JP2010533407A - アクチュエータ及びこれに用いられるスプリング - Google Patents

アクチュエータ及びこれに用いられるスプリング Download PDF

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Abstract

捻りによる干渉を防止して、安全性及び信頼性を向上させることのできるアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングが開示される。アクチュエータは、第1のモールディング部と、第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、第1のモールディング部に固定される第1のスプリングアーム及び第2のモールディング部に固定される第2のスプリングアームを含み、第1のスプリングアーム及び第2のスプリングアームは、一体に繋がっているスプリング部材と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクチュエータ及びこれに用いられるスプリングに関し、より詳細には、捻りによる干渉を防止し、安全性及び信頼性を向上することのできるアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングに関する。
スライド方式の個人携帯端末において弾性力を提供するアクチュエータが使用されることができ、アクチュエータは、本体部と摺動部とが半自動又は自動に動くように駆動力を提供することができる。一般的なアクチュエータは、コイル弾性部を含むトーションスプリングであって、トーションスプリングの両端がスライドヒンジ装置又は本体に装着され、スライド移動のための力を提供できる。
従来、スプリングにコイル弾性部及びコイル弾性部から延びるワイヤー部を含み、コイル弾性部は、同一平面上で螺旋状に折り曲げられる。
ところが、従来、スプリングは、その構造的な一平面を維持しながら作動し難いという問題点がある。例えば、スプリングにおいてコイル弾性部とワイヤー部は、いつも同一平面上で動くことが望ましいが、実際に捻り発生時に、コイル弾性部及び各ワイヤー部が一つの平面上で平衡を維持することなく、上下に突出しながら、スライドヒンジ装置又は本体の他の構造物と必要以上の摩擦を発生させることができる。
突出されたスプリングは、周辺構造物と摩擦を起こして粉塵を発生させることができ、激しい場合は、周辺の構造物に引っ掛かって、端末のスライド開閉過程を妨害することができる。特に、コイル弾性部の巻数を増加させるか、巻径を小さくする場合、スプリングの突出しようとする傾向を増加させることができ、スプリングの流動による影響を更に増加させることができる。
本発明の目的は、安全性及び信頼性を向上することのできるアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングを提供することにある。
特に、本発明の目的は、スプリングの作動時に、スプリングの流動を最小化し、スプリングの流動による干渉を未然に防止できるアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、製品の装着及び作動に要する空間を最小化し、製品が装着される被対象体の空間活用性及び設計自由度を向上することのできるアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングを提供することにある。
本発明の例示的な一側面によれば、アクチュエータは、第1のモールディング部と、第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、第1のモールディング部に固定される第1のスプリングアーム及び第2のモールディング部に固定される第2のスプリングアームを含み、第1のスプリングアーム及び第2のスプリングアームは、一体に繋がっているスプリング部材と、を含む。
第1のモールディング部は、第2のモールディング部上に直接回転自在に結束でき、場合によっては、ブッシング、ピンなどのような別の結合部材を媒介として間接的に結束できる。一例として、第1のモールディング部の端部には、円形部が形成されることができ、第2のモールディング部には、円形部の回転を案内するための回転安内面が形成されることができ、円形部及び回転安内面を媒介として、第1のモールディング部が、第2のモールディング部に対して回転自在に結束できる。
第1のモールディング部と第2のモールディング部とは、一つの平面上で互いに平衡を維持したまま回転するように構成されることが望ましく、場合によっては、第1のモールディング部と第2のモールディング部とが、互いに対して傾いたまま、異なる平面上で回転するように構成することができる。
第2のモールディング部の一側には、第1のモールディング部の離脱を拘束するための拘束突起が形成されることができ、拘束突起の回数及び配置構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。場合によっては、第2のモールディング部及び第1のモールディング部に各々拘束突起が形成されることもできる。
第1のモールディング部には、第1のスプリングアームの少なくとも一部が収容され得るように、第1の収容溝が形成されることができ、第2のモールディング部には、第2のスプリングアームの少なくとも一部が収容され得るように、第2の収容溝が形成されることができる。各スプリングアームは、第1及び第2の収容溝に収容されることで、第1のモールディング部及び第2のモールディング部に各々固定できる。
この場合、第1の収容溝及び第2の収容溝は、互いに対向する方向に開口部を持つように形成することができ、その他、第1の収容溝及び第2の収容溝が、互いに同じ方向の開口部を持つように構成することもできる。
各スプリングアームを各モールディング部上に固定する方式は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。一例として、各スプリングアームは、スナップフィット(snap fit)結合方式により各収容溝に固定でき、このために、第1及び第2のモールディング部には、各スプリングアームが各収容溝にスナップフィット結合されるように、スナップフィット結合部が形成されることができる。場合によっては、別のスナップフィット結合部を排除し、各スプリングアームが、第1及び第2の収容溝に直接締り嵌め(interference fit)方式により固定されるように構成することができる。
また、第1のモールディング部及び第2のモールディング部には、被装着物にピボット結合可能にピボット結合部が提供され得る。ピボット結合部は、構造及び製造工程を簡素化できるように、第1のモールディング部及び第2のモールディング部が射出成形される時に共に形成されることが望ましく、場合によっては、ピボット結合部が、第1のモールディング部及び第2のモールディング部に別に装着されることができる。
スプリング部材は、第1のスプリングアームと第2のスプリングアームとの間に一体に繋がるコイル弾性部を含むことができ、このようなコイル弾性部の構造及び形態は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。一例として、コイル弾性部は、第1のスプリングアームに一端が繋がる第1の外側コイルと、第1の外側コイルより相対的に小さな巻線直径を有し、一端が第1の外側コイルの他の一端に繋がる内側コイルと、内側コイルより相対的に大きな巻線直径を有し、一端は、内側コイルの他の一端に繋がり、他の一端は、第2のスプリングアームに繋がる第2の外側コイルと、を含むことができる。合わせて、第1の外側コイル及び第2の外側コイルは、互いに密着して配置することができ、内側コイルは、第1及び第2の外側コイルの内部に配置することができる。
第1の外側コイルと第2の外側コイルとは、互いに対応する巻線直径を有するように形成することが望ましく、場合によっては、第1の外側コイル及び第2の外側コイルが、異なる巻線直径を有するように形成することができる。
また、各外側コイル及び内側コイルの少なくともいずれかの巻数は、複数あってもよく、各外側コイル及び内側コイルの巻数により、本発明が制限、又は、限定されるものではない。
そして、第1のモールディング部は、コイル弾性部を内部に収容するための第1の収容孔を含むことができ、第2のモールディング部は、コイル弾性部を内部に収容するための第2の収容孔を含むことができる。合わせて、第1の収容孔及び第2の収容孔は、互いに対応する直径を有するように形成することができ、各収容孔は、互いに連通するように配置することができる。
一方、第1及び第2のモールディング部には、各収容溝と共に、各収容溝に連通するように、側面に係合溝が形成されることができる。
本発明の例示的な実施形態によれば、アクチュエータは、第1のモールディング部と、第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、第2のモールディング部の端部で回転自在に結束される第3のモールディング部と、両方に延びて第1及び第2のモールディング部に各々固定される第1のスプリングアームを含む第1のトーションスプリングと、両方に延びて第2及び第3のモールディング部に各々固定される第2のスプリングアームを含む第2のトーションスプリングと、を含む。
第1のトーションスプリング及び第2のトーションスプリングは、要求される条件及び設計仕様によって一体に繋がったり、別に分離されて提供され得る。一例として、第1のトーションスプリングを構成する一対のスプリングアーム及び第2のトーションスプリングを構成する一対のスプリングアームのうち、相互に向い合うスプリングアームは、互いに離隔され、相互に分離できる。その他、第1のトーションスプリングを構成する一対のスプリングアーム及び第2のトーションスプリングを構成する一対のスプリングアームのうち、相互に向い合うスプリングアームは、一体に繋がることができる。ここで、第1のトーションスプリングと第2のトーションスプリングとのスプリングアームが繋がるとは、第1のトーションスプリングと第2のトーションスプリングとが一つの線材を連続的に折り曲げて、一体となった一つのスプリング構造として提供され得ることを意味する。
第1及び第3のモールディング部の回動領域は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。一例として、第1及び第3のモールディング部は、第2のモールディング部の長軸を基準に同じ領域で回動できる。すなわち、第1及び第3のモールディング部は、第2のモールディング部の長軸を基準に一方の領域(例えば、第2のモールディング部の長軸を基準に180度以内)で回転できる。場合によっては、第1及び第3のモールディング部が、第2のモールディング部の長軸を基準に異なる領域で回動するように構成できる。すなわち、第1及び第3のモールディング部は、第2のモールディング部の長軸を基準に各々異なる領域で回転できる。
本発明の望ましい実施形態によれば、アクチュエータは、第1のモールディング部と、第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、第2のモールディング部の端部で回転自在に結束される第3のモールディング部と、前記モールディング部に固定されるスプリング部材と、を含む。スプリング部材は、第1のモールディング部に固定される第1のスプリングアームと、第2のモールディング部に固定される第2のスプリングアームと、第3のモールディング部に固定される第3のスプリングアームと、を含み、第1から第3のスプリングアームは、各モールディング部に直接又は間接的に繋がって、各モールディング部が弾性的に作動するようにすることができる。
ここで、第2のモールディング部に固定される第2のスプリングアームとは、前述した第1のトーションスプリング及び第2のトーションスプリングの各スプリングアームのうち相互に向い合うスプリングアームが繋がっているものと理解できる。
スプリング部材のスプリングアームが、対応するモールディング部に固定されるために、スプリングの流動を最小に減らすことができる。また、モールディング部は、相互に結束して一定の回転をするために、アクチュエータは、上下の流動無しに、一定の経路を経由することができる。スプリングアームがモールディング部に固定されるために、表面に接着又は溶接される場合を考慮することはできるが、望ましくは、モールディング部にスプリングアームを収容できる収容溝を形成し、その溝にスプリングアームを挿入固定することもできる。この場合、モールディング部は、プラスチック又は金属などで形成できるが、望ましくは、射出形成により形成することができる。
また、モールディング部の回転を円滑にするために、第1のモールディング部及び第2のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第1の円形部を形成し、他の一側には、第1の円形部の回転を案内するための第1の回転安内面及び第1の円形部の離脱を拘束するための第1の拘束突起を形成できる。また、第2のモールディング部及び第3のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第2の円形部を形成し、他の一側には、第2の円形部の回転を案内するための第2の回転案内面及び第2の円形部の離脱を拘束するための第2の拘束突起を形成することができる。この場合、モールディング部は、スプリングアームによって結束されているので、モールディング部において円形部と回転安内面とは、特別な拘束装置又は構造がいなくても、相互に密着された状態を維持することができる。
また、第1又は第2の円形部には、スプリング部材のコイル弾性部を収容できる収容孔を形成できるが、場合によっては、コイル弾性部がいないか、あるいは、片方しかないスプリング部材を使用することもできる。
第2のモールディング部には、スリットが形成されることができ、第1及び第2のトーションスプリングにおいて各々のコイル部は、第2のモールディング部を中心に互いに反対面に位置することができ、第1及び第2のトーションスプリングにおいて繋がっているスプリングアームは、スリットを通ることができる。また、第1及び第2のトーションスプリングにおいて第1のモールディング部及び第3のモールディング部と各々接する第1及び第2のスプリングアームは、第2のモールディング部と接する繋がっているスプリングアームと互いに対向する方向で第1のモールディング部及び第3のモールディング部に接するように構成できる。
本発明の一実施形態によれば、相互に繋がっている第1のスプリングアームと、第2のスプリングアームと、第3のスプリングアームと、を含み、第1及び第2のスプリングアーム間及び前記第2及び第3のスプリングアーム間の少なくとも一つに形成されるコイル弾性部が形成されているスプリングが提供され得る。ここで、コイル弾性部は、第1から第3のスプリングアームのうち一つと繋がる第1の外側コイルと、第1の外側コイルより相対的に小さな直径を有し、一端が第1の外側コイルに繋がる内側コイルと、内側コイルより相対的に大きな直径を有し、一端は、内側コイルの他端に繋がり、他端は、第1から第3のスプリングアームのうち他の一つと繋がる第2の外側コイルと、を含むことができる。
スプリングは、モールディング部にスプリングアームが固定されるように使用可能であるが、場合によっては、スプリング単独で使用可能である。コイル弾性部は、外側コイル及び内側コイルを用いて十分の巻数を確保することができ、同じ巻線直径をもつとしても、十分に大きい力を提供することができる。
本発明の他の例示的な一実施形態によれば、スライド型の携帯電話のスライド開閉装置は、キーボード及び固定フレームが備えられた本体と、本体のキーボードを開閉させるように固定フレームに上下に摺動自在に結合される摺動フレームと、ディスプレイ部が備えられたカバーと、から構成されたスライド型の携帯電話において、前記固定フレームと摺動フレームとの間に平行に配置される第1のシャフトが備えられ、前記摺動フレームに第1の軸ピンとして回動自在に設置される第1のリンクプレートと、前記第1のシャフトに対応するように第2のシャフトが備えられ、固定フレームに第2の軸ピンとして回動自在に設置された第2のリンクプレートと、前記第1及び第2のシャフトを摺動自在に案内するように、両方に第1及び第2のガイド孔が穿孔された連結プレートと、前記摺動フレームが、一定の外力により固定フレームに沿って弾力的に摺動しながらカバーでキーボードを開閉させるように、第1及び第2のシャフトの外径に各々装着される第1及び第2の圧縮コイルばねと、前記連結プレートの両方で摺動する第1及び第2のリンクプレートの流動を防止する流動防止手段と、を含む。
流動防止手段は、前記第1のリンクプレートに第1のシャフトの軸方向に第1のガイドレールを備え、前記第1のガイドレールに沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、連結プレートに第1の流動防止溝を形成し、前記第2のリンクプレートに第2のシャフトの軸方向に第2のガイドレールを備え、前記第2のガイドレールに沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、連結プレートに第2の流動防止溝を形成して構成できる。
参考として、本発明のアクチュエータ及びスプリングは、一般的なスライド型の個人携帯端末において本体部と摺動部とを相対摺動自在に繋ぐ通常のスライドモジュールに適用され得ることは言うまでもなく、スライドモジュールの他に、各種装置及び構造に適用可能である。
本発明によれば、スプリング部材(トーションスプリング)の各スプリングアームが各モールディング部により支持固定された状態で作動できるようにすることで、スプリングの作動時に発生する流動を最小化し、スプリングの流動による干渉を未然に防止できることは言うまでもなく、寿命を延長できる。
また、本発明によれば、スプリング部材の厚さを増加させることなく、一定以上の弾性力が提供されるようにして、アクチュエータ及びこれが採用される製品の小型化及び薄型化に寄与できる。
また、本発明によれば、アクチュエータを被対象体にピボット結合するための別のリベット工程を排除し、各モールディング部が射出成形される時に、各モールディング部と共に、ピボット結合部が一体に形成され得るようにすることで、構造及び製造工程を簡素化でき、原価節減及び生産性の向上に寄与できる。
また、本発明のアクチュエータによれば、トーションスプリングが並んで提供され、トーションスプリングの弾性回転による動線を最小化できる。すなわち、トーションスプリングを含むモールディング部がほぼ直線状に形成されるために、トーションスプリングが移動する動線の幅が最小化され、トーションスプリング及びモールディング部が提供される領域以外の領域の活用性を向上することができる。
一方、本発明によれば、軸方向に沿って弾力的に圧縮作用する圧縮コイルばねを使用して、固定フレームと摺動フレームの表面で摩擦しないように摺動フレームを摺動させ、摩擦による騷音発生を未然に防止しながら、作動の信頼性を向上することができる。
また、本発明は、連結プレートの両方で摺動する第1及び第2のリンクプレートの左右の流動を防止しながら、線接触を誘導して摩擦力を減少させることができ、これにより、騷音発生を顕著に減少させることができるという効果がある。
合わせて、本発明は、第1及び第2の圧縮コイルばねが第1及び第2のシャフトの外周縁に装着され、流動及び離脱を防止することによって、第1及び第2のリンクプレート及び連結プレートの厚さを第1及び第2の圧縮コイルばねの外径に合うように薄型化することができ、ひいては、本体とカバーとからなる携帯電話の厚さを薄型化できるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータの構造を示した分離斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータの構造を示した平面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータの構造を示した背面図である。 図6は、図2のII−II線に沿った断面図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るスプリングの構造を示した斜視図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図である。 図9は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した平面図である。 図10は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータが適用された個人携帯端末を説明するための分解斜視図である。 図11は、図10のアクチュエータを説明するための斜視図である。 図12は、図11のアクチュエータを説明するための正面図である。 図13は、図11のアクチュエータを説明するための背面図である。 図14は、図11のアクチュエータの分解斜視図である。 図15は、図11のアクチュエータにおいて第3のモールディング部を説明するための斜視図である。 図16は、図10の端末及びアクチュエータの作動を説明するための正面図である。 図17は、図10の端末及びアクチュエータの作動を説明するための正面図である。 図18は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータを説明するための斜視図である。 図19は、図18のアクチュエータを説明するための背面図である。 図20は、図18のアクチュエータにおいて第3のモールディング部を説明するための斜視図である。 図21は、本発明の更に他の実施形態に係るスプリングを説明するための斜視図である。 図22は、図21のスプリングを説明するためのIII−III線に沿った断面図である。 図23は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータを装着した個人携帯端末を示した分解斜視図である。 図24は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータを示した斜視図である。 図25は、図24のアクチュエータを分解した分解斜視図である。 図26は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図である。 図27は、図26のアクチュエータを示した分解斜視図である。 図28は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータのトーションスプリングを示した斜視図である。 図29は、本発明の他の実施形態の第2のモールディング部を示した斜視図である。 図30は、本発明のアクチュエータの作動構造を示した平面図である。 図31は、本発明のアクチュエータの作動構造を示した平面図である。 図32は、本発明のアクチュエータの作動構造を示した平面図である。 図33は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した正面図である。 図34は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した結合斜視図である。 図35は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した分解斜視図である。 図36は、図34のI−I線に沿った断面図である。 図37は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータであって、第1及び第2のリンクプレートが連結プレートに結合された状態を側面から拡大して示した拡大図である。 図38は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータであって、第1及び第2のリンクプレートが連結プレートに結合された状態を側面から拡大して示した拡大図である。 図39は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータの作動状態を段階的に示した作動図である。 図40は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータの作動状態を段階的に示した作動図である。 図41は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータの作動状態を段階的に示した作動図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の望ましい実施形態を詳細に説明するが、本発明が実施例により限定、又は、制限されるものではない。参考として、本説明で同じ番号は、実質的に同じ要素を指し示し、前記規則下で、他の図面に記載されている内容を引用して説明することができ、当業者に自明であると判断されたり、繰り返される内容は、省略できる。
図1及び図2は、本発明に係るアクチュエータの構造を示した斜視図であり、図3は、本発明に係るアクチュエータの構造を示した分離斜視図である。
また、図4は、本発明に係るアクチュエータの構造を示した平面図であり、図5は、本発明に係るアクチュエータの構造を示した背面図であり、図6は、図2のII−II線に沿った断面図である。一方、図7は、本発明に係るスプリングの構造を示した斜視図である。
図1から図7で示すように、本発明に係るアクチュエータ100は、第1のモールディング部200と、第2のモールディング部300と、スプリング部材400と、を含んで構成され、相互に移動する被対象体10、20間に設置され、各被対象体10、20の相互移動が弾性的に行われるようにする。
前記第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300は、一端部を中心に互いに回転自在に結束されると共に、スプリング部材400を拘束し、スプリング部材400の作動時に発生する捻り及びそれによる流動を最小化できるように提供される。
前記第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300は、通常の射出工法を通じて製作することができ、各モールディング部200、300の形状及び構造は、スプリング部材400の構造及び設計仕様によって多様に変更可能である。
前記第1のモールディング部200は、第2のモールディング部300上に直接回転自在に結束でき、場合によっては、ブッシング、ピンなどのような別の結合部材を媒介として間接的に結束できる。
以下では、前記第1のモールディング部200の端部には、円形部210が形成され、前記第2のモールディング部300には、円形部210の回転を案内するための回転安内面310が形成され、前記円形部210及び回転安内面310を媒介として、第1のモールディング部200が第2のモールディング部300に対して回転自在に結束された例を挙げて説明することにする。
合わせて、前記第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300は、一つの平面上で、互いに平衡を維持したまま回転するように構成されることが望ましく、場合によっては、第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300が、互いに対して傾いたまま、異なる平面上で回転するように構成できる。
また、前記第2のモールディング部300の一側には、第1のモールディング部200の離脱を拘束するための拘束突起312が形成されることができる。前記拘束突起312は、第1のモールディング部200の周りの一部及び外面の一部を覆うように第2のモールディング部300に一体に形成され、回転軸線方向に沿った第1のモールディング部200の離脱が拘束され得るようにする。また、前記拘束突起312の回数及び配置構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
合わせて、前述した実施形態では、第2のモールディング部300にのみ拘束突起312が形成されている例を挙げて説明しているが、場合によっては、第1のモールディング部200にも第2のモールディング部300の周り及び外面の一部を覆うように拘束突起が共に形成されることができる。
前記第1のモールディング部200には、第1のスプリングアーム410の少なくとも一部が収容され得るように、第1の収容溝220が形成されることができ、第2のモールディング部300には、第2のスプリングアーム420の少なくとも一部が収容され得るように、第2の収容溝320が形成されることができる。前記各スプリングアーム410、420は、第1及び第2の収容溝220、320に収容されることで、第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300に各々固定できる。
前記第1の収容溝220及び第2の収容溝320は、互いに対向する方向に開口部を持つように形成されることが望ましい。すなわち、第1の収容溝220は、第1のモールディング部200の外面に形成されることができ、第2の収容溝320は、第1のモールドの外面と反対方向に配置された第2のモールディング部300の外面に形成されることができる。このような構造は、各スプリングアーム410、420間に第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300が配置され得るようにし、第1のモールディング部200と第2のモールディング部300との結束状態が更に安定的に保持され得るようにする。場合によっては、第1の収容溝220及び第2の収容溝320が互いに同じ方向の開口部を持つように構成できる。
一方、前記各スプリングアーム410、420を各モールディング部200、300上に固定する方式は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
一例として、前記各スプリングアーム410、420は、スナップフィット(snap fit)結合方式により各収容溝220、320に固定でき、このために、前記第1及び第2のモールディング部200、300には、各スプリングアーム410、420が各収容溝220、320にスナップフィット結合されるように、スナップフィット結合部222、322が形成されることができる。前記スナップフィット結合部222、322は、各収容溝220、320の開口部の近くに各収容溝220、320の幅より小さな進入口を形成するように提供され、各スプリングアーム410、420の挿入及び脱着時に弾性的に変形され得る。場合によっては、別のスナップフィット結合部を排除し、各スプリングアーム410、420が第1及び第2の収容溝220、320に直接締り嵌め方式により固定されるように構成することもできる。
また、前記第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300には、被装着物にピボット結合可能にピボット結合部240、340が提供されることができ、前記各ピボット結合部240、340は、被対象体10、20の結合孔30にピボット結合されることができる。被対象体10、20に形成される結合孔30は、およそピーナッツ型にピボット結合部240、340より僅かに大きな直径を有するように(場合によっては、対応する直径を有するように)形成される挿入孔31と、挿入孔31より小さな直径を有し、挿入孔31に連通するように形成され、ピボット結合部240、340が固定される固定孔32と、を含んで構成できる。この場合、前記固定孔32は、ピボット結合部240、340が挿入孔31側に離脱することを防止できるように、少なくとも1/2周より大きい円周面を持つように形成されることが望ましい。
このような構造により、比較的大きな直径を有する挿入孔31を介してピボット結合部240、340が挿入されることができ、ピボット結合部240、340が挿入された後は、相対的に小さな直径を有する固定孔32にピボット結合部240、340が移動することで、ピボット結合部240、340が結合孔30にピボット結合されることができる。
前記ピボット結合部240、340は、第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300に別に装着できるが、構造及び製造工程を簡素化できるように、第1のモールディング部200及び第2のモールディング部300が射出成形される時に共に形成されることが望ましい。
前記スプリング部材400は、第1のモールディング部200に固定される第1のスプリングアーム410及び第2のモールディング部300に固定される第2のスプリングアーム420を含み、各スプリングアーム410、420は、一体に繋がる。このようなスプリング部材400は、所定の厚さを有する線材を折り曲げることによって形成されることができ、スプリング部材400の形状及び構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
また、前記スプリング部材400は、第1のスプリングアーム410と第2のスプリングアーム420との間に一体に繋がるコイル弾性部430を含むことができる。すなわち、前記コイル弾性部430は、所定の厚さを有する線材を折り曲げることによって螺旋形に形成されることができ、前記コイル弾性部430の一端は、第1のスプリングアーム410に一体に繋がり、他の一端は、第2のスプリングアーム420に一体に繋がる。この場合、前記各スプリングアーム410、420間の角度及び配置構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
一方、上記のように螺旋形に形成されるコイル弾性部430の構造及び形態は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。以下では、前記コイル弾性部430が、第1の外側コイル432と、内側コイル434と、第2の外側コイル436と、を含んで構成されている例を挙げて説明することにする。
前記第1の外側コイル432は、所定の巻線直径を有するように巻線され、その一端は、第1のスプリングアーム410に一体に繋がる。
前記内側コイル434は、第1の外側コイル432より相対的に小さな巻線直径を有するように巻線され、その一端は、第1の外側コイル432の他の一端に一体に繋がる。
前記第2の外側コイル436は、内側コイル434より相対的に大きな巻線直径を有するように巻線され、その一端は、内側コイル434の他の一端に一体に繋がり、他の一端は、第2のスプリングアーム420に一体に繋がる。
ここで、前記第1の外側コイル432及び第2の外側コイル436は、互いに密着して配置することができ、前記内側コイル434は、第1及び第2の外側コイル432、436の内部に配置することができる。したがって、スプリング部材400は、厚さを増加させることなく、一定以上の弾性力を提供できる。すなわち、コイル弾性部430は、各外側コイル432、436及び内側コイル434を含むので、一般的なスプリング2つに相応する弾性力を提供できる。反面、スプリング部材400の全厚さは、内側コイル434が各外側コイル432、436の内部に配置されるので、内側コイル434が形成されることによる厚さの増加無しで、第1及び第2の外側コイル432、436の厚さにより決められる。
合わせて、前記第1の外側コイル432と第2の外側コイル436とは、互いに対応する巻線直径を有するように形成することが望ましく、場合によっては、第1の外側コイル432と第2の外側コイル436とが、異なる巻線直径を有するように形成することができる。
前述及び示した本発明の実施形態では、前記各外側コイル432、436及び内側コイル434の巻数が、各々一つである例を挙げて説明しているが、場合によっては、各外側コイル及び内側コイルの少なくともいずれかの巻数が複数あってもよく、各外側コイル及び内側コイルの巻数により、本発明が限定、又は、制限されるものではない。
また、前記第1及び第2のスプリングアーム410、420の少なくともいずれかの端部には、ほぼ”L”字状の固定折曲部411、421が形成されることができる。この場合、各収容溝220、320は、固定折曲部411、421に対応する形状に形成されることができる。このような固定折曲部411、421は、スプリング部材400の歪み及び捻りを拘束して、スプリング部材400の装着状態が安定的に維持されるようにする。
参考として、本発明の実施形態では、各外側コイル432、436及び内側コイル434を含むコイル弾性部430と、各スプリングアーム410、420とが、各々独立した別個の構成要素として説明されているが、実質的にコイル弾性部430及び各スプリングアーム410、420は、一つの線材を連続的に折り曲げて、一体となった一つの構造として提供され得る。
一方、前記第1のモールディング部200は、コイル弾性部430を内部に収容するための第1の収容孔230を含むことができ、前記第2のモールディング部300は、コイル弾性部430を内部に収容するための第2の収容孔330を含むことができる。合わせて、前記第1の収容孔230と第2の収容孔330とは、互いに対応する直径を有するように形成することができ、各収容孔230、330は、互いに連通するように配置することができる。
一方、前述及び示した本発明の実施形態では、前記各スプリングアーム410、420が、第1及び第2のモールディング部200、300の外面側から各収容溝220、320に単に嵌められる方式により結合された例を挙げて説明しているが、その他、各スプリングアーム410、420が、係合される方式により各モールディング部200、300に固定されるように構成できる。
図8は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図であり、図9は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した平面図である。合わせて、前述した構成と同一及びそれに相当する部分に対しては、同一又はそれに相当する参照符号を付して、それについての詳細な説明は、省略する。
図8及び図9で示すように、第1及び第2のモールディング部200、300には、各収容溝220、320と共に、各収容溝220、320に連通するように側面に係合溝225、325が形成されることができる。
このような構造により、各スプリングアーム410、420は、その一部が各収容溝220、320に嵌められた状態で、各スプリングアーム410、420の端部を所定の角度で折り曲げた状態で、第1及び第2のモールディング部200、300の側面側から各係合溝225、325に挿入することにより固定できる。
しかも、各スプリングアーム410、420の端部は、各係合溝225、325に掛かった状態で配置されることができるので、作動中、衝撃により各スプリングアーム410、420が各モールディング部200、300の外面側に離脱することを未然に防止できる。
このような方式の他にも、各スプリングアーム410、420は、別の締結部材によって各モールディング部200、300上に固定されることもできる。
以下では、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータを説明することにする。
図10は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータが適用された個人携帯端末を説明するための分解斜視図であり、図11は、図10のアクチュエータを説明するための斜視図であり、図12は、図11のアクチュエータを説明するための正面図であり、図13は、図11のアクチュエータを説明するための背面図である。
図10を参照すれば、本実施形態に係るアクチュエータ1100は、スライド方式の端末に装着でき、具体的に、本体部10と摺動部20との間に介在できる。示しているように、アクチュエータ1100は、本体部10と摺動部20の装着孔30とを介して直接端末本体に装着されることもできるが、場合によっては、別のスライドヒンジ装置を介して本体部と摺動部とに間接的に装着されることもできる。
アクチュエータ1100は、本体部10と摺動部20との間で弾性力を提供し、使用者が一定の距離だけ摺動部20を押し上げると、残りの区間は、自動に動くように駆動力を提供できる。
図11から図13を参照すれば、アクチュエータ1100は、第1のモールディング部1110と、第2のモールディング部1120と、第3のモールディング部1130と、スプリング部材1140と、を含む。第1のモールディング部1110と第2のモールディング部1120とは、相互に回転自在に結束され、その反対側でも第2のモールディング部1120と第3のモールディング部1130とが回転自在に結束される。ここで、結束とは、両部品間にすべりが可能なように結束され、最小限離脱を防止できる拘束関係を含むといえる。
スプリング部材1140は、第1のスプリングアーム1141と、第1のコイル弾性部1144と、第2のスプリングアーム1142と、第2のコイル弾性部1145と、第3のスプリングアーム1143と、を含む。第1のスプリングアーム1141から第3のスプリングアーム1143は、一つのワイヤーを用いて一体をなしており、第1のコイル弾性部1144及び第2のコイル弾性部1145は、少なくとも1回以上巻き取られ、トーション変形による弾性力を提供できる。参考として、本実施形態では、スプリング部材1140が2つの同じコイル弾性部を含むが、コイル弾性部は、異なる大きさ及び巻数を持つことができ、場合によっては、コイル弾性部無しに、スプリングアームが折曲可能な形態で繋がることもできる。
また、図11から図15を参照すれば、第1のモールディング部1110は、正面に向けて形成された第1の収容溝1112(又は開口部)を含み、第1のスプリングアーム1141は、第1の収容溝1112に挿入固定される。また、第2のモールディング部1120は、背面に向けて形成された第2の収容溝1122を含み、第2のスプリングアーム1142は、第2の収容溝1122に挿入固定される。そして、更に反対に、第3のモールディング部1130は、正面に向けて形成された第3の収容溝1132を含み、第3のスプリングアーム1143は、第3の収容溝1132に挿入固定される。すなわち、第1の収容溝1112及び第3の収容溝1132は、第2の収容溝1122と互いに対向する方向に開放され、この開放された部位を介してスプリングアーム1141〜1143が各収容溝に挿入されることができる。結果として、スプリング部材1140は、第1から第3のモールディング部1110〜1130をジグザグに通ることになり、構造的にモールディング部1110〜1130が互いに離脱することを構造的に防止できる。
第1のモールディング部1110及び第3のモールディング部1130の端部には、各々ピボット結合部1119、1139が各々異なる方向に形成されている。ピボット結合部1119、1139は、図10に示すように、本体部10又は摺動部20の装着孔30に挿入固定されることができ、この他にも、モールディング部の端部は、多様な方式により回転可能な結束構造として形成されることができる。
第1のモールディング部1110と第2のモールディング部1120とは、一端部を中心に互いに回転自在に結束され、第2のモールディング部1120と第3のモールディング部1130もまた、一端部を中心に互いに回転自在に結束される。また、第1から第3のモールディング部1110〜1130は、ジグザグに通って固定されるスプリング部材1140によって結束され、アクチュエータ1100の作動時にも、スプリング部材1140の捻り又は不規則的な流動を最小化できる。
図14は、図11のアクチュエータの分解斜視図であり、図15は、図11のアクチュエータにおいて第3のモールディング部1130を説明するための斜視図である。
図14及び図15を参照すれば、第1のモールディング部1110から第3のモールディング部1130は、ねじのような別の結束具無しで、自体構造で結束できる。第1のモールディング部1110と、第2のモールディング部1120と、第3のモールディング部1130とは、通常の射出工法を通じて製作することができ、各モールディング部1110〜1130の形状及び構造は、スプリング部材1140の構造及び設計仕様によって多様に変更可能である。
第1のモールディング部1110は、第2のモールディング部1120上に直接回転自在に結束でき、このために、第2のモールディング部1120の端部には、第1の円形部1126が形成され、第1の円形部1126に対応して第1のモールディング部1110には、第1の回転安内面1117が提供されている。また、第1のモールディング部1110と第2のモールディング部1120とは、一つの平面上でだけ互いに平衡を維持したまま回転するように構成されることが望ましく、場合によっては、第1のモールディング部1110と第2のモールディング部1120とが、互いに対して傾いたまま、異なる平面上で回転するように構成できる。
第1のモールディング部1110の一側には、第2のモールディング部1120との分離を防止するための第1の拘束突起1116が形成されることができる。第1の拘束突起1116は、第1の円形部1126の周りの一部及び外面の一部を覆うように、第1のモールディング部1110に一体に形成され、第1の拘束突起1116及び第1の回転安内面1117によって第1の円形部1126は、安定した回転をすることができる。参考として、第1の拘束突起1116の回数及び配置構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
第2のモールディング部1120もまた、第3のモールディング部1130上に直接回転自在に結束でき、このために、第2のモールディング部1120の端部には、第2の円形部1128が形成され、第2の円形部1128に対応して第3のモールディング部1130には、第2の回転案内面1137が提供されている。また、第2のモールディング部1120と第3のモールディング部1130も、一つの平面上でだけ互いに平衡を維持したまま回転するように構成され、第3のモールディング部1130の一側には、第2のモールディング部1120との分離を防止するための第2の拘束突起1138が形成される。第2の拘束突起1138は、第2の円形部1128の周りの一部及び外面の一部を覆うように、第3のモールディング部1130に一体に形成され、第2の拘束突起1138及び第2の回転案内面1137によって第2の円形部1128は、安定した回転をすることができる。
第1のモールディング部1110及び第2のモールディング部1120の回転中心に、第1の円形部1126には、第1のコイル弾性部1144を内部に収容するための第1の収容孔1127(図12を参照)が形成されることができ、第2のモールディング部1120及び第3のモールディング部1130の回転中心に、第2の円形部1128には、第2のコイル弾性部1145を内部に収容するための第2の収容孔1128(図12を参照)が形成されることができる。第1の収容孔1127及び第2の収容孔1128は、コイル弾性部を収容するための空間になり得るが、場合によっては、コイル弾性部がいなくても、スプリングアーム間の折曲時に、スプリングアームの動きを許容できる空間を提供することもできる。
図面では、第1のモールディング部1110及び第3のモールディング部1130にのみ拘束突起が形成されている例を挙げて説明しているが、場合によっては、第2のモールディング部1120にも拘束突起が形成されることができ、互いに向い合う両モールディング部の全てが、円形部、回転安内面及び拘束突起を提供することもできる。
また、図15を参照すれば、第3のモールディング部1130には、第3のスプリングアーム1143(図14を参照)を挿入固定するための第3の収容溝1132が形成されることができる。第3の収容溝1132は、第3のスプリングアーム1143の全部又は一部を収容及び固定でき、第3のスプリングアーム1143は、第3の収容溝1132に収容される。一旦収容された第3のスプリングアーム1143を固定するために、第3の収容溝1132には、スナップフィット(snap fit)結合方式を用いたスナップフィット結合部1134が形成されることができる。スナップフィット結合部1134は、第3の収容溝1132の開放された部位の近くで内側に向けて突出形成され、第3の収容溝1132の幅より小さな進入口を形成するように提供され、一旦第3のスプリングアーム1143が挿入されると、抜けないようにすることができる。
参考として、収容溝結合及びスナップフィット結合については、第1及び第2のモールディング部1110、1120でも適用可能であり、各々第1の収容溝1112、第2の収容溝1122及びスナップフィット結合部1114、1124を形成できる。場合によっては、別のスナップフィット結合部を排除し、各スプリングアームが収容溝に締り嵌め方式により固定されるように構成することができる。
図14及び図15に示すように、第1のスプリングアーム1141及び第3のスプリングアーム1143の自由端には、L−字状に折り曲げられて形成された固定折曲部1146、1147が提供され得る。固定折曲部1146、1147は、第1のモールディング部1110及び第3のモールディング部1130の内部でスプリング部材1140を更に堅固に固定するためのものであり、モールディング部内でスプリング部材1140が捻り運動をすることは、最大限制限できる。このために、第1の収容溝1112及び第3の収容溝1132は、その端部が固定折曲部1146、1147に合うように、L−字状に曲げられるように形成されている。
図16及び図17は、図10の端末及びアクチュエータの作動を説明するための正面図である。
図16を参照すれば、端末の摺動部20が閉じた状態で、第1のモールディング部1110及び第3のモールディング部1130の端部は、ほぼ最大距離を維持できる。この場合にも、スプリング部材1140は、両端部間に斥力を提供し、端末が閉じた状態を維持するようにすることができる。
図17を参照すれば、使用者が摺動部20を押し上げて移動させることができる。この場合、第2のモールディング部1120を中心に、第1のモールディング部1110及び第3のモールディング部1130は、互いに反対方向に折り曲げられ、両端部間の距離は狭まる。第1から第3のモールディング部1110、1130によってスプリング部材1140の流動は、安定して制限でき、ほとんど同一平面を維持しながら、平行に移動することができる。
この場合、モールディング部をPOM(ポリアセタール)のような潤滑性素材で成形することができ、アクチュエータは、平面を維持しながら円滑に作動することができる。
図18は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータを説明するための斜視図であり、図19は、図18のアクチュエータを説明するための背面図である。
本実施形態に係るアクチュエータ1200もまた、スライド方式の端末に装着でき、具体的に本体部と摺動部との間に直接的又は間接的に介在することができる。
図18及び図19を参照すれば、アクチュエータ1200は、第1のモールディング部1210と、第2のモールディング部1220と、第3のモールディング部1230と、スプリング部材1240と、を含む。第1のモールディング部1210と第2のモールディング部1220とは、相互に回転自在に結束され、その反対側でも、第2のモールディング部1220と第3のモールディング部1230とが回転自在に結束される。スプリング部材1240は、第1のスプリングアーム1241と、第1のコイル弾性部1244と、第2のスプリングアーム1242と、第2のコイル弾性部1245と、第3のスプリングアーム1243と、を含む。第1のスプリングアーム1241から第3のスプリングアーム1243は、一つのワイヤーを用いて一体をなしており、第1のコイル弾性部1244及び第2のコイル弾性部1245は、少なくとも1回以上巻き取られ、トーション変形による弾性力を提供できる。
第1のモールディング部1210は、背面に向けて形成された第1の収容溝又は開口部を含み、第1のスプリングアーム1241は、第1の収容溝に挿入固定される。また、第2のモールディング部1220は、正面に向けて形成された第2の収容溝を含み、第2のスプリングアーム1242は、第2の収容溝1222に挿入固定される。そして、反対に、第3のモールディング部1230は、正面に向けて形成された第3の収容溝を含み、第3のスプリングアーム1243は、第3の収容溝に挿入固定される。
第1のモールディング部1210と第2のモールディング部1220とは、一端部を中心に互いに回転自在に結束され、第2のモールディング部1220と第3のモールディング部1230もまた、一端部を中心に互いに回転自在に結束される。また、第1から第3のモールディング部1210〜1130は、ジグザグに通って固定されるスプリング部材1240によって結束され、アクチュエータ1200の作動時にもスプリング部材1240の捻り又は不規則的な流動を最小化できる。
図20は、図18のアクチュエータにおいて第3のモールディング部1230を説明するための斜視図である。
図18から図20を参照すれば、第1のモールディング部1210から第3のモールディング部1230は、ねじのような別の結束具無しで、自体構造で結束できる。第1のモールディング部1210、第2のモールディング部1220及び第3のモールディング部1230は、通常の射出工法を通じて製作することができ、各モールディング部1210〜130の形状及び構造は、スプリング部材1240の構造及び設計仕様によって多様に変更可能である。
第1のモールディング部1210において、収容溝は、側面に形成された第1の係合溝1215に連通され、第3のモールディング部1230において、収容溝は、対向する側面に形成された第2の係合溝1235に連通する。したがって、第1のスプリングアーム1241は、第1の係合溝1215を介して収容溝内に容易に進入でき、一旦進入した第1のスプリングアーム1241の端部1246は、L−字状に折り曲げられ、溝内で安定して固定できる。また、第3のスプリングアーム1243は、第2の係合溝1235を介して収容溝内に容易に進入でき、やはり、進入した第3のスプリングアーム1243の端部1247もL−字状に折り曲げられ、溝内で安定して固定できる。
第1のモールディング部1210及び第2のモールディング部1220の回転中心に、第1のコイル弾性部1244を収容できる収容孔が提供され、第2のモールディング部1220及び第3のモールディング部1230の回転中心に、第2のコイル弾性部1245を収容できる他の収容孔が提供される。収容孔は、コイル弾性部を収容するための空間になり得るが、場合によっては、コイル弾性部がなくても、スプリングアーム間の折曲時に、スプリングアームの動きを許容できる空間を提供することもできる。
図20を見ると、第3のモールディング部1230には、第3のスプリングアーム1243(図19を参照)を挿入固定するための第3の収容溝1232が形成されることができる。第3の収容溝1232は、第3のスプリングアーム1243の全部又は一部を収容及び固定でき、第3のスプリングアーム1243は、第3の収容溝1232に収容される。また、第3の収容溝1232の端部には、第2の係合溝1235が形成され、第3のスプリングアーム1243の折り曲げられた端部を固定できる。第3のモールディング部1230の端部には、ピボット結合部1239が形成されており、先の実施形態と同様に、ピボット結合部1239は、本体又はスライドヒンジ装置の装着孔に回転自在に結束できる。
また、一旦収容された第3のスプリングアーム1243を固定するために、第3の収容溝1232には、スナップフィット(snap fit)結合方式を用いたスナップフィット結合部1234が形成されることができる。参考として、収容溝結合及びスナップフィット結合については、第1及び第2のモールディング部1210、1120でも適用可能であり、同様の方式により各々収容溝及びスナップフィット結合部を形成できる。場合によっては、別のスナップフィット結合部を排除し、各スプリングアームが収容溝に締り嵌め方式により固定されるように構成することもできる。
図21は、本発明の更に他の実施形態に係るスプリングを説明するための斜視図であり、図22は、図21のスプリングを説明するためのIII−III線に沿った断面図である。先の実施形態において、モールディング部に固定されるスプリング部材の代わりに、図21及び図22によって特定されるスプリングを使用できる。この他にも、モールディング部無しで、従来の方式の通り以下のスプリングを製作して、スライド半自動のための装置に適用することもできる。
図21及び図22を参照すれば、本実施形態に係るスプリング1340は、相互に繋がっている第1のスプリングアーム1341と、第2のスプリングアーム1342と、第3のスプリングアーム1343と、を含み、第1及び第2のスプリングアーム1341、1342間及び第2及び第3のスプリングアーム1342、1343間には、各々第1のコイル弾性部1350及び第2のコイル弾性部1360が提供され得る。参考として、本実施形態では、同じ方式のコイル弾性部が提供されるが、第1及び第2のコイル弾性部は、異なる方式又は寸法で提供され得る。
図面を参照すれば、第1のコイル弾性部1350は、第1のスプリングアーム1341と繋がる第1の外側コイル1352と、第1の外側コイル1352の端部と繋がる内側コイル1354と、内側コイルの他の端部と繋がる第2の外側コイル1356と、を含む。内側コイル1354は、外側コイルの内部にあるために相対的に小さな直径で形成され、第1及び第2の外側コイル1352、1356を相互に繋ぐことができる。第2の外側コイル1356は、第2のスプリングアーム1342と繋がる。第1及び第2の外側コイル1352、1356は、互いに密着して配置され、ほぼ同じ直径で形成されることができる。
本実施形態では、第1の外側コイル1352が1回巻き取られた後、内側コイル1354で1回巻き取られ、また、第2の外側コイル1356で更に1回巻き取られるが、場合によっては、外側コイル及び内側コイルの巻数は、多様に選択可能である。
前記スプリング1340は、外側コイル及び内側コイルによって制限された寸法内で多くの巻数を具現でき、反対に、同一巻数を基準に小さな寸法で製作することができる。もちろん、上述したように、巻数を増やし、寸法を減らすと、スプリングが不規則的に流動するという短所があるが、このような問題点は、上述したモールディング部を通じて一部解決することができる。
以下では、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータを説明することにする。
図23は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータを装着した個人携帯端末を示した分解斜視図であり、図24は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータを示した斜視図であり、図25は、図24のアクチュエータを分解した分解斜視図である。
図23を参照すれば、本発明の一実施形態に係るアクチュエータ2100は、スライド方式を用いる個人携帯端末に装着でき、個人携帯端末は、本体部10及び摺動部20を含むことができる。
ここで、アクチュエータ2100は、本体部10と摺動部20との間に介在でき、アクチュエータ2100が本体部10と摺動部20との間に介在され得るように、アクチュエータ2100の両端は、レールプレート2040及びガイドプレート2060に固定できる。アクチュエータ2100は、個人携帯端末がスライド移動するとき、摺動部20と本体部10との間で弾性力を提供でき、使用者が一定の距離だけ摺動部20を押し上げると、残りの区間は、摺動部20が半自動に開閉されるようにする。
この場合、本実施形態において、レールプレート2040は、摺動部20のケース後面に装着され、ガイドプレート2060は、本体部10の正面上部に固定される。示しているように、レールプレート2040は、摺動部20から分離され、別に固定される例を挙げて説明するが、場合によっては、レールプレート自体が摺動部のケース、すなわち下ケースにも製作されることができる。また、キーボードの位置によって、レールプレートが本体部に装着されることができ、ガイドプレートが摺動部に装着されることができる。
図24及び図27を参照すれば、本発明の一実施形態に係るアクチュエータは、第2のモールディング部と、第1及び第3のモールディング部と、第1及び第2のトーションスプリングと、を含む。
第1のモールディング部2140と第3のモールディング部2160とは、第2のモールディング部2120を中心に回転自在に結束されると共に、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260を拘束し、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260が作動される時に発生する捻り及びそれによる上下流動を最小化できるように提供される。
第1のモールディング部2140及び第3のモールディング部2160は、通常の射出工法を通じて製作することができ、第1及び第3のモールディング部2140、2160の形状及び構造は、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260の構造及び設計仕様によって多様に変更可能である。
第1及び第3のモールディング部2140、2160の端部に第1及び第2の円形部(図示せず)2166が形成され、第2のモールディング部2120には、第1及び第2の円形部(図示せず)2166の回転を案内するための第1及び第2の回転案内面2128a、2128bが形成され、各円形部(図示せず)2166及び回転安内面2128a、2128bを媒介として、第1及び第3のモールディング部2140、2160が、第2のモールディング部2120の両方で回転自在に結束された例を挙げて説明するが、場合によっては、円形部と回転安内面との位置が、相互に置換されてもよい。
合わせて、第1のモールディング部2140と第3のモールディング部2160とは、第2のモールディング部2120の両端で一つの平面内で回動し、第2のモールディング部2120の長軸を基準に一方の領域、すなわち、180度以内で回転できる。
第1のモールディング部2140には、第1のスプリングアーム2242の一部が収容され得るように、第1の収容溝2142が形成されることができ、第3のモールディング部2160には、第2のスプリングアーム2262の一部が収容され得る第2の収容溝2162が形成されることができる。第1及び第2のスプリングアーム2242、2262は、第1及び第2の収容溝2142、2162に収容されることで、第1及び第3のモールディング部2140、2160に各々固定できる。
第1の収容溝2142に対応して、第2のモールディング部2120にも第1のスプリングアーム2242を収容するための溝が形成されることができ、これらの溝は、互いに反対方向に形成されることが望ましい。なぜなら、第1のトーションスプリング2240の第1のスプリングアーム2242によって第1のモールディング部2140と第2のモールディング部2120とが相互に密着できるためである。これと同様に、第2の収容溝2162に対応して、第2のモールディング部2120にも第2のスプリングアーム2262を収容するための溝が形成されることができ、この溝もまた、第2の収容溝2162と反対面に形成されることができる。ところが、第1の収容溝2142及び第2の収容溝2162が、異なる方向又は同じ方向に形成されるように構成することもできる。
また、第1のモールディング部2140及び第3のモールディング部2160には、レールプレート2040及びガイドプレート2060にピボット結合可能なようにピボット結合部2130、2170が提供されることができ、第1及び第2のピボット結合部2130、2170は、リベットヘッド形状又はボルトヘッド形状に形成され、レールプレート2040及びガイドプレート2060の第1及び第2の結合孔2030、2070にピボット結合されることができる。
レールプレート2040及びガイドプレート2060に形成される第1及び第2の結合孔2030、2070は、ほぼピーナッツ型に挿入孔と固定孔とが連通された形状に形成されることができる。例えば、第1及び第2の結合孔2030、2070において第1及び第2の挿入孔2031、2071は、ピボット結合部2130、2170の最大直径と同一又は少なくとも大きな直径をもって形成されることができ、第1及び第2の固定孔2032、2072は、ピボット結合部2130、2170の最大直径より小さな直径、望ましくは、ピボット結合部2130、2170の内側直径に対応する直径で形成されることができる。また、ピボット結合部2130、2170と実質的に回転自在に結束される固定孔は、挿入孔より外側に位置できる。
ピボット結合部より相対的に大きな直径を有する第1及び第2の挿入孔2031、2071を介して、ピボット結合部2130、2170が容易に挿入されることができ、ピボット結合部2130、2170が第1及び第2の挿入孔2031、2071に挿入された後は、相対的に小さな直径を有する第1及び第2の固定孔2032、2072にピボット結合部2130、2170を移動することで、ピボット結合部2130、2170が第1及び第2の結合孔2030、2070にピボット結合されることができる。
ピボット結合部2130、2170は、第1のモールディング部2140及び第3のモールディング部2160に別に装着できるが、構造及び製造工程を簡素化できるように、第1及び第3のモールディング部が射出成形される時に共に形成されることができる。
第1及び第2のトーションスプリング2240、2260は、第1及び第3のモールディング部2140、2160に固定される第1及び第2のスプリングアーム2242、2262を含み、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260は、第1及び第2のスプリングアーム2242、2262間に所定の厚さを有する線材を折り曲げた第1及び第2のコイル部2244、2264を含むことができる。第1及び第2のスプリングアーム2242、2262は、第1及び第2の円形部(図示せず)2166の内部に位置する第1及び第2のコイル部2244、2264を中心に両端に提供されることができ、第1及び第2のコイル部及び第1及び第2のスプリングアームのトーションスプリングが形成される形状及び構造は、要求される条件及び設計仕様によって多様に変更可能である。
ここで、第1及び第2のコイル部2244、2264は、第1及び第2のスプリングアーム2242、2262に対して同じ方向に折り曲げ可能であり、第1及び第2のコイル部2244、2264の中心軸が平行に折り曲げられ、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260が実質的に並んで位置できる。ここで、第1及び第3のモールディング部2140、2160もまた、第1及び第2のトーションスプリング2240、2260の形状によって提供され得るように並んで位置できる。
また、第1及び第2のスプリングアーム2242、2262の端部には、L形状の折曲部a、bが形成されることができる。この場合、第2のモールディング部2120に結束される第1及び第2のスプリングアーム2242、2262に形成された折曲部aは、各コイル部2244、2264が折り曲げられる方向と同じ方向に折り曲げ可能であり、第1及び第3のモールディング部2140、2160に結束される折曲部bは、各コイル部2244、2264の折曲方向に対して垂直に折り曲げ可能である。この場合、各収容溝2142、2162は、各折曲部a、bに対応する形状に形成されることができる。折曲部a、bは、スプリング部材の歪み及び捻りを拘束し、トーションスプリングの装着状態を安定的に維持できるようにする。
一方、第1のモールディング部2140は、第1のコイル部2244、2264を内部に収容可能な第1の収容孔2144を含むことができ、第3のモールディング部2160も第2のコイル部2264を内部に収容可能な第2の収容孔2164を含むことができる。第1及び第2の収容孔2144、2164は、互いに対応する直径を有するように形成でき、各収容孔2144、2164は、互いに対向する位置に配置することができる。
一方、前述及び示した本発明の一実施形態では、各スプリングアームが、第1及び第3のモールディング部の外面側から各収容溝に嵌められることを例に挙げて説明しているが、その他、各スプリングアームが係合される方式でも、第1及び第3のモールディング部に固定できる。
図26は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータの構造を示した斜視図であり、図27は、図26のアクチュエータを示した分解斜視図であり、図28は、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータのトーションスプリングを示した斜視図であり、図29は、本発明の他の実施形態の第2のモールディング部を示した斜視図である。
合わせて、前述した構成と同一及びそれに相当する部分に対しては、同じ参照符号を付して、それについての詳細な説明は、省略する。
図26から図29を参照すれば、第1のトーションスプリング2440及び第2のトーションスプリング2460は、隣接するように配置することができ、第1のコイル部2444において第2のコイル部2464に隣接した第1のスプリングアーム2442と、第2のコイル部2464において第1のコイル部2444に隣接した第2のスプリングアーム2462とは、スプリングアーム2450を介して一体に繋がることができる。
第1のコイル部2444及び第2のコイル部2464の各外端を繋ぐスプリングアーム2450は、例えば、第1のコイル部2444及び第2のコイル部2464の外端の共通外接線上に形成されることができる。すなわち、第1のコイル部2444及び第2のコイル部2464は、スプリングアーム2450を基準に互いに反対方向に延びて繋がることができ、本発明のスプリングアーム2450は、第1及び第2のコイル部2444、2464の外端の共通外接線のうち、上部の共通外接線上にスプリングアームが形成されている例を挙げて説明しているが、本発明は、これに限定、又は、制限されるものではない。
一方、スプリングアーム2450は、折り曲げられた形態で形成されることができる。このような構成に対応して、第2のモールディング部2320には、第1及び第2のトーションスプリング2440、2460が繋がるスプリングアーム2450が通過できるスリット2350が形成されることができる。第1及び第2のトーションスプリング2440、2460は、スプリングアーム2450がスリット2350を通って、第2のモールディング部2320を基準に互いに反対面に位置できる。ここで、スリットは、第1及び第2のトーションスプリングが繋がるスプリングアームの形態によって、形状、位置などが多様に変更可能である。
合わせて、第1及び第2のスプリングアーム2462の各端部は、第1及び第2のコイル部2444、2464の方向に折り曲げられた折曲部cを含むことができ、折曲部cは、第1及び第2のスプリングアーム2442、2462を介して第1及び第3のモールディング部2340、2360に回転可能なように固定できる。
一方、図30から図32は、本発明のアクチュエータの作動構造を示した平面図である。合わせて、前述した構成と同一及びそれに相当する部分に対しては、同一又はそれに相当する参照符号を付して、それについての詳細な説明は、省略する。
図30から図32に示すように、本発明の実施形態に係るアクチュエータ2100は、レールプレート2040とガイドプレート2060との間に介在できる。
アクチュエータ2100の駆動の説明に先立って、図30から図32に介在されたアクチュエータは、本発明の一実施形態のアクチュエータ2100を例に挙げて説明するが、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータ2300によっても、個人携帯端末のスライドを駆動することができ、提示されたアクチュエータにより本発明の実施形態が限定、又は、制限されるものではない。
第1のピボット結合部2130は、第1の結合孔2030に固定され、レールプレート2040がスライド移動すれば、アクチュエータ2100は、一定の位置の臨界点までトーションスプリング2240、2260の弾性力を蓄積できる。アクチュエータ2100が臨界点を過ぎると、トーションスプリング2240、2260が復元されながら、臨界点以後の残りの区間は、半自動にスライド移動できる。
ここで、トーションスプリング2240、2260は、個人携帯端末のスライド移動の駆動力を提供でき、第2のモールディング部2120及び第1及び第3のモールディング部2140、2160は、トーションスプリング2240、2260の弾性回転によって、トーションスプリング2240、2260の歪み及び捻りを拘束できる。トーションスプリング2240、2260の歪み及び捻りを全体として拘束するために、トーションスプリング2240、2260の形状変化などが減少され、トーションスプリング2240、2260の形状が維持され得るので、個人携帯端末でスライド寿命が向上することができる。
一方、レールプレート2040が移動する方向を基準に、各モールディング部2140、2160の長さ方向の幅が一定に形成されることができる。このような構成は、各トーションスプリング2240、2260が並んで提供されるために、各モールディング部2140、2160が、各トーションスプリング2240、2260の外郭に沿って一定に提供され得るためである。特に、アクチュエータ2100の弾性回転による移動動線は、各トーションスプリング2240、2260の形状に依存可能であり、本発明の実施例のように、一字型に近いアクチュエータは、弾性回転による移動動線が、各スプリングアームにのみ依存するので、各スプリングアームが移動する動線以外の領域の活用性が向上することができる。
以下では、本発明の他の実施形態に係るアクチュエータを説明することにする。
添付の図33は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した正面図であり、図34は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した結合斜視図であり、図35は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータを示した分解斜視図であり、図36は、図35のI−I線に沿った断面図であり、図37及び図38は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータであって、第1及び第2のリンクプレートが連結プレートに結合された状態を側面から拡大して示した拡大図であり、図39から図41は、本発明の一実施形態に係るスライド型の携帯電話のアクチュエータの作動状態を段階的に示した作動図である。
本発明は、添付の図33から図38に示すように、固定フレーム12が備えられた本体10と、前記固定フレーム12の上下に摺動自在に結合される摺動フレーム22が備えられたカバー20と、前記摺動フレーム22及び固定フレーム12に回動自在に設置され、第1及び第2のシャフト32、42が各々備えられた第1及び第2のリンクプレート30、40と、前記第1及び第2のシャフト3242を案内するように、第1及び第2のガイド孔51、52が穿孔された連結プレート50と、前記第1及び第2のシャフト32、42の外周縁に各々装着される第1及び第2の圧縮コイルばね60、70と、前記連結プレート50の両方で摺動する第1及び第2のリンクプレート30、40の流動を防止する流動防止手段Mと、を含む。
前記本体10の前面下部には、キーボード11が備えられ、上部には、固定フレーム12が設置され、カバー20の前面には、ディスプレイ部21が備えられ、裏面には、摺動フレーム22が設置される。
前記固定フレーム12は、両方にガイドレール12aが備えられ、本体10の前面に設置され、摺動フレーム22には、固定フレーム12のガイドレール12aに沿って上下に摺動自在に結合されるようにレール溝22aが備えられ、カバー20の裏面に設置される。
このように、本体10及びカバー20に結合された固定フレーム12と摺動フレーム22との間には、第1のリンクプレート30と、第2のリンクプレート40と、この第1及び第2のリンクプレート30、40を繋ぐ連結プレート50と、が設置される。そして、第1及び第2のリンクプレート30、40及び連結プレート50は、薄い板状からなり、同じ厚さで形成される。
前記第1のリンクプレート30は、摺動フレーム22の右側に第1の軸ピン31で回転自在に設置され、摺動フレーム22に平行に上下に一対の第1のシャフト32が備えられる。ここで、第1のシャフト32は、第1のリンクプレート30の厚さより薄くなっている。
前記第2のリンクプレート40は、固定フレーム12の左側に第2の軸ピン41で回転自在に設置され、第1のリンクプレート30の第1のシャフト32に対応しながら、干渉されないように第2のシャフト42が備えられ、この第2のシャフト42も第2のリンクプレート40の厚さより薄くなっている。
前記連結プレート50の左側上部には、第1のリンクプレート30の第1のシャフト32を摺動自在に案内するように、一対の第1のガイド孔51が穿孔され、右側下部には、第2のリンクプレート40の第2のシャフト42を摺動自在に案内するように、一対の第2のガイド孔52が穿孔される。
このように、連結プレート50の両方で摺動しながら案内される第1のリンクプレート30及び第2のリンクプレート40は、流動防止手段Mにより流動が防止される。このような流動防止手段Mは、第1のリンクプレート30に第1のシャフト32の軸方向に第1のガイドレール33を備え、この第1のガイドレール33に沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、連結プレート50に第1の流動防止溝53を形成し、第2のリンクプレート40に第2のシャフト42の軸方向に第2のガイドレール43を備え、この第2のガイドレール43に沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、連結プレート50に第2の流動防止溝54を形成するものである。
前記第1のガイドレール33には、第1の流動防止溝53の一面に接触するように湾曲された第1の湾曲面33aが形成され、第1の流動防止溝53には、第1のガイドレール33の第1の湾曲面33aに線接触するように内径を変えながら湾曲された第1の線接触面53aが形成される。すなわち、湾曲された第1の線接触面53aの円弧が、湾曲された第1の湾曲面33aの円弧より大きくなり、第1の流動防止溝53に沿って摺動する第1のガイドレール33が線接触をするようになる。
したがって、第1のガイドレール33の第1の湾曲面33aが、第1の流動防止溝53の第1の線接触面53aに沿って線接触を誘導しながら摺動し、面接触に比べて摩擦力を減少させると共に、摺動する第1のガイドレール33を第1の流動防止溝53の中心へ誘導して、摺動する第1のリンクプレート30が左右両方に流動することを防止するようになる。
前記第1の流動防止溝53の摺動方向の両方には、第1の作動孔53bが穿孔され、この第1の作動孔53bに沿って摺動しながら第1のリンクプレート30の離脱を取り締まるように、第1のガイドレール33の両方には、第1のストッパー33bが形成される。このような第1のストッパー33bの先端部には、傾いている第1の勾配面33cが形成され、この第1の勾配面33cの進入を案内するように、第1の流動防止溝53の外側端には、先細になっている第1の案内面53cが形成される。
したがって、第1のストッパー33bの第1の勾配面33cが第1の案内面53cに沿って進入して、第1の作動孔53bで結合され、このように結合された第1のストッパー33bは、第1の作動孔53bに沿って摺動しながら、第1のリンクプレート30の離脱を防止するようになる。
前記第2のガイドレール43には、第2の流動防止溝54の一面に接触するように湾曲された第2の湾曲面43aが形成され、第2の流動防止溝54には、第2のガイドレール43の第2の湾曲面43aに線接触するように、内径を変えながら湾曲された第2の線接触面54aが形成される。すなわち、湾曲された第2の線接触面54aの円弧が、湾曲された第2の湾曲面43aの円弧より大きくなり、第2の流動防止溝54に沿って摺動する第2のガイドレール43が線接触をするようになる。
したがって、第2のガイドレール43の第2の湾曲面43aが、第2の流動防止溝54の第2の線接触面54aに沿って線接触を誘導しながら摺動し、面接触に比べて摩擦力を減少させると共に、摺動する第2のガイドレール43を第2の流動防止溝54の中心へ誘導して、摺動する第2のリンクプレート40が左右両方に流動することを防止するようになる。
前記第2の流動防止溝54の摺動方向の両方には、第2の作動孔54bが穿孔され、この第2の作動孔54bに沿って摺動しながら第2のリンクプレート40の離脱を取り締まるように、第2のガイドレール43の両方には、第2のストッパー43bが形成される。このような第2のストッパー43bの先端部には、傾いている第2の勾配面43cが形成され、この第2の勾配面43cの進入を案内するように、第2の流動防止溝54の外側端には、先細になっている第2の安内面54cが形成される。
したがって、第2のストッパー43bの第2の勾配面43cが、第2の安内面54cに沿って進入して第2の作動孔54bで結合され、このように結合された第2のストッパー43bは、第2の作動孔54bに沿って摺動しながら、第2のリンクプレート40の離脱を防止するようになる。
前記第1の圧縮コイルばね60は、第1のリンクプレート30と連結プレート50との間で弾力的に圧縮力を作用するように、第1のシャフト32の外周縁に装着されるものであって、このような第1の圧縮コイルばね60の一端は、第1のリンクプレート30に支持され、他端は、連結プレート50に穿孔された第1のガイド孔51の内側端に支持される。
前記第2の圧縮コイルばね70は、第2のリンクプレート40と連結プレート50との間で弾力的に圧縮力を作用するように、第2のシャフト42の外周縁に装着されるものであって、このような第2の圧縮コイルばね70の一端は、第2のリンクプレート40に支持され、他端は、連結プレート50に穿孔された第2のガイド孔52の内側端に支持される。
このような第1及び第2の圧縮コイルばね60、70は、弾力的に圧縮される時に、第1及び第2のシャフト32、42により四方への流動が防止される。
ここで、第1及び第2の圧縮コイルばね60、70の外径は、第1及び第2のリンクプレート30、40の厚さより小さいか同一に形成されることが望ましい。すなわち、第1及び第2の圧縮コイルばね60、70の外径が、第1及び第2のリンクプレート30、40の厚さより大きければ、カバー20が本体10に沿って摺動する時に、摺動フレーム22及び固定フレーム12の表面で摩擦しながら騷音を誘発するためである。付け加えると、第1及び第2のリンクプレート30、40及び連結プレート50の厚さは、第1及び第2の圧縮コイルばね60、70の外径によって調節され、これにより、固定フレーム12と摺動フレーム22とが結合された厚さは、薄型化される。
したがって、使用者が一定の外力を摺動フレーム22に与えると、摺動フレーム22は、固定フレーム12の上下に摺動するが、この場合、第1及び第2の圧縮コイルばね60、70は、弾力的に圧縮され、弾性を作用して、小さな力で摺動フレーム22を摺動させることによって、カバー20で本体10のキーボード11を開閉させるようになる。
このように構成された本発明の全体的な作動関係を、添付の図39から図41に基づいて詳細に説明すれば、以下の通りである。
まず、図39に示した矢印方向に摺動フレーム22に一定の外力を与えると、摺動フレーム22のレール溝22aが固定フレーム12のガイドレール12aに沿って摺動するが、この場合、第1のリンクプレート30は、第1の軸ピン31に回動しながら、第1のシャフト32が連結プレート50の第1のガイド孔51に沿って摺動し、第1の圧縮コイルばね60は、図40のように圧縮され、第2のリンクプレート40も第2の軸ピン41に回動しながら、第2の圧縮コイルばね70が圧縮される。
このように圧縮された第1及び第2の圧縮コイルばね60、70は、弾性力を発揮して、図41のように、第1及び第2のリンクプレート30、40と連結プレート50とを両方に押し出すことによって、カバー20は、本体10のキーボード11を閉鎖するようになる。
一方、上述のように、第1及び第2の圧縮コイルばね60、70の作用により摺動フレーム22を摺動させる時に、第1及び第2のガイドレール33、43は、第1及び第2の流動防止溝53、54に沿って摺動しながら、第1及び第2のリンクプレート30、40の流動を防止するようになるが、特に、第1及び第2の湾曲面33a、43aが第1及び第2の線接触面53a、54aに線接触を誘導しながら摺動することによって、第1及び第2のガイドレール33、43の中心を第1及び第2の流動防止溝53、54の中心へ誘導して、連結プレート50の両方で摺動する第1及び第2のリンクプレート30、40が、摺動方向の左右に流動することを防止するだけでなく、線接触を誘導して、摩擦力を減少させるようになる。
したがって、本発明は、軸方向に沿って弾力的に圧縮力を作用する第1及び第2の圧縮コイルばねを使用して、固定フレームと摺動フレームに摩擦を引き起こさなく摺動させ、摩擦による騷音を防止し、摺動する第1及び第2のリンクフレームの流動を防止して、作動の信頼性を向上するようになる。
上述のように、本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者であれば、下記の請求範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正及び変更できることを理解できるはずである。
本発明に係るアクチュエータ及びこれに用いられるスプリングは、スライド型の個人携帯端末に使用可能なことは言うまでもなく、その他の多様な装置及び構造に広く使用できる。

Claims (44)

  1. 第1のモールディング部と、
    前記第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、
    前記第1のモールディング部に固定される第1のスプリングアーム及び前記第2のモールディング部に固定される第2のスプリングアームを含み、前記第1のスプリングアーム及び前記第2のスプリングアームは、一体に繋がっているスプリング部材と、
    を含むアクチュエータ。
  2. 前記第1のモールディング部は、前記第2のモールディング部に対して平行に回転することを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記第1のモールディング部の端部には、円形部が形成され、前記第2のモールディング部には、前記円形部の回転を案内するための回転安内面が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  4. 前記第2のモールディング部の一側には、前記第1のモールディング部の離脱を拘束するための拘束突起が形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記第1のモールディング部には、前記第1のスプリングアームの少なくとも一部が収容される第1の収容溝が形成され、前記第2のモールディング部には、前記第2のスプリングアームの少なくとも一部が収容される第2の収容溝が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  6. 前記第1の収容溝及び前記第2の収容溝は、互いに対向する方向に開放されていることを特徴とする、請求項5に記載のアクチュエータ。
  7. 前記第1及び第2のモールディング部は、前記各スプリングアームが前記各収容溝にスナップフィット結合されるように形成されるスナップフィット結合部を更に含むことを請求項5に記載の特徴とするアクチュエータ。
  8. 前記第1及び第2のモールディング部は、前記第1及び第2の収容溝に連通するように側面に形成される係合溝を更に含むことを特徴とする、請求項5に記載のアクチュエータ。
  9. 前記第1のモールディング部及び前記第2のモールディング部は、被装着物にピボット結合されるピボット結合部を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  10. ピボット結合部は、前記第1のモールディング部及び前記第2のモールディング部が射出成形される時に共に形成されることを特徴とする、請求項9に記載のアクチュエータ。
  11. 前記スプリング部材は、前記第1のスプリングアームと前記第2のスプリングアームとの間に一体に繋がるコイル弾性部を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  12. 前記コイル弾性部は、
    前記第1のスプリングアームに一端が繋がる第1の外側コイルと、
    前記第1の外側コイルより相対的に小さな巻線直径を有し、一端が、前記第1の外側コイルの他の一端に繋がる内側コイルと、
    前記内側コイルより相対的に大きな巻線直径を有し、一端は、前記内側コイルの他の一端に繋がり、他の一端は、前記第2のスプリングアームに繋がる第2の外側コイルと、を含み、
    前記第1の外側コイル及び第2の外側コイルは、互いに密着して配置され、前記内側コイルは、前記第1及び第2の外側コイルの内部に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載のアクチュエータ。
  13. 前記第1の外側コイルと前記第2の外側コイルとは、互いに対応する巻線直径を有するように形成されたことを特徴とする、請求項12に記載のアクチュエータ。
  14. 前記各外側コイル及び前記内側コイルの少なくともいずれかの巻数は、複数であることを特徴とする、請求項12に記載のアクチュエータ。
  15. 前記第1のモールディング部は、前記コイル弾性部を内部に収容するための第1の収容孔を含み、前記第2のモールディング部は、前記コイル弾性部を内部に収容するための第2の収容孔を含み、
    前記第1の収容孔及び前記第2の収容孔は、互いに連通するように配置されていることを特徴とする、請求項12に記載のアクチュエータ。
  16. 前記第1及び第2のスプリングアームの少なくともいずれかの端部には、固定折曲部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  17. 第1の外側コイル、前記第1の外側コイルより相対的に小さな巻線直径を有し、一端が、前記第1の外側コイルの一端に繋がる内側コイル、及び前記内側コイルより相対的に大きな巻線直径を有し、一端が前記内側コイルの他の一端に繋がる第2の外側コイルを含むコイル弾性部と、
    前記第1の外側コイルの他の一端から延びる第1のスプリングアームと、
    前記第2の外側コイルの他の一端から延びる第2のスプリングアームと、を含み、
    前記第1の外側コイル及び第2の外側コイルは、互いに密着して配置され、前記内側コイルは、前記第1及び第2の外側コイルの内部に配置されていることを特徴とするスプリング。
  18. 前記第1の外側コイルと前記第2の外側コイルとは、互いに対応する巻線直径を有するように形成されたことを特徴とする、請求項17に記載のスプリング。
  19. 前記各外側コイル及び前記内側コイルの少なくともいずれかの巻数は、複数であることを特徴とする、請求項17に記載のスプリング。
  20. 前記第1及び第2のスプリングアームの少なくともいずれかの端部には、固定折曲部が形成されていることを特徴とする、請求項17に記載のスプリング。
  21. 第1のモールディング部と、
    前記第1のモールディング部の端部で回転自在に結束される第2のモールディング部と、
    前記第2のモールディング部の端部で回転自在に結束される第3モールディング部と、
    両方に延びて前記第1及び第2のモールディング部に各々固定される第1のスプリングアームを含む第1のトーションスプリングと、
    両方に延びて前記第2及び第3のモールディング部に各々固定される第2のスプリングアームを含む第2のトーションスプリングと、
    を含むアクチュエータ。
  22. 前記第1及び第2のスプリングアームのうち相互に向い合うスプリングアームは、相互に分離されていることを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  23. 前記第1及び第2のスプリングアームのうち相互に向い合うスプリングアームは、一体に繋がっていることを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  24. 前記第2のモールディング部には、スリットが形成され、前記第1及び第2のトーションスプリングにおいて各々のコイル部は、前記第2のモールディング部を中心に互いに反対面に位置し、前記第1及び第2のトーションスプリングにおいて前記繋がっているスプリングアームは、前記スリットを通ることを特徴とする、請求項23に記載のアクチュエータ。
  25. 前記第1及び第2のトーションスプリングにおいて、前記第1のモールディング部及び前記第3のモールディング部と各々接する前記第1及び第2のスプリングアームは、前記第2のモールディング部と接する前記繋がっているスプリングアームと互いに対向する方向において前記第1のモールディング部及び前記第3のモールディング部に接することを特徴とする、請求項23に記載のアクチュエータ。
  26. 前記第1及び第3のモールディング部は、前記第2のモールディング部の長軸を基準に同じ領域で回動することを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  27. 前記第1及び第3のモールディング部は、前記第2のモールディング部の長軸を基準に異なる領域で回動することを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  28. 前記第1のモールディング部と前記第2のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第1の円形部が形成され、他の一側には、前記第1の円形部の回転を案内するための第1の回転安内面及び前記第1の円形部の離脱を拘束するための第1の拘束突起が形成され、
    前記第2のモールディング部と前記第3のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第2の円形部が形成され、他の一側には、前記第2の円形部の回転を案内するための第2の回転安内面及び前記第2の円形部の離脱を拘束するための第2の拘束突起が形成されることを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  29. 前記第1及び第3のモールディング部には、各々対応する前記第1のスプリングアーム及び第2のスプリングアームを収容するための収容溝が形成されていることを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  30. 前記第1及び第3のモールディング部に形成された前記収容溝の端部は、L−字状に折り曲げられた形状に提供され、前記折り曲げられた収容溝の端部に対応して、前記第1及び第2のスプリングアームの自由端は、L−字状に折り曲げられたことを特徴とする、請求項29に記載のアクチュエータ。
  31. 前記第1のモールディング部及び前記第3のモールディング部は、被装着物にピボット結合されるピボット結合部を更に含むことを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  32. 前記ピボット結合部は、前記第1及び第3のモールディング部が射出成形される時に共に形成されることを特徴とする、請求項31に記載のアクチュエータ。
  33. 前記第1及び第2のトーションスプリングは、両方に延びたスプリングアームを繋ぐコイル弾性部を含み、
    前記コイル弾性部は、
    前記両方に延びたスプリングアームのうち一つと繋がる第1の外側コイルと、
    前記第1の外側コイルより相対的に小さな直径を有し、一端が、前記第1の外側コイルに繋がる内側コイルと、
    前記内側コイルより相対的に大きな直径を有し、一端は、前記内側コイルの他端に繋がり、他の一端は、前記両方に延びたスプリングアームのうち他の一つと繋がる第2の外側コイルと、
    を含むことを特徴とする、請求項21に記載のアクチュエータ。
  34. 前記第1及び第2の外側コイルは、互いに密着して配置され、前記内側コイルは、前記第1及び第2の外側コイルの内部に配置されていることを特徴とする、請求項33に記載のアクチュエータ。
  35. 前記第1及び第2の外側コイルは、同じ巻線直径を有するように形成されたことを特徴とする、請求項33に記載のアクチュエータ。
  36. 前記第1のモールディング部と前記第2のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第1の円形部が形成され、他の一側には、前記第1の円形部の回転を案内するための第1の回転安内面が形成され、
    前記第2のモールディング部と前記第3のモールディング部の少なくともいずれか一側には、第2の円形部が形成され、他の一側には、前記第2の円形部の回転を案内するための第2の回転安内面が形成され、
    前記第1及び第2の円形部には、前記コイル弾性部を内部に収容するための収容孔が形成されていることを特徴とする、請求項33に記載のアクチュエータ。
  37. 第1のスプリングアームと、
    前記第1のスプリングアームに繋がる第2のスプリングアームと、
    前記第2のスプリングアームに繋がる第3のスプリングアームと、
    前記第1及び第2のスプリングアーム間及び前記第2及び第3のスプリングアーム間の少なくとも一つに形成されるコイル弾性部と、を備え、
    前記コイル弾性部は、前記第1及び第3のスプリングアームのうち一つと繋がる第1の外側コイル、前記第1の外側コイルより相対的に小さな直径を有し、一端が、前記第1の外側コイルに繋がる内側コイル、前記内側コイルより相対的に大きな直径を有し、一端は、前記内側コイルの他端に繋がり、他の一端は、前記第2のスプリングアームと繋がる第2の外側コイルを含むことを特徴とするスプリング。
  38. 前記第1及び第2の外側コイルは、互いに密着して配置され、前記内側コイルは、前記第1及び第2の外側コイルの内部に配置されていることを特徴とする、請求項37に記載のスプリング。
  39. 前記第1及び第2の外側コイルは、同じ巻線直径を有するように形成されたことを特徴とする、請求項37に記載のスプリング。
  40. キーボード及び固定フレームが備えられた本体と、前記本体のキーボードを開閉させるように固定フレームに上下に摺動自在に結合される摺動フレームと、ディスプレイ部が備えられたカバーと、から構成されたスライド型の携帯電話のアクチュエータにおいて、
    前記固定フレームと摺動フレームとの間に平行に配置される第1のシャフトが備えられ、前記摺動フレームに第1の軸ピンとして回動自在に設置される第1のリンクプレートと、
    前記第1のシャフトに対応するように第2のシャフトが備えられ、固定フレームに第2の軸ピンとして回動自在に設置された第2のリンクプレートと、
    前記第1及び第2のシャフトを摺動自在に案内するように、両方に第1及び第2のガイド孔が穿孔された連結プレートと、
    前記摺動フレームが、一定の外力により前記固定フレームに沿って弾力的に摺動しながら前記カバーで前記キーボードを開閉させるように、前記第1及び第2のシャフトの外径に各々装着される第1及び第2の圧縮コイルばねと、
    前記連結プレートの両方で摺動する前記第1及び第2のリンクプレートの流動を防止する流動防止手段と、
    を含むスライド型の携帯電話のアクチュエータ。
  41. 前記流動防止手段は、前記第1のリンクプレートに前記第1のシャフトの軸方向に第1のガイドレールを備え、前記第1のガイドレールに沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、前記連結プレートに第1の流動防止溝を形成し、
    前記第2のリンクプレートに前記第2のシャフトの軸方向に第2のガイドレールを備え、前記第2のガイドレールに沿って摺動自在に結合されながら流動を防止するように、前記連結プレートに第2の流動防止溝を形成することを特徴とする、請求項40に記載のスライド型の携帯電話のアクチュエータ。
  42. 前記第1のガイドレールには、前記第1の流動防止溝の一面に接触するように湾曲された第1の湾曲面が形成され、前記第1の流動防止溝には、前記第1のガイドレールの前記第1の湾曲面に線接触するように円弧を走る第1の線接触面が形成され、
    前記第2のガイドレールには、前記第2の流動防止溝の一面に接触するように湾曲された第2の湾曲面が形成され、前記第2の流動防止溝には、前記第2のガイドレールの前記第2の湾曲面に線接触するように円弧を走る第2の線接触面が形成されていることを特徴とする、請求項41に記載のスライド型の携帯電話のアクチュエータ。
  43. 前記第1の流動防止溝の摺動方向の両方には、第1の作動孔が穿孔され、前記第1の作動孔に沿って摺動しながら前記第1のリンクプレートの離脱を取り締まるように、前記第1のガイドレールの両方には、第1のストッパーが形成され、
    前記第2の流動防止溝の摺動方向の両方には、第2の作動孔が穿孔され、前記第2の作動孔に沿って摺動しながら前記第2のリンクプレートの離脱を取り締まるように、前記第2のガイドレールの両方には、第2のストッパーが形成されていることを特徴とする、請求項41に記載のスライド型の携帯電話のアクチュエータ。
  44. 前記第1のストッパーの先端部には、傾いている第1の勾配面が形成され、前記第1の勾配面の進入を案内するように、前記第1の流動防止溝の外側端には、先細になっている第1の案内面が形成され、
    前記第2のストッパーの先端部には、傾いている第2の勾配面が形成され、前記第2の勾配面の進入を案内するように、前記第2の流動防止溝の外側端には、先細になっている第2の安内面が形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のスライド型の携帯電話のアクチュエータ。
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