JP3159545U - 電子機器用のスライド式ばね機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ばねの座屈を抑え、故障が少なく、強度及び耐久性が格段に向上したコンパクトな電気機器用のスライド式ばね機構を提供する。【解決手段】スライド式ばね機構15は、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部16a,右側面部16bにそれぞれ波状湾曲部17を形成し、各左,右側面部の波状湾曲部17を所定の隙間部18を持って薄板の底板上面側16cの底板中央部19に対峙させて折曲形成する共に、底板中央部19には鋭角状に切起こした一対のスライド案内部20を形成した相対移動部材16と、ステンレス製の長尺状細幅薄板により形成され、スライド案内部16に摺動するスライド係合部23を有する左,右連結体21,22と、複数のばね部材とで構成する。複数のばね部材の上面は相対移動部材16の波状湾曲部17となるトンネル中に収納して覆う構成とした。【選択図】図1

Description

本考案は、電子機器用のスライド式ばね機構に関し、特にスライド式の開閉が要求される携帯電話機、ゲーム機、小型コンピュータ等のコンパクトな製品に使用するもので、例えば、携帯電話機などの電子機器に使用する場合は、操作部である下部部材と、これに重合される表示部となる上部部材の重合面にそれぞれ取り付けられたスライドモジュール間に設置して、前記上部,下部部材が容易に相対スライドできるようにした電子機器用のスライド式ばね機構に関する。
例えば、現在一般に使用されている携帯電話機は、表示部及び操作部となる上部,下部部材を上下に重合して、使用時に一方の重合部を立ち起こして反転させ、前記表示部と操作部を開放状態にして使用に供するもの、或いは、前記重合面を前後方向あるいは左右方向にスライド移動させて表示部と操作部を開放して使用状態にする携帯電話機が知られている。
このような携帯電話機は、例えば特開2002−300243号公報,特開2005−10997,特開2007−110726号公報,特許第4214169号公報に開示されている。
しかるに、前記携帯電話機の表示部と操作部とをスライドさせて開放状態にして使用するものにあっては、表示部と操作部の重合面に固着したスライドモジュール間に、重合面をスライドさせるばね機構を備えた相対移動装置が必要となる。
このような重合面をスライドさせるばね機構を備えた相対移動装置の構造については、前記特開2007−110726号公報、特許第4214169号に開示されている。
前記特開2007−110726号公報には、本体部に回転可能に連結される第一連結体と、該第一連結体に長手方向にスライド自在に連結されて重合部に回転可能に連結される第二連結体と、前記第一連結体と第二連結体との間に設置されてスライド付勢するスライド付勢体(スプリングバネ)とから構成されているものが開示されている。
また、特許第4214169号公報には、相対移動自在に連結する第一部材と第二部材との相対移動を付勢する相対移動付勢装置であって、前記第一部材に連結する第一連結体と、この第一連結体に対して離反方向に移動自在となり前記第二部材に連結する第二連結体と、前記第一連結体及び前記第二連結体に対して離反方向に移動自在となる移動体とを有し、前記第一連結体と前記移動体との間に、前記第一連結体と前記移動体とを離反方向に付勢する付勢体を設けると共に、前記第二連結体と前記移動体との間に、前記第二連結体と前記移動体とを離反方向に付勢する付勢体を設けて、前記第一連結体と前記第二連結体とを離反方向へ付勢する付勢機構を具備し、前記第一連結体に設けたスライド部若しくはガイド部が相対移動するガイド部を前記第二連結体に設けた構成の相対移動付勢装置が開示されている。
これらの従来例は、付勢体によって本体部に対して重合部を所定長スライドさせるまで、重合部が戻り方向へ戻りスライド移動する付勢が生じ、所定長スライドさせると逆に進み方向に進みスライド移動する進み付勢が生じるように、本体部に対して重合部をスライド付勢する付勢作用が発揮されるようになっている。
特開2002−300243号公報 特開2005−10997号公報 特開2007−110726号公報, 特許第4214169号公報
本考案は、ばねの座屈を抑え、故障の少ない「強度」「耐久性」が格段に向上したコンパクトな電気機器用のスライド式ばね機構を提供する。そして、スライド式ばね機構15において、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部16a,右側面部16bにそれぞれ波状湾曲部17を形成し、各左,右側面部の波状湾曲部17を所定の隙間部18を持って前記薄板の底板上面側16cの底板中央部19に対峙させて折曲形成する共に、前記底板中央部19には鋭角状に切起こした一対のスライド案内部20を形成した相対移動部材16と、ステンレス製の長尺状細幅薄板により形成され、前記スライド案内部16に摺動するスライド係合部23を有する左,右連結体21,22と、複数のばね部材27,28とで構成すると共に、前記複数のばね部材27,28の上面は前記相対移動部材16の波状湾曲部17となるトンネル中に収納して覆う構成としたものである。
しかるに、前記特開2007−110726号公報の従来例は、第一連結体と第二連結体との間にスライド付勢体を架設状態に設けた構造であり、第一連結体と第二連結体とをスライド移動させた分だけスライド付勢体が変位(収縮)する構造である。
したがって、第一連結体と第二連結体とのスライド量(ストローク)を多く得ようとすれば、それだけスライド付勢体に負担が係り付勢力の低下(所謂へたり)が起き易くなってしまい、ひいてはスライド付勢体に制限されて相対移動付勢装置自体は勿論のこと、相対移動付勢装置を具備せしめる部位をそれぞれコンパクト化するにも限界がある。
また、特許第4214169号公報が開示する従来例によれば、公報に開示される図5〜7に示すように可動本体を構成する前記第一連結体と第二連結体及び前記移動体はそれぞれ樹脂成形品にスチール製スプリングを組み合わせて構成しており、スプリングが露出した状態となっているため組み付け等においての不具合、あるいは樹脂成形品であることによる耐久性が極めて悪いという問題点があった。
本考案は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、今回の開発品は、スライド式ばね機構において、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部,右側面部にそれぞれ波状湾曲部を形成し、各左,右側面部の波状湾曲部を所定の隙間部を持って前記薄板の底板上面側の中央部に対峙させて折曲形成する共に、前記底板中央部には鋭角状に切起こした一対のスライド案内部を形成した相対移動部材と、ステンレス製の長尺状細幅薄板により形成され、前記スライド案内部に摺動するスライド係合部を有する左,右連結体と、複数のばね部材とで構成すると共に、前記複数のばね部材の上面は前記相対移動部材の波状湾曲部となるトンネル中に収納して覆う構成としたので、ばねの座屈を抑えることが可能となり、より故障の少ない「強度」「耐久性」が格段に向上したスライド式ばね機構を提供でき、従来品よりコンパクトにできる。
更に、組立てに関してもばね取付け用の波状湾曲部となるトンネル挿入部が形成されているので、組付けが容易になり専用機による自動組立ても可能である電子機器用のスライド式ばね機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の電子機器用のスライド式ばね機構に係る請求項1の考案は、重合配設された上部部材及び下部部材の摺動面に取り付けられたスライドモジュール間に設置され、前記上部部材及び下部部材が相対移動によるスライドを可能としたスライド式ばね機構を有する電子機器用のスライド式ばね機構であって、前記スライド式ばね機構は、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部,右側面部にそれぞれ波状湾曲部を形成し、各左側面部,右側面部の波状湾曲部を、前記薄板の底板上面側に対して一定の隙間部を持たせて底板中央部に対峙させて折曲形成した相対移動部材と、前記相対移動部材の両側に形成された左右の前記隙間部より先端部がそれぞれ前方側及び後方側に突設するようにスライド可能に収納されると共に、それぞれの先端部には前記重合配設された上部部材及び下部部材の摺動面に取り付けられたスライドモジュールと連結する取付部を有するステンレス製の長尺状細幅薄板によって形成された左,右連結体と、前記相対移動部の波状湾曲部と左,右連結体の上面側によって形成される隙間部に配設され、一端が前記相対移動部材に固定され、他端が前記左,右連結体に固定される複数のばね部材とから構成されていることを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の電子機器用のスライド式ばね機構において、前記相対移動部は、前記底板中央部に長手方向に底板平面に対して鋭角状に切起した一対のスライド案内部が形成されていることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項2に記載の電子機器用のスライド式ばね機構において、前記左,右連結体には、前記スライド案内部に係合する摺動面を備えたスライド係合部と、前記波状湾曲部の折曲げ開放端の上面を摺動する保持部を有することを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項2項に記載の電子機器用のスライド式ばね機構において、前記相対移動部材の前記底板中央部に形成した鋭角状に切起こした一対のスライド案内部の切起こし角度は20度〜60度、好ましくは45度であることを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1記載の電子機器用のスライド式ばね機構において、一端が前記相対移動部材の前,後部にそれぞれ形成した取付部に固定され、他端が前記左,右連結体に切起こし形成した取着部に固定される複数のコイル状ばね部材とから構成し、前記下部部材に対して前記上部部材を所定移動範囲だけ相対移動させるまでは、前記上部部材が戻り方向へ戻り相対移動する戻り付勢が生じ、所定移動範囲だけ相対移動させると逆に進み方向に進み相対移動する進み付勢が生じるようにしたことを特徴とする。
本考案にかかる電子機器用のスライド式ばね機構は、スライド式ばね機構において、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部,右側面部にそれぞれ波状湾曲部を形成し、左側面部,右側面部の波状湾曲部を所定の隙間部を持って前記薄板の底板上面側の中央部に対峙させて折曲形成する共に、前記底板中央部には鋭角状に切起こした一対のスライド案内部を形成した相対移動部材と、ステンレス製の長尺状細幅薄板によって形成された左,右連結体と、複数のばね部材とで構成すると共に、前記複数のばね部材の上面は前記相対移動部材の波状湾曲部となるトンネル中に収納して覆う構成としたので、ばねの座屈を抑えることが可能となり、より故障の少ない「強度」「耐久性」が格段に向上したスライド式ばね機構を提供でき、従来品よりコンパクトにできる効果を奏する。
更に、組立てに関してもばね取付け用の波状湾曲部となるトンネル挿入部が形成されているので、組付けが容易になり専用機による自動組立ても可能である効果がある。
本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構の全体の斜視図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構の全体の構成を裏面より視た背面図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構の分解斜視図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構における図3のA−A線断面図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構における図3のB−B線断面図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構における図3のC−C線断面図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構における図1のD−D線断面図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構を携帯電話機に適用した場合の不使用状態の説明図。 本考案の実施の形態における電子機器用のスライド式ばね機構を携帯電話機に適用した場合の使用状態におけるスライド状態を示す説明図。
次に、本考案に係る電子機器用のスライド式ばね機構の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本考案の電子機器用のスライド式ばね機構は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
本考案における電子機器用のスライド式ばね機構は、重合配設された表示部(上部部材)10及び操作部(下部部材)11の互いの重合面10a,11aに取り付けられた対応するスライド部材12,13からなるスライドモジュール14間に、前記表示部10及び操作部11が相対移動によるスライドを可能としたスライド式ばね機構15を配設した電子機器用のススライド式形態電話機に適用した場合について説明する。
前記スライド式ばね機構15は、図1〜図7に示すように、相対移動部材16と、左,右連結体25,26と、一対のコイル状のばね部材27,28との組み合わせから構成される。
前記相対移動部材16は、ステンレス製の矩形状薄板からなり、薄板の長手方向の左側面部16a,右側面部16bにそれぞれ波状湾曲部17を形成し、各左側面部16a,右側面部16bの波状湾曲部17をそれぞれ一定の隙間部18,18を持って、前記薄板の底板上面側16cの中央部19に対峙させて折曲形成する共に、前記底板中央部19には鋭角状に切起こした一対のスライド案内部20を形成したものである。
なお、前記相対移動部材の前記底板中央部19に鋭角状に切起こした一対のスライド案内部20の切起こし角度は20度〜60度、好ましくは45度である。
また、前記左,右連結体25,26は、前記左側面部16a,右側面部16bの下方に形成される隙間部18,18にスライド可能に収納され、前記隙間部18,18よりそれぞれ逆向きに突設する先端部21,22を有する寸法のステンレス製の長尺状細幅薄板を呈しており、前記先端部21,22にはそれぞれ前記重合配設された表示部10及び操作部11の重合面に取り付けられたスライドモジュール14であるスライド部材12,13
と連結する取付孔21a,22aからなる取付部が形成されていると共に、前記相対移動部材16に形成した前記スライド案内部20に側方より係合する摺動面を備えたスライド係合部23と、前記波状湾曲部17の折曲げ開放端のそれぞれの上面16d,16eを摺動する切り起こし保持部24が形成されたものである。
前記コイル状のばね部材27,28は、前記相対移動部16の波状湾曲部17と左,右連結体25,26の底板上面側によって形成される隙間にそれぞれ配設されている。そして前記ばね部材27,28の各一端27a,28aは前記相対移動部材16の切り起し部16f,26gにおれぞれ固定され、他端27b,28bが前記左,右連結体25,26の切り起し部25a,26aにそれぞれ固定されている。
符号29,30は前記相対移動部材16の裏面に形成した案内開口で、この
案内開口29,30には、前記左,右連結体25,26に切り起こしによって形成したストッパー31,32が嵌合して設けられるようになっており、前記ストッパー31,32は前記案内開口29,30にそれぞれ嵌合されて、前記左,右連結体25,26の移動長さを規制するようになっている。
上記のように構成された本考案の電子機器用のスライド式ばね機構15は、前記相対移動部材16の左右隙間部18に突出部が互いに離反する方向に突出する前記左,右連結体24,25を挿入すると共に、前記左,右連結体24,25の上面側にはそれぞれ2つのコイル状のばね部材27,28が配設され、それぞれ一対のコイル状ばね部材27,28の上面は、前記相対移動部材16の波状湾曲部17によって覆われるように設置固定されている。
前記スライド式ばね機構15の使用にあっては、重合配設された表示部10及び操作部11の互いの重合面に取り付けられたスライドモジュール14のスライド部材12,13間に、前記表示部10及び操作部11が相対移動によるスライドを可能としたスライド式ばね機構15を配設することで、前記操作部11に対して前記表示部10を所定移動範囲だけ相対移動させるまでは、前記表示部10が戻り方向へ戻り相対移動する戻り付勢が生じ、所定移動範囲だけ相対移動させると逆に進み方向に進み相対移動する進み付勢が生じて携帯電話機が使用開放状態になると共に、携帯電話機の不使用による閉塞状態にあって、前記開放状態と同様に相対移動する進み付勢が生じるようになっている。
10 表示部(上部部材)
11 操作部(下部部材)
12,13 スライド部材
14 スライドモジュール
15 スライド式ばね機構
16 相対移動部材
16a,16b 左,右側面部
16c 底板上面側
17 波状湾曲部
18 隙間部
19 中央部
20 スライド案内部
21a,22a 取付孔(取付部)
23 スライド係合部
24 切り起し保持部
25,26 左,右連結体
27,28 コイル状のばね部材
29 30 案内開口
31,32 ストッパー




















Claims (5)

  1. 重合配設された上部部材及び下部部材の摺動面に取り付けられたスライドモジュール間に設置され、前記上部部材及び下部部材が相対移動によるスライドを可能としたスライド式ばね機構を有する電子機器用のスライド式ばね機構であって、
    前記スライド式ばね機構は、ステンレス製の矩形状薄板の長手方向の左側面部,右側面部にそれぞれ波状湾曲部を形成し、各左側面部,右側面部の波状湾曲部を、前記薄板の底板上面側に対して一定の隙間部を持たせて底板中央部に対峙させて折曲形成した相対移動部材と、
    前記相対移動部材の両側に形成された左右の前記隙間部より先端部がそれぞれ前方側及び後方側に突設するようにスライド可能に収納されると共に、それぞれの先端部には前記重合配設された上部部材及び下部部材の摺動面に取り付けられたスライドモジュールと連結する取付部を有するステンレス製の長尺状細幅薄板に予って形成されたの左,右連結体と、
    前記相対移動部の波状湾曲部と左,右連結体の上面側によって形成される隙間部に配設され、一端が前記相対移動部材に固定され、他端が前記左,右連結体に固定される複数のばね部材とから構成されていることを特徴とする電子機器用のスライド式ばね機構。
  2. 前記相対移動部は、前記底板中央部に長手方向に底板平面に対して鋭角状に切起した一対のスライド案内部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器用のスライド式ばね機構。
  3. 前記左,右連結体には、前記スライド案内部に係合する摺動面を備えたスライド係合部と、前記波状湾曲部の折曲げ開放端の上面を摺動する保持部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器用のスライド式ばね機構。
  4. 前記相対移動部材の前記底板中央部に形成した鋭角状に切起こした一対のスライド案内部の切起こし角度は20度〜60度、好ましくは45度であることを特徴とする請求項1または請求項2項に記載の電子機器用のスライド式ばね機構。
  5. 一端が前記相対移動部材の前,後部にそれぞれ形成した取付部に固定され、他端が前記左,右連結体に切起し形成した取着部に固定される複数のコイル状ばね部材とから構成し、前記下部部材に対して前記上部部材を所定移動範囲だけ相対移動させるまでは、前記上部部材が戻り方向へ戻り相対移動する戻り付勢が生じ、所定移動範囲だけ相対移動させると逆に進み方向に進み相対移動する進み付勢が生じるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器用のスライド式ばね機構。










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