JP5499715B2 - 携帯機器 - Google Patents

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Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2008−041607号(2008年 2月22日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、携帯電話機、デジタルカメラ、電子手帳などの携帯機器に関し、特に、下部筐体に対し上部筐体をスライドさせることが可能なスライド機構を有する携帯機器に関する。
近年、携帯電話機において、携行時の携帯性とともに、利用目的が単に通話するだけでなく、電子メールの送受信や、インターネット接続、ゲーム機能など大きく広がっている。このため、大画面の表示装置と文字入力等の操作性を両立させるため、様々な機構を備える携帯電話機がある。
例えば、折り畳み式携帯電話機は、通常は上部筐体と下部筐体を折り畳んだ状態で携行し、通話時やメール送信時には開いた状態にすることで、大画面の表示部と操作部を露出させて各種の操作が可能になる。折り畳み式携帯電話機は、折り畳んだ状態では表示面と操作面が合わさるので携行時の誤動作を防止できる反面、折り畳み時には表示面が露出していないためにほとんど操作ができなくなる。このため、折り畳んだ状態で確認できる小型の表示部を別に設けたりする場合がある。
一方、スライド式携帯電話機は、収納時か伸長時を問わず、常に表示部が露出しているため、どの状態であっても表示部を確認できる。例えば、図9を参照すると、上部筐体110において表示部111の下部に最小限のキー操作部112を設けることで、収納時、すなわち携行時あっても表示部111が露出したままの状態になるため、そのままの状態で電子メールを読んだり、インターネットを操作したり、一定の操作が可能になり、利便性が向上する。メール文書作成時などの操作時には上部筐体110と下部筐体120を平行スライドさせることで、上部筐体110の下に隠れていた下部筐体120のキー操作部121を露出させ、操作を可能にする。このとき、スライド動作は手動で行う場合が多いが、操作性、操作感向上のため、スライド機構に手動操作を補助するアシスト機構を付加する場合がある。この場合、開状態と閉状態の2位置で保持力を発生する必要があるため、簡単に実現するためには中間位置で荷重方向が変化するばねを構成させればよい。一般的に圧縮ばねや渦巻きばねを用い、中間位置で荷重方向を反転させる機構はよく知られている。
スライド機構のアシスト機構を有するスライド式携帯電話機として、例えば、特許文献1では、コイルバネがU字形状に変形するときの弾性力を利用して、下部プレートと上部プレートを滑動させたときの中間位置での荷重方向が変わるように構成したものが開示されている。特許文献2では、中間部を巻回してコイル状部を頂部に有して左右に連結端を有する「へ」字状のコイルバネの左右の連結端が互いに離れようとする拡角付勢力を利用して、第一部材と第二部材をスライドさせたときの中間位置での荷重方向が変わるように構成したものが開示されている。特許文献3では、ゼンマイの周方向の付勢力を利用して、第1の筐体と第2の筐体をスライドさせたときの中間位置での荷重方向が変わるように構成したものが開示されている。
特開2005−286994号公報 特開2004−253526号公報 特開2006−108881号公報
以上の特許文献1〜3の各開示事項は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下に本発明による関連技術の分析を与える。
しかしながら、特許文献1〜3に開示されたスライド機構のアシスト機構にはいくつかの問題がある。
第一の問題点は、アシスト構造をばねで構成することで、筐体の伸長、収縮によってばねが大きく移動するために、構造材として占有する体積と移動に伴う空間体積で、携帯機器内に大きな体積を占有してしまうことである。図10、図11に示す圧縮ばね形式のアシスト機構140では、圧縮ばね144、145は収縮状態では約45°の角度で斜め下向きに作用する荷重を発生し(図12(A)参照)、手動での操作によって中間地点(図12(B)参照)を過ぎると作用する荷重方向が反転して自動的に伸長して斜め上向き約45°の位置で図示されないストッパによって停止する(図12(C)参照)。このとき、圧縮ばね144、145及びその他の構造材(保持ケース141、スライド支持部142、143)の占有体積に加え、移動に伴う空間体積が、三角形に類似した形状で必要になってしまう。上下に小さい三角形状の空間が残るが、携帯機器等の電子機器で、他の部品は一般的に四角形形状もしくは円形形状のため、三角形形状は有効に利用しにくい利用不可領域となる。結果として、このようなアシスト構造を実現するためには構造材として占有する体積と移動に伴う空間体積と、さらに移動に伴う空間体積に付随して発生する利用不可領域が必要になり、装置の小型化を大きく妨げてしまう。
第二の問題点は、アシスト機構をスライド機構ユニット内に設置する構成では、小型化と伸長時のストローク確保ができない点である。特許文献1は、一般的なスライド型携帯電話であるが、装置の外観上、アシスト機構が伸長時に露出しないことを前提とし、アシスト機構の荷重方向転換位置をストロークの中心に取ることを考慮すると、スライドストロークに対して半分の量が伸長時においてカバー部(上下筐体)が重なる部分に収まっている必要がある。すなわち、ストローク長を50mmとすると、25mm以上がカバー部(上下筐体)の重なり部に収まる必要がある。一方でカバー部(上下筐体)を接続するフレキシブルケーブルにおいても、折り返し位置がストローク長の半分の量を移動するため、25mm以上の領域確保が必要になる。装置の薄型化を考慮した場合、これらの機構を厚さ方向に積み上げてしまうと装置の厚みが増してしまうため、同一平面上に配置することが望ましいが、そのためには50mmのスライドストロークに対しカバー部(上下筐体)の重なり部を最低でも50mmとする必要があり、その結果、装置長は100mm以上となってしまう。取り付け部の構成やアシスト機構を構成する部品寸法を考慮すると全長100mmの筐体に対して50mmはストローク確保できないことになる。
第三の問題点は、アシスト機構の薄型化が難しい点である。特許文献2に示す「へ」字状のコイルバネの場合、線径の最低でも2倍の厚みが部品構成厚で、さらにコイル状部の上下に加わる、ばねの曲げ荷重の中心軸がずれているために、中心軸に対して変形しながら屈曲する。このため、部品構成厚よりも大きい空間を確保して上下の部材(筐体)との接触を回避するか、上下の部材(筐体)に接触させて抑制することが必要になる。接触させてしまうと摩擦音が発生したり、傷がついたりするため、質感を落としてしまう原因となる。また、特許文献3に示すゼンマイを使用した場合、帯鋼を巻いても線材を巻いても自重によってたわんでしまうため、「へ」字状のコイルバネと同様に空間を確保して上下の筐体との接触を回避するか、接触させて押さえ込んでしまうかいずれかを選択する必要がある。いずれにしても質感を保ったまま薄型化をするのは難しい。
第四の問題点は、耐久性の確保と薄型化の両立ができない点である。特許文献2の「へ」字状のコイルバネの場合、ばねとしての寿命を長くするためにひずみ量を小さくしようとすると、巻回数を増やすか、コイル状部の径を大きくする必要があるが、一定の保持力を維持するためには逆効果となる。このため線径を太くして発生力を大きくするといった対策を行うために、保持力と寿命を考慮すると、薄型化が難しくなってしまう。
本発明の主な課題は、携帯機器のスライド機構のアシスト機構において、小型かつ高強度であり、大きなストローク長と、小型・薄型を実現できる構造を実現することである。
本発明の第1の視点においては、下部筐体に対し上部筐体をスライドさせることが可能なスライド機構を有する携帯機器であって、前記上部筐体と前記下部筐体の間に配設されるとともに前記上部筐体のスライドをアシストするアシスト機構を備え、前記アシスト機構は、又は複数の第1弾性ばねと、又は複数の第2弾性ばねと、記第1弾性ばねの伸縮方向と前記第2弾性ばねの伸縮方向とが所定の一定角度をなして直列に配置された状態で、前記第1弾性ばねと前記第2弾性ばねのそれぞれの一端を保持する保持ケースと、前記上部筐体又は当該上部筐体に固定された部材に回動自在に取り付けられるとともに、前記第1の弾性ばねの他端を支持し、かつ、前記第1の弾性ばねの伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケースに挿入される第1支持部材と、前記下部筐体又は当該下部筐体に固定された部材に回動自在に取り付けられるとともに、前記第2の弾性ばねの他端を支持し、かつ、前記第2の弾性ばねの伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケースに挿入される第2支持部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果を奏する。
第1の効果は、アシスト機構の通過領域が略四角形形状となるため、アシスト機構の移動に伴う空間体積の領域外に部品配置が可能になる。このため、利用不可領域がなくなるか限りなく小さい領域で済ませることが可能となり、空間を最大限利用することができる。
第2の効果は、上下筐体接続用のフレキシブルケーブルも同一面内に配置可能となる点である。このことから、装置の薄型化が可能である。
第3の効果は、ばねストロークを大きく取れる圧縮ばねを使用しているため、耐久性の確保と大ストローク化の両立させることができ、さらに薄型化が可能な点である。
第4の効果は、第1〜第3の効果の結果、大ストロークと小型・薄型化を両立したスライドアシスト機構を実現できる。
本発明の実施例1に係る携帯機器の構成を模式的に示した収納時の外観斜視図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器の構成を模式的に示した伸長時の外観斜視図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド機構部分を展開した斜視図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の構成を模式的に示した(A)平面図、(B)側面図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の圧縮支持部の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の動作を模式的に示した平面図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド動作を説明するための第1の図である。 本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド動作を説明するための第2の図である。 従来例に係る携帯機器の構成を模式的に示した伸長時の外観斜視図である。 従来例に係る携帯機器のスライド機構部分を展開した斜視図である。 従来例に係る携帯機器におけるアシスト機構の構成を模式的に示した斜視図である。 従来例に係る携帯機器のスライド動作を説明するための図である。
符号の説明
10、110 上部筐体
11、111 表示部
20、120 下部筐体
21、121 キー操作部
30、31、130 スライド機構
30a 溝部
30b、31b 穴部
31a スライド部
40 アシスト機構
41 保持ケース
41a 第1圧縮ばね収納部
41b 第2圧縮ばね収納部
41c、41d ストッパ用溝部
42 第1圧縮ばね(弾性ばね)
43 第2圧縮ばね(弾性ばね)
44 第1圧縮支持部材(第1支持部材)
44a 圧縮ばね押し込み段差部
44b 抜け止め爪
44c 取付支持部
45 第2圧縮支持部材(第2支持部材)
45a 圧縮ばね押し込み段差部
45b 抜け止め爪
45c 取付支持部
50、150 フレキシブルケーブル
112 キー操作部
140 アシスト機構
141 保持ケース
142 第1スライド支持部
142a 取り付け部
142b ばね支持部
143 第2スライド支持部
143a 取り付け部
143b ばね支持部
144 第1圧縮ばね
145 第2圧縮ばね
本発明の実施形態では、下部筐体(図3の20)に対し上部筐体(図3の10)をスライドさせることが可能なスライド機構(図3の30、31)を有する携帯機器であって、前記上部筐体(図3の10)と前記下部筐体(図3の20)の間に配設されるとともに前記上部筐体(図3の10)のスライドをアシストするアシスト機構(図3の40)を備え、前記アシスト機構(図4の40)は、又は複数の第1弾性ばね(図4の42)と、又は複数の第2弾性ばね(図4の43)と、記第1弾性ばね(図4の42)の伸縮方向と前記第2弾性ばね(図4の43)の伸縮方向とが所定の一定角度をなして直列に配置された状態で、前記第1弾性ばね(図4の42)と前記第2弾性ばね(図4の43)のそれぞれの一端を保持する保持ケース(図4の41)と、前記上部筐体(図3の10)又は当該上部筐体(図3の10)に固定された部材(図3の31)に回動自在に取り付けられるとともに、前記第1の弾性ばね(図4の42)の他端を支持し、かつ、前記第1の弾性ばね(図4の42)の伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケース(図4の41)に挿入される第1支持部材(図4の44)と、前記下部筐体(図3の20)又は当該下部筐体(図3の20)に固定された部材(図3の30)に回動自在に取り付けられるとともに、前記第2の弾性ばね(図4の43)の他端を支持し、かつ、前記第2の弾性ばね(図4の43)の伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケースに挿入される第2支持部材(図4の45)と、を備える(形態1)。
さらに、以下の形態も可能である。
前記第1弾性ばね及び前記第2弾性ばねは、コイルスプリングであることが好ましい(形態1−1)。
前記所定の一定角度は、90°であることが好ましい(形態1−2)。
前記アシスト機構が配された前記上部筐体と前記下部筐体の間にて前記アシスト機構と抵触しないように配置されるとともに、前記上部筐体内の電子部品と前記下部筐体内の電気部品を電気的に接続するフレキシブルケーブルを備えることが好ましい(形態1−3)。
前記保持ケースは、複数の前記第1弾性ばねを平行に並列に保持するとともに、複数の前記第2弾性ばねを平行に並列に保持するように構成されていることが好ましい(形態1−4)。
前記保持ケースは、前記第1弾性ばね及び前記第2弾性ばねの荷重力線の交差する点にて、前記上部筐体がスライドする際に前記アシスト機構の移動をガイドするガイド機構を有することが好ましい(形態1−5)。
本発明の実施例1に係る携帯機器について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係る携帯機器の構成を模式的に示した収納時の外観斜視図である。図2は、本発明の実施例1に係る携帯機器の構成を模式的に示した伸長時の外観斜視図である。図3は、本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド機構部分を展開した斜視図である。図4は、本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の構成を模式的に示した(A)平面図、(B)側面図である。図5は、本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の圧縮支持部の構成を模式的に示した斜視図である。図6は、本発明の実施例1に係る携帯機器におけるアシスト機構の動作を模式的に示した平面図である。
携帯機器は、携帯電話機、デジタルカメラ、電子手帳などの携帯可能な機器であり、図1、図2では携帯電話機である。携帯機器は、上部筐体10と下部筐体20とがスライド可能に構成されている。上部筐体10は、下部筐体20側の面の反対面に表示部11を有する。下部筐体20は、上部筐体10側の面にキー操作部21を有する。携帯機器は、収納時には上部筐体10と下部筐体20とが全体的に重なってキー操作部21が上部筐体10に覆われ(図1参照)、伸長時にはキー操作部21が露出する。携帯機器は、上部筐体10と下部筐体20とを接続する部分において、スライド機構30、31と、アシスト機構40と、フレキシブルケーブル50と、を有する(図3参照)。
スライド機構30、31は、下部筐体20に対し上部筐体10をスライド可能にするための機構である(図3参照)。
スライド機構30は、下部筐体20に取り付け固定される部品である(図3参照)。スライド機構30は、左右に突出した部分の内側に、スライド機構31のスライド部31aのスライドをガイドする溝部30aを有する。スライド機構30は、下部筐体20に取り付けられる板面の所定の位置に、アシスト機構40の取付支持部45cを回動可能に取り付けるための穴部30bを有する。
スライド機構31は、上部筐体10に取り付け固定される部品である(図3参照)。スライド機構31は、左右両側の端部に、スライド機構30の溝部30aに差し込まれて所定のストローク幅でスライド可能にするスライド部31aを有する。スライド機構31は、上部筐体10に取り付けられる板面の所定の位置に、アシスト機構40の取付支持部44cを回動可能に取り付けるための穴部31bを有する。
フレキシブルケーブル50は、上部筐体10内の電子部品(図示せず)と下部筐体20内の電気部品(図示せず)を電気的に接続するフレキシブルな配線ケーブルである(図3参照)。フレキシブルケーブル50は、アシスト機構40が配されたスライド機構30、31の間(上部筐体10と下部筐体20の間)にて、アシスト機構40と抵触しないように配置されている。
アシスト機構40は、圧縮ばね42、43の付勢力を利用して、手動操作によるスライド機構30、31のスライド動作を補助する機構である(図3参照)。アシスト機構40は、スライド機構30、31の間にてフレキシブルケーブル50と抵触しないように動作する。アシスト機構40は、保持ケース41と、第1圧縮ばね42と、第2圧縮ばね43と、第1圧縮支持部材44と、第2圧縮支持部材45と、を有する(図4参照)。
保持ケース41は、圧縮ばね42、43を収納して保持するL字型のケースである(図4参照)。保持ケース41は、一方の延在方向の部分に第1圧縮ばね42を収納する第1圧縮ばね収納部41aを有する。第1圧縮ばね収納部41aは、先端側から第1圧縮支持部材44がスライド可能に挿入されており、第1圧縮支持部材44の抜け止め爪44bを所定の範囲でスライドをガイドするストッパ用溝部41cを有する。保持ケース41は、他方の延在方向の部分に第2圧縮ばね43を収納する第2圧縮ばね収納部41bを有する。第2圧縮ばね収納部41bは、先端側から第2圧縮支持部材45がスライド可能に挿入されており、第2圧縮支持部材45の抜け止め爪45bを所定の範囲でスライドをガイドするストッパ用溝部41dを有する。
保持ケース41は、圧縮ばね収納部41a、41bが所定の角度をなして直列に接続されるような構造になっている。圧縮ばね収納部41a、41bは、左右対称に構成される。保持ケース41内で直列する圧縮ばね42、43が直交する直交点は、直交点を境に左右対称形状であれば、45°の傾きで移動していく。この移動軌跡にあわせて、図3に示すように下部筐体20に取付固定されるスライド機構30に溝部30aを形成し、溝部30a内を保持ケース41の直交点が移動するように溝部30aを構成することで、第1圧縮ばね、第2圧縮ばねが常に同一量のたわみ量となるため、保持ケース41の圧縮ばね収納部41a、41bと圧縮支持部材44、45の摩擦による動作不良を解消できる。
なお、図4では、圧縮ばね収納部41a、41bが90°の角度で直列に接続されているが、角度は90°でなくてもよく、それよりも小さくても大きくてもかまわない。ただし、大ストロークと小型・薄型化を両立するためには、45°以上135°以下の範囲であることが望ましい。また、90°以下の角度では、スライドのストロークが小さくなるが、操作感の向上および小型化に寄与する。一方、90°より大きい角度では、アシスト機構40の移動に伴う空間体積は増加するが、圧縮支持部材44、45および圧縮ばね収納部41a、41bに加わる横荷重を低減できるため、部品寸法を厳密に管理しなくてもスムーズな動作が可能になる。
保持ケース41は、第1圧縮ばね42及び第2圧縮ばね43の荷重力線の交差する点にて、上部筐体10がスライドする際にアシスト機構20の移動をガイドするガイド機構(図示せず)を有するようにしてもよい。
第1圧縮ばね42は、保持ケース41の第1圧縮ばね収納部41a内にて伸縮可能に収納され、第1圧縮支持部材44を第1圧縮ばね収納部41aの先端側に付勢する弾性ばねであり、コイルスプリングを用いることができる(図4、図6参照)。第1圧縮ばね42は、一端が保持ケース41の壁面に支持され、他端が第1圧縮支持部材44の圧縮ばね押し込み段差部(図5の44a)に支持されている。
第2圧縮ばね43は、保持ケース41の第2圧縮ばね収納部41b内にて伸縮可能に収納され、第2圧縮支持部材45を第2圧縮ばね収納部41bの先端側に付勢する弾性ばねであり、コイルスプリングを用いることができる(図4、図6参照)。第2圧縮ばね43は、一端が保持ケース41の壁面に支持され、他端が第2圧縮支持部材45の圧縮ばね押し込み段差部(図5の45a)に支持されている。
第1圧縮支持部材44は、保持ケース41の第1圧縮ばね収納部41aの先端側から第1圧縮ばね収納部41aに対してスライド可能に挿入され、第1圧縮ばね42の他端(第1圧縮ばね収納部41aの先端側)を支持する部材である(図4参照)。第1圧縮支持部材44は、第1圧縮ばね42の付勢力を受けるための圧縮ばね押し込み段差部44aを有する(図4〜図6参照)。第1圧縮支持部材44は、保持ケース41のストッパ用溝部41c内でスライド可能な抜け止め爪44bを有する。第1圧縮支持部材44は、保持ケース41の外部に延在した部分にて、スライド機構31の穴部31b(上部筐体10でも可)に回動可能に取り付けられる取付支持部44cを有する(図3〜図5参照)。
第2圧縮支持部材45は、保持ケース41の第2圧縮ばね収納部41bの先端側から第2圧縮ばね収納部41bに対してスライド可能に挿入され、第2圧縮ばね43の他端(第2圧縮ばね収納部41bの先端側)を支持する部材である(図4参照)。第2圧縮支持部材45は、第2圧縮ばね43の付勢力を受けるための圧縮ばね押し込み段差部45aを有する(図4〜図6参照)。第2圧縮支持部材45は、保持ケース41のストッパ用溝部41d内でスライド可能な抜け止め爪45bを有する。第2圧縮支持部材45は、保持ケース41の外部に延在した部分にて、スライド機構30の穴部30b(下部筐体20でも可)に回動可能に取り付けられる取付支持部45cを有する(図3〜図5参照)。
次に、本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド動作について図面を用いて説明する。図7、図8は、本発明の実施例1に係る携帯機器のスライド動作を説明するための図である。
図7を参照すると、下部筐体20に対して上部筐体10を図7(A)から図7(E)のようにスライドさせた場合、アシスト機構40がL字型をして第1圧縮ばね42と第2圧縮ばね43が直列に接続されているため、アシスト機構40の移動に伴う空間体積を四角形形状とすることができる。
収縮時の状態(図7(A)参照)では、主に第1圧縮ばね42によって保持力が発生している。このとき、第2圧縮ばね43にも同様の圧縮荷重が発生しているが、作用方向はスライド方向と主に略垂直方向になるため、上下筐体10、20の位置保持としては作用しない。圧縮ばね42、43ともに各々のばね荷重発生方向と直角方向にA対してはB、Bに対してはAの反力が発生している。このため、保持ケース(図4の41)の圧縮ばね収納部(図4の41a、41b)へは圧縮支持部材(図4の44、45)を介して横荷重が作用することになる。特に、伸長時にも大きな横荷重が加わるため、圧縮支持部材(図4の44、45)の取付支持部(図4の44c、45c)は剛性を高く、かつ、円滑なスライド動作を実現するため圧縮支持部材(図4の44、45)と圧縮ばね収納部(図4の41a、41b)との摺動性を確保する必要がある。ここでは、ガタつきを最小限に抑えるために圧縮支持部材(図4の44、45)と圧縮ばね収納部(図4の41a、41b)の隙間を5〜50μm程度で管理しており、圧縮支持部材(図4の44、45)と圧縮ばね収納部(図4の41a、41b)の材質を摺動性グレードが高強度なエンジニアリングプラスチックか、金属材料にフッ素コーティング等の摺動性コーティングを施したものを採用している。
図7(A)から手動で上部筐体10を図の上方へとスライドさせると、図7(B)のように第1圧縮ばね42が押されると同時に第2圧縮ばね43も押されて圧縮される。図7(C)の位置まで手動で押し上げると、荷重方向が反転するため、自動的に図7(D)、(E)を介して最終的に図8へと移動する。この状態では、主に第2圧縮ばね43によって上部筐体10が伸長した位置から下降してこないための力が発生している。図7(A)〜(E)、図8により、アシスト機構40が移動する領域は四角形形状に近いことがわかる。このため、従来例(図12参照)では実質利用不可領域となっていたアシスト機構(図12の140)の移動に伴う占有区間体積外を有効に利用することができる。例えば、フレキシブルケーブル(図3の50)は、アシスト機構40の移動とともにケーブルが移動するため、アシスト機構40と接触や干渉することなく同一平面内に設置することが可能である。
なお、従来例(図9〜図12参照)においては、圧縮ばね(図11の144、145)は収縮状態(図12(A)の状態)では約45°の角度で斜め下向きに作用する荷重を発生し、手動での操作によって中間地点(図12(B)の地点)を過ぎると、図12(C)のように作用する荷重方向が反転して自動的に伸長して、斜め上向き約45°の位置で図示されないストッパによって停止する。このとき、圧縮ばね(図11の144、145)の構造材(図11の141、142、143)としての占有体積に加え、移動に伴う空間体積が、三角形に類似した形状で必要になってしまう。上下に小さい三角形形状の空間が残るが、携帯機器等の電子機器で、他の部品は一般的に四角形形状もしくは円形形状のため、三角形形状は有効に利用しにくい利用不可領域となる。結果として、このようなアシスト機構を実現するためには構造材として占有する体積と移動に伴う空間体積と、さらに移動に伴う空間体積に付随して発生する利用不可領域が必要になり、装置の小型化を大きく妨げてしまう。
実施例1によれば、アシスト機構40の通過領域が略四角形形状となるため、アシスト機構40の移動に伴う空間体積の領域外に部品配置が可能になる。このため、利用不可領域がなくなるか限りなく小さい領域で済ませることが可能となり、空間を最大限利用することができる。また、上下筐体10、20の接続用のフレキシブルケーブル50も同一面内に配置可能となるため、装置の薄型化が可能である。また、ばねストロークを大きく取れる圧縮ばね42、43を使用しているため、耐久性の確保と大ストローク化の両立させることができ、さらに薄型化が可能である。さらに、上記効果の結果、大ストロークと小型・薄型化を両立したスライドアシスト機構を実現できる。
なお、実施例1では、アシスト機構40において第1圧縮ばね42及び第2圧縮ばね43がともに2本ずつの構成となっているが、もちろん1本であっても、またそれ以上であっても構わない。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。

Claims (6)

  1. 下部筐体に対し上部筐体をスライドさせることが可能なスライド機構を有する携帯機器であって、
    前記上部筐体と前記下部筐体の間に配設されるとともに前記上部筐体のスライドをアシストするアシスト機構を備え、
    前記アシスト機構は、
    又は複数の第1弾性ばねと、
    又は複数の第2弾性ばねと、
    記第1弾性ばねの伸縮方向と前記第2弾性ばねの伸縮方向とが所定の一定角度をなして直列に配置された状態で、前記第1弾性ばねと前記第2弾性ばねのそれぞれの一端を保持する保持ケースと、
    前記上部筐体又は当該上部筐体に固定された部材に回動自在に取り付けられるとともに、前記第1の弾性ばねの他端を支持し、かつ、前記第1の弾性ばねの伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケースに挿入される第1支持部材と、
    前記下部筐体又は当該下部筐体に固定された部材に回動自在に取り付けられるとともに、前記第2の弾性ばねの他端を支持し、かつ、前記第2の弾性ばねの伸縮方向に対してスライド自在に前記保持ケースに挿入される第2支持部材と、
    を備えることを特徴とする携帯機器。
  2. 前記第1弾性ばね及び前記第2弾性ばねは、コイルスプリングであることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  3. 前記所定の一定角度は、90°であることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯機器。
  4. 前記アシスト機構が配された前記上部筐体と前記下部筐体の間にて前記アシスト機構と抵触しないように配置されるとともに、前記上部筐体内の電子部品と前記下部筐体内の電気部品を電気的に接続するフレキシブルケーブルを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯機器。
  5. 前記保持ケースは、複数の前記第1弾性ばねを平行に並列に保持するとともに、複数の前記第2弾性ばねを平行に並列に保持するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の携帯機器。
  6. 前記保持ケースは、前記第1弾性ばね及び前記第2弾性ばねの荷重力線の交差する点にて、前記上部筐体がスライドする際に前記アシスト機構の移動をガイドするガイド機構を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の携帯機器。
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