から摺動可能に開閉するよう、メインボディ7100は、メインプレート7130と組み合わされ、サブボディ7120は、スライダプレート7150を有して組み合わされ、メインプレート7130に対して摺動可能に結合される。
上述されたスライダプレート7150は、スライダプレート7150の移動方向において形成された2つの摺動溝7160を備えられる。
加えて、メインプレート7130は、そこに固定された2つの案内ピン7140を備えられる。案内ピン7140は、スライダプレート7150がメインプレート7130に対して摺動可能に結合されるよう、摺動溝7160と摺動可能に係合される。
第1の接続ホール7132は、メインプレート7130において形成される。案内ピン7140において、摺動溝7160へと摺動可能に挿入されるボディ部分7142、第1の接続ホール7132に対して結合され且つボディ部分7142より小さい半径を有する挿入部分7144、及び、ボディ部分7142より大きい半径及びスライダ溝7160より大きい直径を有するヘッド部分7146、を有し、スライダプレート7150がメインプレート7130から外れることを防ぐ。
スライダプレート7150は、スライダ溝7160の一端部において形成される拡張ホール7162を備えられ、拡張ホール7162がヘッド部分7146の直径より大きい直径を有するようにし、その結果ヘッド部分は拡張ホール7162を介して通り得る。加えて、保持部材は、スライダ溝7160へと挿入される案内ピン7140を有して案内ピン7140が拡張ホール7162へと動くことから防ぐよう取り付けられる。
第2の接続ホール7152は、スライダプレート7150において形成される。加えて、保持部材は、第2の接続ホール7152へと挿入される押し挿入(press−insert)部分7172、及び、スライダプレート7150の動きを制限するようメインプレート7130と接触される保持ピン7170、を有して形成される。
加えて、メインプレート7130は、保持ピン7170が挿入されるところの所望の深さを有して形成される凹部を備えられる。
上述された摺動機構を有して、メインプレート7130と組み合わされる案内ピン7140のヘッド部分7146は、スラプレート7150の拡張ホール7162へと挿入され、故に案内ピン7140のボディ部分7142は、摺動溝7150へと動かされる。加えて、保持ピン7170が第2の接続ホール7152へと押し挿入される際、保持ピン7170はメインプレート7130の凹部7134と係合され、案内ピン7140は、拡張ホール7162に対して動くことが防がれ、故に案内ピン7140はスライダプレート7150から外れない。
他方では、弾性部材は、スライダプレート7150を弾性的に開閉するよう与えられる。
スライダプレート7150の移動経路中の特定の点において、弾性部材は、閉鎖位置に置かれる際に閉鎖方向において、あるいは開放位置に置かれる際に開放方向において、スライダプレート7150上に弾性力を与える。望ましくは、弾性部材は、トーションバネ7180を有して形成される。
他方では、前出の非特許文献1は、約3mmの厚さを有する開閉装置を開示する。対照的に、本発明の摺動機構は、2mmの低減された厚さを有する。
以下に、この実施例の動作が説明される。
まず、図42及び図44中に示される通り、通信端末が閉鎖される際、LCDウィンドウを取り付けられるサブボディ7120は、それを閉鎖するようメインボディ7100と重畳される。この時点では、トーションバネ7180の弾性力が閉鎖方向において与えられるため、サブボディ7120に対して結合されるスライダプレート7150は、閉鎖状態を保持する。
この状態において、サブボディ7120は、通信端末を開放するよう手で押される際、サブボディ7120は、スライダプレート7150と共に摺動する。この時点では、メインプレート7130に対して固定される案内ピン7140のボディ部分7142は、スライダプレート7150の摺動溝7160を案内し、スライダプレート7150は潤滑な直線運動を実行する。
このようにして、スライダプレート7150が開放される間、力は、サブボディ7120を開放するために初期状態においてサブボディ7120を押すよう、与えられなければならない。しかしながら、トーションバネ7180の転移点を通過後、トーションバネ7180の弾性力は、スライダプレート7150が開放方向において押されるよう対向する方向において与えられる。故に、この観点から、スライダプレート7150は、サブボディ7120に力を加えることなく、開放状態まで自動的に動かされる。
図42は、本発明の摺動機構の開放状態を示す斜視図であり、図45は、携帯端末の開放状態の垂直断面図である。
サブボディ7120が完全に開放される場合、スライダプレート7150は、トーションバネ7180の押す力により開放状態を保持する。
サブボディ7120が開放される場合、メインボディ7100のキーパッドは開放され、ユーザは、通信端末の本来の機能を使用することができる。
他方では、サブボディ7120を開放状態から閉鎖するよう、ユーザは、開放される際に対して対向する方向においてサブボディ7120を押す。サブボディ7120の閉鎖動作は、その開放の対向するオーダにおいて実行される。
以下では、本発明の第8の実施例に従った摺動機構は、添付の図面を参照して詳細に説明される。
図46は、本発明の第8の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。図47は、図46の摺動機構の組み立てられた状態を示す斜視図である。
加えて、図48は、図47中の参照符号8010の後方側を示す拡大斜視図である。図49は、第2のプレート8100を組み立てる前の図47中の参照符号8020の後方を部分的に図示する拡大斜視図である。
この実施例の摺動機構は、携帯端末の多種の機能を実行するメインボードを収容するメインボディを構成する第1のボディ(図示せず)、上方にディスプレイを取り付けられ且つ第1のボディから一方向において摺動可能に動く第2のボディ(図示せず)、第2のボディ(図示せず)の移動方向に置かれる案内ロッド8300、第1のボディ(図示せず)に接続及び固定され、且つ案内ロッド8300の円周面の一側と接続される案内溝8230を有する第1のプレート8200、第2のボディ(図示せず)及び第1のプレート8200に対して結合される案内ロッド8300の他側に対して摺動可能に接続される案内リブ81200と固定される第2のプレート8100、及び、第2のプレート8100が第1のプレート8200を動かす際にもたらされる衝撃を吸収し、且つ案内ロッド8400の運動を緩衝するダンパー8400、を有する。
加えて、望ましくは、弾性手段8500は、第2のプレート8100が摺動可能に移動する間弾性力を生成するよう与えられる。
第1のボディ(図示せず)及び第2のボディ(図示せず)は、携帯端末の大部分を構成し、互いに対して連絡し且つ共に動作するよう可撓性のあるプリント基板を介して電気的に接続される。第1のプレート8200は、第1のボディ(図示せず)に対して結合され、また、第2のプレート8100は、第2のボディ(図示せず)に対して結合されて、第2のプレート8100は、第1のプレート8200の一方向において摺動可能に動く。
本発明のこの実施例は、第1のプレートと第2のプレートとの間の多方向の衝撃を低減するよう設計される。該衝撃は、第2のプレート8100が第1のプレート8200に対して反復的に動く間にもたらされ得、また、多種の原意によって形成され得る多種の悪影響を低減もする。
この目的に対して、案内ロッド8300は、優れた表面の潤滑性及び優れた強度を有する材料を有して形成されて与えられ、第2のプレート8100は、案内ロッド8300上で潤滑に摺動し得る。
他方では、案内ロッド8300は、第2のプレート8100の移動方向に対して円形の断面を有することが望ましい。故に、この実施例の核構成部品を組み立てる際、構成部品のクリアランスによってもたらされる動作への悪影響が低減され得、組み立て特性が改善され得る。
第1のプレート8200は、案内ロッド8300が第2のプレート8100の摺動運動の一方向において結合されるところの両側において形成される案内溝8230を備えられる。組み立てホール8220は、案内ロッド8300を案内溝8230に対して取り付け及び固定するよう与えられる。第1のプレート8200は、弾性手段8500の一側が摺動中に弾性力を生成するよう接続されるところの第1の接続ホール8210、及びダンパー8400が結合される接続部分8240を有する。
案内溝8230は、案内ロッド8300の円周面の一側と密接に接触して接続される。故に、案内溝8230は、案内ロッド8300の望ましい円形断面に従って、半円構造を有することが望ましい。
第2のプレート8100は、第1のプレート8200に対して接続される案内ロッド8300の露出された外側円周面に対して接続されるよう形成された案内リブ8120を備えられる。第2のプレート8100は、弾性手段の一側が結合されるところの第2の接続ホール8110を有し、第1のプレート8200は、初期状態において外部の力を用いて摺動可能に動く間、弾性力を用いて自動的に摺動されるようにする。
案内リブ8120が案内溝8230と共に案内ロッド8300の円形断面の周囲を包むよう構築されるため、第2のプレート8100が摺動可能に動き得るよう接続されるよう、半円構造を有することが望ましい。
ダンパー8400は、第1のプレート8200の接続部分8240に対して結合されるよう、接続部分8240に対応する構造を有する。ダンパー8400は、案内ロッド8300がそこに接続されるよう通るところの接続ホール8410を備えられる。
ダンパー8400は、ダンパーの接続ホール8410を介して夫々案内ロッド8300の両側に対して接続され、続いて、第1のプレート8200の接続部分8240へと挿入及び固定される。実際には、案内ロッド8300は、ダンパー8400を介して第1のプレート8200と組み合わされる。
加えて、ダンパー8400は、第2のプレート8100が摺動可能に動くところの案内ロッド8300の両端に対して接続され、第1及第2のプレート8200及び8100が互いに対して摺動可能に動いている間にもたらす衝撃を吸収する。ダンパー8400は、弾性の材料を有して形成され、案内ロッド8300が摺動軸上、また他の方向において振動されることを防がれ得るようにする。
この実施例では、ダンパー8400は、ラバー材料を有して形成される。
即ち、ダンパー8400は、多種の方向において案内ロッドのわずかな振動を補正するよう緩衝し、その結果として構成部品を組み立てる際の組み立て特性を更に改善する。また、ダンパー8400は、第2のプレート8100が反復された摺動運動によって変形されることを防ぎ、故に、その不具合動作を避け、その結果潤滑な摺動運動を可能にする。
弾性手段8500は、弾性手段が第2のヒンジ軸8600を用いて第1のプレート8200の第1の位置に対して回転可能に接続されるところの第1のブロック、弾性手段が第1の位置から異なる移動経路を有する第2のプレート8100の第2の位置に対して第2のヒンジ軸8600を用いて回転可能に接続されるところの第2のブロック、第2のプレート8100が摺動可能に動く間に弾性力を生成する圧縮バネ8520、を有する。
第2のプレート8100が動く間に転移点に対して閉鎖位置に第2のプレート8100が位置決めされる際、第1のブロック8510は、第2のブロック8530から閉鎖方向に置かれる。故に、弾性手段8500の弾性力は、第2のプレート8100の閉鎖方向において与えられる。
第2のプレート8100が開放位置に置かれる際、第1のブロック8510は、第2のブロック8530からの開放位置に置かれる。故に、弾性手段8500の弾性力は、第2のプレート8100の閉鎖方向において与えられる。
以下では、この実施例の動作が説明される。
外部の力なく、第2のプレート8100は、圧縮バネ8520の弾力によってもたらされる第1のブロック8510の押す力により、その閉鎖状態を保持する。
この状態において、第2のボディ(図示せず)が携帯端末のディスプレイが取り付けられる第2のプレート8100を開放するよう手で押される際、第2のボディ(図示せず)に結合される第2のプレート8100は、摺動可能に動く。この時点では、第2のプレート8100の案内リブ8120は、第1のプレート8200に対して固定される案内ロッド8300の案内を用いて直線運動を実行する。
直線運動中、ダンパー8400は、摺動軸に対して垂直な方向においてもたらされる案内ロッド8300の振動を弾性的に緩衝し、その結果として第2のプレート8100がより潤滑に摺動し得るようにする。
第2のプレート8100が開放される場合、第2のプレート8100は第1のブロック8510を押し、圧縮バネ8520を押圧し、その結果として弾性力を増大させる。故に、第2のプレート8100の開放に対して抵抗する力が発生し、第2のプレート8100は、転移点を越えて動き続ける。続いて、第1のブロック8510は再度、圧縮バネ8520の弾性力により、その開放方向において第2のプレート8100を押し、故にこの点から、第2のプレートは自動的にその開放位置まで動く。
加えて、第2のプレート8100は、圧縮バネ8520によってもたらされる第1のブロック8520の押す力により、その開放状態を保持する。
閉鎖動作は、上述された開放手順に対して逆のオーダにおいて実行される。
このようにして、第2のプレート8100が開閉される間、摺動方向の両端に置かれるダンパーは、第1のプレート8200と第2のプレート8100との間に発生する衝撃を吸収し、その結果として携帯通信端末において収容される構成部品を保護する。
本発明は複数の望ましい実施例を参照して説明されてきたが、説明は本発明を例証するものであり、本発明を制限するものとして解釈されるべきではない。当業者は、添付の請求項によって定義付けられた本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多種の修正及び変更を考え得る。
上述された通り、本発明の摺動機構は、携帯通信端末において取り付けられ、力がサブボディ上に最初に与えられる場合、サブボディは、摺動可能且つ自動的に開閉され、続いてその開放又は閉鎖状態を保持する。
本発明の第1の実施例に従った携帯通信端末の分解斜視図である。 図1中の携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構の横断方向断面図である。 図2の垂直方向断面図である。 図2中の機構を開放する中間状態を図示する横断方向断面図である。 図2中の機構の開放状態を図示する横断方向断面図である。 図5の垂直方向断面図である。 本発明の第2の実施例に従った携帯通信端末の分解斜視図である。 図7中の端末を開閉する摺動機構の横断方向断面図である。 図8の垂直方向断面図である。 図8中の機構を開放する中間状態を図示する横断方向断面図である。 図8中の機構の開放状態を図示する横断方向断面図である。 図11の垂直方向断面図である。 本発明の第3の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 図13中の摺動機構の組み立てられた状態を図示する。 図13中の摺動機構の閉鎖状態を概略的に図示する。 図13中の摺動機構の部分的開放状態を概略的に図示する。 図13中の摺動機構の完全開放状態を概略的に図示する。 本発明の第4の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 携帯端末が完全に閉じられている摺動機構の斜視図である。 図19中の摺動機構の正面図である。 図19中の摺動機構の側面図である。 携帯端末が完全に開放されている摺動機構の斜視図である。 図22中の摺動機構の正面図である。 図22中の摺動機構の側面図である。 本発明の第5の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 図25中の摺動機構の組み立てられた状態を図示する。 第2のプレートが閉じられている図26の摺動機構の平面図である。 端末が閉じられている本発明の第5の実施例に従った摺動機構を備えられた携帯端末の斜視図である。 第2のプレートがその開放方向において動く図27中の第2のプレートの平面図である。 第2のプレートがその開放位置に対して動かされる図28中の第2のプレートの平面図である。 ディスプレイが開かれている図28中の携帯端末の斜視図である。 本発明の第6の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 図32中の摺動機構の組み立てられた状態を図示する。 端末が閉じられている本発明の第6の実施例に従った摺動機構を備えられた携帯端末の斜視図である。 第2のプレートがキーパッドの開放位置に対して動かされている図33中の第2のプレートの斜視図である。 第2のプレートがキーパッドの開放位置において開放されている図35中の第2のプレートの斜視図である。 ディスプレイがキーパッドの開放方向において開放されている図34中の携帯端末の斜視図である。 第2のプレートがカメラの開放方向において動かされている図33中の第2のプレートの斜視図である。 第2のプレートがカメラの開放方向において開放されている図38中の第2のプレートの斜視図である。 ディスプレイがカメラの開放方向において開放されている図34の携帯端末の斜視図である。 本発明の第7の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 図41中の摺動機構の組み立てられた状態を示す斜視図である。 図42中の摺動機構の開放状態を図示する斜視図である。 図42の摺動機構が適用されるところの携帯端末の概略的垂直方向断面図である。 第2のボディが開放されている図44中の携帯端末の概略的垂直方向断面図である。 本発明の第8の実施例に従った通信端末を摺動可能に開閉する機構の分解斜視図である。 図46中の摺動機構の組み立てられた状態を示す斜視図である。 図47中の摺動機構の後面の一部分を示す拡大された斜視図である。 図47中の摺動機構の後面の他の部分を部分的に示す拡大斜視図である。

Claims (8)

  1. メインボディとスライダボディとを有する携帯通信端末を摺動可能に開閉する機構であって、
    前記スライダボディは、前記端末を開閉するよう前記メインボディ上を摺動可能に移動することができ、
    前記機構は、
    (a)前記メインボディに対して結合される固定プレートと、
    (b)前記固定プレートに対して摺動するよう前記スライダボディに対して結合されるスライダプレートと、
    (c)一端部が前記固定プレートの第1の位置において支持され、他端部は前記スライダプレートの第2の位置において支持され、前記固定プレートと前記スライダプレートとの間に配置される第1のジグザグバネと、
    (d)一端部が前記固定プレートの第3の位置において支持され、他端部が前記スライダプレートの第4の位置において支持され、前記固定プレートと前記スライダプレートとの間に配置される第2のジグザグバネと、
    を有し、
    (e)前記第1及び第2のジグザグバネは、互いに対して干渉しないよう前記スライダプレートの摺動方向で異なるレベルにおいて配置され、前記第1、第2、第3、及び第4の位置は、前記スライダプレートが、閉じられる際は閉鎖方向に向かって、また、開けられる際は開放方向に向かって前記固定プレート上で前記スライダプレートが移動する間の特定の転移点において弾性力を与えるよう確定され、
    (f)前記第1のジグザグバネは、前記スライダプレートが前記摺動方向に対して垂直である一方向において弾性力を与えるよう配置され、前記第2のジグザグバネは、前記スライダプレートが前記一方向に対して対向する方向において弾性力を与えるよう配置される、
    機構。
  2. 前記第1及び第2のジグザグバネの両端部は、前記固定プレート及び前記スライダプレートに対して夫々回転可能である、
    請求項記載の機構。
  3. 前記転移点の前の前記スライダプレートの移動距離は、前記転移点を越える移動距離とは異なる、
    請求項記載の機構。
  4. 前記第1のジグザグバネの前記一端部と前記第2のジグザグバネの前記一端部との間の距離は、前記第1のジグザグバネの他端部と前記第2のジグザグバネの他端部との間の距離より大きい、
    請求項記載の機構。
  5. 電子機器を開閉する装置であって、
    前記電子機器は、第1のボディと、前記電子機器を開閉するよう第1のボディ上で摺動する第2のボディとを有し、
    前記装置は、前記第1のボディと前記第2のボディとの間に配置される第1のジグザグバネと、前記第1のボディと前記第2のボディとの間に配置される第2のジグザグバネとを有し、
    前記第1のジグザグバネの一端と前記第2のジグザグバネの一端とは前記第1のボディに対して取り付けられ、前記第1のジグザグバネの他端と前記第2のジグザグバネの他端とは前記第2のボディに対して取り付けられて、前記第1及び第2のボディが、前記第1のボディが前記第2のボディ上を摺動可能に移動する際、又はその逆である際、特定の転移点を越えて互いから離れて弾性力を与えるようにし、
    前記第1及び第2のジグザグバネは、互いに干渉しないよう第1及び前記第2のボディの摺動方向で異なるレベルにおいて配置され、
    前記第1のジグザグバネは、前記第1のボディが前記第1及び第2のボディの前記摺動方向に対して一横方向において弾性力を与えるよう配置され、前記第2のジグザグバネは、前記第1のボディが前記一横方向に対して対向する方向において弾性力を与えるよう配置される、
    装置。
  6. 前記第1のジグザグバネの前記一端は、前記第1のボディに対して回転可能に取り付けられ、前記第1のジグザグバネの前記他端は、前記第2のボディに対して回転可能に取り付けされ、
    前記第2のジグザグバネの前記一端は、前記第1のボディに対して回転可能に取り付けられ、前記第2のジグザグバネの前記他端は、前記第2のボディに対して回転可能に取り付けられる、
    請求項記載の装置。
  7. 前記転移点の前の前記第1又は第2のボディの移動距離は、前記転移点を越える移動距離とは異なる、
    請求項記載の装置。
  8. 前記第1のジグザグバネの前記一端と前記第2のジグザグバネの前記一端との間の距離は、前記第1のジグザグバネの前記他端と前記第2のジグザグバネの前記他端との間の距離より大きい、
    請求項記載の装置。
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