JP2007159127A - 携帯端末機用スライド開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末機のディスプレイ部に初期にだけ力を加えれば、自動で開閉する弾性力を提供する。
【解決手段】 ディスプレイ部の移動方向に沿って形成されたカムプロファイルと、カムプロファイル側に弾性力を加えてディスプレイ部を停止させたり移動方向に持続的な加速度を与えるための弾性手段とを有する構造を適用することにより、弾性手段の強度の増加、スムーズな動作、耐久性の向上を達成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末機用スライド開閉装置に関し、特に携帯端末機のディスプレイ部に初期にだけ力を加えれば自動で開閉する弾性力を提供するために弾性手段の強度を増加させ、スムーズな動作、耐久性の向上を達成するためのものである。
最近、携帯用無線端末機の普及率が高まるにつれて、携帯端末機に対して無線通信という固有機能だけでなく、その開閉動作についても使用者の趣向に合わせた付加的な機能が要求されてきている。
このような要求に応えるために、携帯端末機は、一般的なバータイプから、フリップタイプ、フリップアップタイプ、折り畳みタイプなどに発展してきており、最近は折り畳みタイプの端末機が主流をなしている。
これは、折り畳みタイプの端末機がディスプレイ装置としてワイドなLCDモジュールを採択できるほどスペースが充分であり、折り畳んで携帯することができて携帯性においても他の端末機より優れているためである。
一方、折り畳みタイプの端末機と同様なサイズのワイドLCDモジュールを具備するディスプレイ装置が搭載可能な同時に、端末機のコンパクト化に向けたスライドタイプの端末機が知られている。このようなスライド方式の端末機は、メインボディー上でカバーに該当するサブボディーがスライド動作して開閉されるものであって、既存の折り畳みタイプ端末機の長所をそのまま生かしながら、新しい動作で開閉するという付加的な長所がある。
スライド方式端末機として、韓国実用新案登録出願第2003-0000136号に‘スライド方式の携帯用無線端末機'が開示されている。同出願に開示された端末機は、サブボディーをメインボディー上でガイドするためのガイド手段と、サブボディーとメインボディーとの間でサブボディーの一定のスライド位置を基準として開放方向または閉鎖方向へと加圧力の方向を変化させるように設置される、少なくとも一つの弾性手段とを含んでなる。そして、弾性手段により、サブボディーは完全な開放または閉鎖動作時に別途のストッパー無しで最大開放位置または最大閉鎖位置を維持できる。
かかる弾性手段として、一端がメインボディーに固定され他端がサブボディーに固定されるトーションバネが採用されている。上記トーションバネは、一端がメインボディーに固定され他端がサブボディーに固定されてサブボディーの全体移動距離に亘ってトーションバネの弾性が作用するため、トーションバネが大幅に伸縮するようになる。従って、トーションバネが全体的にスムーズに動作するように弾性力の少ないトーションバネを使用し、不足する弾性力を補充するために2つのトーションバネを設置した。
しかしトーションバネは、その特性上、変位幅が大きくて繰り返し動作に起因する疲労のため早期に正常な機能を失ったり断線してしまう問題点があった。このように従来のスライド開閉装置は、2つのトーションバネを使用することから、組立工程が複雑でその組立作業も難しく、更にトーションバネの変位が大きくなるにつれてその寿命が短縮されるという問題点があった。
韓国実用新案登録出願第2003−0000136号
本発明は、上述した問題点を解決するために案出されたものであって、携帯端末機のディスプレイ部に初期にだけ力を加えれば自動で開閉される弾性力を提供するために弾性手段の強度を増加させ、スムーズな動作、耐久性の向上を成し遂げるためのものである。
上記目的を達成するための第1の本発明は、
第1プレート;
上記第1プレートとスライド可能に結合され、スライド方向に沿ってカムプロファイルが形成された第2プレート;及び
上記第2プレートの移動方向と直交する方向に弾性力を発生させるように、
上記第1プレートに装着される弾性部材;からなり、
上記弾性部材は、
上記第1プレートに装着されるハウジング;
上記ハウジングの内部にスライド可能に装着されるスライダー;
上記ハウジングと上記スライダーの一端との間に装着されるバネ;及び
上記スライダーの他端に装着され、上記カムプロファイルに沿ってスライドするローラ;からなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記のような目的を達成するための第2の本発明は、
第1プレート;
上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
上記第1プレートに固定されるスライドハウジング;
上記カムプロファイルに向けて前後進可能に上記スライドハウジングに設置される移動ブロック;
上記スライドハウジングに支持され上記移動ブロックに弾性力を加える1本以上の圧縮バネ;及び
上記移動ブロックに軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記目的を達成するための第3の本発明は、
第2カバー;
上記第2カバーにスライド可能に結合された第3カバー;
上記第2カバーに対して上記第3カバーを長手方向に沿って直進移動可能に案内するガイド部材;及び
上記第2カバーと第3カバーとの間に装着され上記第3カバーのスライド時に上記第3カバーが所定の位置に停止するようにするプランジャーアセンブリー;からなり、
上記プランジャーアセンブリーは、一端が開放されたハウジング部材;
上記ハウジング部材にスライド可能に挿入され、一端にはローラが回動可能に結合され、他端には長手方向に挿入軸が形成されたプランジャー;及び
上記挿入軸に挿着されて上記プランジャーを弾性支持する圧縮バネ;を含んでなり、上記プランジャーの底面には長手方向に長く係止溝が設けられ、上記ハウジング部材の底面には上記係止溝に挿入されて上記プランジャーの移動を制限するストッパーが突設された携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記のような目的を達成するための第4の本発明は、
第1プレート;
上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
上記第1プレートに固定される固定レバー;
上記固定レバーと面接触し、上記カムプロファイルに向けて前後進可能に置かれるスライドレバー;
上記固定レバーの端部側に一端が連結され、上記スライドレバーの対向する端部側に他端が連結されて、上記スライドレバーが上記カムプロファイル側に前進する弾性力を発生させるための1本以上の引張バネ;及び
上記スライドレバーに軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記のような目的を達成するための第5の本発明は、第1プレート;
上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
上記第1プレートに固定される固定フレーム;
第1端部が上記固定フレームにヒンジ回転可能に結合され、第2端部がこのヒンジ回転動作により上記カムプロファイルに向けて近接及び離脱する回転レバー;
一端部が上記固定フレームに固定され、他端部が上記回転レバーに固定されて引張力を発生させることで、上記第2端部を上記カムプロファイル側に近接させるための1本以上の引張バネ;及び
上記第2端部に設けられ、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記のような目的を達成するための第6の本発明は、第1プレート;
上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
上記第1プレートに固定されるスライドハウジング;
上記カムプロファイルに向けて前後進可能に上記スライドハウジング内に設置されるスライド軸;
上記スライドハウジング内で上記スライド軸に弾性力を加える圧縮バネ;
上記スライドハウジング内で上記圧縮バネと共に上記スライド軸に弾性力を加えるトーションバネ;及び
上記スライド軸に軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
上記のような目的を達成するための第7の本発明は、周りよりも高く段差を付けたスライド面が形成され、上記スライド面の所定箇所に1つ以上の凹部が設けられた第1プレート;
上記スライド面に沿って移動できるように上記第1プレートにスライド可能に結合される第2プレート;
膨張力を発生させるトーションバネ;
上記トーションバネの一端部に連結されるスライド軸;
上記トーションバネ及び上記スライド軸を内部に収容し、上記スライド軸が
上記スライド面の方向にのみスライド移動するようにガイドし、上記第2プレートに固定されるケース部材;及び
上記スライド軸に回転可能に結合されて上記スライド面で転動し、上記凹部に結合されて所定の制動力を発生させるローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置を提供する。
以上のように本発明は、ディスプレイ部の移動方向に沿って形成されたカムプロファイルと、カムプロファイル側に弾性力を加えてディスプレイ部を停止させたり移動方向に持続的な加速度を与えるための弾性手段とを有する構造を適用することにより、弾性手段の強度を増加させ、スムーズな動作及び耐久性の向上などを達成できる効果を有する。
以上では本発明を特定の実施例をもって説明したが、本発明は上記した実施例に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱しない限り、本発明の属する分野について通常の知識を有する者によって様々に変形されることができる。
たとえば、上記本発明の実施例における弾性手段として、圧縮/引張コイルバネまたはトーションバネが用いられたが、当該技術分野の通常の技術者ならば、上記圧縮/引張バネまたはトーションバネがジグザグバネに代替できることが分かるだろう。すなわち、本出願人が2006年3月29日付で出願した大韓民国意匠登録出願第30−2006−0011569号に開示されたジグザグバネ、又は2005年2月4日付で出願した大韓民国特許出願第10−2005−10549号に開示されたジグザグバネを、上記圧縮/引張バネまたはトーションバネに取り替えても本発明の効果は達成される。
以下、添付の図面を参照し、本発明の望ましい第1実施例について詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例による携帯端末機の一方向分離斜視図であり、図2は本発明の第1実施例による携帯端末機の他方向分離斜視図、図3は本発明の第1実施例によるスライド開閉装置の結合斜視図、図4は図3のスライド開閉装置の横方向断面図である。
図1乃至図3に示すように、携帯端末機用スライド開閉装置は、第1プレート20、第2プレート40及び弾性部材30からなる。
第1プレート20は本体部10に結合され、第2プレート40は、その一面にディスプレイ部50が組み立てられて第1プレート20にスライド可能に結合される。
弾性部材30は、第1プレート20と第2プレート40との間に配置するように、第1プレート20にリベット60などの締結手段によって装着される。この時、弾性部材30は、第2プレート40の移動方向と直交する方向に弾性力を加えるように、第2プレート40の移動方向と垂直に配置される。
第2プレート40をスライド可能にするために、第1プレート20の移動方向両側縁の一部、つまり中央部には、図1乃至図4に示すように第2プレート40の移動方向両側縁に接する側縁ガイド部22がそれぞれ突設される。
図4に示すように、第2プレート40の移動方向両側縁には、第2プレート40の移動方向に沿って第2安着溝43が設けられ、上記第1プレートの側縁ガイド部22には第2安着溝43に対応して第1安着溝23が設けられており、第1安着溝23と第2安着溝43との間にはガイドロッド45が溝の全体長さにわたって装着される。
すなわち、ガイドロッド45が円筒状であるために、第1安着溝23及び第2安着溝43は各々断面が半弧状で互いに接して円形をなすようになっている。
従って、第2プレート40は、ガイドロッド45によって第1プレート20に対して分離されることなく結合され、第2プレート40の第2安着溝43がガイドロッド45に沿って移動するようになり、第2プレート40が上下にスライドできるようになる。
第1プレート20には、弾性部材30を嵌着するための弾性部材嵌着孔21が設けられ、第2プレート40には、その内側に第2プレート40の移動方向に沿って弾性部材30と、詳しくは、弾性部材30のローラ39と接するカムプロファイル42が設けられている。
第1プレート20に弾性部材嵌着孔21を設け、弾性部材30を弾性部材嵌着孔21に嵌着して結合することにより、第1プレート20と第2プレート40とを結合する場合、弾性部材30のスペース分の厚さを減らして開閉装置をスリムにすることができ、さらには携帯端末機を薄型化することができるようになる。
カムプロファイル42は、第2プレート40の移動方向の一内側縁に多数の傾斜面が、第2プレート40の移動方向に沿って互いに異なる方向にジグザグ状に設けられてなる。
詳しくは、図3に示すように上記傾斜面は、凹んで形成された基準位置42aから上方向と下方向とに形成されている。
上方向に形成された傾斜面は、一端が基準位置42aとなり他端が基準位置42aから左上方向に形成された第1上傾斜面42bと、一端が第1上傾斜面42bと接して他端が第1上傾斜面42bから右上方向に延在する第2上傾斜面42cとからなる。
また、下方向に形成された傾斜面は、一端が基準位置42aとなり他端が基準位置42aから左下方向に形成された第1下傾斜面42dと、一端が第1下傾斜面42dと接して他端が第1下傾斜面42dから右下方向に延在する第2下傾斜面42eとからなる。
この時、第1上傾斜面42bの一端及び第1下傾斜面42dの一端の位置は、基準位置42aと同じ位置であり、基準位置42a、第2上傾斜面42cの他端及び第2下傾斜面42eの他端は、第2プレート40の側縁からの距離が互いに同一であるように形成することが好ましい。
図5は本発明の第1実施例による弾性部材30の分離斜視図であり、図6は本発明の第1実施例による弾性部材30の結合状態を示す斜視図、図7は本発明の第1実施例による弾性部材30の作動状態の斜視図、図8は図6の弾性部材の横方向断面図である。
図3、及び図5乃至図8に示すように、弾性部材30は、第1プレート20の弾性部材嵌着孔21に装着されるハウジング31と、ハウジング31内部にスライド可能に装着されるスライダー35と、ハウジング31とスライダー35の一端との間に装着されるバネ34と、スライダー35の他端に装着されてカムプロファイル42に沿ってスライドするローラ39とからなる。
ハウジング31の上面には長孔32が設けられており、スライダー35には長孔32に沿ってスライドする突起片36が上面に突設されている。
突起片36が長孔32に沿ってスライドするため、スライダー35の揺動が防止され、また突起片36が長孔32の中でのみ移動するため、スライダー35の移動区間を制限するストッパーの役割をする。また、突起片36が突設されて、スライダー35がハウジング31から容易に分離されることも防止できる。尚、スライダー35の一端にはバネ34が挿入される支持突起37が突設されてバネ34を支持する。
そして、図8に示すように、ハウジング31の下面にはスライダー35の移動方向に沿ってバネ34の側面を支持するバネ支持部33が突設されている。
従って、スライダー35がバネ34を圧縮させる場合、バネ支持部33によってバネ34の側面が支持されるため、バネ34がねじることを防止できる。バネ支持部33はハウジング31の下面を上方向に折り曲げて形成することが望ましい。
また、スライダー35の下面には、図5及び図8に示すように、バネ支持部33に対応するスライド溝38が形成されている。
これにより、スライダー35の移動時にバネ支持部33がガイドの役割をして、スライダー35は左右に揺動することなく前後方向にだけスライドすることができる。
ハウジング31は、図8に示すように上面部材31aと下面部材31bとからなり、下面部材31bにはバネ支持部33が形成され、バネ支持部33間にバネ34を配置してローラ39が装着されたスライダー35を挿入した後、上面部材31aの長手方向両側をプレスなどを用いて下面部材31bの長手方向両側に結合させることによって容易に組立てることができる。
この時、スライダー35は、上述した通り突起片36が長孔32に係止されるためにハウジング31から離脱されない。
ローラ39はスライダー35の他端にリベット60などで回転可能に装着されるが、この時、ローラ39はカムプロファイル42と容易に接するように、カムプロファイル42と接する方向に突出装着することが望ましい。
上記のように、弾性部材30は予め組み立てられて一つの部品をなしているため、弾性部材30を第1プレート20に対して容易に装着することで組立時間を短縮させることができ、また弾性部材30自体の組立も容易である。
図9は本発明の第1実施例による上方向にスライドしてオープンされた状態の携帯端末機の斜視図、及びスライド開閉装置の斜視図であり、図10は本発明の第1実施例による下方向にスライドしてオープンされた状態の携帯端末機の斜視図、及びスライド開閉装置の斜視図である。
まず、図3に示されているように第2プレート40の移動前にはローラ39は基準位置42aに停止している。
この時、弾性部材30の弾性力が第2プレート40の移動方向と直交する方向に作用するため、第2プレート40は任意で上下に移動することはない。
図9(a)に示すように、ディスプレイ部50を上方に押し上げると第2プレート40も上方に押し上げられるが、この時の上記開閉装置の作動状態を察してみると、図9(b)に示すように、第2プレート40の第1下傾斜面42dはローラ39を押して上向きに移動する。
ローラ39が第1下傾斜面42dと第2下傾斜面42eとが接する変曲点を若干通ると、使用者が力を加えなくても弾性部材30の弾性力によりローラ39は第2下傾斜面42eに沿ってスライドし、これによって図9(c)に示すように、第2プレート40が上方向にスライドして完全にオープンされる。
この時にも、上述した通り、弾性部材30の弾性力が第2プレート40の移動方向と直交する方向に作用するため、第2プレート40は任意に上下に移動することはない。
図10(a)に示すように、ディスプレイ部50を下方に押し下げると第2プレート40も下方に押し下げられるが、この時の上記開閉装置の作動状態を察してみると、図10(b)に示すように第2プレート40の第1上傾斜面42bはローラ39を押して下向きに移動する。
ローラ39が第1上傾斜面42bと第2上傾斜面42cとが接する変曲点を若干通ると、使用者が力を加えなくても弾性部材30の弾性力により、ローラ39は第2上傾斜面42cに沿ってスライドし、これによって、図10(c)に示すように第2プレート40は下方向にスライドして完全にオープンされる。
この時にも、上述した通り、弾性部材30の弾性力が第2プレート40の移動方向40と直交する方向に作用するため、第2プレート40は任意で上下に移動することはない。
このように、弾性部材30が第2プレート40の移動方向と直交する方向に配置されていて、弾性部材30の弾性力がカムプロファイル42に一層強く作用し、弾性部材42の弾性力を効率的に利用することができる。これにより、弾性部材の数を節減させ、バネがねじることなく圧縮して弾性部材の寿命も延長させることができるようになる。また、上記カムプロファイル及び弾性部材により、携帯端末機のディスプレイ部に初期に力を加えるだけで自動で開閉させることができる。
以下、本発明による開閉装置の良好な第2実施例につき、添付図面を参照して説明する。
図11は本発明の第2実施例によるスライド開閉装置の分解斜視図であり、図12は図11に示す開閉装置の分解斜視図、図13は図12に示す開閉装置の結合状態斜視図、図14及び図15は図11に示す開閉装置の部分組立斜視図である。
携帯端末機のサブボディー130をメインボディー110にスライド可能に結合させるための開閉装置は、メインボディー110に固定される第1プレート120;第1プレート120と平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面144とが連続するカムプロファイルを設けてサブボディ130に固定される第2プレート140;第1プレート120に固定されるスライドハウジング160;カムプロファイルに向けて前後進可能にスライドハウジング160に設置される移動ブロック170;スライドハウジング160に支持され移動ブロック170に弾性力を加える多数の圧縮バネ190;及び移動ブロック170に軸回転可能に設置され、カムプロファイルに接触して回転するローラ180;を含んでなる。
スライドハウジング160にはU字状の2本のガイド軸200が固定され、移動ブロック170は、ガイド軸200がスライド可能に結合される第2軸孔172が形成されてガイド軸200に沿って移動し、4つの圧縮バネ190はU字状のガイド軸200の直線状端部にそれぞれ嵌着される。
スライドハウジング160の一端には、それぞれのガイド軸200の直線状端部に結合される第1軸孔162が設けられる。スライドハウジング160の他端には、ガイド軸200の屈折した部分の一部が挿入される第1屈折溝164が設けられ、ガイド軸200の屈折した残りの部分が挿入される第2屈折溝168が設けられたプレート166が、スライドハウジング160に結合される。
第2プレート140のカムプロファイルは、中心領域に第1凹部142が設けられ、第1凹部142の一側に山形の傾斜面144が形成され、傾斜面144の端部には第2凹部146が設けられる。そして、第1凹部142の他側には平坦なフリーストップ区間148が形成され、フリーストップ区間148の終端に第3凹部150が設けられる。
ローラ180は、リベット182にて移動ブロック170に回転可能に結合される。ローラ180は第2プレート140の移動時にカムプロファイルに沿って回転して摩擦を減らす。
このようなローラ180が第1凹部142に結合された状態はサブボディー130がメインボディー110に結合されて開閉装置がクローズされた状態であり、ローラ180が第2凹部146に結合された状態はサブボディー130がメインボディー110上で上方向にスライドしてオープンされた状態、またローラ180が第3凹部150に結合された状態はサブボディー130がメインボディー110上で下方向にスライドしてオープンされた状態である。
そして、ローラ180が傾斜面144の上り傾斜を上る時は圧縮バネ190の弾性力が第2プレート140の移動を妨げる力として作用し、ローラ180が傾斜面144の変曲点を通って下り傾斜を下る時は圧縮バネ190の弾性力が第2プレート140を押して自動で移動するようにする。
またローラ180がフリーストップ区間148を通る時は、圧縮バネ190の弾性力は第2プレート140の移動に影響を与えない。したがって、ローラ180がフリーストップ区間148に位置した状態で第2プレート140の移動が停止することもできる。
第1プレート120には切込部122が設けられ、スライドハウジング160は切込部122内に挿入された状態で第1プレート120に固定され、ローラ180のみを第1プレート120の上部に突出させることで、開閉装置全体の厚さを減少させることができる。
第2プレート140の移動方向両側縁には第1ガイドリブ152が設けられ、第1ガイドリブ152にスライド可能に結合される第2ガイドリブ212を設けた一対のトラックガイド210が、第1プレート120の移動方向両側縁に固定されることで、第2プレート140が第1プレート120上でスライド可能になる。
トラックガイド210は螺子にて第1プレート120に固定される。トラックガイド210は金属のプレス物をプラスチック射出物にインサートさせて製作する。これによって、トラックガイド210は外面がプラスチック射出物からなるため、第2プレート140と接触する摩擦が減少し、内部の金属プレス物により剛性は向上するようになる。
以下は、上記のような構成の開閉装置の作用について説明する。
図16乃至図20は図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図であり、図21は図11に示す開閉装置の使用状態斜視図である。
サブボディー130がメインボディー110に結合されて開閉装置がクローズされた状態では、図16と同様に、圧縮バネ190が移動ブロック170及びローラ180を押してローラ180が第1凹部142に結合された状態が維持される。
サブボディー130を上方に押し上げると、図17に示すように、ローラ180が第1凹部142から抜け出て傾斜面144を通るが、ローラ180が傾斜面144の上り傾斜を上る時は圧縮バネ190の弾性力によって抵抗力を受け、変曲点を通ると圧縮バネ190の弾性力によって第2プレート140は自動で上方向にスライドしてオープンされる。
また図18に示すように、ローラ180が第2凹部146に結合されると、圧縮バネ190の弾性力により制動力が発生する。
一方、サブボディー130を、図19に示すように下方に押し下げると、ローラ180がフリーストップ区間148を通るようになる。この区間では圧縮バネ190の弾性力は、第2プレート140の移動に影響を与えないようになる。したがって、使用者はサブボディー130を下方へ移動させる途中に停止させることが可能になる。
ローラ180はフリーストップ区間148を通り過ぎると、図20のように第3凹部150に結合される。ここでもローラ180は圧縮バネ190の弾性力により停止力を発生させる。
以下、添付図面を参照して本発明の第3実施例に対して詳細に説明する。
図22は第3実施例による開閉装置の斜視図であり、図23は図22の開閉装置の作動状態を示す斜視図、図24は図22の開閉装置の一方向分離斜視図、図25は図22の開閉装置の他方向分離斜視図である。
図22乃至図25に示すように、本実施例の開閉装置は、第2カバー1100、第3カバー1200、ガイド部材1400,1500、及びプランジャーアセンブリー1300を含んでなる。
図22(a)は開閉装置の全面斜視図、図22(b)は開閉装置の背面斜視図であり、図23(a)は第3カバー1200がスライドアップした状態を示す図、図23(b)は第2カバー1100がスライドアップした状態を示す図である。
第2カバー1100は図示しない第1カバーと結合し、第1カバーには携帯端末の印刷回路基板が設置され、その後面にはバッテリーが装着される。
第3カバー1200は図示しない第4カバーと結合し、第4カバーには携帯端末のディスプレイ部が装着されている。
第2カバー1100の上部領域には、図23(b)に示すように、ミュージックキーパッド1110、小型カメラなどが設置され、下部領域にはキーパッドなどが設置される。
第3カバー1200は第2カバー1100にスライド可能に結合するが、このために、第3カバー1200及び第2カバー1100のそれぞれの移動方向両側縁にガイド部材1400,1500が装着されて、第3カバー1200が第2カバー1100に対して上下方向に直進移動、つまりスライド移動可能に案内する。
ガイド部材1400,1500は、図24及び図25に示すように、スライドトラック1420,1520とスライド面1410,1510からなり、その詳細は後述する。
プランジャーアセンブリー1300は、第2カバー1100と第3カバー1200との間に装着されて第3カバー1200のスライド時に第3カバー1200を所定の位置で停止させる役割をする。
図26は第3実施例のプランジャーアセンブリー1300の斜視図であり、図27は第3実施例のプランジャーアセンブリー1300の分離斜視図、図28は第3実施例のプランジャーアセンブリー1300のハウジングの斜視図、図29は第3実施例のプランジャーアセンブリー1300のプランジャー1320の斜視図、図30は第3実施例のプランジャーアセンブリー1300の部分切断面図である。
図26乃至図30に示すように、プランジャーアセンブリー1300はハウジング部材1310、プランジャー1320、及び圧縮バネ1330を含んでなる。
ハウジング部材1310は、図27に示すように、一端が開放されていて、ここからプランジャー1320と圧縮バネ1330が挿入される。
ハウジング部材1310は第1ハウジング1311と第2ハウジング1312との結合からなり、第2ハウジング1312には第1ハウジング1311との間にプランジャー1320を挿入すべき収容空間が凹んで形成されている。
この時、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とは各々別個に製作して結合しても良いが、図28(a)のように展開した場合、第1ハウジング1311及び第2ハウジング1312のそれぞれの一側縁1314を一対に連結して製作することが望ましい。
図28(a)に示すように、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とを一体に連結して製作し、その後図28(b)に示すように、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とが連結された一側縁1314を折り曲げて図28(1c)に示すように第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とを相互結合させる。
この時、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とが一体に連結された一側縁1314の反対側の他側縁は、バンディング結合することが望ましい。
このように、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312とを一体に連結するように製作し折り曲げて結合させることで、第1ハウジング1311と第2ハウジング1312を別々に製作して結合させる場合より、ハウジング部材1310の組立性を一層向上させることができる。
また、ハウジング部材1310の底面、具体的には第2ハウジング1312の底面には、図28に示すようにストッパー1313が突出形成されているが、これは後述するようにプランジャー1320の移動を制限する役割をする。
プランジャー1320は図27に示すように、ハウジング部材1310の一端にスライド可能に挿入され、その一端にはローラ1327が回動可能に結合され、他端には長手方向に挿入軸1325が形成されている。
そして、挿入軸1325にはプランジャー1320を弾性支持する圧縮バネ1330が挿入されている。
この時、プランジャー1320のフレーム1321は金属材質であり、図29に示すように、POM射出によってその底面に長手方向に長く係止溝1322が設けられ、他端には挿入軸1325が形成される。
図30に示すように、係止溝1322には、ストッパー1313が係合しプランジャー1320の移動時に係止溝1322の両側がストッパー1313に係止されて、プランジャー1320は制限された距離だけ移動するようになる。
また、ストッパー1313はハウジング部材1310の他端方向、すなわち開放されていない方向に上向きに傾斜するように突設され、上下方向に弾性力を有している。
従って、ハウジング部材1310にプランジャー1320を挿入しようとする時、プランジャー1320をハウジング部材1310に押し込むと、ストッパー1313がハウジング部材1310の他端方向に上向きに傾斜するように突設されているため、ストッパー1313はプランジャー1320によって自然に下方へ押し下げられ、係止溝1322がストッパー1313の位置まで移動すると、ストッパー1313は弾性力によって元の状態に復元されて係止溝1322に挿入されるようになる。
また、係止溝1322には、プランジャー1320の一端方向、すなわちローラ1327の装着される方向にストッパー1313と対応する傾斜面を形成することにより、制限された空間で係止溝1322の大きさを最大限に大きく形成することができる。
このようなプランジャーアセンブリー1300は、ハウジング部材1310を結合させた後、圧縮バネ1330とプランジャー1320をハウジング部材1310に挿入するだけで済むため、組立が非常に容易である。
上記のようなプランジャーアセンブリー1300は、図31に示すように第2カバー1100に結合するが、このために、図26に示すように、ハウジング部材1310の他端には挿入突起1315が形成され、第2カバー1100には、図31に示すように挿入固定部1115が形成されている。
固定方法は、図31(a)に示すように、挿入突起1315を挿入固定部1115に嵌め込みプランジャーアセンブリー1300の他端を第2カバー1100にフック結合して固定させ、図31(b)に示すようにプランジャーアセンブリー1300の他端又は残りの部分に、リベットや螺子などの締結手段1600を用いて第2カバー1100に固定結合させる。
このようにプランジャーアセンブリー1300を第2カバー1100にフック結合して一部分固定させた後、リベットや螺子などの締結手段1600を用いて結合するため、プランジャーアセンブリー1300を第2カバー1100の組立位置に容易に配置することができ、組立性及び生産性が向上する。
一方、第3カバー1200には、図32に示すように第2カバー1100に装着されたプランジャーアセンブリー1300が安着するようにその移動方向に案内溝1230が設けられ、移動方向側縁には、後述するガイド部材1400,1500のスライドトラック1410、1510を嵌め込むスライド溝1250が設けられている。
図32(a)は第3カバー1200の斜視図であり、図32(b)は案内溝1230を拡大したものである。
案内溝1230には、少なくとも一つ以上の停止溝1231,1232,1233が設けられ、プランジャー1320のローラ1327が係止されて所定の位置で停止するようになる。
すなわち、プランジャー1320が図32(b)の中央に位置する第1停止溝1231に位置していて第3カバー1200を移動させると、プランジャー1320は第1停止溝1231から離脱して圧縮バネ1330を圧縮する方向に後退するようになり、第3カバー1200を継続して移動させると、プランジャー1320はローラ1327の回転により第2停止溝1232又は第3停止溝1233まで移動するようになる。
ローラ1327が第2停止溝1232又は第3停止溝1233まで移動するようになると、圧縮されていた圧縮バネ1330の弾性復元力によりプランジャー1320は第2停止溝1232又は第3停止溝1233の方向へ移動し、これによってローラ1327は第2停止溝1232又は第3停止溝1233に係止されて第3カバー1200が任意で上下方向へ移動することを防止する。
この時、図32(b)に示すように、第1停止溝1231の自由端部分、すなわち、第3カバー1200にプランジャーアセンブリー1300を組立てる時に、第1停止溝1231でプランジャーアセンブリー1300が挿入される部分には、下向きに傾斜した挿入傾斜部1235が形成されている。
これによって、プランジャーアセンブリー1300を案内溝1230に安着させて組み立てるとき、ローラ1327の側面が挿入傾斜部1235に沿って滑り第1停止溝1231に容易に挿入されることができる。
一方、第2カバー1100と第3カバー1200のそれぞれの移動方向側縁には、図22及び図23に示すようにガイド部材1400,1500が装着され、第3カバー1200を第2カバー1100に対して上下方向にスライド可能に案内している。
ガイド部材1400,1500は、図24及び図25に示すように、第1及び第2スライドトラック1420及び1520と、第1及び第2スライド面1410及び1510とからなる。
図33は第3実施例による開閉装置の一側面を示す構造図である。
同図に示すように、第2カバー1100及び第3カバー1200の移動後方一側縁、つまりプランジャーアセンブリー1300が第3カバー1200を押す方向の側縁に装着される第1ガイド部材1400は、第1スライドトラック1420と第1スライド面1410とからなる。
図34は第3実施例の第1スライド面1410を示す斜視図であり、図35は第3実施例の第2カバー1100に第1スライド面1410を結合する構造を示す斜視図、図36は第3実施例の第2カバー1100に第1スライド面1410と第1スライドトラック1420とを結合した構造を示す斜視図である。
図33に示すように、第1スライド面1410は、第2カバー1100の一側縁と第3カバー1200の一側縁とが直接当接しないように、第2カバー1100と第3カバー1200との間に配置される。
この時、第1スライド面1410はPOM射出による合成樹脂製にすることが望ましい。
このように第1スライド面1410を合成樹脂製にすることで、金属材質からなる第2カバー1100と第3カバー1200のスライド時に発生し得る金属摩擦音などの騷音を防止するとともに、第2カバー1100と第3カバー1200のスライドをよりスムーズにすることができる。
第1スライド面1410は、図34に示すように上下に長く形成されていて、裏面部には第1係止突起1411と第1固定突起1414とが設けられ、表面部には第1スライド接触部1412が設けられている。
また、第2カバー1100の移動方向一側縁には、図33及び図35に示すように第1スライド面1410の第1係止突起1411が係止されて第1スライド面1410の離脱を防止する第1離脱防止段1141と、第1固定突起1414が挿入されて第2カバー1100と第1スライド面1410とが一体に移動できるようにするための第1固定溝1144とが形成されている。
第1スライド面1410は、図33に示すように、第1スライド接触部1412により第3カバー1200の一側縁を囲んで接触する。
この時、第1スライド接触部1412は、上部が第3カバー1200の移動方向両側縁に形成されたスライド溝1250に挿入されるように曲げられている。
第1スライド面1410の外面は、図33に示すように第1スライドトラック1420に囲まれ支持される。
すなわち、第1スライド面1410は、第1スライドトラック1420と第3カバー1200と第2カバー1100の間に配置され、第1スライド面1410と第2カバー1100がスライドする時に第3カバー1200と直接当接して騷音を未然に防止することができる。
第1スライドトラック1420は、その下部が第2カバー1100の側面に装着され、上部が第3カバー1200のスライド溝1250方向に曲がって挿入されるため、第3カバー1200と第2カバー1100とは分離されることなく上下方向にスライドすることができる。
この時、第3カバー1200と第2カバー1100が共にスライドするように、第1スライド面1410及び第1スライドトラック1420の長さを、スライド溝1250の長さよりも小さくすることは勿論である。
上記のように、第1スライド接触部1412の上部が第3カバー1200のスライド溝1250に挿入されているため、第1スライドトラック1420の上部が第3カバー1200のスライド溝1250の底面と直接接触して発生する騷音を防止できる。
また、図24、図25、図36に示すように、第2カバー1100の移動方向側縁には挿入位置突起1127が突設され、第1スライドトラック1420には挿入位置突起1127が挿入される第1挿入孔1427が設けられているため、第1スライドトラック1420を第2カバー1100に容易に仮組立てし、その後締結手段1600を用いて固定結合することで組立性を向上させることができる。
従って、第1スライド面1410は、第1固定突起1414が第1固定溝1144に挿入されて第2カバー1100に結合され、第1スライドトラック1420は、第1挿入孔1427が挿入位置突起1127に挿入されて締結手段1600により第2カバー1100に結合されることで、第1スライド面1410と第1スライドトラック1420と第2カバー1100は一緒に同時に移動できるようになる。
また、図36に示すように、第1スライド面1410の第1スライド接触部1412の長さは、第1スライドトラック1420の上部、つまり曲がった部分の長さよりも約0.1mm程長くして両側に突出するようにすることが望ましい。
このように第2カバー1100または第3カバー1200がスライドして第1スライドトラック1420の上部両端がスライド溝1250の終端に接する場合、スライド溝1250の終端に合成樹脂からなる第1スライド面1410の第1スライド接触部1412の両端が先に接して、第1スライドトラック1420とスライド溝1250との当接から発生する金属騷音を未然に防止することができる。
図37は第3実施例の開閉装置の他側面を示す構造図である。
同図に示すように、第2カバー1100と第3カバー1200の移動方向他側縁、つまりプランジャーアセンブリー1300が第3カバー1200を押す方向の側縁の反対側となる側縁に装着される第2ガイド部材1500は、第2スライドトラック1520と第2スライド面1510とからなる。
図38は第3実施例の第2スライド面1510を示す斜視図であり、図39は第3実施例の第2カバー1100に第2スライド面1510を結合する構造を示す斜視図、図40は第3実施例の第2カバー1100に第2スライド面1510と第2スライドトラック1520を結合した構造を示す斜視図である。
図37に示すように、第2スライド面1510は第2カバー1100の一側縁と第3カバー1200の他側縁とが直接当接しないように、第1スライド面1410と同様に第2カバー1100と第3カバー1200との間に配置される。
この時、第2スライド面1510はPOM射出による合成樹脂製にすることが望ましい。
このように第2スライド面1510を合成樹脂製にすることにより、上述の第1スライド面1410と同様に、第2カバー1100と第3カバー1200のスライド時における金属摩擦音などの騷音を防止するとともに、第2カバー1100と第3カバー1200のスライドをより円滑にすることができる。
第2スライド面1510は、図38に示すように、上下に長く形成されており、裏面部には第2係止突起1511及び第2固定突起1514が設けられ、表面部には第2スライド接触部1512及び弾性突出片1513が設けられている。
また、第2カバー1100の移動方向他側縁には、図37及び図39に示すように第2スライド面1510の第2係止突起1511が係止されて第2スライド面1510の離脱を防止する第2離脱防止段1151と、第2固定突起1514が挿入されて第2カバー1100と第2スライド面1510とが一体に移動できるようにする第2固定溝1154とが形成されている。
第2スライド面1510は、第1スライド面1410と同様に、第2スライド接触部1512によって第3カバー1200の他側縁を囲んで接触する。
この時、第2スライド接触部1512は上部が第3カバー1200の両側縁に形成されたスライド溝1250に挿入されるように曲げられている。
また、第2スライド面1510には多数の第2スライド接触部1512間に弾性突出片1513が形成されているが、弾性突出片1513は第3カバー1200の移動方向他側縁と離隔してその上部のみが接している。
このように弾性突出片1513を、その上部のみが第3カバー1200の移動方向他側縁に接するように形成することで、第3カバー1200の幅方向サイズに公差があっても、弾性突出片1513の弾性力により第3カバー1200が第1スライド面1410の方向へ押されて接触し、第3カバー1200は左右に揺動することなく固定されることができる。
第2スライド面1510の外面は、図37に示すように上記第2スライドトラック1520に囲まれて支持されている。
すなわち、第2スライド面1510は第2スライドトラック1520と第3カバー1200と第2カバー1100の間に配置され、第2スライド面1510と第2カバー1100とがスライドする時に第3カバー1200と直接当接して発生する騷音を未然に防止することができる。
第2スライドトラック1520は、その下部が第2カバー1100の移動方向一側縁に装着され、上部が第3カバー1200のスライド溝1250の方向に曲がって挿入されているため、第3カバー1200と第2カバー1100とは分離されることなく、上下方向にスライドすることができる。
この時、第3カバー1200と第2カバー1100が共にスライドするように、第2スライド面1510及び第2スライドトラック1520の長さを、スライド溝1250の長さよりも小さくするのは勿論である。
上記のように、第2スライド接触部1512の上部が第3カバー1200のスライド溝1250に挿入されているため、第2スライドトラック1520の上部が第3カバー1200のスライド溝1250の底面と直接接触して発生する騒音を防止することができる。
また、図24、図25、図40に示すように、第2カバー1100の移動方向側縁には挿入位置突起1127が突出形成され、第2スライドトラック1520には挿入位置突起1127が挿入される第2挿入孔1527が形成されているため、第2スライドトラック1520を第2カバー1100に容易に仮組立てし、その後締結手段1600を利用して固定結合することで組立性を向上させることができる。
したがって、第2スライド面1510は、第2固定突起1514が第2固定溝1154に挿入されて第2カバー1100に結合され、第2スライドトラック1520は、第2挿入孔1527が挿入位置突起1127に挿入されて締結手段1600により第2カバー1100に結合されことで、第2スライド面1510と第2スライドトラック1520と第2カバー1100は一緒に同時に移動できるようになる。
また、図40に示すように、第2スライド面1510の第2スライド接触部1512の長さは、第2スライドトラック1520の上部、つまり曲がった部分の長さよりも約0.1mm程長くして両側に突出するようにすることが望ましい。
このようにして、第2カバー1100または第3カバー1200がスライドして第2スライドトラック1520の上部両端がスライド溝1250の終端に接する場合、スライド溝1250の終端に合成樹脂からなる第2スライド面1510の第2スライド接触部1512の両端が先に接して、第2スライドトラック1520とスライド溝1250との当接から発生する金属騷音を未然に防止できる。
また、第2スライドトラック1520には弾性突出片1513の対応する位置に逃げ穴1525が形成されている。
逃げ穴1525は、弾性突出片1513が後に押された場合に曲がるようにして弾性突出片1513に充分の弾性力を付加するための空間である。
上記のようなガイド部材1400,1500により、第2カバー1100と第3カバー1200は左右に揺動することなく上下方向に容易にスライドできるようになる。
以下、本発明による開閉装置の第4実施例を添付図面と共に説明する。
図41は本発明の第4実施例による開閉装置の分解斜視図であり、図42は図41に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図、図43及び図44は図41に示す開閉装置の要部結合斜視図である。
携帯端末機のサブボディーをメインボディー上にスライド可能に結合させるための開閉装置は、メインボディ上に固定される第1プレート310;第1プレート310と平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルが設けられ、サブボディに固定される第2プレート320;第1プレート310に固定される固定レバー340;固定レバー340と面接触し、カムプロファイルに向けて前後進可能に置かれるスライドレバー350;固定レバー340の端部側に一端が連結され、スライドレバー350の対向する端部側に他端が連結されて、スライドレバー350がカムプロファイル側に前進する弾性力を発生させるための1本以上の引張バネ360;及び、スライドレバー350に軸回転可能に設置され、カムプロファイルに接触して回転するローラ370;を含んでなる。
固定レバー340とスライドレバー350のどちらか一方には、カムプロファイルに向けて長くガイド溝342を形成し、他方にはガイド溝342でスライドするリベット380を固定して、固定レバー340とスライドレバー350とをスライド可能に連結させることができる。
固定レバー340には幅方向に延在して多数の引張バネ360の一端部をかけるための第1リブ344が形成され、スライドレバー350には幅方向に延在して多数の引張バネ360の他端部をかけるための第2リブ352が形成される。
本実施例では、両側に各々2本ずつ、計4本の引張バネ360を設置することで弾性力を増加させ、引張バネ360の変位幅を減らす。また、スライドレバー350とカムプロファイルとがなす角度を直角にすることで、スライドレバー350の移動距離と引張バネ360の変位幅を最小にすることができる。
このように、多数の引張バネ360を使用することにより、充分の弾性力を持たせ引張バネ360の変位を小さくして耐久性を向上させることができる。 従って、本実施例の開閉装置は、長期間使用しても機能が低下したり損傷することがない。
ローラ370は、リベット380でスライドレバー350に回転可能に固定され、固定レバー340もリベット380にて第1プレート310に固定される。また、ローラ370は第2プレート320の移動時にカムプロファイルに沿って回転して摩擦を減らすようになる。
第2プレート320の移動方向両側縁にはガイド軸322が固定され、第1プレート310の移動方向両側縁にはガイド軸322がスライド可能に結合する軸ホルダー312が形成される。
第2プレート320のカムプロファイルは、中心領域に第1凹部324が形成されており、第1凹部324の一側に山形の傾斜面326が形成され、傾斜面326の終端には第2凹部328が形成される。そして第1凹部324の他側に第3凹部330が形成される。
ローラ370が第1凹部324に結合された状態はサブボディーがメインボディーに結合されて開閉装置がクローズされた状態であり、ローラ370が第2凹部328に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で上方向にスライドしてオープンされた状態、またローラ370が第3凹部330に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で下方向にスライドしてオープンされた状態である。
そして、ローラ370が傾斜面326の上り傾斜を上る時は、図44のように引張バネ360が延伸して弾性力が第2プレート320の移動を妨げる力として作用し、ローラ370が傾斜面326の変曲点を通って下り傾斜を下る時は、引張バネ360の弾性力が第2プレート320を押して自動で移動させる力として作用する。
以下では、上記のような構成の開閉装置の作用について説明する。
図45乃至図48は、図41に示す開閉装置の使用状態を示す平面図である。
サブボディーがメインボディーに結合されて開閉装置がクローズされた状態は、図45のように、引張バネ360がスライドレバー350及びローラ370を押してローラ370が第1凹部324に結合された状態を維持させる。
サブボディーを上方に押し上げると、図46に示すようにローラ370が第1凹部324から抜け出て傾斜面326を通るが、ローラ370が傾斜面326の上り傾斜を上る時には引張バネ360の弾性力によって抵抗力を受け、変曲点を通ると、引張バネ360の弾性力で第2プレート320が自動で上方向にスライドしてオープンされる。
そして図47のように、ローラ370が第2凹部328に結合されると、引張バネ360の弾性力によって制動力が発生する。
一方、図45のような初期状態でサブボディーを下方に押し下げると、ローラ370が第1凹部324から抜け出て図48のように第3凹部330に結合される。ここでもローラ370は引張バネ360の弾性力によって停止力を発生させる。
以下、本発明による開閉装置の第5実施例を添付図面と共に説明する。
図49は本発明の第5実施例による開閉装置の分解斜視図であり、図50は図49に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図である。そして図51及び図52は図49に示す開閉装置の要部結合斜視図であり、図53は図49に示す開閉装置の結合状態斜視図である。
携帯端末機のサブボディーをメインボディーにスライド可能に結合させるための開閉装置は、サブボディに固定される第1プレート410;メインボディに固定され第1プレート410と平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面436とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート430;第1プレート410に固定される固定フレーム440;第1端部が固定フレーム440にヒンジ回転可能に結合され、第2端部がヒンジ回転動作によりカムプロファイルに向けて近接及び離脱する回転レバー450;一端部が固定フレーム440に固定され他端部が回転レバー450に固定されて引張力を発生させることで、第2端部を上記カムプロファイル側に近接させるための多数の引張バネ460;及び、第2端部に設けられ、カムプロファイルに接触して回転するローラ470;を含んでなる。
固定フレーム440には、回転レバー450が引張バネ460の引張力によって所定角度以上回転することを防止するためのストッパー442が突設される。
カムプロファイルと回転レバー450は、対称する一対として構成される。よって、引張バネ460は両側に各々3個ずつ固定され、ローラ470もそれぞれの回転レバー450の第2端部に各々設置される。
ローラ470はリベット480にて回転レバー450に回転可能に結合され、第2プレート430の移動時にカムプロファイルと接触して回転し、摩擦を減らす役割をする。
第2プレート430のカムプロファイルは、その中心領域に第1凹部432が形成され、第1凹部432の一側には山形の傾斜面436が形成され、傾斜面436の端部に第2凹部434が形成される。そして第1凹部432の他側には第3凹部438が形成される。
このようなローラ470が第1凹部432に結合された状態はサブボディーがメインボディーに結合して開閉装置がクローズされた状態であり、ローラ470が第2凹部434に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で上方向にスライドしてオープンされた状態、またローラ470が第3凹部438に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で下方向にスライドしてオープンされた状態である。
そして、ローラ470が傾斜面436の上り傾斜を上る時は引張バネ460の弾性力が第2プレート430の移動を妨げる力として作用し、ローラ470が傾斜面436の変曲点を通って下り傾斜を下る時は引張バネ460の弾性力が第2プレート430を押して自動で移動するようにする。
第2プレート430の移動方向両側縁には第2プレート430の移動方向に沿ってスライド溝431が形成され、第1プレート410の移動方向両側縁にはスライド溝431にスライド可能に結合するスライドリブ422が形成されたガイドホルダー420が固定される。
ガイドホルダー420は螺子で第1プレート410に固定される。ガイドホルダー420は摩擦の少ないプラスチック射出物で製作され、その中に金属のインサート物424を補充して剛性を向上させる。
本実施例の弾性手段である引張バネ460は、従来のトーションバネに比べて変位量が少なくて耐久性に優れ、多数の引張バネ460を使用することによって弾性力が増加される。
以下では、上記のような構成の開閉装置の作用について説明する。
図54乃至図57は、図49に示す開閉装置の使用状態断面図である。
サブボディがメインボディに結合して開閉装置がクローズされた状態では、図54に示すように、引張バネ460が回転レバー450を引っ張ってローラ470が第1凹部432に結合された状態が維持される。
図55に示すようにサブボディーを下方に押し下げると、ローラ470は第1凹部432から抜け出て第2凹部434に結合される。ここでローラ470は引張バネ460の弾性力によって停止力を発生させる。
一方、初期状態で図56に示すようにサブボディーを上方に押し上げると、ローラ470が第1凹部432から抜け出て傾斜面436を通るが、ローラ470が傾斜面436の上り傾斜を上がる時は引張バネ460の弾性力によって抵抗力を受け、変曲点を通り過ぎると引張バネ460の弾性力で第2プレート430は自動で上方向にスライドしてオープンされる。
そして図57のように、ローラ470が第2凹部434に結合されると、引張バネ460の弾性力により制動力が発生する。
以下、本発明による開閉装置の第6実施例を添付図面と共に説明する。
図58は本発明の第6実施例による開閉装置の分解斜視図であり、図59は図58に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図、図60は図58に示す開閉装置の要部結合斜視図である。
携帯端末機のサブボディーをメインボディー上にスライド可能に結合させるための開閉装置は、メインボディに固定される第1プレート510;第1プレート510と平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面526とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート520;第1プレート510に固定されるスライドハウジング;カムプロファイルに向けて前後進可能にスライドハウジング内に設置されるスライド軸580;スライドハウジング内でスライド軸580に弾性力を加える圧縮バネ560;スライドハウジング内で圧縮バネ560と共にスライド軸580に弾性力を加えるトーションバネ570;及び、スライド軸580に軸回転可能に設置され、カムプロファイルに接触して回転するローラ590;を含んでなる。
本実施例は、圧縮バネ560の弾性力及びトーションバネ570のトルクによる弾性力がスライド軸580に加えられ、スライド軸580は強い弾性力を受けるようになる。したがって圧縮バネ560及びトーションバネ570による弾性力の増加により変位を小さくすることができる。これに伴い、圧縮バネ560及びトーションバネ570を長期間使用しても機能が低下したり損傷することがない。
スライドハウジングは、金属のプレス物で製造した上部ケース540と下部ケース550との結合からなり、上部ケース540と下部ケース550のうちどちらか一方にトーションバネ570のコイル部572を突出させるための開放部552が形成される。上部ケース540及び下部ケース550は高強度のプラスチックモールド物で製作してもよい。
そして、スライドハウジングには、スライド軸580がカムプロファイルに向けて移動できるようにガイドするための通路556が形成される。
また下部ケース550は、バー加工によって突出された多数の円筒形突起部554が設けられ、リベットを円筒形突起部554の中心に通過させることで上部ケース540に結合される。
トーションバネ570の一端部に形成される第1係止爪574は円筒形突起部554に結合され、他端部に形成される第2係止爪部576はスライド軸580に結合される。
第1プレート510には切込部512が設けられ、スライドハウジングを切込部512内に挿入した状態で第1プレート510に固定し、ローラ590のみを第1プレート510の上部に突出させる。これにより、スライドハウジングと第1プレート510との合計厚さを最小化し、開閉装置全体をスリムにすることができる。
第2プレート520の移動方向両側縁にはガイド軸522が固定され、第1プレート510の移動方向両側縁にはガイド軸522がスライド可能に結合する軸ホルダー514が固定される。
第2プレート520のカムプロファイルは、その中心領域に第1凹部524が形成されており、第1凹部524の一側に山形の傾斜面526が形成され、傾斜面526の端部には第2凹部528が形成される。そして第1凹部524の他側に第3凹部530が形成される。
ローラ590は、リベット595でスライド軸580に回転可能に結合され、第2プレート520の移動時にカムプロファイルに沿って回転して摩擦を減らす役割をする。
このようなローラ590が第1凹部524に嵌合した状態はサブボディーがメインボディーに結合されて開閉装置がクローズされた状態であり、ローラ590が第2凹部528に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で上方向にスライドしてオープンされた状態、またローラ590が第3凹部530に結合された状態はサブボディーがメインボディー上で下方向にスライドしてオープンされた状態である。
そして、ローラ590が傾斜面526の上り傾斜を上る時は圧縮バネ560及びトーションバネ570の弾性力が第2プレート520の移動を妨げる力として作用し、ローラ590が傾斜面526の変曲点を通って下り傾斜を下る時は圧縮バネ560及びトーションバ570の弾性力が、第2プレート520を押して自動で移動するようになる。
以下では、上記のような構成の開閉装置の作用について説明する。
図61乃至図64は、図58に示す開閉装置の使用状態を示す平面図である。
サブボディーがメメインボディーに結合されて開閉装置がクローズされた状態では、図61のように、圧縮バネ560及びトーションバネ570がスライド軸580及びローラ590を押して、ローラ590が第1凹部524に結合された状態が維持される。
サブボディーを上方に押し上げると、図62のようにローラ590が第1凹部524から抜け出て傾斜面526を通るが、ローラ590が傾斜面526の上り傾斜を上る時は圧縮バネ560及びトーションバネ570の弾性力により抵抗力を受け、変曲点を通り過ぎると圧縮バネ560及びトーションバネ570の弾性力により第2プレート520が自動で上方向にスライドしてオープンされる。
そして図63に示すように、ローラ590が第2凹部528に結合されると、圧縮バネ560及びトーションバネ570の弾性力により制動力が発生する。
一方、図61のような初期状態でサブボディーを下方に押し下げると、ローラ590が第1凹部524から抜け出て図64のように第3凹部530に結合する。ここでもローラ590は、圧縮バネ560及びトーションバネ570の弾性力により停止力を発生させる。
以下、本発明による開閉装置の第7実施例を添付図面と共に説明する。
図65は本発明の第7実施例よる開閉装置の分解斜視図であり、図66は図65に示す開閉装置の一部が組み立てられた状態の斜視図、図67は図66に示す開閉装置の全部が組み立てられた状態の斜視図である。図68は図67に示す開閉装置の横断面図であり、図69は図68に示す開閉装置の使用状態断面図である。
これらの図に示された開閉装置は、周りよりも高く段差を付けたスライド面602が形成され、スライド面602の所定箇所に1つ以上の凹部608が設けられた第1プレート600;スライド面602に沿って移動できるように第1プレート600にスライド可能に結合される第2プレート610;膨張力を発生させるトーションバネ620;トーションバネ620の一端部に連結されるスライド軸630;トーションバネ620とスライド軸630を内部に収容し、スライド軸630がスライド面602の方向にのみスライド移動するようにガイドし、第2プレート610に固定されるケース部材640,144;及び、スライド軸630に回転可能に結合されてスライド面602で転動し、凹部608に結合されて所定の制動力を発生させるローラ650;を含んでなる。
第1プレート600と第2プレート610とはスライド可能に結合されるが、その結合方式は従来技術にも開始されて既に当業界にはよく知られている。
例えば、第1プレート600と第2プレート610のどちらか一方にシャフト606を固定し、他方にはシャフト606にスライド可能に結合される軸ホルダー612を固定した後、シャフト606と軸ホルダー612とを結合させる方式がある。また、第1プレート600と第2プレート610とにスライド可能に互いに結合するスリットとリブを各々固定して結合させる方式もある。
本実施例の開閉装置は、第1プレート600と第2プレート610をスライド可能に結合させる方式においては特に限定されずに多様に具現することができる。
このような開閉装置が携帯端末機に設置される場合、第1プレート600は携帯端末機のメインボディー又はスライドボディーのどちらか一方に固定され、第2プレート610は他方に固定される。
一方、スライド面602の凹部608は、スライド面602の両端部側に各々1つずつ形成される。これら凹部608は、ローラ650をホールディングして所定の制動力を発生させるためのもので、例えば、携帯端末機のスライドボディーがクローズされた状態とオープンされた状態とで制動力を発生させるためのものである。
また、スライド面602には、中心領域がスライド軸630に向けて緩やかな傾斜角で突出した突出部604が形成される。したがってローラ650がスライド面602の突出部604を通るとき、トーションバネ620が最も緊張して力が蓄積され、ローラ650が突出部604を通り過ぎるとトーションバネ620の弾性力により第2プレート610は自動で移動するようになる。
このようなスライド面602の構造により、携帯端末機のスライドボディーがオープンしたりクローズしたりする時、使用者はスライド面602の変曲点まで押せばよく、後はスライド動作が自動で行われる。
スライド面602に突出部604がなければ、使用者はスライドボディーをオープンさせたりクローズさせたりする時に、はじめから終わりまで押すべきであろう。
トーションバネ620の両端には係止爪622が形成され、それぞれの係止爪622はそれぞれのスライド軸630に形成される係止部632に係合する。
ケース部材は上部カバー640と下部カバー644との結合からなり、上部カバー640と下部カバー644はトーションバネ620が動作し得る空間部を提供する。
また第2プレート610には、ケース部材の形状に合わせた切込部614が設けられ、切込部614にはケース部材が挿入固定される。したがって開閉装置の厚さの最小化が可能になる。
そしてケース部材には、スライド軸630がスライド面602側にのみスライド移動するようにガイドするためのガイド溝642が形成される。
このようなケース部材は第2プレート610にリベット646による結合などの方法で固定される。
スライド面602は所定の間隔をもって一対が並んで設置され、スライド軸630はスライド面602間でスライド移動するように一対が具備されてトーションバネ620の両端に各々結合され、それぞれのスライド軸630にはそれぞれのローラ650が回転可能に結合される。
このように一対のスライド軸630が設置されることで、その両側のスライド面602に加えられる押圧力が均等になり、第1プレート600と第2プレート610との結合においてどちらか一方に偏ることなく、円滑なスライド動作が実現されるようになる。
ローラ650は回転軸を介してスライド軸630に回転可能に結合される。
第1プレート600、第2プレート610、ケース部材、及びスライド軸630は金属やプラスチック射出物で成形することができる。
以下では、上記のような構成の開閉装置の作用について説明する。
通常トーションバネ620の弾性力はスライド軸630に伝えられスライド面602側に伝達される。ケース部材に形成されたガイド溝642は、スライド軸630がスライド面602に沿った方向にのみ移動できるようにする。
携帯端末機がクローズした状態またはオープンした状態で、スライド軸630に結合されたローラ650は、スライド面602の凹部608に結合されて所定の制動力を発生させる。したがって、携帯端末機のスライドボディーがオープンされた状態とクローズされた状態を維持するようになる。
この状態で第2プレート610を押すと、ローラ650が凹部608から抜け出てスライド面602を走行するようになる。
ローラ650は、中心軸652を中心として回転しスライド面602に沿って移動するので、スライド面602との摩擦は殆ど発生しない。
スライド面602に突出部604がある場合、ローラ650が突出部604の変曲点に到達するまではトーションバネ620の弾性力が第2プレート610の移動を阻止する方向に作用する。
しかし、ローラ650が傾斜角の変曲点を通ると、トーションバネ620の弾性力は第2プレート610をその移動方向に押すようになる。したがって、それ以降は第2プレート610の移動が自動で行われる。
第2プレート610の移動過程でケース部材に形成されたガイド溝642は、スライド軸630がスライド面602に沿った方向にのみ移動できるようにする。
ローラ650がスライド面602における走行を完了して反対側の凹部608に結合すると、所定の制動力を発生して携帯端末機のスライドボディーがオープンされた状態またはクローズされた状態を維持するようになる。
一方、第2プレート610を元の状態に移動させるために第2プレート610を逆方向に押すと、上記の動作と反対の動作が行われる。
上記のような作用から分かるように、トーションバネ620の弾性力は常に一方向にのみ作用し、その弾性力はスライド軸630を通してスライド面602に伝達されるため、トーションバネ620の変位は少なくなる。したがって、トーションバネ620は長期間の使用にも機能が低下するか断線することがない。
本発明の第1実施例による携帯端末機の一方向分離斜視図である。 本発明の第1実施例による携帯端末機の他方向分離斜視図である。 本発明の第1実施例によるスライド開閉装置の結合斜視図である。 図3のスライド開閉装置の横方向断面図である。 本発明の第1実施例による弾性部材の分離斜視図である。 本発明の第1実施例による弾性部材の結合状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施例による弾性部材の作動状態の斜視図である。 図6の弾性部材の横方向断面図である。 本発明の第1実施例による、上方向にスライドオープンした状態の携帯端末機の斜視図及びスライド開閉装置の斜視図である。 本発明の第1実施例による下方向にスライドオープンした状態の携帯端末機の斜視図及びスライド開閉装置の斜視図である。 本発明の第2実施例によるスライド開閉装置の分解斜視図である。 図11に示す開閉装置の分解斜視図である。 図12に示す開閉装置の結合状態斜視図である。 図11に示す開閉装置の部分組立斜視図である。 図11に示す開閉装置の部分組立斜視図である。 図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図である。 図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図である。 図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図である。 図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図である。 図11に示す開閉装置の作用を示す要部斜視図である。 図11に示す開閉装置の使用状態斜視図である。 本発明の第3実施例による開閉装置の斜視図である。 図22に示す開閉装置の作動状態を示す斜視図である。 図22に示す開閉装置の一方向分離斜視図である。 図22に示す開閉装置の他方向分離斜視図である。 図22に示すプランジャーアセンブリーの斜視図である。 図26に示すプランジャーアセンブリーの分離斜視図である。 図26に示すプランジャーアセンブリーのハウジングの斜視図である。 図26に示すプランジャーアセンブリーのプランジャーの斜視図である。 図26に示すプランジャーアセンブリーの部分切断面図である。 図22に示すプランジャーアセンブリーが第2カバーに結合する構造を示す斜視図である。 図22に示す第3カバーの斜視図である。 図22に示す開閉装置の一側面を示す構造図である。 図22に示す第1スライド面の斜視図である。 図22に示す第2カバーに第1スライド面を結合する構造を示す斜視図である。 図22に示す第2カバーに第1スライド面と第1スライドトラックとを結合した構造を示す斜視図である。 図22に示す開閉装置の他側面を示す構造図である。 図22に示す第2スライド面の斜視図である。 図22の第2カバーに第2スライド面を結合する構造を示す斜視図である。 図22の第2カバーに第2スライド面と第2スライドトラックとを結合した構造を示す斜視図である。 本発明の第4実施例による開閉装置の分解斜視図である。 図41に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図である。 図41の開閉装置の要部結合斜視図である。 図41の開閉装置の要部結合斜視図である。 図41の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図41の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図41の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図41の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 本発明の第5実施例による開閉装置の分解斜視図である。 図49に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図である。 図49に示す開閉装置の要部結合斜視図である。 図49に示す開閉装置の要部結合斜視図である。 図49に示す開閉装置の結合状態斜視図である。 図49に示す開閉装置の使用状態断面図である。 図49に示す開閉装置の使用状態断面図である。 図49に示す開閉装置の使用状態断面図である。 図49に示す開閉装置の使用状態断面図である。 本発明の第6実施例による開閉装置の分解斜視図である。 図58に示す開閉装置を他の角度から見た分解斜視図である。 図58に示す開閉装置の要部結合斜視図である。 図58の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図58の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図58の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 図58の開閉装置の使用状態を示す平面図である。 本発明の第7実施例による開閉装置の分解斜視図である。 図65の開閉装置の一部が組み立てられた状態を示す斜視図である。 図66の開閉装置の全部が組み立てられた状態を示す斜視図である。 図67に示す開閉装置の横断面図である。 図68に示す開閉装置の使用状態断面図である。
符号の説明
10 本体部
20、40 第1及び第2プレート
21 弾性部材嵌着孔
22 側縁ガイド部
23、43 第1及び第2安着溝
30 弾性部材
32 長孔32
33 バネ支持部
34 バネ
35 スライダー
36 突起片
38 スライド溝
39 ローラ
42 カムプロファイル
45 ガイドロッド
50 ディスプレイ部

Claims (37)

  1. 第1プレート;
    上記第1プレートとスライド可能に結合され、スライド方向に沿ってカムプロファイルが形成された第2プレート;及び
    上記第2プレートの移動方向と直交する方向に弾性力を発生させるように、上記第1プレートに装着される弾性部材;からなり、
    上記弾性部材は、
    上記第1プレートに装着されるハウジング;
    上記ハウジングの内部にスライド可能に装着されるスライダー;
    上記ハウジングと上記スライダーの一端との間に装着されるバネ;及び
    上記スライダーの他端に装着され、上記カムプロファイルに沿ってスライドするローラ;からなることを特徴とする携帯端末機用スライド開閉装置。
  2. 上記ハウジングには長孔が設けられ、
    上記スライダーには、上記長孔に沿ってスライドする突起片が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  3. 上記スライダーの一端には、上記バネが挿入される支持突起が突設されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  4. 上記ハウジングの上面または下面には、上記スライダーの移動方向に沿って上記バネの側面を指示するバネ支持部が突設されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  5. 上記スライダーには、上記バネ支持部に対応するスライド溝が設けられることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  6. 上記第1プレートには、上記弾性部材が嵌着される弾性部材嵌着孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  7. 上記カムプロファイルは、
    上記第2プレートの移動方向に沿って多数の傾斜面が互いに異なる方向にジグザグ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  8. 上記第1プレートの移動方向側縁の一部には上記第2プレートの側縁に接する側縁ガイド部が突出形成され、
    上記第2プレートの移動方向両側縁には上記第2プレートの移動方向に沿って第2安着溝が設けられ、上記第1プレートの側縁ガイド部には上記第2安着溝に対応して第1安着溝が設けられており、上記第1安着溝と第2安着溝との間にはガイドロッドが装着されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  9. 第1プレート;
    上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
    上記第1プレートに固定されるスライドハウジング;
    上記カムプロファイルに向けて前後進可能に上記スライドハウジングに設置される移動ブロック;
    上記スライドハウジングに支持され上記移動ブロックに弾性力を加える1本以上の圧縮バネ;及び
    上記移動ブロックに軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置。
  10. 上記スライドハウジングには1本以上のガイド軸が固定され、上記移動ブロックは上記ガイド軸に沿って移動し、上記圧縮バネは上記ガイド軸に嵌め込まれていることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  11. 上記ガイド軸はU字状からなり、上記スライドハウジングの一端には、上記ガイド軸の直線状端部側に結合される第1軸孔が設けられ、上記スライドハウジング160の他端には、上記ガイド軸の屈折した部分の一部が挿入される第1屈折溝が設けられ、上記ガイド軸の屈折した残りの部分が挿入される第2屈折溝が設けられたプレートが、上記スライドハウジングに結合されることを特徴とする請求項10に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  12. 上記第1プレートには切込部が設けられ、上記スライドハウジングは上記切込部内に挿入された状態で上記第1プレートに固定されて上記ローラのみを上記第1プレートの上部に突出させることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  13. 上記第2プレートの移動方向両側縁には第1ガイドリブが設けられ、上記第1ガイドリブにスライド可能に結合する第2ガイドリブを設けた一対のトラックガイドが、上記第1プレートの移動方向両側縁に固定されることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  14. 第2カバー;
    上記第2カバーにスライド可能に結合された第3カバー;
    上記第2カバーに対して上記第3カバーを長手方向に沿って直進移動可能に案内するガイド部材;
    上記第2カバーと第3カバーとの間に装着され上記第3カバーのスライド時に上記第3カバーが所定の位置に停止するようにするプランジャーアセンブリー;からなり、
    上記プランジャーアセンブリーは、
    一端が開放されたハウジング部材;
    上記ハウジング部材にスライド可能に挿入され、一端にはローラが回動可能に結合され、他端には長手方向に挿入軸が形成されたプランジャー;
    上記挿入軸に挿着されて上記プランジャーを弾性支持する圧縮バネ;を含んでなり、
    上記プランジャーの底面には長手方向に長く係止溝が設けられていて、上記ハウジング部材の底面には上記係止溝に挿入されて上記プランジャーの移動を制限するストッパーが突設されていることを特徴とする携帯端末機用スライド開閉装置。
  15. 上記ストッパーは、上記ハウジング部材の他端方向に上向きに傾斜するように突設されていることを特徴とする請求項14に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  16. 上記ハウジング部材は、
    上記第1ハウジングと、該第1ハウジングとのの間で上記プランジャーを挿入すべき収容空間を形成するように、上記第1ハウジングに結合される第2ハウジングとからなり、
    上記第1ハウジングと上記第2ハウジングとは一体に連結されていることを特徴とする請求項14又は15に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  17. 上記第1ハウジングと上記第2ハウジングとは、
    それぞれの一側縁が一体に連結されて折り曲げられ、他側縁はベンディング結合することを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  18. 上記プランジャーアセンブリーは上記第2カバーに結合され、
    上記第3カバーには上記プランジャーアセンブリーが安着するように長手方向に案内溝が設けられており、
    上記案内溝には少なくとも1つ以上の停止溝が設けられて上記プランジャーのローラが所定位置で停止するようになることを特徴とする請求項14に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  19. 上記停止溝の自由端部分には、上記ローラが容易に挿入されて安着するように下向きに傾斜した挿入傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項18に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  20. 上記ハウジング部材の他端には挿入突起が形成され、上記第2カバーには上記挿入突起が挿入される挿入固定部が形成されており、上記プランジャーアセンブリーは上記第2カバーにフック結合されることを特徴とする請求項14乃至19のうちいずれか一項に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  21. 第1プレート;
    上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
    上記第1プレートに固定される固定レバー;
    上記固定レバーと面接触し、上記カムプロファイルに向けて前後進可能に置かれるスライドレバー;
    上記固定レバーの端部側に一端が連結され、上記スライドレバーの対向する端部側に他端が連結されて、上記スライドレバーが上記カムプロファイル側に前進する弾性力を発生させるための1本以上の引張バネ;及び
    上記スライドレバーに軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置。
  22. 上記固定レバーと上記スライドレバーのどちらか一方には、上記カムプロファイルに向けて長くガイド溝が形成され、他方には上記ガイド溝でスライドするリベットが固定され、上記固定レバーと上記スライドレバーとをスライド可能に連結させることを特徴とする請求項21に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  23. 第1プレート;
    上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
    上記第1プレートに固定される固定フレーム;
    第1端部が上記固定フレームにヒンジ回転可能に結合され、第2端部がこのヒンジ回転動作により上記カムプロファイルに向けて近接及び離脱する回転レバー;
    一端部が上記固定フレームに固定され、他端部が上記回転レバーに固定されて引張力を発生させることで、上記第2端部を上記カムプロファイル側に近接させるための1本以上の引張バネ;及び
    上記第2端部に設けられ、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置。
  24. 上記固定フレームには、上記回転レバーが上記引張バネの引張力によって所定角度以上で回転することを防止するストッパーが突設されることを特徴とする請求項23に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  25. 上記第1プレートと上記第2プレートのどちらか一方の移動方向両側縁には上記第2プレートの移動方向に沿ってスライド溝が形成され、他方の移動方向両側縁には上記スライド溝にスライド可能に結合するスライドリブが形成されたガイドホルダーが固定されることを特徴とする請求項23に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  26. 上記カムプロファイルと上記回転レバーは、対称する一対として構成されることを特徴とする請求項23乃至25のうちいずれか一項に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  27. 第1プレート;
    上記第1プレートと平行な状態でスライド可能に結合され、スライド方向に沿って凹部と傾斜面とが連続するカムプロファイルを設けた第2プレート;
    上記第1プレートに固定されるスライドハウジング;
    上記カムプロファイルに向けて前後進可能に上記スライドハウジング内に設置されるスライド軸;
    上記スライドハウジング内で上記スライド軸に弾性力を加える圧縮バネ;
    上記スライドハウジング内で上記圧縮バネと共に上記スライド軸に弾性力を加えるトーションバネ;及び
    上記スライド軸に軸回転可能に設置され、上記カムプロファイルに接触して回転するローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置。
  28. 上記スライドハウジングには、上記スライド軸が上記カムプロファイルに向けて移動できるようにガイドするための通路が形成されることを特徴とする請求項27に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  29. 上記スライドハウジングは、上部ケースと下部ケースとの結合からなり、
    上記上部ケースと上記下部ケースのうちどちらか一方には、上記トーションバネのコイル部を突出させるための開放部が形成されることを特徴とする請求項27に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  30. 上記スライドハウジングは、上部ケースと下部ケースとの結合からなり、上記上部ケースと上記下部ケースのうちどちらか一方には、リベットを通過させるためにバー加工によって突出した円筒状突起部が設けられ、
    上記トーションバネの一端部に形成される第1係止爪は上記円筒形突起部に結合され、他端部に形成される第2係止爪部は上記スライド軸に結合されることを特徴とする請求項27に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  31. 上記第1プレートには切込部が設けられ、上記プレートハウジングは上記切込部内に挿入された状態で上記第1プレートに固定されて上記ローラのみを上記第1プレートの上部に突出させることを特徴とする請求項27に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  32. 上記第1プレート又は上記第2プレートのどちらか一方の移動方向両側縁には第1ガイド軸が固定され、他方の移動方向両側縁には上記ガイド軸がスライド可能に結合される軸ホルダーが固定されることを特徴とする請求項27に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  33. 周りよりも高く段差を付けたスライド面が形成され、上記スライド面の所定支点に1つ以上の凹部が設けられた第1プレート;
    上記スライド面に沿って移動できるように上記第1プレートにスライド可能に結合される第2プレート;
    膨張力を発生させるトーションバネ;
    上記トーションバネの一端部に連結されるスライド軸;
    上記トーションバネ及び上記スライド軸を内部に収容し、上記スライド軸が上記スライド面の方向にのみスライド移動するようにガイドし、上記第2プレートに固定されるケース部材;及び
    上記スライド軸に回転可能に結合され、上記スライド面で転動し、上記凹部に結合されて所定の制動力を発生させるローラ;を含んでなる携帯端末機用スライド開閉装置。
  34. 上記スライド面は、その中心領域が上記スライド軸に向けて突出するように傾斜して形成されることを特徴とする請求項33に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  35. 上記第2プレートには、上記ケース部材の形状に合わせた切込部が設けられ、上記切込部には上記ケース部材が挿入固定されることを特徴とする請求項33に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  36. 上記ケース部材には、上記スライド軸が上記スライド面側にのみスライド移動するようにガイドするためのガイド溝が形成されることを特徴とする請求項33に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
  37. 上記スライド面は所定の間隔をもって一対が並んで設置され、
    上記スライド軸は、上記スライド面間でスライド移動するように一対が具備されて上記トーションバネの両端に各々結合され、
    それぞれの上記スライド軸にはそれぞれのローラが回転可能に結合されることを特徴とする請求項33に記載の携帯端末機用スライド開閉装置。
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