JP2008502175A - スライディング開閉装置及びそれを採用した応用機器 - Google Patents

スライディング開閉装置及びそれを採用した応用機器 Download PDF

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Abstract

スライド方式携帯電話の二つの構成体をスライディング方式で開閉するようにするスライディング装置が開示される。ガイド部材とスライド部材は直線方向に滑走運動が可能に係合される。第1トーションスプリングはその一側腕の端はスライド部材の左側端近くに結合されて、残りの他側腕の端はガイド部材の右側半分領域内に結合される。第2トーションスプリングはその一側腕の端はスライド部材の右側端近くに結合されて、残りの他側腕の端はガイド部材の左側半分領域内に結合される。第1及び第2トーションスプリングが充分にひろがった最初の状態でスライド部材とガイド部材それぞれにお互いに異なる方向の外力が加えられれば、第1及び第2トーションスプリングは旋回運動をしながら鋭角で畳まれた後、弾性力によって再び充分に開かれる。これによって、スライド部材は最下位の支点または最上位の支点に位置移動をするようになる。第1トーションスプリングはそれの両腕端の距離がスライド部材の幅の少なくとも半分を越して、第2トーションスプリングも同じである。それで、第1トーションスプリングと第2トーションスプリングはガイド部材の幅を最大限広く活用して旋回運動をするようになって、スライド部材の最大移動距離を長くすることができる。

Description

本発明は無線通信端末機などのスライディング開閉方式を採用した各種機器に適用されるスライディング開閉装置及びその応用機器に関し、より詳細にはトーションスプリングの弾性力を利用して作動の便宜性を提供するスライディング開閉装置及びそれを採用した応用機器に関する。
携帯型端末機、例えば携帯電話の形態は継続的に変化している。フリップタイプ、バータイプ、フォルダタイプの携帯電話が知られたし、最近にはスライドタイプの携帯電話が製品化されて、新しく注目されている。一般的に、スライドタイプの携帯型端末機は本体と該本体にスライド可能に設置されたカバーで構成されている。そして、本体とスライディングカバーが相互スライディング運動を通じて上下で重ねられるか、またはその重ねられることが解除される運動をする。
このようなスライディング運動ができるようになっているスライディングメカニズムもいろいろが知られている。滑走空間とガイドレールを利用したスライディングメカニズム、ラックとピニオンを利用したスライディングメカニズム、そして下敷板に支持されたスライド構造とこのスライド構造をガイドするためのガイドホールが形成されたガイド板、そして板スプリングなどを利用した特殊な構造のスライディングメカニズムなどが知られている。例えば、アメリカ特許番号6,073,027号はラッチとラッチキャッチ(latch catch)及びアクチュエータを具備したカバーをテンションスプリングを利用してスライディング可能にハウジングに連結してカバーを開閉するスライディングメカニズムを提案している。
ところが、これらの従来技術のスライド方式は、何れも共に別途の移動力提供手段を有して居らず、使用者が押し上げるか、または押し下げる程度のスライドカバーの移動しかできない。この為、一回の移動距離が短いという短所を有する。また、単一のスライディング構造に依存して携帯電話の本体とカバーが結合されているので、外力によってスライディング構造が損傷を受けやすくて、それによって本体からカバーが離脱し易く、耐久性が脆弱であった。
また、上のような従来のスライディング装置はガイディングベイス部材とこれに滑走可能に結合するスライド部材で構成されて、通常的にガイディングベイス部材は携帯電話のカバーの背面に結合されて、スライド部材は携帯電話の本体の前面上部に結合された。すなわち、ガイディングベイス部材及びスライド部材を携帯電話の本体及びカバーと個別的に製作してボルトで締結させることによって携帯電話の本体及びカバーにガイディングベイス部材及びスライド部材が装着される部分と結合のための複数のボルト締結孔が設けられなければならないので、その結合構造が複雑になって、それによって金型が複雑になって金型製作を難しくする問題点があった。その結果、スライディング装置の製作コストが多く必要となるだけでなく、組み立て時間がたくさんかかる短所があった。
このような問題点は従来のスライディング装置の本質的な問題と思われる。これに、構造がより単純化されて組み立て性が改善された新しいスライディングメカニズムが携帯電話などの応用機器に提供される必要性が切実に要求されている。
[発明の詳細な説明]
[技術的課題]
本発明の第1目的は上述した諸欠点を解消するために案出したものであり、スライド部材をガイド部材に沿ってスライド移動させるが、使用者が加えた力である程度の距離までに移動させればトーションスプリングの弾性力によってさらに移動されるようにして、特にスライド部材の幅に比べて移動距離の比が非常に大きくて薄型短小の携帯電話製作に非常に好適なスライディング開閉装置を提供することにある。
本発明の第2目的はスライド部材をガイド部材に沿ってスライド移動させるが、使用者が加えた力である程度の距離までに移動させればトーションスプリングの弾性力によって目標位置までずっと移動されるようにして、特にガイドバー(guide bar)とガイドホール(guide hole)の結合案内構造を採択するが、案内顎とそれとかみ合うレール構造を付加させて滑走時の離脱及び変形を防止してより堅固で安定的な作動を保障することができるスライディング開閉装置を提供することにある。
本発明の第3目的は弾性の接触板を介在させて滑走時にも常にガイド部材とスライド部材が電気的に接続されて接地されることで電磁気波による電波障害を防止することができるスライディング開閉装置を提供することにある。
本発明の第4目的は一対のトーションスプリングの一端を旋回されるリンクの両端にそれぞれ回転されるように固定することによって、二つのトーションスプリングの弾性力の均衡区間で誘発される死点を最小化してスライディング時の止め現象をとり除いて作動距離を増大することができるようにするスライディング開閉装置を提供することにある。
本発明の第5目的はガイドレール構造とこのガイドレール構造とスライディング可能に結合されるスライド構造を本体及びこの本体からスライディング開閉されるカバーの対応部位にいずれか一つずつ一体に成形して結合させることで構造を単純化させて組み立て性を改善することができるスライディング開閉装置を採用した応用機器を提供することにある。
技術的解決方法
上のような目的を達成するための本発明によると、ガイド部材と、前記ガイド部材に直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、円形で巻線された第1コイル及びその第1コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間の空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の左側端近くの第1支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の右側半分領域内の第2支点に結合される第1トーションスプリングと、及び円形で巻線された第2コイル及びその第2コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材の間の空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の右側端近くの第3支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の左側半分領域内の第4支点に結合される第2トーションスプリングを具備することを特徴とするスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置において、前記第1支点と前記第2支点との間の距離は前記第3支点と前記第4支点との間の距離と実質的に同一なものが望ましい。
前記スライディング開閉装置の望ましい一実施例によると、前記ガイド部材は第1四角形板材の上面の左右側端に沿って所定の幅と少なくとも前記第1及び第2トーションスプリングが自由に運動することができる空間を提供することができる高さを有する第1及び第2ガイドレールが延長されて、前記第1及び第2ガイドレールの外側面には長さ方向に第1及び第2ガイドレール溝が長く形成されて、前記第1ガイドレールの前記第1支点と前記第2ガイドレールの前記第3支点に第1結合孔と第2結合孔がそれぞれ形成された構造を有して、前記スライド部材は第2四角形板材の下面の両側端に沿って第1及び第2レールが前記第1及び第2ガイドレール溝にそれぞれ滑走可能にかみ合うように形成されて、前記第2四角形板材の前記第2及び第4支点には前記第1及び第2トーションスプリングの折り曲げられた端の部分が挿入されることができる第3及び第4結合孔がそれぞれ形成された構造を有することを特徴とする。
前記スライディング開閉装置の望ましい他の実施例によると、前記ガイド部材は第1四角形板材の左右両側面に沿って第1及び第2ガイドバーが延長されて、前記第1四角形板材の両側端に位置した前記第1支点と前記第3支点に第1結合孔と第2結合孔がそれぞれ形成された構造を有して、前記スライド部材は第2四角形板材の左右両側端に前記第1及び第2ガイドバーを滑走可能に取る結合手が形成されて、前記第2四角形板材の前記第2及び第4支点には前記第1及び第2トーションスプリングの折り曲げられた端の部分が挿入されることができる第3及び第4結合孔がそれぞれ形成された構造を有することを特徴とする。
前記スライディング開閉装置において、前記スライド部材及び前記ガイド部材の外面にはそれぞれ応用機器の第1及び第2構成体と螺合をするための多数のねじ溝が形成されていることを特徴とする。一方で、前記スライド部材及び前記ガイド部材は応用機器の第1及び第2構成体の一部分をなして前記応用機器の第1及び第2構成体がスライディング方式で開閉されるようにすることを特徴とする。
このような本発明のスライディング開閉装置によると、外力が加えられない状態では前記スライド部材は、前記ガイド部材に対する相対的な位置が最上位支点または最下位支点のうちでいずれか一つの位置状態であって、前記第1及び第2トーションスプリングは所定の鈍角で充分にひろがった最初状態を取る。その状態で、前記スライド部材と前記ガイド部材それぞれに反対方向の外力が加えられれば第1及び第2トーションスプリングの前記スライド部材に結合された両腕がそれぞれ旋回運動をしながら第1及び第2トーションスプリングは鋭角で畳まれる。外力が前記第1及び第2トーションスプリングの拗じれ弾性力を克服することができる大きさでずっと加えられれば、第1及び第2トーションスプリングは前記最初状態を基準で旋回運動角が少なくとも90度以上180度以下になりながら弾性力によって再び鈍角で充分に開かれるようになる。これによって、前記スライド部材は最下位支点または最上位支点で位置移動をするようになる。すなわち、第1及び第2トーションスプリングの弾性力を勝つことができる外力が加えられれば、その外力の方向によって前記スライド部材は最上位支点から最下位支点に、またはその反対に位置移動をするようになる。
特に、第1トーションスプリングと第2トーションスプリングがスライド部材と結合する各支点の位置がガイド部材の端近くに結合された一側腕の端から見る時それぞれガイド部材の幅の中央線を越える所である。それで、第1トーションスプリングと第2トーションスプリングはガイド部材の幅を最大限広く活用して旋回運動をするようになる。その結果、スライド部材の移動距離すなわち、最上位支点と最下位支点との間の距離がスライド部材の幅に比べて相対的に長い距離を移動することができる。このような点はスライディングタイプ携帯電話のスライディング駆動メカニズムで採用されて携帯電話を薄型短小で作ることができる利点がある。
前記目的を達成するための本発明によると、長さ方向の両側縁に沿って第1及び第2案内顎が設けられた四角形板材と、前記第1及び第2案内顎と平行に設置された第1及び第2ガイドバーを具備するガイド部材と、前記第1及び第2ガイドバーにそれぞれ挟まれる第1及び第2ガイドホールと前記第1及び第2案内顎にかみ合う第1及び第2レールを左右両側に対向するように設けられている左右一対の第1及び第2滑走結合手を具備して、前記ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、円形で巻線された第1コイル及びその第1コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材の間空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の左側端近くの第1支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の第2支点に結合される第1トーションスプリングと、及び円形で巻線された第2コイル及びその第2コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の右側端近くの第3支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の第4支点に結合される第2トーションスプリングを含むスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置において、前記第1及び第2案内顎は、i)前記四角形板材の両側縁に沿って連続された直線形態で突き出される構造または、ii)前記四角形板材の両側縁で上下二つの区間に分割されるが、上部側は側面後方から突き出されて、前記第1及び第2滑走結合手の底面を支持して下部側は側面前方から突き出されて前記第1及び第2レールに内挿される構造であることを特徴とする。
前記スライディング開閉装置において、前記第1及び第2ガイドバーが挿入される前記第1及び第2ガイドホールの内壁にはガイドバーの円滑な滑走を保障するために円筒状軸受けが設けられ、前記第1及び第2ガイドバーの両端には緩衝ゴムが設けられて、前記スライド部材がスライディングして前記ガイド部材の上面または下面にぶつかる時に前記緩衝ゴムが前記軸受けの端と先ずぶつかりながら前記スライド部材と前記ガイド部材の間の滑走衝撃を緩和することを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、ガイド部材とこのガイド部材上で直線方向に滑走運動をするようにかみ合ったスライド部材を含むスライディング開閉方式の応用機器において、前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで少なくともいずれか一つの内面の所定部位に固定された弾性の接触板をさらに具備して、前記スライド部材は滑走するうちにも前記接触板によって常に前記ガイド部材と電気的に接続された状態を維持することができるし、前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで少なくともいずれか一つは前記応用機器の基準電位点に電気的に連結されることを特徴とするスライディング開閉装置を採用した応用機器が提供される。
前記目的を達成するための本発明によると、四角形板材を具備するガイド部材上でスライド部材が直線方向に滑走するスライディング開閉装置において、ガイド部材の両側縁に沿って平行に設置される第1及び第2ガイドバーと、及び前記スライド部材の左右側端にそれぞれ位置して、前記第1及び第2ガイドバーがそれぞれ挟まれて前記スライド部材のスライディング滑走ができるようにする第1及び第2ガイドホールが形成された第1及び第2滑走結合手を含むスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置によると、前記第1及び第2ガイドバーは前記四角形板材の両側縁に密着されるか、または所定間隔が離隔されて固定されているし、前記第1及び第2ガイドホールは一側が開放されて前記第1及び第2ガイドバーを一定部分囲んでいることを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、おおよそ四角形の板材であるガイド部材と、該ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、該スライド部材の中間位置にその中心部がリンク軸に回転可能に固定されて前記中心部から左右に所定長さ程度延長された両腕を具備する可変リンクと、円形で巻線されたコイル部及びそのコイル部の両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置されて、一側固定腕の固定端は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つの右側端近くに結合されて他側可変腕の固定端は前記可変リンクの左側端部分に旋回可能に結合される第1トーションスプリングと、及び円形で巻線されたコイル部及びそのコイル部の両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置されて、一側固定腕の固定端は前記ガイド部材とスライド部材の残り一つの左側端近くに結合されて他側可変腕の固定端は前記可変リンクの右側端部分に旋回可能に結合される第2トーションスプリングと、を含むスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置において、前記ガイド部材と前記スライド部材との間の滑走可能な係合構造は、i)前記ガイド部材の前記四角形板材はそれの左右側に第1及び第2案内顎を具備して、前記スライド部材は前記第1及び第2案内顎にかみ合って滑走する第1及び第2レールを左右両側に具備する構造、及び/または、ii)前記ガイド部材は前記四角形板材の左右両側に平行に設置される第1及び第2ガイドバーを具備して、前記スライド部材は前記第1及び第2ガイドバーにそれぞれ挟まれる第1及び第2ガイドホールを具備することを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、おおよそ四角形の板状体であるガイド部材と、該ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、及び長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材と前記スライド部材の左側と右側または右側と左側の端近くにそれぞれ旋回可能に結合されるシリンダー型スプリング手段と、を含むスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置において、前記シリンダー型スプリング手段は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、該シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、そして前記コイルスプリングによって弾性的に支持されて前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つに結合されるロッドを具備することを特徴とする。一方で、前記シリンダー型スプリング手段は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、該シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、該コイルスプリングによって弾性的に支持されるロッド、そして中心部が前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つとリンク軸で回転可能に結合されて前記リンク軸から所定距離が離れた位置で前記ロッドと移動しながら旋回可能に結合される可変リンクと、を具備することを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、おおよそ四角形の板状体であるガイド部材と、該ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材の右側端近くの第1位置と前記スライド部材の左側半分領域内の第2位置にそれぞれ旋回可能に結合される第1シリンダー型スプリング手段と、及び長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材の左側端近くの第3位置と前記スライド部材の右側半分領域内の第4位置にそれぞれ旋回可能に結合される第2シリンダー型スプリング手段と、を含むスライディング開閉装置が提供される。
前記スライディング開閉装置において、前記第1及び第2シリンダー型スプリング手段は共に前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、該シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、そして該コイルスプリングによって弾性的に支持されて前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つに結合されるロッドを具備することを特徴とする。一方で、前記第1及び第2シリンダー型スプリング手段は共に前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、前記シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、該コイルスプリングによって弾性的に支持されるロッド、そして中心部が前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つとリンク軸に回転可能に結合されて前記リンク軸から所定距離が離れた位置で前記ロッドと移動しながら旋回可能に結合される可変リンクを具備することを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、前面から突き出て、スライディング方向にガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を具備する本体と、及び前記本体の結合手が収容されて滑走することができる滑走空間が背面に凹入されて形成され、前記滑走空間には前記結合手のガイドホールに挟まれて前記本体の滑走を案内する少なくとも一つのガイドバーを具備するカバーを含むスライディング開閉装置を採用した応用機器が提供される。
前記応用機器において、前記カバーの背面には滑走空間で滑走方向に沿って案内レールが突き出されて、前記案内レールと対面する前記本体の結合手の一側面には前記案内レールにかみ合って挟まれる案内顎が形成されていることを特徴とする。
前記応用機器において、前記滑走空間には少なくとも一つのトーションスプリングが位置して、その一端は応前記本体にそして他端は前記カバーに旋回可能に固定されることを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、ボタンが設けられた前面の左右側のうちで少なくとも一側の外郭に沿ってスライディング方向に少なくとも一つの直線型滑走空間が設けられて、前記滑走空間にはスライディング方向に沿ってガイドバーが装着されている本体と、及び前記本体の滑走空間内に収容されて、前記ガイドバーに挟まれてスライディング案内されるガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を背面に具備するカバーと、を含むスライディング開閉装置を採用した応用機器が提供される。
前記応用機器において、前記滑走空間は前記本体の左右一対に∪字形態で凹入されて形成され、前記結合手は前記滑走空間の対応位置に一対が形成されてその側面は前記カバー側面の内側に位置されることを特徴とする。一方で、前記滑走空間は前記本体に左右一対で└の形態で凹入されて左右側面に開口されるように形成されて、前記結合手は前記滑走空間の対応位置に一対が形成されてその側面は前記カバー側面と一直線をなすことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明によると、本体及び本体からスライディング滑走しながら開閉されるカバーを具備するスライディング開閉方式の応用機器において、前記本体及びカバーのうちでいずれか一つの左右側面のうちで少なくとも一側面に沿ってスライディング方向に少なくとも一つの直線型滑走空間が設けられて、前記滑走空間にはスライディング方向に沿ってガイドバーが装着されていて、前記本体及びカバーのうちで残り一つが前記本体及びカバーのうちでいずれか一つの側面を一定部分を囲みながら前記滑走空間内に収容されて、前記ガイドバーに挟まれてスライディング案内されるガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を背面側に具備することを特徴とするスライディング開閉装置を採用した応用機器が提供される。
前記応用機器において、前記滑走空間は左右一対にそれぞれ
Figure 2008502175
の形態で凹入されて形成され、前記結合手は前記一対の滑走空間らを囲みながら前記滑走空間の対応位置に一対が形成されることを特徴とする。
有利な効果
以上のような本発明によると、携帯電話の幅(W)を相対的に小さくしても所望の最大スライディング移動距離(L)を得ることができるので、薄型短小を志向する最近の携帯電話の設計条件を立派に満足させることができる。
また、携帯電話の上部胴体を最下位の状態で最上位の状態に移動させるか、またはその反対に移動させようとする時、使用者が上部胴体を最上位の状態(または最下位の状態)の位置最後まで押し上げ(押し下げ)ないで、おおよそ最大移動距離(L)の半分程度だけ押してもその残りの距離はトーションスプリングの弾性力によってスライド部材またはガイド部材が自動的に反対側の位置状態に移動されるので、使用上の便利さがある。
特に、滑走時には棒型の第1及び第2ガイドバーと第1及び第2ガイドホールが主導的にお互いに作用しながら運動して、第1及び第2案内顎と第1及び第2レールが補助的に水平運動で他の方向での歪みや外れを抑制することで、ガイド部材でスライド部材が柔らかい滑走動作が可能で安定的な走行が保障される。
進んで、ガイド部材のガイドバーとスライド部材のガイドホールにはそれぞれ軸受け及び緩衝ゴムが装着されて滑走接触時の衝撃を緩和して騷音を低減する。
また、ガイド部材とスライド部材に弾性接触板を介在させて滑走時にも常に電気的に接触されて接地されるようにすることで電磁波による通信障害をとり除くことができる。
また、本発明のスライディング開閉装置は一対のトーションスプリングらの可変腕の端部をスライド部材またはガイド部材で旋回されるリンクの両端にそれぞれ回転されるように固定することによって二つのトーションスプリングらの弾性力の均衡区間で誘発される死点を最小化してスライディング時に止め現象をとり除いて作動距離を増大させた效果がある。進んで、トーションスプリングらの可変腕を外側方向に一定角度折り曲げさせることで、トーションスプリングらの旋回時に必要な作動空間を最小化して小型化を期してスプリングの疲労度を減らした利点がある。
また、本発明はトーションスプリングの固定腕の端部を先ず折り曲げさせて係止端を作った後それが挟まれるガイド部材またはスライド部材に固定腕の回転半径方向に長孔を形成して、長孔に挿入させて固定させることで組み立てが簡便で長孔と固定腕との遊隔が必要なくて固定腕の旋回時に搖れを防止することによって旋回摩擦を最小化してそれによる騷音を低減するだけでなく疲労度を減らすことができる。
また、ガイド部材の案内顎とかみ合って滑走するスライド部材のレールの前方部と後方部の一定部分だけ突き出させてかみ合うようにして中間部分を消失させることで、長い直四角形板形態であるガイド部材に少しの歪みやしなうことが発生してもスライド部材の滑走が可能になるように案内結合構造の柔軟性を増進した效果もある。
発明の実施のための最善の形態
以下、添付図面を参照して本発明の好適実施例を詳細に説明する。
本発明の第1実施例によるスライディング開閉装置100が図1に示されている。本スライディング開閉装置100はスライド部材110、第1トーションスプリング(torsion spring)120、第2トーションスプリング130、そしてガイド部材140を含む。
ガイド部材140は四角形板材142の互いに対向する平行な両側端に沿って所定の幅と高さを有する第1及び第2ガイドレール144a、144bが長く延長される。第1ガイドレール144aと第2ガイドレール144bの外側面には長さ方向に第1及び第2ガイドレール溝146a、146bがそれぞれ長く形成されている。そして、第1ガイドレール144aのおおよそ中間の支点付近にはV字溝149aが形成されて、その溝149aの頂点には結合孔148aが形成されている。同じく、第2ガイドレール144bにもV字溝149bと結合孔148bが形成されている。但し、二つの結合孔148a、148bの位置は所定長さだけ偏位している。結合孔148a、148bの前にV字溝149a、149bを形成しておいたことは、第1及び第2トーションスプリング120、130の旋回運動を妨害しないようにするための配慮である。ガイド部材140の背面には携帯電話の上部胴体(図示せず;カバー)と固定させるための結合孔、例えばねじ山が形成された多数個の結合孔(図示せず、図7の240に形成された結合孔245参照)が形成されている。
スライド部材110はガイド部材140に対し、長さ方向に滑走することができるように係合される。このためのスライド部材110の構造において、四角形板材112の対向する平行な両側端に沿って突出型の第1及び第2レール114a、114bが形成されている。この第1レール114aと第2レール114bはガイド部材140の第1ガイドレール溝146aと第2ガイドレール溝146bにそれぞれ滑走可能にかみ合う。そして、スライド部材110の四角形板材112の中央部分の二つの支点には二つの結合孔118a、118bが形成されている。二つの結合孔118a、118bはスライド部材の幅を半分で分ける中央線(CL)で所定間隔が離隔されて配置される。スライド部材110の背面にも携帯電話の下部胴体(図示せず;本体)を固定させるための多数の結合孔116a〜116dが形成されている。
第1トーションスプリング120はほぼ円形に巻線された第1コイル122とこの第1コイル122の両端で所定長さで延長された両腕124a、124bで構成される。そして、両腕124a、124bの端はおおよそ直角で折り曲げられる。第1トーションスプリング120はお互いに係合されたスライド部材110とガイド部材140が形成する間空間に配置される。そして、第1トーションスプリング120の一側腕124aの端はガイド部材140の結合孔148aに旋回可能に挿入されて、残りの他側腕124bの端はスライド部材110の結合孔118bに旋回可能に挿入される。
第2トーションスプリング130も形状は第1トーションスプリング120とほとんど同一に、第2コイル132をなかに置いて所定長さで延長された両腕134a、134bで構成されて、両腕134a、134bの端も折り曲げられている。第2トーションスプリング130の一側腕134aの端はガイド部材140の結合孔148bに旋回可能に挿入されて、残りの他側腕134bの端はスライド部材110の結合孔118aに旋回可能に挿入される。
第1トーションスプリング120は外力が加えられない状態では両腕124a、124bの間の角がなるべく大きいものが望ましい。第2トーションスプリング130の場合も同じである。トーションスプリングの両腕の間の角が大きいほどスライド部材120の移動距離はさらに長くなるからである。
図1のスライディング装置110を上で説明したように組立てた後、ガイド部材140とスライド部材110に携帯電話の上部胴体と下部胴体をそれぞれ螺合すると、スライド方式の携帯電話(図示せず)が完成される。
図2ないし図5は、第1実施例によるスライディング装置100の運動状態を示す。外力が加えられない状態では二つのトーションスプリング120、130は最大限ひろがった状態を維持しようとする。したがって、外力が加えられない時には図2に示すようにスライド部材110がガイド部材140の上方向に一番遠く押し寄せている状態(以下、‘最上位の状態'と称する)と図5に示すようにスライド部材110がガイド部材140の下方向に一番遠く押し寄せている状態(以下、‘最下位の状態'と称する)の二つの状態のうちでいずれか一つの状態のみにあるようになる。
例えば、図2の最上位の状態で使用者が携帯電話の上部胴体と下部胴体にお互いに反対方向に外力を加えれば、その力がスライド部材110とガイド部材140に伝達されてスライド部材110は下方向に動くようになって、ガイド部材140は上方向に動く。その過程で、第1トーションスプリング120と第2トーションスプリング130が鈍角で開かれた状態で鋭角に折りたたんで二つのトーションスプリング120、130のコイル122、132がガイド部材140の下部半分領域に位置する状態である図3に示す状態を経由するようになる。外力が続いて加えられればスライド部材110は下方向にさらに動くようになって、その結果二つのトーションスプリング120、130のコイル122、132がガイド部材140の上部半分領域に位置する状態である図4に示す状態に至るようになる。二つのトーションスプリング120、130のコイル122、132がガイド部材140の上部半分領域に進入した後からはこれ以上外力を加えないとしても、二つのトーションスプリング120、130のバネ復元力による鈍角で開かれようとする力によってスライド部材110は図5に示す最下位の状態の位置にさらに移動するようになる。
このような過程を経ってスライド部材110は最上位の状態から最下位の状態に位置移動をするようになる。最下位の状態で最上位の状態への位置移動は図5から図2までの逆順の変化をたどりながら行われる。
最上位の状態または最下位の状態で、二つのトーションスプリング120、130はそれの弾性力がスライド部材110が上方向または下方向にバイアス(bias)されるように押圧されるのでラッチ(latch)機能も兼ねるようになる。
特に注目する点は、ガイド部材140の幅(W)に対するスライド部材110の最大移動距離(L)を長くするための配慮がスライド装置100の設計に考慮されているという点である。スライド部材110の最大移動距離(L)を長くするためにはガイド部材140の幅方向の間隔を最大限多く活用する必要がある。これを可能にするための方法として、本発明は二つのトーションスプリング120、130のスライド部材110とガイド部材140に対する、結合位置に対する特別な考慮をしている。具体的に言うと、第1トーションスプリング120の一側腕124aの端をガイド部材140の右側端近くに位置させる時、残りの一側腕124bの端はスライド部材110の左側半分領域(図2では中央線(CL)の下の領域がこれに該当する)内に位置させる。同じくスライド部材110と結合される第2トーションスプリング130の腕134bはスライド部材110の右側半分領域内に位置させる。
上の方式(以下、‘第1方式')と異なり、スライド部材110と結合される第1トーションスプリング120の腕124bがスライド部材110の右側半分領域内に位置して、スライド部材110と結合される第2トーションスプリング130の腕134bはスライド部材110の左側半分領域内に位置させたら(以下、‘第2方式')、スライド部材110の最大移動距離(L)は上と比べると顕著に減る。なぜなら、ガイド部材140の幅(W)方向の空間を最大に活用することができないからである。
スライド部材110の最大移動距離(L)とガイド部材140の幅(W)との間には相関関係がある。幅(W)が狭くなれば最大移動距離(L)を長くするのに制約が加えられる。同一の最大移動距離(L)を得るのに第1方式に従う方が第2方式に従うよりガイド部材140の幅(W)を小さくして行くことができる。第1方式は二つのトーションスプリング120、130が旋回運動をしながら圧縮-伸長をする時、幅(W)方向の間隔を最大限活用するからである。
携帯電話は薄型短小の構造で設計されることが要求されている。スライド部材110とガイド部材140との幅(W)を小さくしながらも必要な最大移動距離(L)を得るためには第1方式がさらに有利である。したがって、携帯電話の設計において第2方式よりは第1方式が薄型短小の設計要求をさらに立派に収容することができることを意味する。
発明の実施のための形態
図6と図7は本発明の第2実施例によるスライディング開閉装置200の組み立て状態の平面と背面をそれぞれ示す。第1実施例と異なる点は、スライド部材210とガイド部材240の構造との結合方式である。
ガイド部材240は四角形板材242の対向する平行な両側面に沿って第1及び第2ガイドバー244a、244bが延長されて、板材242の両側端近くのおおよそ中間付近のお互いにすこし外れて位置した所にはそれぞれV字溝の頂点に結合孔248a、248bが形成される。この二つの結合孔248a、248bに第1トーションスプリング220の一側腕224aと第2トーションスプリング230の一側腕234aが旋回可能に挿入される。
スライド部材210は四角形板材212の対向する平行な両側端に第1及び第2ガイドバー244a、244bを滑走可能に内挿している滑走結合手214a、214bがそれぞれ形成されている構造を有する。また、スライド部材210の板材には第1トーションスプリング220の残りの他側腕224bが結合される結合孔218aと第2トーションスプリング230の残りの他側腕234bが結合される結合孔218bがそれぞれ形成される。
ガイド部材240の二つの結合孔248a、248bの位置と、スライド部材210の二つの結合孔218a、218bの位置はそれぞれ前の第1実施例で説明したところと同じである。また、ガイド部材240の背面とスライド部材210の背面にそれぞれ携帯電話の上部胴体及び下部胴体と結合するのに利用される多数の結合孔245、214bが形成されたことも前の第1実施例と同一である。進んで、第2実施例のスライディング装置200の運動内容も前の第1実施例と同一であるので説明は省略する。
付加的に、前に言及した第1実施例において、スライド部材110の第1結合孔118aとガイド部材140の第2結合孔148bとの間の幅方向間隔はスライド部材110の第2結合孔118bとガイド部材140の第1結合孔148aとの間の幅方向間隔と同一にすることが望ましい。二つの幅方向間隔が一致しなければスライド部材110が左右方向にバイアスされて円滑なスライディング動作に妨害を受けるようになる。このような点は第2実施例にもまったく同じく適用される。
また、本発明の第3実施例によるスライディング開閉装置300を図8ないし図10に示す。図8及び図9は、本発明の第3実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図であり、図10は図8のA-A線断面図である。
スライディング装置300はガイド部材310と、このガイド部材310上で滑走するスライド部材320及び、スライド部材320の滑走を助ける第1、第2トーションスプリング(torsion spring)330、340を含む。
具体的に、ガイド部材310は四角形板材312の対向する平行な両側面に沿って第1及び第2ガイドバー350a、350bが装着されている。この第1及び第2ガイドバー350a、350bは四角形板材312の両側面から一定間隔が離隔しているし、その両端が四角形板材312の上下の終端横棒314、316に固定されている。本実施例で第1及び第2ガイドバー350a、350bは円形棒材で形象化されているし、この外にも四角棒材やその他の多角断面の棒材で製作が可能である。この第1及び第2ガイドバー350a、350bの上下両端には緩衝ゴムら352a、352a´、352b、352b´が挟まれた状態で上下の終端横棒314、316に進入固定される。この上下緩衝ゴム352a、352a´、352b、352b´は第1及び第2ガイドバー350a、350bの端部に被せられるように帽子のような形象をしているし、ガイド部材310からスライド部材320が上下で滑走後に停止時にお互いに直接衝突することを防止して、ひいてはスライド部材320の滑走時にガイド部材310に装着された第1及び第2ガイドバー350a、350bの平行度を維持するようにする。
四角形板材312の両側端近くのおおよそ中間付近のお互いに少し外れて位置した所にはそれぞれ結合孔312a、312bが形成される。この二つの結合孔312a、312bに第1トーションスプリング330の一側腕332aと第2トーションスプリング340の一側腕342aが旋回可能に挿入される。ガイド部材310には携帯電話の上部胴体(通常、カバーと称する、図示せず)に固定させるための結合孔(314a、314b、316a、316b)が形成されている。これらの結合孔314a、314b、316a、316bは上部終端横棒と下部終端横棒の左右側に一つずつ四方角に総4個を設けるのが望ましくて、図示したように上部胴体を下部胴体から最上位の位置にスライディング移動させた場合に上部終端横棒314は露出するので、上部終端横棒314の左右側に形成された結合孔314a、314bは外部に露出しないようにその内面に雌螺旋を形成して上部胴体でボルトで締結されることができるようにするし、常に露出しない下部終端横棒316の左右側に設けられた結合孔316a、316bは貫通孔で形成してボルトとナットで締結されるようにすることがさらに望ましい。
前述した第1及び第2ガイドバー350a、350bと対向する四角形板材312の両側面には第1及び第2案内顎318a、318bが形成されている。具体的には、第1ガイドバー350aと対向する第1案内顎318aと第2ガイドバー350bと対向する第2案内顎318bは四角形板材312の両側面から平行に直線で延長して突き出た直線突出部になっている。
スライド部材320はガイド部材310に直線方向に滑走することができるように結合される。このためスライド部材320の構造において、直四角形基板部322の対向する平行な両側端に沿って第1及び第2滑走結合手324a、324bが具備されている。この第1及び第2滑走結合手324a、324bにはガイド部材310の第1及び第2ガイドバー350a、350bがそれぞれ貫通して滑走可能に挟まれる第1及び第2ガイドホール326a、326bが形成されている。第1及び第2ガイドホール326a、326bには第1及び第2ガイドバー350a、350bと滑走時の接触摩擦を解消するために軸受けら327a、327a´、327b、327b´がそれぞれ上下一対ずつ挿入装着されている。この上下軸受けら327a、327a´、327b、327b´のうち上部側軸受けら327a、327bはスライド部材320からすこし突き出ているし、下部側軸受けら327a´、327b´はスライド部材320に完全に挿入されている。これらと対応されるようにガイド部材310の上下内側に第1及び第2ガイドバー350a、350bの上下両端を囲みながら装着された上下緩衝ゴム352a、352a´、352b、352b´は上部側は上部終端横棒314の表面から一定深さで完全に埋沒されているし、下部側は下部終端横棒316の表面からすこし突き出ている。これは滑走時に露出する上部終端横棒316部分で緩衝ゴム352a、352bが露出することを防止して美観をより美麗にさせるための配慮である。このような構造によって、ガイド部材310とスライド部材320は直接接触しないで対応される上下軸受け327a、327a´、327b、327b´と上下緩衝ゴム352a、352a´、352b、352b´がそれぞれ接触して衝撃を緩和して騷音を低減するようになる。
第1及び第2滑走結合手324a、324bにはまた内側で対向する突出型の第1及び第2レール328a、328bが形成されているし、この第1レール328aと第2レール328bはガイド部材310の第1案内顎318aと第2案内顎318bにそれぞれ滑走可能にかみ合う。この時、第1及び第2レール328a、328bとそれとかみ合う第1及び第2案内顎318a、318bの間には少しの遊隔があり、したがって滑走時にお互いに接触しない。滑走時には第1及び第2ガイドバー350a、350bと第1及び第2ガイドホール326a、326bが主導的にお互いに作用しながら運動するようになって、第1及び第2案内顎318a、318bと第1及び第2レール328a、328bは補助的に水平運動で他の方向への歪みや外れを抑制してガイド部材310からスライド部材320が安定的な走行が可能にさせる。
そして、スライド部材320の直四角形基板部322の中央部分の二つの支点には第1及び第2トーションスプリング330、340の一端が固定される二つの結合孔329a、329bが形成されている。二つの結合孔329a、329bはスライド部材320の幅を半分で分ける中央線(CL)で所定間隔が離隔されて布陣される。スライド部材120にも携帯電話の下部胴体(図示せず)に固定するための多数の結合孔320a〜320dが形成されている。
第1トーションスプリング330はおおよそ円形で巻線された第1コイル334とこの第1コイル334の両端で所定長さで延長された両腕332a、332bで構成される。そして、両腕332a、332bの端はおおよそ直角で折り曲げられる。第1トーションスプリング330はお互いに係合されたスライド部材320とガイド部材310が形成する間の空間に配置される。そして、第1トーションスプリング330の一側腕332aの端はガイド部材310の結合孔312aに旋回可能に挿入されて、残りの他側腕332bの端はスライド部材320の結合孔329aに旋回可能に挿入される。
第2トーションスプリング340も形象は第1トーションスプリング330とほとんど同一に、第2コイル344をなかに置いて所定長さで延長された両腕342a、342bで構成されて、両腕342a、342bの端も折り曲げられている。第2トーションスプリング340の一側腕342aの端はガイド部材310の結合孔312bに旋回可能に挿入されて、残りの他側腕342bの端はスライド部材320の結合孔329bに旋回可能に挿入される。
第1トーションスプリング330は外力が加えられない状態では両腕332a、332bの間角がなるべく大きいことが望ましい。第2トーションスプリング340の場合も同じである。トーションスプリングの両腕の間角が大きいほどスライド部材320の移動距離はさらに長くなるからである。
スライディング開閉装置300を上で説明したところのように組立てた後、ガイド部材310とスライド部材320に携帯電話の上部胴体と下部胴体をそれぞれ螺合すると、スライド方式の携帯電話(図示せず)が完成される。通常スライド携帯電話は下部胴体を手で握ってカバーに該当する上部胴体を上に押しあげて使用するので、下部胴体に固定されたスライド部材上で上部胴体に固定されたガイド部材が移動する。上のようにガイド部材とスライド部材を携帯電話の各片に固定するのが最適であるが、スライド部材とガイド部材は相互運動することで、ガイド部材を下部胴体に、そしてスライド部材を上部胴体に装着しても動作上には障害を誘発しない。
図11ないし図14は第3実施例によるスライディング開閉装置300の運動状態を示す。外力が加えられない状態では二つのトーションスプリング330、340は最大限ひろがった状態を維持しようとする。したがって、外力が加えられない時には図11に示すようにスライド部材320がガイド部材310の上方向に一番遠く押し寄せている状態(以下、‘最下位の状態'と称する)と図14に示すようにスライド部材320がガイド部材310の下方向に一番遠く押し寄せている状態(以下、‘最上位の状態'と称する)の二つの状態のうちでいずれか一つの状態のみにあるようになる。ここで、最下位の状態と最上位の状態という用語はスライド部材320が固定されていて、それと結合されたガイド部材310が移動するという前題下に、スライド部材320がガイド部材310の一番上方にある時には反対にガイド部材310は一番下側に位置するので、最下位の状態になって、その反対の場合は最上位の状態になることを意味する。
例えば、図11の最下位の状態で使用者が携帯電話の上部胴体と下部胴体にお互いに反対方向に外力を加えれば、その力がガイド部材310とスライド部材320に伝達してスライド部材320は下方向に動くようになって、ガイド部材310は上方向に動く。その過程で、第1トーションスプリング330と第2トーションスプリング340が鈍角で開かれた状態で鋭角に折りたたんで、二つのトーションスプリング330、340のコイル334、344がガイド部材310の上部半分領域に位置する状態である図12に示す状態を経験するようになる。外力が続いて加えられればガイド部材310は上方向にさらに動くようになって、その結果二つのトーションスプリング330、340のコイル334、344がガイド部材310の下部半分領域に位置する状態である図13に示す状態に至るようになる。二つのトーションスプリング330、340のコイル334、344がガイド部材310の上部半分領域に進入した後からはこれ以上外力を加えないとしても、二つのトーションスプリング330、340のバネ復元力、すなわち鈍角で開かれようとする力によってガイド部材310は図14に示す最上位の状態の位置に自然的に移動するようになる。
特に、二つのトーションスプリング330、340はそれの弾性力がガイド部材310を上方向または下方向に押してくれるので、最上位の状態または最下位の状態の位置に停止状態を維持するようになる。
このような過程を経ってガイド部材310は最下位の状態から最上位の状態に位置移動をするようになる。最上位の状態で最下位の状態への位置移動は上の説明の逆で図14から図11までの手順に変化をたどりながらなされる。
一方、図15ないし図18は本発明の第4実施例によるスライディング開閉装置400を示す。図15及び図16は本発明の第4実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図であり、図17及び図18はそれぞれ図15のB-B線及びC-C線断面図である。この実施例で第3実施例と異なる点は、ガイド部材410の第1及び第2案内顎418a、418bとスライド部材420の第1及び第2レール428a、428bの構造と結合方式である。
これについて具体的に説明すると、四角形板材412の両側面に平行に形成された第1及び第2案内顎418a、418bが上部側と下部側が分割されて上部側418a´、418b´は後方(スライド部材との結合反対側)から突き出て下部側418a″、418b″は前方(スライド部材側)から突き出ている。特に、後方に突き出された上部の第1及び第2案内顎418a´、418b´は四角形板材412の長さの1/3〜1/4区間に形成されて、残りの区間では前方に突き出た下部の第1及び第2案内顎418a″、418b″が形成されている。上部の第1及び第2案内顎418a´、418b´はスライド部材420の長さより小さくして、スライド部材420がガイド部材410の一番上側に位置する場合に第1及び第2レール428a、428bの下端の一定部分が下部の第1及び第2案内顎418a″、418b″と係合されるようにして、それと共に上部終端横棒414で四角形板材412側に下部の第1及び第2案内顎418a″、418b″と同一な高さと厚さで係合顎ら414´、414″を突き出させて第1及び第2レール428a、428bの上端一定部分が係合されるようにして外側に離脱することを防止する。
スライド部材420の第1及び第2レール428a、428bは下部の第1及び第2案内顎418a″、418b″を内部に収容した状態でかみ合うようになって、上部の第1及び2案内顎418a´、418b´は第1及び第2レール428a、428bの底面に密着されてスライド部材420を支持するようになる。このために、第1及び第2案内顎418a´、418b´と接触する第1及び第2レール428a、428bの底面部分は厚さが薄くなるようになる。
以上説明したことを除いては第3実施例とほとんど同一な構成を有して、同一な部分に対しては説明を省略する。但し、第3実施例では下部側終端横棒316を四角形板材312と個別的に製作してボルトで締結組み立てしたが、この第4実施例では上部側終端横棒414を個別的に製作してボルト419で締結組み立てしている。
図19及び図20は本発明の第5実施例によるスライディング装置500の組み立て斜視図及び分解斜視図である。そして、図21は図19のD−D線断面図である。第5実施例ではガイド部材510とスライド部材520との形象において少し差があるだけで、その構成においては第3実施例とほとんど同一である。但し、第3実施例では上下軸受けのうちスライド部材から一側は突き出て、他側は埋入されていて、それと対応される上下緩衝ゴムらも一側はガイド部材に一定深さで埋沒されていて、他側は突き出されている反面に、本実施例では上下軸受けら527a、527a´、527´527b´はすべて埋入されていて、それと接触する上下緩衝ゴムら552a、552a´、552b、552b´はすべて突き出ている。この場合、美観上にはやや良くないこともあるが、作動上には格別に問題がない。すなわち、上部緩衝ゴム552a、552bは携帯電話の上部胴体がスライディング上昇した場合に露出するので、上部緩衝ゴムが突き出されていれば目立って美観を害することがある。しかし、その反対給付として緩衝ゴムを突き出させることが埋沒するより組み立てが容易であるので、組み立て性を向上することができる。勿論、反対に上下軸受けらをすべて突き出させて、それと対応される上下緩衝ゴムらをすべて埋沒させて接触するようにすることもできる。
また一方で、上に説明した第5実施例をすこし変形して図22及び図23のような構成で実施することもできる。
図22及び図23は本発明の第6実施例によるスライディング開閉装置600の分解斜視図及びその組み立て断面図であり、図示したようにスライド部材620の直四角形基板部622の両側に設けられた第1及び第2滑走結合手624a、624bを直四角形基板部622の両側の全区間にかけて形成しないで、その長さより小さく形成して最上位の状態や最下位の状態に位置する場合スライド部材620の直四角形基板部622がガイド部材610の上下部終端横棒614、616を越えるようにしてスライド携帯電話のスライディング距離を増加させることができる。これはスライド部材620の直四角形基板部622及びガイド部材610のガイドバー650a、650bが第5実施例と同一な長さであるとする時、より多い作動距離を確保することができるようにする。
進んで、スライド部材620とガイド部材610はすべて伝導性を有する金属材質であって可動性がある部材であるので、携帯電話の送受信の電磁波に影響を及ぼすことができる要素である。これら二つの部材が携帯電話の送受信電磁波に及ぶ影響を最小化するためには、これら二つの部材の電位を携帯電話の基準電位と同一電位で作る必要がある。このため一つの方案として、これら二つの部材それぞれを携帯電話の基準電位点にそれぞれ別に電気的に連結することである。他の方案としては、導電性スライド部材620とガイド部材610はこれらが滑走運動をする間にも、常にお互いに電気的に接続された状態を維持するようにしてこれら二つの部材間の電位差が存在しないようにすると同時に、電気的に一体化されたこれら二つの部材を携帯電話の基準電位点に電気的に接続させることである。すなわち、図24と図25に示すようにガイド部材610の案内顎618aと対面しているスライド部材620のレール628a内側に接触板660を固定させて、二つの部材を電気的に接続させることが望ましい。この時、接触板660は弾性を有する板スプリングにしたものが良くて、そうするとスライド部材620とガイド部材610との滑走時にレール628a内側に固定された接触板660は案内顎618aに弾性接触しながら移動するようになる。接触板660の固定は小さなボルトやスクリューなどの締結部材を利用するか、または直接スライド部材に熔接する方法が使用されることができる。接触板660はこの外にも常時スライド部材とガイド部材が接触することができる位置なら、どの所でも設置が可能である。このような接触板は本実施例でだけでなく、前で説明した第3ないし第5実施例にすべて適用するのが望ましい。
図26及び図27は本発明の第7実施例によるスライディング開閉装置700の結合斜視図及びそのE−E線断面図であり、上で説明した第3実施例を変形してガイド部材710の案内顎718a、718bを直四角形板材712の両側縁に沿って突き出させて、その案内顎718a、718bの側面にガイドバー750a、750bを密着させて結合させる。この時、円筒状のガイドバー750a、750bが一定部分進入されるように案内顎718a、718bの側面にはガイドバー750a、750bの曲線と符合される進入溝719a、719bが設けられている。一方、左右一対の第1及び第2ガイドバー750a、750bと結合する一対の第1及び第2ガイドホール726a、726bはスライド部材720の滑走結合手ら724a、724bに内側に対向して形成されて、この第1及び第2ガイドホール726a、726bは内側に開放されて、その断面が弧形態をなして第1及び第2ガイドバー750a、750b表面の一部分を囲んでいる。このように第1及び第2ガイドホール726a、726bは一側方に開放されて実質的に溝であるが、説明及び用語定義の便宜上に孔と通称する。また、ガイドホール726a、726b外側には案内顎ら718a、718bとかみ合う案内レールら728a、728bが形成されている。
このような構造によって、スライド部材720の滑走結合手ら724a、724bがガイドバーら750a、750bを一定部分囲みながら案内レール728a、728bがガイド部材710の案内顎718a、718bにかみ合う二重のガイディング構造を有するようになる。このような構造でも前の第3実施例とほとんど同一な動作と效果を有して、したがってそれに対する具体的な説明は省略する。
図28及び図29は本発明の第8実施例によるスライディング開閉装置800の結合斜視図及びそのF−F線断面図である。本実施例は前の第7実施例で案内顎と案内レールの構造をとり除いてガイドバーら850a、850bとガイドホールら826a、826bの結合構造によってガイド部材810でスライド部材820の滑走を案内する構造を示している。このような滑走案内構造は前の実施例らの二重案内構造に比べて安全性はすこし落ちるが、大した無理なくスライド部材の滑走をガイドすることができる。
図30ないし図32は本発明の第9実施例によるスライディング開閉装置900の構成及び具現原理を説明するための説明図らである。
図示したように、ガイド部材910にはスライド部材920が滑走可能に結合されている。ガイド部材910とスライド部材920との間には第1及び第2トーションスプリング930、940が介在されて滑走運動力を提供する。すなわち、第1及び第2トーションスプリング930、940は、中央部のコイル部934、944から一対の腕ら932a、932b、942a、942bが伸ばされて行って鈍角をなしているが、それらの一側腕932a、942aはガイド部材910に固定されて、それらの他側腕932b、942bはスライド部材920に固定されてガイド部材910とスライド部材920が相互滑走運動を開始すると、その位置によって第1及び第2トーションスプリング930、940の腕ら932a、932b、942a、942bが鋭角に圧縮されてから再び元の状態(鈍角)に復帰するようになる。よって、第1及び第2トーションスプリング930、940は圧縮終点を超えれば膨脹復元しながら走行方向の終着支点までの移動力を提供するようになる。
ところが、従来技術で言及したところのように携帯電話などのスライディングメカニズム採用機器が小型化されることによって、スライディング開閉装置の幅を小さくして滑走距離を大きくするためにスライド部材の中心部に固定される第1及び第2トーションスプリングの腕の端部が滑走方向と平行な幅方向の中心線に対して反対側に位置してお互いに一定間隔が離れて擦れ違うように位置する。その結果、ガイド部材上でスライド部材が滑走すると死点(止め区間)がたくさん生ずるようになるが、本発明では第1及び第2トーションスプリング930、940の他側可変腕932b、942bの端部をスライド部材920に直接固定しないで、スライド部材920のおおよそ中央部位で一定角度で旋回される可変リンク950にリンク軸952を頂点にして、両側に対向してそれぞれ旋回可能に固定することで上のような問題を解決している。
これに対してもうすこし詳細に説明すると、可変リンク950はその中間部位がスライド部材950の中央部位にリンク軸952で回転可能に固定されていて、リンク軸952を基点に可変リンク950の左側には第1トーションスプリング930の可変腕932bの端部が旋回可能に結合されていて、可変リンク950の右側には第2トーションスプリング940の可変腕942bの端部が旋回可能に結合されている。この時、第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕932b、942bを一定角度で折り曲げさせることで、スプリングの可動角度を減らして疲労度を軽減して、第1及び第2トーションスプリング930、940の旋回時に第1及び第2トーションスプリング930、940と可変リンク950の干渉を排除して空間制約を乗り越えて、スプリングの復元力を増進している。このような可変リンク950の連結構造によって第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕ら932b、942bの端部の固定点(旋回軸)はガイド部材910とスライド部材920の滑走によって変わるようになる。この時、第1及び第2トーションスプリング930、940の固定腕ら932a、942bの端部はそれぞれガイド部材910の両側端から滑走方向に見る時、中間位置でいずれかの方にややかたよった位置に足踏み回転可能に固定されている。本実施例では第1トーションスプリング930の固定腕932aはガイド部材910の右側端のうち滑走方向への中間位置に及ぶことができなかった下方側に固定されているし、第2トーションスプリング940の固定腕942aはガイド部材910の左側端のうち滑走方向から見る時、第1トーションスプリング930の固定腕932aよりすこし上側に固定されている。
スライド部材920が最下位の位置にある時には、第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕932b、942bが固定された可変リンク950は図30でのように垂直線を基準に一定角度で旋回されて傾いた状態で位置する。この時、可変リンク950の傾斜角(θ)は垂直線を基準に20〜60度程度が適当であり、より望ましくは30〜50度が好適であり、この状態でガイド部材910上でスライド部材920を滑走させれば、第1及び第2トーションスプリング930、940が圧縮されながら、それらの可変腕ら932b、942bが可変リンク950の結合点らを押して可変リンク950もまたリンク軸952を頂点にして時計方向に回転してほとんど水平をなすようになる。それによって、第1及び第2トーションスプリング930、940のコイル部934、944も一定な軌跡を描きながら回転するようになって、その結果第1及び第2トーションスプリング930、940の復元力の大きさが同一であり、それらの力の方向が反対になる支点で止め現象が生じるようになるが、本発明は第1及び第2トーションスプリング930、940の復元力の大きさが同一になる支点でお互いの力の方向が同一方向をなすように可変リンク950が第1及び第2トーションスプリング930、940のコイル部934、944の旋回動作に連動して旋回されることで、止まり区間(死点)がほとんど発生しないようにする。よって、ガイド部材910上をスライド部材920が滑走する時、二つのトーションスプリング930、940が力の均衡をなす支点で止める現象をとり除くことができる。すなわち、可変リンク950は第1及び第2トーションスプリング930、940が力の大きさが対等な支点で図31に示すように滑走方向とおおよそ直交する水平方向に位置して二つのスプリング930、940の力の方向を滑走方向と同一な方向になるようにすることで、止め現象をとり除いて滑走方向への円滑な滑走を助ける。その結果、図32でのような状態でスライド部材920はガイド部材910上の最上位の位置に到逹するようになる。このような最上位の位置で第1及び第2トーションスプリング930、940は元の状態(鈍角)に近い鈍角の状態でひろがるようになって、その結果第1トーションスプリング930の可変腕932bは可変リンク950の左側固定部を下側に
引っぱる一方、第2トーションスプリング940の可変腕942bは可変リンク950の右側固定部を上側に引っぱってリンク軸952を中心にして可変リンク950を反時計方向に旋回させて傾斜させるようになる。これに加えて、第2トーションスプリング940の可変腕942bが可変リンク950のリンク軸952にかかりながらそれが固定された右側固定部を持ち上げて旋回力を倍加させるようになる。よって、可変リンク950は最上位の位置で垂直線に対して所定角度、望ましくは30〜50度で傾いた状態に位置するようになって、これは可変リンク950が水平状態で傾斜状態に転換された滑走方向での変位値程度の滑走(走行)距離を拡張させる結果をもたらす。これに照らして見る時、可変リンク950の傾きは最下位、最上位の位置で垂直線に近接するほど滑走距離が増加するようになるので、この点を考慮して可変リンク950の旋回角を設計すると良い。
特に、第1及び第2トーションスプリング930、940の固定腕932a、942aと可変腕932b、942bの長さ比は1.5〜2:1程度が望ましい。進んで、可変リンク950に固定される第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕ら932b、942bを外側に折り曲げさせて第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕ら932b、942bがなす間角らをさらに広く拡大するによって、トーションスプリング930、940の作動時に可変リンク950との干渉を最小化して空間制約を解消している。
図33及び図34は、本発明でトーションスプリングの固定腕の固定構造を詳細に示した断面図及び底面図であり、既存のトーションスプリングの固定端を結合することにおいての問題点らを解消するために改善した構造である。本図面では、第1及び第2トーションスプリングの固定腕らの固定構造は同一であるので、代表的に第1トーションスプリングの固定腕を例にして例示して説明する。
本発明でガイド部材910に旋回可能に固定されるトーションスプリング930の固定腕932aの固定構造は図33及び図34に示すようにガイド部材910にトーションスプリング930の回転半径方向に直線の長孔912を形成して、トーションスプリング930の固定腕932aの端部を折り曲げさせた状態で、この長孔912に挟みこめば弾性によって固定腕932aの端部が長孔912の最後方に後退しながら固定される。それでは、長孔912の背面に形成された案内溝914内にその折り曲げ端932a´が位置しながらかかるようになって、トーションスプリング930の足踏み旋回時には引張力が常に外側方向(矢印a方向)に作用するので離脱が防止される。この時、長孔912の長さ(l1)は固定腕932aの折り曲げ端932a´の長さ(l2)よりすこし大きく形成して、長孔912の幅は固定腕932aの直径とほとんど同じ大きさにして挿入後に固定腕932aが長孔912の幅方向に搖れないようにする。よって、長孔912に折り曲げ端932a´を上側で一点鎖線のように挿入した後に放すと圧縮されたスプリングがひろがりながら前に前進して実線のように折り曲げ端932a´がかかって固定される。このような結合構造は、固定腕(針金)の直径よりすこし大きい円形結合孔に固定腕を挟みこんだ後に背面で折り曲げさせて固定する従来方式の代りに先に外部で固定腕932aの端部を折り曲げさせた後に半径方向に形成された長孔912に簡単に挟んで組立てることで小さな構造物であるスライディング開閉装置でトーションスプリングの固定作業をより容易にすることができるようにする。特に、このような結合構造では長孔912が固定腕932aの回転半径方向に形成されていて折り曲げ端932a´の弾性力が外側方向に作用して常時固定腕932aが長孔912の外側端部に密着されて固定腕932aが長孔912の幅方向には搖れないように挟まれるので、固定腕932aの旋回時に摩擦を最小化してこれによる摩擦騷音を低減することができる。さらに、折り曲げ端932a´が長孔912の結合部位で搖れないで安定的に足踏みで旋回されるので、作動時に負荷及び疲労度を減らして寿命を延ばすことができる。
図35ないし図37は可変型の本発明と固定型の既存装置でのトーションスプリングの運動軌跡を比べて示した各図面であり、トーションスプリングのうちで実線で表示されたものは本発明装置のものであり、点線で示したものは既存装置のものである。この図面では、本発明装置と既存装置に使用されたトーションスプリングらが弾性力と大きさが同じであるという前題下で、最下位の位置、中間位置及び、最上位の位置での軌跡のみを示した。ここで、圧縮されない元々状態のスプリング角度が130度であり、最大圧縮角が20度であるスプリングが使用された場合を例にしてガイド部材上をスライド部材が移動することによる第1、第2トーションスプリングの軌跡が図35ないし図37に示されているし、それによる圧縮角が下表に示されている。
Figure 2008502175
上の表でα、α、αは第1トーションスプリング930の最下位の位置、中間位置、最上位の位置での固定腕932aと可変腕932bとの間角を示して、それぞれ110度、65度、130度であるので、最大可動角65度の範囲内で可動がなされるようになる。これと共に、α、α、αは第2トーションスプリング940の最下位の位置、中間位置、最上位の位置での固定腕942aと可変腕942bとの間角を示して、それぞれ130度、65度、120度であるので、最大可動角65度の範囲内で可動がなされるようになる。
これに比べて、トーションスプリングらの両端が固定されている既存の装置では第1トーションスプリング30は最下位の位置、中間位置、最上位の位置での間角がβ、β、βで95度、45度、120度であるので、最大可動角75度の範囲内で可動がなされるようになる。これと共に、第2トーションスプリング40は最下位の位置、中間位置、最上位の位置での間角がβ、β、βで120度、45度、115度であるので、最大可動角75度の範囲内で可動がなされるようになる。
以上説明したように、本装置では第1トーションスプリング930が最大65度の可動角を有するのに比べて、従来装置では最大75度の可動角を有して本装置より10度をさらに多く可動するようになって、これはスプリングの疲労度を増加させるようになる。第2トーションスプリング940、40においてもまた本装置では最大65度の可動角を有するのに比べて、従来装置では最大75度の可動角を有するので10度をさらに多く可動するようになってスプリングの疲労度を増加させるようになる。これに加えて、従来装置はスプリングの本来角度である130度を基準にする時、本装置(130〜65度)に比べてさらに多く圧縮された角度(120〜45度)の範囲で可動がなされるので、疲労度がさらに増加するようになる。
併せて、可変リンク950は最下位の位置で傾斜をなしていてから移動しながら水平をなして移動している途中、再び最上位の位置では反対に旋回して傾斜をなすようになる。この時、なした傾斜はトーションスプリングら930、940の復元力及び干渉によって旋回されてなされるものであり、図面で見る時に最下位の位置では第1トーションスプリング930の可変腕932bによる下降しようとする力と第2トーションスプリング940の可変腕942bによる上昇しようとする力が、可変リンク950の左側及び右側にそれぞれ作用しながらリンク軸952を頂点に反時計方向に旋回されて傾斜される。また、最上位の位置では第1トーションスプリング930の可変腕932bによる下降しようとする力と第2トーションスプリング940の可変腕942bによる上昇しようとする力が可変リンク950の左側及び右側にそれぞれ作用しながらリンク軸952を頂点で反時計方向に旋回されて傾斜される。よって、最下位の位置では既存の固定端を有した装置に比べて距離d1程度下側に滑走距離が増えるようになって、最上位の位置では既存装置に比べて距離d2程度上側に滑走距離が増えるようになる。このd1とd2が同一な距離であるとすれば、本発明装置は既存装置に比べてd1(またはd2)の2倍程度の滑走距離が増える。
図38は図30ないし図32に例示された本発明でリンク部分の変形例を示す斜視図であり、図39及び図40は図38が適用されたスライディング開閉装置の動作原理を説明するための説明図らである。
本実施例では、第1及び第2トーションスプリング930、940の可変腕ら932b、942bと対面している可変リンク950aの一面に旋回案内突起954を突き出させて、ガイド部材910とスライド部材920の滑走時に最上位の位置及び最下位の位置で可変リンク950aを所定角度で円滑に傾斜させるより望ましい構造を例示している。旋回案内突起954は最下位の位置で第1トーションスプリング930の可変腕932bに接触されて可変リンク950aが旋回されるようにする第1傾斜面954aと、最上位の位置で第2トーションスプリング940の可変腕942bに接触されて可変リンク950aが旋回されるようにする第2傾斜面954bを具備している。この第1傾斜面954aと第2傾斜面954bはリンク軸952を頂点にして対向するように位置されている。
このような第1傾斜面954aと第2傾斜面954bを有する旋回案内突起954によって可変リンク950aはより確かで円滑に滑走区間の最上位の位置と最下位の位置で旋回動作がなされる。例えば、ガイド部材910上でスライド部材920が上昇して最上位の位置に到逹すると、図39に示すように第2トーションスプリング940の可変腕942bの端部は旋回案内突起954の対面している第2傾斜面954bを押圧しながら回転して可変リンク950aを、リンク軸952を基点に旋回させる。これによってスライド部材920は可変リンク950aが旋回された滑走方向の距離程度に滑走距離が増えるようになる。反対に、ガイド部材910上でスライド部材920が下降して最下位の位置に到逹する場合には、図40に示すように第1トーションスプリング930の可変腕932bが第1傾斜面954aを押圧しながら回転して可変リンク950aをリンク軸952を頂点に旋回させるようになる。この場合もスライド部材920の滑走距離が可変リンク950aが旋回された滑走方向の距離程度が増加するようになる。結果的に、可変リンク950aを旋回させる本メカニズムは最上位の位置及び最下位の位置で可変リンク950aが旋回された滑走方向への距離程度の滑走距離が増加するようになる。
図41及び図42は、図35ないし図40に例示された本発明の第10実施例の組み立て斜視図及びその分解斜視図である。
本実施例はガイド部材910の両側端に一定間隔が離隔して第1、第2ガイドバー912a、912bが設けられていて、それと対向する板材の両側端に第1、第2案内顎914a、914bが形成されている。スライド部材920は両側端に結合手ら922a、922bが設けられてガイド部材910と滑走可能に結合されている。この結合手ら922a、922bは第1及び第2ガイドバー912a、912bが貫通する第1、第2ガイドホール924a、924bと、第1、第2案内顎914a、914bとに挟まれる第1、第2レール926a、926bを具備している。
上のようなガイド部材910とスライド部材920の結合構造による滑走時に作動力を倍加させるためにガイド部材910とスライド部材920に介在される第1及び第2トーションスプリング930、940はその一端がガイド部材910の両側端のおおよそ中間部位に旋回可能に固定されて、その他端がスライド部材920に可変リンク950aを介在して旋回可能に固定されている。
可変リンク950aはリンク軸952によってスライド部材920のおおよそ中央部位に回転可能に結合されているし、この可変リンク950aの両端に第1及び第2トーションスプリング930、940の可変端が固定されている。この可変リンクとしては、前述した可変リンク950または950aが使用されて、その構造及び動作原理は前で詳細に説明したので省略する。
第1及び第2トーションスプリング930、940は中央のコイル部934、944とこのコイル部934、944から外側に伸びて行って、一定角をなしている直線形態の一対の腕ら932a、932b、942a、942bでなされている。この腕ら932a、932b、942a、942bの端部がガイド部材910とスライド部材920に固定されるが、特にスライド部材920には直接腕932b、942bの端部が固定されないで、可変リンク950aを介在して旋回可能に固定されている。よって、ガイド部材910とスライド部材920が滑走時に第1及び第2トーションスプリング930、940が圧縮膨脹しながら旋回するようになって、それによって可変リンク950aもスライド部材920で一定角度の範囲内で旋回及び復帰を繰り返すようになる。このような原理は上で詳しく説明したし、その結果滑走距離が長くなることは勿論であり、死点での止め現象が除去される。
図43及び図44は本発明の第11実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及び分解斜視図である。
本実施例は図41及び図42で例示した前の実施例とほとんど同一な構造を有して、本実施例ではガイド部材1010の両側に設けられた第1、第2ガイドバー1012a、1012bに沿ってスライド部材1020の第1、第2ガイドホールら1024a、1024bが移動して、補助的にガイド部材1010の第1、第2案内顎1014a、1014bに沿ってスライド部材1020の第1、第2レール1026a、1026bが案内されながら移動する。この時、滑走駆動力はガイド部材1010とスライド部材1020に前の実施例と同一に結合された第1、第2トーションスプリング1030、1040及び可変リンク1050によって提供される。このようなガイド部材1010とスライド部材1020の二重ガイディング構造を有するスライディング開閉装置でも、本発明の核心である第1、第2トーションスプリング1030、1040の可変軸構造が前の実施例と同一に可変リンク1050を適用して具現されることができる。それで、この部分に対する詳細な構成説明及び動作は省略する。
図45及び図46は本発明の第12実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及び分解斜視図である。
本実施例ではガイド部材1110の両側端に第1、第2ガイドバー1112a、1112bを装着して、これと結合されて滑走するようにスライド部材1020に第1、第2ガイドホール1124a、1124bが形成された結合手1122a、1122bを設けられている。そして、第1、第2トーションスプリング1130、1140はガイド部材1110にそれらの固定腕1132a、1142aが足踏み回転可能に結合されて、それらの可変腕1132b、1142bがスライド部材1020に可変リンク1050を媒介にして支持点(旋回軸)らの位置が移動しながら旋回される構造の結合をなしている。この実施例でも滑走を案内する案内構造を除いては、本発明の核心をなすトーションスプリングら1130、1140の可変固定構造においては図30ないし図32の原理がそのまま適用されたし、トーションスプリングら1130、1140の固定端の結合構造は図33及び図34に示す構造が適用されている。この部分は前で詳しく説明したので、それに対する詳細な説明は省略する。
図47及び図48は本発明の第13実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。この実施例では第1、第2トーションスプリングの固定腕と可変腕を前の各実施例と反対にスライド部材とガイド部材にそれぞれ結合した構造を例示しているし、したがって可変リンクがガイド部材に結合された状態を示している。
図示したように、可変リンク1250をガイド部材1210の長さ方向及び幅方向のおおよそ中央にリンク軸1252に回転可能に固定して、可変リンク1250の両側に第1及び第2トーションスプリング1230、1240の可変腕1232b、1242bの端部を旋回可能に結合して、第1及び第2トーションスプリング1230、1240の固定腕1232a、1242aの端部はスライド部材1220の幅方向の左右側端に近接して旋回可能に結合しても前の実施例らと同一に作動する。このような構造は単に、第1及び第2トーションスプリング1230、1240の腕ら1232a、1232b、1242a、1242bの固定位置を変えて、前の各実施例と反対にガイド部材1210に可変リンク1250を固定しただけで、その動作及び效果においては前の実施例らと同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
本実施例では追加的にガイド部材1210の両側端に形成された
Figure 2008502175
型の案内顎ら1214a、1214bとこれにかみ合うスライド部材1220の対応両側に設けられたレールら1226a、1226bの構造において、レールら1226a、1226bをスライド部材1220の全区間に形成しないで前方部及び後方部に一定長さ程度だけに突き出て形成させることで、ガイド部材1210に少しの歪みやしなうことが発生してもスライド部材1220が挟まって滑走が不可能になる問題点を解消する。すなわち、従来にはスライド部材の両側端の全区間にかけて長いレールらが突き出ることで、スライド部材の全区間でガイド部材とかみ合って結合されるので、ガイド部材が少しだけしなってもスライド部材が滑走移動することができない問題が露出されたが、本発明ではレールら1226a、1226bをスライド部材1220の前方部と後方部に少しずつ突き出させることによってスライド部材1220の前方部と後方部のみでガイド部材1210とかみ合って結合されるので、ガイド部材1210がある程度しなっても柔軟に滑走が可能である。
図49は本発明で可変リンクの他の実施例を示した斜視図であり、可変リンクは前の実施例らで例示したようにおおよそ直線形態、すなわち直四角形で構成されるのが望ましいが、この外にも多様な形態で形象化させることができる。他の実施例で、図49に示すように円板形態で可変リンク1250aを形象化して、円板型可変リンク1250aの中心を基点にして両側にそれぞれ第1及び第2トーションスプリングを結合することができる。
可変リンクは上で説明した円板型や直線型の以外にも菱形形態、正四角形、楕円形など多様な形態の板材で構成が可能である。
図50は前で例示したトーションスプリングに替えて使用することができるシリンダー型スプリング手段の構造を示した断面図である。また、図51及び図52は本発明のスライディング開閉装置に採用されたスプリングの他の実施例を示した図面であり、この実施例では前で例示したトーションスプリングを取り替えて図50に示すシリンダー型スプリング手段が適用された例を示している。特に、図51には左右2個のシリンダー型スプリング手段が適用された例を示しているし、図52には1個のシリンダー型スプリング手段が適用された例を示している。
前で例示したトーションスプリングを取り替えて図50に例示したようなシリンダー型スプリング手段が採用されることができる。このシリンダー型スプリング手段1360は図示したように、一側に開口されたシリンダー1362の内部にコイルスプリング1364を収容して、このコイルスプリング1364の内側にロッド(rod)1366を挿入してロッド1366の一定部分がシリンダー1362の開口1362aを通じて外部に突き出るように結合されている。特に、ロッド1366の表面には係止突起1366aが突き出されてその下面にはコイルスプリング1364の一側端がかかって規制されて、コイルスプリング1364の他側端はシリンダー1362の閉鎖された底面底に規制されてロッド1366の収縮膨脹時に復元力を提供するようになる。ロッド1366の係止突起1366aはまた上側面がシリンダー1362の開口1362a側の顎にかかってロッド1366の外部の離脱を防止するように設計されることが望ましい。また、シリンダー1362の端部とロッドの端部には固定部ら1362b、1366bがそれぞれ具備されて、スライド部材1320とガイド部材1310に固定するための固定溝ら1362c、1366cがそれぞれ形成されている。この固定溝ら1362c、1366cにスライド部材1320とガイド部材1310で固定片ら1370a、1370bをそれぞれ挟んでシリンダー型スプリング手段1360が旋回可能に結合される。
上のような構造のシリンダー型スプリング手段は前で例示した第1及び第2トーションスプリングを取り替えてトーションスプリングらと同一な位置に図51に示すように第1及び第2シリンダー型スプリング手段1460a、1460bが図50で説明した結合方式によってスライド部材1420及びガイド部材1410に結合されることができる。勿論、この時に第1及び第2シリンダー型スプリング手段1460a、1460bの一端は可変リンク1450の両側にそれぞれ旋回可能に結合される。この時、ガイド部材1410の左側に結合された第1シリンダー型スプリング手段1460aはスライド部材1420の左側半分領域で移動可能に可変リンク1450のリンク軸1452から左側の方に結合されて、ガイド部材1410の右側に結合された第2シリンダー型スプリング手段1460bはスライド部材1420の右側半分領域で移動可能に可変リンク1450のリンク軸1452から右側の方に結合される。このように、旋回される可変リンク1450を採用することによってシリンダー型スプリング手段の動作距離を大きく確保することができる。勿論、可変リンクをとり除いて直接スライド部材に第1及び第2シリンダー型スプリング手段の一側を旋回可能に結合することもできる。
また一つの方法として、シリンダー型スプリング手段1560を1個だけ使って、図52に示すように可変リンク1550を媒介でスライド部材1520及びガイド部材1510に結合させて同一な作動を得ることができる。1個のシリンダー型スプリング手段1560を使用する場合、可変リンク1550を介在しないで直接ガイド部材1510またはスライド部材1520にすぐに結合することもできる。
上のような図51のデュアルタイプ(dual type)及び図52のモノータイプ(mono type)のシリンダー型スプリング手段でも可変リンクによって前で例示した実施例らとほとんど同一に動作するので、その動作に対する詳細な説明は省略する。但し、トーションスプリングは両腕の角度の圧縮膨脹によって作動力が発生するものの、シリンダー型スプリング手段はシリンダー内にロッドが進入されるか、または進出しながら収縮膨脹して作動力を得るようになる。
図53は本発明の第14実施例によるスライディング開閉装置を適用した応用機器を示した分離斜視図であり、図54は図53を組立てた状態での正面図であり、図55は図54を切断線G−G線で切った組み立て断面図である。本実施例では、応用機器でスライディング携帯電話を例示しているし、このスライディング携帯電話に一体化されたスライディングメカニズムとしては、ガイドバー型スライディングメカニズムを示している。
前で言及したように、携帯電話は本体2100と該本体2100の上側に装着されて本体2100上でスライディング滑走するカバー2200で構成されている。このようにカバー2200が本体2100上でスライディング滑走するために、カバー2200と本体2100との対面部位にはスライディングメカニズムが構成されている。すなわち、本実施例ではカバー2200の背面にガイドレール構造を形成して、カバー2200の背面と対向する本体2100前面の上部側に、このガイドレール構造でスライディング滑走するスライド構造を具備している。このようなカバー2200のガイドレール構造はその大部分の構成要素らがカバー2200の背面に一体で成形されて、本体2100のスライド構造は別個の板材で構成されて本体2100の前面上部に装着される。
これに対して具体的に説明すると、図示したようにカバー2200の背面には本体2100のスライド構造が滑走方向に運動可能に収容される滑走空間2210が設けられている。カバー2200の背面に凹入形成された滑走空間2210は滑走方向に滑走距離を考慮して形成されて、この滑走空間2210内にその左右側側壁と接して左右一対のガイドバーら2220a、2220bが装着されている。ガイドバーら2220a、2220bの両端をカバー2200に固定させることにおいて、ガイドバーら2220a、2220bの一端は滑走空間2210と連通されてカバー2200の背面の上部側に形成された固定溝ら2212a、2212bに挿入して、ガイドバーら2220a、2220bの他端は把持片2230に形成された固定溝ら2232a、2232bに挿入させた後、把持片2230をカバー2200の背面の滑走空間2210下端部に密着させてボルト2240などの結合手段を通じて結合する。この時、ガイドバーら2220a、2220bの両端にゴムパッキング2222a、2222b、2224a、2224bを被せて固定溝ら2212a、2212b、2232a、2232bに挿入させて固定するか、またはそれともガイドバーら2220a、2220bの両端を固定溝ら2212a、2212b、2232a、2232bに直接挟んで固定する。前者の場合が組み立て誤差を償うか、またはスライディング滑走時の緩衝力を提供するのに有利であるので望ましい。勿論、カバー2200の背面に直接形成された固定溝ら2212a、2212bを滑走空間2210の下端に形成して把持片2230を滑走空間2210の上端に固定しても上で説明したガイドレール構造と同一な動作と機能を遂行することは異論の余地がない。
カバー2200背面の滑走空間2210と対応される本体2100の前面にはガイドレール構造で滑走するスライディング構造が具備されている。このスライディング構造は本体2100と別個のスライド部材2110で製作されて本体2100前面の上部にボルトら2102で締結固定される。スライド部材2110は滑走方向に左右一対の結合手ら2120a、2120bを具備するが、この左右一対の結合手ら2120a、2120bには滑走方向にガイドホールら2122a、2122bが形成されてカバー2200背面に装着された左右のガイドバーら2220a、2220bにそれぞれ挟まれる。他の一方で、上のような構成を有するスライディング構造は本体2100と一体で成形されることもできるが、これに対しては図56を参照して詳細に後述する。
また、本発明は上で説明したガイドバー案内構造の外にもレール案内構造が付加されている。これに対して詳細に説明すると、カバー2200背面で滑走空間2210が終わる左右側壁には滑走空間2210側に案内レールら2214a〜2214fが突き出ている。これと対応して、カバー2200の滑走空間に収容される本体2100の結合手ら2120a、2120bの外側面には案内レール2214a〜2214fとかみ合う案内顎ら2124a、2124bが形成される。案内レール2214a〜2214fは図53に例示したように滑走空間2210aで滑走方向に沿って上部側、中間部位側、下部側に分割して構成されている。特に、案内レールら2214a〜2214f間の間隔はそれとかみ合う案内顎ら2124a、2124bの分割された上下側間隔と一致して前側で滑走空間2210に挟まれることができるようになっている。このように案内レール2214a〜2214fを滑走空間2210の上下側及び中間部位側に構成すると止まり位置である上下位置で本体2100とカバー2200の拘束力が倍加されて使用状態でより丈夫な結束力を提供する。言い加えて説明すると、カバー2200が最下位の位置にある時、すなわちカバー2200を本体2100と重ねて閉める時に上部側案内レール2214a、2214bが下って結合手ら2120a、2120bの案内顎ら2124a、2124bとかみ合うので、本体2100とカバー2200の結束力が強化されて外部衝撃によって容易に分離しないで、カバー2200が最上位にある時、すなわちカバー2200を本体2100から上側にスライディングさせて開いた時に下部側案内レール2214e、2214fが上がって結合手2120a、2120bの案内顎ら2124a、2124bとかみ合うので、本体2100とカバー2200の結束力が強化される。携帯電話は通常使用時にカバー2200が最上位と最下位に存在するので、この二つの所のみに案内レール2214a〜2214fを構成すると使用時の結束力を強化させることができる。以外にも、案内レールは滑走方向に沿って等間隔で多数個構成しても良くて、滑走方向に沿って連続的に延長突き出させて左右両側の全区間にすべて構成しても良い。以上説明したようにガイドバーによる滑走案内構造に加えてレール構造を併用して運行するのがスライディング滑走
時に直進性を保障するのに有利である。
前述した滑走空間2210は本実施例では一対の結合手ら2120a、2120bを共に収容することができる1個の空間で形成しているが、結合手ら2120a、2120bがそれぞれ挿入収容されることができるように滑走方向に沿って2個の直線型溝で分割形成することもできる。進んで、案内レール2214a〜2214fと案内顎2124a、2124bは結合手ら2120a、2120bの内側に案内顎らを突き出させて滑走空間2210で結合手ら2120a、2120bの内側と対応される部位に案内レールを突き出させてかみ合うように構成することもできる。
図56はガイドバー型スライディングメカニズムが適用された本発明のまた他の実施例を示す分離斜視図である。図57は図56を組立てた状態で正面から見てスライディングメカニズムを概略的に示した図面である。
本図面らに例示されたガイドバー型スライディングメカニズムでガイドバー案内構造は図53ないし図55で既に説明したガイドバーとガイドホールの構造及び結合関係と同一であるので、この部分に対する詳しい説明は省略する。
携帯電話は本実施例でのようにより単純で組み立て性を改善するためにスライド構造自体も前の実施例のような別個のスライド部材ではなく、直接本体2100aの上面に一体で成形して構成することができる。このような一体成形の結果、本体2100a前面の上面に両方に一対の結合手ら2120c、2120dが突き出るようになるが、その構造及び形象は前の実施例と同一である。
本実施例でレール案内構造をとり除いてガイドバー2220c、2220dとガイドホール2122c、2122dでなされたガイドバー案内構造のみでも、正確なスライディング動作を保障することができる。よって、案内レール2214g〜2214lと案内顎2124c、2124dでなされたレール案内構造をとり除いても動作には差し支えがないし、レール案内構造が加えられていればより一層精緻で安定的な動作が保障されることができるが、一方では製造金型が少し複雑になって組み立てが難しくなることがある。
図58は図53に例示された機器のスライディングメカニズムに作動力を倍加するためのトーションスプリングらが装着されたまた他の実施例を示す分離斜視図である。本実施例は図53ないし図55に例示した実施例に一対のトーションスプリングを装着してスライディング運動力を倍加している。
以下の説明で、前の実施例と同一な構成に対しては前の実施例で詳しく説明したので、そのような構成部分に対しては概略的に説明する。
カバー2200bの背面に凹入形成された滑走空間2210bに本体2100bに形成された左右一対の結合手ら2120e、2120fを挿入させて結合するが、この時滑走空間2210bの左右両側に設けられたガイドバーら2220e、2220fに結合手ら2120e、2120fのガイドホール2122e、2122fを挟んで滑走空間2210bの左右端に設けられた案内レール2214m〜2214rに結合手ら2120e、2120fの案内顎ら2124e、2124fをかみ合うようにして結合する。そうすると、カバー2200b背面の滑走空間2210bと本体2100b前面の結合手ら2120e、2120fがなす間には空間が形成されて、この空間で一対の第1、第2トーションスプリング2300a、2300bを位置させて装着する。
第1トーションスプリング2300aはおおよそ円形で巻線された第1コイル2310aと、この第1コイル2310aの両端で所定長さで延長された両腕2320a、2330aで構成される。そして、両腕2320a、2330aの端はおおよそ直角で折り曲げられて、第1トーションスプリング2300aの一側腕2320aの端は滑走空間2210bの左側中間高さに形成された結合孔2216aに旋回可能に挿入固定されて、残りの他側腕2330aの端は本体2100bの左右結合手ら2120e、2120fのおおよそ中央位置に形成された結合孔2130aに旋回可能に挿入固定される。
第2トーションスプリング2300bも形象は第1トーションスプリング2300aと同一であり、その両端の固定位置のみが異なるものであり、第2コイル2310bをなかに置いて所定長さで延長された両腕2320b、2330bで構成されて、両腕2320b、2330bの端も折り曲げられている。第2トーションスプリング2300bの一側腕2320bの端は滑走空間2210bの右側中間の高さに形成された結合孔2216bに旋回可能に挿入されて、残りの他側腕2330bの端は本体2100bの左右結合手ら2120e、2120fのおおよそ中央位置に形成された結合孔2130bに旋回可能に挿入される。
第1トーションスプリング2300aは外力が加えられない状態では両腕2320a、2330a間角がなるべく大きいことが望ましい。第2トーションスプリング2300bの場合も同じである。トーションスプリングの両腕の間角が大きいほどスライド構造の移動距離はさらに長くなるからである。
この第1、第2トーションスプリング2300a、2300bの構造及びその動作原理は前で詳細に説明したので、ここではそれに対する詳細な説明は省略する。
図59は本発明によるスライディング開閉装置を適用した応用機器のまた他の実施例を示した正面図である。図60は図59の切断線H−H線で切った断面図である。本実施例では前の実施例らと反対にガイドレール構造を携帯電話の本体部分に構成して、スライド構造を携帯電話のカバー部分に構成したことを例示している。
図示したように、本体2100cの前面にボタン2104cが構成された部分を除いた両側の外郭側に左右一対の∪字凹入型滑走空間2140a、2140bを形成して、この滑走空間2140a、2140bにそれぞれガイドバー2150a、2150bを装着する。ガイドバー2150a、2150bの装着はガイドバーの上下両端を前の実施例で説明した方式で固定するが、滑走空間2140a、2140bの中央に配置するのが望ましい。滑走空間2140a、2140bの側壁には表面側で案内レール2142a、2142bが突き出ている。この案内レール2142a、2142bは滑走空間2140a、2140bの上下区間のみに構成するか、または全区間にかけて連続的に突き出させて構成することができる。また、案内レール2142a、2142bは滑走空間2140a、2140bを基準に外側側壁及び内側側壁のうちでいずれか1個所のみに構成するか、または両方すべて構成することもできる。
カバー2200cの背面には左右一対の滑走空間2140a、2140bに進入される結合手2250a、2250bが滑走空間2140a、2140bと対応する部位を突き出ている。よって、結合手2250a、2250bはそれぞれ対応される滑走空間2140a、2140b内に進入されて滑走空間2140a、2140bに沿って上下にスライディング滑走するようになるが、滑走空間2140a、2140b内に進入時にガイドバー2150a、2150bに挟まれて案内レール2142a、2142bにかみ合って安定的に滑走が可能に把持される。このために、結合手2250a、2250bには上下方向(滑走方向)に貫通するガイドホール2252a、2252bがそれぞれ形成されているし、案内レール2142a、2142bと対応される一側部位には案内顎2254a、2254bが案内レール2142a、2142bとかみ合うように突き出されている。
このように、本体2100c前面の両側に一対の滑走空間2140a、2140bと案内レール2142a、2142bの構造を本体2100cと一体で成形して、滑走空間2140a、2140bの内部にガイドバー2150a、2150bを装着してガイドレール構造を構成することができる。これと共に、スライド構造はカバー2200c背面から左右一対の結合手2250a、2250bに突出成形して、成形時に結合手2250a、2250bにガイドホール2252a、2252bと案内顎2254a、2254bを形成することでカバー2200cと一体成形が可能である。そうすると、組み立て工数をよほど減少させることができるし、部品単価を減らすことができる。一方で、上のスライド構造は結合手らが左右両側に構成された板状のスライド部材で製作してカバー背面に付着する方式を取ることもできる。
以上で説明したスライディングメカニズムは多くの変形を伴うことができるが、それに対するいくつかの変形例を下の図61ないし図64で説明する。
図61は本発明によるスライディング開閉装置を採用した応用機器のまた他の実施例を示した断面図である。また、図62は図61で案内レールと案内溝の一実施例を示した部分抜純断面図であり、図63は図61で案内レールと案内溝の他の実施例を示した部分抜純断面図である。
ここに図示された実施例は図59及び図60で例示した実施例をすこし変形した変形例であり、図61に例示したように滑走空間2140c、2140dを本体2100dの側面まで延長して開口させて└形態の凹入形状で成形して、それと対応される結合手ら2250c、2250dもカバー2200d側面と一直線をなしながら背面側に延長されるように成形する。その場合、本体2100dの側面とカバー2200dの側面は一直線をなすが、カバー2200dで突き出た左右一対の結合手2250c、2250dの側面らがカバー2200d側面の一部になりながら本体2100d側面の一定部分を覆うようになる。この時、図62に示すように案内レール2142cは本体2100dの外側面に形成して、案内顎2254cは案内レールと対面するカバー2200dの結合手2250c、2250dの内側面にそれぞれ形成するか、またはそれとも図63でのように図62と反対にして凹凸結合をなすように構成することができる。
図64は本発明によるスライディング開閉装置を採用した応用機器のまた他の実施例を示した断面図である。
図示したように、本発明はスライディングメカニズムを応用機器の側面でも構成することができる。これに対して具体的に説明すると、携帯電話の本体2100eの両側面に
Figure 2008502175
形の滑走空間2140e、2140fを形成して、この滑走空間2140e、2140fにそれぞれガイドバー2150e、2150fを装着してガイドバーの両端を固定する。
そして、携帯電話の本体2100eを覆うようにカバー2200eの面積を本体2100eに比べて広くして、カバー2200eの側面を本体2100eの側面を囲むように延ばして、その左右の結合手2250e、2250fが滑走空間2140e、2140f内に進入されるように折り曲げ形成する。このようにカバー2200eの側面から折り曲げ形成された結合手2250e、2250fにはガイドホール2252e、2252fが形成されて本体2100eの滑走空間2140e、2140f内でガイドバー2150e、2150fに挟まれて結合される。これによって、ガイドバー2150e、2150f上でガイドホール2252e、2252fが形成された結合手2250e、2250fが滑走運動することによって、本体2100e上でカバー2200eがスライディング滑走するようになる。
それと同時に、滑走空間2140e、2140fの一側または両側の上端及び/または下端に案内レール(図示せず)を設置するか、またはスライディング区間に全体的に案内レールを設置して、本体2100eの案内レールと対応される結合手2250e、2250fの側面に案内顎(図示せず)を形成してかみ合うように結合させることによって、ガイドバー2150e、2150fとガイドホールら2252e、2252fのスライディング動作と併せて案内レールに沿って案内顎が案内されながら滑走空間2140e、2140f内で結合手2250e、2250fが移動して本体2100eでカバー2200e)がより安定的に滑走運動するようにすることもできる。
前述した本体2100eとカバー2200eを変えて滑走空間2140e、2140fをカバー2200eの側面に、そして結合手2250e、2250fを本体2100eに構成しても同一な機能と作動を得ることができる。
産業上利用可能性
本発明のスライド開閉装置を採用した応用機器はガイドレール構造とこのガイドレール構造とスライディング可能に結合されるスライド構造を本体及びこの本体からスライディング開閉されるカバーの対応部位にいずれか一つずつ一体で成形して結合させることで、ガイドレール構造が適用された板材及びスライド構造が適用された板材などを別に製作しなくても良いので、部品数を減らして組み立て工数を減少させることができる。よって、本発明はスライディングメカニズムが適用された機器の構造を単純化させて組み立て性を改善することができる。進んで、製造費用を節減して製造時間を節約することができる。
以上では本発明のスライディング開閉装置が携帯電話に適用された場合を例にして説明がなされたが、これが本発明のスライディング装置が携帯電話のみに限定的に適用されることができることを意味しない。本発明のスライディング装置は二つの胴体でなされたある装置をスライディング方式で開閉する必要がある応用分野に広く適用されることができる。
以上では本発明の望ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者は下記の特許請求の範囲に記載した本発明の思想及び領域から脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができる。よって、特許請求範囲の等価的な意味や範囲に属するすべての変化らは全部本発明の権利範囲内に属する。
図1は、本発明の第1実施例によるスライディング開閉装置の分解斜視図である。 図1の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図1の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図1の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図1の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 本発明の第2実施例によるスライディング開閉装置の組み立て状態図である。 本発明の第2実施例によるスライディング開閉装置の組み立て状態図である。 本発明の第3実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 本発明の第3実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 図8のA-A線の断面図である。 図8の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図8の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図8の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 図8の組み立てられたスライディング開閉装置が最上位の状態から最下位の状態に位置状態が変わる過程を説明するための参照図である。 本発明の第4実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 本発明の第4実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 図15のB-B線及びC-C線断面図である。 図15のB-B線及びC-C線断面図である。 本発明の第5実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 本発明の第5実施例によるスライディング開閉装置の組み立て斜視図及び分解斜視図である。 図19のD-D線断面図である。 本発明の第6実施例によるスライディング装置の分解斜視図及びその組み立て断面図である。 本発明の第6実施例によるスライディング装置の分解斜視図及びその組み立て断面図である。 図22の結合断面図である。 図22の結合断面図である。 本発明の第7実施例によるスライディング開閉装置の結合斜視図及びそのE-E線断面図である。 本発明の第7実施例によるスライディング開閉装置の結合斜視図及びそのE-E線断面図である。 本発明の第8実施例によるスライディング開閉装置の結合斜視図及びそのF-F線断面図である。 本発明の第8実施例によるスライディング開閉装置の結合斜視図及びそのF-F線断面図である。 本発明の第9実施例によるスライディング開閉装置の構成及び具現原理を説明するための説明図である。 本発明の第9実施例によるスライディング開閉装置の構成及び具現原理を説明するための説明図である。 本発明の第9実施例によるスライディング開閉装置の構成及び具現原理を説明するための説明図である。 本発明でトーションスプリングの固定腕の固定構造を詳細に示した断面図及び底面図である。 本発明でトーションスプリングの固定腕の固定構造を詳細に示した断面図及び底面図である。 可動型の本発明と固定型の既存装置でのトーションスプリングの運動軌跡を比べて示した図面である。 可動型の本発明と固定型の既存装置でのトーションスプリングの運動軌跡を比べて示した図面である。 可動型の本発明と固定型の既存装置でのトーションスプリングの運動軌跡を比べて示した図面である。 図30ないし図32に例示された本発明でリンク部分の変形例を示す斜視図である。 図38が適用されたスライディング開閉装置の動作原理を説明するための説明図である。 図38が適用されたスライディング開閉装置の動作原理を説明するための説明図である。 本発明の第10実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第10実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第11実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第11実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第12実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第12実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第13実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明の第13実施例によるスライディング開閉装置を示した組み立て斜視図及びその分解斜視図である。 本発明で可変リンクの他の実施例を示した斜視図であり、 前で例示したトーションスプリングを取り替えて使用することができるシリンダー型スプリング手段の構造を示した断面図である。 本発明のスライディング開閉装置に採用されたスプリングの他の実施例を示した図面である。 本発明のスライディング開閉装置に採用されたスプリングの他の実施例を示した図面である。 本発明の第14実施例によるスライディング開閉装置を採用した応用機器を示した分離斜視図である。 図53を組立てた状態での正面図及びそのG-G線断面図である。 図53を組立てた状態での正面図及びそのG-G線断面図である。 ガイドバー型スライディングメカニズムが適用された本発明のまた他の実施例を示す分離斜視図である。 図56を組立てた状態で正面からみてスライディングメカニズムのみを概略的に示した図面である。 図53に例示された機器のスライディングメカニズムに作動力を倍加するためのトーションスプリングらが装着されたまた他の実施例を示す分離斜視図である。 本発明によるスライディング開閉装置を採用した応用機器のまた他の実施例を示した正面図である。 図59の切断線H-H線で切った断面図である。 本発明によるスライディング開閉装置を採用した応用機器のまた他の実施例を示した断面図である。 図61で案内レールと案内溝の実施例を示した部分抜純断面図である。 図61で案内レールと案内溝の実施例を示した部分抜純断面図である。 本発明によるスライディング開閉装置を採用した応用機器のまた他の実施例を示した断面図である。

Claims (42)

  1. ガイド部材と、
    前記ガイド部材に直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、
    円形に巻線された第1コイル及びその第1コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材の間の空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の左側端近くの第1支点に結合され、残りの他側腕の端は前記スライド部材の右側半分領域内の第2支点に結合される第1トーションスプリングと、
    円形に巻線された第2コイル及びその第2コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材の間の空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の右側端近くの第3支点に結合され、残りの他側腕の端は前記スライド部材の左側半分領域内の第4支点に結合される第2トーションスプリングを具備することを特徴とするスライディング開閉装置。
  2. 前記第1支点と前記第2支点との間の距離は前記第3支点と前記第4支点との間の距離と実質的に同一であることを特徴とする請求項1に記載のスライディング開閉装置。
  3. 前記ガイド部材は第1四角形板材の上面の左右側端に沿って所定の幅と少なくとも前記第1及び第2トーションスプリングが自由に運動することができる空間を提供することができる高さを有する第1及び第2ガイドレールが延長されて、前記第1及び第2ガイドレールの外側面には長さ方向に第1及び第2ガイドレール溝が形成されて、前記第1ガイドレールの前記第1支点と前記第2ガイドレールの前記第3支点に第1結合孔と第2結合孔がそれぞれ形成された構造を有して、
    前記スライド部材は第2四角形板材の下面の両側端に沿って第1及び第2レールが前記第1及び第2ガイドレール溝にそれぞれ滑走可能にかみ合うように形成されて、前記第2四角形板材の前記第2及び第4支点には前記第1及び第2トーションスプリングの折り曲げられた端の部分が挿入される第3及び第4結合孔がそれぞれ形成された構造を有することを特徴とする請求項1に記載のスライディング開閉装置。
  4. 前記ガイド部材は第1四角形板材の左右両側面に沿って第1及び第2ガイドバーが延長されて、前記第1四角形板材の両側端に位置した前記第1支点と前記第3支点に第1結合孔と第2結合孔がそれぞれ形成された構造を有し、
    前記スライド部材は第2四角形板材の左右両側端に前記第1及び第2ガイドバーを滑走可能に取る結合手が形成され、前記第2四角形板材の前記第2及び第4支点には前記第1及び第2トーションスプリングの折り曲げられた端の部分が挿入されることができる第3及び第4結合孔がそれぞれ形成された構造を有することを特徴とする請求項1に記載のスライディング開閉装置。
  5. 前記スライド部材及び前記ガイド部材の外面にはそれぞれ応用機器の第1及び第2構成体と螺合をするための多数のねじ溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか一つに記載のスライディング開閉装置。
  6. 前記スライド部材及び前記ガイド部材は応用機器の第1及び第2構成体の一部分をなして前記応用機器の第1及び第2構成体がスライディング方式で開閉されるようにすることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか一つに記載のスライディング開閉装置。
  7. 長さ方向の両側縁に沿って第1及び第2案内顎が設けられた四角形板材と、前記第1及び第2案内顎と平行に設置された第1及び第2ガイドバーを具備するガイド部材と、
    前記第1及び第2ガイドバーにそれぞれ挟まれる第1及び第2ガイドホールと前記第1及び第2案内顎にかみ合う第1及び第2レールを左右両側に対向するように設けられている左右一対の第1及び第2滑走結合手を具備して、前記ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、
    円形に巻線された第1コイル及びその第1コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間の空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の左側端近くの第1支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の第2支点に結合される第1トーションスプリングと、
    円形に巻線された第2コイル及びその第2コイルの両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間空間に配置されて、一側腕の端は前記ガイド部材の右側端近くの第3支点に結合されて残りの他側腕の端は前記スライド部材の第4支点に結合される第2トーションスプリングと、を含むスライディング開閉装置。
  8. 前記第1及び第2案内顎は、i)前記四角形板材の両側縁に沿って連続された直線形態で突き出される構造または、ii)前記四角形板材の両側縁で上下二つの区間に分割されるが、上部側は側面後方から突き出されて、前記第1及び第2滑走結合手の底面を支持して下部側は側面前方から突き出されて前記第1及び第2レールに内挿される構造であることを特徴とする請求項7に記載のスライディング開閉装置。
  9. 前記第2支点と前記第4支点とは前記スライド部材の右側半分領域と左側半分領域内にそれぞれ位置することを特徴とする請求項7に記載のスライディング開閉装置。
  10. 前記第1及び第2ガイドバーが挿入される前記第1及び第2ガイドホールの内壁にはガイドバーの円滑な滑走を保障するために円筒状軸受けが設けられ、前記第1及び第2ガイドバーの両端には緩衝ゴムが設けられており、前記スライド部材がスライディングして前記ガイド部材の上面または下面にぶつかる時に前記緩衝ゴムが前記軸受けの端と先にぶつかって前記スライド部材と前記ガイド部材との間の滑走衝撃を緩和することを特徴とする請求項7に記載のスライディング開閉装置。
  11. ガイド部材と該ガイド部材上から直線方向に滑走運動をするようにかみ合ったスライド部材を含むスライディング開閉方式の応用機器において、
    前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで少なくともいずれか一つの内面の所定部位に固定された弾性の接触板をさらに具備して、前記スライド部材は滑走するうちにも前記接触板によって常に前記ガイド部材と電気的に接続された状態を維持することができ、前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで少なくともいずれか一つは前記応用機器の基準電位点に電気的に連結されることを特徴とするスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  12. 四角形板材を具備するガイド部材上でスライド部材が直線方向に滑走するスライディング開閉装置において、
    ガイド部材の両側縁に沿って平行に設置される第1及び第2ガイドバーと、
    前記スライド部材の左右側端にそれぞれ位置して、前記第1及び第2ガイドバーがそれぞれ挟まれて前記スライド部材のスライディング滑走ができるようにする第1及び第2ガイドホールが形成された第1及び第2滑走結合手とを含むスライディング開閉装置。
  13. 前記第1及び第2ガイドバーは前記四角形板材の両側縁に密着されるか、または所定間隔が離隔されて固定されているし、前記第1及び第2ガイドホールは一側が開放されて前記第1及び第2ガイドバーを一定部分囲んでいることを特徴とする請求項12に記載のスライディング開閉装置。
  14. 前記第1及び第2ガイドバーと接した前記四角形板材の両側縁には案内顎が設けられて、前記案内顎と対応される前記第1及び第2ガイドホールの隣接部位には案内レールが設けられて前記案内顎とかみ合ってガイド作用をすることを特徴とする請求項13に記載のスライディング開閉装置。
  15. おおよそ四角形の板材であるガイド部材と、
    前記ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、
    前記スライド部材の中間位置にその中心部がリンク軸に回転可能に固定されて前記中心部から左右に所定長さ程度延長された両腕を具備する可変リンクと、
    円形で巻線されたコイル部及びそのコイル部の両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置されて、一側固定腕の固定端は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つの右側端近くに結合されて他側可変腕の固定端は前記可変リンクの左側端部分に旋回可能に結合される第1トーションスプリングと、
    円形で巻線されたコイル部及びそのコイル部の両端で所定長さで延長された両腕を具備して、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置されて、一側固定腕の固定端は前記ガイド部材とスライド部材の残り一つの左側端近くに結合されて他側可変腕の固定端は前記可変リンクの右側端部分に旋回可能に結合される第2トーションスプリングと、を含むスライディング開閉装置。
  16. 前記ガイド部材と前記スライド部材との間の滑走可能な係合構造は、i)前記ガイド部材の前記四角形板材はそれの左右側に第1及び第2案内顎を具備して、前記スライド部材は前記第1及び第2案内顎にかみ合って滑走する第1及び第2レールを左右両側に具備する構造、及び/または、ii)前記ガイド部材は前記四角形板材の左右両側に平行に設置される第1及び第2ガイドバーを具備して、前記スライド部材は前記第1及び第2ガイドバーにそれぞれ挟まれる第1及び第2ガイドホールを具備することを特徴とする請求項15に記載のスライディング開閉装置。
  17. 前記第1及び第2案内顎は前記四角形板材の両側縁に沿って
    Figure 2008502175
    形の断面を有する連続された直線形態で突き出されて、前記第1及び第2レールは中間部分が消失して前後両端の一定部分のみが突き出て前記第1及び第2案内顎と滑走可能にかみ合うことを特徴とする請求項16に記載のスライディング開閉装置。
  18. 前記可変リンクは前記リンク軸を頂点に対向するように形成された第1傾斜面と第2傾斜面を有する旋回案内突起をさらに具備して、前記第1傾斜面は前記第1トーションスプリングの可変腕に接触されて回転して、前記第2傾斜面は前記第2トーションスプリングの可変腕に接触されて回転することを特徴とする請求項17に記載のスライディング開閉装置。
  19. 前記可変リンクに固定される前記第1及び第2トーションスプリングの可変腕は外側に折り曲げられて前記第1及び第2トーションスプリングの腕がなす間角をさらに広く拡大することを特徴とする請求項17に記載のスライディング開閉装置。
  20. おおよそ四角形の板状体であるガイド部材と、
    前記ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、
    長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材と前記スライド部材の左側と右側、または右側と左側の端近くにそれぞれ旋回可能に結合されるシリンダー型スプリング手段と、を含むスライディング開閉装置。
  21. 前記シリンダー型スプリング手段は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、該シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、そして前記コイルスプリングによって弾性的に支持されて前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つに結合されるロッドを具備することを特徴とする請求項20に記載のスライディング開閉装置。
  22. 前記シリンダー型スプリング手段は前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、前記シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、該コイルスプリングによって弾性的に支持されるロッド、そして中心部が前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つとリンク軸に回転可能に結合されて前記リンク軸から所定距離が離れた位置で前記ロッドと移動しながら旋回可能に結合される可変リンクを具備することを特徴とする請求項20に記載のスライディング開閉装置。
  23. おおよそ四角形の板状体であるガイド部材と、
    前記ガイド部材と相互直線方向の滑走運動が可能に係合されたスライド部材と、
    長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材の右側端近くの第1位置と前記スライド部材の左側半分領域内の第2位置にそれぞれ旋回可能に結合される第1シリンダー型スプリング手段と、
    長さが弾性的に収縮または伸長される構造であり、前記スライド部材と前記ガイド部材との間に位置するが、両端部は前記ガイド部材の左側端近くの第3位置と前記スライド部材の右側半分領域内の第4位置にそれぞれ旋回可能に結合される第2シリンダー型スプリング手段と、を含むスライディング開閉装置。
  24. 前記第1及び第2シリンダー型スプリング手段は共に前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、該シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、そして前記コイルスプリングによって弾性的に支持されて前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つに結合されるロッドを具備することを特徴とする請求項23に記載のスライディング開閉装置。
  25. 前記第1及び第2シリンダー型スプリング手段は共に前記ガイド部材と前記スライド部材のうちでいずれか一つと結合されるシリンダーと、前記シリンダー内に内蔵したコイルスプリング、該コイルスプリングによって弾性的に支持されるロッド、そして中心部が前記ガイド部材と前記スライド部材のうちで残り一つとリンク軸に回転可能に結合されて前記リンク軸から所定距離が離れた位置で前記ロッドと移動しながら旋回可能に結合される可変リンクを具備することを特徴とする請求項23に記載のスライディング開閉装置。
  26. 前面から突き出て、スライディング方向にガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を具備する本体と、
    前記本体の結合手が収容されて滑走することができる滑走空間が背面に凹入されて形成されて、前記滑走空間には前記結合手のガイドホールに挟まれて前記本体の滑走を案内する少なくとも一つのガイドバーを具備するカバーと、を含むスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  27. 前記結合手と前記ガイドバーはそれぞれ前記本体及び前記カバーの対応部位に左右一対で構成されることを特徴とする請求項26に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  28. 前記一対の結合手は板状のスライド部材の左右両方の角付近に配置されて一体をなすように形成されて、前記スライド部材は前記本体の前面に装着固定されることを特徴とする請求項27に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  29. 前記一対の結合手は前記本体の前面に所定間隔が離隔して左右一対で一体成形されることを特徴とする請求項27に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  30. 前記カバーの背面には滑走空間で滑走方向に沿って案内レールが突き出されて、前記案内レールと対面する前記本体の結合手の一側面には前記案内レールにかみ合って挟まれる案内顎が形成されていることを特徴とする請求項26または27に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  31. 前記案内レールは前記滑走空間の両側面に沿って一定間隔で離隔して多数個が突き出るが、それら間の間隔は前記結合手が前方に進入されることができる距離であることを特徴とする請求項30に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  32. 前記滑走空間には少なくとも一つのトーションスプリングが位置して、その一端は前記本体に、そして他端は前記カバーに旋回可能に固定されることを特徴とする請求項27に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  33. 前記滑走空間を規定する前記カバー背面の上下内壁に前記滑走空間と連通する固定溝らを形成して、上下側の前記固定溝に前記ガイドバーの両端を挟んで固定することを特徴とする請求項27に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  34. 前記固定溝と前記ガイドバーらの両端にはゴムパッキングが介在されることを特徴とする請求項33に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  35. 前記ガイドバーを把持する上下の固定溝のうちで上部側または下部側は別途の仕上げ片に形成されて、前記仕上げ片は前記滑走空間の上部または下部に装着されることを特徴とする請求項34に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  36. ボタンが設けられた前面の左右側のうちで少なくとも一側の外郭に沿ってスライディング方向に少なくとも一つの直線型の滑走空間が設けられて、前記滑走空間にはスライディング方向に沿ってガイドバーが装着されている本体と、
    前記本体の滑走空間内に収容されて、前記ガイドバーに挟まれてスライディング案内されるガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を背面に具備するカバーを含むスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  37. 前記滑走空間には滑走方向に沿って案内レールが突き出されていて、前記結合手には前記案内レールにかみ合う案内顎が形成されていることを特徴とする請求項36に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  38. 前記滑走空間は前記本体の左右一対で∪字形態で凹入されて形成されて、前記結合手は前記滑走空間の対応位置に一対が形成されてその側面は前記カバーの側面の内側に位置されることを特徴とする請求項36または37に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  39. 前記滑走空間は前記本体に左右一対でL字形で凹入されて左右側面に開口されるように形成されて、前記結合手は前記滑走空間の対応位置に一対が形成されてその側面は前記カバーの側面と一直線をなすことを特徴とする請求項36または37に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  40. 本体及び本体からスライディング滑走しながら開閉されるカバーを具備するスライディング開閉方式の応用機器において、
    前記本体及びカバーのうちでいずれか一つの左右側面のうちで少なくとも一側面に沿ってスライディング方向に少なくとも一つの直線型の滑走空間が設けられて、前記滑走空間にはスライディング方向に沿ってガイドバーが装着されていて、
    前記本体及びカバーのうちで残り一つが前記本体及びカバーのうちでいずれか一つの側面を一定部分を囲みながら前記滑走空間内に収容されて、前記ガイドバーに挟まれてスライディング案内されるガイドホールが形成された少なくとも一つの結合手を背面側に具備することを特徴とするスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  41. 前記滑走空間は左右一対にそれぞれ
    Figure 2008502175
    の形態で凹入されて形成されて、前記結合手は前記一対の滑走空間を囲みながら前記滑走空間の対応位置に一対が形成されることを特徴とする請求項40に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
  42. 前記滑走空間には滑走方向に沿って案内レールが突き出されていて、前記結合手には前記案内レールにかみ合う案内顎が形成されていることを特徴とする請求項41に記載のスライディング開閉装置を採用した応用機器。
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