JP2003319042A - 携帯端末機器 - Google Patents

携帯端末機器

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JP2003319042A
JP2003319042A JP2002124220A JP2002124220A JP2003319042A JP 2003319042 A JP2003319042 A JP 2003319042A JP 2002124220 A JP2002124220 A JP 2002124220A JP 2002124220 A JP2002124220 A JP 2002124220A JP 2003319042 A JP2003319042 A JP 2003319042A
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guide groove
groove frame
terminal device
mobile terminal
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Yoshiaki Kameyama
佳暁 亀山
Kenji Minami
賢治 南
Fumio Hashimoto
文男 橋本
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
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    • H04M1/0245Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call using open/close detection
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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    • H04M1/18Telephone sets specially adapted for use in ships, mines, or other places exposed to adverse environment

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体がスライド動作する携帯端末において、
スライド量いっぱいまで開いた時に外観に溝が出てしま
い、品位が低下し、筐体の密閉性が悪くゴミやほこりが
入ってしまうという課題があった。 【解決手段】 奥側筐体4に対して表側筐体1が相対的
にスライド可能な携帯端末において、表側筐体1には断
面形状が疑似T字形状である突出部7を設け、奥側筐体
4に突出部7を囲むように設けられたガイド溝枠8を設
け、ガイド溝枠8内が突出部7の移動可能な軌道とす
る。このとき、突出部7がガイド溝枠8の両端に位置し
たときにそれぞれ、ガイド溝枠8の溝全領域が表側筐体
1の対面範囲内におさまる位置関係に配置する。この構
成にすることにより、筐体が閉じた状態でもスライドし
て開いた状態でも溝が外観に出ることがなく、溝へのゴ
ミやほこりの侵入を抑制し、筐体の密閉性を向上でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体がスライド構
造を有する、例えば携帯電話、簡易型携帯電話(PH
S)、情報端末などの携帯型の移動通信機器、すなわち
携帯端末機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末機の筐体のスライド構造
としては、 釦やキーが複数個配置されている操作部を操作する場
合に、収納されている位置から操作部をスライドさせ、
引き出して使用可能にしているものや、 表示部を保護する位置にカバー筐体や操作部付きカバ
ー筐体が配置され、表示部を見る場合にそのカバー筐体
をスライドさせて使用するもの、 或いは、誤操作防止のために操作部を覆う位置にカバ
ー筐体が配置され、釦やキーを操作する場合にそのカバ
ー筐体をスライドさせて使用するもの などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の携帯端末機のスライド構造においては、通常、
筐体のスライド部の両側面に溝と突起が設けられてい
る。そのため、溝と突起に沿って筐体がスライド動作す
ると、スライド量いっぱいまで開いた時に、溝の長さ
や、筐体の突出部材の設置位置によっては溝が外部に露
出して外観上の見栄えが悪くなるといった品位の低下を
招く虞があるとともに、筐体の密閉性が悪くその露出し
た溝にゴミやほこりなどが入ってしまうことがあるとい
う問題があった。
【0004】これについて、以下に詳細に説明する。例
えば、図19は、表側筐体201及び裏側筐体202を
備えた筐体200において、表側筐体201をスライド
して開いた時に、裏側筐体202の溝202Aが外部に
露出することとなるスライド構造の原理を示す断面図で
ある。同図(A)に示したように、裏側筐体202の全
長に対して溝202Aの長さLの割合が大きく、この溝
に係合する表側筐体201の突出部材201Aの位置が
表側筐体201の中で左側に寄っていると、同図(B)
のように、表側筐体201をスライドして開いた状態と
したときに、溝202Aの一部が外部に露出することと
なる。
【0005】また、図20は、携帯端末機の筐体203
において、図19に示すスライド構造を実際に採用した
構成を示すものであり、表側筐体204が裏側筐体20
5に対してスライドして開いた時に、裏側筐体205の
溝205Aが外部に露出することがわかる。このよう
に、外部に露出する溝205Aが、図20のように見え
てしまうため、外観上、見栄えが悪く品位の低下をもた
らす。
【0006】また、従来のスライド構造では、筐体がス
トレートにスライド動作していたため、通話を受話する
レシーバの位置と送話するマイクの位置が直線上に配置
されている。従って、このようなスライド構造の携帯端
末機にあっては、耳と口との間の顔の輪郭(つまり、凸
状にカーブした略円弧状を呈している)に対応してレシ
ーバとマイクの位置関係に角度がついている折畳型の携
帯電話と比べると、通話特性が劣っていることがあっ
た。
【0007】本発明は、上記した従来の問題を解決する
もので、スライド構造の筐体でありながら筐体の密閉性
を向上させることができるとともに溝が外に露出して外
観上の見栄えが悪くなるといった品位低下を招く虞がな
く、しかも受話・送話の通話特性及び操作性に優れた携
帯端末機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末機器
は、使用者の顔から近い表側筐体が前記顔から遠い裏側
筐体に対して相対的にスライド可能な携帯端末機器であ
って、前記表側筐体の前記裏側筐体と対面するスライド
面側に又は前記裏側筐体の前記表側筐体と対面するスラ
イド面側に設けた突出部材と、前記裏側筐体の前記表側
筐体と対面するスライド面側に又は前記表側筐体の前記
裏側筐体と対面するスライド面側に前記突出部材を囲む
ように設けたガイド溝枠とを有し、このガイド溝枠内が
前記突出部材の移動可能な軌道を構成したスライド手段
を備え、前記突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置し
たときに、前記ガイド溝枠の溝部分の全てが外部に露出
しない位置関係に配置されているとした。
【0009】この構成により、筐体が閉じた状態でもス
ライドして開いた状態でも、溝が外観にさらされること
がなく、溝へのゴミやほこりの侵入を抑制し、筐体の密
閉性を向上できる。
【0010】また、本発明の携帯端末機器は、前記表側
筐体と前記裏側筐体とが電気回路的に接続されたフレキ
シブル基板又は線材を備え、前記フレキシブル基板又は
前記線材を通すために前記表側筐体と前記裏側筐体に設
けられた開口部のうち、前記裏側筐体の前記開口部は、
前記表側筐体に対面するスライド面側にあり、かつ、前
記突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置したときに、
前記裏側筐体の前記開口部が前記表側筐体のスライド面
のうち外部に露出しない正対領域に全ておさまる位置関
係に配置されているとともに、前記表側筐体の前記開口
部は前記裏側筐体に面する側にあり、かつ、前記突出部
材が前記ガイド溝枠の両端に位置したときに、前記表側
筐体の前記開口部が前記裏側筐体のスライド面のうち外
部に露出しない正対領域に全ておさまる位置関係に配置
されている構成とした。
【0011】この構成により、表側筐体と裏側筐体とが
フレキシブル基板や線材により電気回路的に接続されて
いるものであっても、筐体が閉じた状態でもスライドし
て開いた状態でも溝や開口部が外観に出ることがなく、
溝や開口部へのゴミやほこりの侵入を抑制し、筐体の密
閉性を向上できる。
【0012】また、本発明の携帯端末機器は、前記表側
筐体又は前記裏側筐体に設けられた前記突出部材は、断
面形状が略T字形状であって、前記突出部材と前記表側
筐体又は前記裏側筐体との接触部分に、前記表側筐体と
前記裏側筐体とを電気回路的に接続するコネクタを備え
たとした。
【0013】この構成により、表側筐体と裏側筐体とを
コネクタ部のみで電気的に接続することができるため、
筐体外側部にフレキシブル基板などの線材が露出せず、
その結果、外部との不要な接触による線材の摩耗、屈曲
破損などを避けることができる。
【0014】また、本発明の携帯端末機器は、使用者の
顔から近い表側筐体が前記顔から遠い裏側筐体に対して
相対的にスライド可能な携帯端末機器であって、前記表
側筐体の前記裏側筐体と対面するスライド面側に又は裏
側筐体の表側筐体と面するスライド面側に設けた断面形
状が略T字形状である突出部材と、前記裏側筐体の前記
表側筐体と対面するスライド面側に又は表側筐体の裏側
筐体と面する側に前記突出部材を囲むように設けられた
ガイド溝枠とを有し、このガイド溝枠内が前記突出部材
の移動可能な軌道を構成するスライド手段を備え、前記
突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置したときに、前
記ガイド溝枠の内面に設けられた凸部又は凹部と前記突
出部材に設けられた凹部又は凸部とが係合することによ
り、前記ガイド溝枠の軌道両端で、前記表側筐体と前記
裏側筐体が閉じた状態或いはスライドして開いた状態に
固定・保持する構成とした。
【0015】この構成により、筐体が閉じた状態及びス
ライドして開いた状態のそれぞれにおいて、筐体を保持
することができ、また、開閉操作する人が、筐体を開い
た状態や閉じた状態を凹凸が係合する感触として認識す
ることができる。
【0016】また、本発明の携帯端末機器は、前記ガイ
ド溝枠内面に設けられた前記凸部又は凹部と前記突出部
材に設けられた前記凹部又は凸部とが係合されて、前記
表側筐体と前記裏側筐体が固定・保持される箇所が前記
ガイド溝枠内の軌道上に複数設けられており、前記表側
筐体と前記裏側筐体がその各々の箇所で固定・保持され
るとこれを検知する検出手段を有し、その検知によって
あらかじめ各々の固定・保持位置に対してそれぞれ個別
に定められた機能モードが設定されるように構成とし
た。
【0017】この構成により、スライド動作に伴う筐体
の固定・保持位置が多段階となり、利用したい各機能モ
ードに対応して固定・保持位置を設定しておけば、その
位置にスライドさせるという簡単な操作だけで、目的に
応じたの所定の機能モードにて携帯端末機器を利用する
ことができる。
【0018】また、本発明の携帯端末機器は、使用者の
顔から近い表側筐体が前記顔から遠い裏側筐体に対して
相対的にスライド可能な携帯端末機器であって、一方の
筐体に断面形状が略T字形状である突出部材と、もう一
方の筐体にその突出部材を囲むように設けられたガイド
溝枠とを有し、ガイド溝枠内が突出部材の移動可能な軌
道を構成するスライド手段を備え、前記表側筐体の前記
裏側筐体と対面するスライド面が、側面から見たときに
前記軌道が使用者の顔から離れる前記裏面側筐体に向け
て凸状の円弧形状又は弓型形状である構成とした。
【0019】この構成により、筐体がスライドして開い
た時に、開いた携帯端末機器の表面形状が円弧形状又は
弓型形状となり、携帯電話機として使用した場合の通話
時に筐体表面が顔形状にフィットする。
【0020】また、本発明の携帯端末機器は、前記表側
筐体の前記裏側筐体と対面するスライド面が、側面から
見たときに前記軌道が使用者の顔から離れる前記裏面側
筐体に向けて凸状の円弧と直線とを組み合わせた複合形
状である構成とした。
【0021】この構成により、筐体がスライドして開い
た時に、開いた携帯端末機器の形状が概して弓型形状と
なり、携帯電話機として使用した場合の通話時に筐体表
面が顔形状にフィットする。
【0022】また、本発明の携帯端末機器は、表側筐体
にレシーバ、裏側筐体にマイクを備えた構成とした。
【0023】この構成により、携帯端末機器を音声通話
可能な携帯電話機として使用した場合にレシーバと耳、
マイクと口の位置が近づき、受話・送話の通話特性を良
好にすることができる。
【0024】また、本発明の携帯端末機器は、表側筐体
にレシーバ、表示部、および、ナビゲーションキーを有
する主要な操作キー、裏側筐体にマイク、テンキーを有
する一般入力キーを備えた構成とした。
【0025】この構成により、筐体のスライドを閉じた
ままでも表示部を見ながらメールなどのデータ通信を行
うことができる。また、キー入力を本格的に行う場合は
操作部をスライドして引き出して使用できる。
【0026】また、本発明の携帯端末機器は、スライド
を閉じた状態であっても表側筐体が裏側筐体に備えられ
たマイクを覆い隠すことのない位置に配置してある構成
とした。
【0027】この構成により、筐体を閉じたままでも音
声通話することができ、通話、特に着信時にスライドを
開かないと通話できないということがなく、利便性が向
上する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 [第1の実施の形態]図1はこの発明の第1の実施の形
態に係る携帯端末機器が適用された携帯電話機の筐体部
分を示すものであり、この筐体は、表側筐体1と、裏側
筐体2と、スライド手段5を構成する突出部材3及びガ
イド溝枠4とを備えており、表側筐体1が裏側筐体2に
対して相対的にスライド移動可能に構成されている。な
お、この実施の形態では、表側筐体1が裏側筐体2に対
して相対的にスライド移動することにより、表側筐体1
が携帯電話機の奥側、裏側筐体2は携帯端末機の手前側
に配置されるようになっている。
【0029】表側筐体1は、上ケース11と下ケース1
2とを接合させたものから構成されており、前述したよ
うに、裏側筐体2に対して相対的にスライド移動可能と
するため、表側筐体1には裏側筐体2と対面する下ケー
ス12側のスライド面に断面形状が略逆T字形状を呈す
る突出部材3が形成されている。
【0030】一方、裏側筐体2も、上ケース21と下ケ
ース22とを接合させたものから構成されており、前述
したように、表側筐体1を相対的にスライド移動可能と
するため、表側筐体1と対面する上ケース21側のスラ
イド面に突出部材3を囲むように略コ字形状を呈するガ
イド溝枠4が設けられている。このガイド溝枠4内は突
出部材3のスライド移動可能な軌道を構成している。
【0031】次に、この発明の第1の実施の形態に係る
携帯電話機の筐体部分の動作について説明する。図2
は、筐体が閉じた状態を示したスライド構造部の筐体断
面図である。同図に示すように、筐体が閉じた状態のと
きには、突出部材3はガイド溝枠4内の(左)端に位置
している。このとき、ガイド溝枠4の形成領域(これを
「スライド領域とよぶ」)Xは、全て、表側筐体1の内
面(下ケース12の下面12A)と対向する領域(これ
を「対面領域とよぶ」)Y(X<Y)内にある。
【0032】次に、図3は、筐体がスライドして開いた
状態を示したスライド構造部の筐体断面図である。同図
に示すように、筐体がスライドして開いた状態のときに
は、突出部材3はガイド溝枠4内の(右)端に位置して
おり、このとき、ガイド溝枠4の形成領域Xは、全て、
表側筐体1の内面(下ケース12の下面12A)と直接
対向・対面する領域(これを「正対領域」とよぶ)Z
(X<Z)内にある。
【0033】なお、ガイド溝枠4を外観にさらさないよ
うにするため、ガイド溝枠4は裏側筐体2の左右いずれ
かの一方の端部(片側)に寄せて配置するとともに、突
出部材3は表側筐体1のおおむねスライド方向のまん中
付近に形成することが望ましい。また、スライド量につ
いてはおおむね裏側筐体2の全長の半分程度以下である
ことが望ましい。
【0034】従って、この第1の実施の形態によれば、
筐体が閉じた状態及びスライドして開いた状態のいずれ
であっても、ガイド溝枠4が外部に剥き出し状態となっ
て露出して外観にさらされるといったことがなく、携帯
電話機としての品位が向上する。しかも、そのガイド溝
枠4が露出しないために、ガイド溝枠4内へのゴミやほ
こりの侵入が抑制でき、筐体の密閉性を向上できる効果
がある。
【0035】次に、突出部材3とガイド溝枠4との構成
について説明する。図4は突出部材3とガイド溝枠4と
から構成されるスライド手段5のスライドユニット50
の斜視図、図5はスライドユニット50を裏側筐体2に
取り付けた状態を示した斜視図、図6は突出部材3を表
側筐体1(下ケース12)に固定する構造を示した斜視
図である。
【0036】この実施の形態のスライドユニット50
は、図4に示すように、突出部材3とガイド溝枠4とを
備えており、突出部材3をガイド溝枠4内にあらかじめ
セットさせた状態で裏側筐体2に一体に取り付けた構成
となっている。
【0037】突出部材3は、図4に示すように、断面略
逆T字型を呈するスライド部材31を備えており、この
スライド部材31の一面中央部から突出する突起部32
には孔32Aが穿設されている。一方、ガイド溝枠4
は、図4に示すように、断面略コ字型の溝状部材41を
備えており、この溝状部材41内部にスライド部材31
が滑動自在に収容されている。また、このガイド溝枠4
には、長手方向に沿って細長形状に穿設された溝42を
設けており、この溝42からスライド部材31の突起部
32が突出している。
【0038】なお、このスライドユニット50の取り付
け態様としては、ガイド溝枠4の一部を裏側筐体2にネ
ジ止め(図示せず)などして行うことができる。このと
き、突出部材3やガイド溝枠4の繰り返しスライド動作
後の耐摩耗性、動作寿命を考えると、突出部材3やガイ
ド溝枠4は金属製であることが望ましい。
【0039】突出部材3であるスライド部材31は、表
側筐体1に固定するようになっており、このため、図4
及び図5に示すように、溝状部材41に滑動自在に収容
されたスライド部材31から突出する突起部32が、図
6に示すように、下ケース12に穿設された取付孔12
Bから表側筐体1内部に挿入されている。また、この表
側筐体1内部に挿入された突起部32の先端部は、孔3
2Aにストッパー33が差し込まれて突起部32の抜け
止めがなされており、これにより、表側筐体1と突出部
材3を固定する構成となっている。なお、ストッパー3
3についても、適宜の硬い樹脂製や金属製で形成するこ
とが望ましい。このような構成とすることにより、表側
筐体1を繰り返しスライド動作する構成のものに対し
て、耐摩耗性や動作寿命を増大させるのに優れたものが
提供できる。
【0040】[第2の実施の形態]次に、この発明の第
2の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符号
を付して重複説明を避ける。図7は、この発明の第2の
実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携帯電話機
の筐体要部を示すものであり、この実施の形態の携帯電
話機では、突出部材3を表側筐体1に対して第1の実施
形態とは異なる取付手段で固定させている。
【0041】この第2の実施の形態でも、突出部材3を
構成するスライド部材34が、図示外のガイド溝枠の溝
状部材などにより、裏側筐体に滑動自在に収容されてい
るが、このスライド部材34から突出する突起部34A
の先端面を、ネジ13を用いて、表側筐体1(下ケース
12)に固定する構造となっている。
【0042】このような構成としたことにより、簡易な
構成で表側筐体1へ突出部材3を取り付けることができ
る。この構成の場合、図4及び図5のようなスライドユ
ニット50の構成にしなくても、裏側筐体2に単純な溝
さえ設けておけば、スライド構造を簡易に形成すること
ができるという効果が得られる。
【0043】[第3の実施の形態]次に、この発明の第
3の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符号
を付して重複説明を避ける。図8は、この発明の第3の
実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携帯電話機
の筐体要部を示すものであり、この実施の形態では、表
側筐体1と裏側筐体2とが接続手段、例えばフレキシブ
ル基板や線材6により電気回路的に接続されている。
【0044】表側筐体1には、裏側筐体2に対面する内
面(スライド面)(下ケース12の下面12A)側にフ
レキシブル基板や線材6を通すための開口部6Aが設け
られており、裏側筐体2にも表側筐体1に対面するスラ
イド面側にフレキシブル基板や線材6を通すための開口
部6Bが設けられている。表側筐体1の開口部6Aから
出たフレキシブル基板や線材6は裏側筐体2の開口部6
Bに入り、電気回路的に接続されている。
【0045】次に、動作について説明する。なお、図8
は筐体が閉じた状態での開口部6A,6Bとフレキシブ
ル基板や線材6を示した筐体断面図、図9は筐体がスラ
イドして開いた状態での開口部6A,6Bとフレキシブ
ル基板や線材6を示した筐体断面図である。同図におい
て、フレキシブル基板や線材6は湾曲した状態でつなが
っている。このとき、開口部6A,6Bは、それぞれ互
いに正対した状態で対面するような相対位置関係にあ
る。
【0046】続いて、筐体がスライドして開いた状態で
は、フレキシブル基板や線材6は図9に示すような位置
関係にあり、表側筐体1と裏側筐体2との互いに対向す
るスライド面間の隙間に挟まるといったことがなく、ま
た過度に緊張状態で張り詰めることもなく、安定した状
態で確実につながっている。即ち、筐体がスライドして
最大に開いた状態のときでも、開口部6A,6Bはそれ
ぞれ対面する相手側筐体のスライド面において正対領域
Z内にある。なお、開口部6A,6Bの筐体に対する配
置位置は、先に述べた実施の形態の突出部材3やガイド
溝枠4の配置関係と同様の理由により、開口部6A,6
Bが外観にさらされることはない。
【0047】従って、表側筐体1と裏側筐体2とがフレ
キシブル基板や線材6により電気回路的に接続されてい
る筐体であって上記のような構成によれば、筐体が閉じ
た状態及びスライドして開いた状態のいずれの場合で
も、ガイド溝枠4や開口部6A,6Bが外観にさらされ
ることがなく、ガイド溝枠4や開口部6A,6Bへのゴ
ミやほこりなどの侵入を抑制し、筐体の密閉性を向上で
きるという効果がある。
【0048】[第4の実施の形態]次に、この発明の第
4の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符号
を付して重複説明を避ける。図10は、この発明の第4
の実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携帯電話
機の筐体要部を示すものであり、表側筐体1と裏側筐体
2とが接続手段、即ち、スライド手段5の突出部材35
に設けたコネクタ61で接続されており、同時にこのコ
ネクタ61で突出部材35の突起部35Aが表側筐体1
と一体に固定する構成となっている。
【0049】コネクタ61は、雄型コネクタ61A及び
これが一体に嵌合する雌型コネクタ61Bで構成されて
おり、雄型コネクタ61Aは所要の長さに引き出された
配線(フレキシブル基板や線材)62Aを介して表側筐
体1内部の各種電子部品などと接続させてある。一方、
雌型コネクタ61Bは、突出部材35の突起部35Aの
内部を通した図示外の配線を介して突出部材35から所
要の長さに引き出された配線(フレキシブル基板や線
材)62Bでさらに裏側筐体2内部の各種電子部品など
と電気回路的に接続されている。なお、この配線62B
は、突出部材35のスライド動作に連れまわされて支障
なく移動できるようにするため、十分な余長が確保され
ている。
【0050】このような構成としたことにより、表側筐
体1と裏側筐体2とを突出部材35を通じて電気的回路
的に接続することができるため、筐体外側部においての
配線(フレキシブル基板や線材)62Bの摩耗、屈曲破
損を避けることができるという効果がある。
【0051】[第5の実施の形態]次に、この発明の第
5の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符号
を付して重複説明を避ける。図11は、この発明の第5
の実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携帯電話
機のスライド手段5の要部を示すものであり、スライド
手段5のスライド時の保持機構として、ガイド溝枠41
内の所定位置に設けられた凸部43と、突起部材31に
設けられた凹部31Aとを備えている。なお、ガイド溝
枠41内の所定位置には、凸部43を設ける替わりに、
図12に示すようなバネで形成された凸部44を設けて
もよい。
【0052】次に、動作について説明する。図11にお
いて突出部材31がガイド溝枠41の手前側の端部にス
ライド移動してきたときには、突出部材31に設けられ
た凹部31Aとガイド溝枠41内面に設けられた凸部4
3、或いはバネで構成したガイド溝枠41内面の凸部4
4が係合される。また、突出部材31がガイド溝枠41
の奥部側の端部にスライド移動してきたときにも同様に
係合される。
【0053】従って、このような構成としたことによ
り、筐体が閉じた状態及びスライドして開いた状態のと
き、それぞれの位置において、凹部31Aと凸部43或
いは凸部44とが係合するので、クリック音の発生又は
軽い係止力を伴ってスライド動作が停止される。これに
より、筐体を一時的に固定・保持することができる。そ
の結果、開閉操作する操作者は、筐体を開いた状態や閉
じた状態にあることを凹凸が係合する時のクリック音や
適度に作用するストップ力を感触として認識することが
できるという効果がある。
【0054】[第6の実施の形態]次に、この発明の第
6の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1、第5の実施の形態と同一部分には同
一符号を付して重複説明を避ける。図13は、この発明
の第6の実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携
帯電話機のスライド手段5の要部を示すものであり、前
述の図12に示す凹凸係合を利用したスライド手段5の
スライド時の保持機構において、付加機能として、ガイ
ド溝枠41内の凸部43に検知スイッチ51を備えてい
る。
【0055】また、この実施の形態に係る携帯電話機で
は、図14に示すように、大略構成として、操作手段1
10と、表示手段120と、制御手段130と、記憶手
段140と、送受信手段150と、アンテナ160と、
通話回路170と、レシーバ180及びマイク190と
の他に、前述した検知スイッチ51を備えている。
【0056】検知スイッチ51は、図13において、図
示外の突出部材に設けられた凹部(図略)とガイド溝枠
41内面に設けられた凸部43とが係合されている各々
の箇所でその凹部及び凸部43が係合・保持されている
ことを検知する検出手段を構成するものであり、例えば
マイクロスイッチのような釦状のもので構成されてお
り、係合されたときに釦が押され、それによって凹部及
び凸部43の係合・保持状態が検知されるようになって
いる。
【0057】また、この検知スイッチ51は、凹凸係合
を検知すると所定の検知信号を制御手段130へ出力す
るように構成されているとともに、制御手段130で
は、凹凸係合箇所の数だけ機能モード、例えば、Aモー
ド、Bモード、Cモードをあらかじめ制御手段のモード
として設定しており、スライド動作によって各凹凸係合
箇所で保持されたときにその位置にあることが検知され
ると、所定の機能モードにて携帯電話機が作動するよう
に構成されている。
【0058】従って、このような構成としたことによ
り、スライド保持位置が多段階となり、利用したい各機
能モードの保持位置に筐体をスライドさせるという簡単
な操作だけで、目的に応じた所定の機能モードで携帯電
話機を利用することができる。なお、本実施の形態にお
いては、機能モードを、Aモード、Bモード、Cモード
の3種類としたが、2種類でもそれ以上でも同様に実施
可能である。また、凹凸係合箇所の数と機能モードの数
を一致させた例で説明したが、機能モードの数が凹凸係
合箇所の数より少ない構成としても同様に実施可能であ
る。
【0059】[第7の実施の形態]次に、この発明の第
7の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1、第6の実施の形態と同一部分には同
一符号を付して重複説明を避ける。図15は、この発明
の第7の実施の形態に係る携帯端末機器が適用された携
帯電話機のスライド手段の構造部分を示す筐体断面図で
ある。この実施の形態では、携帯電話機を側面から見た
ときにスライド動作の軌道となるガイド溝枠4の形状
が、操作者の体から離れる外側に向けて凸状を呈する円
弧形状、或いは弓形形状となっている。なお、表側筐体
1の(右)端付近にはレシーバ180、裏側筐体2の
(左)端付近にはマイク190が設けられている。
【0060】次に、動作について説明する。図15に示
す筐体が閉じた状態から、スライドして開いたときに
は、図16に示すように、携帯電話機の開いた操作者の
顔と対面する表面形状が円弧形状、弓形形状となる。従
って、このような構成としたことにより、携帯端末機器
を音声通話端末機(携帯電話機)として利用した場合
に、音声通話端末機の表面形状が顔のカーブした輪郭形
状にぴったりフィットし、レシーバ180と耳の位置及
びマイク190と口の位置がそれぞれ資金距離に近づ
き、受話・送話の通話特性が良好になるという効果があ
る。なお、本実施の形態においては、筐体スライド移動
のための軌道が円弧形状、弓形形状である例で説明した
が、例えば単なる円弧形状ではなく、直線と円弧の組み
合わせで形成される複合形状を呈する軌道についても同
様に実施可能である。
【0061】[第8の実施の形態]次に、この発明の第
8の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態において、第1、第6、第7の実施の形態と同一部分
には同一符号を付して重複説明を避ける。図17は、こ
の発明の第8の実施の形態に係る携帯端末機器が適用さ
れた携帯電話機を示すものであり、この実施の形態で
は、表側筐体1にはレシーバ180、表示部120、及
びナビゲーションキー等の主要な操作キー110Aが設
けられており、裏側筐体2にはマイク190、テンキー
等の一般入力キー110Bが設けられている。
【0062】図17から分かるように、筐体を閉じた状
態において、マイク190は表側筐体1に覆い隠される
ことがない位置に構成されている。なお、アンテナ16
0は表側筐体1に設けられているが、裏側筐体2に設け
られていても構わないし、内臓されたアンテナ(図示せ
ず)でも構わない。
【0063】このような構成としたことにより、筐体を
閉じたままでも表示部120を見ながらメールなどの通
信や必要な操作を行うことができ、表側筐体1において
主要な操作キー110Aの領域を大きくとらずに済むた
め、表示部120を大きくとることができるの見やす
く、携帯端末を快適に利用できる。また、そのままで音
声通話が可能であり、特に急な着信時にスライド動作を
行い筐体を開かないと通話できないということがなく、
利便性が向上するという効果がある。また、図18に示
すように、キー入力を主要な操作キー110Aのみでな
く、本格的に行いたい場合は、スライドして操作部を引
き出すことにより、テンキー等の一般入力キー110B
による入力操作が可能になるという効果がある。
【0064】なお、以上の実施の形態の説明において
は、表側筐体1に突出部材3、裏側筐体2にガイド溝枠
4を設けた構成のもので説明してきたが、裏側筐体2に
突出部材3を、表側筐体1にガイド溝枠4を設けた構成
のものについても同様に実施可能である。また、一つの
筐体にガイド溝枠を2つずつ、突出部材を2つずつ設け
た構成のもので説明したが、1つずつ、あるいは、複数
個ずつ設けたものについても同様に実施可能である。
【0065】また、以上の実施の形態では、操作の際
に、表側筐体1は携帯電話機の使用者の奥側、裏側筐体
2は携帯電話機の使用者の手前側にスライド移動させて
使用するようになっているが、表側筐体1は携帯電話機
の使用者の手前側、裏側筐体2は携帯電話機の使用者の
奥側にスライド移動させて使用する構成であってもよ
い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、使用者
の顔から近い表側筐体が顔から遠い裏側筐体に対して相
対的にスライド可能な携帯端末機器であって、表側筐体
の裏側筐体と対面するスライド面側に又は裏側筐体の表
側筐体と対面するスライド面側に設けた突出部材と、裏
側筐体の表側筐体と対面するスライド面側に又は表側筐
体の裏側筐体と対面するスライド面側に突出部材を囲む
ように設けたガイド溝枠とを有し、このガイド溝枠内が
突出部材の移動可能な軌道を構成したスライド手段を備
え、突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置したとき
に、ガイド溝枠の溝部分の全てが外部に露出しない位置
関係に配置されている構成としたものである。従って、
筐体が閉じた状態でもスライドして開いた状態でもガイ
ド溝枠の溝が外観に出ることがなく、携帯端末としての
品位が向上し、溝へのゴミやほこりの侵入を抑制し、筐
体の密閉性を向上できるという効果が得られる。
【0067】また、本発明は、筐体に設けられた断面形
状が疑似T字形状である突出部材について、突出部材と
筐体の接触部分を表側筐体と裏側筐体とを電気回路的に
接続するコネクタになっている構成としたものである。
従って、表側筐体と裏側筐体とをコネクタ部のみで電気
的に接続することができるため、筐体外側部においての
フレキシブル基板、線材の摩耗、屈曲破損を避けること
ができるという効果が得られる。
【0068】また、本発明は、ガイド溝枠内面に設けら
れた凸部又は凹部と突出部材に設けられた凹部又は凸部
とが係合されて、表側筐体と裏側筐体が固定・保持され
る箇所がガイド溝枠内の軌道上に複数設けられており、
表側筐体と裏側筐体がその各々の箇所で固定・保持され
るとこれを検知する検出手段を有し、その検知によって
あらかじめ各々の固定・保持位置に対してそれぞれ個別
に定められた機能モードが設定されるように構成したも
のである。従って、スライドの保持位置が多段階とな
り、利用したい各機能モードの保持位置にスライドさせ
るという簡単な操作だけで、目的に応じたの所定の機能
モードにて携帯端末を利用することができるという効果
が得られる。
【0069】また、本発明は、使用者の顔から離れる前
記裏面側筐体に向けて凸の円弧形状、弓形形状となって
いる。また、表側筐体にレシーバ、裏側筐体にマイクを
備えた構成としている。また、表側筐体にレシーバ、表
示部、および、ナビゲーションキーを有する主要な操作
キー、裏側筐体にマイク、テンキーを有する一般入力キ
ーを備えた。また、スライドを閉じた状態であっても表
側筐体が裏側筐体に備えられたマイクを覆い隠すことの
ない位置に配置したものである。
【0070】従って、携帯端末を音声通話端末として利
用した場合に携帯端末形状が顔形状にフィットし、レシ
ーバと耳、マイクと口の位置が近づき、受話・送話の通
話特性が良好になり、また、筐体のスライドを閉じたま
までも表示部を見ながらメールなどの通信や必要な操作
を行うことができ、表側筐体において主要な操作キーの
領域を大きくとらずに済むため、表示部を大きくとるこ
とができ、見やすく携帯端末を快適に利用できる。ま
た、そのままで音声通話が可能であり、特に急な着信時
にスライドを開かないと通話できないということがな
く、利便性が向上するという効果がある。
【0071】また、本発明は、キー入力を主要な操作キ
ーのみでなく、本格的に行いたい場合は操作部をスライ
ドして引き出すことにより、テンキー等の一般入力キー
による入力、操作が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における表側筐体と
裏側筐体の構成を示した分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における筐体が閉じ
た状態を示したスライド構造部分の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における筐体がスラ
イドして開いた状態を示したスライド構造部分の断面図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるガイド溝枠
と突出部材から構成されるスライドユニットの斜視図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるスライドユ
ニットを裏側筐体に取り付けた状態を示した斜視図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態における突出部材を
ストッパーを用いて表側筐体に固定する構造を示した斜
視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における突出部材を
ネジを用いて表側筐体に固定する構造を示した斜視図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施の形態における筐体が閉じ
た状態での開口部とフレキシブル基板、線材を示した断
面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における筐体がスラ
イドして開いた状態での開口部とフレキシブル基板、線
材を示した断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における突出部材
と筐体とがコネクタで接続された構成を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施の形態におけるガイド溝
枠内に設けられた凸部と突起部に設けられた凹部との関
係を示した斜視図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態におけるガイド溝
枠内に設けられたバネで形成された凸部を示す斜視図で
ある。
【図13】本発明の第6の実施の形態におけるガイド溝
枠内に複数設けられた凸部と凸部に形成された検知スイ
ッチを示した斜視図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態における携帯電話
機のブロック回路図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態における筐体が閉
じた状態を示したスライド構造部分の概略断面図であ
る。
【図16】本発明の第7の実施の形態における筐体がス
ライドして開いた状態を示したスライド構造部分の概略
断面図である。
【図17】本発明の第8の実施の形態における筐体が閉
じた状態での携帯電話機の斜視図である。
【図18】本発明の第8の実施の形態における筐体がス
ライドして開いた状態での携帯電話機の斜視図である。
【図19】筐体がスライドして開いた時に溝が外観に出
る構成とした従来のスライド構造部分の欠点を示す原理
図であり、(A)は筐体を閉じた状態、(B)は筐体を
開いた状態を示す。
【図20】従来のスライド構造部分を用いた携帯電話機
において筐体をスライドして開いた時に溝が外観に出る
様子を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 表側筐体 11 (表側筐体)上ケース 12 (表側筐体)下ケース 13 ネジ 2 裏側筐体 21 (裏側筐体)上ケース 22 (裏側筐体)下ケース 3 突出部材 31A (突出部材に設けられた)凹部 33 ストッパー 4 ガイド溝枠 42 外観に出る溝 43 (ガイド溝枠内面に設けられた)凸部 44 (バネで構成したガイド溝枠内面の)凸部 5 スライド手段 50 スライドユニット 51 検知スイッチ(センサー) 6 フレキシブル基板または線材 6A (フレキシブル基板、または線材を通す)表
側筐体開口部 6B (フレキシブル基板、または線材を通す)裏
側筐体開口部 61 コネクタ 110A 主要な操作キー 110B テンキー等の一般入力キー 120 表示部 160 アンテナ 180 レシーバ 190 マイク X スライド領域 Y 対面領域 Z 正対領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 文男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB04 AB05 AB12 AB17 AB20 AB23 AB25 AB42 BB20 EC13 ED03 ED17 ED27 GA03 GA22 GA46 GA51 GB26 5E348 AA03 AA09 AA28 CC02 EF04 EF16 5K023 AA07 BB01 BB25 LL06 PP14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の顔から近い表側筐体が前記顔か
    ら遠い裏側筐体に対して相対的にスライド可能な携帯端
    末機器であって、 前記表側筐体の前記裏側筐体と対面するスライド面側に
    又は前記裏側筐体の前記表側筐体と対面するスライド面
    側に設けた突出部材と、前記裏側筐体の前記表側筐体と
    対面するスライド面側に又は前記表側筐体の前記裏側筐
    体と対面するスライド面側に前記突出部材を囲むように
    設けたガイド溝枠とを有し、このガイド溝枠内が前記突
    出部材の移動可能な軌道を構成したスライド手段を備
    え、 前記突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置したとき
    に、前記ガイド溝枠の溝部分の全てが外部に露出しない
    位置関係に配置されていることを特徴とする携帯端末機
    器。
  2. 【請求項2】 前記表側筐体と前記裏側筐体とが電気回
    路的に接続されたフレキシブル基板又は線材を備え、 前記フレキシブル基板又は前記線材を通すために前記表
    側筐体と前記裏側筐体に設けられた開口部のうち、前記
    裏側筐体の前記開口部は、前記表側筐体に対面するスラ
    イド面側にあり、かつ、前記突出部材が前記ガイド溝枠
    の両端に位置したときに、前記裏側筐体の前記開口部が
    前記表側筐体のスライド面のうち外部に露出しない正対
    領域に全ておさまる位置関係に配置されているととも
    に、 前記表側筐体の前記開口部は前記裏側筐体に面する側に
    あり、かつ、前記突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位
    置したときに、前記表側筐体の前記開口部が前記裏側筐
    体のスライド面のうち外部に露出しない正対領域に全て
    おさまる位置関係に配置されていることを特徴とする請
    求項1に記載の携帯端末機器。
  3. 【請求項3】 前記表側筐体又は前記裏側筐体に設けら
    れた前記突出部材は、断面形状が略T字形状であって、
    前記突出部材と前記表側筐体又は前記裏側筐体との接触
    部分に、前記表側筐体と前記裏側筐体とを電気回路的に
    接続するコネクタを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の携帯端末機器。
  4. 【請求項4】 使用者の顔から近い表側筐体が前記顔か
    ら遠い裏側筐体に対して相対的にスライド可能な携帯端
    末機器であって、 前記表側筐体の前記裏側筐体と対面するスライド面側に
    又は裏側筐体の表側筐体と面するスライド面側に設けた
    断面形状が略T字形状である突出部材と、前記裏側筐体
    の前記表側筐体と対面するスライド面側に又は表側筐体
    の裏側筐体と面する側に前記突出部材を囲むように設け
    られたガイド溝枠とを有し、このガイド溝枠内が前記突
    出部材の移動可能な軌道を構成するスライド手段を備
    え、 前記突出部材が前記ガイド溝枠の両端に位置したとき
    に、前記ガイド溝枠の内面に設けられた凸部又は凹部と
    前記突出部材に設けられた凹部又は凸部とが係合するこ
    とにより、前記ガイド溝枠の軌道両端で、前記表側筐体
    と前記裏側筐体が閉じた状態或いはスライドして開いた
    状態に固定・保持することを特徴とする携帯端末機器。
  5. 【請求項5】 前記ガイド溝枠内面に設けられた前記凸
    部又は凹部と前記突出部材に設けられた前記凹部又は凸
    部とが係合されて、前記表側筐体と前記裏側筐体が固定
    ・保持される箇所が前記ガイド溝枠内の軌道上に複数設
    けられており、 前記表側筐体と前記裏側筐体がその各々の箇所で固定・
    保持されるとこれを検知する検出手段を有し、 その検知によってあらかじめ各々の固定・保持位置に対
    してそれぞれ個別に定められた機能モードが設定される
    ように構成したことを特徴とする請求項4に記載の携帯
    端末機器。
  6. 【請求項6】 使用者の顔から近い表側筐体が前記顔か
    ら遠い裏側筐体に対して相対的にスライド可能な携帯端
    末機器であって、 一方の筐体に断面形状が略T字形状である突出部材と、
    もう一方の筐体にその突出部材を囲むように設けられた
    ガイド溝枠とを有し、ガイド溝枠内が突出部材の移動可
    能な軌道を構成するスライド手段を備え、 前記表側筐体の前記裏側筐体と対面するスライド面が、
    側面から見たときに前記軌道が使用者の顔から離れる前
    記裏面側筐体に向けて凸状の円弧形状又は弓型形状であ
    ることを特徴とする携帯端末機器。
  7. 【請求項7】 前記表側筐体の前記裏側筐体と対面する
    スライド面が、側面から見たときに前記軌道が使用者の
    顔から離れる前記裏面側筐体に向けて凸状の円弧と直線
    とを組み合わせた複合形状であることを特徴とする請求
    項6に記載の携帯端末機器。
  8. 【請求項8】 表側筐体にレシーバ、裏側筐体にマイク
    を備えたことを特徴とする 請求項1乃至7のいずれか
    1項に記載の携帯端末機器。
  9. 【請求項9】 表側筐体にレシーバ、表示部、および、
    ナビゲーションキーを有する主要な操作キー、裏側筐体
    にマイク、テンキーを有する一般入力キーを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の携
    帯端末機器。
  10. 【請求項10】 スライドを閉じた状態であっても表側
    筐体が裏側筐体に備えられたマイクを覆い隠すことのな
    い位置に配置してあることを特徴とする請求項8または
    9に記載の携帯端末機器。
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