JP2007201667A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器に使用される開閉装置に関し、確実な操作が可能で、薄型化を図ったものを提供することを目的とする。
【解決手段】ばね13の中間の巻回部を上巻回部13Aと下巻回部13B、及びこれらより小さな径で内周に連結された中巻回部13Cから形成すると共に、このばね13の上下巻回部から延出した上アーム部13Dと下アーム部13Eの両端を、可動体2及び固定体1に係止することによって、複数の巻回部によりばねの所定の付勢力が得られると共に、中巻回部13Cの分だけ全体の厚さを低くできるため、確実な操作が可能で、薄型化を図った開閉装置を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に使用される開閉装置に関するものである。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の多様化や高機能化が進むなか、固定筐体に対し可動筐体を開閉させて、様々な操作を行うものが増えており、これらに用いられる開閉装置においても、確実な操作が可能で、小型・薄型化を図ったものが求められている。
このような従来の開閉装置を用いた電子機器について、主に携帯電話を例に、図4〜図7を用いて説明する。
図5は従来の開閉装置の断面図、図6は同分解斜視図、図7は同ばねの斜視図であり、同図において、1は両端が折曲された略板状の固定体、2は同じく可動体で、可動体2が固定体1上面に左右方向へ移動可能に装着されている。
また、3は線状のばねで、中間には螺旋状に巻回された同じ径の複数の巻回部3Aが重ねて形成されると共に、この上下端から延出した上アーム部3Bと下アーム部3C先端には、係止部3Dと3Eが設けられている。
そして、4Aと4Bはかしめ等によって可動体2と固定体1に固着された複数のピンで、対称に配置されやや撓んだ状態の一対のばね3が、このピン4Aと4Bによって両端の係止部3Dと3Eを各々係止され、固定体1に対して可動体2を左または右方向へ付勢して、開閉装置5が構成されている。
また、このように構成された開閉装置5は、例えば、図4の携帯電話の斜視図に示すように、固定体1が上面に複数のキーからなる操作部22Aやマイクロフォン等の音声入力部22Bが形成された固定筐体22へ、可動体2が上面に液晶表示素子等の表示部23Aやスピーカ等の音声出力部23Bが形成された可動筐体23へ各々装着され、開閉装置5によって固定筐体22に対して可動筐体23が左右方向へ移動可能に保持されて電子機器が構成される。
以上の構成において、図4や図5に示すように、一対のばね3によって固定体1に対して可動体2が右方向へ付勢された状態では、可動体2が装着された可動筐体23が固定筐体22に対して右方向へ付勢され、音声入力部22Bや音声出力部23Bが露出し通話等が可能な、可動筐体23が開いた状態で保持されている。
そして、この開状態から、可動筐体23を手で左方向へ摺動すると、この操作に伴って可動筐体23に装着された可動体2が左方向へ移動し、ピン4Aによって可動体2に係止された係止部3Dが、ピン4Bによって固定体1に係止された係止部3Eを超える位置になると、一対のばね3が反転して可動体2が左方向へ付勢され、可動筐体23が固定筐体22上に重なった状態、即ち閉じた状態で保持される。
つまり、可動筐体23に装着された可動体2を手で左または右方向へ移動させ、ばね3の力によって可動体2を左または右方向へ付勢することで、固定筐体22に対する可動筐体23の開閉操作が行われるように構成されている。
なお、このような開閉装置5に用いるばねは、上記のような中間が複数回重ねて巻回されたばね3の他、中間が略U字状に折曲されたものも使用が可能であるが、手で開閉操作を行う際に重過ぎず、かつ、固定体1に対して可動体2を左または右方向へ移動した状態を確実に保持するためには、ばね3に所定の付勢力が必要となる。
また、携帯電話等の比較的小さな機器に用いられるため、全体の形状をあまり大きくすることも困難なことから、上記のような所定の付勢力が得易い、中間に同じ径の複数の巻回部3Aが重ねて形成されたばね3が一般に用いられているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−110675号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置においては、中間に同じ径の複数の巻回部3Aが重ねて形成されたばね3を用いているため、ばね3に巻回数分の高さが必要となり、全体の高さが厚いものとなって、小型・薄型化を図ることが困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、確実な操作が行え、薄型化が可能な開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、ばねの中間の巻回部を上下アーム部に連結された上下巻回部と、これらより小さな径で内周に連結された中巻回部から形成すると共に、このばねの上下巻回部から延出した上下アーム部の両端を、可動体及び固定体に係止して開閉装置を構成したものであり、上下巻回部と中巻回部によってばねの所定の付勢力が得られると共に、中巻回部が上下巻回部の内周に連結され、中巻回部の分だけ全体の厚さを低くできるため、確実な操作が可能で、薄型化を図った開閉装置を得ることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、確実な操作が可能で、薄型化を図った開閉装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図、図2は同分解斜視図、図3は同ばねの斜視図であり、同図において、1は両端が折曲された鋼や銅合金等の金属製で略板状の固定体、2は同じく可動体で、可動体2が固定体1上面に左右方向へ移動可能に装着されている。
また、13は線状で鋼線や銅合金線等のばねで、中間には上巻回部13Aと下巻回部13Bが形成されると共に、上巻回部13Aや下巻回部13Bより小さな径で内周に連結された複数の中巻回部13Cが、螺旋状に巻回されて形成されている。
そして、このばね13の上巻回部13Aと下巻回部13B端から延出した上アーム部13Dと下アーム部13E先端には、係止部13Fと13Gが設けられている。
さらに、4Aと4Bはかしめ等によって可動体2と固定体1に固着された複数のピンで、対称に配置されやや撓んだ状態の一対のばね13が、このピン4Aと4Bによって両端の係止部13Fと13Gを各々係止され、固定体1に対して可動体2を左または右方向へ付勢して、開閉装置15が構成されている。
つまり、上巻回部13Aと下巻回部13Bに連結された複数の中巻回部13Cを、上巻回部13Aや下巻回部13Bより小さな径とし、これらの内周に連結することで、同じ径の複数の巻回部を重ねて形成したものに比べ、中巻回部13Cの分だけばね13の高さを低くし、開閉装置15全体が薄型化された構成となっている。
また、上巻回部13Aと下巻回部13Bに複数の中巻回部13Cを連結し、中間に螺旋状の複数の巻回部を設けることで、これらの巻回数や径を調整し、ばね13の所定の付勢力が得られ易いようになっている。
そして、このように構成された開閉装置15は、例えば、図4の携帯電話の斜視図に示すように、固定体1が上面に複数のキーからなる操作部22Aやマイクロフォン等の音声入力部22Bが形成された固定筐体22へ、可動体2が上面に液晶表示素子等の表示部23Aやスピーカ等の音声出力部23Bが形成された可動筐体23へ各々装着され、開閉装置15によって固定筐体22に対して可動筐体23が左右方向へ移動可能に保持されて電子機器が構成される。
以上の構成において、図1や図4に示すように、一対のばね13によって固定体1に対して可動体2が右方向へ付勢された状態では、可動体2が装着された可動筐体23が固定筐体22に対して右方向へ付勢され、音声入力部22Bや音声出力部23Bが露出し通話等が可能な、可動筐体23が開いた状態で保持されている。
そして、この開状態から、可動筐体23を手で左方向へ摺動すると、この操作に伴って可動筐体23に装着された可動体2が左方向へ移動し、ピン4Aによって可動体2に係止された係止部13Fが、ピン4Bによって固定体1に係止された係止部13Gを超える位置になると、一対のばね13が反転して可動体2が左方向へ付勢され、可動筐体23が固定筐体22上に重なった状態、即ち閉じた状態で保持される。
つまり、可動筐体23に装着された可動体2を手で左または右方向へ移動させ、ばね13の力によって可動体2を左または右方向へ付勢することで、固定筐体22に対する可動筐体23の開閉操作が行われるように構成されている。
そして、この開閉操作時、可動体2を左または右方向へ付勢するばね13が、上巻回部13Aと下巻回部13Bに、複数の中巻回部13Cを螺旋状に連結して形成されているため、これらの巻回数や径を調整することで、ばね13の所定の付勢力が得られ、可動体2の左または右方向へ移動や保持が確実に行えるようになっている。
さらに、複数の中巻回部13Cが上巻回部13Aと下巻回部13Bの内周に連結されているため、中巻回部13Cの分だけばね13の高さを低くし、開閉装置15全体の薄型化を図ることが可能な構成となっている。
このように本実施の形態によれば、ばね13の中間の巻回部を上巻回部13Aと下巻回部13B、及びこれらより小さな径で内周に連結された中巻回部13Cから形成すると共に、このばね13の上下巻回部から延出した上アーム部13Dと下アーム部13Eの両端を、可動体2及び固定体1に係止することによって、複数の巻回部によりばねの所定の付勢力が得られると共に、中巻回部13Cの分だけ全体の厚さを低くできるため、確実な操作が可能で、薄型化を図った開閉装置を得ることができるものである。
本発明による開閉装置は、確実な操作が可能で、薄型化を図ったものを得ることができ、各種電子機器の開閉装置として有用である。
本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図 同分解斜視図 同ばねの斜視図 同携帯電話の斜視図 従来の開閉装置の断面図 同分解斜視図 同ばねの斜視図
符号の説明
1 固定体
2 可動体
4A、4B ピン
13 ばね
13A 上巻回部
13B 下巻回部
13C 中巻回部
13D 上アーム部
13E 下アーム部
13F、13G 係止部
15 開閉装置
22 固定筐体
22A 操作部
22B 音声入力部
23 可動筐体
23A 表示部
23B 音声出力部

Claims (1)

  1. 略板状の固定体と、この固定体上面に所定方向へ移動可能に装着された可動体と、中間の巻回部から延出した上下アーム部の両端が、上記可動体及び固定体に係止されたばねからなり、上記ばねの巻回部を上下アーム部に連結された上下巻回部と、これらより小さな径で内周に連結された中巻回部から形成した開閉装置。
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