JP4752797B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に使用される開閉装置に関するものである。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の多様化や高機能化が進むなか、固定筐体に対し可動筐体を開閉させて、様々な操作を行うものが増えており、これらに用いられる開閉装置においても、安価で使い易く、多様な操作の可能なものが求められている。
このような従来の開閉装置を用いた電子機器について、主に携帯電話を例に、図10を用いて説明する。
図10は従来の携帯電話の斜視図であり、図10(c)において、1は固定筐体で、この上面には数字や文字を入力するための複数の操作キー2Aや入力キー2B等が配列された操作部2や、マイクロフォン等の音声入力部3が形成されている。
また、4は固定筐体1上面に載置された中間筐体、5は中間筐体4上面に載置された可動筐体で、可動筐体5上面には液晶表示素子等の表示部6や、スピーカ等の音声出力部7が形成されている。
さらに、中間筐体4が固定筐体1に対して左右方向へ移動可能に、可動筐体5が中間筐体4に対して上下方向へ移動可能に積載されると共に、固定筐体1と中間筐体4の間には左右方向へ開閉操作可能な開閉装置8が、中間筐体4と可動筐体5の間には上下方向へ開閉操作可能な開閉装置9が装着されて、電子機器が構成されている。
以上の構成において、図10(a)に示すように、可動筐体5が固定筐体1上に重なった状態、つまり閉じた状態では、表示部6で受信したテレビを見たり、或いは、電話がかかってきた際、表示部6によって着信相手を確認したりすることができるようになっている。
そして、この閉状態から可動筐体5を手で上方向へ移動すると、中間筐体4と可動筐体5の間に装着された開閉装置9によって、可動筐体5に上方向へ開く力が加わり、図10(b)に示すように、可動筐体5が固定筐体1に対して上方向へ開いた状態で保持されると共に、音声入力部3や入力キー2Bが露出して、音声入力部3と音声出力部7によって通話の行い易い状態となる。
また、閉状態から可動筐体5を右方向へ移動すると、固定筐体1と中間筐体4の間に装着された開閉装置8によって、可動筐体5に右方向へ開く力が加わり、図10(c)に示すように、可動筐体5が固定筐体1に対して右方向へ開いた状態で保持されると共に、操作キー2Aや入力キー2B等の操作部2が露出して、表示部6を見ながら操作部2を操作して、メールや機能設定等の文字や数字を入力し易い状態となる。
つまり、固定筐体1と可動筐体5の間に中間筐体4を設けると共に、これらの間に開閉装置8と9を装着することによって、携帯時の閉じた状態や、可動筐体5が固定筐体1に対して上方向へ開き、通話の行い易い状態、或いは、可動筐体5が右方向へ開き、文字や数字の入力のし易い状態等に保持できるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−66526号公報
しかしながら、上記従来の開閉装置を用いた電子機器においては、固定筐体1と可動筐体5の間に中間筐体4を設けると共に、これらの間に二つの開閉装置8と9を装着しているため、構成部品数が多く複雑な構造になると共に、機器への装着や組立にも手間がかかるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、略板状の固定体と、この固定体上面に一方向及びこれに直交する他方向へ移動可能に載置された可動体と、この可動体の移動に伴って上記可動体を上記一方向または上記他方向へ付勢する複数のばね部材と、上記固定体に上記一方向へ移動可能に装着された可動歯車と、上記ばね部材の一端に係止され、上記可動歯車に噛合した固定歯車からなり、上記可動体に複数の略L字状のガイド孔を設けると共に、このガイド孔に上記ばね部材の一端を、上記可動体に上記ばね部材の他端を各々係合させて開閉装置を構成したものであり、上下方向及びこれと直交する左右方向への複合操作が可能となり、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置を得ることができるという作用を有し、加えて可動体の上下方向及び左右方向への移動時のぶれを防ぎ、確実な操作を行うことができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、略板状の固定体と、この固定体上面に一方向及びこれに直交する他方向へ移動可能に載置された可動体と、この可動体の移動に伴って上記可動体を上記一方向または上記他方向へ付勢する複数のばね部材と、上記可動体に回転可能に装着された可動歯車と、上記ばね部材の一端に係止され、上記可動歯車に噛合した固定歯車からなり、上記可動体に複数の略L字状のガイド孔を設けると共に、このガイド孔に上記ばね部材の他端を、上記可動体に上記ばね部材の一端を各々係合させて開閉装置を構成したものであり、上下方向及びこれと直交する左右方向への複合操作が可能となり、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置を得ることができるという作用を有し、加えて可動体の上下方向及び左右方向への移動時のぶれを防ぎ、確実な操作を行うことができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図9を用いて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1及び2記載の発明について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による開閉装置の平面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は鋼や銅合金等の金属製または絶縁樹脂製で略板状の固定体、12は同じく可動体で、可動体12が固定体11上面に、上下方向及びこれと直交する左右方向へ移動可能に載置されると共に、可動体12には略L字状の二つのガイド孔12Aが設けられている。
そして、13は金属板や絶縁樹脂製の上枠体、14は同じく下枠体、15はコイル状に巻回された鋼線や銅合金線等のばねで、上枠体13と下枠体14の両側面に突出した腕部には、やや引っ張られた二つのばね15が装着され、上枠体13と下枠体14が互いに引っ張り合う状態となって、二つのばね部材16が形成されている。
また、17は略矩形状で金属または絶縁樹脂製の可動歯車で、側面に二つの歯車部17Aが形成されると共に、長孔部17Bには、上端にリング18が固着され、下端が固定体11に固着されたピン19が挿通して、可動歯車17が固定体11に上下方向へ移動可能に装着されている。
そして、20は略中空筒状で金属または絶縁樹脂製の二つの固定歯車で、上端がばね部材16の上枠体13右端に固着係止されると共に、下端外周には歯車部20Aが形成され、この歯車部20Aが可動歯車17の歯車部17Aに各々噛合している。
また、21は下端が固定体11に固着されたリベットで、このリベット21が固定歯車20の中空筒部内を挿通すると共に、上端にはワッシャ22やリング23が固着され、ワッシャ22下端が可動体12のガイド孔12Aに挿入されることによって、固定歯車20を固着係止した二つのばね部材16の右端が、二つのガイド孔12Aに各々係合している。
さらに、リベット24が可動体12の貫通孔や上枠体13左端の長孔内を挿通し、下端が下枠体14左端に固着されることによって、二つのばね部材16の左端が、可動体12に各々回転可能に係合して、開閉装置25が構成されている。
そして、このように構成された開閉装置25が、例えば、図3(c)の携帯電話の斜視図に示すように、固定体11が上面に数字や文字を入力するための複数の操作キー31Aや入力キー31B等が配列された操作部31や、マイクロフォン等の音声入力部32が形成された固定筐体33へ、可動体12が液晶表示素子等の表示部34やスピーカ等の音声出力部35が形成された可動筐体36へ各々装着固定され、開閉装置25によって固定筐体33に対して可動筐体36が上下方向及び左右方向へ移動可能に保持されて、電子機器が構成される。
以上の構成において、図1に示したように、固定歯車20を固着係止した二つのばね部材16の右端が、二つのガイド孔12Aの右上端に各々係合し、固定体11と可動体12が重なった状態では、図3(a)に示すように、可動体12が装着された可動筐体36が、固定筐体33に対して閉じた状態で保持され、表示部34で受信したテレビを見たり、或いは、電話がかかってきた際、表示部34によって着信相手を確認したりすることができるようになっている。
そして、この閉状態から、可動筐体36を手で上方向へ移動させると、この操作に伴って、図4の平面図に示すように、可動体12が上方向へ移動し、リベット24も上方向へ移動するため、上枠体13が両側面に装着したばね15を伸ばしながら左方向へ移動して、ばね部材16右端の固定歯車20に、歯車部17Aが噛合した可動歯車17が下方向へ移動する。
また、この位置から、さらに可動体12を上方向へ移動させると、図5の平面図に示すように、上枠体13がばね15の引っ張り力によって右下方向へ移動し、ばね部材16によってリベット24、つまり、これを装着した可動体12が上方へ付勢されるため、可動筐体36に上方向へ開く力が加わる。
そして、図3(b)に示すように、可動筐体36が固定筐体33に対して上方向へ開いた状態で保持されると共に、音声入力部32や入力キー31Bが露出して、音声入力部32と音声出力部35が口と耳の位置に保持され、通話の行い易い状態となる。
なお、この時、ばね部材16によって付勢された可動体12の上方向への移動は、縦方向の二つのガイド孔12Aにワッシャ22を介して係合した、二つのばね部材16の右端によってガイドされながら行われるため、移動時のぶれやがたつきを防ぎ、確実な開閉操作が行われるようになっている。
また、図1に示した閉状態から、可動筐体36を手で右方向へ移動させると、図6の平面図に示すように、可動体12が右方向へ移動し、リベット24も右方向へ移動するため、上枠体13が両側面に装着したばね15を伸ばしながら下方向へ移動して、ばね部材16上端の固定歯車20に、歯車部17Aが噛合した可動歯車17が上方向へ移動する。
さらに、この位置から、可動体12をさらに右方向へ移動させると、図7の平面図に示すように、上枠体13がばね15の引っ張り力によって左上方向へ移動し、ばね部材16によってリベット24、つまり、これを装着した可動体12が右方へ付勢されるため、可動筐体36に右方向へ開く力が加わる。
そして、図3(c)に示すように、可動筐体36が固定筐体33に対して右方向へ開いた状態で保持されると共に、操作キー31Aや入力キー31B等の操作部31が露出して、表示部34を見ながら操作部31を操作して、メールや機能設定等の文字や数字の入力を行い易い状態となる。
なお、この右方向への開閉操作の際にも、ばね部材16によって付勢された可動体12の右方向への移動は、横方向の二つのガイド孔12Aにワッシャ22を介して係合した、二つのばね部材16の上端によってガイドされながら行われるため、移動時のぶれやがたつきを防ぎ、確実な開閉操作が行われるようになっている。
つまり、可動体12を付勢するばね部材16の右端に、可動歯車17に噛合した固定歯車20を係止すると共に、可動体12に略L字状のガイド孔12Aを設け、左端が可動体12に係合したばね部材16の右端を、ガイド孔12Aに係合させることによって、固定体11に対して可動体12が、上方向及びこれと直交する右方向の複数の方向へ移動できるように構成されている。
すなわち、可動体12の上方向または右方向への移動によって、可動歯車17が下方向または上方向へ移動すると共に、略L字状のガイド孔12Aに右端が係合したばね部材16が、可動体12を上方向または右方向へ付勢することによって、一つの開閉装置25で、直交する二方向への複合操作が行えるようになっている。
このように本実施の形態によれば、固定体11に移動可能に可動歯車17を装着すると共に、可動体12を移動方向へ付勢するばね部材16の右端に、可動歯車17に噛合した固定歯車20を係止し、このばね部材16の右端を略L字状のガイド孔12Aに、左端を可動体12に各々係合させることによって、上下方向及びこれと直交する左右方向への複合操作が可能となり、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置25を得ることができるものである。
また、複数のばね部材16と複数のガイド孔12Aを設けることによって、可動体12の上下方向及び左右方向への移動時のぶれを防ぎ、確実な操作を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の他の実施の形態について説明する。
なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一名称や符号を付して、詳細な説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態による開閉装置の平面図、図9は同分解斜視図であり、同図において、41は略板状の固定体、42は同じく可動体で、可動体42が固定体41上面に、上下方向及びこれと直交する左右方向へ移動可能に載置されていることや、可動体42に略L字状の二つのガイド孔42Aが設けられていることは、実施の形態1の場合と同様である。
そして、二つのばね部材46が板状の上枠体43と下枠体44から形成されていることも、実施の形態1の場合と同様であるが、本実施の形態においては、一つのばね15が上枠体43と下枠体44の長孔内に装着され、このやや引っ張られたばね15によって、上枠体43と下枠体44が互いに引っ張り合う状態となっている。
また、可動歯車47は略矩形状ではなく円形状に形成されると共に、外周に歯車部が設けられ、この可動歯車47がリベット49によって、可動体42に回転可能に装着されている。
さらに、外周に歯車部が形成された略半円形状の固定歯車50が、ばね部材46の右端に固着係止されて可動歯車47に噛合すると共に、ばね部材46右端がリベット51によって、可動体42に回転可能に係合している。
そして、下端が固定体41に固着されたピン52が、ばね部材46の下枠体44下端の貫通孔内を挿通し、上端がリベット53に固着されると共に、このリベット53下端が可動体42のガイド孔42Aに挿入されることによって、二つのばね部材46の左端が二つのガイド孔42Aに各々係合して、開閉装置55が構成されている。
つまり、本実施の形態においては、可動歯車47を可動体42に回転可能に装着し、この可動歯車47に噛合する固定歯車50を係止した、ばね部材46の右端を可動体42に係合させると共に、ばね部材46の左端をガイド孔42Aに係合させ、かつピン52によって固定体41に固着した構成となっている。
そして、このように構成された開閉装置55が、例えば、図3の携帯電話の斜視図に示すように、固定体41が固定筐体33へ、可動体42が可動筐体36へ各々装着固定され、開閉装置55によって固定筐体33に対して可動筐体36が上下方向及び左右方向へ移動可能に保持されて、電子機器が構成されることは、実施の形態1の場合と同様である。
以上の構成において、図3(a)や図8に示すように、可動体42が装着された可動筐体36が、固定筐体33に対して閉じた状態から、可動筐体36を手で上方向へ移動させると、この操作に伴って可動体42が上方向へ移動し、リベット51も上方向へ移動するため、ばね部材46右端の固定歯車50に噛合した可動歯車47が回転し、所定量移動すると、左端が固定体41に固着されたばね部材46によって、可動体42が上方向へ付勢され、可動筐体36が上方向へ開いた状態で保持される。
また、図8に示した閉状態から、可動筐体36を左方向へ移動させると、これに伴って可動体42が左方向へ移動して、可動歯車47が回転し、所定量移動すると、ばね部材46によって可動体42が左方向へ付勢され、可動筐体36が左方向へ開いた状態で保持される。
なお、このような上方向や左方向への開閉操作の際、ばね部材46によって付勢された可動体42の移動は、縦方向または横方向の二つのガイド孔42Aにリベット53を介して係合した、二つのばね部材46の左端によってガイドされながら行われるため、移動時のぶれやがたつきを防ぎ、確実な開閉操作が行われるようになっている。
つまり、可動体42を付勢するばね部材46の右端に、可動歯車47に噛合した固定歯車50を係止すると共に、可動体42に略L字状のガイド孔42Aを設け、右端が可動体12に係合したばね部材46の左端を、ガイド孔42Aに係合させることによって、固定体41に対して可動体42が、上方向及びこれと直交する左方向の複数の方向へ移動できるように構成されている。
すなわち、可動体42の上方向または左方向への移動によって、可動歯車47が回転すると共に、略L字状のガイド孔42Aに左端が係合し、ピン52によって固定体41に固着したばね部材46が、可動体42を上方向または右方向へ付勢することによって、一つの開閉装置55で、直交する二方向への複合操作が行えるようになっている。
このように本実施の形態によれば、可動体42に回転可能に可動歯車47を装着すると共に、可動体42を移動方向へ付勢するばね部材46の右端に、可動歯車47に噛合した固定歯車50を係止し、このばね部材46の右端を可動体42に、左端をガイド孔42Aに各々係合させることによって、実施の形態1の場合と同様に、上下方向及びこれと直交する左右方向への複合操作が可能となり、簡易な構成で、多様な操作が可能な開閉装置を得ることができるものである。
そして、複数のばね部材46と複数のガイド孔42Aを設けることによって、可動体42の上下方向及び左右方向への移動時のぶれを防ぎ、確実な操作を行うことができる。
なお、以上の説明では、ばね部材16や46に、コイル状に巻回された、いわゆる引っ張りコイルばねを用いた構成について説明したが、いわゆる圧縮コイルばねを用いても、また、略U字状に折曲した板ばねや線ばね等を用いても、本発明の実施は可能である。
また、以上の説明では、可動体12や42を固定体11や41に対し、上方向あるいは右方向や左方向へ移動させる構成について説明したが、略L字状のガイド孔12Aや42Aの向きを変えることで、上下方向及びこれと直交する左右方向のいずれへも移動可能に形成することができる。
本発明による開閉装置は、簡易な構成で、多様な操作が可能なものを得ることができ、各種電子機器の開閉装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態による開閉装置の平面図 同分解斜視図 同携帯電話の斜視図 同移動操作時の平面図 同平面図 同平面図 同平面図 本発明の第2の実施の形態による開閉装置の平面図 同分解斜視図 従来の携帯電話の斜視図
符号の説明
11、41 固定体
12、42 可動体
12A、42A ガイド孔
13、43 上枠体
14、44 下枠体
15 ばね
16、46 ばね部材
17、47 可動歯車
17A 歯車部
17B 長孔部
18、23 リング
19、52 ピン
20、50 固定歯車
20A 歯車部
21、24、49、51、53 リベット
22 ワッシャ
25、55 開閉装置
31 操作部
31A 操作キー
31B 入力キー
32 音声入力部
33 固定筐体
34 表示部
35 音声出力部
36 可動筐体

Claims (2)

  1. 略板状の固定体と、この固定体上面に一方向及びこれに直交する他方向へ移動可能に載置された可動体と、この可動体の移動に伴って上記可動体を上記一方向または上記他方向へ付勢する複数のばね部材と、上記固定体に上記一方向へ移動可能に装着された可動歯車と、上記ばね部材の一端に係止され、上記可動歯車に噛合した固定歯車からなり、上記可動体に複数の略L字状のガイド孔を設けると共に、このガイド孔に上記ばね部材の一端を、上記可動体に上記ばね部材の他端を各々係合させた開閉装置。
  2. 略板状の固定体と、この固定体上面に一方向及びこれに直交する他方向へ移動可能に載置された可動体と、この可動体の移動に伴って上記可動体を上記一方向または上記他方向へ付勢する複数のばね部材と、上記可動体に回転可能に装着された可動歯車と、上記ばね部材の一端に係止され、上記可動歯車に噛合した固定歯車からなり、上記可動体に複数の略L字状のガイド孔を設けると共に、このガイド孔に上記ばね部材の他端を、上記可動体に上記ばね部材の一端を各々係合させた開閉装置。
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