JP5375704B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末装置に関する。
携帯電話機などの携帯端末装置は、内部に複数の基板を有する。このような基板は、種々の電子部品が実装されるとともに、他の基板と接続するための基板間コネクタを有する場合がある。基板間コネクタを有する基板は、自身の基板間コネクタと他の基板の基板間コネクタとが接続されることにより、他の基板と接続される。このような基板間コネクタは、例えば、爪嵌合及び位置決めピン等によって他の基板間コネクタと接続される。
例えば、操作部等を備えた固定側筐体と、液晶表示部等を備えた可動側筐体とが可動自在に連結された携帯端末装置において、固定側筐体は、操作部と接続されるフロント基板と、種々の電子部品が実装されるメイン基板とを有する場合がある。このようなフロント基板及びメイン基板は、双方の基板が有する基板間コネクタによって接続される。
図11及び図12を用いて、従来の固定側筐体が有する基板の構成について説明する。図11は、従来の固定側筐体が有する基板群の構成例を示す分解斜視図である。また、図12は、従来の固定側筐体が有する基板群の斜視図である。図11に示すように、固定側筐体200の内部には、フロント基板210と、メイン基板220と、フレーム230とが含まれる。
フロント基板210は、テンキー等の操作キーを有するキーパッド211が取り付けられ、基板間コネクタ212等が設けられる。メイン基板220は、種々の電子部品が実装され、例えば、基板間コネクタ221等が設けられる。フレーム230は、フロント基板210及びメイン基板220の相互の位置を固定する。かかるフレーム230には、開口部231が設けられる。
フロント基板210の基板間コネクタ212と、メイン基板220の基板間コネクタ221とは、フレーム230の開口部231を貫通した状態で接続される。これにより、図12に示すように、フロント基板210とメイン基板220とは、フレーム230を挟持した状態で接続される。
特開平8−46384号公報 特開2008−219850号公報
しかしながら、上記の従来技術には、相互に接続されている基板が剥離するおそれがある問題がある。具体的には、携帯端末装置が落下した場合に、相互に接続されている基板に相対的な応力であるせん断力が働くおそれがあり、その結果、基板間コネクタが剥離してしまうおそれがある。このことは、相互に接続されている基板同士が剥離して携帯端末装置が故障するという問題を招く。
図12に示した例を用いて説明すると、例えば、フロント基板210の短手方向の側壁から落下した場合には、フロント基板210及びメイン基板220にせん断力が働く。これにより、フロント基板210及びメイン基板220を接続する基板間コネクタ212及び基板間コネクタ221が剥離するおそれがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、基板間の剥離を防止することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、一つの態様において、側縁に切欠部が形成された第1の基板と、前記第1の基板と対向配置される第2の基板と、一端が前記第2の基板に固設され、前記一端から前記第1の基板の切欠部へ延出する他端が、前記第2の基板と対向する第1の基板の対向面よりも前記第2の基板から離れる方向に突き出す固定部材とを有する。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、基板間の剥離を防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施例に係る携帯電話機の外観例を示す斜視図である。 図2は、実施例における固定側筐体が有する基板群の構成例を示す分解斜視図である。 図3は、実施例における固定側筐体が有する基板群の外観例を示す斜視図である。 図4は、図3の部位X1の拡大斜視図である。 図5は、図3の部位X1の拡大斜視図である。 図6は、固定部材の拡大斜視図である。 図7は、固定部材の拡大斜視図である。 図8は、固定部材周辺の分解斜視図である。 図9は、固定部材周辺の分解斜視図である。 図10は、本実施例に係る携帯電話機に働く応力の一例を示す図である。 図11は、従来の固定側筐体が有する基板群の構成例を示す分解斜視図である。 図12は、従来の固定側筐体が有する基板群の斜視図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末装置が限定されるものではない。例えば、以下の実施例では、本願の開示する携帯端末装置を、携帯電話機に適用する例を示すが、本願の開示する携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistant)などの他の携帯端末装置にも適用することができる。なお、以下の実施例では、本願の開示する携帯端末装置を、固定側筐体と可動側筐体とが相互にスライド自在に連結されたスライド型の携帯電話機に適用する例を示す。
まず、図1を用いて、本実施例に係る携帯電話機の外観について説明する。図1は、本実施例に係る携帯電話機100の外観例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110と、固定側筐体120とを備える。
なお、以下では、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面を「前面」と表記する場合があり、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。また、固定側筐体120の操作キーが備えられた面を「前面」と表記する場合があり、固定側筐体120の操作キーが備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。
可動側筐体110及び固定側筐体120は、図示しない連結部によって可動自在に連結される。かかる連結部は、スライド機構であり、可動側筐体110及び固定側筐体120をスライド自在に連結する。なお、図1は、可動側筐体110がスライドされて、可動側筐体110と固定側筐体120とが最小の重なり範囲で重なった開状態を示している。このようなスライド型の携帯電話機100は、一般に、非使用時には可動側筐体110と固定側筐体120とが最大の重なり範囲で重ねられた閉状態となる。また、携帯電話機100は、固定側筐体120に設けられたキー操作時には、可動側筐体110が固定側筐体120に対して長手方向にスライドさせられ開状態となる。
可動側筐体110は、図1に示すように、前面外装ケース111と、背面外装ケース112とを有する。前面外装ケース111は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。また、背面外装ケース112は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。
前面外装ケース111は、通話音声を受話する受話部113、各種情報を表示する液晶表示部114、前面外装ケース111を貫通する開口部115等が設けられる。開口部115は、可動側筐体110内部の前面側に備えられた図示しないマイクへ通じる貫通孔である。すなわち、ユーザが発する発話音声は、開口部115から可動側筐体110の内部へ進入し、マイクによって収音される。
固定側筐体120は、図1に示すように、前面外装ケース121と、背面外装ケース122とを有する。前面外装ケース121は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。また、背面外装ケース122は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。前面外装ケース121は、多機能キー、決定キー、ダイヤルキー、テンキー等の操作キーを有するキーパッド123が設けられる。また、固定側筐体120は、図1に示すように、各種のサイドキー124が設けられる。
次に、図2及び図3を用いて、本実施例における固定側筐体120が有する基板群の構成について説明する。図2は、本実施例における固定側筐体120が有する基板群の構成例を示す分解斜視図である。図3は、本実施例における固定側筐体120が有する基板群の外観例を示す斜視図である。
図2に示すように、固定側筐体120が有する基板群130は、フロント基板131、固定フロントフレーム132、メイン基板133、固定フレーム134、リア基板135等を含む。
フロント基板131は、種々の電子部品が実装され、例えば、キーパッド123等が取り付けられる。かかるフロント基板131は、基板間コネクタ131a等が設けられる。固定フロントフレーム132は、フロント基板131及びメイン基板133の相互の位置を固定する。メイン基板133は、種々の電子部品が実装され、基板間コネクタ133a等が設けられる。また、メイン基板133には、図1に示したサイドキー124とメイン基板133とを接続するフレキシブルケーブルであるサイドキーフレキ140が取り付けられる。
フロント基板131の基板間コネクタ131aと、メイン基板133の基板間コネクタ133aとが接続されることにより、フロント基板131及びメイン基板133は接続される。具体的には、フロント基板131及びメイン基板133は、固定フロントフレーム132を挟持した状態で接続される。
固定フレーム134は、メイン基板133及びリア基板135の相互の位置を固定する。リア基板135は、種々の電子部品が実装される。なお、メイン基板133及びリア基板135は、各々基板間コネクタを有する。かかる基板間コネクタが接続されることにより、メイン基板133及びリア基板135は、固定フレーム134を挟持した状態で接続される。
このように、フロント基板131とメイン基板133とが固定フロントフレーム132を挟持した状態で接続されるとともに、メイン基板133とリア基板135とが固定フレーム134を挟持した状態で接続されることで、図3に示すように、基板群130となる。
ここで、本実施例に係る携帯電話機100は、基板間コネクタ131a及び基板間コネクタ133aによって接続されるフロント基板131及びメイン基板133の側面である図3中の部位X1に固定部材が取り付けられる。かかる固定部材は、フロント基板131とメイン基板133とが剥離してしまうことを防止する。以下に、図4〜図9を用いて、フロント基板131及びメイン基板133に取り付けられる固定部材について説明する。
図4及び図5は、図3の部位X1の拡大斜視図を示す。なお、図4及び図5は、サイドキーフレキ140が取り外された状態を示す。また、図4は、図中の上側にフロント基板131が位置し、図中の下側にメイン基板133が位置する状態を示す。一方、図5は、図中の上側にメイン基板133が位置し、図中の下側にフロント基板131が位置する状態を示す。
図4及び図5に示すように、フロント基板131は、側縁の一部が切り欠けている部位である切欠部131bが形成されるとともに、メイン基板133と対向する対向面の反対側の面に壁面131cが設けられる。図4に示した例では、立方体の部材の一面が壁面131cに相当するが、壁面131cは、立方体部材以外の部材の一面であってもよい。また、図5に示すように、メイン基板133には、ネジ孔133bが形成される。そして、フロント基板131及びメイン基板133には、固定部材150が設けられる。
ここで、図6及び図7を用いて、固定部材150について説明する。図6及び図7は、固定部材150の拡大斜視図である。図6及び図7に示すように、固定部材150は、コの字型の金具であり、一端にネジ孔151が形成され、他端に係止部152が形成される。ネジ孔151は、図5に示したメイン基板133のネジ孔133bと重なり合う位置に配置される。そして、図5に示した締結部材153がメイン基板133のネジ孔133bと固定部材150のネジ孔151とを順に挿通することにより、固定部材150はメイン基板133に固設される。係止部152は、ネジ孔151から図4に示したフロント基板131の切欠部131bへ延出し、壁面131cに当接又は近接する。
すなわち、固定部材150の両端のうち、ネジ孔151が形成される一端は、メイン基板133に固設され、係止部152である他端は、一端からフロント基板131の切欠部131bへ延出し、壁面131cに当接又は近接する。
例えば、フロント基板131に対して図4に示した方向D1への応力が働いた場合に、フロント基板131は、方向D1へ移動しようとする。このため、フロント基板131の基板間コネクタ131aと、メイン基板133の基板間コネクタ133aとは剥離するおそれがある。しかし、本実施例に係る携帯電話機100では、フロント基板131が方向D1へ移動しようとしても、図4に示すように、メイン基板133に固設されている固定部材150の係止部152が、壁面131cや切欠部131bの壁面131dに当接することで係止する。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、フロント基板131が方向D1へ移動することを防止できる。
また、メイン基板133に対して図4に示した方向D2への応力が働いた場合に、メイン基板133は、方向D2へ移動しようとする。このため、フロント基板131の基板間コネクタ131aと、メイン基板133の基板間コネクタ133aとは剥離するおそれがある。しかし、本実施例に係る携帯電話機100では、メイン基板133が方向D2へ移動しようとしても、固定部材150の係止部152が壁面131c又は切欠部131bの壁面131dに当接するので、メイン基板133が方向D2へ移動することを防止できる。このように、本実施例に係る携帯電話機100は、接続されている基板間の位置ずれを固定部材150によって防止するので、基板間コネクタ131aと基板間コネクタ133aとが剥離することを防止することができる。
次に、図8及び図9を用いて、固定部材150周辺におけるフロント基板131及びメイン基板133の内部構造について説明する。図8及び図9は、固定部材150周辺の分解斜視図を示す。なお、図8は、図中の上側にメイン基板133が位置し、図中の下側にフロント基板131が位置する状態を示す。また、図9は、図中の上側にフロント基板131が位置し、図中の下側にメイン基板133が位置する状態を示す。
図8に示すように、フロント基板131及びメイン基板133に、固定部材150が取り付けられる。このとき、固定部材150のネジ孔151は、メイン基板133のネジ孔133bと重なり合う位置に配置される。また、固定部材150の係止部152は、ネジ孔151からフロント基板131の切欠部131bへ延出し、壁面131cに当接又は近接する位置に配置される。そして、固定部材150の一端は、締結部材153がメイン基板133のネジ孔133bと固定部材150のネジ孔151とを順に挿通することにより、メイン基板133に固設される。
このようにして、フロント基板131及びメイン基板133に固定部材150が取り付けられた後に、図9の上図に示すように、フロント基板131及びメイン基板133の側面のうち固定部材150上にサイドキーフレキ140が取り付けられる。なお、図9に示すように、固定部材150には、位置決め孔154が形成されており、サイドキーフレキ140には位置決め孔141が形成される。位置決め孔141が固定部材150の位置決め孔154に重ね合わせられることにより、図9の下図に示すように、サイドキーフレキ140は固定部材150上に位置決めされる。このように、固定部材150は、サイドキーフレキ140の貼り付け面としての機能や、サイドキーフレキ140の位置決め機能も有する。
次に、図10を用いて、本実施例に係る携帯電話機100に働く応力について説明する。図10は、本実施例に係る携帯電話機100に働く応力の一例を示す図である。なお、図10中の上側は、図2中の右側に対応し、図10中の下側は、図2中の左側に対応する。ここで、図2に示した例のように、フロント基板131とメイン基板133とは、大きさが異なる。このような場合に、図10に示した下側の方向に携帯電話機100が落下すると、例えば、フロント基板131には応力F1が働き、メイン基板133には応力F2が働く。このような応力F1及びF2は、せん断力であり、フロント基板131の基板間コネクタ131aと、メイン基板133の基板間コネクタ133aとを剥離させるおそれがある。
しかし、本実施例に係る携帯電話機100では、固定部材150の一端が締結部材153によってメイン基板133に固設され、固定部材150の係止部152が壁面131cや、切欠部131bの壁面131dに当接することで係止する。これにより、本実施例に係る携帯電話機100では、固定部材150が基板間コネクタ131a及び基板間コネクタ133aに働くせん断力を吸収するので、基板間コネクタ131a及び基板間コネクタ133aが剥離することを防止することができる。
上述してきたように、本実施例に係る携帯電話機100は、一端がメイン基板133に固設され、他端がフロント基板131の壁面131d等に当接する固定部材150を有するので、基板間コネクタが剥離することを防止することができる。その結果、本実施例に係る携帯電話機100は、基板間の相対位置がずれることを防止できるので、携帯端末装置が故障してしまうことを防止することができる。
また、本実施例に係る携帯電話機100は、位置決め孔154が形成された固定部材150を有するので、サイドキーフレキ140の位置決め部品を設けることを要さない。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、部品点数の増大を防止することができる。
ところで、固定部材150は、両端にネジ孔が形成され、一端がメイン基板133に固設され、他端がフロント基板131に固設されてもよいとも考えられる。しかし、両端がネジ孔である固定部材150を基板間に取り付ける場合には、基板に設けるネジ孔の位置を高精度に規定することを要する。例えば、基板間は基板間コネクタにより接続されているので、接続されている基板間コネクタに応力が働かないように、基板にネジ孔を設けることを要する。しかし、本実施例における固定部材150は、一端にネジ孔151が形成され、他端に係止部152が形成されているので、基板に設けるネジ孔の位置を高精度に規定することを要しない。これは、固定部材150がフロント基板131及びメイン基板133に取り付けられる際には、固定部材150の係止部152は、フロント基板131に形成される壁面131cや壁面131dに当接又は近接すればよいからである。仮に、固定部材150の係止部152が壁面131cや壁面131dと接していなくても、フロント基板131及びメイン基板133にせん断力が働いた場合に、係止部152が壁面131cや壁面131dと係止することで、せん断力を吸収することができる。したがって、本実施例に係る携帯電話機100は、精密な製造を要することなく、基板間の剥離を防止することができる。
なお、上記実施例では、固定部材150の係止部152が、ネジ孔151が形成される一端からフロント基板131の切欠部131bへ延出し、切欠部131bを突き出して壁面131cに当接又は近接する例を示した。すなわち、上記実施例では、固定部材150の係止部152が、フロント基板131に形成される壁面131c及び壁面131dの双方に当接又は近接する例を示した。しかし、固定部材150の係止部152は、壁面131c又は壁面131dのいずれか一方のみに当接又は近接するだけでもよい。
例えば、フロント基板131に切欠部131bが形成されてなくてもよい。かかる場合には、固定部材150の係止部152は、フロント基板131に形成される壁面131cに当接又は近接するように配置される。これにより、フロント基板131及びメイン基板133にせん断力が働いた場合に、係止部152は、壁面131cと係止する。また、フロント基板131に壁面131cが形成されてなくてもよい。かかる場合には、固定部材150の係止部152は、ネジ孔151が形成される一端から切欠部131bへ延出し、少なくとも、メイン基板133と対向するフロント基板131の対向面よりもメイン基板133から離れる方向に突き出す位置に配置される。これにより、フロント基板131及びメイン基板133にせん断力が働いた場合に、係止部152は、切欠部131bの壁面131dと係止する。
また、上記実施例において、固定部材150は、フロント基板131及びメイン基板133を同電位にする機能を兼用してもよい。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、フロント基板131及びメイン基板133を同電位にする金属部材を用いて、基板間コネクタが剥離することを防止することができる。言い換えれば、本実施例に係る携帯電話機100は、部品点数を増大させることなく、基板間コネクタが剥離することを防止することができる。
また、上記実施例では、固定部材150にネジ孔151が形成され、ネジ状の締結部材153によって固定部材150がメイン基板133に固設される例を示した。しかし、固定部材150は、ネジ状の締結部材153によってメイン基板133に固設されなくてもよい。例えば、メイン基板133が凹部を有し、固定部材150の一端に凸部が形成され、メイン基板133の凹部と、固定部材150の凸部とが嵌合することにより、固定部材150がメイン基板133に固設されてもよい。
また、上記実施例では、フロント基板131及びメイン基板133に固定部材150が取り付けられる例を示したが、固定部材150は、他の基板間に取り付けられてもよい。例えば、固定部材150は、メイン基板133及びリア基板135に取り付けられてもよいし、可動側筐体110が有する基板群に取り付けられてもよい。
また、上記実施例では、本願の開示する携帯端末装置をスライド型の携帯電話機に適用する例を示したが、本願の開示する携帯端末装置は、スライド型以外の携帯電話機に適用することもできる。例えば、本願の開示する携帯端末装置は、筐体が分割されていないストレート型や、折り畳み方式や平面回転方式の連結部により一方の筐体に対して他方の筐体を可動自在とした携帯端末装置にも同様に適用することができる。
また、上記実施例では、本願の開示する携帯端末装置を携帯電話機に適用する例を説明したが、本願の開示する携帯端末装置は、これに限定されるものではない。例えば、本願の開示する携帯端末装置は、小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置にも適用することができる。
100 携帯電話機
110 可動側筐体
111 前面外装ケース
112 背面外装ケース
113 受話部
114 液晶表示部
115 開口部
120 固定側筐体
121 前面外装ケース
122 背面外装ケース
123 キーパッド
124 サイドキー
130 基板群
131 フロント基板
131a 基板間コネクタ
131b 切欠部
131c 壁面
131d 壁面
132 固定フロントフレーム
133 メイン基板
133a 基板間コネクタ
133b ネジ孔
134 固定フレーム
135 リア基板
140 サイドキーフレキ
141 位置決め孔
150 固定部材
151 ネジ孔
152 係止部
153 締結部材
154 位置決め孔
200 固定側筐体
210 フロント基板
211 キーパッド
212 基板間コネクタ
220 メイン基板
221 基板間コネクタ
230 フレーム
231 開口部

Claims (4)

  1. 側縁に切欠部が形成された第1の基板と、
    前記第1の基板と対向配置される第2の基板と、
    一端が前記第2の基板に固設されるとともに、前記一端から前記第1の基板の切欠部へ延出する他端が、前記第2の基板と対向する第1の基板の対向面よりも前記第2の基板から離れる方向に突き出し、前記第1の基板の切欠部の所定部位と対向する固定部材と
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記固定部材の他端は、
    前記第1の基板における前記第2の基板との対向面又は該対向面の裏面に形成される壁面に当接又は近接することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記固定部材は、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを同電位にする金属部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記固定部材は、
    サイドキー近傍の筐体内部に取り付けられ、前記サイドキーと前記筐体内部の基板とを接続するフレキシブルケーブルの位置決め孔を有し、前記フレキシブルケーブルが該位置決め孔に位置決めされて取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の携帯端末装置。
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